JPH02196366A - 神経回路網の構成方法および神経回路網 - Google Patents

神経回路網の構成方法および神経回路網

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JPH02196366A
JPH02196366A JP1015894A JP1589489A JPH02196366A JP H02196366 A JPH02196366 A JP H02196366A JP 1015894 A JP1015894 A JP 1015894A JP 1589489 A JP1589489 A JP 1589489A JP H02196366 A JPH02196366 A JP H02196366A
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Toshio Irino
俊夫 入野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パターン認識、機械やシステムの制御等に用
いられる層状の神経回路網を構成・設計する方法とその
結果実現される神経回路網に関する。
〔従来の技術〕
神経回路網は、生物の神経素子の働きを模した第2図に
示すような多大カー出力の人工的神経素子を多数結合す
ることにより、信号処理、情報処理の機能を実現する回
路網の総称である。第2図において、1は神経素子への
入力、2は各々の入力と神経素子本体を結ぶ枝であり、
入力が神経素子の内部状態に影響する度合を表わす荷重
を持っている。3は神経素子本体、4は神経素子の内部
状態を出力信号に変換する時の特性を表わす出力関数、
5は神経素子からの出力である。最も典型的に用いられ
る神経回路網の入出力関係は、次の式に表わされるよう
なものである。
こ\で、xlはi番目の入力の値、W□はi番目の入力
についての重み、Nは入力線の本数、yは出力、f (
x)は出力関数、aは神経素子の感度、θはいき値を表
わす。これらの神経素子が層状または網状に結合されて
神経回路網を構成する。
第3図は層状神経回路網の構成例で、3は第2図に示し
たような神経素子本体であり、6の部分は入力層、7の
部分は出力層、8および9の部分は中間層もしくは隠れ
層、10の部分は入力層から中間層への枝、11の部分
は異なる中間層の間を結ぶ枝、12の部分は中間層から
出力層への枝である。層状神経回路網は、13に示す入
力を14に示す出力に変換する機能を持つ。一般に入力
の次元数、中間層での次元数、出力の次元数は異なって
いる。
第4図は網状神経回路網で、神経素子が網状に結合され
ている。なお、網状神経回路網は本発明の対象外である
ので、詳細な説明は省略する。
神経回路網の機能は、このような神経素子の結合の仕方
と、入力線に対する重みとして表わされる結合の強さ、
神経素子の感度およびいき値により定められる。
第2図に示した神経回路素子モデルを実現する従来の技
術としては、第5図に示すようなCMOSインバータを
用いる方法がある。第5図の回路の入出力特性は、第6
図に示したような非線形の飽和特性を有しており、第2
図の神経素子モデルの出力の非線形関数部分4の実現手
段として用いられる。神経素子モデルにおける入力に対
する荷重の付与部分2は、第7図に示すような回路網に
より実現される。第7図においては、上方から入った入
力は上部の回路(第5図のCMOSインバータ)により
、正極性の信号と負極性の信号とに分けられ、中央の抵
抗回路網により、重み付きの和が計算される。このよう
に、久方信号から正極性の信号と、負極性の信号が作ら
れることがら、第7図の抵抗回路網により、正及び負の
荷重が実現される。第7図における抵抗は、実際の抵抗
によっても、スイッチドキャパシタ等、LSI化に適合
した様々な技術により実現される。これらの要素を、半
導体基盤上に集積することにより、第8図に例示するよ
うに、神経回路網をLSI化することができる。むろん
、これらの素子および回路を、A/D変換器、D/A変
換器とディジタル信号処理回路を組み合わせてディジタ
ル的に実現している例もある。なお、神経回路網のLS
Iについては、例えば、(A 1spector 、 
J and A 1len 。
R,B、 :  A Neuromorphic Le
arning System。
in’ Advanced Re5earch in 
V L S I : Proceed−ings of
 the 1987 5tanford Confer
ence。
Paul Losleben (Ed、) 、 M I
 T Press。
Cambridge、 MA、 1987. pp、 
313−349)に実際の構成例が紹介されている。
従来、層状の神経回路網を構成する方法としては、誤差
逆向き伝播法が広く用いられてきた(Rumelhar
t、 Hinton and Williams :“
L earning  I nternal  Rep
resenations byError  Back
  Propagation、”  in  Ruma
lhartand  McClelland  (ed
s、)、  ParallelDistributed
  Processing、  Vol+1 、 pp
、 318−362.MI T  Press、Cam
bridge (1986))。
従来の誤差逆向き伝播法による層状神経回路網の構成例
を第9図に示す。第9図において、13で表わされる入
力x1〜Xoは、8の中間層と7の出力層を通ることに
より、先の(1)式に示した変換を受け、14で表わさ
れる出力21〜ZLを生ずる。この出力は、15で表わ
される望ましい出力(教師信号と呼ばれる)ti〜tL
と比較器16により比較され、17で表わされる誤差信
号を生ずる。通常、14の出力Z1〜ZLと15の教師
信号はt1〜tLは一致しないため、比較器16の出方
誤差信号を入力して、この誤差信号を減少させるような
中間層と出力層の間の枝の荷重の更新量が荷重計算回路
18により計算され、12で表わされる枝の荷重が更新
される。次いで、17で表ゎされる誤差信号を12で表
わされる枝の重みを用いて誤差計算回路19により、中
間層での誤差に換算した誤差信号20を求める。こうし
て求められた中間層での誤差信号20を減少させるよう
な入力層と中間層の間の枝の重みの更新量が荷重計算回
路21により計算され、10で表わされる枝の荷重が更
新される。以上の操作を、入力13が与えられる毎に実
行することを、教師信号15と実際の神経回路網の誤差
が十分に小さくなるまで繰り返すことにより、枝10.
12の重みを決定する。
層の数が3層以上の場合も同様にして、逐次、誤差を前
段階の層における誤差に換算することを繰り返すことに
より、全ての層間の枝の荷重を決定することが出来る。
なお、神経素子の感度は、枝の重みの大きさに、いき値
は、常に1を出力する神経素子からの枝への荷重として
表わされており、枝の荷重のみを指定することで、神経
回路網の特性を規定できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明した誤差逆向き伝播法の手順は、誤差信号を減
少させる方向に枝の重みを変化させるという条件から導
き出されており、基本的には、枝の重みと誤差の局所的
な関係に基づき、誤差の極小点を求める方法があるとい
える。従って、誤差逆向き伝播法には以下のような問題
がある。
(1)求められた枝の重みが全体的な誤差の最小値を与
えるものである保証が無い。
(2)枝の荷重を調整する場合に、−度にたくさんの調
整を行うと発散してしまうことがあるため、微少な調整
を多数繰り返す必要があり、枝の荷知識や、入出力間の
写像について予め保有している知識を枝の荷重に予め組
み込んでおく方法が明らかでない。
(4)構成された神経回路網に、構成するときに用いた
ものと異なった入力が入った場合にどのような出力が生
ずるかが予測できない。
(5)ある機能を実現するための神経回路網がどの様な
規模になるかを予め見積ることが困難である。
本発明の目的は、以上述べた誤差逆向き伝播法の欠点を
解消し、少ない計算量で、事前の知識を組み込むことが
可能な神経回路網の構成方法と、そのようにして構成さ
れた神経回路網を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の神経回路網の構成
方法は、人工的神経素子を層状に結合した神経回路網に
おいて、各層の神経素子の出力目標値を定めて、入力層
から出力層の間で段階的に、前段からの入力値、後段へ
の出力値及び目標値から前段側の枝の荷重を決定し、目
的とする神経回路網を構成することを特徴とする。
又、本発明の神経回路網は、人工的神経素子を入力層、
中間層、出力層の層状に結合した神経回路網において、
入力層の入力と中間層の出力と該中間層の出力として望
ましい目標値から入力層と中間層の間の枝の荷重を決定
する回路と、中間層の出力と出力層の出力と該出力層の
出力として望ましい目標値から中間層と出力層の間の枝
の荷重を決定する回路とを有することを特徴とする。
〔作 用〕
本発明では、人工的神経素子を層状に結合して構成され
る神経回路網において、各層の神経素子の出力目標値を
定めることにより、入力層から中間層、中間層から出力
層へと段階的に、各神経素子間の枝の荷重を決定する。
これにより、目的とする神経回路網を構成しておいた後
、同様の手法によって新しい神経素子を簡単に加えるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
本発明では、各層の神経素子の出方目標値を定めること
により、段階的に枝の荷重を決定し、目的とする神経回
路網を構成する。初めに、第10図および第11図によ
り本発明における神経回路素子の入力荷重を決定する方
法について説明する。
第10図の神経素子モデルは第2図と同じものであり、
1は入力、2は枝で荷重を持っており、3は神経素子本
体、5は出力、22はこの神経素子の出力目標値である
。23は荷重決定回路で、以下に示すようにして枝2の
荷重を計算する。
こ\で、全部でM個ある入力のに番目のパターンが入力
されたとする。この出力y+ctrある事象Eが起こる
確率とみなす。たとえば、2つに分けた部分空間の片一
方にに番目の入力が含まれる確らしさとする。k番目の
入力で事象Eが起った場合にtk=1、起こらなかった
場合にtk=0と目標値22を設定する。これについて
の対数尤度関数log L (w)は、次のように表さ
れる。
1ogL(w) =log [II yktk、 (1
−yJl−tk]k=1 阿 たS′シ、 1+。−wTXk Xk” (1+ Xlに、X2に+ ”’r Xpk)
TW ” (Wo+ Wll W21 ”’y Wp)
Tとした。
式(2)の値を最大とする最尤推定量Wを求めるために
、ニュートン・ラプソン法を用いて、1階微分の値をに
すればよい。log L (w)の1階微分は、となり
、2階微分は、 と表される。
n回目の反復計算により求めたパラメータの推定ベクト
ルをw ’ ” )とすると、ニュートン・ラプソン法
によるn + n回目の推定バク1−ルは、式(4)で
与えられるL (w)の1階偏微分g(ν)と式(5)
で与えられる2階偏微分H(ν)とを用いて次のように
表わされる。
こ\では、逆行列の形で表わしたが、Δw”’を一次方
程式の解として直接解いたほうが、計算時間は短くなる
。また、収束判定は、Δwcn)のノルムの値が、w”
’のものに比べて十分小さくなったかどうかで決める。
第11図は荷重決定回路23の処理手順を示したもので
ある。まず、処理1.01で神経素子の望ましい出力を
示す目標値を設定する。処理102では、荷重の初期値
を設定する。処理103で。
M個の入力データに対する神経素子の出力値を全て計算
し、処理104で、この出力値を用いて。
尤度関数の1次微分、2次微分を計算する。処理105
では、その値を用いて荷重の変化量を計算する。処理1
06で荷重変化量のノルムを計算し、十分小さかったら
、処理107に行って計算終了し、そのときの荷重を答
とし、そうでなければ、処理108に行き、荷重を更新
する。
以上のようにして目標値から荷重を決定できる神経素子
を統合し、神経回路網を構成する。
第1図は本発明の神経回路網の一実施例を示す図であっ
て、13は入力、6は入力層、10は入力層から中間層
への枝、8は中間層、26は中間層の出力、12は中間
層から出力層への枝、7は出力層、14は出力層の出力
、15と24は目標値、25と27は荷重決定回路を示
す。こ\で、荷重決定回路25.27は第10図におけ
る荷重決定回路23と同じ機能を有する。
以下に第1図の動作を説明する。まず、入力として考え
られるものを部分空間に分割するために、中間層8の神
経素子それぞれに対応する目標値を設定する。この目標
値の値tkは、式(2)ではOか1であるが、実質的に
はOから1の間の任意の値に設定可能である。この選択
に当たっては、入力の性質についての事前の知識を利用
してもよく、事前の知識が利用できない場合には、L個
の出力層の神経素子に対して、全ての2分割の部分空間
にねける2L−1個の目標値を設定してもよい。
24はそのような目標値の一つを示すものである。
24の目標値と13の入力と26の中間層の出力とから
、第10図における荷重決定回路23と同機能の荷重決
定回路25を用いて、入力層6から中間層8への枝10
の荷重を決定する。こ\までの操作により、入力13か
ら中間層の出力24を求める部分の神経回路網が構成さ
れる。なお、荷重決定回路25は一般に中間層の数だけ
集める。
同様に、入力13を中間層の出力26に変換したものと
、その入力に対応する望ましい出力を表わす教師信号1
5を目標値として、25と同機能の荷重決定回路27に
より中間層8から出力層7にいたる部分の枝12の荷重
を決定する。以上の操作で、目的とする機能を実現する
神経回路網が構成される。
次に、本発明による神経回路網の構成例及び応用例につ
いて説明する。
第12図は第1図の神経回路網を音声認識にもちいる場
合の例である。28で示される音声信号は、29の音声
分析装W(データ変換回路)によって音声の特徴を捉え
ていて、かつ成分相互の相関が低い信号に変換され、本
神経回路網の入力13となる。音声分析装置29には、
自己相関関数を作るもの、LPGケプッストラムを取る
もの、基底膜振動パターンをcosine展開するもの
等、従来から音声認識で用いられている信号処理のいず
れでもかまわない。荷重決定回路25.27により、各
荷重を決定した後は、出力14の結果に基づいて入力の
カテゴリを判定する判定回路30により最終的な判定結
果31を出力する。また、32で示される入出力の性質
に関する事前情報を、33で示される活性度に変換する
装置(目標値設定回路)をとおして24の中間層に対す
る目標値に反映させることができ、これにより、さらに
認識率を向上させることができる。
第13図は本発明による神経回路網を実現する場合の一
つの方法を示したもので、汎用のプロセッサ用のソフト
ウェアにより行うようにした実施−15= 例である。34は中央処理装置と主記憶装置を含むプロ
セッサ本体で、神経回路網を構成する部分であり、35
は補助記憶装置、36はアナログセンサーやマニピュレ
ータ等を含む入出力装置、37はネットワーク接続装置
を含む通信装置である。
学習用の入力と教師信号は、予め補助記憶装置35に格
納されていてもよく、あるいは、入出力装置36を通し
て与えられてもよく、通信装置を介して与えられてもよ
い。これらの学習用のサンプルにより構成された神経回
路網により、予め補助記憶装置35に格納されていた入
力や、入出力装置36からの入力や、通信装置37を介
して与えられる入力から、出力を計算して、補助記憶装
置35に格納したり、入出力装置36を介してマニピュ
レータを操作したり、通信回線を介して出力を返すため
に用いる。
第13図のプロセッサ本体34に格納されている主要な
手続とデータを第14図に示す。34aは神経回路網の
被荷重を計算し、神経回路網を設計する手続である。3
4bはこのようにして設計された神経回路網をシミュレ
ートする手続本体である。34cは神経回路網を規定す
る被荷重および神経素子の感度、いき値データの集まり
である。
34dは制御部である。
第14図に第13図の神経回路網設計手続34aの処理
フローの一例を示す。201は入力データについての事
前の知識に基づいて中間層の目標値(第1−図における
24)を設定するステップである。202は入力データ
、目標値と中間層の神経素子の出力を用いて入力層から
中間層への被荷重を計算するステップであり、第1図に
おける荷重決定回路25に相当する。203は、そのよ
うにして求められた被荷重を用いて、学習用の入力デー
タのサンプルを中間層の出力データのサンプル(第1図
における26)に変換するステップである。204は、
中間層の神経素子の出力データのサンプルと、出力層の
出力、教師信号から中間層から出力層への被荷重を決定
する部分であり、第1図の荷重決定回路27の部分に相
当している。
第16図は、このようにして構成された神経回路網をシ
ミュレートする手続の一例である。211は、入出力装
置からのデータを取り込むステップであり、例えば第1
2図の応用例では分析装置29に入力する部分に相当す
る。212は、このようにして取り込まれたデータを本
方法が適用できる性質を持つデータに変換する前処理部
分であり、第12図における分析装置29に相当するス
テップである。213は、このようにして用意されたデ
ータを中間層の神経素子への入力に変換するステップで
あり、第1図における10に相当する。214は、この
ようにして求められた中間層の神経素子への入力を中間
層の神経素子の出力に変換するステップであり、第1図
の8に相当する。
215は、以上のようして求められた中間層の神経素子
の出力データを出力層の神経素子の入力データに変換す
るステップであり、第1図の12に相当する。216は
、出力層への入力データを出力層の出力データに変換す
るステップであり、第1図の7に相当する。217は、
このようして求められた出力データを、実際に利用でき
る形に変換するステップであり、例えば第12図の応用
例では判定回路30に相当する部分である。
第17図は本発明による神経回路網を実現する場合の他
の方法を示したもので、汎用の中央処理装置に付加され
た専用の演算装置を用いて計算するようにした実施例で
ある。38は中央処理装置と主記憶装置を含むプロセッ
サ本体であり、39は神経回路網の動作に必要な計算を
行う専用の演算装置であり、40は補助記憶装置、41
はアナログセンサーやマニピュレータ等を含む入出力装
置、42はネットワーク接続装置を含む通信装置である
。学習用の入力と教師信号は、予め補助記憶装置40に
格納されていてもよく、あるいは、入出力装置41を通
して与えられてもよく、通信装置42を介して与えられ
てもよい。これらの学習用のサンプルにより構成された
神経回路網により、予め補助記憶装置40に格納されて
いた入力や、入出力装置41からの入力や、通信装置4
2を介して与えられる入力から、出力を計算して、補助
記憶装置40に格納したり、入出力装置41を介してマ
ニピュレータを操作したり1通信回線を介して出力を返
すために用いる。
第18図は第17図におけるプロセッサ本体38と専用
の演算装置39の構成を示す。38aは第14図の34
aと同様の部分から構成される手続である。38bは神
経回路網用の専用演算装置39を制御する手続である。
38Cは神経回路網の被荷重や、いき値や、神経素子の
感度等からなる設定データおよび、制御指令等のコマン
ド、バックエンドプロセッサとして使用する場合の入力
データ等を通す制御用インタフェースである。38dは
、専用演算装置の動作状態等を報告したり、バックエン
ドプロセッサとして使用する場合の出力データ等を通す
、読み出し用インタフェースである。、38eは制御部
である。
神経回路網用の専用の演算装置39は、39aに示す神
経回路網を実現するハードウェア本体(ファームアエア
や、LSI、ないしは個別部品による回路、光演算装置
も含む)と、本体と外界をつなぐ、入力インタフェース
39bおよび出力2〇− インタフェース39dから構成される。39dは外界か
らの入力線、39eは外界への出力線である。
第19図に神経回路網用の専用の演算装置39を制御す
る手続38aの処理フローの一例を示す。
221は神経回路網設計手続により求められた被荷重や
、神経素子のいき値や感度を、専用の演算装置の必要な
部分に設定するステップである。222は専用の演算装
置が動作する上で必要な条件、例えば、データの読み取
り周期や、読み取り条件(本体のプロセッサを介してか
、直接39d、39eの入出力を用いてか等)などを設
定するステップである。223は、条件設定が終了した
後に、神経回路網用の専用の演算装置を起動するための
制御や、その他の必要な制御を行うステップである。
その他に、専用の演算装置39をバックエンドプロセッ
サとして用いる場合には、プロセッサ本体38が受は取
った入力データを、専用の演算装置用のデータに変換す
るステップや、専用の演算装置から転送されてきたデー
タをプロセッサ本体から外部に転送できる形に変換する
ステップを用いる。また、これらのデータをプロセッサ
本体38と、専用の演算装置39との間で相互に転送す
めための転送制御手順と、動作中の異常などを検出し、
必要な制御を行う監視手順を含む。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、層状の神経回路網へ
の入カバターン空間における部分空間を作る神経回路網
を構成することにより、対象となる入カバターンについ
ての知識と、様々な入力とその各々の入力に対応する望
ましい出力との組合せの例を用いて直接的に神経回路網
の枝の荷重と各々の神経素子の感度といき値を決定する
ことができるため、以下に述べる利点がある。
(1)対象について持っている知識を、神経回路網の枝
の重みの決定に反映することができる。
(2)従来の誤差逆向き伝播法を用いた場合には。
神経回路網の構成要素である神経素子の数を増やしても
、神経回路網のパラメタと誤差の関係に多数の極値(局
所的な最小値)が生ずるため全体的な性能が向上せず、
かつ、有効に使用されない神経素子が生ずる場合があっ
た。しかるに、本発明では、神経素子の数の増加を性能
の向上に結びつけることができる。
(3)誤差動向き伝播法も本発明の方法も、神経回路網
の枝の荷重や素子の感度およびいき値を決定するための
教師であり学習方法の一種であるが、同程度の性能を持
つ神経回路網を構成するために要する本発明の演算量は
、誤差逆向き伝播法のそれと比較して減らすことができ
る。
(4)本発明の方法と、誤差逆向き伝播法等の既存の神
経回路網構成方法を組み合せて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による層状の神経回路網の一実施例の構
成法を示す図、第2図は人工的神経素子を示す図、第3
図は層状の神経の神経回路網の構造を示す図、第4図は
網状の神経回路網の構造を示す図、第5図は神経回路素
子の非線形部を実現するCMOSインバータを示す図、
第6図は第5図のC,MOSインバータの入出力特性を
示す図、第7図は神経回路素子の入力に対する荷重を実
現する抵抗回路網を示す図、第8図は神経回路網のLS
Iによる実施例を示す図、第9図は従来の方法による層
状神経回路網の構成法を示す図、第10図は本発明にお
ける神経回路素子の入力荷重を決定する方法の説明図、
第11図は第10図の神経回路素子の入力荷重決定する
手順を示す図、第12図は本発明の神経回路網を音声認
識系に適用した実施例を示す図、第13図は本発明の神
経回路網の実現法として汎用のプロセッサを用いる場合
の構成例を示す図、第14図は第13図におけるプロセ
ッサ本体内部の主要手続およびデータの詳細を示す図、
第15図は第14図における神経回路網設計手続の手順
を示す図、第16図は第14図におけるシミュレータ実
効手順を示す図、第17図は本発明の神経回路網の実現
法として専用のプロセッサを用いる場合の構成例を示す
図、第18図は第17図におけるプロセッサ本体および
専用演算装置の構成例を示す図、第19は第18図にお
ける神経回路網ハードウェア制御の手順を示す向である
。 6・・・入力層、  7・・・出力層、  8・・・中
間層、10・・・入力層と中間層の間の枝及び枝の荷重
、12・・・中間層と出力層の間の枝及び枝の荷重、1
4・・・出力層の出力、  15・・・教師信号、22
・・・目標値、 23.25.27・・・荷重計算回路、26・・・中間
層の出力。 第5 図 第6 図 in 列デ゛コーク°゛ 介〒子゛コ 2°′ 手続補正書 (方式) 1、事件の表示 平成1年特許願第15894号 2、発明の名称 神経回路網の構成方法および神経回路網3、補正をする
者 事件との関係  出願人 住所  東京都千代田区内幸町1丁目1番6号名称  
(422)  日本電信電話株式会社代表者     
  山  口  開 生4、代理人 5、補正命令の日付 平成1年3月31日 (発送日平成1年4月25日) 7、補正の内容 明細書箱26頁1行目の「第19は」を「第19図は」
に補正する。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人工的神経素子を層状に結合して神経回路網を構
    成する方法であって、各層の神経素子の出力目標値を定
    めて、入力層から出力層の間で段階的に、前段からの入
    力値、後段への出力値及び目標値から前段側の枝の荷重
    を決定し、目的とする神経回路網を構成することを特徴
    とする神経回路網の構成方法。
  2. (2)人工的神経素子を入力層、中間層、出力層の層状
    に結合した神経回路網において、 入力層の入力と中間層の出力と該中間層の出力として望
    ましい目標値から入力層と中間層の間の枝の荷重を決定
    する回路と、 中間層の出力と出力層の出力と該出力層の出力として望
    ましい目標値から中間層と出力層の間の枝の荷重を決定
    する回路とを有することを特徴とする神経回路網。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016018486A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 国立研究開発法人産業技術総合研究所 画像検索装置と画像検索プログラムと画像検索方法

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