JPH02190611A - 油圧式スラストベアリング - Google Patents

油圧式スラストベアリング

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Publication number
JPH02190611A
JPH02190611A JP1032289A JP1032289A JPH02190611A JP H02190611 A JPH02190611 A JP H02190611A JP 1032289 A JP1032289 A JP 1032289A JP 1032289 A JP1032289 A JP 1032289A JP H02190611 A JPH02190611 A JP H02190611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
disc
disk
oil chambers
hydraulic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1032289A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Koichi Miyamoto
浩一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP1032289A priority Critical patent/JPH02190611A/ja
Publication of JPH02190611A publication Critical patent/JPH02190611A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転シャフトに加わるスラスト荷重を油圧的
に支持する油圧式スラストベアリングに関する。
(従来の技術) スクリューシャフトをエンジンに直結した船舶においで
は、スクリューの推力に基づくスラスト荷重がエンジン
に作用しないよう、例えばスクリューシャフトをスラス
トベアリングを介して船体に支持している。
(発明の課題) この場合に、前進時と後進時のようにスクリューの推力
の方向が異なると、スクリューシャフトに作用するスラ
スト荷重の向きも逆になるが、このように可逆的なスラ
スト荷重を支持するスラストベアリングをころ輪受で構
成すれば、ベアリングの構造が複雑で大型になることは
避けられず、また耐久性や騒音等の問題も発生しやすい
本発明は、可逆的なスラスト荷重を支持するスラストベ
アリングにおけるこのような問題点を解決すべく、可逆
的な荷重に対応し得る簡易な構造の油圧式スラストベア
リングを実現することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明は、回転シャフトとともに回転するディスクをケ
ーシングの内側に回転自由に収装し、このディスクの両
側面に臨む各壁面に形成した油室を、下流側の圧力変化
に応動して分配比率を変化させる70−デイバイグパル
プを介して同一の油圧源に接続するとともに、各油室か
らディスクとこれらの壁面との隙間を通って流出する作
動油をタンクに還流する通路を備えでいる。
(作用) 回転するディスクの両側面に臨む各油室に供給される作
動油は、ディスクを壁面から浮上した非接触状態で回転
自由に支持しつつ、ディスクと壁面との隙間から流出し
、通路を介してタンクに還流する。
また、スラスト荷重が変化すると、ディスクと一方の壁
面との隙間が狭まって作動油の流出抵抗が増加し、反対
側では壁面との隙間が広がって流出抵抗が減少する。こ
の結果、各油室の圧力は新たなスラスト荷重とバランス
するまで増減し、スラスト荷重に対応した支持力を発生
させる。70−デイバイグバルプはこの油室内の圧力変
化に応じて、分配比率を変化させることにより、高圧側
の油室への作動油の供給を確保する。
(実施例) 第1図及びMS2図に本発明の実施例を示す。
tjS1図において、1は回転シャフト、2は回転シャ
フト1と一体に回転するディスクである。
ディスク2は回転シャフト1を回転自由に貫通させた密
閉されたケーシング3の内側に回転自由に収装される。
ケーシング3の内側にはディスク2の両側面に臨む壁面
に、環状溝状の油室4と5がそれぞれ回転シャフト1を
取り巻くように凹設される。これらの油室4と5はいず
れもケーシング3の外側に備えた油圧ポンプ13に70
−デイバイグバルブ14を介して接続される。15は油
圧ポンプ13の異常高圧をタンク12に解放するリリー
フ弁、16は油圧ポンプ13の供給圧力の設定を調節す
る可変オリアイスである。
フローディバインダバルブ14は@2図に示すような病
逍を備える。すなわち、ボート21〜23を形成したバ
ルブハウジング24内にスプール25が摺動自由に収装
され、両端をスプリング26と27により弾性支持され
る。スプール25にはボート22に連通する通路28と
、ボート23に連通する通路29とが形成され、これら
の通路28と29がスプール25の摺動位置に応じた割
合でボート21に連通する。なお、スプール25の両端
面にはスプリング26と27に加えてそれぞれボート2
2と23の圧力が作用する。ボート21は油圧ポンプ1
3に、ボート22は油室4に、ボート23は油室5にそ
れぞれ接続される。
ケーシング3の内側にはさらに油室4と5の内側に油室
6と7が、外側に油室8が、それぞれディスク2に臨ん
で形成される。油室4は油室6と8に対してケーシング
3の壁面とディスク2との隙間9を介−して連通し、油
室5は油室7と8に対してケーシング3の壁面とディス
ク2との隙間10を介して連通する。これらの油室6と
7及び8はケーシング3の外側に備えたタンク12に還
流通路11を介して接続される。
次に作用を説明する。
回転シャフト1の回転中は油圧ポンプ13の運転により
、油室4と5に常に作動油が供給される。
油室4と5に供給された作動油はそれぞれ隙間9と10
を潤滑しつつ、油室6と8及び油室7と8に流出し、還
流通路11を経てタンク12に回収される。このように
して、ディスク2はケーシング3の壁面から浮き上がっ
た状態でスラスト方向に支持される。
ところで、スラスト荷重が例えば図の矢印の方向に作用
している場合に、このスラスト荷重が増加すると、一方
のディスク2とケーシング3の壁面との隙間10が挟ま
り、油室5からこの隙間10を介して油室7と8に流出
する作動泊め流出抵抗が増加するため、油室5の圧力が
上昇する。−方、反対側においてはディスク2と壁面と
の隙間9が拡大するために、油室4の作動油はこの拡大
した隙間9から抵抗なく油室6と8へ流出し、油室4の
圧力は低下する。
この圧力変化により、70−デイバイプパルブ14にお
いては、ボート22の圧力が減少し、ボート23の圧力
が増加するため、スプール25はバルプハウノング24
の内側においてMS2図の右側へと摺動する。この結果
、通路29とボート21の間の通油断面積が拡大し、通
路28とボート21の間の通油断面積が縮小する。
このようにして、70−デイパイダパルプ14により、
高圧側の油室5への作動油の供給が確保されるので、油
室5の圧力は隙間10の縮小に対応して速やかに上昇し
、油室4の圧力は低下して、油室4と5の圧力はスラス
ト荷重の変化につり合うまで応答良く増減し、ディスク
2は常にケーシング3から浮上した非接触状態に保たれ
る。
さらに、回転シャフト1の回転方向の変化によりスラス
ト荷重の作用方向が変わった場合も、ディスク2が油室
4と5の圧力を逆転させる方向へ隙間9及び10の間隔
を変化させることにより、回転シャフト1は逆方向に働
くスラスト荷重に抗して上記と同様に支持される。
なお、70−デイバイグパルブ14の以上のような分配
特性により、油圧ポンプ13の吐出油が高圧側へ十分に
供給されるので、容量の比較的小さな油圧ポンプ13で
あっても、スラスト荷重を支持するのに十分な圧力差を
発生させることができ、隙間9や10の寸法設定によら
ず、ディスク2がケーシング3の壁面に接する恐れはな
い。
(発明の効果) 以上のように、本発明はケーシングの内側に収装した回
転ディスクの両側面に臨む各壁面に油室を形成し、これ
らの油室を70−デイパイダパルブを介して同一の油圧
源に接続するとともに、ディスクとこれらの壁面との隙
間から流出する作動油をタンクに還流する通路を備えた
ため、各油室の圧力はスラスト荷重に基づき変化するこ
の隙間の間隔に対応して変化し、ディスクはスラスト荷
重の増減や作用方向の変化によらず、常にケーシングか
ら浮遊した非接触状態に支持される。
また、70−デイパイダパルブが各油室の圧力差に応じ
て作動油の分配比率を変化させるので、比較的小さな容
量の単一の油圧源により油室間に十分な圧力差が発生し
、隙間の寸法を高精度に管理することなくディスクを確
実に浮遊状態に保つことができる。
したがって、簡易な構成によりスラストベアリングの信
頼性や耐久性を向上させ、騒音を低下させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すスラストベアリングの概
略断面図と油圧回路図との複合図、第2図は70−デイ
バイグバルプの縦断面図である。 1・・・回転シャフト、2・・・ディスク、3・・・ケ
ーシング、4.5.6.7.8・・・油室、9,10・
・・隙間、11・・・還流通路、12・・・タンク、1
3・・・油圧ポンプ、14・・・70−デイパイダパル
ブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転シャフトとともに回転するディスクをケーシングの
    内側に回転自由に収装し、このディスクの両側面に臨む
    各壁面に形成した油室を、下流側の圧力変化に応動して
    分配比率を変化させるフローディバインダバルブを介し
    て同一の油圧源に接続するとともに、各油室からディス
    クとこれらの壁面との隙間を通って流出する作動油をタ
    ンクに還流する通路を備えたことを特徴とする油圧式ス
    ラストベアリング。
JP1032289A 1989-01-19 1989-01-19 油圧式スラストベアリング Pending JPH02190611A (ja)

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JP1032289A JPH02190611A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 油圧式スラストベアリング

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JP1032289A JPH02190611A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 油圧式スラストベアリング

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Publication Number Publication Date
JPH02190611A true JPH02190611A (ja) 1990-07-26

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ID=11746991

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JP1032289A Pending JPH02190611A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 油圧式スラストベアリング

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JP (1) JPH02190611A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458724B2 (en) * 2005-11-15 2008-12-02 Honeywell International, Inc. Pressure biased lubricant valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458724B2 (en) * 2005-11-15 2008-12-02 Honeywell International, Inc. Pressure biased lubricant valve

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