JPH02232501A - 穴径・穴ピッチ用測定器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、穴径及び穴ピッチを測定するための測定器具
に関する。

従来技術及びその課題 物品の寸法、特に、穴径及び穴ピッチを測定する（プレ
スによる穴明は作業には必須の作業である。）機器には
、ノギス、万能顕微測定器、オブチメータ等がある。

一般に、上記の万能顕微測定器、オプチメータは、高価
である。Ｗ４定技術を要する等という理由作業現場では
使用されることは少ない、そこで。

専ら、ノギスに頼っているのが実状である。ノギスの中
には、穴ピッチを測定することのできるものがある。い
わゆるセントリメータである。

セントリメータは、穴ピッチを専門に測定する機器であ
り、目盛が実際の寸法の２倍という特殊なものである、
従って、物品の長さ一定や穴径の測定等の他の用途に使
用されることはほとんどなく、使用ｗＩｉ囲が狭い、ま
た、１！！定すべき寸法より操作量が大きいので測定許
容範囲の割りに器具が大きいという問題、測定子の操作
が煩雑であり測定誤差が大きいという問題、大型の物品
を測定するには作業性が悪い、デジタル表示式のものが
今だに開発されていない等という問題がある。

本発明の目的は、前記ｒｓｍを解決し、物品の通常の外
幅寸法を測定することができるとともに、特に、穴径及
び穴ピッチを簡便に測定することのできる測定器具を提
供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、測長杆と、ａｍ長杆に摺動自在に支持された
キャリアと、前記副長杆に体に対して摺動自在に取付け
られた第１！１１定子と、前記キャリアに設けられた第
２測定子と、前記第１ｖＳ定子の摺動しうる長さを定め
るストッパと、前記キャリアに設けられ前記キャリアの
移動量を表示する表示具とを有してなる測定器具により
前記課題を解決した。

作　　　　　　　　用 本発明の測定器具は、通学の物品の外幅寸法の測定に使
用できるが、穴径の測定、穴ピッチの測定に特に好適で
ある。

物品の外幅寸法を測定する場合は、梓通のノギスと同様
に、第１ｆｔｌｌ定子及び第２測定子で、対象物を把持
するように外側から近付けて１両測定子が物品に接触し
た時にその間隔を表示具で読み取る。

穴径寸法を測定する場合、第１ｉ′ｌｌ！定子を基点位
置のまま測定すると、両測定子の厚み分だけ小さく表示
される。そこで、この量を測定１１ｑに補正しておく。

この補正操作は、第１澗定子が両津電子の厚み分だけ第
２測定子側に移動できるようにすることによって行なう
、移動しうる長さはストッパで定める。＊を測定子は、
基点位とと補正位との間を摺動することができる。補正
位置では両測定子の厚みを表示具に表示させ、第（１）
定子がｍ　２（１）定子に丁度接触するまで移動できる
ようにストッパで移動量を定める。このへような補正設
おこなった後、穴径を測定することによって、−回の操
作で正確に穴径寸法の測定を行なうことができる。

穴ピッチを測定する場合は、上記の２方法の組合せで行
なう、まず、ｍｌ！１９定子を基点位置にしておき、第
２測定子との間で両穴の内ピッチを測定する。この測定
方法は、物品の外幅寸法の測定と同じであるから特に問
題はない０次に、前記穴径寸法測定の方法で１両穴の外
ピッチを測定する。

−回目の測定では両穴の間の間隔が表示され、２回目の
測定では両穴の間の間隔と２つの穴の直径の総和が表示
されるから、２つの表示値の和を１７２することによっ
て穴ピッチが求められる。

実　　　施　　　例 以下、ｒＩＡ面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図乃至第５図は本発明の第１実施例を、第６図乃至
第９図は本発明の第２実施例を示す。

第１図層１ド笛２園は−笛１＄燦例の・創宇暴亘１０の
主要部分を示す１本実施例の測定器具１０は、比較的小
さな物品を測定するための携帯用のノギスタイプである
。ＴＩ！定器具１０は、副長杆１２とキャリア１３を有
してなる。

測長杆１２は、一端に顎２０を形成した長さ約３０ｃｍ
程度の物差状のものである。ＩＩ節杆２２は新面が矩形
であり１Ｍ曲する案内板２１の溝と顎２０の間に支持さ
れ、開長杆１２に対し長手方向への摺動が自由である。

案内板２１ば、顎２０にねじ２３により取り付けられる
。調節杆２２には、ｔｒ￥（１）定子２４が９０°の角
度をもって、ねじ締め又は圧入により固定されている。

第１１ｔ’ｌ定子２４は１円柱状（又は円筒状）であり
、その先端が拡径されている。第（１）’ｌ定子２４が
固定された輪部と反対側の調節杆２２のｖａ部には、ス
トッパとして機能する２連のストップナツト２５が螺合
し、第１測定子２４が顎２０から突出する長さを調節で
きるようになっている。以下に説明する基点位置とは、
第１測定子が案内板２１に当接する位置である。

ｍｌｌ’ｆｆ定子２４は，上記構成により，顎２０から
突出しない基点位置と，顎２０から突出してストツブナ
ッＩ・２５が案内板２１に当接する補正位ｔとの間で摺
動することができる． キャリア１３は、珂長杆１２に対し長手方向へ摺動自在
に，しかし，長手方向以外への動きは拘束されて支持さ
れている．キャリア１３は、第２測定子３４と表示具３
６を有する． ｆｆｉ２丁哩定子３４は．調節杆３２に対し９０゜の角
度をもって、ねじ締め又は圧入により固定される．！１
節杆３２は，所面が矩形であり，キャリア１３にねじ３
３により取付けられ屈曲する案内板３１の溝とキャリア
１３の間で摺動自在に支持されている．案内板３１に対
する調節杆３２の固定及び解放は止めねじ３９により行
う． 表示具３６は，０位調節のできるデジタル表示式のもの
である．そして、ｍ　ｌ　１１定子２４及び第２泗定子
３４が！［！設される方向と反対方向に表示窓３７がく
るように固定されている．送りローラ３８はキャリア移
動に使用する． 本発明の測定器具１０は、物品の外幅寸法、穴径，穴ピ
ッチを測定する場合に使用される．物品の外幅寸法の場
合は，一般的なノギスと操作方法が同じであるので説明
を省略する．穴径を測定する場合、まず，第２１１定子
３４の０位調節を行なう．両測定子２４．３４の汚れを
紙等で拭き取り、送りローラ３８を使って第ＩＩ測定子
２４と第２！１定子３４とを合わせる．表示具３６のス
イッチを入れると０が表示される．次いで、第２測定子
３４を固定する止めねじ３９（第２図）を緩め、第２１
１定子３４を基点位置にあるｆｆ！（１）定子２４に押
し付けて接触させ、その位置でｆｆｉ２１１定子３４を
固定する．このように、Ｗｓ１測定子２４と第２１Ｉ１
定子３４が完全に密接する状態が測定の基準（Ｏ点）位
置であり、この状態で表示具３６の表示をＯにする．な
お．この実施例のように、第２測定子３４をキャリア１
３に対して位置調節可能にしておくと．ｍ１ｒｓ定子と
ｍ２泗定子が密接する基点位置を、より正確に設定する
ことができる． 上記のように絞定した状態で物品Ｇ１の穴径を第３図の
ように測定すると，両開定子２４．３４が穴Ｈ１に内接
するので，表示具３６に示される値は実際の寸法ｄ１よ
り両測定子２４．３４の拡径部分の直径の和（Ｄ１＋Ｄ
２）だけ小さい．そこで、この点の補正を予め行なって
おく．この補正の方法は、第（１）！定子２４を、両測
定子２４，３４の拡径部分の直径の和（Ｄ１＋Ｄ２）だ
け基点位置より突出できるようにすることによって行な
う．拡径部分の径を予め測定しておき、又は、測定子を
取り替えた場合にはその時に測定しておき、キャリア１
３を移動させデジタル表示を見ながら補正値（Ｄ１＋Ｄ
２）に合ｂせる．そして，第１測定子２４を第２測定子
３４方向に移動させ，両創定子が接触する位置で，スト
ップＱナット２５を固定する．前述のように、表示具３
６には両測定子２４．３４の拡径部分の和（Ｄ１＋Ｄ２
）が表示されている．このようにしておいて穴径を測定
すると，表示具３６には実際の寸法ｄ１が表，示される
ことになる．なお，穴径測定時には，Ｍにストップ●テ
ット２５が案内板２１に当接するまでｆｆｉｌｍ定子が
引っ張り出されるので，測定の都度，補正位置に合わせ
る必要はない． なお，一旦補正値を設定しておくと，′ｒ！４定子を取
り替えた場合以外には再度設定をする必要はない．第１
１ｔ’Ｊ定子２４を基点位置に戻すことによって物品の
寸法を外側から測定し，第１測定子２４の補正位置を設
定することによって穴径や凹みの１１０隔を副定するこ
とができる．なお、両測定子２４，３４は先端が拡径す
る円柱状にしてあるので，対象物品の測定すべき位置に
確実に接して正確な寸法を測定することができる．また
，両謝定子２４，３４は！ｌ！設されており，表示具３
６がこれら測定子の反対側に位置するので，．作業者は
、寸法の読み取りを，普通の立ったままの姿勢で行なう
ことができる． 次に，穴ビッチの測定は，各六Ｈ２，Ｈ３の内ピッチと
外ピッチを測定することによっておこなう．前述のよう
に，第１測定子２４の基点位置と補正位置をストップナ
ット２５で定める．そして，第４図に示すように，各六
Ｈｌ，Ｈ２の内ピッチＣ１七測定する．第１ｒｒ！定子
２４は、測定時，基点位置まで押し込まれる．次に、キ
ャリア１３を広げ，第５図に示すように各穴の外ビツチ
Ｃ２を謝定する．第１測定子２４はストップナット２５
が案内板２１に当接するまで引っ張り出される．穴ビッ
チＰは次式で表される． Ｐ＝　（Ｃ１＋Ｃ２）／２ 両測定子２４．３４はその形状が円柱状であるので，内
ピッチ，外ピッチとも測定器具を同一姿勢に保ったまま
連続して測定できる， 第６図は、第２実施例の測定器具５０を示す．本実施例
の謂定器具５０は，比較的大型の物品を謂定するための
据トタイプになっている．測定器具５０は，一対の対向
する立板５４，５４と，この立板５４．５４の上面に取
付けられた一対の天＠５５，５５を有する．天板５５．
５５は，第７図のように、互いに離間しており，各々が
床而に平行である．天根上５５．５５には、物品なａｔ
するための叔物台５６．５６が具えられる．載物台５６
，５６の下面にはベアリングを取付けて、軽い力でも物
品を動かせるようになっている． 語定Ｑ具５０は，さらに、謝長杆５２とキャリア５３を
有してなる．測長杆５２は，天板５５，５５と平行にな
るように．立板５４．５４間に横架される．測定器具５
０の一端には、天板５５，５５の下面に取付けられた一
対の支持金具５７．５７と一方の立板５４．５４との間
に一対のスライド情６３．８３が取付けられる．案内板
６１がスライド軸６３．６３に渡され、ベアリング入り
スライド金具６２，６２で長手方向に摺動自在に取付け
られろ．第１測定子６４は，案内板６１に９０”の角度
をもって，天板５５．５５の間から上方に突出するよう
に，ねじ締め又は圧入により固定されている．第１測定
千６４は、円柱状（又は円筒状）であり、その先端が拡
径されている．６５はストップリング（ストッパ）を示
す．ストップリング６５はスライド金具６２の移動しう
る長さを定める．第１測定子６４は、上記構成によリ，
案内板６ｌは，立板５４．５４に当接する基点位置と、
スライド金具６２．６２がストップリング６５に当接す
る補正位ととの間での摺動が自在である． キャリア５３は，ＴＲ長杆５２に対し長手方向へ摺動自
在に，しかし２長手方向以外への動きは拘束されて支持
されている．キャリア５３は．第２泗定子７４と表示具
７６を有する． 第２測定子７４は、案内板７１に対し９０゜の角度をも
って，天＠５５．５５の間から上方に突出するように，
ねじ締め又は圧入により固定される． 表示具７６は、０位調節のできるデジタル表示式のもの
である．表示窓７７は正面に配捏されている．７８はキ
ャリア移動用のレバーである．まず、基点位歓のＯ位調
節を行なう．両測定子８４．７４の汚れを紙等で拭き取
り、ｆＪｉｍ定子６４と第２ｉＮ定子７４とを接触させ
る．表示具７６のスイッチを入れるとＯが表示され、０
位ｔＷ節がおこなおれたことになる． 次に、補正位置を定める．補正の方法は，第１実施例と
同じである．拡径部分の径を予め測定しておき，又は、
測定子を取り替えた場合にはその時に測定しておき、キ
ャリア５３を移動させデジタル表示を見ながら補正値Ｌ
′に合わせる．第１測定子６４を第２ｒＩ４定子７４方
向に移動させ，両測定子が接触する位置で，ストツフ゜
リング６５を固定する．表示具７６には両測定子６４．
７４の拡径部分の和Ｌ′が表示されている． 本実施例の測定器具５０は大型重量物の測定に有用であ
る．例えば，穴ピッチを測定する場合，まず，前述のよ
うに補正位置を定め、第１測定子６４と第２測定子７４
が各穴に入るように載物台５６上に物品を叙荷する．レ
バー７８を使用して，第２謂定子７４を図中左方向に摺
動させると，第（１）１定子６４，案内板６１及びスラ
イド金具６２は，穴の内周に押されて基点位置に落ち着
く．その時の寸法、すなわち内ピッチを表示具７６で読
み取る．次に，レバー７８により第２測定子７４を図中
右方向に摺動させる．第２測定子７４が穴の内周に接す
ると，物品は右方向に移動する．さらに移動を続けると
他方の穴の内周に第ＩＩｇ定子６４が接し．　ｆｆｉｌ
ｌ！定子６４，案内板６１及びスライド金具６２はスラ
イド軸６３上で，ストップリング６５に接するまで右方
向に移動する．ここで、外ビッチの最大長さを測定する
．表示具７６には実際の外ピッチが表示されている．穴
ピッチは両沼定値の和の１７２で求められる．以上のよ
うに，本発明の測定器具は、特殊な目盛を必要とせず、
キャリアを移動させることによって正確な寸法を測定で
き，コンパクトである．を 従って、セントリメータのような煩雑な操作繰り＾ 返す必要もなく，常時、同方向から測定子を物品にあて
がうことができるから、立姿勢であっても表示具の読み
取りが容易であり，！！作が簡単である． 発　　明　　の　　効　　果 本発明の測定器具によると、ｍｌｌＷ定子を摺動させる
だけで，物品の外寸法及び内寸法を，１つの器具，同一
姿勢で連続的に泗定することができ．語定誤差がきわめ
て小さいという効果がある．そして，ｔ１１求項２の梼
成では、測定子に方向性がないから、穴径と穴ピッチを
測定する上で便利である． また，請求項３の構成は，比較的大きい物品の寸法測定
に有泪である． そして，Ｍ求項４の構成では、第１測定子と第２１１定
子が密接する基点位置を，より正確に設定することがで
きる．

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し，第１図乃至第５図は第１
実施例を，第６図乃至第９図は第２実施例であり、 第１図は測定器具の主要部の拡大斜視図，第２図は第１
図の正面図，第３図は穴径測定時の測定器具の操作説明
図，２ｍ￥４図及び第５図は穴ピッチ測定時の廁定器具
の操作説明図である．第６図は測定器具の正面図，Ｈ７
図は第６図の上面図，第８図はＷ６図の８−８線所面図
、第９図は第６図の９−９Ｗｆｔ面図である．１０， １　２， １　３， ２０　・ ２４， ２　５　・ ３４， ３６， ５４　・ ５　６　・ ６　５　・ ５０・・・副定器具 ５２・・・測長杆 ５３電・・キャリア ・・顎　　２２・・ ６４・・・第１測定子 ・・ストップナット ７４・・・ｍ２測定子 ７６・・・表示具 ・・立板　　５５・・・天板 ・・藏物台　６２・・・スライド金具 ・・ストップリング ・調節杆 ・調節杆 ３　２　・ 第２図 第３図 手続補正書 平成２年５月２９日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）測長杆と、該測長杆に摺動自在に支持されたキャ
   リアと、前記測長杆に対して摺動自在に取付けられた第
   １測定子と、前記キャリアに設けられた第２測定子と、
   前記第１測定子の摺動しうる長さを定めるストッパと、
   前記キャリアに設けられ前記キャリアの移動量を表示す
   る表示具とを有してなる、 測定器具。
2. （２）前記測定子が円柱状又は円筒状である、第１項の
   測定器具。
3. （３）一対の立板と、該立板に横架され互いに隔たった
   一対の天板と、該天板上で移動が自由な物品載置用の載
   物台を有し、前記測長杆は前記天板と平行に前記立板に
   支持され、前記第１測定子及び前記第２測定子は前記天
   板の間から上方に突出している、第１項又は第２項の測
   定器具。
4. （４）前記第２測定子が前記キャリアに対して移動可能
   に取付けられている、第１項又は第２項の測定器具。