JPH02288187A - El素子の点灯制御装置 - Google Patents

El素子の点灯制御装置

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JPH02288187A
JPH02288187A JP1107832A JP10783289A JPH02288187A JP H02288187 A JPH02288187 A JP H02288187A JP 1107832 A JP1107832 A JP 1107832A JP 10783289 A JP10783289 A JP 10783289A JP H02288187 A JPH02288187 A JP H02288187A
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lighting
transistor
load
voltage
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Kenji Okamoto
岡本 憲司
Katsunori Kawano
川野 勝憲
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、EL素子等の点灯制御に適した点灯制御装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図はこの種の従来の点灯制御装置の概略構成を示す
図である。この点灯制御装置はEL素子lを点灯するよ
うにしたもので、点灯回路2と、VCCの直流電源に接
続された調光回路3から構成されている。点灯回路2は
可変出力のインバータを備え、そのインバータトランス
T1の1次巻線PにはスイッチングトランジスタQ1が
接続され、2次巻線SにはコンデンサC,,C2を介し
て上記EL素子1が接続されている。また、調光回路3
はICから成るスイッチングレギュレータ4を備えてお
り、トランジスタQ2を制御して上記、インバータトラ
ンスT、の1次巻線Pの入力を変化させることによりE
L素子1の調光を行うようになっている。
上記のような構成の点灯制御装置において、例えば過電
圧入力等によってEL素子1が絶縁破壊を起こしたり、
あるいは機械的振動によってEL素子1が切断された場
合、負荷はオーブン状態となる。また、EL素子lの端
子あるいはリード線が互いに接触したり、EL素子1が
高温でVi端に吸湿劣化した場合には、負荷はショート
状態となる。
そして、負荷オーブンとなった場合には、EL素子1が
不点灯になるだけでなく、負荷が極端に軽くなるので出
力電圧が数倍に上昇し、出力周波数も数kl+2となっ
てしまい、かなり耳障りな音が発生する。この時、スイ
ッチングトランジスタQ、の定格電圧を越えると、トラ
ンジスタQ、が破壊して短絡電流が流れ、発熱9発煙等
が発生することがある。また、負荷ショートになった場
合にも、トランジスタQ+がオンし続けるので、発熱、
破壊3発煙が発生することがあり、火災につながる虞れ
がある。このため、例えば第4図のように、電源入力回
路に電流ヒユーズまたは温度ヒユーズF1を挿入してお
き、負荷オーブン、負荷ショート笠の負荷異常が発生し
た時にそのヒユーズF1を溶断させ、過大な電流が流れ
るのを防11ユすることか行われている。また、EL素
子lに並列にコンデンサC1を接続し、直列にコンデン
サC2を接続しておき、これにより発熱、破壊1発煙に
うjるのを防止することも行われている。このコンデン
サCI、C2を介装した場合には、EL素子lがオーブ
ンになった時でもコンデンサCIが負荷として慟〈ため
、出力電圧及び周波数は正常時より上昇するが回路破壊
となるような値にはならず、発熱1発煙に至るのを防ぐ
ことかできる。また、EL素子1がショートになった時
にも、コンデンサCI、C2が負荷として働くので、発
振は停止せずiK続して動作し、発熱1発煙に至るのを
防ぐことができる。
一方、EL素子1の調光を行うために可変抵抗VR,を
使用しており、その抵抗値の変化をスイッチングレギュ
レータ4により電圧値の変化に変換し、点灯回路2の入
力端子を変化させることによって調光を行っている。
また、点灯回路2に定電流特性をもたせるか、あるいは
負荷インピーダンスが高くなった時に電流が上昇するよ
うな特性をもたせておくことにより、EL素子1が常温
、常湿で劣化した場合でも電圧を上昇させて見掛は上の
輝度低下を防止するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の点灯制御装置にあっ
ては、可変抵抗VR,によって調光を設定し、また電流
ヒユーズあるいは温度ヒユーズF1によって過電流を防
止するか、あるいはコンデンサC,,C2を負荷回路に
接続して過電流を防止しているため、次のような問題点
があった。
a、EL素子1のサイズ及び劣化状態、設定輝度1回路
定数、温度等の条件によって点灯時の回路電流、異常時
の回路電流が変化するので、電流ヒユーズの設定が難し
く、また温度ヒユーズの場合は設置場所によって溶断温
度の選定が難しく、ヒユーズF1の確実な動作か期待で
きず、安全性に欠ける。
b、負荷異常を電流変化あるいは温度変化によって間接
的に検出しているため、応答性が悪く、また構成部品の
一部が故障してがら動作するので、再利用できない場合
がある。
c、EL素子1にコンデンサC1,C2を接続した場合
には、通常の点灯時にもコンデンサC,,C2で電力を
消費しているので、消費電力が大きく、効率も低ドし、
インバータトランスなどの構成部品も大形になる。
d、可変抵抗VR,によって調光を設定しているため、
他の照明装置と連動して調光制御を行うことができない
e、EL素子1にコンデンサC,,C,を接続すると負
荷側の変化が少なくなり、電圧9周波数の変化も少なく
なるため輝度保障機能が低下し、安定した発光輝度が得
られない。また定電流特性など輝度補償機能をもたせた
場合、EL素子1が高温高湿の雰囲気中での連続点灯に
よって吸湿劣化すると、常温常湿での劣化とは逆に負荷
インピーダンスか低くなり、このため、吸湿劣化によっ
てEL素子1の印加電圧が低下して輝度が低くなり、さ
らに吸湿が進むと発振が停止して不点灯となり、安定し
た発光が得られない。
この発明は、このような問題点に着[1してなされたも
ので、負荷異常を確実且つ応答性良く検出でき、消費電
力も少なく、また他の照明装置と連動して調光制御を行
うことができ、安定した発光輝度の得られる点灯制御装
置を得ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明の点灯制御装置は、可変出力のインバータを有
した点灯回路と、調光制御用のパルス信号をそのデユー
ティ比に応じた直流信号に変換するDC変換回路と、そ
の直流信号に従って上記インバータのトランスへの入力
を変化させて調光を行う調光回路と、インバータのトラ
ンスに接続されたスイッチング素子の入力の変化から負
荷の異常を検出する検出回路とを備え、上記調光回路か
ら定電圧?「源をDC変換回路に供給するように構成し
たものであり、また上記構成の点灯制御装置において、
点灯回路により負荷の定電流制御を行うようにし、さら
に負荷インピーダンスが小さくなった時には定?「流制
御から定電圧制御に切り換える不点灯防止回路を設けた
ものである。
〔作用〕
この発明の点灯制御装置においては、点灯回路のインバ
ータトランスに接続されたスイッチング素f−の人力の
変化から負荷異常を検出しているので、負荷異常を速や
かに確実に検出でき、また調光制御用のパルス信号を直
流信号に変換してインバータを制御し、その変換回路に
調光回路から定電圧電源を供給しているので、他の照明
装置と連動した調光制御を行うことかできると共に、安
定した発光輝度が得られる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例による点灯制御装置の回路
構成を示すブロック図である。図において、1は負荷で
あるEL素子、2は可変出力の自励式インバータを有し
た点灯回路で、EL素子1の定電流制御を行う。3は点
灯回路2への入力電圧を変化させて調光を行う調光回路
で、定電圧機能をもったスイッチングレギュレータを備
えている。5は不図示のイルミネーションコントローラ
からの調光制御用のパルス信号をそのデユーティ比に応
じた直流信号に変換するDC変換回路で、上記調光回路
3はその直流信号に従って点灯回路2のインバータのト
ランスへの入力を変化させる。6a、6bはそれぞれ負
荷ショートを検出して点灯回路2の発振を停止させるシ
ョート検出回路及び負荷オープンを検出して点灯回路2
の発振を停止させるオープン検出回路で、これらの検出
回路6a、6bは共に上記インバータのトランスに接続
されたスイッチング素子の入力の変化から負荷の異常(
EL素子1のショートまたはオーダン状憇)を検出する
。7は負荷インピーダンスが低くなった時に点灯回路2
を定電流制御から定電圧制御に切り換える不点灯防止回
路である。
第2図は上記の点灯制御装置の具体的構成を示す回路図
であり、第4図と同一符号は同一構成要素を示している
。点灯回路2のインバータトランスT1の1次巻線Pに
はスイッチングトランジスタQ、が接続され、このトラ
ンジスタQ、のベース−コレクタ間に異常発振を防IF
するための移相補正用のCR回路として抵抗R,とコン
デンサC3の直列回路が接続されている。そして、トラ
ンジスタQ1のコレクタ電圧(入力端子)の変化が検出
回路6a、6bによって検出されるようになっている。
また、インバータトランスT1のフィードバックanF
は2次巻線Sの中間タップを利用しているため、トラン
ス端fは1本省略したものとなっている。なお、1次巻
aPとフィードバック巻線Fは、トランジスタQlに対
して正帰還となるように接続されている。
次に第3図の波形図を基に動作について説明する。第3
図は第2図の各部(a−g)の信号波形を示したもので
ある。
DC変換回路5は、例えば車内の電球等の調光用イルミ
ネーションコントローラからのパルス信号(第3図のa
)を人力し、これをトランジスタQ3で増幅した後、コ
ンデンサc4で平?f)(i3図のb)して調光回路3
のスイッチングレギュレータ4に人力する。調光回路3
のスイッチングレギュレータ4は、その入力端子(直流
電圧)に従ってトランジスタQ2のオン、オフをjν制
御し、点灯回路2への出力電圧を制御する。この時、上
記パルス信号のデユーティ比によって調光回路3への入
力電圧も変動するので、そわに従って調光回路3の出力
電圧も変化する。この調光回路3の出力電圧は点灯回路
2の入力電圧であるので、上述のパルス信号に応じてE
L素子1の印加電圧が変化し、EL素子1の調光を行う
ことができる。
ここで、上記パルス信号を平滑する際、トランジスタQ
3を介さずに直接コンデンサC4と抵抗R3の積分回路
に入力すると、電源電圧(V CC)の変動によりパル
ス信号を平滑した直流電圧のレベルが変化し、EL素子
lの発光輝度の変化やチラッキが発生する。しかし、本
実施例では上記パルス信号をトランジスタQ3を介して
コンデンサC4の積分回路に人力し、fLつそのトラン
ジスタQ3への電源供給をスイッチングレギュレータ4
の定電圧電源から行っている。このため、電源7tt圧
か変動してイルミネーションコントローラからのパルス
信号の7「圧レベルが変動しても、これを一定の電圧レ
ベルのパルス信号に直した形で平滑することができ、調
光回路3への出力電圧も変動することがない。このため
、電源電圧の変動による輝度変イし及びチラッキが防止
され、安定化電源を別個に設ける必要はない。
次に、インバータを有した点灯回路2の動作について説
明する。先ず、トランスT、の1次巻線P、抵抗R5を
通してトランジスタQ1にベース電流が供給されると、
このトランジスタQ+により増幅された電流がトランス
T1の1次巻線Pに流れる。すると、トランスT、のフ
ィードバック巻線Fに電圧が誘起され、抵抗R6、コン
デンサC5を通してトランジスタQ1のベースに正帰還
電流が供給され、トランジスタQ、は急速にオンに向か
う。そして、さらにトランジスタQ+のベースに正帰還
がかかり、トランジスタQ1は完全にオン状態となる。
その結果、1次巻線Pに流れている電流が飽和状態とな
り、トランスT1に発生する磁束変化がなくなり、同時
にフィードバック巻線F及び2次巻線Sに誘起されてい
た電圧もなくなるため、トランジスタQ、のベース電流
は減少し始める。すると、コレクタ電流も減少し始め、
1次巻線Pに流れている電流も減少するため、今度はフ
ィードバック巻線Fに今までと逆の電圧が発生し、トラ
ンジスタQIのベース電流は急速にオフする方向に向か
う。そして、トランジスタQ1が完全にオフになると、
再び抵抗R5を通してトランジスタQ1にベース電流が
流れ始める。以上の動作の繰り返しによフて、トランジ
スタQ1はオン、オフを繰り返し、点灯回路2のインバ
ータは安定した発振をlI続する。
ここで、負荷がオーブンとなった場合について説明する
。オーブン検出回路6bは、負荷オーブン時の周波数変
化をトランジスタQ1のコレクタより検出し、トランジ
スタQ1のベースをオフさせる機能をもっている。その
際、−数的にEL素子1はコンデンサCと抵抗Rの並列
回路となっており、このうちC成分のしめる割合がほと
んどである。そして、通常はこの負荷のC成分とトラン
スT、の2次a tQ sのインダクタンスLとの共振
周波数で発振を行っている。しかし、負荷オーブンにな
ると上記負荷のC成分が無くなり、トランスT、の2次
巻線SのインダクタンスLと巻線間合171とで共振す
る挿めて高い周波数で発揚するようになる。この周波数
の違いを、コンデンサC6と抵抗R7で構成されるバイ
パスフィルタによって高周波成分のみを取り出すことに
より検出し、ダイオードb1.コンデンサC7で直流に
変換したものをトランジスタQ4のベースに供給する。
これにより、トランジスタQ4はオンになり、このトラ
ンジスタQ4のコレクタに接続されているトランジスタ
Q1のベースはオフとなるので、発振は停止する。この
ため、負荷オーブンとなってもトランジスタQ1か電圧
定格を越えてしまうことはなく、トランジスタQ1はほ
ぼオフとなるため、破壊8発熱9発煙という事態は避け
ることかできる。
また、負荷をショートした場合について説明すると、通
常点灯の時はトランジスタQ1のコレクタ電圧波形はほ
ぼGNDと2vCcの間で発振を続けているが、負荷シ
ョートするとトランジスタQ1のコレクタ電圧はvcc
まで上昇する。ショート検出回路6aは、このトランジ
スタQ1のコレクタ電圧の変化を検出し、トランジスタ
Q1のベースをオフさせる機能をもっている。その際、
先ず負荷がショートした場合は出力電圧か0となるので
、トランスT、のフィードバック巻線Fにも電圧が発生
しなくなり、トランジスタQ1のベースへの帰還がなく
なるので発振は停正し、トランジスタQ1のコレクタ電
圧はほぼ点灯回路2の入力電圧まで上昇する。従って、
抵抗R8,ダイオードD2を通してトランジスタQ4の
ベース電流が流れ、トランジスタQ4がオンになり、ト
ランジスタQ4のコレクタと接続されているトランジス
タQ1のベース電位が下がる。このため、トランジスタ
QIに抵抗R5を通して直流ベース電流がほぼ流れなく
なり、トランジスタQ1はオフとなるので、同社に発熱
、破壊1発煙という事態を避けることができる。
しかし、通常点灯の場合を考えると、トランジスタQ1
のコレクタ電圧波形は第3図のCのようになり(ピーク
値約taV)、抵抗R9,コンデンサC8,トランジス
タQ5がない状態では抵抗RRとコンデンサC9の積分
回路を通した後でもダイオードD 2を通してトランジ
スタQ4をオンさせるのに1分な電圧がトランジスタQ
4のベースにかかることになってしまう。従って、トラ
ンジスタQ4はオンし、このトランジスタQ4のコレク
タと接続されているトランジスタQIのベースの電位が
下がるため、トランジスタQ+はオフとなり、発振は停
止してしまう。すなわち、ショート検出回路6aが働い
てしまうことになる。このショート検出回路6aは負荷
ショートの時だけ働けばよく、通常点灯の時は働いては
いけないので、上記抵抗R9,コンデンサc8.トラン
ジスタQ5を使用して発振が止まらないようにしている
。その際、トランジスタQ、のコレクタ電圧によって抵
抗R6を通してコンデンサC0が充電されるが、トラン
ジスタQ+のコレクタは通常発振時はほぼGNDと2v
ccの間で振動しているため、コンデンサC8で直流カ
ットされた交流成分(第3図のd:ピーク値約4V)が
電流制限抵抗R9を通してトランジスタQ5のベースに
流れ、トランジスタQ5のコレクタはオン、オフを訝り
返していることになる。そして、このトランジスタQ5
のコレクタのオン期間にコンデンサC9の電荷はトラン
ジスタQsのコレクタを通してGNDに放電するという
コンデンサC9の電圧リセットが発揚の一周期ごとに継
続して行われるため、コンデンサC9の端子電圧は上昇
することがなく(第3図のe:ビーク値約0.3V)、
従ってトランジスタQ4はオフ状態が続けられ、トラン
ジスタQ1は安定した発振が継続して行われるようにな
る。
しかし、負荷がショートしてトランジスタQ。
のコレクタ電圧が上昇すると、トランジスタQ5のベー
スへはコンデンサC8により直流成分がカットされて電
流が流れないため、トランジスタQ5はオンとならない
。従って、トランジスタQ4がオンとなり、トランジス
タQ、はほぼオフとなる。第3図fのピーク値は約1.
4Vである。ここで、オーブン検出回路6bにおいても
ショ−ト検出回路6aにおいても、−反負荷異常を検出
して発振を停止してしまった後は、異常が堆り除かれて
も発振は復帰せず停止のままであるが、電源を一度オフ
することによって上記の停止状態は解除され、極めて安
全な装置となっている。
次に不点灯防止回路7の動作について説明する。この回
路は、点灯回路2を定電流特性等の輝度hn償の優れた
回路にした場合、EL素子1の吸湿劣化等によって負荷
インピーダンスが低くなってしまった時にトランジスタ
Q、のコレクタ電圧が−F昇することを検知し、トラン
ジスタQ6をオンさせて抵抗R1oをショートさせるこ
とにより、点灯回路2を定電流特性から定電圧に近い特
性に変化させるようにしている。
すなわち、EL素子lが高温高湿の雰囲気中で長時間点
灯していると、吸湿劣化してくる。このEL素子1を館
述のようにコンデンサCと抵抗凡の並列回路で考えると
5実測値からみて吸湿劣化した時にR成分が減少してい
ることがわかる。これを回路的にみると、吸湿劣化する
と負荷インピーダンスが低くなるということになる。逆
に、常温での通常劣化においては5R成分が増加し、負
荷インピーダンスが高くなることがわかっている。そし
て、EL素子1は常温において点灯されることがほとん
どなので、EL素子1が劣化して負荷インピーダンスが
高くなった時に輝度低丁を抑えるために電圧を上昇させ
る特性、つまり定電流特性あるいは電流上昇特性を点灯
回路2にもたせている。しかし、このような定電流特性
等をもたせた場合、EL素子1が高温高湿の雰囲気中で
吸湿劣化して負荷インピーダンスが低くなった時に、逆
にEL素−flの印加電圧か減少してきてしまい、ざら
に吸N劣化か進むと発振が停止してしまうことになる。
ここで、トランジスタQ1のコレクタ電圧波形の変化を
みてみると、前述のようにトランジスタQ、はオン、オ
フを縁り返しており、ELJLiO2化面のコレクタ電
圧波形は第3図のCのとおりであるか、吸湿劣化が進ん
でくるにつれて第3図のgのように変化し、電圧はGN
Dまで丁がらない。そこで、その電圧変化を検知して不
点灯防11−回路7を動作させている。
また、定電流特性を持たせる方法として、トランジスタ
Q1のエミッタとGND間に抵抗R1oを挿入する方法
がある。この場合、トランジスタQ、のコレクタ電流■
。すなわち負荷電流が増加すれば、抵抗RIoの両端の
電圧が増加して電流の増加を抑え、コレクタ電流1cす
なわち負荷電流が減少すれば、抵抗R1oの両端の電圧
が減少して電流の減少を補うことができるようになって
いる。従って、抵抗R1oをショートさせればこの機能
が停止され、こねにより定電圧特性に近づくことになる
。この回路動作は、先ず電源より抵抗R11を通してコ
ンデンサCIOが充電されるが、トランジスタQ1のオ
ン期間にこのコンデンサCの電荷がダイオードC3,ト
ランジスタロ1.抵抗R1oを通してGNDに放電され
るというコンデンサC1oの電圧リセットが発振の一周
期ごとに継続して行われるため、コンデンサCIoの端
子電圧は上昇することがなく、従ってツェナーダイオー
ドZDIを通したトランジスタQ6はオンすることなく
、トランジスタQ1は通常の発振を繰り返す。しかし、
EL素子1の吸湿劣化が進むと印加電圧が低くなり、ト
ランスT1で結合されている1次巻線Pの両端の電圧も
低くなる。この時、トランジスタQ1のコレクタ電圧の
振幅は小さくなり、その電圧波形は第3図のgのように
なってくる。このように、トランジスタQ1のコレクタ
電圧がGNDまで下がらずに上昇してくると、コンデン
サC1゜の放電が少なくなり、コンデンサC1゜の端子
電圧が上昇してくる。すると、ツェナーダイオードZD
、を通したトランジスタQ6のベース電位も徐々に上昇
し、ある時点からトランジスタQ6はオンする。その結
果、抵抗R8゜かショートされて定電圧特性に近つくた
め、EL素子1の吸湿劣化による印加電圧の低Fを防ぎ
、安定した発振を継続することができる。
〔発明の効果〕
以−トのように、この発明によれば、インバータのスイ
ッチング素子の人力の変化から負荷異常を検出し、また
調光制御用のパルス信号を直流信シ)に変換してインバ
ータを制御し、11つその変換回路の電源を調光回路か
らの定電圧電源としたため、次のような効果が得られる
イ、負荷異常を確実に扛つ応答性良く検出でき、安全で
あり、検出回路の動作も安定し、構成部品の再利用が可
能である。
ロ、他の照明装置と連動して制御することができる。
ハ、消費電力が小ざく、構成部品も小形なものが使用で
きる。
ニ、安定した発光輝度が得られる。
また、定電流特性をもたせることによって容易に輝度補
償が得られ、さらに負荷インピーダンスが小さくなった
時に定電圧特性に切り換えることによって安定した点灯
が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による点灯制御装置の回路
構成を示すブロック図、第2図は第1図の装置の具体例
を示す回路図、第3図は第2図の各部の信号波形図、第
4図は従来例を示す回路図である。 1・・・−E L素子 2・・・・・・点灯回路 3・・・・・・調光回路 4・・・・−スイッチングレギュ 5・−−−−−D C変換回路 a −” ””ショート検出回路 b −−−−−−オーブン検出回路 7・・・・・・不点灯防止回路 レータ ・・・・・・インバータトランス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可変出力のインバータを有した点灯回路と、調光
    制御用のパルス信号をそのデューティ比に応じた直流信
    号に変換するDC変換回路と、その直流信号に従って上
    記インバータのトランスへの入力を変化させて調光を行
    う調光回路と、インバータのトランスに接続されたスイ
    ッチング素子の人力の変化から負荷の異常を検出する検
    出回路とを備え、上記調光回路から定電圧電源をDC変
    換回路に供給することを特徴とする点灯制御装置。
  2. (2)点灯回路は、負荷の定電流制御を行うことを特徴
    とする請求項1記載の点灯制御装置。
  3. (3)負荷インピーダンスが小さくなった時に、点灯回
    路を定電流制御から定電圧制御に切り換える不点灯防止
    回路を設けたことを特徴とする請求項2記載の点灯制御
    装置。
JP1107832A 1989-04-28 1989-04-28 El素子の点灯制御装置 Expired - Lifetime JPH0732071B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093874A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Toshiba Lighting & Technology Corp 電源装置及び照明器具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093874A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Toshiba Lighting & Technology Corp 電源装置及び照明器具

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JPH0732071B2 (ja) 1995-04-10

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