JPH0221995Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 Ａ 考案の目的 イ 産業上の利用分野 本案は新規な構成を有する浴用あかこすりを提
供しようとするものである。

ロ 従来の技術とその問題点 従来、提供されている軽石を素材とする浴用あ
かこすりは、その構成物がほとんどガラス質で出
来ているため表面上のあかは多少落ちるが、頑固
な汚れ等は落ちないなどの問題点がある。

Ｂ 考案の構成 イ 問題を解決しようとする手段 本願のものは火山礫を主材としてこれを方形体
に構成したもので、上述した問題を解決しようと
するものである。

ロ 実施例 １は本案の浴用あかこすりである。そして、そ
の構成は、火山礫１Ａを90％、セメント１Ｂを10
％、適量の水を混合したものを型２に流し込み、
これを約１ケ月半〜２ケ月間かけて乾燥させたブ
ロツク３を取り出し、これを所定寸法の方形体
１′に裁断して構成されている。なお、方形体
１′の寸法は厚さ１Ｃは２cm、縦１Ｄは８cm、横
１Ｅは６cm程度のものが好適であつた。上記方形
体１′については１個１個型に入れて形成しても
よい。

ハ 作用 効果と共に説明する。

Ｃ 考案の効果 イ 使用方法は従来のあかこすりと同様である。

ロ 従来の軽石では足の裏の頑固な汚れや腕のひ
じ等の汚れが完全に落ちないために、夏でも人
前では素足になれないとか、ストツキングなど
もこの汚れによつて所謂伝線する等の悩みがあ
つたが、本願のものは上述の如く構成されてい
るから、火山礫の表面により汚れがよく落ちる
と共に、当該火山礫に含まれているイオウ分に
より、皮ふの表面をつるつるにすることがで
き、先に指摘した従来の問題点を解消すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜視図、第２図はＡ−Ａ線における要
部の拡大断面図、第３図は製造工程を説明する縦
断面図、第４図は製造工程を説明する斜視図であ
る。 １……浴用あかこすり、１′……方形体、１Ａ
……火山礫、１Ｂ……セメント。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 火山礫に対して適量のセメントと水を加えたも
   ので方形体に構成したことを特徴とする浴用あか
   こすり。