JPH02190101A - 農業用播種機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農業用播種機、具体的には農業のいわゆる「保
存耕耘Ｊ　　（ｃｏｎｓｅｒｖａｔｉｏｎ　ｔｉｌｌａ
ｇｅ）技術に基づく使用のために開発された播種機に関
する。

播種機は、歴史的に種々の問題をかかえてまた。種子の
中には浅播きをしなければ発芽しにくいものがあるが、
それはぎわめて高い精度の播種を要するのである。この
問題を解決するために、数年前にいわゆる「盛り土ドロ
ッパー」装置が開発されたが、これは連続的な種子流を
供給する代わりに、いくつかの種子を一緒にして各群を
離して播くものであった。押し合う一団の実生がより効
果的に地殻に貫入することは歓迎されたが、実生の一団
が播種機の速度のたＴｏ傷つけ合い、さらに機械的な複
雑さのために信頼性が低下し、保守コストも増加したた
め、多くの人々がこの装置を断念した。

最近では増大する機械的作業のコストを低減するために
、耕耘作業を省く試みが行われている。望ましくない再
成畏を阻止するために最近開発された選択性除草剤を用
いて以前の作物残余のマルチに播種することが、今や実
用的な提案とされている。この方法は、一般に「ゼロ耕
作」または「保存耕耘」と呼ばれている。しかし、降雨
により切りくずに泥が付着するため、従来の播種機の固
定刃やシューは完全に詰まってしまうのである。各播種
の円板刃ですら非常に軟かい状態では回転を停止するた
め、泥落とし器が止まるならば切りくずが直ちに集積す
る。

従来の播種機が作物残余に播種する新しい技術に十分対
応し得ないことは明らかであり、この問題をさまざまな
方法で解決することが試みられている。ダグラスＰ。ブ
ラウンおよびドナルドＲ，ペックによる米国特許第４８
１７７３２号は本発明に用いられたものに類似したクモ
形輪（５ｐｉｄｅｒ　ｗｈｅｅｌ）を提案しているが、
これは特に小さな種子および／または卒剤を耕作済みの
土壌へ入れるために開発されたものである。

特にホワードＤ、マーティンの米国特許第４７８５８９
０号においては、クモ形輪から成る装置が提案されてい
るが、これは切りくずを排除することにより従来の播種
機の進行を容易にするものであり、それによ咬もちろん
前記の詰まり傾向が低減されるであろう。

他の試みは強力な多重刃形成の条播機であるが、切りく
ずを排除するために従来の播種機ユニットの前に取り付
けられたうね立て器も、またみそ付きの刃装置も十分な
効果を上げていない。これらの機械は高価であり、また
は複雑であり、さらに湿った状態ないしは固い状態でも
、あるいはかなりの表面くずがある場合にも作業性能が
劣悪である。

発明者の見解では、これらの機械のいずれも問題の半分
しか解決していないのであり、求められているのは目的
に合わせて新たに設計および製作される保存耕耘用播種
機なのである。すなわち、それは前記の問題、つまり切
りくずへの播種という問題に対処するだけでな（、固く
耕作され【いない表面にも効果的に貫“入できると同時
に、切りくず層の下に正確に播種することができる播種
機でなければならない。

さらに、発明者は播種を含む保存耕耘における作業速度
の問題についても取り組んだ。従来の播種機は、播種速
度が増すにつれて、精度が下がり、また故障や破損を生
じがちである。本発明の播種機は、現在常用されている
機械よりもはるかに高い速度で効率よく稼動するように
設計されている。

本発明は、一般に「ガング耕耘機」として周知の回転式
中耕機に採用されているものと同じ、あるいは類似のひ
とつまたはそれ以上のクモ形輪つまり回転刃を利用し【
いる。

この播種機ユニットは、クモ形輪の回転が回板刃と土と
の完全なかみ合いにより確保されるため、極端な条件下
でも故障しないことが判明した。これは、刃とクモ形輪
の横に取り付けられた固定除草づめとの間の自動浄化作
用によりもたらされる。クモ形輪により形成される浅い
斜行みぞの形状のくぼみへ落下する種子流が常に制御さ
れるため、「盛り上落下」作用が生じる。みぞの底まで
落下しなかった種子は種々の深さに位置することになる
が、それにより土壌の表面状態にかかわらずある程度の
種子が最適の発芽深さに達することができる。

したがって、本発明に基づく播種機は枠体と、該枠体を
従来のけん引刃物棒に取り付ける装置と、前記枠体に取
り付けられ、また走行方向に対して適切な角度を持ち、
ひとつまたはそれ以上の土切り装置を装着したシャフト
と、枠体に取りけけられ、土切り装置の回転面の横に平
行に位置して該装置と協同するひとつまたはそれ以上の
除草づめと、土切り装置に隣接して土切りの深さを調節
するように枠体に取り付けられた垂直に調節可能な地表
接触部材と、種子を一般に土切り装置の後方に播くと共
に適切な種子への土かぶせ装置と協同するように配置さ
れた播種装置との共同動作を以てなる。

本発明の理解をさらに深めるために、ひとつの好ましい
実施例が添付の概略図に関連して以下に詳しく説明され
る。

第１図は、本発明に基づく播種機の右後方からの側面図
である。

第２図は、左後方からの播種機の側面図であるＯ 第３図は、上方からの播種機の全体図である。

本発明のひとつの好ましい実施態様に関する以下の説明
においては、該説明は発明的コンセプトを限定するもの
として解釈されるべきではない。同じ参照数字は、各図
面における同一部品に関するものとして使用される。

全体の図面に言及するならば、参照数字１０は横丁番１
４のまわりを旋回する従来のけん引刃物棒１２に道具を
装着させる枠体を示している。調節可能なばね１６が設
けられているが、これは刃物棒１２と枠体１０との間で
地面とのかみ合いを高める下向力をもたらす。ばね１６
は、播種機が標準の三点連結とは異なる泥棒に取り付け
られる時には、昇降アーム（図示せず）と協同して作用
することができる。

枠体１０は自由回転シャフト（図示せず）を担持してい
るが、これは軸受１８により支持されており、さらに本
例ではクモ形輪つまり回転中耕刃２０を具備している。

この刃は地面とかみ合い、作動時には一連の斜行みぞを
狭い区域２２に作るが、これらのみその中に種子が播か
れる。クモ形輪２０に隣接するのが固定された除草づめ
２４であり、これはクモ形輪２０の回転から生じる切り
くずの堆積を排除する◇従動の種子供給装置２６は一般
にユニットの上方に設けられる従来の何らかの種子供給
機構（図示せず）から可撓チューブ（図示せず）を介し
て種子を受は入れるが、種子はクモ形輪２０と種子への
土かぶせ輪２８との間の区域２２に播かれる。種子供給
装置２６は軸３０のまわりを自由に旋回できるが、下方
には除草づめ２４により制約されている。ばね３２は、
変形可撓おおい板３４が切り土の表面に沿って従動する
際に跳ねあがるのを阻止するための軽い下向力をもたら
す。可撓おおい板３４は湯上の付着を阻止すると共に、
地表面に近接して残存する切りくずの塊り上の上にまた
がることにより、衝撃時の種子の散乱を最少とする。

種子への土かぶせ用転圧輪２８は、軸３６の丁番のまわ
りに枠体１０から引きずられる簡単かつ有用な装置であ
る。輪２８は傾いて播種機の走行方向に進むため、処理
区域２２の側へクモ形輸２０によりうね上げされがちの
土がおあい板３４の間に落下する種子の上にもどされる
。

下向力は、現場状況に適合するように、調節式のばね３
８により惹起される。

そりのように作用する地表接触装置４０が設置されてい
るが、これは垂直に調整でき、またクモ形輪２０により
行われる地面切削の深さを制御する。この部品は、長期
の表面接触により摩耗したならば、容易にか・り安価に
交換される。

この角度を持つ「スキー形状」装置４０はあらゆる表面
に容易に接触し、また播種における通常速度をはるかに
超える速度でも十分な播種深さを保証するため、使用に
おいてきわめて有効であることが判明した。先が上方に
曲がった部分４０ａは、播種機がまだ地面と接触してい
る時にたまたま後退しても、播種機が損傷されることを
回避する。

ここに説明した播種機の有効性は、その相対的な設計簡
易性と相まって現行技術における顕著な進歩を構成する
ように組み合わされると確信される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に基づく播種機の右後方からの側面図
である。 第２図は、左後方からの播種機の側面図である。 第３図は、上方からの播種機の全体図である。 １０・・・枠体、１２・・・けん引刃物棒、１４・・・
横丁番、ｉ６・・・調節用ば・ね、１８・・・軸受、２
０・・・クモ形輪、２２・・・狭い区域、２４・・・除
草づめ、２６・・・種子供給装置、２８・・・種子への
土かぶぜ用転圧輪、３０・・・軸、３２・・・ばね、３
４・・・可撓おおい板、３６・・・軸、３Ｂ・・・調節
用ばね、４０・・・スキー状装置、４０ａ・・・先が上
方Ｇこ曲がった部分手 続 補 正 書

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、従来のけん引刃物棒に取り付けられるように適合し
   た枠体と、前記枠体に取り付けられ、また走行方向に対
   して適切な角度を持ち、ひとつまたはそれ以上の土切り
   装置を装着したシヤフトと、枠体に取り付けられ、土切
   り種子の回転面の横に平行に位置して該装置と協同する
   ひとつまたはそれ以上の除草づめと、土切り装置に隣接
   して土切りの深さを調節するように適合して枠体に取り
   付けられた垂直に調節可能な地表接触部材と、種子を一
   般に土切り装置の後方に播くと共に適切な種子への土か
   ぶせ装置と協同するように配置された播種装置との共同
   動作を以て成る播種機。 ２、ひとつまたは複数の土切り装置が多刃クモ形輪の形
   式をとることを特徴とする請求項１記載の播種機。 ３、本質的に多刃クモ形輪の形式の単一土切り装置のみ
   を有する請求項２記載の播種機。 ４、それらの前端において播種機の枠体に取り付けられ
   た固定部材から成り、また多刃クモ形輪の両側に近接し
   、稼動時には堆積物がクモ形輪の刃から排除されるよう
   に後方に延びる除草づめを特徴とする請求項２記載の播
   種機。 ５、垂直に調節可能な地表接触部材がそりの方式で地表
   にかぶさるように適合した「スキー状」装置から成るこ
   とを特徴とする請求項１記載の播種機。 ６、いずれかの従来の種子計量および供給装置と連結し
   て使用される請求項１記載の播種機。 ７、種子への土かぶせ装置が空気圧式転圧輪から成る請
   求項１記載の播種機。 ８、枠体と播種機を装着している刃物棒との間、または
   枠体と種子への土かぶせ装置との間、または枠体と種子
   供給装置ないしは前記のすべての組合わせとの間におい
   て作用することを求められる下向力を提供するための付
   加的な調節可能なバイアス装置を有する請求項１記載の
   播種機。 ９、播種装置が、地面と接触するように配設され、湿土
   の付着を最少にすると共に正確な播種を保証する変形可
   撓なおおい板を有することを特徴とする種子滑走装置を
   含む請求項１記載の播種機。