JPH02183017A - 地すべり計 - Google Patents

地すべり計

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JPH02183017A
JPH02183017A JP345889A JP345889A JPH02183017A JP H02183017 A JPH02183017 A JP H02183017A JP 345889 A JP345889 A JP 345889A JP 345889 A JP345889 A JP 345889A JP H02183017 A JPH02183017 A JP H02183017A
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JP
Japan
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measurement
measuring
tubes
landslide
tube
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Nobuhiro Nagatomo
信宏 永友
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地表面における地す
べりの状態を観測するために使用される計測器に関する
ものである。
(従来技術) わが国の自然斜面の災害には、崖くずれ
と地すべりとがあり、両者の根本的差異はその発生する
規模と勾配とにあるといわれている。
また、傾斜崩壊の規模を決定する要因は、その厚さにあ
り、崖くずれが2〜3mであるのに対して地すべりでは
平均して18.5mという値になっている。このため、
地すべりによる被害は大きく、この地すべりによる被害
を未然に防ぐためにも、これを正確に予知することが必
要である。
従来、このような地すべりの前兆を観測する代表的な計
測器としては、孔内伸縮計と孔内傾斜計とがある。孔内
伸縮計は、計測ワイヤの一端をポーリング孔の孔底に固
定し、その他端を地上に引き出して、地すべり面の動き
によって前記計測ワイヤが地中に引き込まれていく様子
を観測するものである。
また、孔内傾斜計は、ポーリング孔内にガイドパイプを
挿入し、このガイドパイプに沿って1頃斜計を上下運動
させることによってガイドパイプの曲がりを観測するも
のである。そして、ガイドパイプの曲がりの著しい位置
が地すべり面として推定される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来の
地すべり計のうち孔内伸縮計においては、地すべり面の
ずれ量を観測することはできるが、その地すべり面がど
のくらいの深さの所に存在しているかは観測できないと
いう欠点がある。
一方、孔内傾斜計においては、地すべり面の深度を観測
することはできるが、その地すべり面のずれ量は観測で
きないという欠点がある。
本発明は、従来技術の上記のような欠点に鑑み、地すべ
り面の深度及びずれ量を同時に観測することができる地
すべり計を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明では、
地すべり計を、複数の測定管と、該複数の測定管の内部
に設けられた複数の計測ワイヤ挿通孔と、各測定管に固
定された固有の計測ワイヤとから構成し、前記複数の測
定管を連結していくに際して、前記固有の計測ワイヤを
上部に位置するすべての測定管の計測ワイヤ挿通孔に挿
通させていくようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は本発明に係る地すべり計を設置した状態を示す
正面図、第2図は測定管の斜視図、第3図は測定管の連
結状態を示す縦断面図、第4図は測定管の接触面がずれ
た状態を示す一部破断面図、第5図は地すべりの状態を
示す正面図である。
第1図に示すように、本発明に係る地すべり計Aは、測
定管1を複数本連結することにより構成されている。
第2図、第3図に示すように、上記測定管1は、外筒2
と、該外筒2に嵌挿された略円柱状の測定体3とから成
っている。測定体3は、その上下両面が階段状に形成さ
れている。尚、この上下両面の階段状部分は、2本の測
定体3を連結させたときに、この2本の測定体3が直線
状をなすように、形成されている(第3図参照)。ここ
で、測定体3上面の階段状部分を形成している各水平面
を低い方から順に4a、4b、4c、4d、4eとする
。水平面4a、4eには、固定ワイヤ挿通孔5a、5e
がそれぞれ穿設されており、該固定ワイヤ挿通孔5a、
5eは測定体3の軸線に平行に貫通されている。この固
定ワイヤ挿通孔5a、5eは、測定管1を順次連結する
に際して、固定ワイヤ6a、6eを挿通させるためのも
のである。固定ワイヤ挿通孔5a、5eの下端部はラッ
パ状に形成されており、該固定ワイヤ挿通孔5a、5e
に挿通させた前記固定ワイヤ6a、6eの下端を団子状
にすることにより、固定ワイヤ6a、6eを抜は止めす
ることができるようにされている。
また、前記水平面4a、4b、4c、4dには、計測ワ
イヤ挿通孔7が複数穿設されており、該計測ワイヤ挿通
孔7は測定体3の軸線に平行に貫通されている。計測ワ
イヤ挿通孔7の下端部はラッパ状に形成されており、該
計測ワイヤ挿通孔7に挿通させた計測ワイヤ8の下端を
団子状にすることにより、計測ワイヤ8を抜は止めする
ことができるようにされている。各測定体3に穿設され
た計測ワイヤ挿通孔7には、その1本に固有の計測ワイ
ヤ8を挿通させて抜は止め固定するようにされており、
残りの計測ワイヤ挿通孔7には、下方に連結される他の
測定管1に固有の計測ワイヤ8を挿通させるようにされ
ている。また、測定体3には、その上下外周部に段差部
9a、9bが設けられており、これにより測定体3の上
下外周部と外筒2内壁との間に溝10a、10bが形成
されるようにされている。測定管1を連結するに際して
は、この連結部にゴミ等が入り込まないようにビニルシ
ート等により連結部を被覆するとよいが、前記溝IQa
、10bはこのビニールシート等の両端部を嵌着させて
固定するためのものである。尚、測定体3の上下両面を
、前述のように階段状に形成したのは、連結した2本の
測定管1の接触面に剪断応力が働きその接触面が相対的
に逆方向に滑動した場合に、計測ワイヤ8同志が互いに
接触しないようにするためである(第4図参照)、また
、各測定管1に固定された計測ワイヤ8は、色分けする
ことによって識別可能な状態にされている。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、地すべりの観測を行うべき場所にポーリング孔1
)を穿つ。そして、該ポーリング孔1)に順次測定管1
を挿入していく。ここで、固定ワイヤ6a、6eの一端
部は、前記ポーリング孔1)の深要部に挿入される測定
管1の下端部で抜は止めされ、その他端部は、上部に順
次連結される他の測定管1の固定ワイヤ挿通孔5a、5
eに次々と挿通されていく、また、各測定管1の計測ワ
イヤ挿通孔7に挿通され、該計測ワイヤ挿通孔7の下端
部で抜は止めされている固有の計測ワイヤ8は、上部に
順次連結される他の測定管lの計測ワイヤ挿通孔7に次
々と挿通されていき、最上部に位置する測定管1の上端
から引き出される。
すべての測定管1をポーリング孔ll内に挿入し終えた
ら、地すべり計Aを安定させるために、ポーリング孔1
)の孔壁と測定管1の外壁との間に砂を充填させる。最
後に、最上部に位置する測定管1の上端から引き出され
た各計測ワイヤ8を、地上に設置された伸縮測定器12
に接続させれば、地すべり計への設置が完了する(第1
図参照)。
上述のようにして地すべり計Aを設置して、地すべりの
状態を観測する。第5図に示すように、例えば上から6
番目に位置している測定管1 (長さは既知)よりも下
方に位置する測定管1に固有の計測ワイヤ8 (色分け
によって識別可能)が地中に引き込まれていく様子(矢
印口)が観測されたならば、その引き込み量によってす
べり面13のずれ量(1)を知ることができ、同時にす
べり面13の深度(L)も知ることができる。
(発明の効果) 本発明では、地すべり計を以上のよう
に構成したので、すべり面のずれ量だけではなく、すべ
り面がどのくらいの深さの所に存在しているかをも観測
することができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る地すべり計を設置した状態を示す
正面図、第2図は測定管の斜視図、第3図は測定管の連
結状態を示す縦断面図、第4図は測定管の接触面がずれ
た状態を示す一部破断面図、第5図は地すべりの状態を
示す正面図である。 1・・・・測定管   2・・・・外筒3・・・・測定
体   7・・・・計測ワイヤ挿通孔8・・・・計測ワ
イヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の測定管と、該複数の測定管の内部に設けら
    れた複数の計測ワイヤ挿通孔と、各測定管に固定された
    固有の計測ワイヤとからなり、前記複数の測定管を連結
    していくに際して、前記固有の計測ワイヤを上部に位置
    するすべての測定管の計測ワイヤ挿通孔に挿通させてい
    くようにしたことを特徴とする地すべり計。
JP345889A 1989-01-09 1989-01-09 地すべり計 Granted JPH02183017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP345889A JPH02183017A (ja) 1989-01-09 1989-01-09 地すべり計

Applications Claiming Priority (1)

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JP345889A JPH02183017A (ja) 1989-01-09 1989-01-09 地すべり計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02183017A true JPH02183017A (ja) 1990-07-17
JPH0517334B2 JPH0517334B2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=11557880

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JP345889A Granted JPH02183017A (ja) 1989-01-09 1989-01-09 地すべり計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228404A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Erumekku Denshi Kogyo Kk 地滑り検出システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228404A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Erumekku Denshi Kogyo Kk 地滑り検出システム
JP4636217B2 (ja) * 2001-02-05 2011-02-23 エルメック電子工業株式会社 地滑り検出システム

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JPH0517334B2 (ja) 1993-03-08

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