JPH02253177A - 避雷碍子装置の故障表示装置 - Google Patents

避雷碍子装置の故障表示装置

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JPH02253177A
JPH02253177A JP7446289A JP7446289A JPH02253177A JP H02253177 A JPH02253177 A JP H02253177A JP 7446289 A JP7446289 A JP 7446289A JP 7446289 A JP7446289 A JP 7446289A JP H02253177 A JPH02253177 A JP H02253177A
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JP
Japan
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transparent container
magnetic powder
permanent magnet
current
magnetism
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Pending
Application number
JP7446289A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujita
博 藤田
Tatsumi Ichioka
市岡 立美
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は主として送電線用の避雷碍子装置に地絡電流が
流れたか否かを検出して表示することかできる避雷冊子
装置の故障表示装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、避雷碍子装置として第7図に示すように鉄塔本体
1の支持アーム2の先端部に対し吊下碍子3を垂下固定
してその下端に送電線4を吊下し、前記支持アーム2に
は取付アダプタ5を介して電圧−電流特性が非直線性の
材料よりなる避雷素子6を内蔵した避雷碍子7を吊下固
定している。又、前記吊下碍子3の下端部には課電側の
放電電極8が取着され、避雷四子7の下端には接地側の
放電電極9が取着されている。このような避雷碍子装置
において、前記送電線4に雷サージ電流が侵入すると、
そのサージ電流は放電量fi8と放電@極りとの放電間
隙Gを閃絡した後、避雷碍子7内部の避雷素子6を通り
、接地導体10、支持アーム2及び鉄塔本体1を経て大
地に放電される。
前記避雷朽子が劣化していると、雷サージ電流が侵入し
た後に続く商用周波の続流電流が遮断されず、地絡事故
となる。この地絡事故を表示する故障表示装置として、
従来、前記接地導体10に変流器41を装着するととも
に、この変流器41に接続されたケーブル42を支持ア
ーム2に沿って配設し、このケーブル42の端末に表示
部43を接続している。そして、前記変流器41が接地
導体10を流れる地絡電流により動作されると、ケーブ
ル42から電流が表示部43に供給されて表示部内の火
薬に点火され、表示幕が放出され、表示動作される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来の故障表示装置は活線取換えができ
るようにするため、表示器43を鉄塔本体1側へケーブ
ル42により引き込む必要があって、構造上大型化し、
ケーブル42を支持アーム2に止める係止金具44が必
要で、その取付作業も面倒であるという問題があった。
又、表示器43が火薬発火により表示幕を表示器の外部
に放出する方式のため、表示器43を再利用することが
てきないという問題があった。
この発明の目的は小型化することかできるとともに、取
付作業を容易に行い、さらに、線路を停止することなく
、活線状態で活線棒操作により再利用か可能な避雷碍子
装置の故障表示装置を提供することにある。
[課順を解決するための手段」 本発明は前記問題点を解決するため、避雷碍子に接続さ
れた接地導体に変流器を装着し、該変流器には前記接地
導体に地絡電流か流れたとき、該変流器に発生する電気
を磁気に変換するための電気・磁気変換手段を接続し、
該電気・磁気変換手段と対応して設すな透明容器内には
鉄微粉などの磁性粉末を収容し、前記透明容器の上部に
は前記電気・磁気変換手段により発生した磁気により浮
遊動揺した前記磁性粉末を吸着するための永久磁石を配
置するという構成を採っている。
又、前記永久磁石に付着した磁性粉末を透明容器の底部
に落下させるための磁性粉末落下手段を前記透明容器の
上部に設けるとよい。
[作用] 本発明は上記手段を採用したことにより、接地導体に地
絡電流が流れると、変流器に電流が発生し、この電流は
電気・磁気変換手段により磁気に変換され、この磁気に
より磁性粉末が透明容器内で浮遊動揺して永久磁石に吸
着される。この結果、透明容器の外部から永久磁石に付
着した磁性粉末を視認することにより、避雷碍子に地絡
電流か流れ、避雷碍子が故障していることか確認される
又、前記接地導体に透明容器を設置するため、ケーブル
及びその取付作業が不要になり、電源用の電池も不要と
なり、表示装置が小型化される。
さらに、前記透明容器に磁性粉末落下手段を設けると、
永久磁石に付着した磁性粉末を透明容器の底部に落下す
ることにより再使用が可能となる。
[実施例] 以下、請求項2記載の発明を具体化した実施例を第1図
及び第2図に基づいて説明する。
この実施例の避雷碍子装置の故障表示装置は、前述した
第7図に示す避雷碍子装置と同様の装置に適用している
ため、故障表示装置のみの構成を説明する。
第1図に示ずように、接地導体10の上面には鉄微粉な
どの磁性粉末11を収容した内側透明容器12か載置さ
れ、その外側には外側透明容器13の下端フランジ部1
3aがポル1〜14により締め付は固定されている。又
、外側透明容器]3の上下中間位置には、前記内側透明
容器12の上端縁を位置規制する機能を兼用する仕切板
15が一体に形成され、該仕切板15の上面には永久磁
石16が操作ロッド17により上下動作可能に支持され
ている。前記外側透明容器13の上端部には蓋板18が
嵌合固定され、前記永久磁石16の上動位置を規制して
いる。
さらに、前記操作ロッド17の」1端リンク部1、7 
aは活線s19により上下動操作して、永久磁石16を
昇降するようにしている。
この実施例では前記操作ロッド17と、活線棒Jつとに
より、仕切板15の下面に永久磁石16により吸着され
た磁性粉末11を仕切板15がら透明容器12の底部に
落下させるための磁性粉末落下手段Mを構成している。
前記外側透明容器13の下部には遮蔽カバー20が嵌合
され、前記ボルト14により、そのフランジ部20aが
固定されている。そして、通常は外部から磁性粉末11
が視認できないようにしている。
前記接地導体10には該導体に地絡事故電流が流れたと
き動作されて電流を発生する変流器21が装着されてい
る。又、該変流器21にはその電流を整流するとともに
、蓄電してパルス電圧を発生させるためのパルス電圧発
生回路22が接続され、該パルス電圧発生回路22には
動作コイル26が接続され、該動作コイル26がパルス
電圧により動作されて磁気が発生すると、それにより前
記磁性粉末11が浮上して上方の永久磁石16に吸着さ
れるようにしている。そして、この実施例では前記パル
ス電圧発生回路22と動作コイル26により、電気・磁
気変換手段27を構成している。
なお、・前記避雷碍子7が正常状態で接地導体10に雷
サージ電流のみが流れたときには、電気・磁気変換手段
27から出力されるパルス電圧が小さく、従って、前記
磁性粉末11が永久磁石16に吸着されることはない。
次に、第3図に基づいて前記パルス電圧発生回路22を
説明する。
前記変流器21には第1整流器28及び第2整流器29
が接続され、両路流器28.29には蓄電用コンデンサ
CI、C2が接続されている。前記コンデンサC2には
抵抗R1を介してトランジスタTRIが接続され、該ト
ランジスタTRIにはコンデンサC2からの出力電圧を
後記トリカーパルス幅調整回路32に適した電圧に変換
するための定電圧安定化電源用素子30か接続されてい
る。又、この電源用素子30には抵抗R2及びトランジ
スタTR3のON、OF暗時間調整するための可変抵抗
R3を介して該トランジスタTR3のON、OF動作を
行うためのパルス発振回路31が接続されている。前記
抵抗R2、トランジスタTR3及びインバータ31によ
り、トリガーパルス幅調整回路32を形成している。
一方、前記第1整流器28にはコンデンサC1からの入
力電圧を低減するトランジスタTR2を介して前記動作
コイル26への出力電圧を定電圧化するための定電圧素
子33が接続されている。
なお、前記定電圧素子33の耐圧の関係上、ツェナーダ
イオードZD2.ZD3により定電圧素子33にバイア
ス電圧を付与している。
第3図において、コンデンサC3,C4,C5゜C6、
抵抗R1〜R5、ダイオードDなどは、個々の回路の安
定化あるいは素子耐圧保護のための定電圧回路を構成す
るものである。
次に、前記のように構成した避雷碍子装置の故障表示装
置について、その作用を説明する。
今、避雷碍子7の避雷素子6が劣化していて続流電流の
遮断不能に陥り、接地導体10に地絡電流が流れると、
その電流は接地導体10から支持アーム2を通り、鉄塔
本体1を経て大地に放電されるが、前記接地導体10を
通る地絡電流により、変流器21が動作される。すると
、両路流器28゜29により交流電流が直流に変換され
、このとき整流器29からの直流電圧はコンデンサCI
C2に蓄電された後、トランジスタ1゛R1から定電圧
安定化電源用素子30へ流れ、抵抗R2及び可変抵抗R
3を介してインバータ31に供給され、さらに、インバ
ータ31からトランジスタ]゛R3へ雷サージ電流と同
様なマイクロ秒程度のパルス信号が供給される。このパ
ルス信号によりトランジスタTR3及び定電圧素子33
が動作されて、安定したパルス電圧か動作コイル26に
供給される。この結果、内側透明容器12内の磁性粉末
11が動作コイル26に発生する磁気により浮遊動揺さ
れ、磁性粉末11が永久磁石16により仕切板15の下
面15aに吸着され、地絡電流が避雷碍子7及び接地導
体10に流れ、避雷碍子が故障していることか透明容器
12.13の外部から視認することができる。
又、前記表示状態で鉄塔本体1側において活線棒19を
操作して、永久磁石16を上昇さぜると、仕切板15の
下面に吸着されていた磁性粉末11が磁力が及ばなくな
って落下され、非表示状態となり、再使用が可能となる
さて、前記実施例では接地導体10の上面に磁性粉末1
1をIll容した透明容器12.13を支持し、容器1
3の上部に設けた仕切板15の上部に永久磁石16を上
下動可能に支持したので、特別の電源、ケーブル及びそ
の取付作業が不要になり、装置か小型化される。
次に、第4図により請求項1記載の発明の詳細な説明す
る。
この実施例では透明容器35の上部に永久磁石16を埋
設固定し、該容器35の下端部をボルト14により固定
した取付筒体36に対し取り外し可能に螺合している。
従って、地絡電流により磁性粉末11が永久磁石側に吸
着されたら、透明容器35を取り外して交換するか、あ
るいは前記永久磁石16と極性の罪なる永久磁石(図示
略)を活線棒を使用して該永久磁石16に接近させて磁
性粉末11を落ドさせて再使用しても良い。
なお、本発明は次のように具体化することができる。
(1)前記各実施例において、透明容器13゜35の外
周面に対し第5図に示すように、上T−力方向目盛37
を付すこと。この場合には磁性粉末11が仕切板15の
下面にどの程度吸着されているかを確認して、地絡電流
値を大まかに判別することかできる。
(2)第6図に示すように〜透明容器35の上部に収納
ケース38を水平に取着するとともに、該容器38に永
久磁石16を水平方向の往復動可能に支持し、活線棒1
9によりバネ35の作用に抗して永久磁石16を引っ張
ると、仕切板15にイX1着していた磁性粉末11が落
下するように構成すること。
(3)前記永久磁石16の上下位置調節手段を設けるこ
と。
(4)前記活線棒1つに代えて、絶縁操作紐を使用して
操作ロッド17あるいは永久磁石を操作すること。
(5)第1図において接地導体10と動作コイル26と
の間に例えば絶縁物を介装して、雷サージ電流か導体1
0に流れたときの磁性粉末11への影響をなくすこと。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば特別の電源を不要
にし、ケーブル及びその取付作業を不要にして、装置を
小型化することができる優れた効果がある。
又、前記透明容器に磁性粉末落下手段を設けると、永久
磁石に付着した磁性粉末を透明容器の底部に落下するこ
とにより再使用が可能となる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項2記載の発明の実施例を示す断面図、第
2図は第1図の平面図、第3図は電気・磁気変換手段を
示す回路図、第4図は請求項1記載の発明の実施例を示
す部分断面図、第5図及び第6図はそれぞれ本発明の別
例を示す断面図、第7図は従来例を示す丁面図である。 7・・・避雷碍子、10・・・接地導体、11・・・鉄
微粉などの磁性粉末、12・・・内側透明容器、133
5・・・外側透明容器、15・・・仕切板、16・・・
永久磁石、17・・・操作ロッド、19・・・活線棒、
21・・・変流器、22・・・パルス電圧発生回路、2
6・・・動作コイル、27・・・電気・磁気変換手段、
38・・・収納ケース、39・・・バネ、M・・・磁性
粉末落下手段。 特 許 出 願 人  日本碍子 株式会社代 理 人
    弁理士 恩[1」  博宣(ほか1名) 1・・1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、避雷碍子に接続された接地導体に変流器を装着し、
    該変流器には前記接地導体に地絡電流が流れたとき、該
    変流器に発生する電気を磁気に変換するための電気・磁
    気変換手段を接続し、該電気・磁気変換手段と対応して
    設けた透明容器内には鉄微粉などの磁性粉末を収容し、
    前記透明容器の上部には前記電気・磁気変換手段により
    発生した磁気により浮遊動揺した前記磁性粉末を吸着す
    るための永久磁石を配置したことを特徴とする避雷碍子
    装置の故障表示装置。 2、前記永久磁石に付着した磁性粉末を透明容器の底部
    に落下させるための磁性粉末落下手段を前記透明容器の
    上部に設けたことを特徴とする請求項1記載の避雷碍子
    装置の故障表示装置。
JP7446289A 1989-03-27 1989-03-27 避雷碍子装置の故障表示装置 Pending JPH02253177A (ja)

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JP7446289A JPH02253177A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 避雷碍子装置の故障表示装置

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JP7446289A JPH02253177A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 避雷碍子装置の故障表示装置

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JPH02253177A true JPH02253177A (ja) 1990-10-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0665440A1 (de) * 1991-10-24 1995-08-02 Gerstmaier, Siegfried Geräte zur Anzeige eines stattgefundenen Stromdurchganges in Leitungen von Blitzschutzanlagen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0665440A1 (de) * 1991-10-24 1995-08-02 Gerstmaier, Siegfried Geräte zur Anzeige eines stattgefundenen Stromdurchganges in Leitungen von Blitzschutzanlagen

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