JPH0237557Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237557Y2 JPH0237557Y2 JP7346882U JP7346882U JPH0237557Y2 JP H0237557 Y2 JPH0237557 Y2 JP H0237557Y2 JP 7346882 U JP7346882 U JP 7346882U JP 7346882 U JP7346882 U JP 7346882U JP H0237557 Y2 JPH0237557 Y2 JP H0237557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- wear
- ceramics
- glass layer
- adhesive
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 8
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、接着性の改善された耐摩耗性セラミ
ツクスに関する。
ツクスに関する。
アルナミ、ジルコニア等を主体としたセラミツ
クスは耐摩耗性が大で、金属製品の摩耗し易い個
所に貼着して、これを保護することが行なわれて
いる。ところが、かかるセラミツクスは、第1図
に示すように、例えばアルミナ粒子1の間をガラ
ス質2をもつて結合した状態になつており、該ガ
ラス質2は表面より多少入り込んでいて、表面の
大部分はアルミナ粒子1が露出している。アルミ
ナ粒子1は化学的に安定な物質で言い換えれば不
活性体であり、接着剤による接着は困難なもので
ある。したがつて、第1図のようなセラミツクス
をそのまま接着剤により金属面等へ接着しようと
しても、強力な接合力は得られず、剥離し易いも
のとなつている。
クスは耐摩耗性が大で、金属製品の摩耗し易い個
所に貼着して、これを保護することが行なわれて
いる。ところが、かかるセラミツクスは、第1図
に示すように、例えばアルミナ粒子1の間をガラ
ス質2をもつて結合した状態になつており、該ガ
ラス質2は表面より多少入り込んでいて、表面の
大部分はアルミナ粒子1が露出している。アルミ
ナ粒子1は化学的に安定な物質で言い換えれば不
活性体であり、接着剤による接着は困難なもので
ある。したがつて、第1図のようなセラミツクス
をそのまま接着剤により金属面等へ接着しようと
しても、強力な接合力は得られず、剥離し易いも
のとなつている。
本考案は、かかる従来の問題点を解決せんとす
るもので、これを図面によつて説明すると、第2
図は斜視図で、セラミツクスCの表面における接
着を必要とする部分3にガラス層を時に一体に形
成してなるものである。この構造を具体的に示し
たのが第3図で、セラミツクスCの接着を必用と
する部分3にガラス層4を形成し、該部分だけガ
ラスリツチにして、接着剤による接合力を強化し
たものである。
るもので、これを図面によつて説明すると、第2
図は斜視図で、セラミツクスCの表面における接
着を必要とする部分3にガラス層を時に一体に形
成してなるものである。この構造を具体的に示し
たのが第3図で、セラミツクスCの接着を必用と
する部分3にガラス層4を形成し、該部分だけガ
ラスリツチにして、接着剤による接合力を強化し
たものである。
このようにすることによつて、セラミツクスC
をゴム系、プラスチツク系、エポキシ系等の接着
剤をもつて金属面等へ接合すると、接着剤はセラ
ミツクスC表面のガラス層4に強固に接着し、
又、ガラス層4は内部のガラス質2と一体となつ
て強力にアルミナ粒子1を結合しているので、セ
ラミツクスCと金属体とは強固に接合し剥離する
ようなことがない。
をゴム系、プラスチツク系、エポキシ系等の接着
剤をもつて金属面等へ接合すると、接着剤はセラ
ミツクスC表面のガラス層4に強固に接着し、
又、ガラス層4は内部のガラス質2と一体となつ
て強力にアルミナ粒子1を結合しているので、セ
ラミツクスCと金属体とは強固に接合し剥離する
ようなことがない。
したがつて、本考案は、シヨベル等の耐摩耗性
部品の製造に有用である。
部品の製造に有用である。
第1図は、従来の耐摩耗セラミツクスの表面状
態を示す拡大断面図、第2図は、本考案品の斜視
図、第3図は同表面状態を示す拡大断面図であ
る。 1……アルミナ粒子、2……ガラス質、3……
接着を必要とする部分、4……ガラス層、C……
セラミツクス。
態を示す拡大断面図、第2図は、本考案品の斜視
図、第3図は同表面状態を示す拡大断面図であ
る。 1……アルミナ粒子、2……ガラス質、3……
接着を必要とする部分、4……ガラス層、C……
セラミツクス。
Claims (1)
- アルミナ質、ジルコニア質の如き耐摩耗性を有
するセラミツクスの表面の接着を必要とする部分
に、ガラス層を該セラミツクスの焼成時に一体に
形成してなることを特徴とする耐摩耗性セラミツ
クス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346882U JPS58176933U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 耐摩耗性セラミツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346882U JPS58176933U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 耐摩耗性セラミツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58176933U JPS58176933U (ja) | 1983-11-26 |
JPH0237557Y2 true JPH0237557Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=30082976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7346882U Granted JPS58176933U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 耐摩耗性セラミツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58176933U (ja) |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP7346882U patent/JPS58176933U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58176933U (ja) | 1983-11-26 |