JPH0217590B2 - - Google Patents

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JPH0217590B2
JPH0217590B2 JP3207980A JP3207980A JPH0217590B2 JP H0217590 B2 JPH0217590 B2 JP H0217590B2 JP 3207980 A JP3207980 A JP 3207980A JP 3207980 A JP3207980 A JP 3207980A JP H0217590 B2 JPH0217590 B2 JP H0217590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
dye
sulfatoethylsulfone
sulfonic acid
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP3207980A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS56128378A (en
Inventor
Takashi Omura
Masaki Sunami
Katsumasa Ootake
Yasuo Tezuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP3207980A priority Critical patent/JPS56128378A/en
Publication of JPS56128378A publication Critical patent/JPS56128378A/en
Publication of JPH0217590B2 publication Critical patent/JPH0217590B2/ja
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【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はセルローズ系繊維を灰色から黒色に染
色する方法に関する。更に詳しくは、本発明は、
遊離酸の形で下記一般式() (式中、R1、R2は各々、水素原子またはC14
のアルキル基、Yは弗素原子または塩素原子、n
は0または1を表わす。環Aはベンゼン環または
ナフタリン環を表わし、これらはニトロ基および
スルホン酸基から選ばれる置換基を有することが
できる。Mはクロム()イオンまたはコバルト
()イオン、Xは式―SO2CH2CH2Cl、―
SO2CH=CH2、―SO2CH2CH2OSO3H、―
SO2CH2CH2OSO3H2、または―N(R3
SO2CH2CH2OSO3Hの基、R3は水素原子、メチ
ル基またはエチル基を表わす。環Bは、X以外に
低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素原子、
臭素原子、スルホン酸基およびカルボン酸基から
選ばれる1もしくは2個の置換基で置換されてい
てもよいベンゼン環、またはX以外に1個のスル
ホン酸基で置換されていてもよいナフタリン環を
表わす。) で示される染料を用いることを特徴とするセルロ
ーズ系繊維の染色法である。 ベンゼン系またはナフタリン系のジアゾニウム
化合物と1―ヒドロキシナフチルアミンスルホン
酸類とをカツプリングし、金属付与剤としてCr
()またはCo()を使用して得た1:2型金
属錯塩染料は、繊維材料を灰色から黒色に染色す
ることは既に知られている。そして該染料のう
ち、モノハロゲノトリアジニル基を有する染料は
反応染料としてよく知られている。しかしこれら
の反応染料は、一般に染色温度に高温を要し、ま
た吸尽染色適性に欠けるため捺染用に使用される
にすぎず、更に、得られた染色物の酸安定性が低
いという欠点を有しているため、実用的には決し
て充分とは言えなかつた。 一方、β―スルフアートエチルスルホニル基を
有する染料がいわゆるビニルスルホン型反応染料
として繊維材料の染色に適用されることは公知で
ある。しかし、β―スルフアートエチルスルホニ
ル基を有するアゾ系の灰色から黒色の反応染料に
よる染色物は、一般に塩素堅牢度が低く、水道水
に含まれる塩素による退色現象がしばしば問題と
なつている。 このようなことから、本発明者らは特に塩素堅
牢度がすぐれており、さらに充分な耐光堅牢度、
汗日光堅牢度をかねそなえた灰色から黒色のビニ
ルスルホン型反応染料を求めて鋭意検討を行なつ
た結果、前記一般式()で示される染料、すな
わち、反応基としてビニルスルホニル基またはそ
の前駆置換基と、モノクロルまたはモノフルオロ
トリアジニル基を有するジスアゾ染料がこれらの
条件に合致する灰色から黒色の染色物を与えるこ
とを見い出した。 また、本発明の染料は、前記のようなモノクロ
ルまたはモノフルオロトリアジニル基を有する反
応性染料の欠点をも解消できることを見い出し
た。 本発明において、セルローズ系繊維としてはた
とえば木綿、麻、ビスコース人絹、ビスコースス
フ等の天然あるいは再生セルローズ繊維をあげる
ことができる。 本発明の染色は、吸尽法の場合、炭酸ソーダ、
第三リン酸ソーダ、苛性ソーダ等の酸結合剤の存
在下に芒硝または食塩を加えた染浴で比較的低い
温度で行なわれる。 捺染の場合には、たとえばアルギン酸ナトリウ
ム、澱粉エーテルのような糊料または乳化糊料お
よび炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ、第
三リン酸ソーダ、トリクロル酢酸性ナトリウムま
たは相当するカリウムもしくはアルカリ土類化合
物のようなアルカリ性またはアルカリを放出する
薬剤とともに、所望によつては例えば尿素のよう
な通常の捺染助剤または分散剤の添加のもとに繊
維上にほどこし、乾燥しそして特に水蒸気の存在
下で熱処理に付すことにより染色できる。 コールドバツチ染色の場合には、酸結合剤とし
て苛性ソーダ単独またはケイ酸ソーダ、炭酸ソー
ダもしくはリン酸ソーダを併用し、場合によつて
は芒硝または食塩を加え、所望によつては更に尿
素などの溶解剤あるいは浸透剤の添加のもとに常
温付近で、繊維上にパツドしロールに巻き上げ3
時間ないし一夜間おいた後、水染乾燥することに
より染色できる。 本発明の染料は、たとえば次のようにして製造
することができる。 一般式() (式中、n,R1は前記の意味を有する) で示される1―ヒドロキシナフチルアミンスルホ
ン酸化合物と、 一般式() (式中、Aは前記の意味を有する) で示されるジアゾニウム化合物をカツプリングさ
せ、次いで、クロム()塩あるいはコバルト
()塩を加えて70〜105℃に保ち、1:2型錯塩
染料とし、これと一般式() (式中、R2、BおよびXは前記の意味を有す
る) で示されるアミンを、一般式(V) (式中、Yは前記の意味を有する) で示される2,4,6―トリハロゲノ―s―トリ
アジンと任意の順序で縮合させることにより得ら
れる。 本発明において使用できる一般式()で示さ
れる1―ヒドロキシナフチルアミンスルホン酸化
合物としては、たとえば1―ヒドロキシ―8―ア
ミノナフタリン―3,5―または―3,6―ジス
ルホン酸、1―ヒドロキシ―7―アミノナフタリ
ン―3,6―ジスルホン酸、1―ヒドロキシ―6
―または―7―アミノナフタリン―3―スルホン
酸あるいは1―ヒドロキシ―6―または―7―N
―メチルアミノナフタリン―3―スルホン酸があ
げられる。 一般式()で示されるジアゾニウム化合物と
しては、たとえば6―ニトロ―1―ジアゾニオ―
4―スルホ―2―ナフトラート、4―または5―
ニトロ―1―ジアゾニオ―2―フエノラートがあ
げられる。 金属付与剤として用いるクロム()塩として
は、たとえば硫酸クロム、サリチル酸クロム、蟻
酸クロムまたは酸化クロムがあげられる。コバル
ト()塩としては、たとえば硫酸コバルト、酢
酸コバルトがあげられる。 一般式()で示されるアミンとしてはたとえ
ば、下記のものがあげらる。1―アミノベンゼン
―2―,―3―または―4―β―スルフアトエチ
ルスルホン、1―アミノベンゼン―3―β―ホス
フアトエチルスルホン、1―アミノ―4―メチル
ベンゼン―3―β―スルフアトエチルスルホン、
1―アミノベンゼン―3―β―クロルエチルスル
ホン、1―アミノ―4―メトキシベンゼン―3―
β―スルフアトエチルスルホン、1―アミノベン
ゼン―4―β―スルフアトエチルスルホン―2―
スルホン酸、1―アミノベンゼン―5―β―スル
フアトエチルスルホン―2―スルホン酸、1―ア
ミノベンゼン―5―β―スルフアトエチルスルホ
ン―2,4―ジスルホン酸、1―アミノナフタリ
ン―4―β―スルフアトエチルスルホン、1―ア
ミノ―2,5―ジメトキシベンゼン―4―β―ス
ルフアトエチルスルホン、1―アミノベンゼン―
4―β―スルフアトエチルスルホン―2―カルボ
ン酸、1―アミノベンゼン―5―β―スルフアト
エチルスルホン―2―カルボン酸、1―アミノ―
2―メトキシベンゼン―4―β―スルフアトエチ
ルスルホン、1―アミノ―2―クロルベンゼン―
4―β―スルフアトエチルスルホン、1―アミノ
―2―メトキシベンゼン―5―β―スルフアトエ
チルスルホン、2―アミノナフタリン―8―β―
スルフアトエチルスルホン、2―アミノナフタリ
ン―8―β―スルフアトエチルスルホン―6―ス
ルホン酸、1―アミノ―2,5―ジメトキシベン
ゼン―4―ビニルスルホン、1―アミノ―2―メ
トキシ―5―メチルベンゼン―4―β―スルフア
トエチルスルホン、1―アミノ―2,5―ジエト
キシベンゼン―4―β―スルフアトエチルスルホ
ン、1―アミノ―2―ブロムベンゼン―4―β―
スルフアトエチルスルホン、1―アミノ―2―ブ
ロムベンゼン―4―ビニルスルホン、1―アミノ
ベンゼン―5―ビニルスルホン―2,4―ジスル
ホン酸、1―アミノベンゼン―5―β―ホスフア
トエチルスルホン―2,4―ジスルホン酸、1―
アミノベンゼン―5―β―クロルエチルスルホン
―2,4―ジスルホン酸、2―アミノナフタリン
―8―β―ホスフアトエチルスルホン―6―スル
ホン酸、2―アミノナフタリン―8―ビニルスル
ホン―6―スルホン酸、1―アミミノ―2―メト
キシ―5―メチルベンゼン―4―β―クロルエチ
ルスルホン、2―アミノフエノール―4―β―ス
ルフアトエチルスルホン、1―アミノベンゼン―
3―または―4―ビニルスルホン、1―アミノ―
2―ヒドロキシベンゼン―4―β―スルフアトエ
チルスルホン、1―アミノベンゼン―5―ビニル
スルホン―2―スルホン酸、3―(N―メチル―
β―スルフアトエチルスルホニルアミノ)―1―
アミノベンゼン、3―(N―エチル―β―スルフ
アトエチルスルホニルアミノ)―1―アミノベン
ゼン、3―β―スルフアトエチルスルホニルアミ
ノ―1―アミノベンゼン、1―(N―メチルアミ
ノ)ベンゼン―2―3―または―4―β―スルフ
アートエチルスルホン、1―(N―メチルアミ
ノ)ベンゼン―3―β―ホスフアートエチルスル
ホン、1―(N―メチルアミノ)―4―メトキシ
ベンゼン―3―β―スルフアートエチルスルホ
ン、1―(N―メチルアミノ)ナフタリン―4―
β―スルフアートエチルスルホン、2―(N―メ
チルアミノ)ナフタリン―8――β―スルフアー
トエチルスルホン、1―(N―エチルアミノ)ベ
ンゼン―2―、―3―または―4―β―スルフア
ートエチルスルホン、1―(N―エチルアミノ)
ベンゼン―3―β―ホスフアートエチルスルホ
ン、1―(N―エチルアミノ)―4―メトキシベ
ンゼン―3―β―スルフアートエチルスルホン、
1―(N―エチルアミノ)ナフタリン―4―β―
スルフアートエチルスルホン、2―(N―エチル
アミノ)ナフタリン―8―β―スルフアートエチ
ルスルホン。 このようにして得られた本発明の染料は、従来
のβ―スルフアートエチルスルホニル基を有する
アゾ系の灰色から黒色の反応染料に比して、特に
塩素堅牢度、耐光堅牢度、汗日光堅牢度にすぐれ
ている。耐光、汗日光堅牢度にすぐれることは、
スポーツウエア等外装着の染色に好適である。ま
た本発明染料は、高い吸尽率を示すので、濃度の
高い染色物を得ることができるのみならず、染浴
中に残存する染料分もわずかであることから廃水
処理の面でも有利である利点を有する。 本発明においては特に1:2型クロム錯塩染料
と1:2型コバルト錯塩染料を混合することによ
つて色相的に好ましい染色物を得ることができ
る。 本発明染料に近似する染料として、たとえば特
公昭36―15632号公報には で示される染料が記載されている。 しかし、この染料を用いて得られた染色物の酸
安定性(試験法は染布を1%酢酸に30分浸漬後、
バースピロメータを使用して37±2℃の温度で
125g/cm2で6時間処理する)は、本発明染料染
色物に比して劣つており、さらに染色温度に高温
を要し、また吸尽染色適性が不満足であるという
欠点を有しているため、実用的には決して充分と
は言えない。 また本発明染料はウオツシユオフ性がすぐれて
おり、未固着染料の除去が簡単にできると言う大
きな利点を有している。 さらに本発明染料は吸尽染色において染色温
度、アルカリ剤、無機塩添加量、浴比を変化させ
ても影響を受けにくく、極めて再現性良く染色で
きると言う特異的な性能を有している。 次に本発明方法を実施例によつて説明する。 文中、部は重量部を表わす。 実施例 1 式(1) で示される染料0.3部を200部の水に溶解し芒硝20
部を加え、木綿10部を加えて50℃に昇温する。 ついで30分経過後、炭酸ソーダ4部を加え同温
度で1時間染色する。染色終了後、水洗、ソーピ
ングを行つて堅牢度の優れた帯縁灰色の濃度の高
い染色物を得た。 参考例 1 〔実施例1の染料(1)の合成例〕 1―ヒドロキシ―6―アミノナフタリン―3―
スルホン酸14.4部に2N―NaOH81部を加えて溶
解したところへ、6―ニトロ―1―ジアゾニオ―
4―スルホ―2―ナフトラート18.6部を加えて15
〜25℃で一晩撹拌する。塩酸でPH8.0〜8.5として
から、サリチル酸クロムをクロム分換算値で1.3
部加え、80〜85℃において約3時間保温し、この
間2N―NaOHを用いてPH8.0〜8.5を保つ。0〜5
℃に冷却後、塩化シアヌル8.9部を加え、20%炭
酸ソーダ水溶液を用いてPH5.5〜6.5に保ちつつ1
〜1.5時間撹拌する。引き続いて1―アミノベン
ゼン―3―β―スルフアートエチルスルホン13.6
部を加え20%炭酸ソーダ水溶液を加えてPH4〜6
に保ちつつ30〜35℃とし3〜4時間保温する。反
応終了後、PH5〜5.5に調整し、スプレー乾燥す
ると染料(1)を53.7部得た。 実施例 2 式(2) で示される染料を用いて、実施例1に記載の方法
で染色することにより堅牢度の優れた灰茶色の染
色物を得た。 実施例 3 式(1)の染料8部と式(2)の染料2部を配合し、そ
の内の0.8部を200部の水に溶解し芒硝20部を加
え、木綿10部を加えて50℃に昇温する。ついで30
分経過後、炭酸ソーダ4部を加え同温度で1時間
染色する。染色終了後、水洗、ソーピングを行つ
て、堅牢度の優れた黒色の染色物を得た。 実施例 4〜37 実施例1において染料(1)の代わりに下記4〜37
の染料を用いる他は同様に染色した。すぐれた堅
牢度を有する灰色〜黒色の濃度の高い染色物を得
た。 下記の染料はジアゾ成分〔前記一般式()〕=
A欄、カツプリング成分〔前記一般式()〕=B
欄、金属付与剤=C欄、2,4,6―トリハロゲ
ノ―s―トリアジン=D欄、アミン〔前記一般式
()〕=E欄並びに〔1:2型金属錯塩染料のセ
ルーズ材料上の色調〕=F欄により特徴づけられ
る。
The present invention relates to a method for dyeing cellulose fibers from gray to black. More specifically, the present invention includes:
The general formula below in the free acid form () (In the formula, R 1 and R 2 are each a hydrogen atom or C 1 to 4
an alkyl group, Y is a fluorine atom or a chlorine atom, n
represents 0 or 1. Ring A represents a benzene ring or a naphthalene ring, which may have a substituent selected from a nitro group and a sulfonic acid group. M is chromium () ion or cobalt () ion, X is the formula -SO 2 CH 2 CH 2 Cl, -
SO 2 CH=CH 2 , ―SO 2 CH 2 CH 2 OSO 3 H, ―
SO 2 CH 2 CH 2 OSO 3 H 2 or -N(R 3 )
In the SO 2 CH 2 CH 2 OSO 3 H group, R 3 represents a hydrogen atom, a methyl group or an ethyl group. In addition to X, ring B includes a lower alkyl group, a lower alkoxy group, a chlorine atom,
A benzene ring which may be substituted with one or two substituents selected from a bromine atom, a sulfonic acid group and a carboxylic acid group, or a naphthalene ring which may be substituted with one sulfonic acid group in addition to X. represent ) This is a method for dyeing cellulose fibers, which is characterized by using the dye shown in the following. A benzene-based or naphthalene-based diazonium compound and 1-hydroxynaphthylamine sulfonic acids are coupled, and Cr is used as a metallizing agent.
1:2 type metal complex dyes obtained using Co() or Co() are already known to dye textile materials from gray to black. Among these dyes, dyes having a monohalogenotriazinyl group are well known as reactive dyes. However, these reactive dyes generally require high dyeing temperatures and lack suitability for exhaust dyeing, so they are only used for textile printing.Furthermore, they have the disadvantage of low acid stability of the dyed products obtained. Therefore, it could never be said to be sufficient for practical purposes. On the other hand, it is known that dyes having a β-sulfatoethylsulfonyl group can be applied to dyeing textile materials as so-called vinylsulfone type reactive dyes. However, dyed products using azo gray to black reactive dyes having a β-sulfatoethylsulfonyl group generally have low chlorine fastness, and fading due to chlorine contained in tap water is often a problem. For these reasons, the present inventors have found that the chlorine fastness is particularly excellent, and furthermore, the light fastness is sufficient.
As a result of extensive research in search of a gray to black vinyl sulfone type reactive dye with sweat and sunlight fastness, we found that the dye represented by the above general formula (), i.e., a vinyl sulfonyl group or its precursor substituted as a reactive group. It has been found that disazo dyes having monochloro or monofluorotriazinyl groups give gray to black dyeings meeting these conditions. It has also been found that the dye of the present invention can overcome the drawbacks of reactive dyes having monochloro or monofluorotriazinyl groups as described above. In the present invention, examples of cellulose fibers include natural or regenerated cellulose fibers such as cotton, linen, viscose human silk, and viscose cotton. In the case of the exhaust method, the dyeing of the present invention uses soda carbonate,
It is carried out at relatively low temperatures in a dye bath containing mirabilite or common salt in the presence of an acid binder such as tribasic sodium phosphate or caustic soda. In the case of printing, pastes such as, for example, sodium alginate, starch ethers or emulsifying pastes, and sodium carbonate, bicarbonate, caustic soda, tribasic sodium phosphate, sodium trichloroacetate or the corresponding potassium or alkaline earth compounds are used. applied to the fibers together with alkaline or alkali-releasing agents, optionally with the addition of customary printing aids or dispersants, such as urea, dried and heat treated, especially in the presence of water vapor. It can be dyed by attaching it. In the case of cold batch dyeing, caustic soda alone or in combination with sodium silicate, soda carbonate, or sodium phosphate is used as an acid binder, and if necessary, mirabilite or common salt is added, and if desired, a dissolving agent such as urea is used. Alternatively, it is padded onto the fibers at room temperature with the addition of a penetrant and rolled up into a roll.
After leaving it for an hour or overnight, it can be dyed by drying with water. The dye of the present invention can be produced, for example, as follows. General formula () (In the formula, n and R 1 have the above-mentioned meanings.) A 1-hydroxynaphthylamine sulfonic acid compound represented by the general formula () (In the formula, A has the above meaning) is coupled with a diazonium compound, and then chromium () salt or cobalt () salt is added and maintained at 70 to 105°C to obtain a 1:2 type complex salt dye, This and the general formula () (In the formula, R 2 , B and X have the above-mentioned meanings.) (In the formula, Y has the above-mentioned meaning) It can be obtained by condensation with 2,4,6-trihalogeno-s-triazine shown in the following in any order. Examples of the 1-hydroxynaphthylamine sulfonic acid compound represented by the general formula () that can be used in the present invention include 1-hydroxy-8-aminonaphthalene-3,5- or -3,6-disulfonic acid, 1-hydroxy-7 -aminonaphthalene-3,6-disulfonic acid, 1-hydroxy-6
-or-7-aminonaphthalene-3-sulfonic acid or 1-hydroxy-6-or-7-N
-Methylaminonaphthalene-3-sulfonic acid. Examples of the diazonium compound represented by the general formula () include 6-nitro-1-diazonio-
4-sulfo-2-naphthrate, 4- or 5-
Nitro-1-diazonio-2-phenolate is mentioned. Examples of the chromium salt used as a metallizing agent include chromium sulfate, chromium salicylate, chromium formate, and chromium oxide. Examples of cobalt () salts include cobalt sulfate and cobalt acetate. Examples of the amine represented by the general formula () include the following. 1-aminobenzene-2-, -3- or -4-β-sulfatoethylsulfone, 1-aminobenzene-3-β-phosphatoethylsulfone, 1-amino-4-methylbenzene-3-β- sulfatoethyl sulfone,
1-aminobenzene-3-β-chloroethylsulfone, 1-amino-4-methoxybenzene-3-
β-sulfatoethylsulfone, 1-aminobenzene-4-β-sulfatoethylsulfone-2-
Sulfonic acid, 1-aminobenzene-5-β-sulfatoethylsulfone-2-sulfonic acid, 1-aminobenzene-5-β-sulfatoethylsulfone-2,4-disulfonic acid, 1-aminonaphthalene- 4-β-sulfatoethylsulfone, 1-amino-2,5-dimethoxybenzene-4-β-sulfatoethylsulfone, 1-aminobenzene-
4-β-sulfatoethylsulfone-2-carboxylic acid, 1-aminobenzene-5-β-sulfatoethylsulfone-2-carboxylic acid, 1-amino-
2-methoxybenzene-4-β-sulfatoethylsulfone, 1-amino-2-chlorobenzene-
4-β-sulfatoethylsulfone, 1-amino-2-methoxybenzene-5-β-sulfatoethylsulfone, 2-aminonaphthalene-8-β-
Sulfatoethylsulfone, 2-aminonaphthalene-8-β-sulfatoethylsulfone-6-sulfonic acid, 1-amino-2,5-dimethoxybenzene-4-vinylsulfone, 1-amino-2-methoxy- 5-methylbenzene-4-β-sulfatoethylsulfone, 1-amino-2,5-diethoxybenzene-4-β-sulfatoethylsulfone, 1-amino-2-bromobenzene-4-β-
Sulfatoethylsulfone, 1-amino-2-bromobenzene-4-vinylsulfone, 1-aminobenzene-5-vinylsulfone-2,4-disulfonic acid, 1-aminobenzene-5-β-phosphatoethylsulfone -2,4-disulfonic acid, 1-
Aminobenzene-5-β-chloroethylsulfone-2,4-disulfonic acid, 2-aminonaphthalene-8-β-phosphatoethylsulfone-6-sulfonic acid, 2-aminonaphthalene-8-vinylsulfone-6-sulfone Acid, 1-amino-2-methoxy-5-methylbenzene-4-β-chloroethylsulfone, 2-aminophenol-4-β-sulfatoethylsulfone, 1-aminobenzene-
3- or -4-vinylsulfone, 1-amino-
2-hydroxybenzene-4-β-sulfatoethylsulfone, 1-aminobenzene-5-vinylsulfone-2-sulfonic acid, 3-(N-methyl-
β-sulfatoethylsulfonylamino)-1-
Aminobenzene, 3-(N-ethyl-β-sulfatoethylsulfonylamino)-1-aminobenzene, 3-β-sulfatoethylsulfonylamino-1-aminobenzene, 1-(N-methylamino)benzene -2-3- or -4-β-sulfatoethylsulfone, 1-(N-methylamino)benzene-3-β-phosphateethylsulfone, 1-(N-methylamino)-4-methoxybenzene- 3-β-sulfatoethylsulfone, 1-(N-methylamino)naphthalene-4-
β-sulfatoethylsulfone, 2-(N-methylamino)naphthalene-8-β-sulfatoethylsulfone, 1-(N-ethylamino)benzene-2-, -3- or -4-β -Sulfatoethylsulfone, 1-(N-ethylamino)
Benzene-3-β-phosphatoethylsulfone, 1-(N-ethylamino)-4-methoxybenzene-3-β-sulfatoethylsulfone,
1-(N-ethylamino)naphthalene-4-β-
Sulfatoethylsulfone, 2-(N-ethylamino)naphthalene-8-β-sulfatoethylsulfone. The thus obtained dye of the present invention has particularly high chlorine fastness, light fastness, perspiration, sunlight, Excellent robustness. Excellent light fastness, sweat fastness and sunlight fastness
Suitable for dyeing external wear such as sportswear. Furthermore, since the dye of the present invention exhibits a high exhaustion rate, it is possible not only to obtain dyed products with high density, but also to have an advantage in terms of wastewater treatment since only a small amount of dye remains in the dye bath. has advantages. In the present invention, particularly by mixing a 1:2-type chromium complex dye and a 1:2-type cobalt complex dye, a dyed product with favorable hue can be obtained. As a dye similar to the dye of the present invention, for example, Japanese Patent Publication No. 36-15632 describes The dye shown is described. However, the acid stability of dyed products obtained using this dye (the test method is to immerse the dyed fabric in 1% acetic acid for 30 minutes,
at a temperature of 37 ± 2 °C using a bar spirometer.
(treated at 125 g/cm 2 for 6 hours) is inferior to the dye-dyed products of the present invention, and has the disadvantages of requiring a high dyeing temperature and having unsatisfactory exhaust dyeability. Therefore, it cannot be said to be sufficient in practical terms. Furthermore, the dye of the present invention has excellent wash-off properties, and has the great advantage that unfixed dye can be easily removed. Furthermore, the dye of the present invention has the unique ability to be hardly affected by changes in dyeing temperature, alkali agent, inorganic salt addition amount, and bath ratio during exhaust dyeing, and allows dyeing to be carried out with extremely high reproducibility. Next, the method of the present invention will be explained with reference to examples. In the text, parts represent parts by weight. Example 1 Formula (1) Dissolve 0.3 parts of the dye shown in 200 parts of water and add 20 parts of mirabilite.
1 part, add 10 parts of cotton, and raise the temperature to 50°C. After 30 minutes, 4 parts of soda carbonate is added and dyed at the same temperature for 1 hour. After dyeing, washing with water and soaping were performed to obtain a dyed product with excellent fastness and a high concentration of gray band edges. Reference example 1 [Synthesis example of dye (1) of Example 1] 1-Hydroxy-6-aminonaphthalene-3-
6-nitro-1-diazonio-
Add 18.6 parts of 4-sulfo-2-naphthrate to 15
Stir overnight at ~25 °C. After adjusting the pH to 8.0 to 8.5 with hydrochloric acid, add chromium salicylate to 1.3 in terms of chromium content.
The mixture is heated at 80 to 85°C for about 3 hours, and during this time the pH is maintained at 8.0 to 8.5 using 2N-NaOH. 0-5
After cooling to ℃, 8.9 parts of cyanuric chloride was added, and the pH was maintained at 5.5 to 6.5 using a 20% aqueous sodium carbonate solution.
Stir for ~1.5 hours. followed by 1-aminobenzene-3-β-sulfatoethylsulfone 13.6
Add 20% sodium carbonate aqueous solution to adjust the pH to 4-6.
Keep warm at 30-35℃ for 3-4 hours. After the reaction was completed, the pH was adjusted to 5 to 5.5 and spray-dried to obtain 53.7 parts of dye (1). Example 2 Formula (2) A gray-brown dyed product with excellent fastness was obtained by dyeing using the dye shown in the method described in Example 1. Example 3 8 parts of the dye of formula (1) and 2 parts of the dye of formula (2) were mixed, 0.8 part of them was dissolved in 200 parts of water, 20 parts of mirabilite was added, and 10 parts of cotton was added to give 50 parts of the dye. Increase temperature to ℃. Then 30
After a few minutes have elapsed, 4 parts of soda carbonate is added and dyed at the same temperature for 1 hour. After dyeing, washing with water and soaping were performed to obtain a black dyed product with excellent fastness. Examples 4 to 37 In Example 1, the following 4 to 37 were used instead of dye (1).
Dyeing was carried out in the same manner except that the following dye was used. A dense gray to black dyeing with excellent fastness properties was obtained. The following dyes have a diazo component [the above general formula ()] =
Column A, coupling component [the above general formula ()] = B
Column, metal imparting agent = Column C, 2,4,6-trihalogeno-s-triazine = Column D, amine [the above general formula ()] = Column E, and [color tone of 1:2 type metal complex dye on ceruse material ]=Characterized by column F.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 遊離酸の形で下記一般式 (式中、R1、R2は各々、水素原子またはC14
のアルキル基、Yは弗素原子または塩素原子、n
は0または1を表わす。環Aはベンゼン環または
ナフタリン環を表わし、これらはニトロ基および
スルホン酸基から選ばれる置換基を有することが
できる。Mはクロム()イオンまたはコバルト
()イオン、Xは式―SO2CH2CH2Cl、―
SO2CH=CH2、―SO2CH2CH2OSO3H、―
SO2CH2CH2OPO3H2または―N(R3
SO2CH2CH2OSO3Hの基、R3は水素原子、メチ
ル基またはエチル基を表わす。環Bは、X以外に
低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素原子、
臭素原子、スルホン酸基およびカルボン酸基から
選ばれる1もしくは2個の置換基で置換されてい
てもよいベンゼン環、またはX以外に1個のスル
ホン酸基で置換されていてもよいナフタリン環を
表わす。) で示される染料を用いることを特徴とするセルロ
ーズ系繊維の染色方法。
[Claims] 1 The following general formula in the form of a free acid: (In the formula, R 1 and R 2 are each a hydrogen atom or C 1 to 4
an alkyl group, Y is a fluorine atom or a chlorine atom, n
represents 0 or 1. Ring A represents a benzene ring or a naphthalene ring, which may have a substituent selected from a nitro group and a sulfonic acid group. M is chromium () ion or cobalt () ion, X is the formula -SO 2 CH 2 CH 2 Cl, -
SO 2 CH=CH 2 , ―SO 2 CH 2 CH 2 OSO 3 H, ―
SO 2 CH 2 CH 2 OPO 3 H 2 or -N(R 3 )
In the SO 2 CH 2 CH 2 OSO 3 H group, R 3 represents a hydrogen atom, a methyl group or an ethyl group. In addition to X, ring B includes a lower alkyl group, a lower alkoxy group, a chlorine atom,
A benzene ring which may be substituted with one or two substituents selected from a bromine atom, a sulfonic acid group and a carboxylic acid group, or a naphthalene ring which may be substituted with one sulfonic acid group in addition to X. represent ) A method for dyeing cellulose fibers, characterized by using a dye represented by:
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