JPH02219308A - 人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方式 - Google Patents
人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方式Info
- Publication number
- JPH02219308A JPH02219308A JP4054289A JP4054289A JPH02219308A JP H02219308 A JPH02219308 A JP H02219308A JP 4054289 A JP4054289 A JP 4054289A JP 4054289 A JP4054289 A JP 4054289A JP H02219308 A JPH02219308 A JP H02219308A
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- attitude
- antenna
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 2
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野]
本発明は人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方式%式%
[従来の技術]
通信放送用に用いられる人工衛星において、地として熱
による変形が挙げられる。従来の通信衛星の構成を第2
図に示す。1は衛星本体、2はアンテナ反射鏡、3はア
ンテナタワー、4は太陽光線、5は太陽電池パドルやタ
ワー等の付属物、6は太陽電池パドルやタワー等の付属
物あるいはアンテナ反射鏡自身等によってできる影であ
る。
による変形が挙げられる。従来の通信衛星の構成を第2
図に示す。1は衛星本体、2はアンテナ反射鏡、3はア
ンテナタワー、4は太陽光線、5は太陽電池パドルやタ
ワー等の付属物、6は太陽電池パドルやタワー等の付属
物あるいはアンテナ反射鏡自身等によってできる影であ
る。
衛星本体1に取り付けられたアンテナ反射鏡2の熱変形
の要因は、表面と裏面の温度差による場合、太陽電池パ
ドル等の付属物5やアンテナタワー3あるいはアンテナ
反射鏡自身による影6がアンテナ反射鏡に落ちて不均一
な温度分布が生じることに起因する場合等が考えられる
。これらの熱変形を避けるために、アンテナ反射鏡の素
材として非常に熱膨脂率の低い素材が使用され、さらに
白色ペイントや多層断熱材等を使用することによりアン
テナ反射鏡の温度が高温にならないようにしている。
の要因は、表面と裏面の温度差による場合、太陽電池パ
ドル等の付属物5やアンテナタワー3あるいはアンテナ
反射鏡自身による影6がアンテナ反射鏡に落ちて不均一
な温度分布が生じることに起因する場合等が考えられる
。これらの熱変形を避けるために、アンテナ反射鏡の素
材として非常に熱膨脂率の低い素材が使用され、さらに
白色ペイントや多層断熱材等を使用することによりアン
テナ反射鏡の温度が高温にならないようにしている。
このような受動的な変形の制御方法では鏡面精度を維持
するのに限界があり、今後需要が増大すると思われるマ
ルチビーム方式等に用いられる大型アンテナでは、その
鏡面精度の要求条件を満たすことができないことが予想
される。
するのに限界があり、今後需要が増大すると思われるマ
ルチビーム方式等に用いられる大型アンテナでは、その
鏡面精度の要求条件を満たすことができないことが予想
される。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、熱変形を
予測しアンテナ反射鏡の形状をオンボドで制御すること
により高精度に鏡面形状を維持する人工衛星のアンテナ
鏡面形状制御方式を提供することを目的とする。
予測しアンテナ反射鏡の形状をオンボドで制御すること
により高精度に鏡面形状を維持する人工衛星のアンテナ
鏡面形状制御方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段と作用コ
本発明は、静止軌道上に打ち上げられた人工衛星の姿勢
情報を出力する姿勢センサと、該姿勢センサからの姿勢
情報が入力されこの姿勢情報に応じたアンテナ鏡面の変
形情報を出力する搭載プロセッサと、該搭載プロセッサ
からの変形情報が入力されこの変形情報に応じた修正信
号を出力する駆動回路と、該駆動回路からの修正信号が
入力されアンテナ鏡面形状を制御するアクチュエータと
から構成されることを特徴とするもので、熱変形を予測
しアンテナ反射鏡の形状をオンボードで制御することに
より高精度に鏡面形状を維持するものである。
情報を出力する姿勢センサと、該姿勢センサからの姿勢
情報が入力されこの姿勢情報に応じたアンテナ鏡面の変
形情報を出力する搭載プロセッサと、該搭載プロセッサ
からの変形情報が入力されこの変形情報に応じた修正信
号を出力する駆動回路と、該駆動回路からの修正信号が
入力されアンテナ鏡面形状を制御するアクチュエータと
から構成されることを特徴とするもので、熱変形を予測
しアンテナ反射鏡の形状をオンボードで制御することに
より高精度に鏡面形状を維持するものである。
[実施例コ
静止軌道上の衛星のアンテナ反射鏡にあたる太陽光線の
入射角の変化は、地上での太陽の動きと同じ周期で動い
ている。すなわち、地球の自転周期である1日周期と、
公転周期である1年周期である。このことから、アンテ
ナ反射鏡にあたる太陽光線の入射角とアンテナ反射鏡に
落ちる影の位置は衛星の姿勢が一定であれば、時間の関
数で表すことができる。また、アンテナ反射鏡面への太
陽光線の入射角と影の位置が既知であれば反射鏡の温度
分布が求まり、さらに温度分布から変形量を求めること
ができるので、アンテナ反射鏡の変は若干の変動を伴う
。しかし、姿勢の変動パタンも地上で予測することが可
能である。姿勢の変動パターンが既知となれば、姿勢変
動による太陽光線の入射角の動きも決まるため、姿勢変
動パターン毎にアンテナ反射鏡の変形量を時間の関数で
表すことができる。これを利用して打ち上げ前に、予め
搭載プロセッサに予測されるアンテナ反射鏡の変形量を
姿勢変動パターン毎の時間の関数の形で記憶させておく
ことができる。
入射角の変化は、地上での太陽の動きと同じ周期で動い
ている。すなわち、地球の自転周期である1日周期と、
公転周期である1年周期である。このことから、アンテ
ナ反射鏡にあたる太陽光線の入射角とアンテナ反射鏡に
落ちる影の位置は衛星の姿勢が一定であれば、時間の関
数で表すことができる。また、アンテナ反射鏡面への太
陽光線の入射角と影の位置が既知であれば反射鏡の温度
分布が求まり、さらに温度分布から変形量を求めること
ができるので、アンテナ反射鏡の変は若干の変動を伴う
。しかし、姿勢の変動パタンも地上で予測することが可
能である。姿勢の変動パターンが既知となれば、姿勢変
動による太陽光線の入射角の動きも決まるため、姿勢変
動パターン毎にアンテナ反射鏡の変形量を時間の関数で
表すことができる。これを利用して打ち上げ前に、予め
搭載プロセッサに予測されるアンテナ反射鏡の変形量を
姿勢変動パターン毎の時間の関数の形で記憶させておく
ことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す。第1図中、第2図と
同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。7は
衛星の姿勢情報を得るための姿勢センサ、8はアンテナ
反射鏡の鏡面形状を制御するためのアクチュエータ、9
はアンテナ鏡面の変形量を予め時間の関数の形で記憶し
ている搭載プロセッサ、10は搭載プロセッサの情報か
らアクチュエータを駆動する駆動回路である。衛星本体
1に取り付けられたアンテナ反射鏡2にはアクチュエー
タ8を配しである。姿勢センサ7は姿勢変動パターンを
搭載プロセッサ9に出力する。搭載プロセッサ9は予め
入力されている姿勢変動パターン毎のアンテナ反射鏡の
変形量の中がら、姿勢センサから入力された姿勢変動パ
ターンに相当するものを選び出し、駆動回路10に出力
する。駆動回路10は修正量をアクチュエータ8に出力
する。アクチュエータ8は駆動回路10から入力された
信号をもとに鏡面形状の修正を行なう。
同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。7は
衛星の姿勢情報を得るための姿勢センサ、8はアンテナ
反射鏡の鏡面形状を制御するためのアクチュエータ、9
はアンテナ鏡面の変形量を予め時間の関数の形で記憶し
ている搭載プロセッサ、10は搭載プロセッサの情報か
らアクチュエータを駆動する駆動回路である。衛星本体
1に取り付けられたアンテナ反射鏡2にはアクチュエー
タ8を配しである。姿勢センサ7は姿勢変動パターンを
搭載プロセッサ9に出力する。搭載プロセッサ9は予め
入力されている姿勢変動パターン毎のアンテナ反射鏡の
変形量の中がら、姿勢センサから入力された姿勢変動パ
ターンに相当するものを選び出し、駆動回路10に出力
する。駆動回路10は修正量をアクチュエータ8に出力
する。アクチュエータ8は駆動回路10から入力された
信号をもとに鏡面形状の修正を行なう。
このような構成では能動的にアンテナ反射鏡の形状を制
御することから大型のアンテナ反射鏡に対しても、その
変形の主要因である熱変形に対して形状センサを用いる
ことなく簡単な構成で形状制御を行なうことができる。
御することから大型のアンテナ反射鏡に対しても、その
変形の主要因である熱変形に対して形状センサを用いる
ことなく簡単な構成で形状制御を行なうことができる。
また、地上で予め計算したアンテナ反射鏡の変形量を記
憶させるため、軌道上で膨大な変形量の計算をすること
がなく、小型軽量な搭載プロセッサで形状制御を行なう
ことが可能である。
憶させるため、軌道上で膨大な変形量の計算をすること
がなく、小型軽量な搭載プロセッサで形状制御を行なう
ことが可能である。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、大型アンテナの高度
な鏡面形状制御を可能にすることから、電界強度の強い
マルチビームの配置ができ、地上局の経済化、周波数の
有効利用等に多大な効果を生じさせ、衛生通信方式の大
容量化、経済化に極めて有効である。
な鏡面形状制御を可能にすることから、電界強度の強い
マルチビームの配置ができ、地上局の経済化、周波数の
有効利用等に多大な効果を生じさせ、衛生通信方式の大
容量化、経済化に極めて有効である。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は従来の衛
星の構成図である。 1・・・衛星本体、2・・・アンテナ反射鏡、3・・・
タワー 4・・・太陽光線、5・・・太陽電池パドル等
の付属物、6・・・タワー、太陽電池パドル等の付属物
の影、7・・・姿勢センサ、8・・・アクチュエータ、
9・・・搭載プロセッサ、10・・・駆動回路。
星の構成図である。 1・・・衛星本体、2・・・アンテナ反射鏡、3・・・
タワー 4・・・太陽光線、5・・・太陽電池パドル等
の付属物、6・・・タワー、太陽電池パドル等の付属物
の影、7・・・姿勢センサ、8・・・アクチュエータ、
9・・・搭載プロセッサ、10・・・駆動回路。
Claims (1)
- 静止軌道上に打ち上げられた人工衛星の姿勢情報を出力
する姿勢センサと、該姿勢センサからの姿勢情報が入力
されこの姿勢情報に応じたアンテナ鏡面の変形情報を出
力する搭載プロセッサと、該搭載プロッサからの変形情
報が入力されこの変形情報に応じた修正信号を出力する
駆動回路と、該駆動回路からの修正信号が入力されアン
テナ鏡面形状を制御するアクチュエータとから構成され
ることを特徴とする人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054289A JPH02219308A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054289A JPH02219308A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219308A true JPH02219308A (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=12583335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054289A Pending JPH02219308A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 人工衛星のアンテナ鏡面形状制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02219308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013257562A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-26 | Thales | 特に宇宙望遠鏡に対する、熱弾性効果を修正するための方法及び装置と、そのような装置を備える望遠鏡 |
WO2018139313A1 (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱電機株式会社 | 歪み算出装置、歪み補償装置、プログラムおよび記憶媒体 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP4054289A patent/JPH02219308A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013257562A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-26 | Thales | 特に宇宙望遠鏡に対する、熱弾性効果を修正するための方法及び装置と、そのような装置を備える望遠鏡 |
WO2018139313A1 (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱電機株式会社 | 歪み算出装置、歪み補償装置、プログラムおよび記憶媒体 |
JP6391902B1 (ja) * | 2017-01-27 | 2018-09-19 | 三菱電機株式会社 | 歪み算出装置、歪み補償装置、プログラムおよび記憶媒体 |
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