JPH02227121A - 膜処理方法 - Google Patents

膜処理方法

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JPH02227121A
JPH02227121A JP4614589A JP4614589A JPH02227121A JP H02227121 A JPH02227121 A JP H02227121A JP 4614589 A JP4614589 A JP 4614589A JP 4614589 A JP4614589 A JP 4614589A JP H02227121 A JPH02227121 A JP H02227121A
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JP4614589A
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Takao Imasaka
今坂 卓男
Nobuhiko Kanekuni
伸彦 兼国
Hiroyuki So
浩之 宗
Shigeru Yoshino
成 吉野
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AKUA RUNESANSU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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AKUA RUNESANSU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は原液を気液混合の二相流として膜処理する方法
に関する。
(従来の技術) 排水や下水を処理する嫌気性菌体をリアクタ内に高濃度
に保持するためや、食品工業における溶液の分離、濃縮
等を行う方法として本出願人は先に特開昭83−104
609号として、原液を気液混合の二相流として膜モジ
ユール内に供給し、クロスフロー濾過方式によって処理
する方法を提案している。
(発明が解決しようとする課題) 上述した気液二相流とすれば、乱流促進効果によって膜
表面に付着した微粒子や溶質成分からなるゲル層を掻き
落すため、液単相流に比べ透過流束が大きくなるはずで
ある。
しかしながら、気液二相流は気相と液相の分布が不均一
となった複雑な流れを呈するため、常に気液二相流の方
が液単相流に比べて透過流束が大きいとは限らないこと
が実験の結果判明し、特に膜モジュールを多数本の細管
状膜にて構成した場合には上記の傾向が強くなった。
(i1題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、原液を気液二相流とし
て膜モジュールに送り込み且つ自然循環させるために供
給するガス量を、最大循環流量を与えるガス量の1〜7
倍の範囲となるようにした。
(作用) 透過流束Jが0.7〜2.0[m” ・ra−”  ・
d−”]の範囲では液単相流よりも気液二相流の方が消
費動力が少なくて済み、上記の範囲の透過流束を得るに
は、供給ガス量を最大循環流量を与えるガス量の1〜7
倍とすればよい。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明方法を実施する膜処理装置の全体図であ
り、原液1を満たした原液タンク2は攪拌装置3及び温
度調節装置4を備え、原液タンク2内の原液1をポンプ
5によって供給管6を介してセパレータフに供給するよ
うにしている。
セパレータフからは下方に降下管8を導出し、降下管8
の途中には電磁流量計9を設けるとともに、降下管8の
下端を0字状に湾曲して上昇管10に接続し、この上昇
管10の途中に金網製の散気筒を備えた気液混合器11
を設け、この気液混合器11にブロワ12からガス(空
気)を供給し、供給ガス量は配管の途中に設けたガス流
量計で測定するようにしている。
また気液混合@11の上部にはスタティックミキサー1
3を設け、このスタティックミキサー13の上方に5連
の膜モジュール14・・・を垂直方向に接続している。
各膜モジユール14内には管状透過膜を配置し、管状透
過膜の内側通路と前記上昇管10及びセバレータフへの
戻し管10aとをつなぎ、管状透過膜の外側流路と透、
通水の取出し管15とをつなぎ、取出し管15の先端は
逆洗バッファ16内に臨み、この逆洗バッファ16内に
はコンプレッサ17によって加圧空気を供給し、空気圧
によってバッファ16内の透過水を電子天秤18上に載
置した集水タンク19又は切換用減圧タンク20を送り
込むようにしている。
集水タンク19及び切替用減圧タンク20には膜間差圧
を与える排気ポンプ21が接続され、集水タンク19に
は液面計22を付設している。而して、集水タンク19
の重量増加速度を電子天秤18にて計測することで透過
流束を求めることができ、また集水タンク19内に所定
量の透過水が溜ったことを液面計22によって感知した
ならば、自動的に切替用減圧タンク20への捕集に切替
わり、この間に集水タンク19内の減圧状態は解除され
て大気圧となり、集水タンク19内の透過水は原液タン
ク2へ戻される。同様にして切替用減圧タンク20内の
透過水も原液タンク2に戻され、装置全体としては前循
環濾過方式を採用している。
更に、降下管8と上昇管10とをつなぐ0字状部につい
ては着脱可能とし、液単相流として膜モジユール14内
へ原液を供給する場合にはこの部分に循環ポンプ23を
接続するようにしている。
以上において、原液タンク2からポンプ5の駆動で供給
管6を介してセバレータフ内に供給された原液1は、降
下管8内を通って降下し、上昇管10に入り、この上昇
管10の気液混合器11の部分で気液混合の二相流(中
心部が気体で外周部が液体)となって管状透過膜内に流
入する。
そして、透過膜内に入った原液は透過水と濃縮液に分離
され、透過水は取出し管15を介して取出され、濃縮液
は戻し管10aを介してセパレータ7を介して原液タン
ク2内に戻される。
ここで上昇部(上昇管及び膜モジュールを含む)の流路
内にはガスが存在してみかけの比重が低下し、降下管8
内の原液との密度差(水頭差)が駆動力となって原液は
自然に循環する。
第2図は上述した構成の膜処理装置を用いて液単相流と
した場合を気液混合二相流とした場合の透過流束とブロ
ワの消費動力との関係を示すグラフである。
尚、第2図の結果を得るにあたっての具体的な条件は以
下の通りである。
原 液:0.情生理食塩水に乾燥パン酵母を分散させた
懸濁液 パン酵母濃度:10Kg−m−3 温 度=25℃ 透過膜の寸法:外径5.2mm 、内径3.8mm、長
さ500+amのセラミック膜を200木/モジュール 透過膜の構造:網孔径0.5μmの均室膜又は0.2μ
■の非対称膜 膜間圧差H60kpa 第2図からは透過流束Jが0.7[m’・11−2 ・
d−13未満であると、液単相流とした方が消費動力が
小さくなり、透過流束が2.0[a+3・tr−2・d
−’]を超えると単相流・二相流にかかわらず、消費動
力が大幅に増加することが分かる。
したがって、透過流束は気液二相流とする場合は0.7
〜2.0[m’ ・m−2・d−’]の範囲とすべきで
ある。
ところで、本発明にあっては前記したように気液二相流
として自然循環させるのは、専ら気液混合器11から供
給されるガスに依存している。そこで、供給ガス量Qg
と透過流束Jとの関係を示したのが第3図(A)である
第3図(A)からは0.7〜2.0[m3・l−2・d
−1]の透過流束Jとなるのは、供給ガス量QがO,O
a〜0.35[Nm3・win−’]の範囲であること
が分る。しかしながら供給ガス量Qgと透過流束Jとの
関係は膜モジュール14・・・の配51fや膜の孔径に
よって一義的に定まるものではない。
しかしながら、供給ガス量Qgと循環流量QILとは一
定の関係がある。これを第3図(B)で示している。即
ち、第3図(B)に示すように供給ガス量Qgを最大循
環流量を与える供給ガス量の1〜7倍の範囲とすること
で液単相流よりも消費動力の面で有利な気液混合の二相
流とすることができる。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、原液を気液二相流
として膜モジュールに送り込んで処理する際に、供給ガ
ス量を所定範囲にすることで、膜モジュールのランニン
グコストの約半分を占めると言われる消費動力を液単相
流に比べて大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する膜処理装置の全体図、第
2図は透過流束と消費電力との関係を示すグラフ、第3
図(A)及び(B)はそれぞれ供給ガス量と透過流束及
び循環液流量との関係を示すグラフである。 尚、図面中、1は原液、2は原液タンク2.7はセパレ
ータ、8は降下管、10は上昇管、11は気液混合器、
14は膜モジュールである。 第2図 特 許 出 願 人  アクアルネサンス技術研究組合

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透過膜を備えた膜モジュールに原液を気液混合の二相流
    として供給し、クロスフロー濾過方式によって精製、濃
    縮或は分離を行うようにした膜処理方法において、前記
    原液を気液混合の二相流として自然循環させるために供
    給するガス量は、最大循環液流量を与えるガス量の1〜
    7倍の範囲としたことを特徴とする膜処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05146645A (ja) * 1991-11-28 1993-06-15 Ngk Insulators Ltd クロスフロー濾過方法
EP1385604A4 (en) * 1998-08-14 2005-03-30 Wm Internat Ltd METHOD AND DEVICE FOR TREATING WATER
CN110713255A (zh) * 2019-11-20 2020-01-21 中科院建筑设计研究院有限公司 一种降低厌氧膜生物反应器板式陶瓷膜污染的装置与方法

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JPS62130799U (ja) * 1986-02-05 1987-08-18
JPS63104609A (ja) * 1986-10-20 1988-05-10 Akua Runesansu Gijutsu Kenkyu Kumiai 膜処理装置

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JPH0747110B2 (ja) 1995-05-24

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