JPH0226599Y2 - - Google Patents

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JPH0226599Y2
JPH0226599Y2 JP1986005443U JP544386U JPH0226599Y2 JP H0226599 Y2 JPH0226599 Y2 JP H0226599Y2 JP 1986005443 U JP1986005443 U JP 1986005443U JP 544386 U JP544386 U JP 544386U JP H0226599 Y2 JPH0226599 Y2 JP H0226599Y2
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JP
Japan
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workpiece
guide
transport direction
sides
guide rail
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JP1986005443U
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JPS62117047U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、搬送される工作物にガイドレールの
継目部分で傷が付くのを防止する工作物の傷付き
防止装置に関するものである。
〈従来の技術〉 工作物をスライドキヤリイ方式のトランスフア
装置により搬送するものにおいて、工作物を上下
方向に支持する支持装置と、工作物の横方向の移
動を規制するガイド装置が必要となる。このガイ
ド装置は、第3図に示すように工作物の搬送方向
に複数のガイドレール1を設けたものであり、ガ
イドレール1の継目部分には段違いによつて工作
物Wが引つ掛からないように面取り2が施されて
いる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このため従来は、搬送中に工作物Wが傾くと、
角部3で工作物Wの加工された側面Waを傷付け
る恐れがあつた。又、工作物Wは加工、搬送が交
互に繰り返され、工作物Wとガイドレール1とで
挟まれる切粉により工作物Wの加工された側面
Waを傷付ける恐れがあつた。さらに、単にクー
ラントを工作物に噴射したでは、クーラントが大
量に飛び散る問題があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上述した問題点を解決するためにな
されたもので、工作物の搬送方向両側にあるガイ
ドレールの継目部分を工作物の搬送方向に一致さ
せ、ガイドレールの各継目部分に工作物と向かい
合う互いに逆向きの面取りを形成し、工作物を挟
んで互いに向かい合う面取り部分に搬送方向と逆
向きにかつ搬送方向に対して斜め方向にクーラン
トを噴射するノズルを設けたものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図、第2図に基づい
て説明する。10は工作物Wの搬送方向にかつこ
の搬送方向の左右に複数設けられた支柱であり、
工作物Wの搬送方向の右側並びに左側の支柱10
の上端に支持板11が固定されている。各支持板
11上には工作物の搬送方向に支持レール12が
設けられている。各支持板11の側面にブラケツ
ト13が固定されており、このブラケツト13の
上端にガイドレール14が固定されている。これ
らガイドレール14は、工作物Wの搬送方向両側
でかつ搬送方向に複数設けられ、搬送方向両側に
ある継目部分が搬送方向に一致するように設けら
れている。これらのガイドレール14によつて、
工作物Wを搬送方向に案内するガイド装置15が
構成される。20はスライドキヤリイ方式のトラ
ンスフアバーであり、このトランスフアバー20
は進退並びに回転がなされる。トランスフアバー
20には搬送爪21が固定されている。各ガイド
レール14の両端、すなわちこれらガイドレール
14の継目部分には工作物W側で面取り30,3
1が施されており、面取り31の傾斜角度は面取
り30に比べて小さい。ガイドレール14の一端
には面取り31から工作物Wに向けてクーラント
を工作物Wの搬送方向と逆方向にかつ搬送方向に
対して斜め方向に噴射するノズル32が形成され
ている。
次に上述した構成に基づいて作用について説明
する。搬送爪21を起こしてトランスフアバー2
0を前進させると、搬送爪21が工作物Wに係合
し、工作物Wは支持レール12上に滑りながら移
動する。搬送中の工作物Wの傾きは、ガイドレー
ル14によつて規制される。工作物Wがガイドレ
ール14の継目部分に差しかかると、クーラント
が噴きつけられる。これによつて工作物Wの側面
の内、少なくともガイドレール14に対応する部
分が洗浄され、工作物Wに付着していた切粉が工
作物Wの搬送方向と逆方向に向けて落される。工
作物Wが傾いて面取り31の終了部分の角部Aに
当接しようとすると、クーラントの噴射力により
工作物Wは押し戻され、工作物Wの加工された側
面と角部Aとの当接がまぬがれる。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案は、工作物の搬送方向
両側にあるガイドレールの継目部分を工作物の搬
送方向に一致させ、ガイドレールの各継目部分に
工作物と向かい合う互いに逆向きの面取りを形成
し、工作物を挟んで互いに向かい合う面取り部分
に搬送方向と逆向きにかつ搬送方向に対して斜め
方向にクーラントを噴射するノズルを設けた構成
であるので、搬送方向両側から噴射されるクーラ
ントの噴射力により、工作物に搬送方向中央に押
し戻す力が作用し、ガイドレールの継目部分に工
作物の側面が当接することがなく、工作物の側面
に傷を付けることがない効果が得られる。また、
クーラントを工作物の搬送方向と逆方向にかつ搬
送方向に対して斜め方向に噴射するようにしたの
で、工作物の側面の内、少なくともガイドレール
に対応する部分の切粉が、工作物の搬送方向と逆
方向に向けて落され、工作物とガイドレール間に
切粉を挟み込んで工作物に傷を付ける恐れがない
効果が得られる。さらに、クーラントの飛び散り
を少なくできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はガイド装置の平面図、第2図は第1
図における−線断面図、第3図は従来のガイ
ド装置の平面図。 12……支持レール、14……ガイドレール、
15……ガイド装置、31……面取り、32……
ノズル、W……工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作物の搬送方向両側にガイドレールを搬送方
    向に複数設け、これらのガイドレールにより工作
    物の両側面をガイドするようにしたガイド装置に
    おいて、工作物の搬送方向両側にあるガイドレー
    ルの継目部分を工作物の搬送方向に一致させ、ガ
    イドレールの各継目部分に工作物と向かい合う互
    いに逆向きの面取りを形成し、工作物を挟んで互
    いに向かい合う面取り部分に搬送方向と逆向きに
    かつ搬送方向に対して斜め方向にクーラントを噴
    射するノズルを設けたことを特徴とする工作物の
    傷付き防止装置。
JP1986005443U 1986-01-17 1986-01-17 Expired JPH0226599Y2 (ja)

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JP1986005443U JPH0226599Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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JP1986005443U JPH0226599Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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JPS62117047U JPS62117047U (ja) 1987-07-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050606B2 (ja) * 1979-06-14 1985-11-09 日立電線株式会社 絶縁トロリ−線の布設方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6050606U (ja) * 1983-09-12 1985-04-09 大平 清 ベルトコンベアのガイド装置

Patent Citations (1)

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JPS6050606B2 (ja) * 1979-06-14 1985-11-09 日立電線株式会社 絶縁トロリ−線の布設方法

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JPS62117047U (ja) 1987-07-25

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