JPH0228910A - モールドコンデンサ - Google Patents

モールドコンデンサ

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JPH0228910A
JPH0228910A JP17997188A JP17997188A JPH0228910A JP H0228910 A JPH0228910 A JP H0228910A JP 17997188 A JP17997188 A JP 17997188A JP 17997188 A JP17997188 A JP 17997188A JP H0228910 A JPH0228910 A JP H0228910A
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JP
Japan
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capacitor
molded
heat
resin
capacitor element
Prior art date
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Pending
Application number
JP17997188A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hirakawa
平川 功一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0228910A publication Critical patent/JPH0228910A/ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、1または複数のコンデンサ素子をモールド
樹脂によって一体的に成形したモールドコンデンサに関
する。
〔従来の技術〕
従来から用いられている高圧コンデンサは、複数のコン
デンサ素子をケースに収納し、このケース内に絶縁油を
充填して、構成したものが主流である。しかし、火災に
対する安全性の要求から、コンデンサの絶縁方式は、前
述の油入式からガス絶縁方式や樹脂モールド方式などが
検討されるに至っている。
樹脂モールド方式によって絶縁を得るようにした、いわ
ゆるモールドコンデンサの基本的な構成は第5図に示さ
れている。複数のコンデンサ素子51は、直列または並
列に接続されてコンデンサ素体を構成し、この状態でエ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂、またはこれらを主成分とす
る樹脂などのモールド樹脂52によってモールドされる
。このモールド樹脂52には、コンデンサ素子51から
発生する熱を放散させるために、通常、熱伝導率の高い
無機充填剤が混入される。前記コンデンサ素子51はた
とえば、その誘電体および電極が金属化ポリプロピレン
フィルムや金属化ポリエステルフィルムを用いて構成さ
れる。
複数のコンデンサ素子51が相互に接続されて構成され
るコンデンサ素体からの引出しリード線は、モールド樹
脂52外に取付けられ、セラミックスや合成樹脂から成
るブッシング53に一体的に固定される端子54に接続
される。
上述のように構成されるモールドコンデンサは、高耐圧
、j!燃性、および防爆性の点で信頌性が高い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のモールドコンデンサでは、各コン
デンサ素子51が、モールド樹脂52によって被覆され
ているため、各コンデンサ素子51から発生する熱量が
内部に蓄積され、コンデンサ素子51の温度上昇を引き
起こすことになる。第3図において曲線11は、第5図
のように構成され、3相6600V、50 kVA定格
ノーT−−ル)’コンデンサの60℃での温度上昇の時
間変化を示している。このような温度上昇は、容量の増
大に伴って著しくなる。
このため、コンデンサ素子51の集積密度を向上するこ
とができず、これによって、大容量のコンデンサはむや
みに大型化してしまっていた。
この発明の目的は、小型かつ軽量に構成することができ
るモールドコンデンサを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のモールドコンデンサは、吸熱部がコンデンサ
素子の内部に挿入され、放熱部がモールド樹脂の外部に
導出されたヒートパイプを設けたことを特徴とする。
〔作 用〕
この発明の構成によれば、コンデンサ素子の内部にはヒ
ートパイプの吸熱部が挿入され、このヒートパイプの放
熱部はモールド樹脂の外部に導出される。したがって、
コンデンサ素子において発生した熱量は、ヒートパイプ
内の作動流体の気化エネルギー、として吸収され、モー
ルド樹脂の外部に放出される。これによって、コンデン
サ素子がモールド樹脂に被覆された状態で、モールドコ
ンデンサ内部にコンデンサ素子から発生される熱量が蓄
積されることが防がれる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例であるモールドコンデンサ
の基本的な構成を示す断面図である。金属化フィルム、
金属化不織布、または金属化絶縁紙、およびプラスチッ
クフィルムなどを含んで構成される各コンデンサ素子1
の中心部には、ヒートパイプ3の吸熱部3aが挿入され
ている。このヒートパイプ3は銅やステンレスなどの金
属から成り、その外周面にフィン4が形成された放熱部
3bを有し、さらに内部には、水、メチルアルコール、
ベンゼン、フロン21.またはフロン113などの作動
流体5が封入されている。
複数のコンデンサ素子1は、モールド樹脂6によって、
一体的に成形される。この成形時において、前述の放熱
部3bはモールド樹脂6外に位置するようにされる。モ
ールド樹脂6の外側表面には端子7が一体的に固定され
たブッシング8が取付けられ、前記端子7にはコンデン
サ素子1からの引出しリード線9が接続される。
第2図はコンデンサ素子1とヒートパイプ3との結合部
分を拡大して示す断面図である。コンデンサ素子1のヒ
ートパイプ3の長手方向に沿う両側端部には、集電用の
メタリコン層10が形成されている。このメタリコン層
10は集熱効果をも有しており、この効果を増大させる
ためにこの実施例では平均の厚さが0.5mm程度とな
るように形成される。
コンデンサ素子1とヒートパイプ3との間には、電気絶
縁性および熱伝導性の高いチューブ11(第1図では図
示が省略されている。)が設けられている。このチュー
ブ11は、メタリコン層lOに充分に密着されており、
メタリコンl’iloに集められた熱はチューブ11を
介してヒートパイプ3に良好に伝達される。
前記チューブ11はその材料としてたとえば、セラミッ
クや熱伝導性を改良したプラスチック材料が適している
。ただし、ヒートパイプ3が電気絶縁性を有する材料か
ら成る場合には、チューブ11を金属材料によって構成
してもよい。
上述のようにして構成されるモールドコンデンサでは、
複数のコンデンサ素子1において発生する熱量は、メタ
リコン層10に集められ、チューブ11を介してヒート
パイプ3の吸熱部3aに伝導する。吸熱部3aでは、前
述の熱量が作動流体5の気化エネルギーとして吸収され
る。気化した作動流体5はモールド樹脂6外の放熱部3
bにおいて冷却され、液化して吸熱部3aへ還流する。
このようにして、複数のコンデンサ素子1で発生した熱
量はモールド樹脂6外に放出される。
第3図において曲線12は、この実施例のモールドコン
デンサであって、3相6600V、50kVA定格のモ
ールドコンデンサの60℃での温度上昇の時間変化の測
定結果を示している。第3図から明らかなように、曲!
H1で示される従来のモールドコンデンサの温度上昇に
比較して、この実施例のモールドコンデンサはその温度
上昇が格段に低減されている。
したがって、このようなモールドコンデンサは高密度に
集積することが可能であり、これによって、大容量のコ
ンデンサを小型にかつ軽量に構成することができるよう
になる。
第4図はこの発明の他の実施例において用いられるコン
デンサ素子21に関連する部分の構成を拡大して示す断
面図である。第4図において、第1図に示された各部と
同等の部分には同一の参照符を付して示す。また、チュ
ーブ11は第4図には図示されていない。コンデンサ素
子21はIJ −ド線22によって複数個にわたって相
互に接続され、コンデンサ素体を構成する。たとえば、
各コンデンサ素子21に用いられる誘電体フィルムが使
用電圧に対して薄い場合などには、コンデンサ素子21
は直列に複数個結合されて用いられる。
この実施例では、各コンデンサ素子21の中心部に、共
通に1つのヒートパイプ3の吸熱部3aが挿入されてい
る。コンデンサ素子は、電極および誘電体の配置を選び
、内部で複数のコンデンサ素子が直列結合されるように
して構成してもよい。
〔発明の効果〕
この発明のモールドコンデンサによれば、コンデンサ素
子から発生する熱量は、ヒートパイプ内の作動流体の気
化エネルギーとして吸収され、モールド樹脂外部に放出
される。これによって、コンデンサ素子がモールド樹脂
に被覆された状態で、モールドコンデンサ内部にコンデ
ンサ素子から発生される熱量が蓄積されることを防ぐこ
とができる。したがって、コンデンサ素子の温度上昇を
低減することができるので、その集積密度を高くするこ
とができ、大容量のコンデンサを小型か゛つ軽量に構成
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のモールドコンデンサの基
本的な構成を示す断面図、第2図はコンデンサ素子1と
ヒートパイプ3との結合部分の構成を拡大して示す断面
図、第3図はこの発明の一実施例および従来のモールド
コンデンサの温度上昇の時間変化を示す特性図、第4図
はこの発明の他の実施例の一部の基本的な構成を示す断
面図、第5図は従来のモールドコンデンサの基本的な構
成を一部切欠いて示す正面図である。 1.421・・・コンデンサ素子、3・・・ヒートパイ
プ、3a・・・吸熱部、3b・・・放熱部、4・・・フ
ィン、5・・・作動流体、6・・・モールド樹脂、10
・・・メタリコン層、11・・・チューブ 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1または複数のコンデンサ素子をモールド樹脂によって
    一体的に成形したモールドコンデンサにおいて、吸熱部
    が前記コンデンサ素子の内部に挿入され、放熱部がモー
    ルド樹脂の外部に導出されたヒートパイプを設けたこと
    を特徴とするモールドコンデンサ。
JP17997188A 1988-07-18 1988-07-18 モールドコンデンサ Pending JPH0228910A (ja)

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JP17997188A JPH0228910A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 モールドコンデンサ

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JP17997188A JPH0228910A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 モールドコンデンサ

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JPH0228910A true JPH0228910A (ja) 1990-01-31

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ID=16075183

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JP17997188A Pending JPH0228910A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 モールドコンデンサ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102013319A (zh) * 2010-09-15 2011-04-13 广州大学 一种大功率电容器散热装置
US20130182372A1 (en) * 2012-01-16 2013-07-18 Hamilton Sundstrand Corporation Capacitor
CN103594244A (zh) * 2013-11-01 2014-02-19 中国西电电气股份有限公司 一种具有散热结构的套管式电容器
CN105575661A (zh) * 2015-08-07 2016-05-11 仲杏英 高散热型电力电容器

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