JPH02211437A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH02211437A
JPH02211437A JP1031112A JP3111289A JPH02211437A JP H02211437 A JPH02211437 A JP H02211437A JP 1031112 A JP1031112 A JP 1031112A JP 3111289 A JP3111289 A JP 3111289A JP H02211437 A JPH02211437 A JP H02211437A
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image carrier
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cylindrical lens
cam
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卓 熊谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は複数の画素から成る画像を連続的に動画として
表示する装置に係り、特に細線状に分割縮小した画像を
複数コマの画素とし、順次再生表示するよう構成した画
像表示装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
出願人は本件発明に先立って、「細線分割型連続写真の
撮影装置」を提案し、既に権利取得している(特願昭5
3−155017号、特許第1359318号)、この
装置は複数コマの連続写真画像を各々平行細線状の画素
に分解し、各画素をその細線の幅方向に対してのみ縮小
し、さらに各画素順毎に整列合成して一枚の画面を構成
することを特徴とする装置であり、かつこのようにして
得られた画面を動画として視認するため、前記画素と平
行に円筒レンズ群を配置して、この円筒レンズ群を介し
て各画素のうちの特定のもののみを選択的に組み合わせ
観察することにより特定の画像として視認し得るように
し、かつこの円筒レンズ群と画面とを相対的に変位させ
ることによって選択的に視認し得る画面を変化させ、以
て動画として認識し得るよにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の装置を用いて作成した画面を視認する際、個人的
に使用する小規模の装置であれば、人手により画像若し
くは円筒レンズ群を操作すればよいが、この画像を表示
する装置を広告媒体等、多くの人に対して表示する大型
の装置として構成するする場合には画像と円筒レンズ群
とを相対的に移動させるための特別の機構が必要となる
ここで、第15図の■〜■に示す5コマの動作分解写真
のような映像を、細線分割型の縮小画像(以下「画素」
と称する)として合成し、−枚の合成画像としてフィル
ム等の映像担体上に記録すると、第17図に示す如くな
る。第10図及び第11図はこのようにして構成された
4コマの画素群を配置した映像担体1の前に視認用円筒
レンズ群2を配置した場合を示す。2はこの映像担体1
に対して平行に配置した円筒レンズ群であり、各円筒レ
ンズ23% 2 b−2c、 2 d・・・を連設する
ことにより一体的に構成しである。映像担体1上の映像
は、各円筒レンズ2a、2b・・・に対応して分割して
あり、この分割した画素群セクション(以下単に「セク
ション」と称する)をA、B、C,D・・・・とする。
図の構成では例えばセクションAに対しては画素A1、
A2、A3、A4の4つの画素が配置してあり、同様に
各セクションには4つの画素が各々配置しである。以後
この各セクションにおける画素の配置個数はコマ数を示
す、即ち図示の構成では各セクションに4つの画素が各
々配置しであるため4コマの合成映像ということになる
観察者は、各円筒レンズと映像担体との相対的な位置関
係により各セクションの特定コマの画素群を選択的に視
認することになる。例えば画素A3、B3、C3、D3
・・・・を選択的に視認することにより第3コマ目の画
像を観察することができ、かつこの映像担体1と円筒レ
ンズ群2との相対的変位により別の画素群A4、B4、
C4、D4・・・・を選択するというように変化させて
、第4コマ目の画像を視認する。このようにして画像を
連続的に順次視認することにより映像担体上の画像を動
画として認識できることになる。
以上の構成において、各セクションが図示の如く4コマ
の合成映像の場合には、各画素の縮率は1/4であり、
画素幅WはW=P/4 (Pは円筒レンズピッチ)であ
るから、円筒レンズ群2と映像担体1との相対的移動距
離は、移動距離pを以て3回のステップ送りをすること
によって全画像を−通り視認できる。即ち、前記ステッ
プ送りにより各セクションの画素を一体的な画像として
構成しながら、映像担体に画素として配置した全ての画
像を見ることができる。ここで各セクションが4つの画
素から構成されているため、円筒レンズ群を移動させる
ことにより4種類の画像を視認することができる。因に
PはP/4であり、各画素の幅に相当する距離である。
第13図は映像担体を移動させることにより前記画像を
視認するよう構成した装置の一例を示す。
図中符号3は映像担体1を支持固定する枠体であり、4
はこの枠体3の側辺に取り付けたガイドプロッタ、5a
及び5bはこのガイドブロックを挿通立設したガイドボ
ストである。6は枠体3と基台9との間に配置した引っ
張りバネであり、枠体3に突設したカムフォロワ7をカ
ム8に圧接する作用をしている。
以上に説明した構成において、カム8を第14図(A)
の矢印で示すように左方向に一定速度で回転させると、
カムフォロア7がカム8の各半径R1、R2、R3、R
4を有する平坦部(カムのドウエル)に至った状態でカ
ムフォロア7は一端停止し4.映像担体を段階的に駆動
する。先ずカムフォロア7の最初の位置が最小の半径R
1のドウエルにあるとすれば、次にカム8の回転により
カムフォロア7は段階的に徐々に押し上げられ、最後に
最大半径R4の位置に至り、この位置から一挙に最小半
径R1の位置まで下降する。このカムフォロア7に連動
して映像担体1が昇降することによって、円筒レンズ群
を介してこの映像担体1の画素の組み合わせにより順次
特定コマの画像を視認することができる。第14図(B
)はこの映像担体1の位置の経時的移動を示すものであ
る。
以上に示す構成で動画の表示ができるわけであるが、次
のような問題がある。
先ず、枠体3に対してコマ数の異なる映像担体を取り付
けた場合には、このコマ数に対応したステップ数を有す
る別のカムと交換する必要がある。
つまりコマ数が違う映像担体に変える度に専用のカムに
変更する必要があって、作業がかなり面倒である。 次
に、映像担体に収納されている画素構成によっては、映
像担体の上昇下降を適当に組み合わせることによりより
複雑な動画として表現し得るものがあるが、この場合に
も前記構成では問題がある。
第16図は一例として5コマの動画を縮小合成した映像
を持つ映像担体を一定方向に移動させることより視認し
た画像を各々示し、第15図は映像担体1の昇降を適当
に組み合わせることにより視認した画像を各々示す。な
お図中の各数字■〜■は便宜上各コマの画像に付した番
号であり、秒数は映像表示上の効果を考慮して各こまの
画像の表示時間を想定したものである。。
第17図は前記第15図瓦び第16図の画像を表現する
ための合成映像を示す。この合成映像はセクションA−
Fから形成され、かつ各セクションは各々5つの画素に
より構成されている。従ってこの合成映像により5つの
異なる画像を視認することができ、第16図は各セクシ
ョンの画素群を1から順次選択視認することにより得ら
れた画像を示す。これに対してこれら画像を適宜組み合
わせ、かつ各画像の表示(視認)時間を調節することよ
り第15図に示すような一連の連続画像を動画として表
現することが可能である。この場合、連続画像を得るた
めには映像担体を複雑に移動(図示の場合は昇降)させ
る必要がある。第12図はこの第15図に示す連続画像
を得るための映像担体の移動量と移動した位置における
停止時間とを示す。この図からも明らかなとおり映像担
体の移動はかなり複雑であって、この作動を前述のカム
機構で実現することは全く不可能ではないものの、カム
の等速回転で実現するにはカム自体の形状を複雑に形成
する必要があり、現実には多くの困難が伴い、例え実現
してもその作動を変果したい場合等は極めて厄介である
次に第17図の映像担体では各セクションは5コマ構成
としであるが、円筒レンズ群の性能によっても異なるが
、最大7コマ程度までコマ数を増すことができる。この
場合には画像表現の点からみれば第15図に示す連続画
像よりも更にに複雑な画像構成が可能となり、従ってカ
ム構成も更に複雑なものが要求されることになる。なお
、表示される画像の画質は当然のことながら対象画素の
縮小率が小さく画素幅が広い方が良好であり、従って各
セクションの構成コマ数は少ない方がよい。
このため、少ないコマ数で複雑な動画を表現するには相
対的な移動を複雑に行う必要があり、少ないコマ数の場
合でも複雑な作動制御を必要とする場合も多いと考えら
れる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点に鑑み構成したものであり、映像
担体と円筒レンズ群との相対的移動を複雑かつ確実に行
うことにより、前記合成映像を変化のある動画として表
現(視認)可能にする装置を提供することを目的とする
ものである。
この目的を達成するため、映像担体と円筒レンズ群との
相対的移動を可変速でかつ駆動方向可変の駆動機構と、
この駆動機構を制御する制御装置とから構成し、各画像
の表示時間と、画像の種類を任意に設定することが可能
なことを特徴とする画像表示装置としたものである。
〔作用〕
制御装置は予め設定入力した作動モードに基づき駆動機
構に対して作動信号を発し、駆動機構はこの信号に対応
して作動する。この作動特性を、あたかも複雑なメカニ
カルカムよるものと同様にソフトウェア等の方法で実現
するインフォーメーション・カムと呼ばれるシステムと
する。
これにより映像担体または円筒レンズ群の何れの部材か
が移動することより、両者の位置を相対的に変化させ、
この円筒レンズ群を介して合成映像の各セクションの特
定の画素を一体的に視認することにより特定コマの画像
を得る。
また駆動機構の駆動方向、及び次の動作までの時間間隔
もソフトウェア・カムやピクチャーカム等の所謂インフ
ォーメーションカムにより制御され、これにより各画像
の表示順序や表示時間を調整する。なお、連続画像は、
通常では各セクションの画素のうち隣接する画素により
構成された画像を順次表示するが、これに限らず一時照
明を消す等して、その間に隣接しない別の画像を表示す
るように移動する等の方法も実施可能である。
(実施例〕 以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す。
図示の装置の最前部(図の右側)には基台9に対して円
筒レンズ群2が立設固定しである。また基台9の最後部
にはこの円筒レンズ群1に平行するように照明用光源部
10が立設固定しである。
この光源部10の枠体内には蛍光灯等の光源が収納して
あり、かつ照明パネル10aにより均一の分散光として
下記の映像担体を照射するようになっている。
1は枠体3により支持された映像担体であり、前記円筒
レンズ群2と照明用光源部1oとの間に於いて、両者に
平行するよう立設しである。この枠体3は第13図に示
す装置のようにガイドボス)5a、5b (図中には5
bのみ表れている)とガイドブロック4との保合により
昇降可能に支持されている。この枠体3により支持され
た映像担体1はスライド用フィルム等と同様に透明陽画
となっており、各セクションに対しては所定数の画素が
記録されている。
次に11は映像担体1を支持する枠体3の側部に固設し
たラックであり、このラック11はモータ(ステッピン
グモータまたはディジタルサーボモータが好適であり、
以下ステッピングモータを例に説明する)13に取り付
けたビニオン12と係合している。14はこのモータ1
3に対して直接作動信号を発するドライブユニット、1
5はこのドライブユニット14に対して指令信号を発す
るマイクロコンピュータ等の制御装置である。
以上の構成の装置において、まず映像担体1に記録され
た各セクションのコマ数、即ち表示し得る画像数と、各
画像内容との相互の関係に基づいて表示する画像の順序
、各画像の表示時間をそれぞれ決定する。なおこの場合
、各セクションに収納した画素順序に対応して順次表示
した場合の画像を表示順に■、■、■、■、■とじた場
合、第12図のようなカム曲線と同じ表示動作をさせる
には、例えば■の平坦部ではステッピングモータの駆動
パルスを発せず、一定時間経過後、■→■への移動に際
して傾斜の強い部分は高速のパルス列を送り、緩やかな
部分は遅いパルス列を送ればよい。このようにカム曲線
と同じ制御をコンビエータのソフトウェアで行う方式が
「ソフトウェア・カム」で、インフォーメーション・カ
ムの一種である。なお■→■→■→■→■→■→■とい
うように、前進、後退する動作を行うよう設定した際に
は、通常は一つの画像に対して前後に隣接する画像を適
宜表示する場合が多いが、必ずしもこのうよな動画構成
とする必要はなない。即ち移動速度が十分高速であれば
■→■と移動しても中間の■の映像が目立たずに済むこ
とも多い。また光源部10の点灯・消灯を適宜行うこと
により、飛び離れた画像を表示するよう作動順序を決め
てもよい。例えば■→消灯→■(表示と共に点灯)→■
→消灯→■(表示と共に点灯)→■→消灯→■(表示と
共に点灯)とする。
以上に例示したような作動順序と作動速度特性のソフト
ウェア・カムを構築して制御装置15にプログラム入力
する。
以下この装置の作動状態について説明する。
特定の映像担体に対応する作動順序を入力された制御装
置15は、そのプログラムに対応してドライブユニット
14に対して信号を発し、更にドライブユニット14は
この信号に対応した作動信号をステッピングモータ13
に出力する。このステッピングモータ13の回転力はピ
ニオン12と枠体3に固定したラック11との係合によ
り枠体3の昇降運動に転換される。枠体3に支持された
映像担体1はこの枠体3と共に昇降し、あたかもメカニ
カルカムで駆動されたかの如く円筒レンズ群2が映像担
体1の昇降に対応して所定のコマの画像を!+@次表示
する。この場合飛び離れた画像を表示する際等、作動プ
ログラムに消灯・点灯の指令が入っている場合にはその
プログラムに従って光源部10の消灯・点灯を行う。
なお、一つの映像担体に対する作動プログラムは必ずし
も一つに限る必要はな(、映像担体はそのままにして複
数の作動プログラムを適宜選択することにより別の動画
を構成するようにしてもよい。
次に、別の映像担体を使用する場合には枠体3を装置本
体から外して映像担体を交換し、更に制御装置15に対
してはこの新たな映像担体に対応した作動プログラムを
入力する。なお、作動プログラム中、映像担体の位置設
定はステッピングモータの回転数を設定することにより
行う。
第2図は第2の実施例を示す。
この実施例では円筒レンズ群2を昇降する構成としてい
る。
円筒レンズ群2の正面に対して右側縁部には第13図の
構成と同様のガイドブロック4.4が固設してあり、こ
のガイドブロック4.4に挿通ずるガイドボスト5aが
立役配置しである。 −万人側縁部に対してもガイドブ
ロック4.4aが固設しである。5bはこれらガイドブ
ロック4.4aに挿通ずるガイドボストであるが、この
ガイドボストは立設位置において回転可能になっており
、かつ下部にはネジ部5b’が形成してあり、このネジ
部5b’が前記ガイドブロック4aと螺合している。
16はサーボモータであり、ベルト、プーリなどの回転
伝達機構を介してその回転力を前記ガイドボスト5bに
伝達するようになっている。17はガイドボスト5b’
に取り付けたロータリエンコーダ等の回転数検知センサ
である。
上述の構成では、ドライブユニット14を介して制御装
置15から出力された作動命令によりサーボモータ16
は所定数回転する。この回転はガイドボスト5bに伝達
される。ガイドボスト5bの回転により、ネジ部5b’
と螺合するガイドブロック4aを介して円筒レンズ群2
が昇降する。
なお、ガイドボスト5bの回転数は前記回転数検知セン
サ17により検知され、この検知信号が制御装置15に
フィードバックされる。制御装置15はこのフィードバ
ックされた信号により円筒レンズ群2の位置をより正確
に制御する。この場合も、センサにより入力信号と目的
位置とのソフトウェアでの比較によってモータ駆動を制
御するソフトウェア・カムを用いることになる。
以上第1および第2の実施例に示す構成は、従来型の位
置情報と力伝達機構を併せ持つ機械式のカムに代えて、
情報のみを有する、所謂インフォーメーション・カムの
一種としてのソフトウェア・カムを用いている。即ちス
テッピングモータやサーボモータ等の可変制御駆動機構
を用い、かつこの機構の駆動を制御することにより1.
カム駆動と同等の動作特性を実現する所謂ソフトウェア
・カム制御方式を実施している。従ってプログラムを変
えることにより、任意の移動特性を直ちに実現すること
ができる。
第3図は第3の実施例を示す。
この実施例はインフォーメーション・カムの一種である
ピクチャーカムを用いた駆動方式を採用した構成とし、
かつ映像担体1を支持する枠体3を昇降させる構成とし
である。
即ち、枠体3は第1の実施例および第13図に示す従来
構成と同様の構成となっており、枠体3の一方の側部に
固設したガイドブロック4と、このガイドブロック4に
挿通したガイドボスト5aと、他方の側部に固設したガ
イドブロック4aと、このガイドブロック4aに螺合す
るネジ棒18とから成っている。19はこのネジ棒18
を回転させるためのステッピングモータである。
次に符号20は光電センサであり、この光電センサ20
は上下に各々配置したセンサA(符号2OA)とセンサ
B(符号20B)とにより構成しである。21はこの光
電センサ20に近接位置させたカム円筒、23はこのカ
ム円筒を回転させる定速駆動モータ、22はカム円筒2
oの周壁に取り付けたピクチャーカムである。このピク
チャー・カムは単に白紙に黒インク等で描いたものでよ
い。
この構成において、装置を作動させるには先ずカム円筒
21に対し、映像担体1の内容に対応してその映像担体
lを昇降させるための駆動パターンを描いたピクチャー
カム22を取り付ける。次に定速駆動モータ23を作動
させてカム円筒21に取り付けたピクチャーカム22を
定速で回転させる。光電センサ20はこのピクチャーカ
ムの回転により変化するカムパターンに対応して白い部
分でON、黒い部分でOFF信号を発する。この信号を
受信した制御装置はステッピングモータ19に対して回
転信号を発し、光電センサ2oがカムノ、<ターンの変
化に対応するようネジ棒18を回転させ、映像担体1を
カムパターンに対応して昇降させる。これにより予めカ
ムパターンに設定した順序で画像を連続的に表示する。
なお、ピクチャーカム22のうち網状に表示した部分は
黒インクで描く等した光量が少ない部分を、他の部分は
光量が多い部分を示し、各センサA、BのON・OFF
に対応してステッピングモータ19を作動させて映像担
体1をカムパターンに追随させる。
なお、光電センサのON・OFFに対応する枠体の昇降
パターンを示せば以下の表の如くなる。
以上の構成では、カム円筒上に直接カムパターンを描い
たり、カムパターンを取り付けることにより簡単に昇降
制御を行うことができる。また図示の構成では映像担体
1を昇降させる構成としであるが、この機構を用いて円
筒レンズ群2を昇降させる構成とすることももとより可
能である。
また光電センサに代えてリニアイメージセンサを用いる
こともできる。さらにカムパターンがそのパターン表現
対象に対して凹または凸で表現してあれば、前記非接触
式のセンサに代えて接触式のセンサを用いるようにして
もよい。ピクチャーカムに限らずインフォーメーション
・カムはかむ曲線の設定変更が極めて容易であり、映像
担体の駆動用等としては好適である。
以上に示した実施例は何れも映像担体1を透明陽画とし
ており、映像担体1の背後から照明する構造となってい
るが、この映像担体1を不透明陽画としても装置の構成
は可能である。
第4図は第4の実施例であって、不透明陽画からなる映
像担体を用いた装置の構成を示す。
図中符号24は不透明陽画から成る映像担体を示す。こ
の映像担体24は不透明である点以外は前述の透明陽画
と同じ構成方法により画素が配列しである。
第4図(A)に示すように円筒レンズ群2はこの映像担
体24に平行するように配置してあり、更にこの円筒レ
ンズ群2の手前に照明器具25.25が各々配置しであ
る。このように構成しておくと各照明器具25の光は同
図(B)に示すように円筒レンズ群2を経て映像担体2
4に照射され、かつ円筒レンズ群2と映像担体24との
相対的移動により特定の画像を視認することができる。
第5図は第5の実施例であって、前記第4の実施例と同
様な不透明陽画24から成る映像担体を用いた別の実施
例を示す。
26a、26b、26cは第4図の符号25で示す光源
とほぼ同じ位置、即ち円筒レンズ群の側部に対して単球
照明を配置した場合を示す。この場合は円筒レンズ群2
の各円筒レンズ2a、2b。
2cに対応して各々個別に配置する必要がある。
このように各円筒レンズを介して個別の照明で光を照射
すると、各円筒レンズはこの光束を映像担体24の各セ
クションA、BSC・・・の特定の画素(図示の場合に
はA3、B3、C3・・・・)に対してのみ照射するの
で、視線と同様の方向から照射すればこれによって特定
コマの画像を視認することができる。
第6図は第6の実施例を示す。
前記2つ実施例が不透明陽画を用いているのに対して、
この実施例は再度透明陽画からなる映像担体を用いてい
るが、特に映像担体1の背後に配置した光源部の構成を
変化させた変形例として示すものである。
光源部10内には光源として白色灯27aと着色灯27
bとが交互に配置してあり、制御装置15に予め入力し
であるプログラムにより白色灯27aの点灯・消灯、着
色灯27bの点灯・消灯を適宜行い、画像の変化に伴っ
て色彩も適宜変化させるようにしである。なお、色彩の
変化のみでなく光源全部の点灯・消灯を行うことももと
より可能であり、これらの操作を適当に組み合わせるこ
とにより演出効果を高めることができる。なお符号28
は制御袋215の指令信号により各光源のON、OFF
を行うための照明用インターフエイスである。
第7図乃至第9図は更に別の構成を示す。
第7図において、29は駆動ローラ、30は従動ローラ
であり、31はエンドレスのベルト状に形成された映像
担体であって、これら駆動ローラ29および従動ローラ
30に対して取り付けである。また光源部10はこのベ
ルト状映像担体31の平行部内に配置してあり、この映
像担体31のうち前面に位置する部分を裏面から照明す
るようになっている。この装置においては、ステッピン
グモータ19によって駆動される駆動ローラ29により
、映像担体31を予め設定しておいた作動順序に従って
移動させ、以て動画を表示する。なお、この装置の場合
には、前述のシート状の映像担体では実現出来ないよな
動画表現をすることが可能となる。
第8図および第9図は第7図に示す装置の特性を利用し
た動画表現の一例を示す。なお、この場合には円筒レン
ズ群2を介して表現される画像の幅を円筒レンズ群2の
幅W1に限定する必要ばはなく、以下に示す例もこの幅
W1よりも広く画像構成してあり、映像担体31の移動
によって画像も移動するようにしである。
映像担体31の移動方向に対して先方に位置するセクシ
ョンに対しては第9図に示す人物が3種類の態1#IM
1、M2、M3として図柄が構成され、この図柄が画素
として配置しである。即ち、各セクションは3コマとな
っており、これら各セクションに対して各態様M1〜M
3の画素が割り振り描かれている。続くセクションに対
してはこの人物が引っ張るヒモが描かれており、さらに
その後部のセクションには旗F1、F2、F3が各セク
ション3コマの画素とて割り振られている。
以上の画素からなる映像担体31を駆動機構により図中
の矢印の如く右から左に、円筒レンズ群のピッ千Pの1
/3の移動距離をもってステップ状に移動させると、最
初に円筒レンズ群2の右端から人物が現れ、M1→M2
→M3の動作を繰り返しながら、つまり歩く動作をしな
がら画面左側に向かって移動してくる。人物はヒモを引
いており、画面の進行と共にF1→F2→F3の作動を
繰り返しながら、つまりはためきながら旗が現れる。さ
らに画面の進行と共に人物は画面から消え、旗がこれに
追随する。
この場合画面の表示効果を高めるため、第8図に示すよ
うに各画像A、B、Cの表示時間を例えば0.5秒、0
.5秒、2秒等と適宜設定するよにしてもよい。これら
の設定はステッピングモータ19に対する作動プログラ
ムにより容易に実施することができる。
なお、図示の構成は、映像担体31を駆動ローラ29と
従動ローラ30により案内される単純なエンドレスベル
ト状に形成しであるが、これに代えて多数の案内ローラ
を用いて更に長尺のエンドレスベルトとして形成したり
、または巻き取り方式としてより長尺のベルト状に形成
する等の方法により多数の映像を表示することが考えら
れる。
なお巻き取り方式の場合には、巻き取りローラの回転量
で映像担体の移動距離を測定すると、巻き取り量により
ローラ径が変化してその測定に狂いが生じるので、映像
担体自体の移動量を直接設定するように構成する等の配
慮をすることは当然である。
第18図及び第19図は第4図及び第5図に示す構成の
変形例を示す。
前記した第4図及び第5図に示す構成例が何れも円筒レ
ンズ群2を介して光源からの光を映像担体に対して照射
していたのに対し、この例では光源を映像担体1と円筒
レンズ群2との間で、かつこれら映像担体lと円筒レン
ズ群2との間で形成される光束領域以外の部分に光m3
2を配置する。
この光源は第4図に示す棒状の光源であっても、また第
5図に示す単球型の光源であってもよい。
33は各光源32に対して配置した遮蔽手段であり、光
源からの光が直接円筒レンズ群2に照射するのを避ける
ためのものである。この構成では光源自体は円筒レンズ
群2と映像担体1の光束領域外にあるため、円筒レンズ
群2を通しては、他の構成と同様に特定の画像を視認で
きる。
以上本発明の装置を主として広告媒体として利用する場
合を例に説明したが、これは表示媒体としての機能を限
定する趣旨ではなく、例えば各種教材用、その他講演会
においてスライド投影やプロジェクタ−投影に代えてま
たはこれと併用して利用するなど、要するに利用者がそ
の目的に応じて適宜利用し得るものである。
またその大きさも限定されず、卓上型の比較的小型なも
のから、駅構内の宣伝用等の比較的大型なもの、さらに
はビル屋上設置用のかなり大型なもの等各種のものが製
造可能である。
なお、本発明においては映像担体と円筒レンズ群との相
対的移動機構に可変速で駆動方向可変の駆動機構を用い
ることを主たる目的としているが、これ以外に、第13
図のカム8をステッピングモータ等で駆動し、これを制
御装置から可変速、可逆に制御すれば本発明の別の構成
例となる。
〔効果〕
本発明は以上各構成例を以て説明したように、映像担体
と円筒レンズ群との相対的移動を行う機構を、可変速で
かつ駆動方向可変の駆動機構と、この駆動機構を制御す
る制御装置とから構成し、各画像の表示時間と、画像の
種類を任意に設定することが可能な画像表示装置とした
ので、多数の画像を有する場合はもちろん、比較的少な
いコマ数での場合には表示画像の画質を良好に保持する
一方、映像担体と円筒レンズ群との相対的移動を複雑か
つ確実に行うことにより、変化のある動画として表現(
視認)可能にすることができる。
また前記映像担体と円筒レンズ群との相対的移動パター
ンの設定を自由に行うことができるため、同一の映像担
体を用いて複数の動画を表現することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す画像表示装置の斜
視図、第2図は第2の実施例を示す画像表示装置の斜視
図、第3図は第3の実施例を示す画像表示装置の正面図
、第4図は第4の実施例を示し、(A)は不透明陽画か
ら成る映像担体のを用いた装置の照明状態を示す斜視図
、同図(B)は同図(A)のA−A線による断面図、第
5図は第5の実施例を示す映像担体と円筒レンズ群の断
面図、第6図は第6の実施例を示す画像表示装置の断面
図、第7図は第7の実施例を示す画像表示装置の斜視図
、第8図は第7図に示した装置を用いて表示する画像の
一例を示す図、第9図は第8図の画像の構成要素を示す
図、第10図は画像表示装置の基本構成を示す映像担体
と円筒レンズ群の斜視部分図、第11図は第10図のB
−B線による断面図、第12図はカム駆動による従来装
置の相対移動量と時間との関係を示す線図、第13図は
従来型のカム駆動式画像表示装置の正面図、第14図(
A)は第13図に示す装置のカム部の詳細図、同(B)
は同従来装置の映像担体移動量と時間との関係を示す線
図、第15図は画像表示順序の構成例を示す図、第16
図は映像担体に収録した画像の種類を示す図、第17図
は第16図に示す画像を画素として組み込んだ映像担体
の正面図、第18図および第19図は第4図および第5
図に示す構成の変形例を示し、このうち第18図は映像
担体と円筒レンズ群配置部の斜視部分図、第19図は第
18図に示す部分の側面図である。 1・・・映像担体 2・・・円筒レンズ群28% 2 
bs 2 c−2d ・・・円筒レンズ3・・・枠体 
 4.4a・・・ガイドブロック5a、5b・・・ガイ
ドポスト 10・・・光源部  11・・・ランク12・・・ピニ
オン  13.19・・・ステンピングモータ  14
・・・ドライブユツト15・・・制御装置  2o・・
・光電センサ21・・・カム円筒  22・・・ピクチ
ャーカム  23・・・定速モータ  24・・・不透
明陽画  25・・・照明器具  31・・・ベルト状
映像担体 −26; 第4図 CB) ツム 第7図 第8図 ト3 第9図 Ml 第15図 5秒 1秒 0.5# 1秒 0.5秒 1抄0.5妙 1# 10秒 第16図 第19図 手続補正書(自発) 平成1年5月31日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 平成1年特許願第31112号 2、発明の名称 画像表示装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都世田谷区砧4丁目22番2号氏名 熊谷 
卓 4、代理人 〒102  Ta(264)6862住所
 東京都千代田区麹町3丁目1番日号6、補正の内容 (i)特許請求の範囲の欄 別紙のとおり (ii)発明の詳細な説明の欄 明細書第30頁第15行「・・・となる。」の次の行に
以下の文章を挿入する。 「さらに、各実施例で示した円筒レンズ(群)をフレネ
ル型の円筒レンズ(群)として、装置の軽量化や視野の
改良を図ることは、もとより当業者において容易に想到
し得るものである。」杓しニ 明細書の 「特許請求の範囲の欄」 及び 「発明の 2、特許請求の範囲 (1)各画素群セクションに対し各々2以上の縮小画素
を配置した映像担体と、この映像担体に対して平行に配
置し、各画素を選択的に組み合わせることにより特定の
画像を表示する円筒レンズ群とから成り、かつ円筒レン
ズ群を介して、この円筒レンズ群と映像担体との相対的
移動に対応して画像を順次視認し得るようにした装置で
あって、前記相対的移動を行うための駆動機構を、可変
速でかつ駆動方向変更可能な駆動装置と、予め設定した
相対移動パターンに基づきこの駆動装置に対して作動信
号を発する制御部とにより構成したことを特徴とする画
像表示装置。 (2)映像担体と円筒レンズ群のうち何れか一方の部材
を移動させる機構を、ラックアンドピニオン、或いは送
りネジで代表される均等運動変換メカニズムと、この均
等運動変換メカニズムを駆動するステッピングモータ或
いはディジタルサーボモータで代表されるディジタル制
御アクチュエータとで構成し、これをディジタル制御用
制御装置により数値制御されるよう構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像表示装置。 (3)映像担体と円筒レンズ群のうち何れが一方の部材
を移動させる機構の一部にメカニカルカムを介在させた
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像
表示装置。 (4)映像担体と円筒レンズ群の相対的移動バクーンを
組み込んだインフォーメーションカムを駆動し、そのカ
ムパターンを検出するセンサの信号によって制御装置が
移動可能な部材の駆動指令を発するよう構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)項
記載の画像表示装置。 (5)前記映像担体を不透明陽画とし、円筒レンズ群を
介して光束を映像担体に照射するようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第(1)乃至第(4)項の何れか
に記載の画像表示装置。 (6)円筒レンズ群を構成する円筒レンズの各々に対し
て光源を個々配置し、これら各円筒レンズを介して映像
担体の特定の画素に対して各光源の光束をそれぞれ照射
することにより特定の画像を視認できるようにしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の画像表示
装置。 (7)前記映像担体を透明陽画とし、背面に設けた照明
装置によりこの透明陽画を照明することを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項の何れかに記載
の画像表示装置。 (8)前記制御装置により映像担体を照明する照明装置
をも制御するよう構成し、以て照明条件の変更を可能に
したことを特徴とする特許請求の範囲第(5)項乃至第
(7)項の何れかに記載の画像表示装置。 (9)映像担体をベルト状に形成し、このベルト状映像
担体を移動させるよう構成したことを特徴とする特許請
求の範囲第(1)乃至第(8)項の何れかに記載の画像
表示装置。 犬j11ち−

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各画素群セクションに対し各々2以上の縮小画素
    を配置した映像担体と、この映像担体に対して平行に配
    置し、各画素を選択的に組み合わせることにより特定の
    画像を表示する円筒レンズ群とから成り、かつ円筒レン
    ズ群を介して、この円筒レンズ群と映像担体との相対的
    移動に対応して画像を順次視認し得るようにした装置で
    あって、前記相対的移動を行うための駆動機構を、可変
    速でかつ駆動方向変更可能な駆動装置と、予め設定した
    相対移動パターンに基づきこの駆動装置に対して作動信
    号を発する制御部とにより構成したことを特徴とする画
    像表示装置。
  2. (2)映像担体と円筒レンズ群のうち何れか一方の部材
    を移動させる機構を、ラックアンドピニオン、或いは送
    りネジで代表される均等運動変換メカニズムと、この均
    等運動変換メカニズムを駆動するステッピングモータ或
    いはディジタルサーボモータで代表されるディジタル制
    御アクチュエータとで構成し、これをディジタル制御用
    制御装置により数値制御されるよう構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像表示装置。
  3. (3)映像担体と円筒レンズ群のうち何れか一方の部材
    を移動させる機構の一部にメカニカルカムを介在させた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像
    表示装置。
  4. (4)映像担体と円筒レンズ群の相対的移動パターンを
    組み込んだインフォーメーションカムを駆動し、そのカ
    ムパターンを検出するセンサの信号によって制御装置が
    移動可能な部材の駆動指令を発するよう構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)項
    記載の画像表示装置。
  5. (5)前記映像担体を不透明陽画とし、円筒レンズ群を
    介して光束を映像担体に照射するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)乃至第(4)項の何れか
    に記載の画像表示装置。
  6. (6)円筒レンズ群を構成する円筒レンズの各々に対し
    て光源を個々配置し、これら各円筒レンズを介して映像
    担体の特定の画素に対して各光源の光束をそれぞれ照射
    することにより特定の画像を視認できるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の画像表示
    装置。
  7. (7)前記映像担体を透明陽画とし、背面に設けた照明
    装置によりこの透明陽画を照明することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項の何れかに記載
    の画像表示装置。
  8. (8)前記制御装置により映像担体を照明する照明装置
    をも制御するよう構成し、以て照明条件の変更を可能に
    したことを特徴とする特許請求の範囲第(5)項乃至第
    (7)項の何れかに記載の画像表示装置。
  9. (9)映像担体をベルト状に形成し、このベルト状映像
    担体を移動させるよう構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)乃至第(8)項の何れかに記載の画像
    表示装置。
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