JPH02279498A - 航空機への送気装置 - Google Patents

航空機への送気装置

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JPH02279498A
JPH02279498A JP8795689A JP8795689A JPH02279498A JP H02279498 A JPH02279498 A JP H02279498A JP 8795689 A JP8795689 A JP 8795689A JP 8795689 A JP8795689 A JP 8795689A JP H02279498 A JPH02279498 A JP H02279498A
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aircraft
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宗正 小林
Chikahiro Sato
親弘 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、駐機中の航空機に調和空気を供給するための
航空機への送気装置に関する。
(従来の技術) 従来より、中央動力室や各スポットのキュピタルに設置
された空調機から駐機している航空機までダクトによっ
て調和空気を供給することが行われているが、そのさい
、該送気ダクトが空港作業の障害となるので駐機位置の
近傍まで地下ダクトを施設する方策が採られていた。例
えば第9図に示すように、空調機101から地下ダクト
102を介してスポット内のピット103まで調和空気
を導きこのピット103からフレキシブルダクト104
 を地上に導いて駐機中の航空機105に該空気を送気
していた。
特公昭46−11737号公報はこの送気方式の具体例
を開示している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の地下ダクト施設方式では埋設のための建設費が嵩
むと共に設置後のメンテナンスが容易でないといった問
題があった。また埋設ダクト長さは一定となるので航空
機機種や駐機場所の相違によりピットから駐機航空機の
給気口までの距h1が遠くなるとフレキシブルダクトを
長くしなければならず、ために空調空気がこの長いフレ
キシブルダクトを通過する際に保温性及び通気性が悪く
なるといった問題点も生じていた。
加えて、最近の空港並びに航空機の大型化と離着陸回数
の増大につれて駐機中の航空機に対する各種作業の合理
化が進められ、航空機への゛送気作業も他の作業と共動
して行なうことがますます要求されるようになり、他の
作業に支障をきたさないことはもとより1例えば乗客移
動用のポーデイングブリンジ接続位置に駐機している時
間帯において短時間に送気接続作業を完了することが要
求されるようになった。このボーディングブリッジ位置
に駐機している航空機に対して地下ダクトを施設するこ
とは、駐機位置が機種の変更に対応しきれないだけに得
策ではない、また、空調機からフレキシブルダクトを引
き出すと他の作業の支障になるし、大風量の送気を行な
うには適さず5また作業のJRffi化が困難である。
本発明は1以上のような従来の問題点を解決し。
駐機中の航空機に対する調和空気の送気作業を一層合理
化することを目的としてなされたものである。
〔問題点を解決する手段〕
前記の目的を達成せんとする本発明の要旨とするところ
は、その設置位置が固定された空調機と。
この空調機の給気口に一端が接続され、他端が航空機の
機内送気口に接続される送気ダクトと、からなる駐機中
の航空機への送気装置において、前記送気ダクトの全長
のうち少なくとも駐機航空機に至る屋外部分において地
表より上に水平方向に空中架設される剛性ダクト部分を
有し、この剛性ダクト部分は、径の異なる2本以上のダ
クト管が5それらの接合部で重ね合わせ部をもって軸方
向に連設された構造を有し、ifダクト管の重ね合わせ
部にシール手段が介装されると共に、この重ね合わせ部
が滑動部材を介して滑動自在に構成されていることを特
徴とする。
すなわち本発明は、従来の地上部分でのフレキシブルダ
クトの使用に代えて、実質的長さ部分を剛性ダクトとし
、これを、滑動部材(ローラー)を介して伸縮自在に複
数本のダクト管を接続して構成すると共に、途中に支柱
を設けなくとも空中に懸架できる構造としたものであり
、特に伸縮可能なボーディングブリッジに沿わせて空中
懸架するのに適する大風量送気可能な航空機への気密送
気装宜を提供するものである。
C実施例〕 以下に1本発明を図示の実施例にもとづいて説明する。
第1図は、ボーディングブリッジlに接続している航空
機2に対して1本発明装置によって送気している状態を
示す全体図である0図示のように本発明装置は、空港ビ
ル3側に固設された空調機4と、この空調機4から航空
機2の機内送気口5に接続される送気ダクトからなり、
この送気ダクトは、ボーディングブリッジ1に沿って空
中懸架される剛性ダクト部分Aと、この剛性ダクト部分
Aの両端に接続される。空調機側のフレキシブルダクト
部分Bおよび機内送気口側に接続されるフレキシブルダ
クト部分Cとからなっている。
剛性ダクト部分Aは、その架設下に各種の作業車等が自
由に走行できるに十分な高さをもって地面GLから離れ
て水平方向に空中架設され、この剛性ダクト部分Aの長
さは全送気行程の殆んどを占めている0図示の例に見ら
れるように、この剛性ダクト部分Aは、中間に支点を設
けずに1両端の二点支持で空中架設されている。空調機
4の側の支点はその位πが固定された支柱6であり2機
内送気口5の側の支点は可動支柱7である。この可動支
柱7はボーディングブリノジlの移動用支柱に共用する
。空調機4の側の固定支柱6に対する剛性ダクト部分A
の支持は、第2図に示すように上下左右に回動するユニ
バーサル支持装置8を介して行われており9これによっ
て、剛性ダクト部分Aは支柱7の動きに従って8上下方
向1前後方向並びに左右方向にその剛性を維持したまま
(直線を維持したまま)若干の傾斜(首振り)できるよ
うになっている。この剛性ダクト部分への上下左右の首
振り移動が行われた場合に、空調機4の側でのダクトの
変形を吸収するために、フレキシブルダクト部分Bを設
けである。他方、可動支柱7は航空機2の駐機位置に応
じて移動できるように走行車9に装架されている。尚、
可動支柱7は剛性ダクト部分へ単独用のものとして、ボ
ーディングブリ・ンジ1の移動用支柱と別個に設置する
こともできる。
このようにして空中架設される剛性ダクト部分Aは、駐
機位置の変動に応じて伸縮可能で且つそのスパン下にお
いて作業車等の走行自由性を確保のために中間支柱無し
でも十分な強度を維持する必要があり、しかも、その伸
縮動作は軽快に安全且つ確実に行われねばならない、こ
のために 本発明においては、該剛性ダクト部分Aを径
の異なる複数本のダクト管を重ね合わせ部で軸方向に摺
動可能に接合する構成としく第1図では三本の径の異な
るダクト管10a、 fob、 10cを軸方向に接合
した例を示している)、この重ね合わせ部において以下
に説明するような特殊なシール構造と滑動構造を採用す
る。
第3図と第4図は、第1図のダクト管の接合部の拡大断
面図であり、第3[Zは最大伸長時の状態を、第4図は
減縮時の状態を示している。これらの図は第1図のダク
ト管10aと10bの接合部を例として示しであるが、
他のダクト管接合部でも同様に現れる。したがって、以
下において径小側のダクト管10aを径小ダク)Sと呼
び、径大側のダクト管10bを径大ダクトLと呼ぶこと
にする。図示のように、径大ダクl−Lの開口端1]に
径小ダクトSの開口端12が同軸的に挿入され、この挿
入状態における両者の開口端11と12の間の距離が重
ね合わせ部を構成する。この重ね合わせ距離がダクトの
最大伸長時にも所定の距離だけ確保できるようにストン
パ一部材13と14が1重ね合わせ部における径大ダク
トLの内面と径小ダクトSの外面に固設されている。こ
のストッパー部材13と14の位置するところよりもダ
クト中央部(開口端11と12とは反対側の胴部)のダ
クト表面には保温外筒15をダクトと所定の間隙を保持
してダクトと同軸的に設置するとともに、この保温外筒
15とダクトとの間隙に保温材15°を充填してダクト
表面からの放熱を防止している。
本発明に従う剛性ダクト部分の一つの特徴的な構造は1
重ね合わせ部を滑動自在とすると共に最大伸長時の重ね
合わせ部の距離を滑動部材によって延長し、伸長して空
中架設されたさいの重ね合わせ部の強度を61!保した
点にある。すなわち、径小ダクl−3の開口端12の側
に一端が固定されかつ開口端12よりも外方に突出する
アーム1Gの先端にローラー17を、径大ダク)Lの内
周面上を滑動できるように取付け、さらに、径大ダクト
Lの開口端11の側に一端が固定されかつ開口端11よ
りも外方に突出するアーム1Bの先端に、ローラー19
を。
径小ダクトSの外周面上を滑動できるように取付ける。
ローラー17と19はそれぞれの開口端からの距離がほ
ぼ等しい位置に複数個(例えば3〜6個ン並設される。
これによって9両ダクトの重ね合わせ部における薄型の
支持はローラー17と19を介して滑動自在に行われる
ことになり、且つこのローラー17と19の相互の距離
は開口端11と12よりもアーム16および18の部分
だけ延長される結果、第3図のようにストッパー13と
14が係合する最大伸長時においても接合部における撓
み抵抗が増強されることになる。また、開口端11およ
び]2の外に突出するアーム16および18の弾性力に
よりローラー17と19が常にダクトに強く圧着するよ
うに調整されるので、ダクト製作時の直径寸法および真
円度の精度誤差を補うことができる。また、航空機の駐
機時期に合わせた剛性ダクト部分A、のたたみ込み操作
(径大ダクトL内の径小ダクトSの長さの殆んどの部分
を収める操作)、並びに伸長操作はローラー17と19
の滑動によって極めて小さな動力でスムースに行なうこ
とができる。
本発明に従う剛性ダクト部分のいま一つの特徴的構造は
5送気時にシールが働き、伸縮動作時にはシールが解か
れて摺動自在となるダクト重ね合わせ部のシール構造に
ある。
第5図は、第3〜4図の例で使用したシール部分の拡大
図である。本例のシールは 軟質材からなる所定の幅を
もった帯状リング20とスプリング部材21とからなり
、帯状リングの一方の縁部20aが重ね合わせ部の一方
のダクト管の周面(図例では径小ダク)Sの外周面)に
固着され、他方の縁部20bが他方のダクト管の周面(
図例では径大ダクトLの内周面)に対して、スプリング
部材21によって付勢された遊接状態にある。そして、
この倣接部を構成する他方の縁部20bの表面には、ダ
クトの内面との間で滑りを良くするスリップリング22
が貼付けである。スプリング部材21は該遊接部に押庄
を与える方向に付勢されており、このために2図例では
スプリング部材21の一方の端が径小ダクトSの外表面
に固定されている。このスプリング部材21は必ずしも
ダクトの全周面を廻るリング状でなくてもよく1 図例
では帯状リング20に対して所々に互いに間隔をあけて
取付けられた複数個のバネからなっている6また1図例
では帯状Jング20の一方の縁部20aが径小ダクトS
に固定され、他方の縁部20bが径大ダクl−Lに遊接
状態とした例が示されているが、これとは逆に前者に遊
接、後者に固定することもできる。いずれにしても5固
定側より遊接側の縁部の方が径小ダクトSの開口端12
に近くなるように配置する。これによって、ダクトの内
圧が高まると1帯状リング20の遊接側がダクト内面に
その王を受けて押し付けられるので遊接部での気密が催
促される。航空機への送気操作は機内の空調用ダクトに
調和空気を送入するものであるが、一般に航空機内の空
調用ダクトは限られた空間に設置されるため送気量に比
較してダクト断面が小さいので通気抵抗が大きくなり、
従って送気ダクト内の内圧を高(する必要があるが、こ
の内圧が高くなればなるほど遊接部の気密が維持される
ので1重ね合わせ部でのI+−り看を最少に抑えること
ができる。一方、ダクトの伸縮操作は送気停止時に行わ
れるので、遊接部での背圧が無くなり、スリンブリング
22を介して抵抗なく帯状リング20はダクト面上を摺
動する。
なお本例において帯状リング20を弾性材料で構成した
場合には、スプリング部材21を用いないでも前記の作
用を果たすことができる。
第6図は1本発明に従う他のシール構造例を第5図と同
様の関係をもって示したものである。本例では、シール
材料として弾性材料からなるリング状の中空チューブ2
4を使用し、これを1重ね合わせ部に固定した く図例
で径小ダクトSの外周面に固定した)台座25内に収め
たものである。この中空チューブ24には圧縮空気をバ
イブ26を経て適宜導入する。すなわち航空機への送気
時にはホース26から圧縮空気を中空チューブ24内に
圧入してチューブ24を膨張させ、これによって重ね合
わせ部の隙間を閉塞する。一方1伸縮動作時にはホース
26内を常圧または減圧にすることによってチューブ2
4を収縮させ5伸縮動作の抵抗を無くする。
図示の例ではホース26をダクト内に配置する例を示し
、だがダクトの外側に配置することもできる。
いずれにしても、ホース26はダクトの伸縮動作に合わ
せて巻き取り巻き戻し操作を行なうようにするのがよい
。なお、中空チューブ24内には圧縮空気に代えて液体
を導入するようにしてもよい、なお2図示しないが、ダ
クト管10bの開口端11の反対側の開口端にはダクト
管10aの開口端12と同一の構造にてローラーおよび
シール部か形成されており、ダクト管10cの開口端に
同軸的に挿入されている。
第7図は、rl!4性ダクトの重ね合わせ部を滑動自在
とする他の実施例を示したものである0本例の場合には
、前記第3図の例に比べて、径大ダクトL (10b)
および径小ダクトS (10a)の開口端11および1
2を保温外筒15の端よりも比較的長い距離!および!
、たけ延長して突出させ、この保温外筒を持たない露出
管部分28と29の先端部に、スプリングで付勢された
ローラー17.1.9が取付けられている。径小ダクト
S側に取付けられたローラー17は径大ダクトLの内面
に滑動するように、そして径大ダクl−L側に取付けた
ローラー19は径小ダクトSの外面(保温外筒の外面)
に滑動するようにしである。
第8図は径小ダクトS側に取付けられたローラー17の
詳細を拡大して示したものである(径大ダクトL側のロ
ーラー19も向きは逆となるが同じ構造を有する)が1
図示のように、ダクト10aの開口端12の近くに孔3
0を開け、この孔30にローラー保持装置31をネジ3
2によって装着する。ローラー保持袋W31は、該孔3
0に装着される円筒状シリンダー33内と、その中に収
容されるロッド34.スプリング35およびスペーサ3
6からなっている。rIラッド4の一端にはシリンダー
33の内面に慴接するスピンドル部37が取付けられ、
このスピンドル部37にローラー17が取付けられる。
また、ロッド34の他・鶏はシリンダー33の突き当り
面38に設けた開口39を貫通している。開口39は方
形を有し、この間[」39を貫通する部分のロッド34
もその断面が方形である。これによって、ロッド34が
軸回りに回動するのが防止される。そして、シリンダー
33内においてシリンダーの突き当り面3Bとスピンド
ル部37との間に介装されたコイルスプリング35によ
って、ローラー17はその滑動面の方向に弾性的に押■
−される。また、所定の長さをもつ両端開口の筒からな
るスペーサ36がロッド34の外側に同軸的に遊嵌させ
である。このスペーサ36の長さをスブリン゛r′が必
要以上に圧縮されないような長さに設計することにより
、ローラー17が必要以上にローラー保持装置31側に
押え込まれ径小ダク)Sの保温外筒15が径大ダクl−
Lの内径側に接触することが阻止される。以上のように
構成されたスプリング付きローラー17の複数個(第7
図の例では3個)がダクト管10aの同一円周上に等間
隔で設置され。
他方、ダクト管10bにも、その向きは逆であるが同様
にして複数個のローラー19が設置されることによって
、ダクト管]Oaと10bはこれらローラーを支持点と
して常時同心的に滑動自在に保持される。
なお、第7図にはシール手段が措かれてはいないが、先
に説明した例えば第5図や第6図のものが使用され、ま
たストンバ一部材も適宜設置される。
ただし、第7図の例では径小ダクトS (loa)に突
出して設けられるローラー19の保持装置自身が一方の
ストッパーを兼ねることができる。
〔作用効果〕
以上のように1本発明の航空機への送気装置は従来の地
下埋設ダクトを空中架設の剛性ダク1としたものであり
、したがって設置費用が低廉化すると共に保温材を充填
した保温外筒をダクトの外側に備えるので保温性が向上
し且つ通気抵抗も少なくなり、取扱も格段に向−ヒした
。そして、剛性ダクト部分は空中架設されるのでその下
に作業車や作業員が自由に出入でき、航空機への送気動
作中においても他の作業に支障を来すことがなくなった
。そして剛性ダクトは複数本のダクト管の接合によって
行い且つその重ね合わせ部において特殊なシール構造と
支持構造を採用したので9長いスパンをもって空中架設
されても中間支柱なしで自重や風力に十分に耐える強度
をもち且つ完全気密が達成され、伸縮操作も抵抗なく簡
単に行なうことができる。
特に本発明装置ではボーディングブリッジの伸縮動作(
伸長時の長さ約40〜50m、短縮時の長さ約20m)
に合わせて剛性ダクトを伸縮動作させることができ、駐
機中の航空機にボーディングブリッジを接続すると同時
に送気口にもフレキシブルダクトが接続可能となるので
一層その使用が便宜となるものである。しかも、そのさ
いにボーディングブリッジに剛性ダクトの荷重を預ける
ことな〈従来設計のままのボーディングブリッジに沿わ
せて設置することができ、したがって、ボーディングブ
リッジの新設既設を問わず本発明装置の並設が可能であ
る。また転じて、ボーディングブリッジに剛性ダクトの
荷重をかけて並設或いは一体化して内蔵する場合にも5
本発明によるダクト管のシール手段および滑動部材はボ
ーディングブリッジの伸縮動作に十分に対応することが
できる。
このようなことから1本発明装置は、特に大型空港施設
の合理化に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う装宣例の使用状態を示す全体図、
第2図はユニバーサル支持装置の拡大図。 第3図と第4図は本発明に従う剛性ダクトの重ね合わせ
部の最大伸長時とやや短縮時の状態を示す断面図、第5
図は第3〜4図のシール構造部分の拡大断面図、第6図
は本発明に従う他のシール構造を示す第5図同様の拡大
断面図、第7図は剛性ダクトの重ね合わせ部を滑動自在
とする他の実施例を示す断面図、第8図は第7図のロー
ラー支持装置部分の拡大断面図、第9図は従来の航空機
への送気装置の例を示す配置図である。 1・・ボーディングブリッジ、  2・・航空機。 4・・空調機、 5・・機内送気口、  6・・固定支
柱、  7・・移動支柱、  8・・ユニバーサル支持
装置、  13.14  ・・ストンバ一部材15・・
保温外筒、  16.18  ・・ローラー支持アーム
、   17.19  ・・ローラー、20・・帯状リ
ング。 21・ ・スプリング部材、22・・スリップリング。 24・・中空チューブ、26・・圧縮空気送気用ホース
、31・・ローラー支持装置、35・・スプリング、3
6・・スペーサ。 A・・剛性ダクト部分、B、C・・フレキシブルダクト
部分、  し・・径大ダクト、   S・・径小ダクト
。 月2図 第6図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その設置位置が固定された空調機と、この空調機
    の給気口に一端が接続され、他端が航空機の機内送気口
    に接続される送気ダクトと、からなる駐機中の航空機へ
    の送気装置において、 前記送気ダクトの全長のうち少なくとも駐機航空機に至
    る屋外部分において地表より上に水平方向に空中架設さ
    れる剛性ダクト部分を有し、この剛性ダクト部分は、径
    の異なる2本以上のダクト管をそれらの接合部で重ね合
    わせ部をもって軸方向に連設された構造を有し、 該ダクト管の重ね合わせ部にシール手段が介装されると
    共に、この重ね合わせ部が滑動部材を介して滑動自在に
    構成されている、 ことを特徴とする駐機中の航空機への送気装置。
  2. (2)滑動部材は、管端より突出して設けられたローラ
    ーである請求項1に記載の送気装置。
  3. (3)滑動部材は、管端近傍のダクト管に取付けられた
    ローラーからなり、該ローラーがスプリング付きローラ
    ー支持装置に装着され、該スプリングによってローラー
    が滑動面に対して常時弾力的に押圧される請求項1に記
    載の送気装置。
  4. (4)シール手段は、所定の幅をもった帯状リングから
    なり、この帯状リングの一方の縁部が、該重ね合わせ部
    の一方のダクト管の周面に固着され、この帯状リングの
    他方の縁部が他方のダクト管の周面に対して、付勢手段
    を介してまたは該帯状リング自身の弾性によって、遊接
    されている請求項1、2または3に記載の送気装置。
  5. (5)シール手段は、弾性材料のリング状中空チューブ
    内に気体または液体を圧入してなる弾性リングである請
    求項1、2または3に記載の送気装置。
  6. (6)該ダクトの重ね合わせ部は、一方のダクト管で他
    方のダクト管を自己支持できるに十分な重ね合わせ量が
    確保され、この重ね合わせ量の確保はストッパー部材に
    よってダクト管の伸長が制限されること並びに管端より
    突出した滑動部材によって行われる請求項1、2または
    4に記載の送気装置。
  7. (7)剛性ダクトの駐機側の端にはフキシブルダクトが
    接続される請求項1に記載の送気装置。
  8. (8)剛性ダクトの空調機側端は、ユニバーサル支持装
    置を介して支持される請求項1に記載の送気装置。
  9. (9)剛性ダクトは、乗客移動用ボーデイングブリッジ
    に沿って空中架設される請求項1に記載の送気装置。
JP1087956A 1989-01-20 1989-04-10 航空機への送気装置 Expired - Lifetime JP2579213B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100924225B1 (ko) * 2007-12-21 2009-11-02 오티스 엘리베이터 컴파니 공기조화 설비를 구비한 이동식 탑승교

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143687U (ja) * 1980-03-28 1981-10-29

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