JPH02291964A - 排尿分析システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ．　産業上の利用分野 本発明は、歩行困難な患者の排尿分析システムに関する
． ｂ．　従来の技術及びその課題 従来、歩行が困難で、ベットに寝たきりとなっている，
患者の排尿は、ヘットの脇に設けられた専用の採取バン
クに一旦溜め、その後、定期的な尿検査のため、看護婦
が採取バックを取り外し、尿分析装置まで運び、その検
査・分析を行っていた．しかしながら、上述した方法に
あっては、以下のような課題があった． ■　採取バンク運搬時に、尿をこぼす可能性があり、不
衛生である。

■　採取バックが解放系であるため、においが発生し、
患者等に不快惑を与える。

■　看ｉ！婦等による定期的な採取バノクの取り替えが
必要であり、その作業が煩雑である。

■　排泄物を取り扱うことによる、看護婦の精神的負担
が大きい。

本発明は、上述した従来方法が有する課題に濫みてなさ
れたちのあって、その目的は、看護婦等の手を煩はせる
ことなく、尿を検査・分析装置まで移送し、その検査・
分析を行ない得る排尿分析システムを提供することにあ
る。

Ｃ．　課題を解決しようとするための手段本発明は、上
述した課題を解決するためになされたものであって、そ
の要旨は、人体から排出された尿を収集する排尿収集部
と、該排尿収集部により収集された尿を溜める排尿溜め
部と、該排尿溜め部内の尿を移送する尿移送ラインと、
該尿移送ラインにより移送された尿を検査・分析する尿
分析手段と、少なくとも上記排尿溜め部及び尿移送ライ
ンを洗浄する洗浄手段とを存する排尿分析システムにあ
る。

ｄ．　作用 本発明にかかる排尿分析システムは、収集した排尿溜め
部内の尿を、尿分析手段まで移送する尿移送ラインを有
しているため、看護婦等の手を煩はせることなく、尿の
検査・分析を行ない得る。

また、本発明における排尿分析システムは、少なくとも
上記排尿溜め部及び尿移送ラインを洗浄する洗浄手段を
有しているため、尿の検査・分析後、該洗浄手段にてラ
イン等を洗浄すれば、常に、新・旧の混じりの少ない尿
の検査・分析が可能である。

ｅ．　実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳細に説明す
る。

ここで、第１図は本発明にかかる排尿分析システムの一
実施例を示した概念図であって、図中１はベット、２は
該ベソト１に寝ている患者から尿を収集する排尿収集部
である．排尿収集部２は受尿部２ａと管２ｂとから構成
され、少なくとも受尿部２ａは交換可能となっている。

３は前記排尿収集部２により収集された尿を溜める排尿
溜め部である．該排尿溜め部３は、密閉容器であり、該
密閉容器上面には、上記排尿収集部２の管２ｂ、及び後
記する尿移送ライン４の管４ｂ、さらには洗浄手段６の
管６ｃが各々接続されている。

４は前記排尿溜め部３内の尿を移送する尿移送ラインで
あり、該尿移送ライン４はポンプ、例えばペリスターボ
ンブ４ａと管４ｂとから構成され、排尿溜め部３内の尿
を、分析手段５まで移送する。

尿分析手段５は、尿移送ライン４によって移送された尿
を一定量サンプリングする装置、例えば透過光などを用
いて尿がサンプルチェーブに一定量入ったことを確認す
る装置５ａと、該サンプリングした尿を検査項目に従っ
て分析する尿分析装置５ｂとから構成されている． ６は上記排尿溜め部３及び尿積送ライン４を洗浄する洗
浄手段である．洗浄手段６は、洗浄液を作る洗浄液滅菌
器６ａと、該洗浄液を溜める洗浄タンク６ｂと、溜めた
洗浄液を上記排尿溜め部３に圧送する管６Ｃとから構成
され、管６Ｃの途中には、ボンブ６ｄ及び電磁弁６ｅが
設けられている。

７は尿、洗浄液等の排液を滅菌する排液滅菌手段であり
、該排液滅薗千段７は、上記尿移送ライン４により導か
れた尿及び洗浄液を受ける排液受け部７ａと、該排液受
け部７ａにより集められた排液を浄化、滅菌する浄化・
滅薗器７ｂとから構成されている。

８は上記システム上のすべての８９器を制御する制御用
コンピューターである． つぎに、上述の如く構成された排尿分析システムの作動
概要について説明する。

まず、ベノト１に寝ている患者から排出された尿は、排
尿収集部２である受尿部２ａにより収集され、管２ｂを
通って排尿溜め部３内に溜められる。

排尿溜め部３内に溜められた尿は、所定の時期、あるい
は排犀溜め部３が満された時期に、制ＩＩＩ用コンピュ
ーター８の指令により作動したボンブ４ａの吸引作用に
より、尿移送ライン４である管４ｂ内を移送される。

尿移送ライン４により尿分析手段５まで導かれた尿は、
一定量をサンプリングする装置５ａによりサンプリング
され、尿分析装置５ｂによって所定の検査項目が検査・
分析され、余剰の尿は、排液受け部７ａによって集めら
れ、浄化・滅菌器７ｂにより浄化・滅菌された後、排水
される。

尿移送ライン４による尿の移送が完了し、排尿溜め部３
内が空となった後、制御用コンピューター８の指令によ
り、洗浄手段６側のボンブ６ｄを作動させる．これによ
りポンプ６ｄと、電磁弁６ｅとの間の圧力が高くなり、
電磁弁６ｅを開放した場合、洗浄液が排尿溜め部３及び
尿移送ライン４内に勢いよく流れ込み、これらを洗浄す
る． この際、排尿溜め部３に接続された排尿収集部２の管２
ｂの先端には、リード弁のような逆止弁を設けることに
より、洗浄液が排尿収集部２側には流れ込まないように
構成する。

排尿溜め部３及び尿移送ライン４の洗浄に使用された洗
浄液は、排液受け部７ａに流れ込み、その後、浄化・滅
閑器７ｂにより浄化・滅菌され、排水される。

なお、上記洗浄工程は、数回繰り返えすと効果的であり
、洗浄できない排尿収集部２は、定期的に交換する。

以上、本発明にかかる排尿分析システムの一実施例につ
き説明したが、本発明は既逮の実施例に限定されている
ものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、各種の
変形及び変更が可能であることは当然である。

ｒ．　発明の効果 本発明にかかる排尿分析システムは、収集した排尿溜め
部内の尿を、尿分析手段まで移送する尿移送ラインを有
しているため、看護婦等の手を煩はせることなく、尿の
検査・分析が可能となり、従来の如く、尿が搬送途中に
こぼれることはなく、また定期的な採取バンクの取り替
えも不要となり、看護婦等の精神的負担が軽減される。

また、本発明における排尿分析システムは、少なくとも
上記排尿溜め部及び尿移送ラインを洗浄する洗浄手段を
有しているため、尿の検査・分析後、該洗浄手段にてラ
イン等を洗浄すれば、常に、新・旧の混じりの少ない尿
の検査・分析が可能であり、尿の検査結果に、信頼性の
ある排尿分析システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる排尿分析システムの一実施例を
示した概念図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人体から排出された尿を収集する排尿収集部と、該排尿
   収集部により収集された尿を溜める排尿溜め部と、該排
   尿溜め部内の尿を移送する尿移送ラインと、該尿移送ラ
   インにより移送された尿を検査・分析する尿分析手段と
   、少なくとも上記排尿溜め部及び尿移送ラインを洗浄す
   る洗浄手段とを有することを特徴とする排尿分析システ
   ム。