JPH0220396A

JPH0220396A - 情報処理担体

Info

Publication number: JPH0220396A
Application number: JP63170401A
Authority: JP
Inventors: Mikio Naruse; 幹夫成瀬; Seiichiro Tamai; 誠一郎玉井; Satoshi Yoshihara; 聡吉原
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-07-07
Filing date: 1988-07-07
Publication date: 1990-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、着衣などに取付けることにより、人とともに
移動可能な情報処理担体に関し、さらに詳しくは定置さ
れた外部端末器と組み合わせて身分証明書、立ち入り許
可証として用いることができる情報処理担体に関するも
のである。

従来の技術従来より、電算機室、重要な設備が置かれている部屋な
どでは、その区域への立ち入りに際して機械で自動的に
チエツクをすることが行われてきている。

比較的簡単な方法としては、磁気カードの読み取りによ
る方法があり、最近では、より安全性の高いＩＣカード
を用いることも行われている。この方法の問題点は、人
が身につけているカードを手動で読み取り機にかけるこ
とである。手に荷物を携帯している場合には、カードを
取り出して読み取り機にかける動作は時間および手間の
かかるものであった。

また、特定の波長の電波を吸収する電波吸収体を身につ
けて、外部端末器から広範囲の波長の電波を送信し、ど
の波長の電波が多く吸収されるかを計測して個別の識別
を行う方法もある。この方法では、電波吸収体をポケッ
トに入れておくたけでよいという特徴があるが、外部端
末器が複雑となることと、電波吸収体が受動素子であり
、波長、すなわち識別コードの変更が容易でないという
欠点がある。さらに、原理上から、比較的至近距離でな
いと有効でないという問題もある。

通信波を用いて識別を行う方法については、原理的には
種々の方法がある。電波、光、超音波かよく知られてお
り、各種のリモートコントロールに用いられているとお
りである。しかし、通信波を用いる場合には、送信機、
受信機の費用の問題のためにアイデアにとどまり、実用
的な開発は十分に行われてこなかった。

この結果として、従来の技術は単に識別データを送信す
るといった安全性に問題のある技術であった。

発明が解決しようとする課題前述したように、従来の重要区域立入りの自動チエツク
方法によれば、■手動による操作の煩雑さの問題点、■
識別コードか自由に設定できない問題点、■識別に必要
な距離の問題点、■識別の安全性の問題点かある。

本発明は上記問題点を解決するもので、手動操作の煩雑
さがなく、識別コードが自由に設定でき、遠距離でも識
別でき、識別の安全性が確保された情報処理担体を提供
することを目的とするものである。

課題を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明は、着衣に取付は可
能な取付手段と、外部端末器からの光を受ける受光手段
と、この受光手段より受信する光を解析して受信データ
とし、この受信データに応じて送信データを作成する制
御手段と、前記送信データを外部端末器に光として送信
する発光手段とを備え、外部端末器から受信した受信デ
ータの一部またはその一定アルゴリズムによる変形デー
タを送信データに含む構成としたものである。

また、本発明の上記情報処理担体は、さらに、分解され
た場合に、制御手段か機能の少なくとも一部を自ら破壊
する回路を有せしめたものである。

作用上記構成により、人の着衣に取り付けるための取付手段
を含むため、たとえばポケットかられざわざ情報処理担
体を取出す必要がない。また、外部との通信手段として
光を用いているため、電波吸収体などを用いる他の通信
手段と比較して比較的遠距離での識別が可能であり、雑
音に対して強く、さらに通信に必要な素子、装置が小型
になる。

そして、受光手段からの光を解析して受信データとし、
この受信データに応じて送信データを作成する制御手段
を内蔵しているため、雑音光に対して強く、正規の受信
データ以外の受信データに対しては正規の送信データを
送信しないことにより正規の外部端末器以外の外部端末
器を排除して安全性を確保することができる。外部から
受信した受信データの一部またはその一定アルゴリズム
による変形データを送信データに含むため、これによっ
ても双方向の通信により、外部端末器との間でお互いの
識別を行い、正規の情報処理担体以外の情報処理担体を
排除して安全性を確保することができる。

さらに、分解された場合に、制御手段が機能の少なくと
も一部を自ら破壊する構成を有するものにおいては、内
部情報の漏洩を確実に防止できるので一層安全性が向上
する。

実権例以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図（ａ）および（ｂ）は本発明の一実施例を示す情
報処理担体の平面図および正面図である。第１図（ａ）
および（ｂ）に示すように、情報処理担体１はカード形
状とされ、裏面には着衣に取付は可能なように取付手段
として安全ピン２が取付けられている。なお、取付手段
としてクリップや２つ折りのカード状取付材を用いても
よい。情報処理担体１の表面には、外部端末器（図示せ
ず）からの光を受ける受光手段としてのフォトトランジ
スタ３と、前記外部端末器へ光を送る発光手段としての
発光ダイオード４とが設けられ、これらのフォ１〜１−
ランジスタ３と発光タイオード４とは、情報処理担体１
に内蔵された制御手段としての８ビツト１チツプマイク
ロコンピユータ５に接続されている。６はマイクロコン
ピュータ５に接続された電池である。マイクロコンピュ
ータ５はフォトトランジスタ３からの光を受信データに
テコードし、受信データが正規の外部端末器からのもの
かどうかの判定を受信データ中の外部端末識別コードに
より行う。正規の受信データと判断すれは情報処理担体
１は外部から受信した受信データの一部またはその一部
アルゴリズムによる変形データを送信データに含ませる
。たとえば、外部端末器からの外部端末識別コード自体
を送信データに含ませて用いる。変形データの例として
は、外部端末識別コードに数値の１２３を加えたデータ
を用いる。また、情報処理担体１と外部端末器とは互い
に継続光により、シリアルデータを通信しているが、こ
の代わりに変調光を用いてもよい。

また、第２図に示すように、制御手段として用いている
１チツプマイクロコンピユータ５の入力ボートを用いて
検出回路８を構成しく入力ボートヒレベル）、情報処理
担体１を分解する場合にこの検出回路８を開く（入力ボ
ートＨレベル）ことにより分解を検出し、スイッチとし
て用いるトランジスタ７を導通させて電池６のエネルギ
ーを破壊用の電源入力端子から導入して１チツプマイク
ロコンピユータ５自身の機密部分の記憶回路を焼損させ
る。なおこの構成の場合には、電池６の交換はできない
。

上記構成により、着衣に安全ピン２で情報処理担体１を
取付けて目的の箇所に行くだけで、情報処理担体１のフ
ォトトランジスタ３は、前記目的箇所に設けられた外部
端末器から光信号を受信する。マイクロコンピュータ５
は受信データが正規なものかどうか判定し、正規の受信
データと判断した場合に、この受信データの一部または
その変形データを送信データに含ませて発光ダイオード
４より発信する。この場合に、前記受信データが正規な
ものでないとマイクロコンピュータ５が判断した場合は
、マイクロコンピュータ５により、受信データを無視し
て無回答としたり、規定回数の再送要求を行って、規定
回数を超えたときに、正常な動作を停止させてもよく、
これによれば、不正な手段で情報処理担体１を入手した
部外者が情報処理担体１を偽造したり、改造することを
防止できる。発光ダイオード４より発信された信号は前
記外部端末器により受信され正規の情報処理担体１であ
ることを確認して前記目的箇所を進入可能な状態（たと
えば入口扉の開放）とする。この場合に、情報処理担体
１に個別の情報処理担体識別コードを内蔵し、外部端末
器への送信データにこの情報処理担体識別コードを含め
ることにより、外部端末器側で複数の情報処理担体を個
別に識別することができ、その情報処理担体に応じて目
的箇所を設定状態とすることもできる。

また、この情報処理担体１を分解すると、この状態が検
出回路８により検知され、マイクロコンピュータ５の機
密部分記憶回路が焼損し、その機密部分の漏洩が防止さ
れる。

なお、受光手段、発光手段、制御手段は上述のフォトト
ランジスタ、発光ダイオード、１チツプマイクロコンピ
ユータに限るものではなく、また情報処理担体１の電源
としても電池に限るものではなく、太陽電池と電気二重
層コンデンサとの組合わせなどを用いてもよい。

発明の効果以上、本発明の情報処理担体によれば、着衣に取付は可
能なのでハンドフリーでの識別が非接触で可能であり、
識別に時間や手間がかからない。

また、情報処理担体が外部端末器との双方向の通・信に
より、お互いの識別コードを確認するので安全性が高く
、さらに分解時に作動する自己破壊機能により秘密事項
の漏洩が防止されて、前記安全性がなお一層高められる
。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）および（ｂ）は本発明の一実施例を示す情
報処理担体の平面図および正面図、第２図は同情報処理
担体内部の制御手段まわりの構成例を示す回路図である
。１・・・情報処理担体、２・・・安全ピン（取付手段）
、３・・・フォトトランジスタ（受光手段）、４・・・
発光ダイオード（発光手段）、５・・・マイクロコンピ
ュータ（制御手段）、６・・・電池、７・・・トランジ
スタ、８・・・検出回路。代理人　　　森　　本　　義　　弘 ’７−Ｌランシ゛１又り掩出回路

Claims

【特許請求の範囲】１、着衣に取付け可能な取付手段と、外部端末器からの
光を受ける受光手段と、この受光手段により受信した光
を解析して受信データとし、この受信データに応じて送
信データを作成する制御手段と、前記送信データを外部
端末器に光として送信する発光手段とを備え、外部端末
器から受信した受信データの少なくとも一部またはその
一定アルゴリズムによる変形データを送信データに含む
構成とした情報処理担体。２、分解された場合に、制御手段が機能の少なくとも一
部を自ら破壊する回路を有する請求項１記載の情報処理
担体。