JPH02240683A - 平面傾斜移動広告等装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、きわめて多種類の広告等の表示を一つの面で
、電球や発光ダイオードなどを用いることなく連続して
表示する画期的な表示装置の発明である。

従来、第１図に示すように複数の三角柱ｌを並べてでき
る平面２を広告向とするものがある。すなわち、三角柱
の三側面に異なる表示３を描き、これら三角柱を一斉且
つ同時に回転して、平面２に三通りの異なる広告面を示
すものがあるが、広告向が三通りしか変換できない欠点
がある。

又、第２図に示すように多数のランプあるいは発光ダイ
オード４を並べ、特定域５のランプを点灯して文字等を
あられし、ついでその点灯域を変えて別の文字等をあら
れす広告も知られているが、これは多数のランプとそれ
らの複雑な点灯制御装置が必要で、高価であり、又、昼
間は文字等５が判読困難であるという欠点がある。

あるいは、第３図に示すごとく、軸６で回転する多数の
小立方体７を並べ、各立方体の四側面に異なる表示を描
き、それらの立方体を一斉且つ同時に回転させて表れる
合成した四通りの平面８で、異なる文字等をあられす変
化する広告があるが、最大回通りの変化に限られ、白色
がきれいに出す、風が当って動き易く、機構が複雑で高
価であるという欠点がある。

又、前面に多数のローラを複数個並べ、それぞれのロー
ラの背後のローラの間にベルトをかけ渡し、前面のロー
ラのベルト面を並べて広告面とし、各ベルトに描画して
、各ローラの一斉回転により前面に合成した異なる広告
面を次々とあられすものがあるが、異なる広告面の境が
平たい広告面上で流れるので見苦しいという欠点がある
。

本発明は前記のごとき従来の広告塔の欠点をすべて解決
した画期的な発明である。

本発明実施例は第４圀および第５図に示すごとく回転駆
動軸９を設けた正三角柱体１０の背後にローラ１１．１
２．１３が軸支されており、エンドレスベルト状のフィ
ルム１４が柱体、１０．ローラＩＬ１．２．１３に張設
しである。これをフィルム移動部の単一の機構としてそ
の複数個を正面が開口したケース１５内に並設する。

軸９にはプーリ１６を設け、モータ１７のプーリ１８か
らタイミングベルト１９で駆動して柱体１０を一斉に回
転させる。これによりフィルム１４がローラ１１．１２
．１３を回転しながら送られる。

ローラ１２の軸の上下はスプリング２０により柱体１０
の方向に付勢され、フィルム１４は全体がたるむことな
く送られるようになっている。

電源からの電気回路において、各柱体１０の直後には無
接触センサ２２があり柱体１０の角部２３を検知する。

この検知信号によりモータ１７の回転が停止し、タイマ
ー２４により一定時間経過すると再びモータ１７が回転
し、柱体１０の次の角部がセンサー２２で検知されると
再びモータ１７が停止し、これを繰返し、柱体１０の面
がフィルム１４と共に間歇的に１２０度回動じて正しく
前面に向くようになっている。

柱体１０の上下端の角部２３には突起２５があり、これ
がフィルム１４の上下縁に、柱体１０の巾の間隔で連な
る孔部２６に嵌入し、又、柱体１０．ローラ１１゜１２
、１３の下縁にはフィルム１４の下端を支承する突縁２
７があり、これらによりフィルム１４が柱体１０と共に
ずれることなく送られる。

ロール１２のスプリング２０は、三角柱体ＩＯの回転や
モータ１７の間歇的な起動によるフィルム１４への急激
な引張力を吸収してフィルムの損傷を防止する。

ベルト状のフィルム１４番こは、孔部２６の間に複数の
異なる単位画面があり、その画面２８Ａ　、　２８Ｂ　
、　２８Ｃなどが三角柱体ＩＯの回転によりケース１５
の正面に出て平面状にそろい、それらの結合された文字
、図形による広告面となる。各画面は平面的に傾斜して
から柱体ｌＯの背面にかくれ、同時に次の画面が平面的
に傾斜しつつ現れて次の異なる平面状の広告面に変化す
る。

第６図は本発明他の実施例を示し、前記例において、ロ
ール１０．１１．１２に代えてフィルム９の１ｂ２９．
３０を設け、各巻軸に巻装したフィルム１４を往復して
繰出して画面２Ｂを表示する。

駆動モータは柱体１０あるいは巻軸２９．３０にそれぞ
れ連結して間歇駆動し、いづれかのモータを駆動してフ
ィルムを巻取る。

巻軸２９．３０にはきわめて多数の単位画面があるフィ
ルムを巻くことができる。且つケース１５の奥行きが短
くなる 第７図は、第６図のロール３０に代えて柱体１０でフィ
ルムを巻き取る本発明実施例である。

第８図は、第４図から第７図における駆動部を示し、柱
体１０は筒状で上下に軸９Ａ、　９Ｂを設けた蓋３１３
２が装着されている。

軸９Ａはケース１５の内側に設けた軸受３３Ａに嵌入し
、軸９Ｂは軸受３３Ｂにベアリング３４を介して装着す
る。

軸９Ｂにはプーリー１６が取り付けられて、モータ１７
のプーリ１８とはタイミングベルトで連結する。

柱体１０は、第９図に示すごとく金属板３６で製造する
こ七ができるが、継目３７は面上に設け、角３８は丸味
に仕上げてフィルム１４を保護する。

第４図、第８図および第９図による広告塔の実施例は次
のとおりである。

各三角柱体１０の一面の横幅　１ｍ 高さ　５ｍ 個数　１０個 タイミングベルトのプーリ１６の直径６００ｍｍプーリ
１８の直径２００ｍｎ＋ タイミングベルト使用は、ギヤ伝導機構のごとき給油が
不要となる。

モータプーリ１７の軸を１秒で１回転とし、三角社用プ
ーリがこれで１２０″廻り、ついでセンサ２２で１８秒
間停止して画面を８秒停止し、繰り返す。

これは高速道路から見るとき、静止画が法規上要求され
、少な（とも広告面を８秒停止する必要がある。

柱体１０は第９図に示すように筒状とし、ステンレス板
で偶部を曲げ継目を溶接し、又はファイバー強化プラス
チックを三角形に引抜いて軽量化を図り、動力を節減す
ると共に耐候性とする。

フィルムは縦幅５ｍで周長さ１７ｍのエンドレスベルト
に、長さ１ｍ毎に１７種類の画面とする。画面は具体的
にはスコッチカル又はナラカル（塩化ビニール又はポリ
エステルのシートに感圧性接着剤を設けたもの）を切り
抜いて貼る。

１画面について静止８秒、変換１秒、計９秒で、午前７
時から午後１１時までに表示する広告面は１６時間Ｘ　
６０　Ｘ　６０／９秒＝　６４００画面、６４００／１
７　＝３７６（フィルム周回数）２１画画面比来る。１
７画面は２１以下なので、例として挙げた。

前記の筒状柱体に代えて、第１０図および第１１図に示
すように一本の軸３９の上下の三方にアーム４０を立設
し、アームの端部間にフィルム１４を支承するロッド４
１を正三角形の頂点の位置に取付けてもよい。

本発明装置はきわめて安定し、長期にわたって故障を生
じない論理にもとづいたメンテナンスウオークのものと
することができる。

第１２図から第１５図も本発明の単位画面２８を示す駆
動部の他の実施例を示し、第１２図に示すごとく画面２
Ｂを描いた複数枚の縮長表示板４２をヒンヂ４３により
屈折自在にエンドＬ／スで連結し、スプロケット、４４
．４５間に掛は渡し、スブロケｙｌ−４４を回転駆動す
ると表示板４２が矢印のごとく移動する。

前部広告面４６ノ状況を第１３図＋７）Ｉ、■、■、ｌ
ｖ、■の順に示す。

Ａ、Ｂ、Ｃはヒンジを示し、スプロケット４４の軸４７
の回転により、板４２が傾斜しながら前面の分割広告面
となり、ついで次の板と入れ変ることを示す。

第１４図および第１５図は板４２の駆動機構を示し、各
板４２を連結するヒンデ４３の軸４８の上部および下部
をチェーン４９で支持し、さらに軸４８の上下端に設け
たロール５０がレール５１に沿い走行して板４２を移動
させる。チェーンは、モータ５２により回転するスプロ
ケット４４．４５に係合して移動し、これにより表示板
４２は第１２図のごとく移動周回する。

第１６図および第１７図は、前例の軸４８を表示板４２
の中央Ｍに軸５３として設けた本発明実施例を示す。

第１８図は、前例のスプロケット４４．４５およびチェ
ーン４９に代えて、回転軸４７に設けたアーム５４の端
部で表示板４２のヒンヂ軸４８を引っ掛けて送る本発明
実施例を示す。ヒンヂ軸４８は転子５５によりレール５
６に沿い走行する。

前記例の表示面の１方向移動は往復運動とすることがで
きる。

又各機構前面に広告面としたが、後面も広告面として、
両面広告塔とすることもできる。

前記単位画面とその駆動部は一般に複数個用いるが一個
でもよい。

本発明は次のごとき効果を有する。

（］）第１図のごとき広告装置に比して格段に多種類の
広告を連続して表示することができ、しかも機構が簡単
である。

（２）第２図のごとき広告装置に比して変化する広告面
の複雑な制御装置が不要であり、機構が簡単である。

（３）第３図のごとき広告装置に比しても機構が簡単で
あり、はるかに多種類の広告を表示することができる。

（４）＊数の広告を並べたベルトをまわして平面上で広
告面を変える装置に比して、各単位画面の境界が前方に
突出して折れた様になり、画面を差替えて急変するよう
な外観になるので広告効果が著しく増大する。

（５）装置の製造費用が、例えば縦５メートル、横１０
メートルの広告面について、第２図、第３図のものが約
１億５千万円であるのに比して、本発明のものは千５百
万円であり、著しく低廉である。

（６）表示面が連続して１０数面以上のきわめて多数で
ある装置を低度な費用で作られる。第１図のものは３面
のみである。

（７）どのような色、図形、文字も表示しうる。第３図
のものは白色がきれいに表示できない。

（８）昼間でも表示できる。第２図のものは昼間の表示
ができない。

（９）第２図、第３図のもののごとく表示制御のコンピ
ュータ入力が不要である。

００）機構が安定し、長期にわたり保守が殆ど不要であ
り、駆動部分の部品を最小とすることができる。

前記例の他の種々な変形はすべて本発明に属するもので
ある。

又、本発明は広告塔以外の種々のデイスプレィなどに用
いることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１従来例の斜視図 第２図は第２従来例の正面図 第３図は第３従来例の斜視図 第４図は本発明第１実施例の斜視図 第５図は本発明第１実施例の平面図 第６図は本発明第２実施例の平面図 第７図は本発明第３実施例の平面図 第８図は本発明第４実施例の側面図 第９図は本発明第４実施例の１−１線断面図第１０図は
本発明第５実施例の側面図 第１１図は本発明第５実施例の平面図 第１２図および第１３図は本発明第６実施例の平面図第
１４図および第１５図は本発明第６実施例の斜視図第１
６図は本発明第７実施例の平面図 第１７図は本発明第７実施例の斜視図 第１８図は本発明第８実施例の斜視図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個の単位画面が結合された長いベルト状のものと、
   前記ベルト状のものの複数個の画面のうち、一画面が平
   面として表面に出、ついで前記画面が平面的に傾斜し、
   次に背面にかくれ、同時に次の画面が平面的に傾斜しつ
   つ現れて表面で平らな平面となる駆動部とより成る事を
   特徴とする装置。