JPH0219586A - Double woven fabric for paper making - Google Patents
Double woven fabric for paper makingInfo
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Abstract
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、製紙用織物に関する。
[従来の技術]
製紙用織物に対しては従来より多くの要求がある。大別
すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の十
分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する間1ffま
たは製紙の歩留りの問題、(ロ)耐摩耗性の向上、織物
の使用寿命の延長、(ハ)良好なP水性の問題、などが
ある、それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大
雑把にいえば、(イ)の問題は主として織物の製紙面の
構造が大きく関係する問題であり、(ロ)は織物の走行
側表面の構造に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する
問題である。
このような問題は多重織りの織物だけでなく、−重織り
の織物においても同様に解決しなければならない問題で
ある。
従来(イ)の解決には多くの提案がなされてきた。しか
しながら、(ロ)の問題すなわち製紙用織物の耐摩耗性
の向上については十分な工夫がなされておらず、製紙用
11i8I物の走行側を緯糸阜耗型として、経糸の牽耗
を防ぐ程度に止まっている。
しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使用
量の増大、中性製紙の!%!遣の必要性の増大などの諸
条件が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題と
なっている。
このような耐)胚性を向上させるために、従来緯糸摩耗
型の製紙用IIIIl物の走行面の緯糸として、耐摩耗
性のあるポリアミドを用いることも試みられているが、
ポリアミドを用いた製紙用織物は伸びやすく、姿勢安定
性が悪いという欠点があった。
そこで、従来、経糸緯糸いずれにも剛性に優れたポリエ
ステルを用いて、伸びにくく姿勢性に潰れた製紙用織物
を構成する試みが行われていた。
第16図はポリエステル製の経糸緯糸それぞれ16本の
従来使用されている製紙用織物を示す完全意匠図である
。同図中、○印は経糸が走行面の緯糸を織込んでいる位
置を示し、X印は経糸が製紙面の緯糸を織込んでいる位
置を示す、したがって、○印と○印との間は走行面の緯
糸のクリンプの長さを示す、第16図の従来の製紙用織
物においては走行面の隣合う緯糸のクリンプの長さは同
じである。
しかし、このような従来の製紙用織物では、上記のよう
な諸要求を満たす゛ため、製紙用織物の走行側の緯糸に
太い線径の糸を使用することが試みられており、耐摩耗
性の改善はある程度図られるものの、緯糸が太いので緯
糸と経糸とのバランスが崩れ、クリンプ性が悪化しワイ
ヤーマーク発生の原因となる。
さらに、上記(ハ)の問題から理解されるように走行面
の横道が変化すれば炉水性も影響があり単に緯糸を太く
する程度の姑息な手段では問題は解決されない。
〔発明が解決しようとするii!題〕
上記のような従来の技術の問題に鑑みて、本発明は製紙
用織物の炉水性やワイヤーマーク性などの紙を抄造する
・性能には悪影響を与えることなく、耐摩耗性を改善し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明はnX2本(nは7以上の整数)の緯糸をそれぞ
れ上下二層に配設し、下層の緯糸はポリエステル系とポ
リアミド糸を配置しこの下層緯糸がポリアミド緯糸は1
か所でポリエステル緯糸は2か所で隣り合う2本の経糸
により織り込まれた完全組織を有する製紙用二j1m物
を提供するものである。
[作 用]
製紙用織物の走行面の耐摩耗性は、走行面を形成する摩
耗繊維の摩耗体積を大きくすることにより増大する。使
用中の織物の姿勢の安定性と、使用寿命の延長の点から
緯糸に耐摩耗作用を奏させることが望ましい、経糸が摩
耗すると織物の寸法の変化や切断が生ずるからである。
本発明の緯糸を上下二重に配置した製紙用織物は、走行
面において開性に優れたポリエステル製の緯糸と耐摩耗
性に優れたポリアミド製の緯糸とを配置することにより
、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリンプを長くす
ることができる。さらに隣り合う経糸2本が対になって
走行面のポリエステル緯糸及びポリアミド緯糸に絡むよ
うにすることにより、緯糸を強い力で曲げることができ
るので太い緯糸を使用することが可能となる。これによ
り、従来の製紙用織物の表面性即ち、パルプ繊維のサポ
ート性、ワイヤーマーク特性を変えることなく走行面の
緯糸に長いクリンプを形成することによって摩耗体積を
増大させ製紙用織物のIII牽耗性を大きく改善するも
のである。
実際には、経糸緯糸は交差し糸が急激に曲げられるナッ
クル部においてはそのクリンプの形状のため耐摩耗作用
を営まない緯糸部分が存在する。
つまり同じ面積内ではナックルの数の少ない方が耐摩耗
性の点からみてP水性も向上する。
また、クリンプ性、すなわち経糸が緯糸を曲げようとす
るとき緯糸の反発力に打勝って緯糸を押し曲げることが
できる指標であるか、これはクリンプの長さつまり緯糸
を押し上げる経糸と経糸との距離が長くなると良好とな
る。そしてクリンプ性が向上すると太い緯糸の使用が可
能となる。
本発明においては、織物の走行面のポリアミド緯糸のク
リンプが長くなっているのでクリンプ性は良好であり、
従来使用できなかった太い緯糸が配置できるので摩耗体
積をさらに大きくすることができる。
さらに本発明においては隣合う2本の経糸が対になって
走行面の緯糸を強い力で曲げるので、クリンプaかさら
に良好となり、さらに太い緯糸を使用することができ、
耐摩耗性が飛躍的に向上する。
なお、摩耗体積の増大、耐摩耗性の増大については次の
実施例の項において従来例と比較しながら具体的に説明
する。
[実施例]
第1図から第6図まではそれぞれ本発明の経糸緯糸とか
各16本(16シヤフト)、14本(14シヤフト)、
18本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、2
2本(22シヤフト)、24本(24シヤフト)である
二重織り製紙用織物を示す完全意匠図であり、図中の番
号は、経糸緯糸それぞれの番号を示す、これらの実施例
において、ダッシュのある偶数番号の緯糸はポリエステ
ル糸であり、ダッシュのある奇数番号の緯糸はポリアミ
ド糸である。ダ・yシュのない番号はポリエステル経糸
である。
第1図から第6図までにおいて、○印は経糸が走行面の
緯糸を織込んでいる位置を示し、X印は経糸が製紙面の
緯糸を織込んでいる位置を示す。
各図において、Q印が2個ずつi!枕しているが、これ
は隣り合う2本の経糸が走行面の1本の緯糸を織り込ん
でいることを示す、ここで、2個連続する○印と左右に
隅り合う2個31するO印との間の距離は製紙用織物の
走行面を形成する緯糸のクリンプの長さを示している。
これらの図から明らかなように緯糸のクリンプが一本お
きに長く、しかもクリンプの長さが長いクリンプ同士、
それぞれ同じであることか明示されている。
第1図のものは第16図の従来のものと同様、経糸と緯
糸とがそれぞれ16本のものであり、第16図のものと
比較すると明らかに緯糸のクリンプの長さが長くなって
いる。すなわち、例えば、第16図の緯糸1(ポリエス
テル糸)は経糸7と経糸15とでクリンプを形成してお
り緯糸2(ポリエステル糸)は経糸2と経糸1oとでク
リンプを形成しており、それぞれ両クリンプの間には7
本の経糸が存在するが、第1図の緯糸1′ (ポリエス
テル糸)は経糸7,8と経糸15.16とでクリンプを
形成しており両クリンプの間には6本の経糸が存在し、
緯糸2′は経糸10.11とクリンプを形成し、右また
は左隣りに繰り返す完全X面図(図示せず)の次のクリ
ンプとの間には14本の経糸か存在する。
第7図及び第8図は製紙用織物のナックル部を示すもの
である。25〜27は経糸であり、28は走行面に突出
している緯糸である。第8図は経糸が緯糸の下を通って
緯糸を織り込んでいるところを示す。第7図と第8図の
斜線部分が耐摩耗性を奏していないことは明らかである
。即ち、ナックル数が多くなると耐摩耗機能を持たない
緯糸部分が増加して有効摩耗体積が減少する。
第9図はクリンプの形状を示すものである。経糸30と
31が緯糸29の下を通り緯糸を織り込んでいるが、こ
の図から明らがなように経糸30゜31は緯糸29を上
方に押し上げている。また、経糸33と34とは緯糸2
9の反発力を受けているが緯糸を押し下げている。また
経糸32は緯糸を下方に押しているがその作用は経糸3
3.34に比べると小さい。この経糸が緯糸の反発力に
勝って緯糸を押し曲げる指標をクリンプ性というが、ク
リンプ性が良ければ太い緯糸を使用することができるわ
けである。
経糸30と経糸31との距離が長いほど、また経糸32
,33,34.・・・の数の多いほどクリンプ性はよく
なる。
本発明においては織物の走行面に突出する緯糸のクリン
プの長さを互いに異ならせているからクリンプの長いポ
リアミド緯糸に太い糸を配置することができるのでri
#摩耗体積を大きくすることができ、耐摩耗性を向上さ
せることができるのである。
第10図は本発明の製紙用織物のナックル部を示すもの
であり、緯糸35を、経糸36と39との間で2本の隣
り合う経糸が強い力で押し上げており、鉱糸のクリンプ
性が良好となり織物組織が安定化し、より太い緯糸が使
用できるようになるので、m物の剛性が向上するととも
に耐摩耗性が飛躍的に向上する。
また、本発明においては次に第11図、第12図、第1
3図、第14図、第15図の実施例で説明するように織
物の走行側に突出するクリンプの長さの異なる緯糸は互
いに隣合って配置しなくても、また同本数配置しなくて
も良い、第11図の実施例は長いクリンプのポリアミド
緯糸を2本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯
糸を1本配置した18シヤフI〜の2:1交織製紙用m
′!11Jである。
第117図の実施例では、長いクリンプの緯糸は経糸1
6本分、短いクリンプの緯糸は経糸7本分の長さである
ことが理解される。第11図においてポリアミド緯糸は
1′、2′、4’ 5′7’、8′、10’、11′
13’ 14’16′ 17′に配置されている
。なお図示はしないが、長いクリンプのポリアミド緯糸
を1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を
2本配置しな18シヤフ)への2:1交織製紙用織物も
所定の耐摩耗性を得ることができる。
第12図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
3本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を1
本配置した16シヤフトの1:3交織製紙用織物である
。この実施例では長いクリンプの緯糸は経糸14本分、
短いクリンプの緯糸は経糸6本分の長さであることが理
解される。
第13図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緒糸を3
本配置した16シヤフhの3:1交織製紙用′#4物で
ある。この実施例も所定の耐摩耗性を得ることができる
。
第14図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
プの緯糸との割合いを3:2とした20シヤフトの3:
2交織製紙用織物である。第14図において、1′、3
’、5′、6’、8’10′ 11′ 13′ 15′
16”18′、20′が長いクリンプとなっているポ
リアミド緯糸であり、他は短いクリンプとなっているポ
リエステル緯糸である。
第15図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
プの緯糸との割合いを2:3とした20シヤフトの2=
3交@製紙用織物である。第15図において、2′ 4
’ 7’ 9’ 12’14′、17’、19′
が長いクリンプとなっているポリアミド緯糸であり、他
は短いクリンプとなっているポリエステル緯糸である。
このように本発明においては、走行側に突出する長いク
リンプのポリアミド緯糸と短いクリンプのポリエステル
緯糸との割合いか3=1〜1:3(2:1,3:2,1
:1,2:3,1:2を含む。)とするものである。
走行側に突出する緯糸を、長いクリンプの緯糸と短いク
リンプの緯糸との割合を3:1〜1:3とするのは、耐
摩耗性の向上と織物の姿勢維持のバランス上好ましいか
らである。即ち長いクリンプの緯糸は耐摩耗性の効果は
大きい。しかしながら経糸により織り込まれる回数が少
ないので織物の姿勢維持の効果は小さい。一方短いクリ
ンプの緯糸は織物の姿勢維持効果は大きいが耐摩耗性は
小さい、長いクリンプの緯糸と短いクリンプの緯糸との
比か長いクリンプのものからみて3:1以上になると織
物の姿勢維持が悪くなり、好ましくない6ス両者の比が
1:3以下になると耐摩耗性が悪くなり、やはり好まし
くない、また長いクリンプと短いクリンプとの間には段
差が生じるが、このように3:1〜1:3にすると段差
が減り走行面が平滑になる効果がある。
耐摩耗面を形成する走行側に突出する緯糸のクリンプの
長さを、長いクリンプ同士、短いクリンプ同士をそれぞ
れ同じ長さにすると、製紙用織物の姿勢の維持が良好と
なる効果があるが必ずしも同じ長さにしなければ耐摩耗
性が奏されないということはない、耐摩耗性を奏する長
いクリンプと、姿勢の維持を受は持つ短いクリンプが配
置されていることが重要なのである。
なお、上記各実施例においては長いクリンプの緯糸にポ
リアミド糸を用いたが、ポリエステル糸を用いてもよい
ことはいうまでもない。
このように本発明においては製紙用織物の走行側の有効
耐摩耗体積を従来の織物に比較して著しく大きくするこ
とができ、耐摩耗性を飛躍的に改善することかできた。
このことは次に比較試験で具体的に示す。
第1図に示す本発明の製紙用織物を代表例とし、第16
図の従来の製紙用織物の耐摩耗性の比較を示す。
まず摩耗体積を比較する緯糸のクリンプの体積の計算上
、クリンプは、経糸と経糸との間で円筒状とした。実際
には後で説明するように緯糸の屈曲部や経糸の上方に存
在する摩耗に無関係の部分があるので従来例では摩耗体
積はもつと小さくなる4本発明では長いクリンプと通常
の長さのクリンプが1本置きに形成されているので、隣
合う2本の緯糸についてクリンプの体積を計算したが、
比較例についても隣合う2本の緯糸について計算し両者
を比較しな。
第1図と第16図とに示す同じ16本の経糸と緯糸で形
成される製紙用織物について、隣合う2本の緯糸は第1
6図の従来例ではクリンプを形成する経糸と経糸との間
には各7本の経糸が配置されているので、7x4=28
本分の長さのクリンプが形成されている。したがってそ
の体積は、経糸の線径が0.17oun、緯糸の線径が
0.22+nnであるから、
28x0.17x <0.22/2) π=0.18
11al11’である。
同様に第1図の本発明の実施例においては、隣合う2本
の緯糸のうち1本の緯糸に対して経糸6X2=12木分
の長さのクリンプか、他の1本の緯糸に対して経糸14
本分の長さのクリンプがそれぞれ形成されており、隣合
う経糸2本が対になって緯糸に絡んでいるため太い緯糸
が使用できるので、経糸の線径が0.17+m+n、ポ
リエステル緯糸の線径が0.25++++n、ポリアミ
ド緯糸の線径が0.301mであると、クリンプの体積
は、
12x0.17x <0.25/2) ”π+14x0
.17x (0,30/2) π=0.268 ++
un3である。そこで摩耗体積の増加割合は、(0,2
68÷0.181−1)xloo =48.1 (%)
即ち、単純計算したたけでも本発明の実施例においては
約50%摩耗体積か大きい。
第15図の従来例の走行面のクリンプの長さは実測によ
れば1.1105nであり、第1図の本発明の実施例で
は2.28n+s+であった。
比較試験の結果を次の第1表に示す。
(以下余白)
第 1 表
試験方法:日本フィルコン製摩耗試験機(実用新案登録
第1350124号)を用
いて、フィラーには重質炭酸カルシ
ウムを用いて行った。
試験結果:第1表に示すごとく、本発明品は従来品に比
べて、上緯糸が1耗切断す
るまでの時間(ワイヤー寿命)が約
1.6倍であった。
[効 果]
以上説明したとおり、本発明の製紙用織物は、その走行
面において、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリン
プはポリエステル緯糸のクリンプの2倍となって長いク
リンプを形成し、クリング性が良好となるので、従来使
用できなかった太いポリアミド緯糸が使用できることと
なり、剛性に優れたポリエステル緯糸は短いクリンプを
形成して織込まれているので′a物の剛性は良好であり
、隣り合う経糸2本が対になって当該走行面の緯糸を強
い力で曲げるのでさらに太い緯糸を使用することができ
ることとなり、織物の姿勢の維持、即ち使用中の伸びを
防止し、当該R物の炉水性やワイヤーマーク性などの紙
を抄造する性能には悪影響を与えることなく、さらに織
物の剛性を損なうことなく、耐摩耗性を飛躍的に改善す
ることができる。[Industrial Application Field] The present invention relates to papermaking fabrics. [Prior Art] There are more demands on papermaking fabrics than ever before. Broadly speaking, they can be divided into (a) issues related to paper quality itself, such as preventing the occurrence of wire marks and sufficient entanglement of paper fibers, or paper manufacturing yield issues, and (b) improving abrasion resistance and extending the service life of textiles. , (c) the problem of good P aqueous properties, etc. These problems are often related to each other, but roughly speaking, the problem of (b) is a problem that is largely related to the structure of the paper-making surface of the fabric. (b) is closely related to the structure of the running side surface of the fabric, and (c) is a problem regarding the fabric as a whole. These problems must be solved not only in multi-weave fabrics but also in multi-layer fabrics. Many proposals have been made for the conventional solution (a). However, sufficient efforts have not been made to solve the problem (b), that is, to improve the abrasion resistance of paper-making fabrics, and the running side of paper-making 11i8I fabrics is made of a weft-wearing type to prevent warp threads from being dragged. At rest. However, in recent years, the speed of paper production has increased, the amount of filler used has increased, and neutral paper production has increased! %! Due to various conditions such as an increase in the need for wear and tear, the abrasion resistance of papermaking fabrics has become a major issue. In order to improve such germ resistance, attempts have been made to use abrasion-resistant polyamide as the weft on the running surface of conventional papermaking III products of the weft abrasion type.
Papermaking fabrics made of polyamide have the disadvantage of being easy to stretch and having poor posture stability. Therefore, conventionally, attempts have been made to use polyester having excellent rigidity for both the warp and weft to construct papermaking fabrics that are difficult to stretch and have poor posture. FIG. 16 is a complete design drawing showing a conventionally used papermaking fabric having 16 warp and weft yarns each made of polyester. In the figure, the ○ mark indicates the position where the warp threads weave the weft threads on the running surface, and the X mark indicates the position where the warp threads weave the weft threads on the paper-making surface.Therefore, between the ○ mark and the ○ mark indicates the crimp length of the weft yarns on the running surface. In the conventional papermaking fabric shown in FIG. 16, the crimp lengths of adjacent weft yarns on the running surface are the same. However, in order to meet the above requirements, in conventional papermaking fabrics, attempts have been made to use threads with a thick diameter for the weft on the running side of papermaking fabrics, which improves abrasion resistance. Although this can be improved to some extent, the thick weft yarns disrupt the balance between the weft and warp yarns, resulting in poor crimp performance and the formation of wire marks. Furthermore, as can be understood from the problem (c) above, if the crossroads of the running surface change, the water quality of the reactor will also be affected, and the problem cannot be solved by a palliative measure such as simply making the weft thicker. [The invention tries to solve ii! Problem] In view of the problems of the conventional technology as described above, the present invention aims to improve the abrasion resistance of papermaking fabrics without adversely affecting the papermaking performance such as furnace water resistance and wire mark resistance. That is. [Means for Solving the Problem] The present invention arranges nX2 wefts (n is an integer of 7 or more) in two upper and lower layers, and the lower layer wefts are made of polyester and polyamide yarns. Polyamide weft is 1
In some places, the polyester weft yarns provide a papermaking product with a complete structure woven by two adjacent warp yarns in two places. [Function] The abrasion resistance of the running surface of the papermaking fabric is increased by increasing the abrasion volume of the abrasion fibers forming the running surface. From the viewpoint of stability of the posture of the fabric during use and extension of its service life, it is desirable that the weft yarns have an abrasion-resistant effect.This is because when the warp yarns wear out, the fabric dimensions change or breakage occurs. The papermaking fabric of the present invention in which weft yarns are arranged in a double layer, upper and lower, has excellent abrasion resistance due to the arrangement of polyester weft yarns with excellent openness and polyamide weft yarns with excellent abrasion resistance on the running surface. Excellent polyamide weft crimps can be lengthened. Furthermore, by pairing two adjacent warp yarns and intertwining them with the polyester weft yarn and the polyamide weft yarn on the running surface, the weft yarns can be bent with strong force, making it possible to use thick weft yarns. This increases the abrasion volume by forming long crimps in the wefts on the running surface without changing the surface properties of conventional papermaking fabrics, that is, the support properties of pulp fibers, and the wire mark characteristics. It greatly improves sex. In reality, at the knuckle where the warp and weft intersect and the yarn is sharply bent, there is a weft portion that does not have an anti-wear effect due to the shape of the crimp. In other words, within the same area, the smaller the number of knuckles, the better the P water resistance from the viewpoint of wear resistance. Also, is crimpability, an indicator of the ability of the warp to push and bend the weft by overcoming the repulsive force of the weft when the warp tries to bend it? The longer the distance, the better. When crimpability improves, thicker wefts can be used. In the present invention, the crimp of the polyamide weft on the running surface of the fabric is long, so the crimpability is good.
Since thicker weft yarns, which could not be used conventionally, can be arranged, the wear volume can be further increased. Furthermore, in the present invention, two adjacent warp yarns form a pair and bend the weft yarn on the running surface with strong force, so the crimp a is even better, and thicker weft yarns can be used.
Wear resistance is dramatically improved. Incidentally, the increase in wear volume and the increase in wear resistance will be specifically explained in the following example section while comparing with a conventional example. [Example] Figures 1 to 6 show the warp and weft of the present invention, each having 16 threads (16 shafts), 14 threads (14 shafts),
18 pieces (18 shafts), 20 pieces (20 shafts), 2
2 (22 shafts) and 24 (24 shafts) double weave papermaking fabrics; the numbers in the diagrams indicate the respective warp and weft numbers; in these examples, the dash Some even numbered wefts are polyester yarns and odd numbered wefts with dashes are polyamide yarns. Numbers without dashes are polyester warp threads. In FIGS. 1 to 6, the ○ marks indicate the positions where the warp threads weave the weft threads on the running surface, and the X marks show the positions where the warp threads weave the weft threads on the paper-making surface. In each figure, there are two Q marks i! This indicates that two adjacent warp threads interweave one weft thread on the running surface.Here, two consecutive ○ marks and two O marks on the left and right corners The distance between the marks indicates the length of the crimp of the weft threads forming the running surface of the papermaking fabric. As is clear from these figures, every other weft crimp is long, and the crimps with long crimp lengths
It is clearly stated that they are the same. The one in Figure 1 has 16 warps and 16 wefts, similar to the conventional one in Figure 16, and the length of the weft crimp is clearly longer than the one in Figure 16. . That is, for example, weft 1 (polyester yarn) in FIG. 16 forms a crimp with warp 7 and warp 15, and weft 2 (polyester yarn) forms a crimp with warp 2 and warp 1o, and each 7 between both crimps
There is a real warp thread, but the weft thread 1' (polyester thread) in Figure 1 forms a crimp with warp threads 7 and 8 and warp threads 15 and 16, and there are six warp threads between the two crimps. ,
The weft threads 2' form a crimp with the warp threads 10.11, and there are 14 warp threads between them and the next crimp in the complete X view (not shown) repeating to the right or left. Figures 7 and 8 show the knuckle portion of the papermaking fabric. Reference numerals 25 to 27 are warp threads, and 28 is a weft thread protruding from the running surface. Figure 8 shows the warp passing under the weft and weaving the weft. It is clear that the shaded areas in FIGS. 7 and 8 do not exhibit wear resistance. That is, as the number of knuckles increases, the portion of the weft yarn that does not have a wear-resistant function increases, and the effective wear volume decreases. FIG. 9 shows the shape of the crimp. The warp threads 30 and 31 pass under the weft thread 29 to weave the weft thread, but as is not clear from this figure, the warp threads 30° and 31 push the weft thread 29 upward. Also, the warp threads 33 and 34 are the weft thread 2
Although it is receiving the repulsive force of 9, it is pushing down the weft. Also, the warp threads 32 push the wefts downward;
It is smaller than 3.34. The index of how the warp overcomes the repulsive force of the weft to push and bend the weft is called crimpability, and if the crimpability is good, thick wefts can be used. The longer the distance between the warp threads 30 and the warp threads 31, the longer the warp threads 32
, 33, 34. The greater the number of..., the better the crimp performance. In the present invention, since the lengths of the crimps of the weft yarns protruding from the running surface of the fabric are made different from each other, thick yarns can be arranged in the polyamide weft yarns with long crimps.
#The wear volume can be increased and the wear resistance can be improved. FIG. 10 shows the knuckle part of the papermaking fabric of the present invention, in which two adjacent warp threads between warp threads 36 and 39 push up the weft thread 35 with a strong force, which shows the crimpability of the mineral thread. This improves the fabric structure, stabilizes the fabric structure, and allows the use of thicker weft yarns, which improves the rigidity of m-pieces and dramatically improves their abrasion resistance. In addition, in the present invention, FIGS. 11, 12, and 1
As explained in the embodiments shown in Figures 3, 14, and 15, weft yarns with different lengths of crimps that protrude toward the running side of the fabric do not have to be placed next to each other, nor do they have to be placed in the same number. The embodiment shown in Fig. 11 is a 2:1 mixed-weave papermaking paper fabric with two long crimp polyamide wefts followed by one short crimp polyester weft.
′! It is 11J. In the embodiment of FIG. 117, the long crimp weft is warp 1
It is understood that the weft yarns of the short crimp are six warp yarns long. In Figure 11, the polyamide wefts are 1', 2', 4', 5', 7', 8', 10', 11'.
13'14'16'17'. Although not shown, it is also possible to obtain a predetermined abrasion resistance for a 2:1 papermaking fabric in which one long crimp polyamide weft is followed by two short crimp polyester wefts (18 shafts). I can do it. In the embodiment shown in FIG. 12, three long crimp polyamide wefts are arranged, followed by one short crimp polyester weft.
This is a 1:3 papermaking fabric with 16 shafts in this arrangement. In this example, the long crimp weft is equal to 14 warp threads,
It is understood that the weft threads of the short crimp are six warp threads long. In the embodiment shown in Fig. 13, one long crimp polyamide weft is placed, followed by three short crimp polyester wefts.
This is a #4 product for 3:1 mixed weave paper making with 16 shafs h. This embodiment also makes it possible to obtain a predetermined wear resistance. The embodiment shown in FIG. 14 is a 3:3 ratio of 20 shafts in which the ratio of long crimp wefts to short crimp wefts is 3:2.
This is a two-way papermaking fabric. In Figure 14, 1', 3
', 5', 6', 8'10'11'13'15'
16"18' and 20' are polyamide weft yarns with long crimps, and the others are polyester weft yarns with short crimps. The embodiment shown in FIG. 2= of 20 shafts with a ratio of 2:3
3 pairs @ paper fabric. In Figure 15, 2' 4
'7'9'12'14',17',19'
One is a polyamide weft with a long crimp, and the other is a polyester weft with a short crimp. In this way, in the present invention, the ratio of the long crimp polyamide weft protruding to the running side and the short crimp polyester weft is 3=1 to 1:3 (2:1, 3:2, 1
:1, 2:3, 1:2 included. ). The reason for setting the ratio of long crimp wefts and short crimp wefts of the weft yarns protruding to the running side to be 3:1 to 1:3 is because it is preferable in terms of balance between improving abrasion resistance and maintaining the posture of the fabric. . That is, long crimped weft yarns have a large effect on abrasion resistance. However, since the number of times the warp threads are woven is small, the effect of maintaining the posture of the fabric is small. On the other hand, short crimp wefts have a great effect on maintaining the posture of the fabric, but have low abrasion resistance.If the ratio of long crimp wefts to short crimp wefts is 3:1 or more, the posture of the fabric can be maintained. If the ratio of the 6th crimp becomes worse and less than 1:3, the abrasion resistance deteriorates, which is also undesirable, and there will be a step between the long crimp and the short crimp. A ratio of ~1:3 has the effect of reducing level differences and smoothing the running surface. If the lengths of the crimps of the weft yarns that protrude on the running side that form the wear-resistant surface are made the same length for both long crimps and short crimps, it is effective to maintain the posture of the papermaking fabric better, but this is not always the case. It is important to have a long crimp that provides wear resistance and a short crimp that maintains the posture, as it is important to have a long crimp that provides wear resistance and a short crimp that maintains the posture. In each of the above embodiments, polyamide yarn was used as the long crimp weft, but it goes without saying that polyester yarn may also be used. As described above, in the present invention, the effective abrasion-resistant volume on the running side of the papermaking fabric can be significantly increased compared to conventional fabrics, and the abrasion resistance can be dramatically improved. This will be concretely demonstrated in the next comparative test. Taking the papermaking fabric of the present invention shown in FIG. 1 as a representative example,
A comparison of the abrasion resistance of the conventional papermaking fabrics shown in the figure is shown. First, in calculating the volume of the weft crimp to compare the abrasion volume, the crimp was assumed to be cylindrical between the warp yarns. In reality, as will be explained later, there are parts unrelated to wear that exist above the bends of the weft and the warp, so in the conventional example, the wear volume becomes smaller. Since crimps are formed every other weft, we calculated the volume of crimps for two adjacent wefts.
Also for the comparative example, calculate for two adjacent wefts and compare them. Regarding papermaking fabrics formed with the same 16 warps and wefts shown in Figures 1 and 16, two adjacent wefts are
In the conventional example shown in Figure 6, seven warps are arranged between each warp forming the crimp, so 7x4=28
A crimp of the full length is formed. Therefore, the volume is 28x0.17x <0.22/2) π=0.18 since the warp diameter is 0.17oun and the weft diameter is 0.22+nn.
11al11'. Similarly, in the embodiment of the present invention shown in FIG. warp 14
Each crimp has the same length as the actual length, and two adjacent warp threads form a pair and are entwined with the weft thread, allowing the use of thicker weft threads. If the diameter is 0.25++++n and the diameter of the polyamide weft is 0.301 m, the volume of the crimp is: 12x0.17x <0.25/2) ”π+14x0
.. 17x (0,30/2) π=0.268 ++
It is un3. Therefore, the increase rate of wear volume is (0,2
68÷0.181-1) xloo =48.1 (%)
That is, according to a simple calculation, the wear volume is approximately 50% larger in the embodiment of the present invention. According to actual measurements, the crimp length of the running surface in the conventional example shown in FIG. 15 was 1.1105n, and in the embodiment of the present invention shown in FIG. 1, it was 2.28n+s+. The results of the comparative test are shown in Table 1 below. (Leaving space below) Table 1 Test method: Testing was carried out using an abrasion tester manufactured by Nippon Filcon (Utility Model Registration No. 1350124), using heavy calcium carbonate as a filler. Test results: As shown in Table 1, the time required for the upper weft to wear out and break (wire life) was approximately 1.6 times longer for the product of the present invention than for the conventional product. [Effect] As explained above, in the papermaking fabric of the present invention, on its running surface, the crimp of the polyamide weft, which has excellent abrasion resistance, is twice as long as the crimp of the polyester weft, forming a long crimp. This makes it possible to use thick polyamide wefts, which could not be used in the past, and since the polyester wefts, which have excellent rigidity, are woven into short crimps, the rigidity of the material is good, and the Since the two matching warp threads form a pair and bend the weft threads on the running surface with strong force, thicker weft threads can be used, which helps maintain the posture of the fabric, that is, prevents it from elongating during use. Abrasion resistance can be dramatically improved without adversely affecting paper-making performance such as furnace water resistance and wire mark resistance, and without impairing the rigidity of the fabric.
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図は
、本発明の実施例であって、それぞれ経糸と緯糸とか各
16本(16シヤフI−)、14本(14シャフト)、
・18本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、
22本(22シヤフト)及び24本(24シヤフト)で
構成される完全組織の製紙用二重織物の完全意匠図であ
る。第7図と第8図は製紙用織物のナックル部を示し、
第9図はクリンプの形状を示す。第10図は本発明の製
紙用織物のナックル部を示す。第11図、第12図、第
13図、第14図及び第15図は、本発明の実施例であ
って、それぞれ第11図は18シヤフ1〜の1:2交織
製紙用織物、第12図は16シヤフトの1,3交織製紙
用織物、第13図は16シヤフ1への3:1交織製紙用
織物、第14図は20シャフトの3:2交織製紙用織物
、及び第15図は20シャフトの2:3交織製紙用織物
の完全意匠図であり、第16図は従来例の経糸と緯糸と
が各16本(16シヤフト)で構成される完全組織の製
紙用織物の完全意匠図である。
1〜24,25,26,27,30,31゜36.37
,38.39・・・経糸
1 ′ 〜24 ′
28.29.35・・・緯糸
特許出願人 日本フィルコン株式会社
代 理 人 渡 辺 秀 夫第2図
第3図
10 If 12 13 14 15 +6 1
7 18第7図
2?
第8図
第10図
第12図
第11図
10 11 12 13 14 15 16 1’/
lδ第13図
手続ネ由正−出二(自発)
第16図
平成1;1− と月23F」
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿
1、事件の表示
昭和63年特許出願第166989号
事件との関係 出願人
住所 東京都凹田谷区池尻3丁目27番24号名称 日
本フィルコン株式会社
代表者 梶 野 鉄 吉
4、代理人 〒107(電話582−72111住所
東京都港区赤坂4丁目13番5号6、補正の内容 別紙
の通り全文訂正明細書を提出する。
明 細 書
1、発明の名称
製紙用二重織物
2、特許請求の範囲
1、 nX2本(nは7以上の整数)の緯糸をそれぞ
れ上下二層に配設し、下層の緯糸はポリエステル糸とポ
リアミド糸を配置しこの下層緯糸がポリアミド緯糸は1
か所でポリエステル緯糸は2か所で■う2本の経糸によ
り織り込まれた完全組織を有する製紙用二重a物。
2、 ポリアミド緯糸はポリエステル緯糸より線径が大
きい糸である:li゛ 1に8 された二」口1惣よ
3、 ポリアミド緯糸とポリエステル緯糸との比は1:
3〜3:1である、 1−1tいし3のいれか1 に9
され7’−−
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
本発明は、製紙用織物に関する。
し従来の技術]
製紙用織物に対しては従来より多くの要求がある。大別
すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の十
分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する問題または
製紙の歩留りの問題、(ロ)耐牽耗性の向上、織物の使
用寿命の延長、(ハ)良好なP水性の問題、などがある
、それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大雑把
にいえば、(イ)の問題は主として織物の製紙面の構造
が大きく関係する問題であり、(ロ)は織物の走行側表
面の構造に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する問題
である。
このような問題は多重織りの織物だけでなく、−重織り
の織物においても同様に解決しなければならない問題で
ある。
従来(イ)の解決には多くの提案がなされてきた。しか
しながら、(ロ)の問題すなわち製紙用織物の′fIi
摩耗性の向上については十分な工夫がなされておらず、
製紙用織物の走行側を緯糸摩耗型として、経糸の摩耗を
防ぐ程度に止まっている。
しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使用
量の増大、中性製紙の製造の必要性の増大などの諸条件
が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題となっ
ている。
このような耐摩耗性を向上させるために、従来緯糸1耗
型の製紙用織物の走行面の緯糸として、耐摩耗性のある
ポリアミドを用いることも試みられているが、ポリアミ
ドを用いた製紙用織物は伸びやすく、姿勢安定性が悪い
という欠点があった。
そこで、従来、経糸緯糸いずれにも剛性に優れたポリエ
ステルを用いて、伸びにくく姿勢性に優れた製紙用織物
を構成する試みが行われていた。
第16図はポリエステル製の経糸緯糸それぞれ16本の
従来使用されている二重織りの製紙用織物を示す完全意
匠図である。同図中、O印は経糸が走行面の緯糸を織込
んでいる位置を示し、X印は経糸が製紙面の緯糸を織込
んでいる位置を示す。
したがって、O印とO印との間は走行面の緯糸のクリン
プの長さを示す、第16図の従来の製紙用織物において
は走行面の隣合う緯糸のクリンプの長さは同じである。
しかし、このような従来の製紙用織物では、上記のよう
な諸要求を満たすため、製紙用織物の走行側の緯糸に太
い線径の糸を使用することが試みられており、耐摩耗性
の改善はある程度図られるものの、緯糸が太いので緯糸
と経糸とのバランスが崩れ、クリンプ性が悪化しワイヤ
ーマーク発生の原因となる。
さらに、上記(ハ)の間趙から理解されるように走行面
の構造か変化すれば炉水性も影響があり単に緯糸を太く
する程度の姑息な手段では問題は解決されない。
[発明が解決しようとする課題]
上記のような従来の技術の問題に鑑みて、本発明は製紙
用織物のP水性やワイヤーマーク性などの紙を抄造する
性能には悪影響を与えることなく、耐摩耗性を改善しよ
うとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明はr 1. nX2本(nは7以上の整数)
の緯糸をそれぞれ上下二層に配設し、下層の緯糸はポリ
エステル糸とポリアミド糸を配置しこの下層緯糸がポリ
アミド緯糸は1か所でポリエステル緯糸は2か所でUう
2本の経糸により織り込まれた完全組織を有する製紙用
二重織物。
2、 ポリアミド緯糸はポリエステル緯糸より線径が大
きい糸である請求項1に記載された製紙用二重織物。
3、ポリアミド緯糸とポリエステル緯糸との比は1:3
〜3:1である、請求項1ないし3のいずれか1項に記
載された製紙用二重織物、」に関する。
し作 用]
製紙用織物の走行面の耐摩耗性は、走行面を形成する緯
糸の摩耗体積を大きくすることにより増大する。使用中
の織物の姿勢の安定性と、使用寿命の延長の点から緯糸
に耐摩耗作用を奏させることが望ましい、経糸が摩耗す
ると織物の寸法の変化や切断が生ずるからである。
本発明の緯糸を上下二重に配置した製紙用織物は、走行
面において剛性に優れたポリエステル製の緯糸と耐摩耗
性に優れたポリアミド製の緯糸とを配置することにより
、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリンプを長くす
ることができる。さらに隣合う経糸2本が対になって走
行面のポリエステル緯糸及びポリアミド緯糸を織り込む
ことにより、緯糸を強い力で曲げることができるので太
い緯糸を使用することが可能となる。これにより、従来
の製紙用織物の表面性即ち、バルブ繊維のサポート性、
ワイヤーマーク特性を変えることなく走行面の緯糸に長
いクリンプを形成することによって摩耗体積を増大させ
製紙用織物の耐摩耗性を大きく改善するものである。
実際には、経糸緯糸が交差し糸が急激に曲げられるナッ
クル部においてはそのクリンプの形状のため耐摩耗作用
を営まない緯糸部分が存在する。
つまり同じ面積内ではナックルの数の少ない方が耐摩耗
性の点からみてP水性も向上する。
また、クリンプ性、すなわち経糸が緯糸を曲げようとす
るとき緯糸の反発力に打勝って緯糸を押し曲げることが
できる指標であるが、これはクリンプの長さつまり緯糸
を押し上げる経糸と経糸との距離が長くなると良好とな
る。そしてクリンプ性が向上すると太い緯糸の使用が可
能となる。
本発明においては、織物の走行面のポリアミド緯糸のク
リンプが長くなっているのでクリンプ性は良好であり、
従来使用できなかった太い緯糸が配置できるのです耗[
をさらに大きくすることができる。
さらに本発明においては隣合う2本の経糸が対になって
走行面の緯糸を強い力で曲げるので、クリンプ性がさら
に良好となり、さらに太い緯糸を使用することができ、
耐摩耗性が飛躍的に向上する。
なお、摩耗体積の増大、耐摩耗性の増大については次の
実施例の項において従来例と比較しながら具体的に説明
する。
[実施例]
第1図から第6図まではそれぞれ本発明の経糸緯糸とが
各16本(16シヤフト)、14本(14シヤフト)、
18本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、2
2本(22シヤフト)、24本(24シヤフト)である
二重織り製紙用織物を示す完全意匠図であり、図中の番
号は、経糸緯糸それぞれの番号を示す、実施例において
、緯糸はダッシュのある番号で示し、ポリエステル糸ま
たは、ポリアミド糸であり、ダッシュのない番号はポリ
エステル経糸である。 第1図から第6図までにおいて
、Q印は経糸が走行面の緯糸を織込んでいる位置を示し
、X印は経糸が製紙面の緯糸を織込んでいる位置を示す
、 各図において、○印が2個ずつ連続しているが、こ
れは隣合う2本の経糸が走行面の1本の緯糸を織り込ん
でいることを示す、ここで、2個連続する○印と左右に
隣り合う2g連続するO印との間の距雛は製紙用織物の
走行面を形成する緯糸のクリンプの長さを示している。
これらの図から明らかなように緯糸のクリンプが一本お
きに長く、しがもクリンプの長さが長いクリング同士、
それぞれ同じであることが明示されている。
第1図のものは第16図の従来のものと同様、経糸と緯
糸とがそれぞれ16本のものであり、第16図のものと
比較すると明らかに緯糸のクリンプの長さか長くなって
いる。すなわち、例えば゛、第16図の緯糸1′ (ポ
リエステル糸)は経糸7と経糸15とでクリンプを形成
しており緯糸2′(ポリアミド糸)は経糸2と経糸10
とでクリンプを形成しており、それぞれ両クリンプの間
には7本の経糸が存在するが、第1図の緯糸1′ (ポ
リエステル糸)は経糸7,8と経糸15.16とでクリ
ンプを形成しており両クリンプの間には6本の経糸が存
在し、緯糸2′ (ポリアミド糸)は経糸10.11と
クリンプを形成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠
図(図示せず)の次のクリングとの間には 14本の経
糸が存在する。
第7図及び第8図は製紙用織物のナックル部を示すもの
である。25〜27は経糸であり、28′は走行面に突
出している緯糸である。第7図は経糸26が緯糸28′
の下を通って緯糸28′を織り込んでいるところを、第
8図は経糸26が緯糸28′の上を通って緯糸28゛を
織り込んでいないところを示す、第7図と第8図の斜線
部分が耐豪粍性を奏していないことは明らかである。即
ち、ナックル数が多くなると耐摩耗機能を持たない緯糸
部分が増加して有効摩耗体積が減少する。
第9図はクリングの形状を示すものである。経糸30と
31が緯糸29′の下を通り緯糸29′を織り込んでい
るが、この図から明らかなように経糸30.31は緯糸
29′を上方に押し上げている。また、緯糸33と34
とは緯糸29′の反発力を受けているが緯糸29゛を押
し下げている。
また経糸32は緯糸29′を下方に押しているがその作
用は経糸33.34に比べると小さい。この経糸が緯糸
の反発力に勝って緯糸を押し曲ける指標をクリンプ性と
いうが、クリング性が良ければ太い緯糸を使用すること
ができるわけである。
経糸3oと経糸31との距雛が長いほど、また経糸32
,33,34.・・・の数の多いほどクリンプ性はよく
なる。
本発明においては織物の走行面に突出する緯糸のクリン
プの長さを互いに異ならせているからクリンプの長いポ
リアミド緯糸に太い糸を配置することができるので耐摩
耗体積を大きくすることができ、耐摩耗性を向上させる
ことができるのである。
第10図は本発明の製紙用織物のナックル部を示すもの
であり、#R糸35′を、経糸36と39との間で2本
の隣合う経糸37.38が強い力で押し上げており、緯
糸のクリンプ性が良好となり織物組織が安定化し、より
太い緯糸が使用できるようになるので、繊物の部性が向
上するとともに耐摩耗性か飛躍的に向上する。
また、本発明においては次に第11図、第12図、第1
3図、第14図、第15図の実施例で説明するように織
物の走行側に突出するクリングの長さの異なる緯糸は互
いに隣合って配置しなくても、また同本数配置しなくて
も良い、第11図の実施例は長いクリンプのポリアミド
緯糸を2本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯
糸を1本配置した18シヤフトの1:2交織製紙用織物
である。
第11図の実施例では、長いクリンプの緯糸は経糸16
本分、短いクリンプの緯糸は経糸7本分の長さであるこ
とが理解される。第11図においてポリアミド緯糸は1
’ 、2’ 、4’ 、5′7’ 8′ 10′、
11′、13′、14′16′ 17′に配置されてい
る。なお図示はしないが、長いクリンプのポリアミド緯
糸を1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸
を2本配置した18シヤフトの2:1交織製紙用職物ら
所定の耐摩耗性を得ることができる。
第12図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
3本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を1
本配置した16シヤフトの1:3交織製紙用級物である
。この実施例では長いクリンプの緯糸は経糸14本分、
短いクリンプの緯糸は経糸6本分の長さであることが理
解される。
第13図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を3
本配置した16シヤフトの3;1交へ製紙用織物である
。この実施例も所定の耐摩耗性を得ることができる。
第14図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
グの緯糸との割合いを2:3とした20シヤフトの2=
3交織製紙用織物である。第14図において、1’、3
′、5’、6’、8’10’ 11′、13′、15
′、16’18’ 、20′が長いクリンプとなってい
るポリアミド緯糸であり、池は短いクリンプとなってい
るポリエステル緯糸である。
第15図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
プの緯糸との割合いを2:3とした20シヤフトの3:
2交織製紙用織物である。第15図において、2′、4
’、7′、9’、12’14’ 、17’ 、19’が
長い′クリンプとなっているポリアミド緯糸であり、池
は短いクリンプとなっているポリエステル緯糸である。
このように本発明においては、走行側に突出する長いク
リンプのポリアミド緯糸と短いクリンプのポリエステル
緯糸との割合いが3:1〜1:3(2:1,3:2.1
:1,2:3,1:2を含む。)とするものである。
走行側に突出する緯糸を、長いクリンプの緯糸と短いク
リンプの緯糸との割合を3=1〜1:3とするのは、耐
摩耗性の向上と織物の姿勢維持のバランス上好ましいか
らである。即ち長いクリンプの緯糸は耐摩耗性の効果は
大きい。しかしながら経糸により織り込まれる回数が少
ないので織物の姿勢維持の効果は小さい、一方短いクリ
ンプの緯糸は織物の姿勢維持効果は大きいが耐摩耗性は
小さい。長いクリンプの緯糸と短いクリンプの緯糸との
比が長いクリンプのものからみて3:1以上になると織
物の姿勢維持が悪くなり、好ましくない、又両者の比が
1:3以下になると耐摩耗性が悪くなり、やはり好まし
くない、また長いクリンプと短いクリンプとの間には段
差が生じるが、このように3:1〜1:3にすると段差
が減り走行面が平滑になる効果がある。
19粍面を形成する走行側に突出する緯糸のクリングの
長さを、長いクリンプ同士、短いタリンプ同士をそれぞ
れ同じ長さにすると、製紙用m物の姿勢の維持が良好と
なる効果があるが必すしも同じ長さにしなければ耐摩耗
性が奏されないということはない、耐摩耗性を奏する長
いクリンプと、姿勢の維持を受は持つ短いクリンプが配
置されていることが重要なのである。
なお、上記各実施例においては長いクリンプの緯糸にポ
リアミド糸を用いたが、ポリエステル糸を用いてもよい
ことはいうまでもない。
このように本発明においては製紙用織物の走行側の有効
耐摩耗体積を従来の織物に比較して著しく大きくするこ
とかでき、耐宝耗性を飛躍的に改善することができた。
このことは次に比較試験で具体的に示す。
第1図に示す本発明の製紙用織物を代表例とし、第16
図の従来の製紙用織物の耐摩耗性の比較を示す。
まず摩耗体積を比較する緯糸のクリンプの体積の計算上
、クリンプは、経糸と経糸との間で円筒状とした。実際
には後で説明するように緯糸の屈曲部や経糸の上方に存
在する窄粍に無関係の部分かあるので従来例では牽粍体
積はもっと小さくなる6本発明では長いクリンプと通常
の長さのクリンプが1本置きに形成されているので、隣
合う2本の緯糸についてクリンプの#、積を計算したが
、比較例についても隣合う2本の緯糸について計算し両
者を比較した。
第1図と第16図とに示す同じ16本の経糸と緯糸で形
成される製紙用81i物について、隣合う2本の緯糸は
第16図の従来例ではクリンプを形成する経糸と経糸と
の間には各7本の経糸か配置されているので、7X4=
28本分の長さのクリンプが形成されている。したがっ
てその体積は、経糸の線径が0.17+n+n、緯糸の
線径か0.22m+nて′あるとすると、
28x0.17x (0,22/2) 2z=o、18
1 mm”である。
同様に第1図の本発明の実施例においては、隣合う2本
の緯糸のうち1本の緯糸に対して経糸6X2=12本分
の長さのクリンプが、他の1本の緯糸に対して経糸14
本分の長さのクリンプがそれぞれ形成されており、隣合
う経糸2本が対になって緯糸に絡んでいるなめ太い緯糸
が使用できるので、経糸の線径が0.17n++n、ポ
リエステル緯糸の線径か0.251m、ポリアミド緯糸
の線径が0.30nmであると、クリンプの体積は、
12x0.17x <0.25/2) 2π一?−14
・、0.17:<(0,30/2) yr =0.2
6811m3である。そこで摩耗体積の増加割合は、(
0,268÷0.181−1)x 100 =48.1
(%)即ち、単純計算しただけでも本発明の実施例に
おいては約うO%摩耗体積が大きい。
第15図の従来例の走行面のクリンプの長さは実測によ
れは1.105++n+であり、第1図の本発明の実施
例では2.28mmであった。
比較試験の結果を次の第1表に示す。
(以下余白)
第 1 表
試験方法:日本フィルコン製牽耗試験機(実用新案登録
第1350124号)を用
いて、フィラーには重質炭酸カルシ
ウムを用いて行った。
試験結果:第1表に示すごとく、本発明品は従来品に比
べて、下緯糸が摩耗切断す
るまでの時間(ワイヤー寿命)が約
1゜6倍であった。
[効 果コ
以上説明したとおり、本発明の製紙用織物は、その走行
面において、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリン
プはポリエステル緯糸のクリンプの2倍となって長いク
リンプを形成し、クリング性か良好となるので、従来使
用できなかった太いポリアミド緯糸が使用できることと
なり、剛性に優れたポリエステル緯糸は短いクリンプを
形成して綴込まれているので織物の剛性は良好であり、
隣り合う経糸2本が対になって当該走行面の緯糸を強い
力で曲げるのでさらに太い緯糸を使用することかできる
こととなり、繊物の姿勢の維持、即ち(受用中の伸びを
防止し一当該へ物のと水性やワイヤーマーク性などの紙
を抄造する性能には悪影響を与えることなく、さらに織
物の剛性を損なうことなく、耐摩耗性を飛躍的に改善す
ることができる。Figures 1, 2, 3, 4, 5 and 6 show examples of the present invention, with 16 warp threads and 16 weft threads (16 shaft I-), 14 threads, respectively. Book (14 shafts),
・18 pieces (18 shafts), 20 pieces (20 shafts),
It is a complete design drawing of a double-woven fabric for papermaking with a complete structure composed of 22 fibers (22 shafts) and 24 fibers (24 shafts). Figures 7 and 8 show the knuckle of the papermaking fabric;
FIG. 9 shows the shape of the crimp. FIG. 10 shows the knuckle portion of the papermaking fabric of the present invention. 11, 12, 13, 14, and 15 show examples of the present invention, in which FIG. 11 shows a 1:2 papermaking fabric with 18 shafts 1 to 1, and 12 The figure shows a 1,3 interwoven papermaking fabric with 16 shafts, Fig. 13 shows a 3:1 interwoven papermaking fabric with 16 shafts 1, Fig. 14 shows a 3:2 interwoven papermaking fabric with 20 shafts, and Fig. 15 shows a 3:2 interwoven papermaking fabric with 20 shafts. This is a complete design diagram of a 2:3 interwoven papermaking fabric with 20 shafts, and FIG. 16 is a complete design diagram of a conventional papermaking fabric with a complete structure consisting of 16 warps and 16 wefts (16 shafts). It is. 1~24,25,26,27,30,31゜36.37
, 38.39...Warp 1' to 24' 28.29.35...Weft Patent applicant Nippon Filcon Co., Ltd. Agent Hideo Watanabe Figure 2 Figure 3 10 If 12 13 14 15 +6 1
7 18 Figure 7 2? Figure 8 Figure 10 Figure 12 Figure 11 Figure 10 11 12 13 14 15 16 1'/
lδ Figure 13 Procedures No. 2 (Volunteer) Figure 16 Heisei 1; Relationships Applicant Address: 3-27-24 Ikejiri, Otsutaya-ku, Tokyo Name: Nippon Filcon Co., Ltd. Representative: Tetsuyoshi Kajino 4, Agent: 107 (Telephone: 582-72111) Address:
4-13-5-6 Akasaka, Minato-ku, Tokyo Contents of the amendment Submit a complete statement of correction as shown in the attached document. Description 1, Name of the invention Double woven fabric for paper making 2, Claim 1, nX2 (n is an integer of 7 or more) weft yarns are arranged in two upper and lower layers, and the weft yarns in the lower layer are made of polyester yarn. Polyamide yarn is arranged, and this lower layer weft is polyamide weft.
A double A material for papermaking with a complete structure in which the polyester weft is woven in two places by the two warp threads. 2. The polyamide weft is a yarn with a larger wire diameter than the polyester weft. The ratio of the polyamide weft to the polyester weft is 1:
3 to 3:1, 1-1t to 3 to 9
3. Detailed Description of the Invention [Field of Industrial Application] The present invention relates to a papermaking fabric. BACKGROUND OF THE INVENTION There are more demands than ever for papermaking fabrics. Broadly speaking, they can be divided into (a) problems related to paper quality itself, such as preventing the occurrence of wire marks and sufficient entanglement of paper fibers, or problems with paper manufacturing yield, and (b) improving drag resistance and extending the service life of textiles. , (c) the problem of good P aqueous properties, etc. These problems are often related to each other, but roughly speaking, the problem of (b) is a problem that is largely related to the structure of the paper-making surface of the fabric. (b) is closely related to the structure of the running side surface of the fabric, and (c) is a problem regarding the fabric as a whole. These problems must be solved not only in multi-weave fabrics but also in multi-layer fabrics. Many proposals have been made for the conventional solution (a). However, the problem (b), that is, the 'fIi of papermaking fabric
Not enough efforts have been made to improve wear resistance.
The running side of the papermaking fabric is of the weft abrasion type, which is sufficient to prevent warp abrasion. However, in recent years, various conditions have been required such as increasing paper manufacturing speed, increasing the amount of filler used, and increasing the need to manufacture neutral paper, and the abrasion resistance of paper manufacturing fabrics has become a major problem. In order to improve such abrasion resistance, attempts have been made to use abrasion-resistant polyamide as the weft on the running surface of conventional papermaking fabrics with one weft wear type. The disadvantage of woven fabrics is that they stretch easily and have poor posture stability. Therefore, conventionally, attempts have been made to use polyester with excellent rigidity for both the warp and weft to construct paper-making fabrics that are difficult to stretch and have excellent posture properties. FIG. 16 is a complete design drawing showing a conventionally used double weave papermaking fabric having 16 warp and weft yarns each made of polyester. In the figure, the O mark indicates the position where the warp threads weave the weft threads on the running surface, and the X mark indicates the position where the warp threads weave the weft threads on the paper-making surface. Therefore, the distance between O marks and O marks indicates the crimp length of the weft yarns on the running surface.In the conventional papermaking fabric shown in FIG. 16, the crimp lengths of adjacent weft yarns on the running surface are the same. However, in order to meet the above-mentioned requirements, in conventional papermaking fabrics, attempts have been made to use threads with a large diameter for the weft on the running side of papermaking fabrics, which has improved wear resistance. Although this can be improved to some extent, the thick weft yarns disrupt the balance between the weft and warp yarns, resulting in poor crimp performance and wire marks. Furthermore, as understood from Zhao in (c) above, if the structure of the running surface changes, the water quality of the reactor will also be affected, and the problem cannot be solved by palliative means such as simply making the weft thicker. [Problems to be Solved by the Invention] In view of the problems of the conventional technology as described above, the present invention solves the problem without adversely affecting the performance of paper making such as P water resistance and wire mark property of papermaking fabric. This is intended to improve wear resistance. [Means for solving the problems] The present invention has the following features: r1. nX2 pieces (n is an integer of 7 or more)
The wefts are arranged in two layers, upper and lower, respectively, and the lower layer wefts are polyester yarns and polyamide yarns, and the lower layer wefts are woven by two warps, with the polyamide weft in one place and the polyester weft in two places. A double-woven fabric for papermaking with a completely textured texture. 2. The double-woven fabric for papermaking according to claim 1, wherein the polyamide weft has a larger wire diameter than the polyester weft. 3. The ratio of polyamide weft to polyester weft is 1:3
3:1 to 3:1. Effect] The abrasion resistance of the running surface of the papermaking fabric is increased by increasing the abrasion volume of the weft yarns forming the running surface. From the viewpoint of stability of the posture of the fabric during use and extension of its service life, it is desirable that the weft yarns have an abrasion-resistant effect.This is because when the warp yarns wear out, the fabric dimensions change or breakage occurs. The papermaking fabric of the present invention in which the weft yarns are arranged in a double layer, upper and lower, has excellent abrasion resistance due to the arrangement of polyester weft yarns with excellent rigidity and polyamide weft yarns with excellent abrasion resistance on the running surface. The crimp of polyamide weft yarns can be lengthened. Furthermore, by weaving the polyester weft and polyamide weft of the running surface into pairs between two adjacent warp threads, the weft threads can be bent with strong force, making it possible to use thicker weft threads. As a result, the surface properties of conventional papermaking fabrics, that is, the support properties of valve fibers,
By forming long crimps in the weft yarns on the running surface without changing the wire mark characteristics, the abrasion volume is increased and the abrasion resistance of papermaking fabrics is greatly improved. In fact, at the knuckle where the warp and weft intersect and the yarn is sharply bent, there is a weft portion that does not have an anti-wear effect due to the shape of the crimp. In other words, within the same area, the smaller the number of knuckles, the better the P water resistance from the viewpoint of wear resistance. In addition, crimpability is an indicator of the ability of the warp to overcome the repulsive force of the weft and bend the weft when the warp tries to bend the weft. The longer the distance, the better. When crimpability improves, thicker wefts can be used. In the present invention, the crimp of the polyamide weft on the running surface of the fabric is long, so the crimpability is good.
Thick weft yarns that could not be used in the past can be placed, reducing wear [
can be made even larger. Furthermore, in the present invention, two adjacent warp yarns form a pair and bend the weft yarn on the running surface with strong force, resulting in even better crimpability and the ability to use thicker weft yarns.
Wear resistance is dramatically improved. Incidentally, the increase in wear volume and the increase in wear resistance will be specifically explained in the following example section while comparing with a conventional example. [Example] In Figures 1 to 6, the warp and weft of the present invention are 16 (16 shafts), 14 (14 shafts),
18 pieces (18 shafts), 20 pieces (20 shafts), 2
It is a complete design diagram showing a double weave papermaking fabric with 2 (22 shafts) and 24 (24 shafts), and the numbers in the diagram indicate the respective numbers of the warp and weft. In the example, the weft is a dash. A number with a dash indicates a polyester thread or a polyamide thread, and a number without a dash indicates a polyester warp thread. In Figures 1 to 6, the Q mark indicates the position where the warp interweaves the weft on the running surface, and the X mark indicates the position where the warp interweaves the weft on the papermaking surface. In each figure, There are two consecutive ○ marks, which indicates that two adjacent warp threads are weaving one weft thread on the running surface.Here, two consecutive ○ marks and adjacent left and right 2g The distance between consecutive O marks indicates the length of the crimp of the weft yarn forming the running surface of the papermaking fabric. As is clear from these figures, the crimps of every other weft yarn are long, and the crimps with long crimps are connected to each other.
It is clearly stated that they are the same. The one in FIG. 1 has 16 warp threads and 16 weft threads, respectively, like the conventional one in FIG. 16, and the length of the crimp of the weft threads is clearly longer than the one in FIG. 16. That is, for example, weft 1' (polyester yarn) in Fig. 16 forms a crimp with warp 7 and warp 15, and weft 2' (polyamide yarn) forms a crimp with warp 2 and warp 10.
There are seven warp yarns between each crimp, but the weft 1' (polyester yarn) in Figure 1 forms a crimp with warp yarns 7 and 8 and warp yarns 15 and 16. There are 6 warp threads between both crimps, weft thread 2' (polyamide thread) forms a crimp with warp thread 10.11 and repeats on the right or left side (not shown). There are 14 warp threads between the next kling. Figures 7 and 8 show the knuckle portion of the papermaking fabric. 25 to 27 are warp yarns, and 28' is a weft yarn protruding from the running surface. In Figure 7, the warp 26 is the weft 28'.
Figure 8 shows the warp thread 26 passing over the weft thread 28' and not weaving the weft thread 28'. It is clear that the parts do not exhibit strong corrosion resistance. That is, as the number of knuckles increases, the portion of the weft yarn that does not have a wear-resistant function increases, and the effective wear volume decreases. FIG. 9 shows the shape of the Kling. The warp threads 30 and 31 pass under the weft thread 29' and weave the weft thread 29', but as is clear from this figure, the warp threads 30, 31 push the weft thread 29' upwardly. In addition, weft threads 33 and 34
The repulsive force of the weft thread 29' is being applied, but the weft thread 29' is being pushed down. Also, although the warp threads 32 push the weft threads 29' downward, their effect is smaller than that of the warp threads 33 and 34. The index of how the warp overcomes the repulsive force of the weft and pushes and bends the weft is called crimpability, and if the crimpability is good, thick wefts can be used. The longer the distance between the warp 3o and the warp 31, the longer the distance between the warp 3o and the warp 31, and the warp 32
, 33, 34. The greater the number of..., the better the crimp performance. In the present invention, since the lengths of the crimps of the weft yarns that protrude from the running surface of the fabric are made different from each other, thick yarns can be arranged in the polyamide weft yarns with long crimps, so that the wear-resistant volume can be increased. This makes it possible to improve abrasion resistance. FIG. 10 shows the knuckle of the papermaking fabric of the present invention, in which two adjacent warps 37 and 38 push up #R yarn 35' between warps 36 and 39 with strong force. The crimpability of the weft yarns is improved, the fabric structure is stabilized, and thicker weft yarns can be used, which improves the properties of the fabric and dramatically improves its abrasion resistance. In addition, in the present invention, FIGS. 11, 12, and 1
As explained in the embodiments shown in Figures 3, 14, and 15, the weft threads of different lengths of clings protruding toward the running side of the fabric do not have to be arranged next to each other, nor do they have to be arranged in the same number. The embodiment shown in FIG. 11 is an 18-shaft 1:2 papermaking fabric having two long crimp polyamide wefts followed by one short crimp polyester weft. In the embodiment of FIG. 11, the long crimp weft is warp 16.
It is understood that the weft threads of the short crimp are the length of seven warp threads. In Figure 11, the polyamide weft is 1
', 2', 4', 5'7'8'10',
11',13',14',16' and 17'. Although not shown in the drawings, a predetermined abrasion resistance can be obtained from an 18-shaft 2:1 mixed-weave papermaking workpiece in which one long crimp polyamide weft is followed by two short crimp polyester wefts. . In the embodiment shown in FIG. 12, three long crimp polyamide wefts are arranged, followed by one short crimp polyester weft.
This is a 1:3 mixed woven papermaking grade material with 16 shafts in this arrangement. In this example, the long crimp weft is equal to 14 warp threads,
It is understood that the weft threads of the short crimp are six warp threads long. In the embodiment shown in Fig. 13, one long crimp polyamide weft is arranged, followed by three short crimp polyester wefts.
Of the 16 shafts arranged, 3rd and 1st rows are paper-making fabrics. This embodiment also makes it possible to obtain a predetermined wear resistance. The example of FIG. 14 is a 2=20 shaft with a ratio of long crimp wefts to short crimp wefts of 2:3.
This is a triple weave papermaking fabric. In Figure 14, 1', 3
', 5', 6', 8'10'11',13', 15
', 16', 18', and 20' are polyamide weft yarns with long crimps, and Ike is a polyester weft yarn with short crimps. The embodiment shown in FIG. 15 is a 3:3 ratio of 20 shafts in which the ratio of long crimp wefts to short crimp wefts is 2:3.
This is a two-way papermaking fabric. In Figure 15, 2', 4
', 7', 9', 12', 14', 17', and 19' are polyamide weft yarns with long 'crimps,' and Ike is polyester weft yarns with short crimps. In this way, in the present invention, the ratio of the long crimp polyamide weft protruding to the running side and the short crimp polyester weft is 3:1 to 1:3 (2:1, 3:2.1
:1, 2:3, 1:2 included. ). The reason for setting the ratio of long crimp wefts and short crimp wefts of the weft yarns protruding to the traveling side to be 3=1 to 1:3 is because it is preferable in terms of balance between improving abrasion resistance and maintaining the posture of the fabric. . That is, long crimped weft yarns have a large effect on abrasion resistance. However, since the number of times the warp is woven is small, the effect of maintaining the posture of the fabric is small.On the other hand, short crimp weft yarns have a large effect of maintaining the posture of the fabric, but have low abrasion resistance. If the ratio of the long crimp weft yarn to the short crimp weft yarn is 3:1 or more in terms of the long crimp yarn, the posture of the woven fabric will be difficult to maintain, which is undesirable, and if the ratio of the two is less than 1:3, the abrasion resistance will deteriorate. This is also undesirable as the crimp becomes worse, and a level difference occurs between the long crimp and the short crimp, but when the ratio is set to 3:1 to 1:3, the level difference is reduced and the running surface becomes smooth. 19 If the lengths of the crimp of the weft yarns that protrude to the running side that form the milling surface are made the same length between long crimps and between short talimps, it is effective to maintain the posture of the paper-making material better. It is important to have a long crimp that provides wear resistance and a short crimp that maintains the posture, as it is not necessary to make them the same length for the wear resistance to be achieved. In each of the above embodiments, polyamide yarn was used as the long crimp weft, but it goes without saying that polyester yarn may also be used. As described above, in the present invention, the effective abrasion-resistant volume on the running side of the papermaking fabric can be significantly increased compared to conventional fabrics, and the abrasion resistance can be dramatically improved. This will be concretely demonstrated in the next comparative test. Taking the papermaking fabric of the present invention shown in FIG. 1 as a representative example,
A comparison of the abrasion resistance of the conventional papermaking fabrics shown in the figure is shown. First, in calculating the volume of the weft crimp to compare the abrasion volume, the crimp was assumed to be cylindrical between the warp yarns. In reality, as will be explained later, there are parts unrelated to the narrowing that exist above the bends of the weft and the warp, so in the conventional example, the winding volume is smaller. 6 In the present invention, the long crimp and the normal length Since the crimps are formed on every other weft, the crimp # and the product were calculated for two adjacent wefts, and in the comparative example, they were also calculated for two adjacent wefts and the two were compared. Regarding the paper manufacturing 81i product formed by the same 16 warps and wefts shown in FIGS. 1 and 16, the two adjacent wefts are the same as the warp and warp forming the crimp in the conventional example shown in FIG. There are 7 warp threads in between, so 7X4=
A crimp with a length of 28 strands is formed. Therefore, assuming that the warp diameter is 0.17+n+n and the weft diameter is 0.22m+n, its volume is 28x0.17x (0,22/2) 2z=o, 18
1 mm". Similarly, in the embodiment of the present invention shown in FIG. 14 warps for one weft
Each crimp has the same length as the actual length, and it is possible to use thick weft threads in which two adjacent warp threads are paired and entwined with the weft threads, so the diameter of the warp threads is 0.17n++n, and the line diameter of the polyester weft threads is 0.17n++n. If the diameter is 0.251 m and the diameter of the polyamide weft is 0.30 nm, the volume of the crimp is: 12x0.17x <0.25/2) 2π -? -14
・, 0.17:<(0,30/2) yr =0.2
It is 6811m3. Therefore, the increase rate of wear volume is (
0,268÷0.181-1) x 100 =48.1
(%) That is, by simple calculation, the wear volume is approximately 0% large in the embodiment of the present invention. The length of the crimp on the running surface in the conventional example shown in FIG. 15 was actually measured to be 1.105++n+, and in the embodiment of the present invention shown in FIG. 1, it was 2.28 mm. The results of the comparative test are shown in Table 1 below. (The following is a blank space) Table 1 Test method: Testing was conducted using a drag tester manufactured by Nippon Filcon (Utility Model Registration No. 1350124), using heavy calcium carbonate as a filler. Test results: As shown in Table 1, the time required for the lower weft to wear out (wire life) was approximately 1.6 times longer for the product of the present invention than for the conventional product. [Effects] As explained above, on the running surface of the papermaking fabric of the present invention, the crimp of the polyamide weft, which has excellent abrasion resistance, is twice as long as the crimp of the polyester weft, forming a long crimp. This allows for the use of thick polyamide wefts, which could not be used in the past, and since the highly rigid polyester wefts are folded into short crimps, the fabric has good rigidity.
Since two adjacent warp yarns form a pair and bend the weft yarn on the running surface with strong force, it is possible to use even thicker weft yarns, which helps maintain the posture of the textile (preventing elongation during receiving, The abrasion resistance can be dramatically improved without adversely affecting the paper-making performance such as water resistance and wire mark resistance, and without impairing the rigidity of the fabric.
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図は
、本発明の実施例であって、それぞれ経糸と緯糸とが各
16本(16シヤフト)、14本(14シヤフト)、1
8本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、22
本(22シヤフト)及び24本(24シャフl−1で構
成される完全組織の製紙用二重織物の完全意匠図である
。第7図と第8図は製紙用織物のナックル部を示し、第
9図はクリンプの形状を示す、第10図は本発明の製紙
用織物のナックル部を示す、第11図、第12図、第1
3図、第14図及び第15図は、本発明の実施例であっ
て、それぞれ第11図は18シヤフトの1:2交織製紙
用織物、第12図は16シヤフトの1=3交織製紙用織
物、第13図は16シヤフトの3:1交織製紙用織物、
第14図は20シヤフトの2:3交織製紙用織物、及び
第15図は20シヤフトの3=2交′a製紙用織物の完
全意匠図であり、第16図は従来例の経糸と緯糸とが各
16本(16シヤフト)で構成される完全#fl繊の製
紙用二重!?i物の完全意匠図である。
1〜27.30〜34.36〜39・・・経糸1 ′
〜24 ′
28′
29 ′
35′・・・緯糸
第1図
第2図
第3図
第7図
第8図
第10図
と
3/
第12図
第11図
10 11 12 13 14 15 15 17
ill第13図1, 2, 3, 4, 5, and 6 show examples of the present invention, in which the number of warp threads and weft threads are 16 (16 shafts) and 14, respectively. (14 shafts), 1
8 pieces (18 shafts), 20 pieces (20 shafts), 22 pieces
This is a complete design drawing of a fully textured papermaking double fabric consisting of books (22 shafts) and 24 books (24 shafts l-1). Figures 7 and 8 show the knuckle part of the papermaking fabric; Figure 9 shows the shape of the crimp, Figure 10 shows the knuckle part of the papermaking fabric of the present invention, Figures 11, 12, 1
3, 14, and 15 show examples of the present invention, in which FIG. 11 shows an 18-shaft 1:2 cross-woven papermaking fabric, and FIG. 12 shows a 16-shaft 1=3 cross-woven papermaking fabric. Fabric, Figure 13 shows a 3:1 papermaking fabric with 16 shafts,
Fig. 14 shows a complete design drawing of a 20-shaft 2:3 cross-woven papermaking fabric, Fig. 15 shows a complete design drawing of a 20-shaft 3 = 2 cross-woven papermaking fabric, and Fig. 16 shows the warp and weft of a conventional example. A duplex for papermaking made of completely #fl fiber, each consisting of 16 pieces (16 shafts)! ? This is a complete design drawing of the i-product. 1~27.30~34.36~39...warp 1'
~24'28'29'35'...Weft Fig. 1 Fig. 2 Fig. 3 Fig. 7 Fig. 8 Fig. 10 and 3/ Fig. 12 Fig. 11 10 11 12 13 14 15 15 17
ill Figure 13
Claims (1)
下二層に配設し、下層の緯糸はポリエステル糸とポリア
ミド糸を配置しこの下層緯糸がポリアミド緯糸は1か所
でポリエステル緯糸は2か所で隣り合う2本の経糸によ
り織り込まれた完全組織を有する製紙用二重織物。 2、ポリアミド緯糸はポリエステル緯糸より線径が大き
い糸である特許請求の範囲第1項記載の製紙用二重織物
。 3、ポリアミド緯糸とポリエステル緯糸との比は1:3
〜3:1である特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
項記載の製紙用二重織物。[Claims] 1. n x 2 (n is an integer of 7 or more) weft yarns are arranged in two layers, upper and lower, respectively, and the lower layer wefts are polyester yarns and polyamide yarns, and the lower layer wefts are polyamide wefts. A double-woven fabric for papermaking that has a complete structure in which the polyester weft is woven in one place and the polyester weft is in two places, and two warp yarns are adjacent to each other. 2. The double-woven fabric for papermaking according to claim 1, wherein the polyamide weft has a larger wire diameter than the polyester weft. 3. The ratio of polyamide weft to polyester weft is 1:3
~3:1 in claim 1, 2 or 3
Double woven fabric for paper making as described in Section 1.
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1988
- 1988-07-06 JP JP63166989A patent/JP2678918B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0274691A (en) * | 1988-06-27 | 1990-03-14 | Nippon Filcon Co Ltd | Doubly woven fabric for paper making |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7861889B2 (en) | 2003-07-08 | 2011-01-04 | Asahi Seiki Co., Ltd. | Thin-part feeding device |
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