JPH0218933Y2 - - Google Patents

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JPH0218933Y2
JPH0218933Y2 JP1984027420U JP2742084U JPH0218933Y2 JP H0218933 Y2 JPH0218933 Y2 JP H0218933Y2 JP 1984027420 U JP1984027420 U JP 1984027420U JP 2742084 U JP2742084 U JP 2742084U JP H0218933 Y2 JPH0218933 Y2 JP H0218933Y2
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plug
contact
outlet
protective cover
contact terminal
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JP1984027420U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンセントに接続し、コードを介し
て電動工具、電気機器等に電気を伝導するための
プラグの改善に関する。
従来のプラグは接触端子の先端部が露出した構
造であり、コンセントへの挿脱時、互の接触端子
の先端が接触した状態であれば電気はプラグ側に
伝導される。したがつて、この状態においてはプ
ラグの接触端子はかなり露出しており、この露出
部に誤つて指先を触れた場合、或いは、接続状態
が不完全で若干の露出部が残存し、この露出部に
導体が接触した場合等、感電、火災事故の起こる
おそれがあり、特に、電圧が200Vの場合、また、
100Vであつても幼児が触れた場合等には大きな
災害が生ずる懸念があつた。又特に、コンセント
に完全に接続しても事後何らかの原因により、例
えばプラグやそのコード等に誤つて手を触れる等
により、プラグがコンセントから抜け落ちる事故
が発生したり、プラグがコンセントから若干抜け
出しその接触端子が露出してしまいこの面からも
上述の感電、火災事故の懸念が指摘されていた。
本考案は上述の事情に鑑みなされたもので、コ
ンセントに接続し、コードを介して電動工具、電
気機器等に電気を伝導するためのプラグにおい
て、該プラグにおけるプラグ本体から突設された
接触端子の回りに、常態において、前記接触端子
の先端と略一致するようその先端が位置し、かつ
その基端部と上記プラグ本体の底部間に介装され
たスプリングにより、前記接触端子の前記コンセ
ントへの挿脱時における差し込み量に応じて進退
動可能に構成した保護カバーを設けてなる。そし
て該保護カバーは基端部に一対の係合突起を備
え、該係合突起は前記プラグ本体の側壁にそれぞ
れ穿設された係合孔に係合可能とされ、かつ該係
合突起と該係合孔とは、このプラグそしてその前
記接触端子が前記コンセントに完全に接続され、
該保護カバーの前面板等の先端が後退して前記プ
ラグ本体の前端壁等に当接した際、係合する位置
関係に配されている。もつて本考案は、プラグの
状態が如何なる場合にあつても、接触端子の露出
部の回りは保護カバーによつて覆われているよう
成し、コンセントへの挿脱時等、特別の配慮を払
わなくとも指先等が、直接接触端子に触れること
を完全に防止し、また、導体が直接接触端子に接
触することをも阻止し、指先、導体等が露出部に
接触することにより発生していた災害を完全に防
止することが可能であり、特に、介装されたスプ
リングの付勢力によりコンセントから抜け落ちた
り若干抜け出して接触端子が露出したりすること
がなく、安全性に優れたプラグを提案するを目的
としたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図および第2図において、1はプラグ、2
は分割可能に構成された本体である。3,3は本
体2の前端側にそれぞれの先端部が所定の長さ突
出し対峙するように配設された接触端子であり、
これらの接触端子3,3は適宜係止手段(図示せ
ず)を介して本体2に係止されている。4はコー
ドであり、このコード4は一端を電動工具、電気
機器等(図示せず)に接続し、他端先端部をコー
ド挿通孔5を嵌通して本体2内に臨ませ、それぞ
れの接触端子3,3の基端部と取付ビス6,6を
介して接続されている。7はプラスチツク材等の
絶縁材で形成されていた蓋状の保護カバーであ
り、この保護カバー7は以下の如く構成されてい
る。
すなわち、本体2の前端壁における両接触端子
3,3の回りに両接触端子と離間して形成された
正面略方形のガイド孔8に遊嵌するよう形成され
た周壁9を備え、かつ、その先端に設けられた前
面板10における接触端子3,3に対応する位置
には、接触端子3,3の断面形状より若干大きな
相似形の摺動孔11,11が形成されており、保
護カバー7はガイド孔8、摺動孔11,11に案
内され進退動可能に設けられている。12,12
は互いの接触端子3,3の外側面に対応して位置
する周壁9の側壁外側面における基端部の幅方向
の略中心位置にそれぞれ突設された一対の係合突
起である。13,13は係合突起12,12を設
けた側壁面の開口基端における幅方向の略中心位
置と本体2の底部間にその中心が壁面の中心線の
延長線上に略一致して位置するよう取付部材1
4,14を介して介装されたスプリングであり、
これらのスプリング13,13により常時保護カ
バー7の前面板10と接触端子3,3の先端が略
一致して位置するよう構成されている。15,1
5は係合突起12,12に対向する本体2の側壁
中央部に形成された凹部16,16の底部にそれ
ぞれ穿設された係合孔であり、この係合孔15,
15は保護カバー7がスプリング13,13の付
勢力に抗して退動し、前面板10が本体2の前端
壁に当接した状態において係合突起12,12が
係合する(第1図仮想線)位置関係に設けられて
いる。
以上の実施例によれば、常態において接触端子
3,3の露出部を覆う態様に位置している保護カ
バー7はプラグ1のコンセント(図示せず)への
挿入量に応じてスプリング13,13の付勢力に
抗して退動するため、接続時、その過程において
接触端子3,3は露出する状態となることはな
い、また、完全に接続された状態において、係合
突起12,12が係合孔15,15に係合し、保
護カバー7の前面板10が本体2の前端壁に当接
した状態を保持するため、スプリング13,13
の付勢力によりプラグ1がコンセント(図示せ
ず)から抜け落ちることはなく、又若干抜け出し
てその接触端子3,3が露出したりするようなこ
ともない。次に、接続状態にあるプラグ1を外す
際には、指先により両係合突起12,12を押し
込みながらプラグ1を僅かに引き抜くことにより
保護カバー7は係合状態を解除され、プラグ1の
抜き外し量に応じてスプリング13,13の付勢
力により常態に復元するよう移動するため、抜き
出しの過程において接触端子3,3が露出するこ
とはない。
なお、上述の実施例においては、両接触端子
3,3の露出部の回りを完全に囲うよう一体的に
構成した周壁9を有する保護カバー7について説
明したが、保護カバーはこれに限定されるもので
はなく、例えば、断面略コ字形状の側壁を備えた
一対の保護カバーにより両接触端子のそれぞれの
外側面および両側端面を覆うよう設ける構成であ
つてもよい。
以上、本考案のプラグについて、その構成なら
びに作用について説明したが、本考案はこれに限
定されるものではなく、その要旨を変更しない範
囲において任意に設計変更が可能である。
本考案は、以上述べたところにより明らかなよ
うに、請求の範囲に記載のとおりの構成であるの
で、コンセントへの挿脱時等、特別の配慮を払わ
なくとも指先等が直接接触端子に触れることはな
く、また、導体が接触端子に接触することも防止
することができるようになつたため、指先、導体
等が接触端子に直接触れることにより発生してい
た災害を完全に防止することができる。そして特
に、完全に接続した後介装されたスプリングの付
勢力により、又プラグやそのコード等に誤つて手
を触れたりすることが加わる等により、プラグが
コンセントから抜け落ちたりする事故も一掃され
る。更にプラグがコンセントから若干抜け出しそ
の接触端子が露出するようなこともなく、この面
からも上述の災害が防止される。もつて安全性の
向上に大いに寄与することが可能になる等、その
有する効果は顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は一部破断正面図、第2図は側面図である。 図中1はプラグ、2は本体、3は接触端子、4
はコード、5はコード挿通孔、6は取付ビス、7
は保護カバー、8はガイド孔、9は周壁、10は
前面板、11は摺動孔、12は突起、13はスプ
リング、14は取付部材、15は係合孔、16は
凹部、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンセントに接続し、コードを介して電動工
    具、電気機器等に電気を伝導するためのプラグに
    おいて、該プラグにおけるプラグ本体から突設さ
    れた接触端子の回りに、常態において、前記接触
    端子の先端と略一致するようその先端が位置し、
    かつその基端部と上記プラグ本体の底部間に介装
    されたスプリングにより、前記接触端子の前記コ
    ンセントへの挿脱時における差し込み量に応じて
    進退動可能に構成した保護カバーを設けてなり、 該保護カバーは基端部に一対の係合突起を備
    え、該係合突起は前記プラグ本体の側壁にそれぞ
    れ穿設された係合孔に係合可能とされ、かつ該係
    合突起と該係合孔とは、前記接触端子が前記コン
    セントに完全に接続され該保護カバーの先端が後
    退して前記プラグ本体の前端に当接した際、係合
    する位置関係に配されていること、 を特徴とするプラグ。
JP2742084U 1984-02-29 1984-02-29 プラグ Granted JPS60141077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2742084U JPS60141077U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2742084U JPS60141077U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60141077U JPS60141077U (ja) 1985-09-18
JPH0218933Y2 true JPH0218933Y2 (ja) 1990-05-25

Family

ID=30524356

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JP2742084U Granted JPS60141077U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 プラグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5483438B2 (ja) * 2010-08-25 2014-05-07 中国電力株式会社 可動絶縁キャップ付y端子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101891A (ja) * 1974-01-10 1975-08-12
JPS5221908U (ja) * 1975-08-05 1977-02-16

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JPS50101891A (ja) * 1974-01-10 1975-08-12
JPS5221908U (ja) * 1975-08-05 1977-02-16

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JPS60141077U (ja) 1985-09-18

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