JPH022754Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022754Y2 JPH022754Y2 JP1982041878U JP4187882U JPH022754Y2 JP H022754 Y2 JPH022754 Y2 JP H022754Y2 JP 1982041878 U JP1982041878 U JP 1982041878U JP 4187882 U JP4187882 U JP 4187882U JP H022754 Y2 JPH022754 Y2 JP H022754Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp head
- fence
- pin
- handle
- coupling member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 244000144972 livestock Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家畜放牧場を区隔する牧柵支柱の引抜
機に関する。
機に関する。
牧柵支柱としては耐用性やコストの面で、L
型、V型の鉄製アングル材が一般に広く使用され
ている。これらの柵杭は区隔の変更や其他の理由
によつて存在を不必要とすることがあるが、一度
地中に打込んだ柵杭は容易に引抜くことができ
ず、多くはそのままの埋設状態になつている。し
かしながら、埋設杭を放置しておくことは家畜に
対する事故を誘発することなり、また資源の有効
利用を図る点でも好ましいことではない。このた
め不使用杭を引抜いて再利用する傾向が一般化し
ている。
型、V型の鉄製アングル材が一般に広く使用され
ている。これらの柵杭は区隔の変更や其他の理由
によつて存在を不必要とすることがあるが、一度
地中に打込んだ柵杭は容易に引抜くことができ
ず、多くはそのままの埋設状態になつている。し
かしながら、埋設杭を放置しておくことは家畜に
対する事故を誘発することなり、また資源の有効
利用を図る点でも好ましいことではない。このた
め不使用杭を引抜いて再利用する傾向が一般化し
ている。
この残杭を引抜くための従来の手段としては、
残杭の頭部分にロープを縛りつけ、支柱を伴う滑
車装置を使つてトラツクの引張力で引上げたり、
またはキヤタピラ付の掘削機でロープを吊上げた
りして抜杭していた。しかしながらこの方法は掘
削機等を現場へ持込むこと自体が容易でなく、コ
スト高にもなるため殆んどの場合は入力によつて
1本ずつ掘出す原始的、非能率的な作業に頼つて
おり、多数の杭を引抜く連続作業としては極めて
難作業であつた。
残杭の頭部分にロープを縛りつけ、支柱を伴う滑
車装置を使つてトラツクの引張力で引上げたり、
またはキヤタピラ付の掘削機でロープを吊上げた
りして抜杭していた。しかしながらこの方法は掘
削機等を現場へ持込むこと自体が容易でなく、コ
スト高にもなるため殆んどの場合は入力によつて
1本ずつ掘出す原始的、非能率的な作業に頼つて
おり、多数の杭を引抜く連続作業としては極めて
難作業であつた。
本考案の目的はこのような従来の残杭引抜作業
の難性に対処することであり、人力によつて容易
に抜杭することのできる軽便な柵杭抜き機を提供
することにある。
の難性に対処することであり、人力によつて容易
に抜杭することのできる軽便な柵杭抜き機を提供
することにある。
本考案装置の主眼は柵杭に係合するクランプ部
材に対して回動作用と引上作用との二種類の動作
を同時に与え、これにより柵杭のクランプと引抜
きとを同時に行なわせるようにしたことであり、
しかもこれら引抜のための動作を、単にハンドル
の単純操作だけでなしうるように構成したことに
特徴がある。
材に対して回動作用と引上作用との二種類の動作
を同時に与え、これにより柵杭のクランプと引抜
きとを同時に行なわせるようにしたことであり、
しかもこれら引抜のための動作を、単にハンドル
の単純操作だけでなしうるように構成したことに
特徴がある。
第1図及び第2図に示すように本考案装置の最
も特徴的なクランプヘツド1は、2枚の同形板状
片11a,11bを所定の間隔で平行に配置し、
枢結ピン12及び斜板13によつて連結固定して
あり、枢結ピン12を利用して垂直アーム2に枢
着連結されている。このクランプヘツド1の前部
には、両側の組合う位置に例えば2つのピン孔1
4a,14bを設けてあり、クランプ用のピン1
5を橋架状に挿通できるようになつている。2枚
の板状片11a,11bを結合する斜板13は上
縁部を前方に向けて傾斜固定してあり、この上縁
の縁線部とクランプピン15との間に柵杭aを挾
み込めるような間隔形成になつている。
も特徴的なクランプヘツド1は、2枚の同形板状
片11a,11bを所定の間隔で平行に配置し、
枢結ピン12及び斜板13によつて連結固定して
あり、枢結ピン12を利用して垂直アーム2に枢
着連結されている。このクランプヘツド1の前部
には、両側の組合う位置に例えば2つのピン孔1
4a,14bを設けてあり、クランプ用のピン1
5を橋架状に挿通できるようになつている。2枚
の板状片11a,11bを結合する斜板13は上
縁部を前方に向けて傾斜固定してあり、この上縁
の縁線部とクランプピン15との間に柵杭aを挾
み込めるような間隔形成になつている。
クランプヘツド1の後部側端部には、枢結ピン
12を介して前記垂直アーム2の下端が回転自在
に結合してあり、垂直アーム2の上端は、結合部
材3を介在してスタンド4の頂部に枢結されてい
る。
12を介して前記垂直アーム2の下端が回転自在
に結合してあり、垂直アーム2の上端は、結合部
材3を介在してスタンド4の頂部に枢結されてい
る。
スタンド4は下端に設置用の固定座41を一体
に設けてあつて、スタンド本体4を安定して垂直
に起立保持できるだけの接地長さを備えている。
またスタンド本体及び固定座の全体にわたり、強
度を落さない範囲の適当な間隔で多数のくり抜き
穴42を明けてあり、これによつて全体の重量を
軽減し、又、剛性を強化されるようにしてある。
に設けてあつて、スタンド本体4を安定して垂直
に起立保持できるだけの接地長さを備えている。
またスタンド本体及び固定座の全体にわたり、強
度を落さない範囲の適当な間隔で多数のくり抜き
穴42を明けてあり、これによつて全体の重量を
軽減し、又、剛性を強化されるようにしてある。
スタンド頂部に枢着した結合部材3は長尺の棒
状ハンドル5の揺動支点となるものであつて、該
ハンドル5を着脱自在に装着しうる管状のハンド
ル取付部31を一体形成してあり、揺動先端には
前記垂直アーム2の上端を枢着連結してある。し
たがつてハンドル5の垂直方向の揺動操作によつ
て垂直アーム2を昇降させ、これによつてクラン
プヘツド1を上下に移動させることができるよう
になつている。
状ハンドル5の揺動支点となるものであつて、該
ハンドル5を着脱自在に装着しうる管状のハンド
ル取付部31を一体形成してあり、揺動先端には
前記垂直アーム2の上端を枢着連結してある。し
たがつてハンドル5の垂直方向の揺動操作によつ
て垂直アーム2を昇降させ、これによつてクラン
プヘツド1を上下に移動させることができるよう
になつている。
次に本装置の作用について説明する。先ず、引
抜くべき柵杭アングル材aの幅寸法に応じて、使
用するピン孔を選択し、第2図のように例えば一
方のピン孔14bを選択してクランプピン15を
挿通する。そして該クランプピン15と斜板13
との間に柵杭を概ね接触する状態で係合させ、セ
ツトを完了する。
抜くべき柵杭アングル材aの幅寸法に応じて、使
用するピン孔を選択し、第2図のように例えば一
方のピン孔14bを選択してクランプピン15を
挿通する。そして該クランプピン15と斜板13
との間に柵杭を概ね接触する状態で係合させ、セ
ツトを完了する。
次にハンドル5の操作端を下向きに揺動操作
し、該ハンドルにA方向の揺動を与えると、結合
部材3はスタンド結合部32を支点としてB矢示
方向に回転し、てこの作用によつて垂直アーム2
をC矢示方向へ引上げる。この吊上げ動作によつ
てクランプヘツド1には、当初はヘツド先端を回
転中心とするD矢示方向の回転動作が生じ、柵杭
aの側壁面へ斜板13の上縁部が強く喰込んで、
ピン14bとの挾持効果を高め、該柵杭aを強力
にクランプする。
し、該ハンドルにA方向の揺動を与えると、結合
部材3はスタンド結合部32を支点としてB矢示
方向に回転し、てこの作用によつて垂直アーム2
をC矢示方向へ引上げる。この吊上げ動作によつ
てクランプヘツド1には、当初はヘツド先端を回
転中心とするD矢示方向の回転動作が生じ、柵杭
aの側壁面へ斜板13の上縁部が強く喰込んで、
ピン14bとの挾持効果を高め、該柵杭aを強力
にクランプする。
そして喰込みが一定の限度に達すると垂直アー
ム2との結合角度を一定に保つたまま、今度はE
矢示方向へ垂直に引上げられる。ハンドル1回の
揺動操作において、クランプヘツド1の垂直移動
量は約5cmであり、この分だけ柵杭aが引抜かれ
る。5cm上昇した時点では柵杭の姿勢は多少変化
して斜板13との間に〓間が形成されるため、ハ
ンドル5を上方へ戻すとクランプヘツド1は柵杭
aの係止を解除し、地上へ落下する。そして埋設
柵杭の地表に近い根本部分に再び係合し、前回と
同様のハンドル操作を行うことによつて再び柵杭
の根本に喰込み、約5cmの引抜きが可能となる。
ム2との結合角度を一定に保つたまま、今度はE
矢示方向へ垂直に引上げられる。ハンドル1回の
揺動操作において、クランプヘツド1の垂直移動
量は約5cmであり、この分だけ柵杭aが引抜かれ
る。5cm上昇した時点では柵杭の姿勢は多少変化
して斜板13との間に〓間が形成されるため、ハ
ンドル5を上方へ戻すとクランプヘツド1は柵杭
aの係止を解除し、地上へ落下する。そして埋設
柵杭の地表に近い根本部分に再び係合し、前回と
同様のハンドル操作を行うことによつて再び柵杭
の根本に喰込み、約5cmの引抜きが可能となる。
したがつてこのような動作を繰返すことによつ
て、順次柵杭に対する係合位置を下方へ移動し、
やがて完全な引抜きを可能にする。本装置による
ハンドル操作は、1本の引抜きに対して10回位の
繰返操作が必要であるが、その動作は手押しポン
プと同様の単なる上下揺動操作だけであるので、
操作は極めて容易である。
て、順次柵杭に対する係合位置を下方へ移動し、
やがて完全な引抜きを可能にする。本装置による
ハンドル操作は、1本の引抜きに対して10回位の
繰返操作が必要であるが、その動作は手押しポン
プと同様の単なる上下揺動操作だけであるので、
操作は極めて容易である。
このように本考案の柵杭引抜き機は、軽量であ
るので一人での持運びが可能であり、また据付け
や操作が簡単であつて何らの重筋作業ともならず
に抜杭することができる。また急傾斜地や狭小場
所での操作も可能であるので極めて有効に使用で
きる。
るので一人での持運びが可能であり、また据付け
や操作が簡単であつて何らの重筋作業ともならず
に抜杭することができる。また急傾斜地や狭小場
所での操作も可能であるので極めて有効に使用で
きる。
第1図は本考案に係る牧柵支柱抜き機の全体斜
視図。第2図は本装置の動作を示す側面図。 1……クランプヘツド、2……垂直アーム、3
……結合部材、4……スタンド、5……ハンド
ル、a……柵杭。
視図。第2図は本装置の動作を示す側面図。 1……クランプヘツド、2……垂直アーム、3
……結合部材、4……スタンド、5……ハンド
ル、a……柵杭。
Claims (1)
- 一対の水平方向に間隔を隔てて対面する板状片
11a,11bの間に斜板13が差渡されて互い
に固定されるとともに、これらの板状片11a,
11bの前部に斜板13と平行に差し渡されてピ
ン15が位置選択可能に取付けられたクランプヘ
ツド1と、このクランプヘツド1の後部にてピン
12を介して直列状に連結され、垂直面内で相対
的に枢動可能とされた垂直アーム2と、この垂直
アーム2の上端に直列状に連結され、垂直面内で
相対的に枢動可能とされた結合部材3と、この結
合部材3を垂直方向に枢動可能に支持する前後方
向に傾動可能なスタンド4と、前記結合部材3を
垂直方向に枢動操作するために該結合部材3に取
付けられた棒ハンドル5と、を有して構成されて
いることを特徴とする牧柵支柱抜き機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187882U JPS58145953U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 牧柵支柱抜き機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187882U JPS58145953U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 牧柵支柱抜き機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145953U JPS58145953U (ja) | 1983-10-01 |
JPH022754Y2 true JPH022754Y2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=30053049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4187882U Granted JPS58145953U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 牧柵支柱抜き機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145953U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101582325B1 (ko) * | 2015-04-27 | 2016-01-04 | 정다운 | 비닐하우스 철거장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819307B1 (ja) * | 1969-04-22 | 1973-06-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215610Y2 (ja) * | 1971-07-13 | 1977-04-08 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4187882U patent/JPS58145953U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819307B1 (ja) * | 1969-04-22 | 1973-06-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58145953U (ja) | 1983-10-01 |
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