JPH0228517B2 - Kokukyotakinoakuchueetasochi - Google Patents

Kokukyotakinoakuchueetasochi

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JPH0228517B2
JPH0228517B2 JP17567880A JP17567880A JPH0228517B2 JP H0228517 B2 JPH0228517 B2 JP H0228517B2 JP 17567880 A JP17567880 A JP 17567880A JP 17567880 A JP17567880 A JP 17567880A JP H0228517 B2 JPH0228517 B2 JP H0228517B2
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servo
actuator
link
aircraft
trim
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Deiin Gurifuisu Kaaru
Rii Oribaa Kenisu
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Unisys Corp
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Publication date
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Publication of JPH0228517B2 publication Critical patent/JPH0228517B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C13/00Control systems or transmitting systems for actuating flying-control surfaces, lift-increasing flaps, air brakes, or spoilers
    • B64C13/24Transmitting means
    • B64C13/38Transmitting means with power amplification

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は航空機用、特にヘリコプタ用制御アク
チユエータに関するものであり、特に、「航空機
サーボアクチユエータ装置」を題するカールD.
グリフイスの名前により出願され本出願人に譲渡
された1978年6月2日出願の係属中の米国特許出
願第912165号に記載の一般的特徴を有する直列サ
ーボアクチユエータ、トリムアクチユエータ、人
工感覚アクチユエータおよびこれらの組み合わせ
に対する改良に関するものである。
これまで、新しいまたは改造した航空機装置、
特にヘリコプタにおいて自動安定性増加装置
(SAS)および(または)自動航空制御システム
(AFCS)装置は通常、個々の多くの部品から構
成され、それらの部品は操縦系統の都合の良い位
置にばらばらに配置されていた(添付図面の第1
図に概略を示す)。このような個別部品は、SAS
またはAFCSコンピユータからの電気的コマンド
に従つて長さを増減する制御ロツドの中に通常含
まれる直列サーボアクチユエータ、自動および手
動の制御範囲制限ストツプ、操縦桿位置トランス
ジユーサ、デテントスイツチを有する人工感覚バ
ネ機構、ならびに手動および(または)自動トリ
ムアクチユエータおよびブレーキ機構などを有し
ていた。特にヘリコプタにおいてこのようなアク
チユエータや関連部品を改造するには、その搭載
が非常に困難であり、既存の手動飛行制御装置お
よびリンケージ系統を改造しなければならず非常
にコスト高であり時間がかかつた。これらの作業
は通常各制御軸ごとに行わなければならないの
で、SASおよび(または)AFCSを初めから搭載
したり改造して取りつけたりすることは非常に困
難であり時間がかかるばかりでなく、航空機全体
の重量が増し、特に保守や修理の経費を含めると
その所有者の全体の出種はかなりのものとなつて
いた。
航空機のサーボアクチユエータは一般に並列と
直列の2つの方式があり、両者とも航空機自動制
御技術においてよく知られている。並列アクチユ
エータ方式は通常アクチユエータの動きが操縦翼
面および操縦桿の両方に伝えられる自動操縦アク
チユエータである。並列アクチユエータは航空機
構造部材(機体)にしつかりと固定され、すなわ
ち直接ボルトで固定されているので、従来の直列
アクチユエータの装備に比べて高い振動環境によ
つても悪影響をうけることはない。しかし直列ア
クチユエータは通常航空機構造部材すなわち機体
の本体構造に固定されないで、操縦桿と操縦翼面
の間の制御リンケージまたはプツシユロツド組立
体に結合されている。すなわち、これは浮動ない
し非固定であり、したがつて通常ヘリコプタでは
避け難い高い振動状態に置かれるので非常に悪い
影響を受ける。直列サーボアクチユエータの動き
は操縦桿に伝わることなく、操縦翼面を制御する
が、通常その制御範囲は制限されている。また上
述のように、直列サーボアクチユエータは通常制
御プツシユロツドに組み込まれており、特に改造
したような場合は固有振動数が主ロータにより引
き起こされる局部振動数に一致するおそれがあ
る。
本発明の原理によれば、航空機またはヘリコプ
タの制御要素の安定化および自動制御に対する従
来の直列サーボアクチユエータの問題点がかなり
の程度まで解決される。
特に、本発明はとりわけヘリコプタに適した電
気機械的アクチユエータ装置を含むが、これに限
定されるものではなく、直列サーボアクチユエー
シヨン(シングルまたはデユアル)、トリムサー
ボアクチユエーシヨン、人工感覚、直列サーボ位
置検出、操縦桿位置検出、ならびに手動および自
動制御範囲制限などの多機能を実行し、本装置
(単数または複数)は機体構造にしつかりと固定
されているので、初期の搭載および(または)改
造ならびに保守、サービスおよび修理の搭載作業
を非常に簡単にし、また機体の振動にもほとんど
影響を受けない。
より具体的には、本発明のアクチユエータ装置
は1つまたは2つの一体的なハウジングを有し、
これは航空機構造部材(機体)にボルトで固定さ
れるように構成され、主としてバーリンクや差動
リンク更にサーボリンクにより構成される外部リ
ンケージが操縦士の操縦桿と関連操縦翼面もしく
はスワツシユプレートまたはその出力ブーストア
クチユエータに結合されている。これらの外部リ
ンケージはハウジング内の各要素にも結合され、
それらの動きを変えたり制御したりするので、操
縦翼面および操縦桿の動きも制御される。バーリ
ンクを主たる構成要素とする外部リンケージは操
縦桿に結合され、内部では操縦桿位置センサ、人
工感覚要素、磁気クラツチ、粘性ダンパ組立体お
よび非逆転駆動装置(非逆転ギア列など)を介し
てトリムサーボモータに接続されており、差動リ
ンクとサーボリンクを主たる構成要素とするもう
一方の外部リンケージは操縦翼面(またはブース
トアクチユエータ)に結合され、内部では直列サ
ーボ位置センサ(たとえばシンクロ)、更に非逆
転駆動装置(非逆転ギア列など)を介して単一の
直列サーボモータに、または非逆転駆動装置およ
び差動ギア組を介してデユアルサーボモータに接
続されている。後者の外部リンケージは前者の外
部リンケージと連結リンクにより連結され、操縦
桿から直列サーボアクチユエータに備わる非逆転
駆動装置の機能を利用して操縦翼面を直接操作す
ることができ、また操縦翼面と直列サーボアクチ
ユエータ間に結合されたサーボリンクおよび差動
リンクを介して、直列サーボアクチユエータから
も操縦翼面を操縦することができる。また差動リ
ンクおよびサーボリンクに関連して、特殊な形状
を持つた機械的なストツプブロツクが設けられて
おり、これは直列サーボの制御範囲を所定の値に
制限すると同時に、操縦桿の制御範囲をサーボリ
ンクの位置に関係なく所定の範囲に制限するもの
である。このストツプブロツクはハウジングの外
面に着脱可能に固定することが望ましく、これに
よつて本アクチユエータ装置を装備すべき航空機
においては各航空機により必然的に定まる制御範
囲制限特性に応じてさまざまな所定の形状のスト
ツプブロツクを都合よく設けることができる。
本発明のこれらの応用例ではスペースが許す限
り上述の要素をすべて単一で一体的なハウジング
の中に設けることができる。スペースが許されな
い場合は、直列サーボアクチユエータおよび感
覚/トリムアクチユエータを別々のハウジングの
中に設け、それぞれを別々の位置に配置し、外部
リンケージを連結リンクにより連結すればよい。
また、スペースが許せば後者の2つのハウジング
を一体的に結合して1つのユニツトを形成しても
よい。もちろん2つの外部リンケージを連結リン
クにより連結した各ハウジングは互いに隣接して
あるいは密着して機体に取り付けることもでき
る。
本発明による多機能アクチユエータ装置をヘリ
コプタに搭載した好ましい実施例について説明す
るが、他の種類の航空機に搭載してもよいことは
明らかである。
第1図を参照すると、この図は、SASまたは
AFCS搭載へヘリコプタで通常必要となる個々の
装置の標準的な配置例を示した図で、これらの装
置はすべて別々に取り付けられた装置であつて通
常自動または手動のトリムおよび人工感覚に必要
な装置、すなわちトリムモータおよび感覚バネ1
を備えている。これらに関連して、感覚バネ1の
一端を調節可能に「固定する」磁気ブレーキ2お
よびSASまたはAFCSを制御するデテントスイツ
チ3がある。後者の場合には操縦桿位置センサ4
が必要である。SASまたはAFCSによるスワツシ
ユプレートの自動制御は直列サーボアクチユエー
タ5によつて行われ、これは通常操縦桿6とスワ
ツシユプレートブーストアクチユエータ7を結合
する制御ロツドの中に一体となつて含まれてい
る。典型的な従来技術の装置は本出願人に譲渡さ
れた「同調結合装置」と題するC.R.ストライブリ
ーによつて1978年5月15日に出願された米国特許
出願第906176号に記載されている。少なくとも2
組の制限ストツプ装置が必要であり、1つは操縦
桿コマンドの範囲を制御する手動範囲制限ストツ
プ装置8であり、また1つは自動または直列サー
ボコマンドの範囲を制限するサーボ範囲制限スト
ツプ装置9である。上述の装置は本発明のアクチ
ユエータ装置について説明するときにその動作に
より完全な説明を行う。
第2a図および第2b図は本発明による吊下式
アクチユエータ装置の2つの典型的な例を示す。
すなわち、第2a図は機体に固定された一体構造
のハウジング10を示したもので、このハウジン
グ10は2つの外部リンケージを連結する連結リ
ンク29を備えている。これはのちに第3図につ
いて詳細に説明する。また第2b図はヘリコプタ
内の比較的離れた位置において機体に固定された
2つの別個のハウジング10aおよび10bを示
したもので、これら別個のハウジング10aおよ
び10bは連結リンク29によつて互いに連結さ
れている。これは後に第6図および第7図につい
て詳細に説明する。もちろん、第2b図の2つの
ハウジング10aおよび10bは互いにボルトで
固定したりまたは一体に結合することによつて第
2a図のハウジング10を形成したり、または互
いに隣接して機体にボルトで固定するようにして
もよい。
つぎに第3図に参照すると、第2a図に示す本
発明の一体構造の多機能アクチユエータ装置の全
体の構成が図示されている。これは全体として
は、取付フランジ11,…を一体鋳造したハウジ
ング10を有し、このフランジ11,…によつて
ハウジング10は直接、剛性を有する航空機構造
部材13の適当箇所すなわちドリルで穴をあけた
取付面12に固定することができる。、この航空
機構造部材は飛行機の基本構体の一部でありしば
しば機体と称する。飛行機内のアクチユエータの
位置は第2a図に示すような例では通常、操縦系
統の付近になるように選択される。図示の実施例
では、外部リンケージ14および15を有し、一
方の外部リンケージ14はUリンク16などでア
クチユエーシヨン部材17この例ではヘリコプタ
でもあるので操縦系統プツシユロツドに接続され
ており、これはたとえば第2a図に示すヘリコプ
タサイクリツク操縦桿などの操縦制御装置と結合
されている。他方の外部リンケージ15はUリン
ク18などによつてアクチユエーシヨン部材19
同じくヘリコプタでもあるので操縦系統プツシユ
ロツドに接続され、これは操縦翼面また当業者に
周知のようにサーボブーストアクチユエータに結
合され、サーボブーストアクチユエータは第2a
図に示すようにこの操縦翼面を動かす。もちろ
ん、固定翼航空機の場合にはアクチユエーシヨン
部材17および19として同等の制御ケーブルが
用いられることが明らかであり、これらの部材は
一般にアクチユエーシヨン部材と称されている。
当然周知のように、ヘリコプタではそのピツチお
よびロール姿勢はサイクリツク操縦桿を操作して
メインロータを傾けることによつて制御し、ヨー
姿勢は「方向舵」ペダルの操作によつてテールロ
ータ(単ロータヘリコプタの場合)の推力を変化
させることによつて制御する。また航空機の垂直
方向の移動はコレクテイブステイツクを操作して
メインロータの推力または揚力を制御することに
よつて制御する。本発明の多機能アクチユエータ
装置はこれらの操縦制御装置のいずれともまたす
べてとも一緒に使用することができる。したがつ
て本明細書では、操縦翼面なる用語の使用はこれ
らのヘリコプタ姿勢制御機構のすべてに関係する
ばかりでなく、固定翼飛行機の操縦翼面にも関係
する。外部リンケージ14は入力リンケージと称
するが、長いバーリンク25を有し、その上端は
図にも見られるようにボルト・ナツト締結によつ
てUリンク16に枢着されている。本明細書では
この締結もまたピボツト26と称する。バーリン
グ25の下端はトリム軸27に固定されている。
更に詳しく説明すると、バーリング25の下端は
ハウジング10の側壁に設けられたベアリング1
0′(第4図参照)より伸びるトリム軸27の突
出端にスプライン・ピン結合28によつて固定さ
れている。バーリンク25の中間点は前後に平行
に配した連結リンク29の一端が同様のボルト・
ナツト締結によつて枢着されている。これも以下
の説明ではピボツト30と称する。
つぎに第4図を参照して、突出したトリム軸2
7に関連するハウジング10内の各要素について
説明するが、ここでは各要素の集合体を感覚/ト
リムアクチユエータ31と称する。トリム軸27
はトーシヨンバネ組立体35の一端に接続されて
いる。このトーシヨンバネ組立体35は操縦士が
操縦桿を操作すると通常第1図、第2a図および
第2b図のブーストアクチユエータを介して操縦
翼面を動かすことにもなるので操縦士に人工の操
縦翼面負荷感覚を与えるようにしたものである。
トーシヨンバネ組立体35の他方の端部はギア組
36および磁気クラツチ37介してトリムモータ
38に接続することによつて調整可能に固定され
ている。そして本発明によればこのトリムモータ
38は非逆転ギア列39を介してトーシヨンバネ
組立体35の他方の端部を回転させる。したがつ
てクラツチ37が係合していればトリムモータが
消勢されても、トーシヨンバネ組立体35には非
逆転ギア列39を介して反力が与えられる。また
他の例としてはトリムモータ38とバネの間に非
常に高いギア比を与えてトーシヨンバネ組立体3
5を事実上「固定」してもよい。このようにして
このトーシヨンバネ組立体35は感覚バネ95
(第5図参照)に通常一定の基準位置を与える手
段を構成している。ギア組36は更に粘性ダンパ
組立体40も駆動するが、その機能は、のちに述
べるようにある動作モードにおいて磁気クラツチ
37が外れた場合感覚バネ95が「巻き戻され」
突然なんらかの無制御状態になることを防止する
ことである。トリム軸27にはまた1対1のアン
チバツクラツシユギア組41を介してシンクロ4
2および43などの一対の信号発生器も接続され
ている。これらの機能ものちに説明するが、これ
らのシンクロ42および43は操縦桿の位置に比
例した電気信号を発生する。
第3図に戻つて説明すると、もう一方の外部リ
ンケージ15は操縦翼面に結合されており、した
がつて出力リンケージと称することもあるが、こ
れは前述した外部リンケージ14、すなわち入力
リンケージより幾分複雑である。本発明によれば
これは特別な形状の差動リンク45と直列サーボ
リンクもしくは単にサーボリンク46と呼ばれる
ものを含む。差動リンク45は特別な形状をして
おり、その下端は開放フレーム部47となつてお
り、これは中央をくり抜いたパイの線形状として
最もよく表現できる。これは穴が開いた枠をなし
ており、短いサーボリンク46が差動リンク45
と同一平面内で回動できるよう開口内に配置され
ている。そして、第3図に示す一体形のハウジン
グ10においては、両外部リンケージ14および
15が実質的に同一平面内にあることが望まし
い。また、開放フレーム部47から伸びる差動リ
ンク45の上端48は図にも示すようにボルト・
ナツト締結により操縦翼面側プツシユロツドを連
結するUリンク18に枢着されている。これも前
述同様ピボツト49と称する。サーボリンク46
の上端はサーボ軸50の端部に固定されている。
更に詳しく説明すると、トリム軸27同様にハウ
ジング10の同一側壁に第4図、12″で示すベ
アリングが固定され、そのベアリング12″より
突出するサーボ軸50端にサーボリンク46の上
端がスプラインとピンにより結合51されてい
る。サーボリンク46の下端は、二又に分かれ、
ボルト・ナツト締結により差動リンク45の開放
フレーム部47の下部中央53に跨がつて枢着さ
れている。このボルト・ナツト締結もピボツト5
2と称する。また、操縦桿の動きを伝えるため、
バーリンク25を枢着した連結リンク29がボル
ト・ナツト締結により差動リンク45の上のピボ
ツト49と下のピボツト52間に枢着されてい
る。この締結もピボツト54と称する。なおこの
実施例では一対の連結リンク29間に空間55が
あるが、この空間55は、アクチユエータの動作
中に、差動リンク45の開放フレーム部47が連
結リンク29に邪魔されることなく自由に動ける
ようにしたものである。
再び第4図を参照して、サーボ軸50に関連し
たハウジング10内の各要素を説明するが、ここ
では各要素の集合体を直列サーボアクチユエータ
57と称する。そして上記したサーボ軸50は、
図にも示すようにデユアルサーボモータ60およ
び61により駆動されるが、その中間には差動ギ
ア組62とギア列63が配されている。一方、デ
ユアルサーボモータ60および61にはそれぞれ
タコメータ60′,61′が接続され、通常の方法
で直列サーボ系ダンプ信号が発生するようにされ
ている。本発明によれば、デユアルサーボモータ
60および61はそれぞれ非逆転ギア列64およ
び65を介してサーボ軸50を駆動する。このよ
うな構成でもあるため、デユアルサーボモータ6
0および61が停止すると、非逆転ギア列64お
よび65がサーボリンク46の動きを拘束し、差
動リンク45に対しピボツト52を定点とした支
点、それも調整可能な支点を与える。これについ
てはのちに説明する。このようにサーボリンク4
6はデユアルサーボモータ60および61の動作
による以外は位置をかえることができない。サー
ボ軸50からは図にも見られるように1対1のア
ンチバツクラツシユギア66Aを介して別の信号
発生器すなわちシンクロ66および67が接続さ
れている。これらのシンクロ66および67は後
述するようにサーボモータ60および61を駆動
するサーボ系操縦翼面位置帰還信号を与える。こ
こで注意すべきことは、本発明のアクチユエータ
の直列サーボ機能がデユアルサーボモータ60お
よび61によつて与えられ、これは本出願人によ
る多数の米国特許第3504248号に、第40350705号、
第4094481号、ならびに第4159444号および
4162458号などに記載されているように差動ギア
組を介して一体の動作することである。しかし本
発明のアクチユエータは単一サーボモータを用い
るシステムにも同じく適用可能であり、この場合
においても非逆転ギア列を介してサーボ軸50が
駆動される。
再び第3図、更に第6図および第7図をも参照
して、本発明の特徴的な制限範囲ストツプ装置、
すなわち直列サーボの制御範囲を所定の範囲に制
限すると同時に操縦桿の制御範囲をサーボリンク
の位置に関係なく所定の範囲に制限するストツプ
ブロツク70について説明する。しかしこの説明
をする前に、第6図および第7図が本発明の他の
実施例を示していることを述べる。同図において
は、第4図に示す感覚/トリムアクチユエータ3
1が別のハウジング10bに収容されており、ま
た直列サーボアクチユエータ57も別のハウジン
グ10aに収容されている。感覚/トリムアクチ
ユエータ31を収納したハウジング10bおよび
直列サーボアクチユエータ57を収納したハウジ
ング10aは空間がないときは航空機構造部材の
異なつた位置に吊下げることが好ましく、たとえ
ば第2b図に示すように前者は操縦桿の付近に、
そして後者はブーストアクチユエータの付近に配
置することが望ましい。この場合、連結リンク2
9の両端を二又に分けて、一方の端で感覚/トリ
ムアクチユエータ31のバーリンク25を枢着
し、他方の端では比較的大きな空間をとつて差動
リンク45を枢着し、動作中リンク45の移動を
自由にして第3図に示す連結リンク29と同じ機
能を持たせることができる。
次いで、本発明に係わるストツプブロツク70
の範囲制限機構の説明を続けると、2つの範囲制
限があり、一方はデユアルサーボモータ60,6
1の操縦翼面の変位の範囲を制限して直列サーボ
アクチユエータがなんらかの理由で故障した場合
の操縦翼面の偏差を制限するものであり、他方は
操縦桿によつて制御する場合、直列サーボアクチ
ユエータの位置に無関係に操縦翼面の制御範囲を
特定の航空機特性によつて制限するものである。
本発明の原理によれば、これら両方の制限範囲は
特別に設計したストツプブロツク70によつて行
われ、これは外部リンケージ15の下側にサーボ
軸50に対して横方向に対称的に配置され、適当
な小ネジ71を用いてハウジング10の側壁に固
定されている。ストツプブロツク70は全体を大
まかにみると二段形状に形成され、ハウジング1
0に近い奥の段は後段72とも称するが、全体と
してサーボリンク46の二又に分かれた後足73
を含む平面内に横たわつており、一方前側に見え
る段は前段74とも称するが、全体として差動リ
ンク45を含む平面内に横たわつている。ストツ
プブロツク70の後段72は全体としてU字状の
切欠きを有するように機械加工され、サーボ軸5
0に対して横方向に対称的に間隔をおいて内側ス
トツプ面75および76が形成されている。第6
図および第7図に最もよく示すように、橋台状に
形成されたこれら内側ストツプ面75および76
はサーボリンク46が角回転した時サーボリンク
46の二又になつた後足73が内側ストツプ面7
5または76のいずれかにあたることによつて所
定の値すなわち所定の角度に制限する。そして、
二又の後足73はサーボリンク46の一部を構成
し、これは差動リンク45およびサーボリンク4
6の面から突出している。一方、前段74は全体
としてアーチ状の2つのストツプ面77および7
8を形成するように機械加工され、これらのスト
ツプ面77および78はストツプブロツク70の
中央で交差しサーボ軸50に対して対称的にかつ
全体として横方向に伸びている。本発明によれば
これらのストツプ面77および78は差動リンク
45の開放フレーム部47のサイドアームにある
ストツプ突起79および80とそれぞれ共同動作
をする。アーチ状のストツプ面77,78は、差
動リンク45の操縦桿による全体の回転運動がサ
ーボリンク46の角度方向の回転または位置にか
かわらず所定の一定の値に制限されるような輪郭
を有し、したがつて操縦桿により操縦翼面を操作
する場合、サーボリンク46の位置にかかわらず
アクチユエータの全動作範囲を所定の範囲に制限
する。本発明によればストツプブロツク70はハ
ウジング10に着脱可能に取り付けられているの
で、さまざまなストツプブロツクを機械加工して
取り付ければこの基本アクチユエータを取り付け
るべきさまざまな航空機の異なつた制限範囲の仕
様を満足させることができる。
第8図にはデユアルサーボ技術を採用したヘリ
コプタの自動安定性増加装置(SAS)が示され
ている。これは前掲の各米国特許で詳細に説明し
たように航法コマンド入力を加えれば完全な
AFCSを行うことができる。安定性増加装置の構
成および動作は自動航空制御技術において充分に
確立され周知であるが、その詳細について完全を
期するためには本出願人による米国特許第
4109886号を参照してもよい。また第6図は二重
検出計算チヤネルシステムを示しているが、単一
検出計算チヤネルを用いて単一のコンピユータの
出力を米国特許第4159444号記載のように二重サ
ーボループの間に分けるようにしてもよい。な
お、第8図を説明するにあたつては第3図ないし
第7図に示されている要素と同様のものに同様の
参照符号を付した。引用した米国特許第4109886
号の第1図でブロツク23と示したSASチヤネ
ルにおけるように、本願第8図のセンサ85およ
び86は垂直ジヤイロであつてよく、これからコ
ンピユータ87および88の中の適当な高周波抽
出回路を使用して航空機の短周期運動に比例した
信号を抽出する。この信号をシンクロ42および
43から出力される適当に整形した操縦桿位置信
号と加算する。次いで、コンピユータ87および
88から出力される直列サーボコマンド出力をサ
ーボ増幅器89および90に印加すると同時に、
サーボ増幅器89および90にシンクロ66およ
び67から出力される操縦翼面位置帰還信号とタ
コメータ60′および61′から出力される実効翼
面レート信号を加算する。このサーボ増幅器89
および90の出力をデユアルサーボモータ60お
よび61に供給する。各デユアルサーボモータ6
0,61は非逆転ギア列64,65を介して差動
ギア組62の入力軸を駆動し、これによりサーボ
軸50を介してサーボリンク46の位置決めをす
る。この全動作の詳細は上述の特許、特に第
4109886号および第3504248号に記載されている。
また米国特許第4109886号に記載のように、航法、
長周期姿勢および経路制御と言つた自動操縦
(AFCS)機能も第8図のシステムによつて与え
ることができ、この場合には飛行指示コンピユー
タ91の出力がコンピユータ87および88に与
えられる。これら制御に関する種々の動作モー
ド、たとえばSAS、AFCSと言つたモードの選択
は当業者において一般に知られているモード選択
切替スイツチを用いて操縦士自身が行うことがで
きる。
AFCSモードでは、本発明のアクチユエータを
使用してトリムモータ38により自動トリムを行
うこともできる。これは、シンクロ66および6
7の帰還位置信号から求められる直列サーボ偏差
を、長期間、トリムコンピユータ93でモニタす
ることによつて行う。このような直列サーボ偏差
が所定の期間続くと、トリムコンピユータ93が
トリムモータ38を非逆転ギア列39、通常係合
している磁気クラツチ37および感覚バネ95を
介して後述のように駆動する。しかし注意すべき
ことは、AFCSモードで動作中パイロツトが操縦
桿を僅かでも動かすと今述べた自動トリム機能が
失われることである。この機能喪失は第5図およ
び第8図に示すようにして行われる。すなわち、
常時閉のスイツチ96が感覚バネ95の内側に配
置され、感覚バネ95の支持部材でもある一方の
部品94に固定されている。このスイツチ96は
バネ付勢された差動プランジヤ97を有する。そ
して、プランジヤ97は他方の支持部材すなわち
部品99上に設けられたカム面98と共動し、仮
に2つの部品94,99間に相対的な回転が起こ
るような力で操縦桿を動かすと、スイツチ96が
開き(第8図参照)、トリムモータ38の動作を
停止させる。第8図から明らかなようにこの動作
はAFCSモードだけに有効である。
仮に、デユアルサーボシステムのチヤネルの1
つに障害が発生すると、上述のデユアルサーボ特
許のいずれかに記載のように、障害の発生したチ
ヤネルのデユアルサーボモータ60,61やタコ
メータ60′,61′更に差動ギア組62を介して
シンクロ66,67に誤つた動作が現れる。この
ような場合、デユアルサーボンシステムの動作を
をモニタするため、各チヤネルのシンクロ66,
67およびタコメータ60′,61′の出力がモニ
タ100に加えられ、次いで障害の発生したチヤ
ネルを検出しそのサーボ増幅器を消勢して生きて
いるチヤネルで制御を維持する。第3図に示すデ
ユアルサーボシステムのモニタについては上述の
デユアルサーボシステムの特許、たとえば米国特
許第3504248号または第4094481号に詳細に記載さ
れている。
つぎに本発明の多機能アクチユエータの構成の
詳細な説明を終えるにあたつて、その全機能を次
のモードと関係して説明する。すなわち、人工感
覚および2つの形式の手動トリムを伴つた手動の
み(直前に説明した自動トリム)、直列サーボの
み、および手動と直列サーボの組合わせである。
まず、この多機能アクチユエータ装置が第2a
図または第2b図に示すように機体構造に固定さ
れ、外部リンケージ14および15がアクチユエ
ーシヨン部材(プツシユロツド)17によつてサ
イクリツク操縦桿のピツチ軸に接続されアクチユ
エーシヨン部材(プツシユロツド)19によつて
ピツチ操縦翼面(ロータピツチチルト機構)に接
続されると仮定する。また、SASまたはAFCSの
いずれも動作しておらず、通常の電気的インター
ロツクによつてデユアルサーボモータ60,61
が零すなわち中立位置に固定されていると仮定す
る。すなわちサーブリンク46がハウジング10
に対して垂直に配置されその下端の中心が第6図
の点線によつて位置を示すように内側ストツプ面
75および76の間に位置するとする。操縦士が
ピツチ姿勢の変化を手動で指示したい場合、たと
えばサイクリツク操縦桿を前方に押し倒すことに
よつてアクチユエーシヨン部材(プツシユロツ
ド)17を左側に第3図、第6図および第7図に
示すように動かしてバーリンク25を左側に動か
す。後者の動作によつて軸27が回転し、同時に
連結リンク29が左側に移動する。サーボリンク
46の下のピボツト52はデユアルサーボモータ
60,61の非逆転ギア列64,65によつて固
定されているので、連結リンク29は固定された
ピボツト52回りで差動リンク45を反時計方向
に回転させ、、操縦桿の動きを操縦翼面を操作す
るアクチユエーシヨン部材(プツシユロツド)1
9に伝える。バーリング25の回転でトリム軸2
7が回転し、これにともなつて感覚バネ95を支
持する一方の部品94を回転させる。他方の部品
99は通常係合している磁気クラツチ37および
トリムモータ38の非逆転ギア列39によつて固
定されているので操縦士に人工感覚を与える。す
なわちこの感覚バネ95は操縦翼面の負荷のシミ
ユレーシヨンを与える。手動のみのモードでは操
縦桿の操縦翼面を制御する全体の範囲は差動リン
ク45の回転を制限することによつて制限され
る。これは上で仮定したコマンドの場合、第7図
に全体に示すように突起80が特定の形状のスト
ツプ面78と当接することによつて達成される。
ヘリコプタ操縦制御技術において当業者に周知
のように、手動トリムは2つの基本的な方法で行
うことができる。すなわちその1つは操縦桿の簡
単なトリム押ボタンによるものであり、他方はや
はり操縦桿のいわゆるビーパスイツチによるもの
である。この両トリム技術は当業者に周知であり
また上述の特許4109886号に記載されているので、
このトリム設定スイツチはここでは示されていな
い。しかし本発明の多機能アクチユエータ装置は
これらの技術の片方または両方にトリムアクチユ
エーシヨンを行うことができる。たとえば手動動
作モードのみの場合、航空機がトリム条件外にあ
る、すなわち操縦士が操縦桿に保持力を与え続け
て所望のピツチ姿勢を維持しなければならないと
仮定する。最も単純なトリムモードでは操縦士は
操縦桿のトリム押ボタンを押してクラツチ巻線3
7′によつて磁気クラツチ37の係合を外し、操
縦桿の保持力を弛め、前にも述べたように外部リ
ンケージ14および15によつて操縦翼面の手動
再トリム動作を行う。なお、粘性ダンパ組立体4
0を設けて感覚バネ95の急激な弛緩を防止し、
好ましくないと予想される操縦桿の急激な反動を
防止する。これより複雑なトリム技術では、操縦
士はビーパスイツチを必要な方向に押して、対応
する駆動電圧をトリムモータ38に供給し非逆転
ギア列39を介して通常係合している磁気クラツ
チ37および感覚バネ95を駆動し、上に述べた
ように外部リンケージ14および15を通して操
縦翼面および操縦桿をトリムする。
本発明の多機能アクチユエータの直列サーボの
みの動作モードを説明するにあたつて、ヘリコプ
タがSASモードで動作中であり、操縦士が操縦
桿によつて手動で操縦できないと仮定する。この
条件ではバーリンク25および連結リンク29が
感覚バネ95および非逆転ギア列39によつて固
定されたままである。この場合、感覚バネの張力
はブーストアクチユエータへの張力負荷より大き
く、またはブーストアクチユエータを用いないシ
ステムでは操縦翼面負荷より大きい。このような
状態で、外力がヘリコプタのピツチ姿勢を乱した
と仮定する。前述したセンサ85,86(第8図
参照)がそのような変化を検出し、対応する信号
をサーボ増幅器89,90へ供給し、この増幅器
はつぎにデユアルサーボモータ60,61を付勢
して差動ギア組62を介してサーボリンク46を
たとえば第6図に示すように反時計方向に回転さ
せる。連結リンク29のピボツト54は固定され
ていないので、サーボリンク46の回転によつて
差動リンク45が反時計方向に回転し、その結果
操縦翼面側のアクチユエーシヨン部材(プツシユ
ロツド)19が移動して操縦翼面をこの外乱と反
対の方へ動かす。タコメータ60′,61′からの
サーボモータ速度信号およびシンクロ66,67
からの位置信号によつてサーボシステム制御ルー
プが通常の方法で安定状態になり閉じる。非逆転
ギア列39および感覚バネ95によつてデユアル
サーボモータ60,61の動作中操縦桿の動きが
抑えられているので、この多機能アクチユエータ
は周知の直列サーボのように動作することがわか
る。通常直列サーボシステムの制御範囲は飛行安
全のために比較的制限されている。
本発明によればこの制限された範囲はストツプ
ブロツク70の機械的な内側ストツプ面75およ
び76によつて与えられ、この内側ストツプ面は
第6図および第7図に示すようにサーボリンク4
6の二又になつた後足73と接触する。
上の説明から容易に解るように、本発明の多機
能アクチユエータは同時に動作して操縦翼面の手
動および自動の両方の直列サーボ制御を与える。
これは第7図に示されており、手動の操縦桿が差
動リンク45の位置を決め、直列サーボが上述の
ようにサーボリンク46の位置を決めて、これに
よつて操縦翼面側のアクチユエーシヨン部材(プ
ツシユロツド)19の変位が加算される。第7図
では両方の動きが極限状態で示されており、操縦
翼面のアクチユエーシヨン部材(プツシユロツ
ド)19の全制限範囲がサーボリンク46の位置
にかかわらず一定であることを示してる。たとえ
ば第7図に示すように差動リンク45がその反時
計方向の極限位置にあり、サーボリンク46もそ
の反時計方向の極限位置にある場合、ここでサー
ボリンク46がその時計方向の極限位置まで回転
すると仮定する。連結リンク29のピボツト54
が固定されているので、サーボリンク46の時計
方向の回転によつて差動リンク45がピボツト5
4の回りに回転し、ピボツト49が僅かに右に動
いてストツプ突起80がストツプ面78から離れ
る。したがつてストツプ突起80が再びストツプ
面78に当るまで操縦桿を手動で左側に動かすこ
とができるが、操縦桿の全体の最大の制限範囲は
同じに維持されこれを超えることはない。
本願明細書はヘリコプタに理想的に適した多機
能アクチユエータ装置の好ましい実施例について
記載したがこれに限定されることなく、また特に
これは新しい航空機にSASおよびAFCS装置を初
めから装備する場合ならびにそのような装置を既
存の航空機に現存の主要な飛行制御装置をあまり
改造することなく取り付けることに有効である。
またこれは直列サーボアクチユエーシヨン、トリ
ムサーボアクチユエーシヨン、人工感覚、直列サ
ーボ位置検出、操縦桿位置検出、ならびに手動操
縦桿および直列サーボ範囲制限の各機能の組合せ
を提供し、これらの機能はすべて航空機の構造部
材に固定された多機能アクチユエータ装置によつ
て達成され、これによつて高い振動環境において
発生したと思われる多くの問題を解決している。
本発明の好ましい実施例を具体的に説明し図示し
てきたが、ここで開示した基本的な概念の他の実
施例はヘリコプタおよび固定翼飛行制御技術の当
業者には明らかであろう。したがつてここで使用
した用語は限界を規定したものと解すべきではな
く、本発明の広い態様の真の範囲と精神から逸脱
することなく特許請求の範囲内で多くの変更を行
うことができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は直列アクチユエータおよび感覚/トリ
ムアクチユエータの標準的な従来技術の搭載なら
びにSASおよび(または)AFCSを備えたヘリコ
プタに通常必要な関係部品を示した概念図、第2
a図および第2b図は本発明の吊下式アクチユエ
ータ装置の搭載を示す同様の概念図、第3図は本
発明に係る航空機用多機能アクチユエータ装置の
概観図、第4図は第3図のアクチユエータハウジ
ングの中に含まれるおもな要素を示す斜視図、第
5図は第4図のトーシヨンバネ組立体の詳細を示
す図、第6図および第7図は制限位置にあるアク
チユエータリンケージを示し連結リンクで連結さ
れた2つの別個の吊下式装置を示す詳細図、第8
図は本アクチユエータのさまざまな要素を制御す
る典型的な電気制御システムを示す概略図であ
る。 図面中の主な符号の説明、10,10a,10
b……ハウジング、17,19……アクチユエー
シヨン部材、25……バーリンク、27……トリ
ム軸、29……連結リンク、31……感覚/トリ
ムアクチユエータ、35……トーシヨンバネ組立
体、37……磁気クラツチ、38……トリムモー
タ、39……非逆転ギア列、45……差動リン
ク、46……サーボリンク、47……フレーム
部、50……サーボ軸、57……直列サーボアク
チユエータ、60,61……デユアルサーボモー
タ、62……差動ギア組、70……ストツプブロ
ツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感覚/トリムアクチユエータおよび直列サー
    ボアクチユエータからなる航空機用多機能アクチ
    ユエータ装置において、前記感覚/トリムアクチ
    ユエータをハウジングに収納して航空機の構造部
    材に固定すると同時に感覚/トリムアクチユエー
    タのトリム軸をハウジング外に突出させ、その突
    出端にトリム軸を回動させるバーリンクの一端を
    固定するともにバーリンクの他端を操縦捍の動き
    を伝えるアクチユエーシヨン部材に枢着し、また
    前記同様に直列サーボアクチユエータをハウジン
    グに収納して航空機の構造部材に固定すると同時
    に直列サーボアクチユエータのサーボ軸をハウジ
    ング外に突出させ、その突出端にサーボ軸回りで
    回動するサーボリンクの一端を固定し、かつサー
    ボリンクと同一もしくは平行な平面で回動する差
    動リンクの一端を上記サーボリンクの他端に枢着
    するとともに他端を更に操縦翼面を動かすアクチ
    ユエーシヨン部材に枢着し、かつバーリンクと差
    動リンクの両リンクを連結リンクにより連結し、
    バーリンクの動きを差動リンクに伝えるようにす
    るとともに差動リンクとサーボリンクの動範囲を
    個別に制限するストツプブロツクを直列サーボア
    クチユエータを収納したハウジング側に固定した
    ことを特徴とする航空機用多機能アクチユエータ
    装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の航空機用多機能
    アクチユエータ装置において、前記感覚/トリム
    アクチユエータと直列サーボアクチユエータを収
    納するハウジングを別々に形成し、一方の感覚/
    トリムアクチユエータを収納したハウジングを操
    縦捍近くの航空機構造部材に、他方の直列サーボ
    アクチユエータを収納したハウジングを操縦翼面
    近くの航空機構造部材にそれぞれ固定し、両ハウ
    ジングの間を前記連結リンクにより連結したこと
    を特徴とする航空機用多機能アクチユエータ装
    置。 3 特許請求の範囲第1項記載の航空機用多機能
    アクチユエータ装置において、前記感覚/トリム
    アクチユエータと直列サーボアクチユエータを収
    納するハウジングを一体に形成し、そのハウジン
    グを操縦捍近くの航空機構造部材に固定したこと
    を特徴とする航空機用多機能アクチユエータ装
    置。
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