JPH0232283Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、歯科用治療椅子を昇降及び起倒する
ための操作スイツチに係り、特に、該操作スイツ
チをワークテーブルの把手部に配設するととも
に、該把持部表面より内側に配設し、もつて、操
作性の向上及び安全性の向上を図つたものであ
る。

第１図は、従来の歯科用治療椅子の概略構成図
で、図中、１はコンターシート、２はバツクレス
ト、３はワークテーブル、４は椅子操作スイツチ
部で、該椅子操作スイツチ部４は、図示のよう
に、バツクレスト２の側面に取り付けられてお
り、該椅子操作スイツチ部４によつてコンターシ
ートの昇降、及び、バツクレストの起倒等を行な
つていた。しかし、このように、椅子操作スイツ
チ部４がバツクレスト２に取り付けられている
と、スイツチを操作する時、特に、バツクレスト
の起倒操作の時、該スイツチ部がバツクレストと
共に移動して操作しにくく、また、自動復帰操作
の場合、ワークテーブル３を矢印方向に移動しな
ければならない場合が多く、操作性が非常に悪か
つた。

本考案は、上述のごとき従来技術の欠点を解消
するためになされたもので、特に、前述のごとき
椅子操作スイツチをワークテーブルの把手部に設
けるとともに該把持部表面より内側に設け、もつ
て、操作性の向上及び安全性の向上を図つたもの
である。

第２図は、本考案による操作スイツチの一実施
例を示す概略構成図で、図中、３はワークテーブ
ル、４は操作スイツチ部、５は把手部で、本考案
は、この把手部５に操作スイツチ部４を設けると
ともに該把持部５の表面より内側に設けたことを
特徴とするものである。

第３図は、第２図に示したスイツチ部の拡大平
断面図（第４図の−線断面図）、第４図は、
正面図で、図中、１０はスイツチ基板、１１は表
面プレート、１２は止めねじ、１３はリード線、
１４はコネクター、１５〜２１はスイツチで、例
えば、１５はコンターシート上昇スイツチ、１６
はコンターシート下降スイツチ、１７はバツクレ
スト起スイツチ、１８はバツクレスト倒スイツ
チ、１９はコンターシート自動復帰スイツチ、２
０はバツクレスト自動復帰スイツチ、２１はスト
ツプスイツチで、このように、椅子操作スイツチ
部をワークテーブルの把手部に設けると、ワーク
テーブルを移動しながらコンターシートの昇降、
バツクレストの起倒等を行うことができるので、
操作性が非常によくなり、またその際、各操作ス
イツチの操作面Ａを把手の表面Ｂより内側に設け
ておく時は、操作スイツチが無意識のうちに誤つ
て操作されるようなこともなく、安全性がよくな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の歯科用治療椅子の概略構成
図、第２図は、本考案による操作スイツチの一実
施例を示す要部概略構成図、第３図は、第２図に
示した操作スイツチ部４の拡大平断面図（第４図
の−線断面図）、第４図は、正面図である。 １……コンターシート、２……バツクレスト、
３……ワークテーブル、４……椅子操作スイツチ
部、５……把手部、１５〜２１……椅子操作スイ
ツチ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 歯科用治療椅子を昇降及び起倒するための操作
   スイツチであつて、該操作スイツチはワークテー
   ブルを移動させるための把手部に配設され、か
   つ、把持部表面より内側に配設されていることを
   特徴とする歯科用治療椅子の操作スイツチ。