JPH0224391Y2 - - Google Patents

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JPH0224391Y2
JPH0224391Y2 JP1985090835U JP9083585U JPH0224391Y2 JP H0224391 Y2 JPH0224391 Y2 JP H0224391Y2 JP 1985090835 U JP1985090835 U JP 1985090835U JP 9083585 U JP9083585 U JP 9083585U JP H0224391 Y2 JPH0224391 Y2 JP H0224391Y2
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protrusion
bottom plate
air
hole
cushion material
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JP1985090835U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は直接風雨に曝される乗り物のシートに
係り、特に二輪車用シートにおいて防水を施した
二輪車(三輪車を含む)用防水シートに関する。
〔従来の技術〕
従来から二輪車用シートにおいては、第4図で
示すように、底板(ボトムプレート)31上にク
ツシヨン材35を載置し、表皮材36で覆つて構
成されており、前記クツシヨン材35の空気抜き
のために底板31に空気孔32を設けているが、
この空気孔32から水が浸入しないように工夫さ
れている。例えば、第4図に示されるような従来
のシートSにおいては、サイドフランジ30が設
けられているためシート側部から底板31へ水の
浸入が防止されている。しかし、このようなシー
トSにおいても、水洗いのとき等に底板31に水
があたるため、底板31に設けた空気孔32から
水が浸入しないように、例えば第5図で示される
実公昭53−844号公報において示されているよう
な空気孔32にすり割り34を入れた弾性体の弁
膜33で覆つた技術が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記、第4図で示される従来技術においては、
シートS側部からの水の浸入については、サイド
フランジ30によつて予防することができるが、
シートSの底板(ボトムプレート)からの水の浸
入については、空気孔32からの浸入を防止する
ことができない。また実公昭53−844号公報に係
る提案技術によれば、水の浸入を一時的に防止す
るためには有効であるが、常に降雨やタイヤによ
る巻き上げによつて、直接水分に曝されることに
なるサイドフランジを有さないシートには不適切
である。つまり、実公昭53−844号公報で示され
る技術によれば、一時的に直接底板(ボトムプレ
ート)に浸入する水分に対しては、弁膜34があ
るために水の浸入を防止することが可能である
が、雨天時等の場合に、底板(ボトムプレート)
が常時水分によつて曝されるシート、例えばフレ
ームの上にシートを載置してサイドフランジを設
けることができないシートにおいては、常に空気
孔32が水分に曝されることとなり、弁膜33の
すり割り34部分からクツシヨン材35内に水が
浸入するのを防止することができない。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、本考案に係る二輪車用防水シートは、
ブレームの上に位置する二輪車用シートにおい
て、ボトムプレートに有底の突起部を設け、該突
起部の側壁にクツシヨン材と外気とを連通する小
穴を設けた構成とする。
また突起部を弾性体で形成すると好適であり、
さらに、弾性体をフレーム上に位置させると良
い。
〔作用〕
本考案は、上述のように、ボトムプレートに有
底の突起部を設け、該突起部の側壁にクツシヨン
材と外気とを連通する小穴を設けたので、この側
壁の小穴は、径が小さいので、水が入りにくく構
成できる。また従来と同様に、クツシヨン材の空
気抜きの作用を保持できる。そして水が小穴に入
つても、この小穴の部分で水が止まり、水の浸入
を防止することができる。そして、シートに着座
することにより、クツシヨン材中の空気が排出さ
れるが、このとき、小穴に入つた水分が、外部に
排出されるので、空気穴としての機能を損なうこ
とがない。
また、突起部を弾性体で形成すると、着座した
ときの圧力により可変して空気を容易に排出させ
ることができる。そして、この弾性体部分をフレ
ーム上に位置させると、パツドと兼用することが
できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する部材、配置等は本考
案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内
で種々改変することができるものである。
第1図及び第2図は、本考案の第1実施例を示
すものである。図において、シートSはボトムプ
レート1と、クツシヨン材2と、表皮材3とから
なり、ボトムプレート1の上にクツシヨン材2を
載置して表皮材3で覆つて構成されている。ボト
ムプレート1の前底部には、フレーム6と係合す
るフツク部6aが設けられ、後底部には穴部9が
設けられている。穴部9はフエンダー7に設けら
れた係合突起部8に穿孔された穴と整合するよう
に構成されている(第1図参照)。さらにボトム
プレート1には、シートSがフレーム6上に載置
されるときに接合されるパツド5が設けられてい
る。
このような構成のシートSを装着するには、ボ
トムプレート1の前底部のフツク部6aとフレー
ム6を係合させ、次に係合突起部8に設けられた
穴とボトムプレート1に設けられた穴部9とを整
合させ、マウント部材を介してボルト9aによつ
てフエンダー7及びフレーム6上に直接載置され
組立てられる。また左右のパツド5,5の間に
は、高さ10mm以上の有底突起部10が設けられて
おり、この有底突起部10の側壁にはクツシヨン
材2と外気とを連通する小穴11が設けられてい
る。そして本例では、有底突起部10が3〜4箇
所設けられている。但し、有底突起部10の径、
高さ及び数、さらに側壁に設けられた小穴11の
数及び径は特に限定されるものではない。
本例のように構成すると、小穴11の径が小さ
いので、水が浸入しにくいばかりでなく、例え水
が小穴11に浸入しても、この小穴11の部分で
止まり、この水分が栓の代りをして水の浸入を防
止する。またシートSに着座することにより、ク
ツシヨン材2中の空気が排出され、同時に水分が
小穴11の外部に排出されるので、空気穴として
の機能は損なわれない。
第3図は本考案の第2の実施例を示すものであ
る。本例では上記第1実施例と同一部材等には同
一符号を付してその説明を省略する。
本例では、弾性体であるパツド5にクツシヨン
材2と外気とを連通する小穴11を設けた例であ
る。即ち、フレーム6上に載置するためにボトム
プレート1に設けられたパツド5にクツシヨン材
2と外気とを連通する小穴11を設け、この小穴
11を利用して空気穴とするものである。本例で
は、パツド5に設けた小穴と、クツシヨン材2と
外気とを連通する穴をボトムプレート1に設けて
併用した例を示しているが、パツド5の部分だけ
に連通穴を設けても良いし、ボトムプレート1に
設けた有底突起部を弾性体としても良い。
上記実施例において、パツド5の部分だけにク
ツシヨン材2と外気とを連通する小穴を設ける構
成にすれば、部品点数を少なくすることができ、
ボトムプレートに、リブ等を設けて、このリブに
穿孔したり或は空気孔を設けるための突起部を新
たに作成する必要がない。さらに、上記実施例の
ように有底突起部を、弾性体によつて構成する
と、シートSに着座したときの空気圧により弾性
体に設けられた穴が可変して空気の通りを容易に
することができる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の二輪車用防水シート
は、ボトムプレートに有底の突起部を設け、該突
起部の側壁にクツシヨン材と外気とを連通する小
穴を設けたので、従来と同様にクツシヨン材の空
気抜きの作用を保持したまま、水が入りにくく構
成することができる。また、水が小穴に入つて
も、この小穴の部分で水が止まり、水の浸入を防
止することができる。そして、シートに着座する
ことにより、クツシヨン材中の空気が排出される
が、このとき、小穴に入つた水分が、外部に排出
されるので、空気穴としての機能を損なうことが
ない。
また、突起部を弾性体で形成すると、着座した
ときの圧力により可変して空気を容易に排出させ
ることができる。そして、この弾性体部分をフレ
ーム上に位置させると、パツドと兼用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示
し、第1図はシートの装着状態を示す一部破断側
面図、第2図は有底突起部及びクツシヨン材と外
気とを連通する穴を示す部分断面図、第3図は本
考案の第2実施例を示す第1図の−線による
断面図、第4図及び第5図は従来例を示す部分断
面図である。 1……ボトムプレート、2……クツシヨン材、
3……表皮材、5……パツド、6……フレーム、
7……フエンダー、8……係合突起部、9……穴
部、10……有底突起部、11……小穴、S……
シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フレームの上に位置する二輪車用シートにお
    いて、ボトムプレートに有底の突起部を設け、
    該突起部の側壁にクツシヨン材と外気とを連通
    する小穴を設けたことを特徴とする二輪車用防
    水シート。 2 前記突起部は弾性体で形成された請求項1記
    載の二輪車用防水シート。 3 前記弾性体を前記フレーム上に位置させた請
    求項2記載の二輪車用防水シート。
JP1985090835U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0224391Y2 (ja)

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JP1985090835U JPH0224391Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JP1985090835U JPH0224391Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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Publication Number Publication Date
JPS6278U JPS6278U (ja) 1987-01-06
JPH0224391Y2 true JPH0224391Y2 (ja) 1990-07-04

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