JPH02211333A - スクラムジェットエンジンの着火装置 - Google Patents

スクラムジェットエンジンの着火装置

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JPH02211333A
JPH02211333A JP2767089A JP2767089A JPH02211333A JP H02211333 A JPH02211333 A JP H02211333A JP 2767089 A JP2767089 A JP 2767089A JP 2767089 A JP2767089 A JP 2767089A JP H02211333 A JPH02211333 A JP H02211333A
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ignition
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Nobuo Chinzei
鎮西 信夫
Goro Masutani
升谷 五郎
Tomoyuki Komuro
小室 智幸
Kenji Kudo
賢司 工藤
Junro Murakami
淳郎 村上
Koichiro Tani
香一郎 谷
Yoshio Wakamatsu
義男 若松
Takeshi Karita
苅田 丈士
Yukinori Sato
幸徳 佐藤
Masami Sayama
佐山 正巳
Katsura Owaki
桂 大脇
Kazuyuki Tsuchiya
和之 土屋
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National Aerospace Laboratory of Japan
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は着火装置に係り、特にプラズマ化された作動流
体を被燃焼流体が超音速で通過する燃焼器内へ噴射し、
着火及び燃焼を促進させる航空機等用のプラズマジェッ
ト着火装置に関する。
[従来の技術] 一般に、その流速があまりにも速いため着火させること
が困誼といわれている超音速で流れる被燃焼流体を着火
させる技術として第9図に示すものが知られている。
図示するように、空気が超音速で流れる燃焼器a内に臨
んで燃焼を促進させる作動流体を噴出する着火ノズルb
が設けられている。この着火ノズルb内にはアーク発生
手段としてのタングステン陰極C及び銅陽極dが設けら
れている。また、上記着火ノズルbの燃焼器aに臨んだ
部分には、上記作動流体を燃焼器a内へ噴射させるため
の噴射孔eが設けられ、燃焼器aに臨んでいない部分に
は、作動流体の流入口fが設けられていると共にアーク
放電によって加熱する上記陰極C及び陽極dをそれぞれ
冷却するための冷却水の流入口g。
h及び流出口t+Jが設けられている。この冷却水は、
ノズル部を形成する陽極dにおいてアーク柱を絞る熱ピ
ンチ効果を発揮する。また、上記着火ノズルbが臨んで
いる燃焼器a内に流れる超音速空気流路の上流には、燃
料である水素を超音速空気流へ噴射する燃料噴射ノズル
kが設けられている。
上記燃焼器a内を流れる超音速の被燃焼流体を着火させ
るときは、まず、上記燃焼噴射ノズルkから燃料である
水素を超音速空気流へ噴射して、この超高速空気流に水
素を混合させ超高速の混合流体にする。そして、図示さ
れないアルゴン、水素、窒素ボンベ等からそれら単独あ
るいはそれらを混合した状態の作動流体として、着火ノ
ズ・ルbに設けられた作動流体の流入口fへ流入させ、
着火ノズルb内の陰極cと陽&dとに所要の電圧をかけ
アークを発生させ、この作動流体を超高温に加熱するこ
とによってプラズマ状態にし、上記超音速の混合流体が
流れる燃焼器a内へ噴射させる。
この際、上記プラズマを燃焼器a内へ噴射するために所
要の圧力を作動流体に加えることになるが、着火ノズル
b内のプラズマ流路が先細ノズル形状に成形されている
ため、燃焼器a内へ噴射されるプラズマの噴射速度は音
速以下に制限゛されることになる。
プラズマ化された各種作動流体を、上記混合流体が超音
速で流れる燃焼器a内へ噴射することにより、噴射され
たプラズマのもつ熱・運動エネルギー及び活性基発生に
伴う化学反応促進効果により、超音速で流れる混合流体
の燃焼を促進させることができ自発着火させることがで
きる。
上記作動流体としてこれまで試みられたアルゴン、水素
、窒素の単独あるいはそれらの混合気のうち、アルゴン
と水素の混合気が効果があると言われ用いられているの
は、以下の理由による。
水素はプラズマ状態になれば、前述の燃焼促進効果が期
待できるが、単独では固有の特性により、アークの発生
及び安定したアークの保持に大容量の電源トランスが必
要となる。このため、単独では着火や燃焼促進効果はう
すいか、より小さな電源容量で安定したアークを発生・
保持し得る固有の特性をもつアルゴンとの混合がどうし
ても必要となる。
[発明が解決しようとする課題1 上記のアルゴンと水素とめ混合気を作動流体とした着火
ノズルbを超音速航空機用として用いると、作動流体の
一部にアルゴンを使用しているため、この航空機には作
動流体貯蔵用としてアルゴンボンベを搭載しなくてはな
らないことになり、機体重量が増大してしまうという問
題がある。
この点、大気中に豊富に存在する酸素もしくは空気その
ものを作動流体に使用できれば、機体重量増大の原因と
なる作動流体貯蔵用ボンベを搭載しなくてもよいことに
なる。なお、酸素プラズマもしくは空気プラズマの燃焼
促進効果は、前述のアルゴンと水素の混合気プラズマの
燃焼促進効果とほぼ同等であると共に、酸素もしくは空
気は比較的低容量の電源で安定したアークの発生・保持
が行えることが知られている。しかし、これまで作動流
体に酸素もしくは空気を使用したものはなかった。
その理由は、従来のプラズマジェット着火装置において
は、第9図に示すように、作動流体をプラズマ化するた
めのアーク発生手段を構成する陰極Cに、タングステン
電極を用いているため、作動流体に酸素を含有する流体
を用いると、タングステン電極が短時間に著しく損耗し
、アークがとばなくなりプラズマジェットによる燃焼促
進効果がほとんど発揮できず、着火装置としての機能が
発揮できないためである。
また、従来のプラズマジェット着火装置においては、第
9図に示すように、上記着火ノズルb内のプラズマ流路
が先細ノズル形状に成形されているため、燃焼器a内へ
軸流状に噴射されるプラズマの噴射速度は音速以下に制
限されることになり、上記プラズマが燃焼器a内を超音
速で流れる被燃焼流体の流れに打ち勝って燃焼器a内に
深く入り込むことは制限されていた。従って、上記プラ
ズマと上記被燃焼流体との反応範囲を広げることが制限
され、プラズマによる被燃焼流体の燃焼促進効果を高め
ることは制限されていた。
以上の問題点を解決するために創案された本発明の目的
は、大気中に豊富に存在し容易に取り入れることができ
る空気もしくは酸素を含有する流体を、作動流体として
使用することができると共に、燃焼促進効果を可及的に
高めることができるプラズマジェット着火装置を提供す
るものである。
[課趙を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の第1の発明は、被燃
焼流体が超音速で通過する燃焼器内に臨んで設けられた
着火ノズル本体と、該着火ノズル本体内、に酸素を含有
する作動流体を供給する作動流体供給手段と、上記着火
ノズル本体内にこれより噴射される作動流体をプラズマ
化するために設けられ陰極がその表面部に高融点酸化膜
を促進形成する金属から成形されたアーク発生電極と、
該アーク発生を極によりプラズマ化された作動流体をジ
ェットとして上記燃焼器内へ深く入り込ませるプラズマ
加速手段とから構成されるものである。
第2の発明は、先端部にアーク発生電極を構成する上記
陰極を有する円柱形状の陰極ロッドと、該陰極ロッドに
これを囲繞して設けられ上記陰極ロッドの軸廻りに沿っ
て旋回流として酸素を含有する作動流体を供給するため
の旋回リングと、上記陰極に対向して設けられ上記アー
ク発生電極を構成すると共に上記陰極ロッド軸廻りに旋
回されて供給される上記作動流体をプラズマ化する陽極
と、プラズマ化された上記作動流体を加速させて噴射さ
せる噴射ノズルとから構成されている。
第3の発明は、先端部にアーク発生′fJlh極を構成
する上記陰極を有する円柱形状の陰極ロッドと、該陰極
ロッドにこれを囲繞して設けられ上記陰極ロッドの軸廻
りに沿って旋回流として酸素を含有する作動流体を供給
するための第1の旋回リングと、上記陰極に対向して設
けられ上記アーク発生電極を構成すると共に上記陰極ロ
ッド軸廻りに旋回されて供給される上記作動流体をプラ
ズマ化する陽極と、プラズマ化された上記作動流体を加
速させて噴射させる噴射ノズルと、該ノズルの出口側に
これを囲繞すべく形成されこれより噴射される上記プラ
ズマ化された作動流体にさらににその周方向からプラズ
マ化されていない作動流体を加え、プラズマジェットの
流速を高めて加速すると共に、よりエネルギー密度が高
く貫通力が大きいプラズマジェットを供給するための第
2の旋回リングとから構成されている。
第4の発明は、上記噴射ノズルがラバルノズルによって
構成されたものである。
[作 用] 第1の発明にあっては、被燃焼流体が超音速で流れる燃
焼器内に臨んで設けられた着火ノズル本体に、作動流体
供給手段により酸素を含有する作動流体が供給され、こ
の作動流体は、上記着火ノズル本体に設けられたアーク
発生電極によりプラズマ状態となり、プラズマ加速手段
により充分に加速され、ジェットとして上記燃焼器内に
深く入り込むように噴射されることになる。
燃焼器内に充分深く入り込むように噴射されたプラズマ
ジェットは、上記プラズマジェットのもつ熱エネルギー
、運動エネルギー及び活性基発生に伴う化学反応促進効
果により、燃焼器内を超音速で流れる被燃焼流体の燃焼
を促進させ、着火を可能にし得る。
この際、上記プラズマ化された作動流体は、上記プラズ
マ加速手段により充分に加速されているので、燃焼器内
を超音速で流れる上記被燃焼流体の流れに打ち勝って充
分深く入り込むことになる。
よって、上記被燃焼流体と上記作動流体プラズマとは広
範囲で反応することになり、上述した被燃焼流体の燃焼
促進効果は非常に大きいものになる。
従って、上記被燃焼流体が自発着火し得えない低温域で
の着火を可能にし、着火領域を広げることができる。
また、高融点酸化膜を促進形成する金属を陰極としたア
ーク発生電極により作動流体をプラズマ化させているた
め、酸素を含有する作動流体を用いると、上記陰極は、
その表面に上記高融点酸化膜を促進成形し、これに防護
されることにより、高熱を発生するアークによって損傷
することはない、従って、作動流体に酸素を含有した流
体を用いても長時間、安定したプラズマジェットを噴射
できる。この酸素を含有する流体は、前述の如くプラズ
マ加速手段により、燃焼器内を超音速で流れる被燃焼流
体の流れに打ち勝って充分深く入り込み、大きな燃焼促
進効果を発揮することになる。
また、大気中に豊富に存在する空気等、上記酸素を含有
する流体を上記作動流体として取り込むことにより、こ
の作動流体を貯蔵する専用タンクは必要なくなる。
また、第2の発明にあっては、アーク発生電極を構成す
る上記陰極を円柱形状の陰極ロッドの先端部に設け、こ
のロッドの軸廻りに沿って旋回流として、酸素を含有す
る作動流体を供給するための旋回リングを設け、上記陰
極に対向して上記アーク発生手段の陽極を設けなので1
.上記陰極ロッドの軸廻りに旋回流として流れる上記作
動流体は陰極と陽極とに所要の電圧を加えることによっ
て生じるアークによりプラズマ状態となる。そして、旋
回プラズマ流となった上記作動流体は流速を高める噴射
ノズルを通過することにより充分加速され、燃焼器内を
超音速で流れる被燃焼流体の流れに打ち勝ってプラズマ
ジェットとして充分深く入り込みプラズマジェットによ
る上記燃焼促進効果を高めることになる。
また、第3の発明にあっては、第2の発明の噴射ノズル
の出口側に、上記噴射ノズルを囲繞して形成され上記噴
射ノズルにより噴射される上記プラズマ化された作動流
体にその周方向からプラズマ化されていない作動流体を
加え、プラズマジェットの流速を高めて加速させると共
に、よりエネルギー密度が高く貫通力が大きいプラズマ
ジェットを供給するための第2の旋回リングを設けたの
で、上記噴射ノズルから噴射される旋回プラズマ流は上
記第2の旋回リングによりさらに旋回がかけられ強力な
二重旋回となって燃焼器内へ充分深く入り込むよ・う・
に噴射されることになる。よって、上記燃焼促進効果は
非常に大きなものとなる。
また第4の発明にあっては、上記噴射ノズルがラバルノ
ズルによって構成されているので、上記ノズルを通過す
るプラズマ流は、所要の圧力が加えられれば、その運動
エネルギーが非常に大きい超音速流となり、燃焼器内を
超音速で流れる被燃焼流体の流れに打ち勝って充分深く
入り込み、上記燃焼促進効果を高めることになる。
[実施例] 第1図に示すように、本発明に用いられる燃焼器1は筒
体状のハウジングによって区画形成されな燃焼室2と、
この燃焼室2の一端開口部に連設され、超高速で空気を
供給する通路3とから主に構成されている。この通路3
から供給された空気Aと燃焼室2より噴射されて供給さ
れる水素とが燃焼室2内で混合されて被燃焼流体として
流れるように構成されている。
実施例ではプラズマジェット着火装置4は第1図に示す
ように、燃料噴射ノズル5の上流側に設けているが、燃
料噴射ノズル5の後流側に設けてもよい、また燃焼室2
には燃料として水素を噴射するための燃料噴射ノズル5
が千鳥状に相対向するように臨んで設けられている。
本発明に係るプラズマジェット着火装置4は第2図に示
すように空気Aが超音速で通過する燃焼器1の上記通路
3内に臨んで設けられた着火ノズル本体6と、この着火
ノズル本体6内に酸素を含有する作動流体を供給する作
動流体供給手段7と、上記着火ノズル本体6内にこれに
より噴射される作動流体をプラズマ化するために設けら
れたアーク発生を極8と、このアーク発生量411i8
によりプラズマ化された作動流体をジェットとして上記
燃焼器1の燃焼室2内に深く入り込ませるプラズマ加速
手段9とから主に構成されている。
図示するように、着火ノズル本体6は燃焼器1の通路3
に臨んで取付けられた筒体状のノズルケーシング10に
よって区画形成されている。このノズルケーシング10
内には軸芯部に軸方向に所定の長さ延出され、上記アー
ク発生量′If18を構成する円柱形状の陰極ロッド1
1が設けられている。
この陰極ロッド11の先端部にはその表面部に高融点酸
化膜を促進形成する金属、例えばハフニウムによって成
形された陰極12が形成されている。
この陰f!12はハフニウムと同様の特性を持つジルコ
ニウム、レニウム、イツトリウム等を単体あるいはそれ
らを複合材にして用いて成形しても良い。
この陰極12には所定の間隙を隔ててアーク発生電極8
の陽極13が設けられている。アーク発生電極8を構成
する陰極12と陽極13との間隙には上記作動流体が通
過する噴出通路14が形成されている。この噴出通路1
4はその上流側が陰極ロッド11の長手方向に沿って所
定の長さを有し、且つ陰極ロッド11の外周部を囲繞す
る横断面がリング状の通路15を形成し、下流側が噴射
ノズル16に接続されている。即ち、円柱状の陰極ロッ
ド11にはその長手方向に沿って、且つその外周部にリ
ング状の間隙を形成する筒体状のブロック17が設けら
れ、このブロック17と陰極ロッド11との間に横断面
円形状のリングを形成する噴出通路14が区画形成され
る。また、上記筒体状のブロック17には更に上記陰極
ロッド11を所定の間隙を隔てて囲繞するように陽極1
3が連設されて上記噴出通路14を上記陰極12と陽極
13との間を通過するように延出させて形成されている
。噴出通路14の下流側乃至出口側にはアーク発生′r
4極8によって生成されたプラズマジェットを加速して
噴射するための噴射ノズル16が設けられる。この実施
例にあっては、噴射ノズル16は陽極13を形成する陽
極ブロック18に一体的に形成され、その噴出口19は
燃焼器1内に実質的に臨むように構成されている。
また、上記噴出通路14の上流側には作動流体を供給す
るための作動流体供給手段7が接続されている。この作
動流体供給手段7はその上流側で供給する作動流体で上
記アーク発生電極8の陰極11及び陽極12をそれぞれ
冷却した後、上記噴出通路14に作動流体を導くように
構成されている。
第2図に示すように、陰極ロッド11にはその陰極12
の反対側から軸芯部に沿って冷却通路20が形成される
と共にこの通路20内に作動流体供給源に接続された作
動流体供給管21が挿入されており、この供給管21に
供給源から作動流体が供給されることにより、その作動
流体は供給管21の出口部から折り返されて上記冷却通
路20を通過することになり、陰極12を含む陰極ロッ
ド11が冷却されることになる。
また、陽極13を形成する陽極ブロック18内には冷却
通路22が形成され、この冷却通路22には上記冷却通
路20を通過した作動流体を導くなめの作動流体通路2
3が接続されている。また、冷却通路22の出口部には
実質的に作動流体を上記噴出通路14に導入するための
作動流体通路24が接続されている。
また、図示するように、噴出通B14には上記プラズマ
加速手段9として、作動流体を陰極ロッド11の軸廻り
に沿って旋回させつつアーク発生型@8に供給するため
の旋回リング25が設けられている。この旋回リング2
5は第3図に示すように上記陰極ロッド11に嵌合され
たリング体26から構成され、このリング体26には軸
線方向に傾斜した通孔27がその周方向に沿って所定間
隔を隔てて複数個形成されており、噴出通路14内に導
入される作動流体を陰極ロッド11の軸廻りに沿って旋
回流としてアーク発生電極8としての陰極12と陽極1
3との間に形成される噴出通路14の下流側に供給する
ように構成されている。
以上の構成からなる本実施例の作用について述べる。
先ず、第2図に示すように、作動流体供給手段7から酸
素を含有する作動流体が着火ノズル本体4の噴出通路1
4に高圧で供給されることになる。
作動流体は噴出通路14に至る前に冷却通路20及び2
2を通過することにより、アーク発生電極8の陰極12
及び陽@13を冷却することになる。
噴出通路14内に導入された酸素を含有する作動流体は
プラズマ加速手段9としての旋回リング25により陰極
ロッド11の軸廻りに沿って旋回流として加速されてア
ーク発生電極8を通過してプラズマ化され、更に噴射ノ
ズル16により加速されて燃焼器1内に深く入り込むよ
うに噴射されることになる。
特に、アーク発生電極8を構成する陰極12がその表面
が高融点酸化膜を促進形成するハフニウム等の金属で形
成されているために、酸素を含有する流体を作動流体と
して用いて、これを通過させても、陰極12の表面に高
融点の酸化ハフニウム膜が促進形成され、これによって
電極途防護されることになり高熱を発生するアークによ
って損傷されることがない。
従って作動流体に酸素を含有した流体を用いても長時間
、安定したプラズマジェットを噴射できる。
また、旋回リング25によりアーク発生電極8の上流側
で作動流体は陰極ロッド11の軸方向に沿ってその軸廻
りに渦巻として旋回加速されることによ2、上記電@8
によってプラズマ化された作動流体はプラズマジェット
として燃焼器l内に噴射ノズル16を通して深く入り込
むことになる。
即ち、本実施例にあっては上記旋回リング25と噴射ノ
ズル16とがプラズマ加速手段9を構成することになる
特に、プラズマジェットは加速手段9により強力な旋回
流として加速されることになるので、その中心部はプラ
ズマが発生しやすい電離イオン状態になる。
第1図及び第2図に示すように、このプラズマジェット
は、プラズマジェットの6つ熱エネルギー、運動エネル
ギー及び活性基発生に伴う化学反応促進効果により、燃
焼器1内を超音速で流れる空気と水素とが混合された被
燃焼流体の燃焼を促進させ、着火を可能にし得る。
この際、上記作動流体は、プラズマ加速手段9の旋回リ
ング25により、強力な旋回流を伴ったプラズマジェッ
トとして燃焼器1内へ噴射されるので、上記燃焼器1内
を超音速で流れる上記被燃焼流体の流れに打ち勝って、
燃焼器1内にプラズマジェットとして充分な深さで入り
込めることになる。よって、上記被燃焼流体と上記プラ
ズマジェットとは、燃焼器1内において広範囲で反応す
ることになり、上述した被燃焼流体の燃焼促進効果は非
常に大きな効果となる。
従って、第4図に示すように、空気に水素が噴射された
上記被燃焼流体がプラズマジェット着火装置を用いるこ
とにより自発着火し得なかった低温域での着火を可能に
し、第4図の一点鎖線で示す自発着火時の着火限界線H
,Lが、プラズマジェット着火装置を用いることにより
実線で示す着火限界線H’  、L’ にそれぞれシフ
トしており、着火可能な温度の領域を低温側に大きく広
げることができることを示している。
また、上記の酸素を含有した作動流体として空気または
酸素を用いると、上記アーク発生電極8によりプラズマ
化された空気プラズマ及び酸素プラズマは、燃焼促進効
果が大きいといわれているアルゴンと水素との混合気プ
ラズマと、はぼ同等の燃焼促進効果を発揮することにな
る。
本実施例にあってはアーク発生電極8を作動流体で冷却
することになるので、その軽量化を達成することができ
る。
尚、第5図、第6図及び第7図は本発明の別の実施例を
示すものである。
第5図に示すように、陰極ロッド11の外周部にこれを
囲繞して形成される筒体状の噴出通路14には作動流体
供給手段7を構成する供給源に結ばれた作動流体供給通
路から直接分岐された通路28が接続されている。
噴出通路14にはこれを区画形成するブロック17にこ
れを囲繞するようにプラズマ加速手段9を構成する第1
の旋回リング29が一体的に形成され、上記作動流体供
給通路28からの作動流体を陰極ロッド11の軸廻りに
旋回流として供給するように構成されている。
第1の旋回リング29は第6図に示すように、その接線
方向に所定の角度で傾斜した通孔30が複数個形成され
、第5図に示すように、旋回リング29の外周部にはこ
れを囲繞するようにリング状のヘッダー室31が形成さ
れている。このヘッダー室31に上記通路28が接続さ
れ、作動流体が噴出通路14内に旋回渦流として加速さ
れて導入されるように構成されている。
また、第5図に示すように、噴射ノズル16を区画形成
すると共に陽f!13を形成する陽極ブロック18の外
周部には、これを囲繞するよう第2の旋回リング32が
形成されている。この第2の旋回リング32は、第7図
に示すように第1の旋回リング29と同様に接線方向に
傾斜した吹出通孔33がその周方向に所定の間隔を隔て
て形成されている。この第2の旋回リング32の外周部
にはプラズマ化されない作動流体を吹出すための吹出ヘ
ッダー室34がノズルケーシング6によって区画形成さ
れている。また、この吹出ヘッダー室34には前記実施
例同様に陰極12を含む陰極ロッド11を冷却するため
の冷却通路20を通過した作動流体を導くための流体通
路35が接続されている。
従って、第5図峠示すように、この実施例にあっては作
動流体は先ず第1の旋回リング29により旋回渦流とし
て加速されてアーク発生t&8に導入されプラズマ化さ
れて噴射ノズル16の噴出口19から燃焼器1内に噴射
されることになるが、この噴射ノズル16から噴射され
るプラズマジェットに第2の旋回リング32により作動
流体が接線方向から吹出されることからプラズマジェッ
トはより旋回力が強い渦流として加速されて燃焼器1内
に深く入り込むことになる。
特に、この実施例にあってはプラズマ加速手段9が第1
の旋回リング29と第2の旋回リング32と噴射ノズル
16とによって構成されることになる。
また、第2の旋回リング32から陽極ブロック18の外
周部から作動流体を吹出すことは、この陽[;13を含
む陽極ブロック18を冷却することになり、且つ二重旋
回流によるプラズマジェットは熱ピンチ効果とも相俟っ
て極めて高密度のプラズマジェットとなり、燃焼促進効
果をより高めることができる。
更に第8図は、上記アーク発生電極8によりプラズマ化
された作動流体を燃焼器1内べ噴射する噴射ノズル16
の変形例を示したちのでる。噴射ノズル16は、第8図
に示すようにそのスロート部36までは流路面積が次第
に減少しスロート部以後では次第に増加するラバルノズ
ル形状に形成されたものである。このように噴射ノズル
16を構成することにより、噴射ノズル16を通過し燃
焼器1内へ噴射される上記プラズマ化された作動流木に
所要の圧力を与えることにより、その運動エネルギが非
常に大きな超音速まで加速させることができ、超音速の
プラズマジェットとして燃焼器1内に十分な深さに入り
込める。よって、プラズマ加速手段9としての噴射ノズ
ル16がその加速性能をより発揮し、被燃焼流体の燃焼
促進効果は非常に大きなものとなる。
なお、プラズマ加速手段9として上記ラバルノズルと前
述の二重旋回を発生させるリング29゜32とを同時に
用いてもよいことは勿論である。
また、上記旋回リングを単数にまたは複数に多重に設け
てもよい。
本発明に係るプラズマジェット着火装置を、超音速航空
機に用いられるスクラムジェットエンジンの燃焼促進及
び着火に使用すると、この場合、被燃焼流体を主に構成
する空気が、ラム圧によりそれほど圧縮されていない状
態、すなわち、それ程被燃焼流体の流体温度が高くない
場合でも、第4図に示すように、従来自発着火不可能で
あった1000に以下の流体温度でも着火できることに
なる。
上記ラム圧がそれほど高くない場合とは、飛行速度がそ
れ程速くない場合であり、着火可能な飛行速度範囲を低
速側に広げられることになる。
また、大気中の空気を取り込んでこれを作動流体として
用いれば、作動流体を貯蔵する専用タンクは必要なくな
り、機体の小型化・軽量化を図ることができる。
また、上記スクラムジェットエンジンとロケットエンジ
ンとを具備した宇宙往環機の推進系にこのプラズマジェ
ット着火装置を用いる場合は、大気中の空気を取り込む
か、あるいはこのa体に搭載されたロケットエンジンの
推進剤である酸素タンクから酸素を作動流体として使用
すれば、同様に作動流体専用のタンクは必要なくなり機
体の小型化・軽量化を図ることができる。
なお、上記いずれの実施例においてもアーク発生電極は
作動流体で冷却しているが、これに限らず、水冷ジャケ
ットによって冷却しても良いことは勿論である。
[発明の効果1 以上説明したように本発明によれば次の如き優れた効果
が発揮できる。
(1)作動流体をプラズマ化させるアーク発生手段の陰
極に高融点酸化膜を促進形成する金属を用いているので
、作動流体に酸素を含有した流体を使用しても長時間安
定したプラズマジェットを供給できると共に、作動流体
として大気に豊富に存在する酸素を含有する流体を用い
ることによって、作動流木専用のタンクは必要なくなり
、装置の小型化・軽量化を図ることができる。
(2)プラズマ化された作動流体をプラズマ加速手段に
より充分に加速且つ高エネルギー密度の状態にさせてプ
ラズマジェットとして燃焼器内へ噴射させるので、この
プラズマジェットは燃焼器内を超音速で流れる被燃焼流
体の流れに打ち勝って燃焼器内に充分深く入り込み、被
燃焼流体とプラズマジェットとの反応範囲を広げること
によって燃焼促進効果を可及的に高めることができ、被
燃焼流体が自発着火し得ない低温域での着火を可能にし
、着火領域を広げることができる。
(3)自動車用エンジン等、広く陸・舶用の内燃機関の
着火・燃焼促進装置として流用でき、汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラズマジェット着火装置を採用
した燃焼器の概略斜視図、第2図は本発明の一実施例を
示す側断面図、第3図は第2図の実施例に用いられる旋
回リングの斜視図、第4図はこのプラズマジェット着火
装置を用いることによって低温側に広がる着火領域を表
わした流体温度−燃料当量比を示すグラフ、第5図は変
形実施例を示す間断面図、第6図はこの実施例に用いら
れる第1の旋回リングを示す平面図、第7図は同様に第
2の旋回リングを示す平面図、第8図は噴射ノズルの変
形例を示す断面図、第9図は従来例を示す概略断面図で
ある。 図中、1は燃焼器、6は着火ノズル本体、7は作動流体
供給手段、8はアーク発生″r41[i、9はプラズマ
加速手段、4はプラズマジェット着火装置、12は陰極
、11は陰極ロッド、25  。 は旋回リング、13は陽極、16は噴射ノズル、29は
第1旋回リング、32は第2旋回リングである。 特許出願人  科学技術庁航空宇宙研究所長石川島te
@重工業株式会社 代理人弁理士  絹   谷   信   雄a−−−
′7+Pλ−X″:11井層更枚132−9−蔦、兜。 2.ユ。 第2図 第4図 第5図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被燃焼流体が超音速で通過する燃焼器内に臨んで設
    けられた着火ノズル本体と、該着火ノズル本体内に酸素
    を含有する作動流体を供給する作動流体供給手段と、上
    記着火ノズル本体内にこれより噴射される作動流体をプ
    ラズマ化するために設けられ陰極がその表面部に高融点
    酸化膜を促進形成する金属から成形されたアーク発生電
    極と、該アーク発生電極によりプラズマ化された作動流
    体をジェットとして上記燃焼器内へ深く入り込ませるプ
    ラズマ加速手段とからなることを特徴とするプラズマジ
    ェット着火装置。 2、先端部にアーク発生電極を構成する上記陰極を有す
    る円柱形状の陰極ロッドと、該陰極ロッドにこれを囲繞
    して設けられ上記陰極ロッドの軸廻りに沿って旋回流と
    して酸素を含有する作動流体を供給するための旋回リン
    グと、上記陰極に対向して設けられ上記アーク発生電極
    を構成すると共に上記陰極ロッド軸廻りに旋回されて供
    給される上記作動流体をプラズマ化する陽極と、プラズ
    マ化された上記作動流体を加速させて噴射させる噴射ノ
    ズルとを備えたことを特徴とするプラズマジェット着火
    装置。 3、先端部にアーク発生電極を構成する上記陰極を有す
    る円柱形状の陰極ロッドと、該陰極ロッドにこれを囲繞
    して設けられ上記陰極ロッドの軸廻りに沿って旋回流と
    して酸素を含有する作動流体を供給するための第1の旋
    回リングと、上記陰極に対向して設けられ上記アーク発
    生電極を構成すると共に上記陰極ロッド軸廻りに旋回さ
    れて供給される上記作動流体をプラズマ化する陽極と、
    プラズマ化された上記作動流体を加速させて噴射させる
    噴射ノズルと、該ノズルの出口側にこれを囲繞すべく形
    成されこれより噴射される上記プラズマ化された作動流
    体にさらにその周方向からプラズマ化されていない作動
    流体を旋回させて加え、プラズマジェットの流速を高め
    て加速すると共に、よりエネルギー密度が高く貫通力が
    大きいプラズマジェットを供給するための第2の旋回リ
    ングとを備えたことを特徴とするプラズマジェット着火
    装置。 4、上記噴射ノズルがラバルノズルによって構成された
    請求項2及び3記載のプラズマジェット着火装置。
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