JPH02173360A - マイクロメカニズム - Google Patents
マイクロメカニズムInfo
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- JPH02173360A JPH02173360A JP32824288A JP32824288A JPH02173360A JP H02173360 A JPH02173360 A JP H02173360A JP 32824288 A JP32824288 A JP 32824288A JP 32824288 A JP32824288 A JP 32824288A JP H02173360 A JPH02173360 A JP H02173360A
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Landscapes
- Micromachines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体プロセス技術であるリソグラフィによ
るパターン形成、エツチングによる材料除去、不純物ド
ープ、薄膜形成などの材料付加などをもちいて実現され
る微小な機械であるマイクロメカニズムに関するもので
ある。
るパターン形成、エツチングによる材料除去、不純物ド
ープ、薄膜形成などの材料付加などをもちいて実現され
る微小な機械であるマイクロメカニズムに関するもので
ある。
マイクロメカニズムは、例えば光情報機器分野における
微小光学系、バイオテクノロジーにおける微小部分の操
作、インテリジェント化された自動車、エレクトロニク
ス産業分野、微量試料をあつかう分析機器分野など、あ
らゆる産業に適用できるものである。
微小光学系、バイオテクノロジーにおける微小部分の操
作、インテリジェント化された自動車、エレクトロニク
ス産業分野、微量試料をあつかう分析機器分野など、あ
らゆる産業に適用できるものである。
従来の技術
近年、マイクロメカニズムに関する研究活動、紹介記事
が盛んである。−例をあげると「精密工学学会誌VOL
、54.No、9 1988.9Jがある。この学会誌
のP1630〜1634に掲載されていた従来のマイク
ロメカニズムの一例の概略構成図を第2図にしめす。
が盛んである。−例をあげると「精密工学学会誌VOL
、54.No、9 1988.9Jがある。この学会誌
のP1630〜1634に掲載されていた従来のマイク
ロメカニズムの一例の概略構成図を第2図にしめす。
第2図において、1は酸化シリコン、2は金薄膜、3は
シリコン基板である。以下、図面を参照しながら従来の
マイクロメカニズムの動作について説明する。
シリコン基板である。以下、図面を参照しながら従来の
マイクロメカニズムの動作について説明する。
第2図は一般に言う微小な片持ちはりであって、図面内
X方向に、たわみ、振動を発生ずることができる。した
がって、多方面に利用することのできるマイクl」メカ
ニズムである。
X方向に、たわみ、振動を発生ずることができる。した
がって、多方面に利用することのできるマイクl」メカ
ニズムである。
厚さ1.5μmの酸化シリコン1は、単独では真直に伸
張するが、第2図の場合、金薄膜2を蒸着したことによ
って残留応力で、蒸着側に大きく反り返っている。
張するが、第2図の場合、金薄膜2を蒸着したことによ
って残留応力で、蒸着側に大きく反り返っている。
さて、この微小片持ちはりの駆動方式であるが、一般に
は静電力を与える静電型、圧電素子を利用した圧電型が
用いられる。
は静電力を与える静電型、圧電素子を利用した圧電型が
用いられる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上述した従来のマイクロメカニズムでは
、マイクロメカニズムのうち、少なくとも一部が機械的
変位を発生ずることのできる微小加工部材の超精密加工
は実現できても、その微小加工部材の駆動方式に問題が
あった。
、マイクロメカニズムのうち、少なくとも一部が機械的
変位を発生ずることのできる微小加工部材の超精密加工
は実現できても、その微小加工部材の駆動方式に問題が
あった。
静電力を与える静電型の場合、駆動電圧として大電圧(
〜100V)が必要であるという欠点を有していた。−
例をあげると、膜厚11μm辺15mmの薄膜の場合、
40Vの電圧で約15μmのたわみ量しか得られないと
いう報告がある。
〜100V)が必要であるという欠点を有していた。−
例をあげると、膜厚11μm辺15mmの薄膜の場合、
40Vの電圧で約15μmのたわみ量しか得られないと
いう報告がある。
また、圧電素子を利用した圧電型の場合、縦効果型では
歪み量が全長の0.1%と小さいため問題である。バイ
モルフ型では、低電圧(〜5y)で比較的大きなたわみ
量が得られるが、2枚の異なる材料からなる圧電素子で
構成されるため、材料の選定を必要とすることが問題と
なる。
歪み量が全長の0.1%と小さいため問題である。バイ
モルフ型では、低電圧(〜5y)で比較的大きなたわみ
量が得られるが、2枚の異なる材料からなる圧電素子で
構成されるため、材料の選定を必要とすることが問題と
なる。
本発明は、少なくとも一部が機械的変位を発生すること
のできる微小加工部材を駆動するのに、駆動電圧として
大電圧を必要とせず、たわみ量が比較的大きく、材料の
選定、組合せを必要としないマイクロメカニズムを提供
するものである。
のできる微小加工部材を駆動するのに、駆動電圧として
大電圧を必要とせず、たわみ量が比較的大きく、材料の
選定、組合せを必要としないマイクロメカニズムを提供
するものである。
課題を解決するだめの手段
この目的を達成するために本発明の一フィクロメカニズ
ムは、シリコンを一例とする材料からなる基板ど、この
基板上に配置された半導体レーザ発光デツプと、半導体
レーザ発光チップから出射される発散光の略全光量が入
射する位置に配置され、基板と一体もしくは独立に構成
される微小厚めでかつ少なくとも一部が機械的変位を発
生することのできる微小加工部材とを用いて形成された
ことを特徴としている。
ムは、シリコンを一例とする材料からなる基板ど、この
基板上に配置された半導体レーザ発光デツプと、半導体
レーザ発光チップから出射される発散光の略全光量が入
射する位置に配置され、基板と一体もしくは独立に構成
される微小厚めでかつ少なくとも一部が機械的変位を発
生することのできる微小加工部材とを用いて形成された
ことを特徴としている。
作用
この構成によって、少なくとも一部が機械的変位を発生
ずることのできる微小加工部材を駆動するのに、駆動電
圧として大電圧を必要とせず、たわみ量が比較的大きく
、材料の選定1組合せを必要としないマイクロメカニズ
ムを実現できる。
ずることのできる微小加工部材を駆動するのに、駆動電
圧として大電圧を必要とせず、たわみ量が比較的大きく
、材料の選定1組合せを必要としないマイクロメカニズ
ムを実現できる。
実施例
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例におけるマイクロメ
カニズムの一実施例の概略構成図である。
明する。第1図は本発明の一実施例におけるマイクロメ
カニズムの一実施例の概略構成図である。
第1回において、1は酸化シリコン、2は金薄膜、3は
シリコン基板である。
シリコン基板である。
以上の構成要素は、第2図に示した従来例とまったく同
一である。4は半導体レーザ発光チップである。以下、
図面を参照しながら本実施例のマイクロメカニズムの動
作について説明する。
一である。4は半導体レーザ発光チップである。以下、
図面を参照しながら本実施例のマイクロメカニズムの動
作について説明する。
第1図は一般に言う2種類の異なる材料を接合して形成
される微小な片持ちはりであって、図面内X方向に、た
わみ、振動を発生ずることができる。したがって、多方
面に利用することのできるマイクロメカニズムである。
される微小な片持ちはりであって、図面内X方向に、た
わみ、振動を発生ずることができる。したがって、多方
面に利用することのできるマイクロメカニズムである。
半導体レーザ発光チップ4からは発散光が出射される。
この発散光の略全光量が入射する位置に配置され酸化シ
リコン1のはりの部分を配置しておく。(本実施例の場
合、金薄膜2に発散光が入射するが)、酸化シリコン1
と、金薄膜2とでば熱膨張係数が異なる。したがって、
半導体レーザ発光チップ4から出射される発散光の熱エ
ネルギーが、酸化シリコン1のはりの部分に与えられ、
この部分の温度が上昇すると、酸化シリコンと金薄膜と
いう2種類の異なる材料を接合して形成される微小な片
持ちはり全体は、図面内X方向に、たわみ、振動を発生
することができる。ここで、微小な片持ちはりは、3種
類以上複数の異なる材料で構成されてもよいことは言う
までもない。
リコン1のはりの部分を配置しておく。(本実施例の場
合、金薄膜2に発散光が入射するが)、酸化シリコン1
と、金薄膜2とでば熱膨張係数が異なる。したがって、
半導体レーザ発光チップ4から出射される発散光の熱エ
ネルギーが、酸化シリコン1のはりの部分に与えられ、
この部分の温度が上昇すると、酸化シリコンと金薄膜と
いう2種類の異なる材料を接合して形成される微小な片
持ちはり全体は、図面内X方向に、たわみ、振動を発生
することができる。ここで、微小な片持ちはりは、3種
類以上複数の異なる材料で構成されてもよいことは言う
までもない。
なお、本実施例では半導体レーザ発光チンプ4を個別の
構成要素としたが、半導体レーザ発光チップをシリコン
基板3と一体で形成されたモノリシンク構造のマイクロ
メカニズムであってもよい。
構成要素としたが、半導体レーザ発光チップをシリコン
基板3と一体で形成されたモノリシンク構造のマイクロ
メカニズムであってもよい。
この場合、マイクロメカニズムの用いられる環境変化に
対して、より安定した特性が得られるという効果がある
。
対して、より安定した特性が得られるという効果がある
。
さらに、本実施例では、微小加工部材として2種類の異
なる材料を接合して形成される微小な片持ちはりを例示
したが、微小加工部材は、基板と一体もしくは独立に構
成される微小厚みでかつ少なくとも一部が機械的変位を
発生することのできる微小加工部材であれば、片持ちは
りでなくとも、歯車、ダイヤフラム、弁、薄板などのい
かなる機械であってもよい。
なる材料を接合して形成される微小な片持ちはりを例示
したが、微小加工部材は、基板と一体もしくは独立に構
成される微小厚みでかつ少なくとも一部が機械的変位を
発生することのできる微小加工部材であれば、片持ちは
りでなくとも、歯車、ダイヤフラム、弁、薄板などのい
かなる機械であってもよい。
発明の効果
本発明は、シリコンを一例とする材料からなる基板と、
この基板上に配置された半導体レーザ発光チップと、半
導体レーザ発光チップから出射される発散光の略全光量
が入射する位置に配置され、基板と一体もしくは独立に
構成される微小厚めでかつ少なくとも一部が機械的変位
を発生することのできる微小加工部材とを用いて構成さ
れている。
この基板上に配置された半導体レーザ発光チップと、半
導体レーザ発光チップから出射される発散光の略全光量
が入射する位置に配置され、基板と一体もしくは独立に
構成される微小厚めでかつ少なくとも一部が機械的変位
を発生することのできる微小加工部材とを用いて構成さ
れている。
この構成によって、少なくとも一部が機械的変位を発生
することのできる微小加工部材を駆動するのに、駆動電
圧として大電圧を必要とせず、たわみ量が比較的大きく
、材料の選定、組合せを必要としないマイクロメカニズ
ムを実現できるものである。
することのできる微小加工部材を駆動するのに、駆動電
圧として大電圧を必要とせず、たわみ量が比較的大きく
、材料の選定、組合せを必要としないマイクロメカニズ
ムを実現できるものである。
カニズムの概略構成図である。
1・・・・・・酸化シリコン、2・・・・・・金薄膜、
3・・・・・・シリコン基板、4・・・・・・半導体レ
ーザ発光チップ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名派
3・・・・・・シリコン基板、4・・・・・・半導体レ
ーザ発光チップ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名派
Claims (3)
- (1)シリコンを一例とする材料からなる基板と、前記
基板上に配置された半導体レーザ発光チップと、前記半
導体レーザ発光チップから出射される発散光の略全光量
が入射する位置に配置され、前記基板と一体もしくは独
立に構成される微小厚みでかつ少なくとも一部が機械的
変位を発生することのできる微小加工部材とからなるマ
イクロメカニズム。 - (2)微小加工部材は、異なる熱膨張係数をもつ2種類
以上複数の材料を接合して形成される微小な片持ちはり
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマ
イクロメカニズム。 - (3)半導体レーザ発光チップが、シリコンを一例とす
る材料からなる基板と一体で形成されたモノリシック構
造であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
マイクロメカニズム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32824288A JPH0689740B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | マイクロメカニズム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32824288A JPH0689740B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | マイクロメカニズム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02173360A true JPH02173360A (ja) | 1990-07-04 |
JPH0689740B2 JPH0689740B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=18208030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32824288A Expired - Lifetime JPH0689740B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | マイクロメカニズム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689740B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008026652A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Tokyo Denki University | Dispositif de micromouvement et son procédé de production |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32824288A patent/JPH0689740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008026652A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Tokyo Denki University | Dispositif de micromouvement et son procédé de production |
JP2008057470A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Tokyo Denki Univ | 微小移動体装置およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0689740B2 (ja) | 1994-11-14 |
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