JPH023838Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023838Y2 JPH023838Y2 JP12229285U JP12229285U JPH023838Y2 JP H023838 Y2 JPH023838 Y2 JP H023838Y2 JP 12229285 U JP12229285 U JP 12229285U JP 12229285 U JP12229285 U JP 12229285U JP H023838 Y2 JPH023838 Y2 JP H023838Y2
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- Japan
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- pipe
- straight pipe
- sludge
- spiral
- divided
- Prior art date
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- Expired
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- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 15
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、直管状パイプの周部に螺旋状パイプ
を配置して、それら両パイプを連通させた汚泥撹
拌移送用回転体を、乾燥室内に配置すると共に、
繰り返して正逆転切換自在に駆動装置に連動さ
せ、前記直管状パイプにスチーム供給装置を接続
した汚泥乾燥機に関する。
を配置して、それら両パイプを連通させた汚泥撹
拌移送用回転体を、乾燥室内に配置すると共に、
繰り返して正逆転切換自在に駆動装置に連動さ
せ、前記直管状パイプにスチーム供給装置を接続
した汚泥乾燥機に関する。
従来、第7図に示すように、螺旋状パイプ11
を、多数ピツチにわたる全長を一連に形成して、
2箇所の両端開口部11a,11bだけで直管状
パイプ10に連通させ、かつ、それら両端開口部
11a,11bを直管状パイプ10の孔10aに
連通するように配置していた。
を、多数ピツチにわたる全長を一連に形成して、
2箇所の両端開口部11a,11bだけで直管状
パイプ10に連通させ、かつ、それら両端開口部
11a,11bを直管状パイプ10の孔10aに
連通するように配置していた。
しかし、直管状パイプ10内のドレンが両パイ
プ10,11の回転に伴つて螺旋状パイプ11に
流入しやすく、また、両パイプ10,11が繰り
返して正逆転されるから、螺旋状パイプ11内で
生じたドレン、及び、直管状パイプ10から流入
したドレンが、螺旋状パイプ11内に溜まつたま
まになつてしまい、その螺旋状パイプ11内に残
溜するドレンによつて、螺旋状パイプ11から汚
泥への伝熱が著しく阻害されると共に、回転体の
駆動負荷が増大し、より一層の改良の余地があつ
た。
プ10,11の回転に伴つて螺旋状パイプ11に
流入しやすく、また、両パイプ10,11が繰り
返して正逆転されるから、螺旋状パイプ11内で
生じたドレン、及び、直管状パイプ10から流入
したドレンが、螺旋状パイプ11内に溜まつたま
まになつてしまい、その螺旋状パイプ11内に残
溜するドレンによつて、螺旋状パイプ11から汚
泥への伝熱が著しく阻害されると共に、回転体の
駆動負荷が増大し、より一層の改良の余地があつ
た。
本考案の目的は、直管状パイプから螺旋状パイ
プへのドレン流入を阻止できると共に、螺旋状パ
イプ内で生じたドレンを円滑に直管状パイプ内に
排出できるようにする点にある。
プへのドレン流入を阻止できると共に、螺旋状パ
イプ内で生じたドレンを円滑に直管状パイプ内に
排出できるようにする点にある。
本考案の特徴構成は、直管状パイプの周部に配
置した螺旋状パイプが、1〜2ピツチ毎に分割形
成されると共に、それら分割パイプ部分夫々の両
端開口部が前記直管状パイプの内部に突出配置さ
れていることにあり、その作用効果は次の通りで
ある。
置した螺旋状パイプが、1〜2ピツチ毎に分割形
成されると共に、それら分割パイプ部分夫々の両
端開口部が前記直管状パイプの内部に突出配置さ
れていることにあり、その作用効果は次の通りで
ある。
つまり、螺旋状パイプを1〜2ピツチ毎に分割
して、それら分割パイプ部分夫々の両端開口部を
直管状パイプに連通させると、それらパイプの繰
り返し正逆転切換に伴つて、分割パイプ部分内の
ドレンが自重によつて直管状パイプ内に確実に流
入する。もちろん、螺旋状パイプを1ピツチ未満
で分割形成しても、ドレン排出を確実に行える
が、螺旋状パイプが不必要に細く分割される結
果、製作が面倒でコスト高になり、他方、1ピツ
チ以上で分割すると、製作面やコスト面での問題
が少なくなる。
して、それら分割パイプ部分夫々の両端開口部を
直管状パイプに連通させると、それらパイプの繰
り返し正逆転切換に伴つて、分割パイプ部分内の
ドレンが自重によつて直管状パイプ内に確実に流
入する。もちろん、螺旋状パイプを1ピツチ未満
で分割形成しても、ドレン排出を確実に行える
が、螺旋状パイプが不必要に細く分割される結
果、製作が面倒でコスト高になり、他方、1ピツ
チ以上で分割すると、製作面やコスト面での問題
が少なくなる。
また、直管状パイプ内ではスチーム供給による
ドレン排出が良好に行われるから、余りドレン滞
溜量が多くならず、分割パイプ部分の両端開口部
を直管状パイプの内部に突出配置することで、直
管状パイプから分割パイプ部分へのドレン流入を
確実に阻止できる。
ドレン排出が良好に行われるから、余りドレン滞
溜量が多くならず、分割パイプ部分の両端開口部
を直管状パイプの内部に突出配置することで、直
管状パイプから分割パイプ部分へのドレン流入を
確実に阻止できる。
その結果、螺旋状パイプ内のドレン滞溜を、十
分にかつ製作面やコスト面での負坦を十分に抑え
ながら防止できるようになり、螺旋状パイプによ
る汚泥加熱を効率良く行え、回転体の駆動負荷増
大を十分に抑制でき、性能面で一段と優れた汚泥
乾燥機を提供できるようになつた。
分にかつ製作面やコスト面での負坦を十分に抑え
ながら防止できるようになり、螺旋状パイプによ
る汚泥加熱を効率良く行え、回転体の駆動負荷増
大を十分に抑制でき、性能面で一段と優れた汚泥
乾燥機を提供できるようになつた。
次に、実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、ジヤケツト1
を備えたケーシング2によつて汚泥乾燥室3を形
成し、乾燥室33の一端側に汚泥供給路4をかつ
他端側に乾燥汚泥排出路5をそれぞれ接続し、3
本の回転体A1,A2,A3を乾燥室3内に左右に並
設し、それら回転体の隣り合うものどうしA1,
A2及びA2,A3において、螺旋状パイプ11を、
互いにほぼ等ピツチで逆捩りになるように形成す
ると共に、互いに入り込むように配置し、モータ
Mに連動させた減速兼正逆転切換装置6をチエー
ン7により両端側の回転体A1,A3に、それらを
同方向に回転させるように連動させ、一端側の回
転体A1を中央の回転体A2に逆転用ギア8により
連動させて、隣り合う回転体A1,A2及びA2,A3
を互いにほぼ等速で逆向きに回転させ、供給路4
からの汚泥を回転体A1,A2,A3により排出路5
に向かつて撹拌移送するように構成してある。
を備えたケーシング2によつて汚泥乾燥室3を形
成し、乾燥室33の一端側に汚泥供給路4をかつ
他端側に乾燥汚泥排出路5をそれぞれ接続し、3
本の回転体A1,A2,A3を乾燥室3内に左右に並
設し、それら回転体の隣り合うものどうしA1,
A2及びA2,A3において、螺旋状パイプ11を、
互いにほぼ等ピツチで逆捩りになるように形成す
ると共に、互いに入り込むように配置し、モータ
Mに連動させた減速兼正逆転切換装置6をチエー
ン7により両端側の回転体A1,A3に、それらを
同方向に回転させるように連動させ、一端側の回
転体A1を中央の回転体A2に逆転用ギア8により
連動させて、隣り合う回転体A1,A2及びA2,A3
を互いにほぼ等速で逆向きに回転させ、供給路4
からの汚泥を回転体A1,A2,A3により排出路5
に向かつて撹拌移送するように構成してある。
操作指令発信手段9a及び入力手段9bを有す
る制御器9を正逆転切換装置6に、それを自動操
作するように連係させ、入力手段9bによつて人
為的に設定した正転時間及び逆転時間でもつて、
回転体A1,A2,A3を繰り返して正逆転させるよ
うに構成してある。
る制御器9を正逆転切換装置6に、それを自動操
作するように連係させ、入力手段9bによつて人
為的に設定した正転時間及び逆転時間でもつて、
回転体A1,A2,A3を繰り返して正逆転させるよ
うに構成してある。
第1図に示すように、スチームを供給する装置
14を、ケーシング2のジヤケツト1に供給管1
5a及び回収管16aにより接続すると共に、回
転体A1,A2,A3の直管状パイプ10に供給管1
5b、回収管16b、ロータリージヨイント17
により接続し、もつて供給路4からの汚泥を、排
出路5に向かつて撹拌移送しながら、ジヤケツト
1及び回転体A1,A2,A3内のスチームにより加
熱乾燥するように構成してある。
14を、ケーシング2のジヤケツト1に供給管1
5a及び回収管16aにより接続すると共に、回
転体A1,A2,A3の直管状パイプ10に供給管1
5b、回収管16b、ロータリージヨイント17
により接続し、もつて供給路4からの汚泥を、排
出路5に向かつて撹拌移送しながら、ジヤケツト
1及び回転体A1,A2,A3内のスチームにより加
熱乾燥するように構成してある。
次に、第3図から第6図により回転体A1,A2,
A3の詳細について説明する。
A3の詳細について説明する。
直管状パイプ10に、汚泥搬送方向に向かつて
順に、螺旋状パイプ11をほぼ同芯状に周部に配
置して付設し、扇形送り羽根12を周方向及び軸
芯方向に並べて付設し、多角形状の破砕パドル1
3を軸芯方向に並べて付設してある。
順に、螺旋状パイプ11をほぼ同芯状に周部に配
置して付設し、扇形送り羽根12を周方向及び軸
芯方向に並べて付設し、多角形状の破砕パドル1
3を軸芯方向に並べて付設してある。
螺旋状パイプ11を1〜2ピツチ毎に分割形成
し、それら分割パイプ部分11−1から11−n
夫々の両端開口部11a,11bを直管状パイプ
10の内部に突出配置してある。その両端開口部
11a,11bの突出量hは、直管状パイプ10
内のドレン滞溜量に見合つて、分割パイプ部分1
1−1から11−nへのドレン流入を生じないよ
うに設定してある。
し、それら分割パイプ部分11−1から11−n
夫々の両端開口部11a,11bを直管状パイプ
10の内部に突出配置してある。その両端開口部
11a,11bの突出量hは、直管状パイプ10
内のドレン滞溜量に見合つて、分割パイプ部分1
1−1から11−nへのドレン流入を生じないよ
うに設定してある。
螺旋状パイプ11の外周側にスクレーパ18を
付設して、隣りの回転体A1,A2又はA3の直管状
パイプ10に付着した汚泥をスクレーパ18で掻
取れるように構成してある。スクレーパ18の材
質を直管状パイプ10より軟質にすると、螺旋状
パイプ11と直管状パイプ10の相互摩耗を防止
できると共に、螺旋状パイプ11を容易にかつ精
度よく製作できる。
付設して、隣りの回転体A1,A2又はA3の直管状
パイプ10に付着した汚泥をスクレーパ18で掻
取れるように構成してある。スクレーパ18の材
質を直管状パイプ10より軟質にすると、螺旋状
パイプ11と直管状パイプ10の相互摩耗を防止
できると共に、螺旋状パイプ11を容易にかつ精
度よく製作できる。
次に、別の実施例を説明する。
回転体A1,A2,A3の具体構造は、連続螺旋翼
や断続螺旋翼を適当に組合わせたもの、その他適
当に変更でき、また、回転体A1,A2,A3の設置
本数は自由に変更できる。
や断続螺旋翼を適当に組合わせたもの、その他適
当に変更でき、また、回転体A1,A2,A3の設置
本数は自由に変更できる。
回転体A1,A2,A3の駆動構成は、電動式、流
体圧式、内燃機式等において適当に変更でき、ま
た、回転体A1,A2,A3の正逆転切換を行うため
の操作構成は、ギア式、ベルト式、クラツチ式、
その他適宜変更でき、また、正逆転比は汚泥性状
に応じて適当に設定すればよい。
体圧式、内燃機式等において適当に変更でき、ま
た、回転体A1,A2,A3の正逆転切換を行うため
の操作構成は、ギア式、ベルト式、クラツチ式、
その他適宜変更でき、また、正逆転比は汚泥性状
に応じて適当に設定すればよい。
第1図から第6図は、本考案の実施例を示し、
第1図は一部切欠平面図、第2図は一部切欠側面
図、第3図は一部切欠要部図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第3図の−線断面
図、第6図は第3図の−線断面図である。第
7図は従来例の一部切欠要部図である。 3……乾燥室、10……直管状パイプ、11…
…螺旋状パイプ、11−1から11−n……分割
パイプ部分、11a,11b……両端開口部、1
4……スチーム供給装置、A1,A2,A3……回転
体、M,6,9……駆動装置。
第1図は一部切欠平面図、第2図は一部切欠側面
図、第3図は一部切欠要部図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第3図の−線断面
図、第6図は第3図の−線断面図である。第
7図は従来例の一部切欠要部図である。 3……乾燥室、10……直管状パイプ、11…
…螺旋状パイプ、11−1から11−n……分割
パイプ部分、11a,11b……両端開口部、1
4……スチーム供給装置、A1,A2,A3……回転
体、M,6,9……駆動装置。
Claims (1)
- 直管状パイプ10の周部に螺旋状パイプ11を配
置して、それら両パイプ10,11を連通させた
汚泥撹拌移送用回転体A1,A2,A3を、乾燥室3
内に配置すると共に、繰り返して正逆転切換自在
に駆動装置M,6,9に連動させ、前記直管状パ
イプ10にスチーム供給装置14を接続した汚泥
乾燥機であつて、前記螺旋状パイプ11が、1〜
2ピツチ毎に分割形成されると共に、それら分割
パイプ部分11−1から11−n夫々の両端開口
部11a,11bが前記直管状パイプ10の内部
に突出配置されている汚泥乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12229285U JPH023838Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12229285U JPH023838Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231295U JPS6231295U (ja) | 1987-02-25 |
JPH023838Y2 true JPH023838Y2 (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=31012343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12229285U Expired JPH023838Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023838Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP12229285U patent/JPH023838Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6231295U (ja) | 1987-02-25 |
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