JPH0217200A - デス―17―ヒスチジンカルシトニン - Google Patents

デス―17―ヒスチジンカルシトニン

Info

Publication number
JPH0217200A
JPH0217200A JP1128014A JP12801489A JPH0217200A JP H0217200 A JPH0217200 A JP H0217200A JP 1128014 A JP1128014 A JP 1128014A JP 12801489 A JP12801489 A JP 12801489A JP H0217200 A JPH0217200 A JP H0217200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cycle
calcitonin
boc
resin
peptide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1128014A
Other languages
English (en)
Inventor
Ronald C Orlowski
ロナルドー シー オーロースキイ
Robert L Colescott
ロバート エル コレスコツト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rorer International Overseas Inc
Original Assignee
Rorer International Overseas Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rorer International Overseas Inc filed Critical Rorer International Overseas Inc
Publication of JPH0217200A publication Critical patent/JPH0217200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/585Calcitonins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生物学的活性をもつカルシトニンおよび生物学
に活性なカルシトニンに転化しうるペプチドに関し、ま
たこのようなペプチド及びカルシトニン類似体を製造す
る方法に関する。
〔従来の技術〕
周知の天然カルシトニン・ペプチドのすべては32個の
アミノ酸から成るアミノ酸系列を含む。天然のカルシ+
−二ンはサーモン、イール(うなぎ)、牛、豚、羊、ラ
ットおよびヒトに含まれるカルシトニンを包含する。た
とえばす−モン(さけ)のカルシトニンは次の構造式を
もつ。
E−Cys−5et−Ass−Law−5ay−Thデ
ーC1a−Val−Las−Gly−Lye−Lms−
5et−Gin−Glu−Las−Hia−Lym−L
e111−Gin−The−Tyr−Pro−Arg−
Thr−Ass−Thr−Gly−5at−GLy−T
hr−Pra−NET本国特許43,926,938.
4,062,815.3.92へ758.4,033,
940.4,336,187.4,401゜593.4
,528.132には上記のサーモン・カルシトニンを
包含するカルシトニン類の改良合成法が記載されている
〔発明が解決しようとする昧題とそのための手段〕我々
は周知のカルシトニン類と同じ生物学的活性をもつ31
個のアミノ酸系列の上記天然カルシトニン・ペプチドの
類縁体を発見した。この類縁体の構造上の主要な相違点
は、我々の新規なペプチドにおいて、17位のヒスチジ
ンがそのシーケンスから省略されていることにある。こ
れらの新規なペプチドはペプチド類の合成変性体のI 
U P A C−IUP砧名法(Biochmm、 J
、、 (1984) 219.345.377〕?:使
用して、デス−17−ヒスチシンーカルシトニンと称さ
れる。
この新規なペプチドは公知のカルシトニンに比しより高
い力価と品質を有する。この新規なペプチドはカルシト
ニンの形成に通常要求される順序でアミンrItを加え
、17位からヒスチジンを省略することによってデス−
17−ヒスチシンーカルシトニンをつ(ることにより製
造される。
公知のサーモン力ルシトニンと同じタイプの茫性なもつ
本発明の新規デス−17−ヒスチシンーサーモンカルシ
トニンは次式で示されうる: Gin−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−A
s9S−Thr−Gly−5at−Gly−Tkr−P
ro−NH。
本発明の新規なデス−17−ヒスチシンーイール(うな
ぎ)カルシトニンは次式で示されうる:モニカワ等はE
zparimsLiα、32(9)、1104−110
6(1976)で合成イールカルシトニンは約4300
1U/■の低カルシウム力価をもつが合成類縁体の(l
、7−アルファーム−アミノ−スペリン酸)イールカル
シトニンは約300IU/■の低カルシウム力価しかも
たないことを示している。
それ故、本発明はまたサーモン、イール及びチキンカル
シトニンの30−アミノ酸類縁体(第1及び第47のシ
スティ/がα−L−アミノースペリン酸で置換され、ヒ
スチジン−16がシーケンスから省略されている)を包
含する。
上式から明らかなように、31−アミノ酸がこの式に包
含され、これらのアミノ酸の位置は前述の命名法により
鎖の一端にあるCya の位置1で始まり鎖の他端のp
roの位M31で終るように番号が付けられている。記
述を簡明にするために、この番号付けを合成サイクルの
8ピ述の際に使用−jろ。アミノ酸の組立はスレオニン
のカップリングを含むサイクル31で始まる。
一般1ζ、我々は合成の固相方法論を使用し、ベンズヒ
ドリルアミン樹脂(BliA樹脂)と呼ばれる樹脂を使
用して出発する。この種の樹脂は周知であり、その製造
はPiattaら[Piatta、 P、S、 and
 Marahall 、 G、R,。
Ckam、(、ommuss、、650(1970))
、およびオルロウスキーら(/、Org、(:’Agm
、、41.3701(1976))。Kよって記述され
ている。交差結合ポリスチレンBBA樹脂は化学薬品店
から入手しうる。我々はこのBli Aa1脂を表現す
るために次の表示を使用する。
〔式中ののはこの樹脂のポリスプレン部分である。〕〔
樹脂ペプチド合成〕 この合成において、アミノ酸類は全ペプチド系列が樹脂
上く形成されるまで不溶性樹脂に1度に1個づつ加える
アミノ酸の官能基はブロッキング基によって保護する。
アミノ酸のα−アミノ基は第3級ブチロキシカーボニル
基またはその均等物によって保護する。このα−第3級
ブチロキシカーボニル基をB (J C’と呼ぶ。セリ
ンおよびスレオニンのヒドロキシ官能基はベンジル基ま
たはベンジル誘導体基(たとえば4−メトキシベンジル
、4−メチルベンジル、3.4−ジifルヘ/シル、4
−クロロベンジル、2.6−ジクロロベンジル、4−ニ
トロベンジル、ベンズヒドリルまたはそれらの均等物)
によって保護する。このベンジル基またはベンジル誘導
体基を表わすためにBtなる語を用いる。
チロシンのヒドロキシル官能基は非保護であってもよく
、あるいは上述のBf4のようなベンジル基またはベン
ジル誘導体基で保護してもよ(、あるいはベンジロキシ
カーボニルまたはベンジロキシカーボニル誘導体(たと
えば2−クロロベンジロキシカーボニルマタは2−ブロ
モベンジロキシカーボニル、あるいはそれらの均等物)
で保護してもよい。非保護基、B1基、ベンジロキシカ
ーボニル基、マたはベンジロキシカーボニル誘導体基の
いづれがを表すためにIFなる飴を用いる。
システィンのチオール官能基は上記のベンジル基または
ベンジル誘褥体保鏝基Bzによって又は爲−アルキルチ
オ基(たとえはメチルチオ、エチルチオ、外−プロピル
チオ、邦−ブチルチオまたはそれらの均等物)によって
保護することができる。我々は3−アルキルチオMi、
またはBfを表わすために文字R8を使用し、R2力i
−フルキルチオであるときのBtを表わすために及びR
1がBtであるときの外−アルキルチオを表わすために
文字R1を使用する。
アルギニンのグアニジン負託基はニトロ基、トシル基−
またを工それらの均等物によって保護することができる
。我々はニトロ基オたはトシル基のいづれかを表わすた
めに文字Tを使用する。リジンのイプシロン−アミノ官
能基はベンジロキシカーボニル基またはベンジロキシカ
ーボニル誘導体4体基(たとえば2−クロロベンジロキ
シカーボニル、3,4−ジメチルベンジロキシカーボニ
ル筐たはそれらの均等物)によって保護することができ
る。我々はベンジロキシカーボニル基またはベンジロキ
シカーボニル誘導体基を表わすために文字Vを使用する
。ヒスチジ/のイミダゾール141f。
に使用する保護基はヒスチジンについて上述したような
ベンジロキシカーボニル基およびベンジロキシカーボニ
ル誘導体基であつ、同様に〆と呼ぶ。グルタミン酸のガ
ンマ−カルボン酸基はセリンおよびスレオニンのヒドロ
キシ官能基の保護について前述したようなベンジルまた
はペンジル基またはベンジル調導体基によって保護され
、これらの保護基は文字Bzによって表わされる。
サーモン・カルシトニン(例示のためにのみ使用)の合
成の31サイクルのそれぞれに使用するための好ましい
アミノ酸反応試剤を次の表■に示す。
衣  ! BOC−オメガ−ニトロ−L−アルギニン又はBUC−
オメガ−トシル−L−アルギニンBOC−L−プロリン B OC−(1) −ブロモベンジロキシカーボニル−
L−チロシン B OC−0−ベンジル−L−スレオニンBOC−L−
グルタミン p−ニトロフェニルエステル BUC−L−ロイシン BU(、’−L−プロリン Boc−o−ベンジル−L−スレオニンBOC−グリシ
ン BUC−(J−ベンジル−L−セリン HUC−グリシン BUC−0−ベンジル−L−スレオニンBOC−L−ア
スパラギン p−ニトロフェニルエステル HU C−U−ベンジル−L−スレオニンロキシカーボ
ニルーL−リジン BOC−L−ロイシン BOC−L−グルタミン酸−カンマ−ベンジルエステル BOC−L−fルタミン p−二トロベンジルエステル BOC−0−ベンジル−L−セリン BOC−L−ロイシン ロキシカーボニルーLーリジン BOC−グリシン H O C− L−ロイシン IJOC−L−バリン BOC−グリシン システィン BUC−0−ベンジル−L−スレオニンBυC−O−ベ
ンジル−L−セリン BUC−L−ロイシン BO(、’−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエ
ステル BUC−0−ベンジル−L−セリン ンジルーLーシスティンyはBib−BUC−L−シス
ティン サイクル31 BEA樹脂へのプロリンの結合 樹脂ペプチド合成のすべての工程に使用する反応槽は頂
部に物質添加用の入口を備え、底部に可溶性反応混合物
と洗浄M媒を濾過によって除去するだめのガラス円板7
備えたガラス槽であり5る。濾過はA空または窒素圧の
使用によって行なうことができる。反応槽内容物は格全
体を伽盪することによって又は機械的攪拌によってかき
まぜることができろ。
サイクル31において、1311A樹脂を反応槽に入れ
、溶媒(たとえばメチレンクロライド、クロロホルム、
ジ,メチルホルムアミド、ベンゼン、またはそれらの均
等物)中に樹脂1当り溶媒3〜12ゴの割合で恐陶させ
る。これにB O C− L−プロリンを使用するBI
IA倒脂の遊離アミン当轍当り約1〜6当世の蛍で加え
る。5〜10分間混合した後、カップリング剤たとえば
ジシクロへキシル力ルポジイミド(DCC)を加える。
他のジイミド・カップリング剤を使用することもできる
。ジイミド・カップリング剤は使用するBUC−L−プ
ロリン当量当り0.5〜2.0等量で使用することがで
きる。
HUC−L−プロリンはその活性エステル誘導体、その
アジド誘導体、その対称無水物誘導体、または適当にえ
らばれた混合無水物誘導体を使用する場合にはカップリ
ング剤の不存在下で結合させることができる。使用しう
る活性エステル誘4体に−12−ニトロフェニル・エス
テル、4−二トロフェニル・エステル、ペンタフルオロ
フェニル修エステル、N−ヒドロキシサクシニミド・エ
ステルまたはその均等物である。活性エステルはB11
A倒脂の遊離アミン当鴛当り1〜10当蓋の童で使用さ
れる。
BIIA樹脂、溶媒、BOC−L−リジン、およびカッ
プリング剤せたはBC)C−L−プaリン活性エステル
から成る反応混合物を、試験試料についてのニンヒドリ
ン試験(E、Kaiser、at  al 、、Ana
(、Esoc五a倶*H34p595−8(1970)
)によって示されるように反応が完了するまで、伎械的
に撹拌もしくは振盪する。カップリング反応の完了後、
BOC−L−プロリン樹脂を溶媒(たとえばメチレンク
ロライド、クロロホルム、メチルアルコール、ベンゼン
、ジメチルホルムアミド、fた)ま酢酸ンで洗浄するこ
とができる。洗浄溶媒は最初に使用した13HA樹脂2
当p5〜20Int溶媒が好適である。完了前にカップ
リング反応を終結させろことを望むならば、洗浄法を使
用することができ、セしてIJOC−L−プロリン樹脂
上の残存遊離アミノ基(工過剰のアセチル化剤を用いる
アセチル化によって更に反応が進むのを阻止すること力
Sできる。このアセチル化法はBOC−L−プロリン樹
脂をアセチル化剤済液と共に0.5〜12時間かきまぜ
ることによって行なうことができる。メチレンクロライ
ド溶液中のN−アセチルイミダゾール、またはクロロホ
ルム中の無水酢酸とトリエチルアミ/との混合物、のよ
5なアセチル化剤を使用することができる。アセチル化
剤は出発1111A<@脂の遊離アミン当量当り0.5
〜5.0当量の量で使用することができる。
BOC−L−プロリン樹脂を製造するためのカップリン
グ反応は次の反応式によって表わすことができる。
上記のようにして製造したBOC−L−プロリン樹脂は
上述のような溶媒で洗浄し、そしてこれを溶媒(たとえ
ばメチレンクロライド、クロロホルム、ベンゼンまたは
その均等物)中のトリフルオロ酢酸(TFA)の混合物
のような試剤と共にかきまぜることによって保護基を除
去することができる。溶媒中のTFAの蛍は始めに使用
したBHA樹脂2当り3〜20Intの範囲で変えるこ
とができる。反応時間は約lO分〜4時間の範囲であシ
うる。保護基除去工程はい過し″ITFA溶媒を除去す
ることによって終了する。
残存TFAはBHA樹脂?当り3〜20Rtの5〜30
チドリエテルアミン溶液(メチレンクロライド、クロロ
ホルム、ベンゼン、またはそれらの均等物のよ5な溶媒
中)で洗浄することによってL−プロリン樹脂から除去
することができる。トリエチルアミンの代りに他の第3
級または第2級有機アミン(たとえばトリメチルアミン
、N−エチルピペリジン、ジイソプロピルアミン、また
はそれらの均等物〕を使用することもできろ。L−プロ
リン樹脂の遊離アミン墓はDOrmCLn  滴定法に
よって測定することができるよって示される反応の完了
後に[E、Kaiaer*gt al、。
[DortncL@、L−C,、Tetrahadro
n  Lmtterm、1969゜2319−21:]
。上記の保護基除去反応は次の反応式によって表わすこ
とができる。
サイクル30 サイクル31の結果として見られたプロリル−BHA樹
脂はカップリング溶媒に懸濁させ、BOC−0−Bt−
L−スレオニンを加え、そして混合物を同様に平衡させ
ることができる。カップリング剤DCCを加え、イサチ
ン試験に反応温合物をE過によってBOC−0−Bz−
スレオニルプロリルBHA樹脂から除去することができ
ろ。ペプチド樹脂を溶媒で洗浄する。反応試剤の量、溶
媒の量、および反応時間はサイクル31において述べた
のと同じでちってよい。BOC基はサイクル31におい
て述べた保護基除去法によってペプチド樹脂から除去す
ることができる。生成する0−Bg−スレオニルプロリ
ル−BIIA樹脂は次いでサイクル29に供せられる。
サイクル30の反応は矢の反応式によって表わすことが
できる。
Ez サイクル29 サイクル29において、カップリング反応も保護基除去
反応もサイクル30と同様に行なわれるが、BOC−0
−Ih−L−スレオニンの代りにBOC−グリシンが使
用される。カップリングおよび保護基除去の反応は次の
ように表わされる。
0B雰 重 便宜上、この生成樹脂ペプチドを略号を使用して次のよ
うに記述する。
TAr −Pro−NBCH−の サイクル28 サイクル28において、カップリングと保護基除去の反
応はサイクル30と同様に行なわれるが、アミノ酸誘導
体と1.てBOC−0”Bz−L−セリンが使用される
。これに次のように表わされる。
このサイクルにおいて、同じアミノ酸試剤を使用してサ
イクル30と同様にカップリングおよび保j基除去の反
応が行なわれ、次の化合物かえられる。
サイクル27 サイクル27において、カップリングと保護基除去の反
応はサイクル30と同様に行なわれるが、アミノ酸試剤
としてBOC−グリシンが使用されろ。これらのカップ
リングと保、iや基除去の反応は次のように表わされる
サイクル26 サイクル25 サイクル25において、カップリング反応はBOC−L
−アスパラギンの活性エステル誘導体を使用して行なう
DDCカップリング剤の代りにBOC−L−アスパラギ
ンまたはBOC−L−グルタミンを用いる活性エステル
法を使用する。BOC−L−アスパラギ/の活性エステ
ルを使用する反応はBHA@脂の遊離アミン当量当92
〜10当鍵の針で、始めに使用したBlfA樹脂V当v
2〜201ntの童の溶媒(ジメチルホルムアミド;ジ
メチルホルムアミドとベンゼン、メチレンクロライド、
クロロホルムまたはそれらの均等物との混合物)中で行
な5ことができる。
反応時間は1〜72時間の範囲にある。反応混合物はニ
ンヒドリン試験によって示される反応完了後K濾過によ
ってBOCペプチド(耐層から除去することができる。
使用1−るrlエステル誘導体は2−ニトロフェニルエ
ステル、4−ニトロフェニルエステル、ペンタフルオロ
フェニルエステル、またはそれらの均等物でありうる。
我々は誘導体の活性エステル部分を示すためにAEを使
用する。カップリング反応は次のように記述することが
できる。
サイクル24〜21 サイク/l/24〜26のそれぞれにおいて、カップリ
ング反応および保護基除去反応はBOC−0−B、−L
−スレオニン(サイクル24)、BOC−オメガ−T−
L−アルギニン(サイクル23)、BOC−L−プロリ
ン(サイクル23)、BOC−IV−L−fa’/7(
”jイクに21 )おJ。
びBOC−0−1h−L−スレオニン(サイクル21)
を使用して、サイクル30に述べたような方法と反応試
剤割合を用いて行なうことができる。サイクル21の完
了かうえられる化合物は次のように表わされる。
BOC基を除去するための保護基除去反応はサイクル3
1のようにして行なう。
サイクル20 サイクル20におい℃、カップリング反応および保護基
除去反応はB OC−0−1h−L−スレオニンをアミ
ノ酸誘導体として使用し、サイクル25に述べた方法と
反応試剤割合を使用して行なうことができ、次の化合物
がえられる。
サイクル19 サイクル19において、BOC−L−グルタミン活性エ
ステルをアミノ酸誘導体として使用し、サイクル25に
述べ1こようにして反応を行なう。サイクル19かもえ
られる化合物を1次のとおりである。
サイク/I/18 サイクル18において、BOC’−L−ロイシンをアミ
ノ酸誘導体として使用して、サイクル30で述べたよ5
1’1て行なうことができろ。次の化合物かえられる。
サイクル17 サイクル17ではBOC−イプシロン−V−L−1,1
シンをアミノ叡誘導体として用いる。またサイクル17
はサイクル30と同様に行なうことができ、次の化合物
がえられる。
サイクル15かも16への反応は、サイクル16におけ
全反応剤としてBOC−L−ロイシンを使用し、サイク
ルエ5の反応剤としてBO(、’−L−グルタミン酸B
tエステル(Btはセリン、スレオニンにおけると同じ
基を示す)を使用する以外はサイクル30と同様にして
行なわれ、サイクル15かも次の化合物かえられる:サ
イクル14〜8 −9−イクル14はBOC−L−グルタミン酸をアミノ
酸誘導体として使用し、サイクル19と同様にして行な
5ことができる。サイクル13〜8はBOC−0−Bt
−L−セリン(サイクルx3)、BOC−L−ロイシン
(サイクル12)、BOC−イプシロン−V−L−リジ
ン(サイクル11)、110 C−グリシン(サイクル
10)、HOC−L−ロイシン(サイクル9)、および
B (J C−L−バリン(サイクル8)を使用し、サ
イクル30で述べたようにして行なうことができる。次
の化合物がえられる。
サイクル7 サイクル7はBOC−5−エチルチオ−L−システィン
fたはその均等物をアミノ酸誘導体として使用する以外
はサイクル30で述べたようにして行なうことができる
。サイクル7かうえられる化合物は次式によって表わさ
れる。
2)、およびEOC−L−oイ7ン(?イクrv4) 
を7 ミノ酸誘導体として使用し、サイクル30のよう
にして行なうことができる。サイクル3はBOC−L−
アスパラギン活性エステルを使用してサイクル25と同
保に行なプことができる。サイクル2かもえられる化合
物は次のとおりである。
CRtはアルキルチオまたをよりz基である。〕サイク
ル6〜2 サイクル6かも12はBOC−0−1に一スレオニン(
サイクル6)、B OC−0−1h−L−セリン(サイ
クル5とサイクルl このサイクルはEOC−5−R,−L−システィン誘導
体を使用してサイクル7と同様に行なわれる。このシス
ティンのためにえらばれるR1基はサイクル7で使用し
たものと同じであってもよ(、あるいは異なっていても
よい。たとえば、サイクル7についてえらばれた誘導体
がBOC−。
S−エチルチオ−L−7ステインでおるならば、サイク
ル1の誘導体をより0C−5−4−メトキシベンジル−
L−システィンであってもよく、あるいはBOC−5−
4−メトキシベンジルがサイクル7にえもばれたならば
、この誘導体またはBOC−5−エチルチオ−L−シス
ティンをサイクルlに使用してもよい。サイクル1かう
えられろ化合物は次式によって表わされる。
(R,はS−n−アルキル、cy、またはBgであり;
R2は5−n−アルキルまたはBzであるが、R2がB
gであるときR2をま5−n−アルキルまたはCy a
であり;R2が5−n−アルキルであるとぎR,はBg
である。〕サイクルlは樹脂ペプチドの完成を表わす。
このす(脂ペプチドは反応槽から取出して真空中で乾燥
することができる。樹脂ペプチドの重量は合成の始めに
使用したBEAa1脂の2.0〜3.5倍であると予期
される。
樹脂ペプチドの開裂 ペプチドは液体弗化水素(HF)による処理によって、
アシル化サイクルからえらばれる樹脂ペプチドから開裂
される。このHF開裂反応は樹脂ペプチドとアニソール
(樹脂ペプチド2当90.5〜5y+z)との混合物を
((l(脂ペブチドノ当り2〜20Wltの液体11F
で)0.5〜20時間−20℃〜+15℃のhyで処理
することによって行なわれる。
反応期間の後に、過剰のRFを蒸発によつ℃除き、生成
するペプチドと樹脂ビーズとの混合物を有機溶媒(たと
えばエチルアセテート、ジエチルエーテル、ぺ/ゼンな
と)で抽出してアニソールと残TjMFを除くことがで
きる。ペプチドは抽出によって樹脂ビーズから水性酢酸
中に分離することができる。このj21.Sでのペプチ
ドはhl状ではな(、分子中の位elのシスティンと位
置7のシスティンとの間にジサルファイド結合のない非
環状生成物の状態にある。
BP処理を工、位tlまたは位置7のシスティン残基の
チオール官能基上の5−アルキルチオ保a基を除いて、
すべての保a基をペプチドから除去する。5−n−アル
キルチオ−L−システィン残基はIIF開裂法に対して
安定であり、開裂および抽出の操作を通してそのまま残
る。5−Bt−L−7ステイン残基はIIFによって開
裂して遊離チオール官能基をもつシスティン残基な生ず
る。我々の合成過程において、位置1および位1117
において両種の保護基を相互に組合せ℃使用した。
このようにして、HF開裂後にえもれるペプチドは樹脂
ペプチド合成中に使用したシスティン誘導体のチオール
官能基としてえらんだ保護基に応じて4種のうちのIn
でありうる。
BOC−5−1h−L−システィン誘導体を樹脂ペプチ
ド合成のサイクル1に使用し、BOC−5−n−アルキ
ルチオ−L−システィンをサイクル7に使用する場合、
HF開裂後に足られるペプチドは型rであり、位置Iに
おいて遊離のチオール官能基をもち、位R7においてシ
スティン残基上に5−n−アルキルチオ基をもつ。我々
はこの種のペプチドな型1のペプチドと呼ぶ。このもの
は次式によって表わされる。
5−n−アルキル Cys−5ar−Aan−Lms−5ay−Tんr−C
ya−Val−Las−GEy−Lye−Las−5H
−Gin−Gls−Lms−Lye−Las −Gin
−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Aan−
Thr−Gly−5ar−Gly−Thr−Pro−N
il。
逆に、BOC−5−n−アルキルチオ−L−システィン
誘導体がサイクル1に使用され、HOC−5−13t−
L−システィンが位置7に使用されると、開裂から生じ
るペプチドは型…であって次式によって表わされる。
Gin−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−A
an−The−Gly−5ar−Gly−Thr−Pr
o−Nll。
位置1において保護基5−n−アルキルの代りにS−シ
ステイニル基を使用することができる(この場合、この
位置のシスティンをニジスティン基を形成する)。これ
を行なうとき我々を工位置7のシスティンを保訛するた
めにBt基を使用する。Big−BOC−L−システィ
ンをサイクル1の試剤として使用し、BOC−5−Bz
−L−システィンをサイクル7の試剤として使用するな
らば、開裂から生ずるペプチドは型■のものであり、次
式によって表わされる。
Cya Cya−5ay−Aan−Lms−5ay−The−C
ya−Val−Lgs−GLy−Lye−Las−さ−
r−Gin−Glu−Law−Lye−Lg%−Gin
−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Asn−
The−Gly−Gl y−Lye−Lms−Sar−
Gin−GEs−Lms−Lye−Les −5ar−
Gly−Thr−Pro−HE。
BOC−5−1h−L−システィンを位flと位置7の
双方の試剤として使用すると、開裂から生じるペプチド
は型■のものであり、次式によって表わされる。
Cyz−5ur−Aan−Las−5°gr−Thr−
Cya−Val−Las−GLy−Lya−Lmm−5
ar−Gln−Gls−Lms−Lya−Les−Gl
n−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Axn
−Thr−Gly−5er−Gly−Thr−Pro 
−NH2型!、nおよび■のペプチドから環状ジサルフ
ァイド・ペプチドへの変換は、HF開裂からの粗ペプチ
ドの酢酸水溶液を蒸留水で、開裂した樹脂ペプチド1当
950〜200m1の最終容置にまで希釈することによ
って行なわれろ。この溶成のpBは水酸化アンモニウム
溶液の添加1cより5〜lOに調節することができ、そ
して混合物は不活性ガス(たとえば窒素)の流れのもと
て約2〜48時間密閉容器中で撹拌することができる。
流出ガス流がもはやn−アルキルメルカプタンを含まな
くなったとき反応を停止させることができる。反応混合
物のμs′は氷酢酸の添加によって約3.5〜5.5に
低下させることができる。
型IVのペプチドから環状ジサルファイド・ペプチドへ
の変換は、当業技術にとって周知の古典的方法によって
行なわれ、そこではペプチドが酸化されて位[1および
位置7においてシスナインを含むように環化される。
中間体ペプチドが型【、バ、1[[または■のいづれで
あっても、周知の任慧のカルシトニンに対応するアミノ
酸の鎖をもつペプチドを合成することができる。ここに
述べたようにして合成されたこのようなペプチドは精製
することができ、そして周知のカルシトニンと同じ種類
の生物学的活性をもつことがわかった。このように合成
されたカルシトニンはデス−17−ヒスチシンーカルシ
トニント呼ばれる。
これはIUPAC−IUB命名法に準拠している。
粗デスー17−ヒステジンーサーモンΦカルシトニンの
精製 上記の合成からのpH5の粗ペプチド溶液はイオン交換
法を使用して濃縮することができる。濃縮物はゲル濾過
法、イオン交換クロマトグラフ法、および分配クロマト
グラフ法の組合せによってf#製することができる。最
終の精製物は溶液からの凍結乾燥によって「ふわふわし
た」白色固体として見られる。生成物は所望のペプチド
の正しいアミノ酸分析値を与える。
〔実施例〕
下記の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例1゜ 樹脂活性化 0.61溝−q/?のアミン滴定量?もりBHAMB脂
(5y)をペプチド合成器〔米国アリシナ州タクソンの
ベガ・バイオケミカルスかも市販〕に入れた。樹脂を次
の溶媒(各251)で処理し、それぞれの処理後に濾過
した。
メチレンクロライド        2分間クロロホル
ム           2分間ツつ2回りロロホルム
中10チドリエチル  5分間づつ2回アミン クロロホルム 2分間 メチレンクロライド        2分間づつ3回サ
イクル31 カップリング二 上記のERA@脂、25Nのメチレン
クロライド、および1.3xP(o、oo6tモル)の
BOC−L−−fロリンを10分間かぎまぜた。ジシク
ロへキシルカルボジイミドのメチレンクロライド溶液6
.1 tnt (H液1jlt当りDCC1ミリ当りを
反応器に加え、混合物を6時間かきまぜた。反応混合物
を濾過によって反応器から除き、BOC−プロリルBH
A樹脂を濾過によって反応器から除き、次の溶gX(各
25紅)で次々に2分間づつ処理した。
メチレンクロライド       2回メチルアルコー
ル        2回メチレンクロライド     
  3回アセチル化: 次いでこの樹脂を1,5mlの
トリエチルアミン(TEA)、IRIの無水酢酸、およ
び25Rtのクロロホルムから成る混合物と2時間かき
まぜた。この反応混合物を濾過により除き、樹脂を次の
溶媒(各25′l1t)で2分間づつ洗った。
クロロホルム          2回メチルアルコー
ル        2回メチレンクロライド     
  3回保護基除去:  EOC保護樹脂を151Lt
のトリフルオロ酸9(TFA)と15m1のメチレンク
ロライドとの混合物と5分間かきまぜた。この混合物’
f濾過によって除き、樹脂を15紅のTFAと151n
lのメチレンクロライドとの第2混合物と30分間かき
まぜた。反応混合物を05過によつ℃除き、樹脂を次の
溶媒(各25a)で洗浄した。
メチレンクロライド        2分間づつ2回メ
チルアルコール         2分間づつ2回クロ
ロホルム           2分間づつ2回りロロ
ホルム中lO%TEA    10分間づつ2回クロロ
ホルム           2分間つつ2回メチレン
クロライド        2分子lJjづつ2回この
L−プロリンBIiA便脂を滴定してアミン又はプロリ
ンの滴定iを求めた。この値は樹脂f当90.55ミリ
当愈のアミン又はプロリンであった。
サイクル30 カップリング二 上記の樹脂、25jltのメチレンク
ロライド、および1.64F(0,0053モル)のE
OC−0−ベンジル−L−スレオニンを10分間かきま
ぜた。次いでジシクロへキシルカルボジイミドのメチレ
ンクロライド溶液5,5紅(1ミリ当量)を反応器に加
え、混合物を2時間かきまぜた。反応混合物を反応器か
ら除き、樹脂を次の溶媒(各251)で久々に2分間つ
つ洗浄し、洗浄液を濾過により除いた。
メチレンクロライド       2回メチルアルコー
ル        2回メチレンクロライド     
  3回イサチン試験は陰性であった。
保護基除去: サイクル31に述べた保護基除去操作を
このサイクルについてくりかえした。
これらのサイクルに使用したカップリングおよび保護基
除去の操作はスレオニン誘導体の代りに次のアミノrR
誘導体を使用した以外はサイクル30と同じであった。
サイクル29・・・o、93y(o、oos3モル)の
BQC−グリシン サイクル2”8・・・1.55F(0,0053モル)
のBOC−0−ベンジル−L−セリン サイクル27・・・サイクル30で使用した試剤と同じ
サイクル26・・・サイクル31で使用した試剤と同じ
サイクル25 カップリング: サイクル26でえたペプチド樹脂を各
25紅のジメチルホルムアミド(DMF)で2回代った
次いでこの樹脂をDMF 35ffllj中のBOC−
L−アスパラギン−p−ニトロフェニルエステル2.8
2F(0,008モル)の溶液と24時間かきまぜた。
反応混合物を濾過し、樹脂ペプチドを次の溶媒各25r
tで各2回次々に洗浄した:DMF、メチレンクロライ
ド、メタノール、メチレンクロライド。それぞれの個々
の溶媒を濾過によって除いた。ニンヒドリン試験は陰性
であった。
保護基除去: サイクル31に使用した保護基除去操作
をくりかえした。
サイクル24 カップリングと保護基除去の操作はサイクル30で使用
のと同じであり、同じ試剤を同じ量使用した。
サイクル23 カップリング: サイクル24でえた樹脂ペプチドを1
)MP各251ntで2回洗った。欠いで賀脂ペプチド
を3.42y(o、oosモル)のBOC−N−オメガ
−トシル−L−アルギニンと251LtのDMFとの混
合物と10分間かきまぜた。次いでメチレンクロライド
中のDCCs*(o、oosモルのDCCに相当)を加
え、混合物を6時間かきまぜた。
反応混合物を濾過によって除いた。使脂ペプチドを次の
溶媒(各25酊)で2回づつ次々に洗った: DMF、
メチレンクロライド、メチルアルコール、メチレンクロ
ライド。
ニンヒドリン試験は陰性でめった。
保護基除去: サイクル31で使用した保護基除去操作
なくりかえした。
サイクル22 カップリング: サイクル23でえたペプチド樹脂を1
.72P(o、o o sモル)のBOC−L−プロリ
ンと25紅のメチレンクロライドとの混合物と10分間
かきまぜた。
メチレンクロライド中のD(、’C3rnl(0,00
8モルのI)CCに相当)を加え、混合物を6時間かき
まぜた。反工6混合物を濾過によって除き、樹脂ペプチ
ドを次の溶媒(各251)で2回づつ次々に洗った:メ
チレンクロライド、メチルアルコール、メチレンクロラ
イド。それぞれの個々の洗浄液を濾過によって除いた。
ニンヒドリン試験は陰性であった。
保護基除去: サイクル31で使用した保護基除去操作
を(りかえした。
サイクル21および20 このサイクルで使用したカップリングと保遭基除去の操
作はカンプリング反応においてBOC−L−プロリンの
代りに次のアミノrR誘導体を使用した以外はサイクル
22と同じであった。
サイクル21・・・4.07F(0,008モル)のB
OC−0−2−ブロモベンジル−オキ7カー ボニルーL−チロシン サイクル20・・・2.479 (0,008モル)の
BOC−O−ベンジル−L−スレオニ/ サイクル19 このサイクルの操作はアスパラギン誘導体の代りに2.
94F(0,008モル)のBOC−L−グルタミン−
p−二トロフェニルエステルを使用した以外はサイクル
25と同じである。
サイクル18〜工5 これらのサイクルの操作をエスレオニン訪導体の代りに
次のアミノ酸34体を使用した以外はサイクル3oと同
じである。
サイク、v1B−1,3211(0,0053モル)f
)BOC−L−ロイシン サイクルエアー2.20F (0,0053モル)a)
BOC−イプシロン−2−カルボベンジロキ シ−L−リジン サイクルi 6−1.323E (0,0053モル)
cQBOc−L−ロイシ/ サイクル15・・・1.79F(0,0053モル)の
BOC−L−fルタミン酸−ガンマ−ベンジ ルエステル サイクル14 サイクル19と同じ。
サイクル13 このサイクルの操作はカップリング反応においてプロリ
ン誘導体の代りに2.36ノ(0,008モル)のBO
C−0−ベンジル−L−セリンを使用した以外はサイク
ル22と同じである。
サイクル12〜9 このサイクルの操作はカップリング反応においてスレオ
ニン誘導体の代りに次のアミノ酸誘導体を使用した以外
はサイクル30と同じである。
サイクル12・・・サイクル19で使用した試剤と同じ
サイクル11・・・サイクル17で使用した試剤と同じ
サイクル10・・・サイクル29で使用した試剤と同じ
サイクル9・・・サイクル16で使用した試剤と同じサ
イクル8 カップリング: サイクル9かもの樹脂ペプチドを1.
74ノ(o、oosモル)のEOC−L−バリンおよび
25ばのメチレンクロライドと10分間かきまぜた。次
いでメチレンクロライド中のDCC8ml(0,008
モyのDCCVC相当)を加え、混合物を16時間かき
まぜた。反応混合物を濾過によって除いた。樹脂ペプチ
ドを次のmIs<各25Rt)で2回づつ洗った:メチ
ノンクロライド、メチルアルコール、メチレンクロライ
ド。それぞれの個々の洸#gを濾過によって除いた。
保護基除去: ナイン/I/30と同じ。
サイクル7 サイクル7の操作はカップリング反応においてスレオニ
ン誘導体の代りにx、59p(o、oos3モル)のB
OC−5−xfルfyF−L−システィンを使用した以
外はサイクル30と同じであった。
サイクル6 使用した試剤と操作ヲエサイクル30と同じであった。
サイクル5 使用した試剤と操作はサイクル28と同じであった。
サイクル4 使用した試剤と操作はサイクル16と同じでめった。
サイクル3 使用した試剤と操作はサイクル25と同じであった。
サイクル2 使用した試剤と操作はサイクル28と同じであった。
サイクルl スレオニン誘導体の代りに1.5xP(o、oos3モ
ル)のBOC−5−p−メトキシベンジル−L−シスナ
インを使用した以外は使用した試剤と操作をエサイクル
30と同じであった。
サイクルlの完了後、樹脂ペプチドを最後に各2511
14のn−へキサンで2回洗った。ヘプテド物質を反応
器から除き、真空オーブン中で0. l rnHgの圧
力、40℃の一度で24時間乾燥した。
弗化水素による開裂 乾燥樹脂ペプチド(2))およびアニソール(211t
)をテア0ン反応槽に入れた。テフロン被oi磁石カベ
G工ん機付きの反応槽をドライアイス・アセト/浴に入
れ、15mJの弗化水素ガスを反応槽中で縦組させた。
この混合物を水浴中で0℃に1時間かくはんした。弗化
水素を減圧で蒸発させて除いた。残渣な25m1つつ6
回のエチルアセテートですりつぶした。0.1モル濃度
酢酸水溶液120Rtによりペプチドを樹脂ビーズから
抽出した。
ペプチドの環化 弗化水素開裂から見られた水性酢酸抽出物を蒸留水80
Vの添加により200νに1で希釈した。濃水酸化アン
モニウムの添加によジgiのpHを7.5に調節した。
この溶液を窒素気流下に密閉容器中でカベを工んした。
この時点で流出窒素気流中にエテルメルカプタンは検出
されなかった。
窒素気流中のエテルメルカプタンは該気流をエルマン試
薬溶液(El 1max、G、L、、Arch 、Bi
ochgm、Biophyx、。
82.7O−7(1969))に通すことによって測定
した。反応混合物のpiIは氷酢酸の添加により5.0
に調節した。
粗デス−Eia”−5CTの精製 上記合成からのpZ/ 5.0の浴液200ゴを5P−
25イオン交換カラムを使用し″′C濃縮した。0.7
5モル濃度の塩化ナトリウム溶液を用いてカラムから除
いた25r!Ltの濃縮物をセファテックスG−25(
微細)ゲル濾過カラムを通すことrこよって脱塩および
精製し、0.03モル濃度の酢酸水溶液で溶離させた。
このカラムからのテスーHsl”−5CT留分を水酸化
アンモニウム溶液の添加によりpB 6に調節した。こ
の溶液をl〆hatrrLαncM−52カラムを用い
酢酸アンモニウムバッファで溶出するイオン交換クロマ
トグラフィーでさらに精製した。このカラムからのデス
−11ii丁−5CTを氷酢酸を加えて餠5,0に調節
した。この溶液をSP−セファデックスC−25イオン
交換カラムを用いて濃縮した。
0.7モル濃度の塩化ナトリウム溶液によりカラムから
除いた30IILtの濃縮物をセファデックスに−25
(微Mfi)ゲル濾過カラムを用いて脱塩した。ペプチ
ド留分を集め工凍結乾燥した。生成物をWaters 
Microbondapak CH@を充填したl0c
mカラムを用いる逆相高能率液体クロマトグラフィーを
用いてさらにvJ製した。既に平衡にしだカラム(10
%アセトニトリル、0.1%(マ/マ)トリフルオロ酸
l!2)を平衡バッファからなる蔵勾配でデベロップし
、制限バッファ(60チアセトニトリル、0.1%(マ
/V))リフルオロ酢酸)を40分デベロップし、2a
の留分なえた。
主ビーク留分を果め2回凍結乾燥した。回収した生成物
をCM−52カラム上でのイオン交換クロマドグ2フイ
ーによってHCl塩にかえ、セファデックスG−25(
微細)カラム上でゲル濾過した。精製したペプチド留分
な集め凍結乾燥した。
生成物を「ふわふわした」白色固体として得た。生成物
のアミノ酸分析はカッコ内に示す埋鍮値に対して次の比
を与えた:Aap2゜0 (20)、rhデ 5.2 
(53、S#デ 3.8(4)、Gl*  2.8(3
3、Pro   2.0(2)、 Gly   3.0
(4J、 VaL   O,9(1)、 Law   
5.0(5)% Lyj  1.9(2入 Arg  
 O,94(1入 C,al、91(2)、Tyr  
O,91(υ。
生体内でのカルシトニン類似体の生物学的分析デス−1
7−ヒステジンーサーモン0カルシトニンの生物学的能
力をデス−Ei#I?−5CTおよび合成サーモン・カ
ルシトニン標準物の等吸付は調剤量の投与後の血清カル
シウム濃度の減少を比較することによって測定した。ラ
ットを7匹づつの4つのグループに分け、それぞれのグ
ループに標準溶液また(工試験溶液の調剤量をランダム
に与えた。
調剤量応答曲線の線状部分から低調剤量および晶調剤量
をえらんだ。サーモンφカルシトニン標準物についテ、
コレらの値はそれぞれ0.7および2.In?ペプチド
/1ooyjFBテl>−’)り。コtLk’5jlt
l 3オjヒ9 MU / 1001 BWである。ペ
プチドを皮下注射(0,2111t/100jl  B
W)によって与え、1時間後に採血し℃血清カルシウム
を測定した。採血後2時間以内に血清を処理し分析した
。結果を2X2平行線分析[: Ga d d %n 
+)、li、、J、Phanm。
Pharnhacol−p  6 p 345 (19
53) )によって分析した。使用した標準サーモン・
カルシトニンは独立に4.0001 U/■より多(を
含むと測定された。デス−1jia” −S CTは4
,2501U/〜で分析された。
本発明のおる釉の具体例を詳細に記述したけれども、多
くの他の特定の具体例が実施し5ること、多(の変化が
行ないうろこと、およびこれらのすべてが本発明の精神
および特許請求の範囲内にあることが当業者にとって明
らかであろう。
平成1年τ月3 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 平成1年特許願第128014号 2、発明の名称 デス−17−ヒスチジン−カルシトニン3、@正をする
者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、デス−17−ヒスチジン−カルシトニンからなる変
    性カルシトニン。 2、該カルシトニンがサーモンカルシトニン欠失(de
    le−tion)類縁体、イールカルシトニン欠失類縁
    体又はチキンカルシトニン欠失類縁体である請求項1記
    載のカルシトニン。 3、式 【遺伝子配列があります】 式 【遺伝子配列があります】(イール)又は 式 【遺伝子配列があります】(チキン)なる構造を有する
    請求項1記載のカルシトニン。 4、式 【遺伝子配列があります】 (サーモン) 式 【遺伝子配列があります】 (イール)又は 式 【遺伝子配列があります】 (チキン) 但しR_1はS−n−アルキル、Cys又はHであり、
    R_2はS−n−アルキル又はHであり、R_2がHの
    ときはR_1はS−n−アルキル、Cys又はHであり
    R_1がHのときはR_2はS−n−アルキル又はHで
    ある、 なる構造を有する請求項1記載のカルシトニン。 5、該カルシトニンが式 【遺伝子配列があります】 (サーモン)なる 構造をもつ〔1,7−アルフア−L−アミノスベリン酸
    デス−16−ヒスチジン−サーモンカルシトニンである
    請求項1記載のカルシトニン。 6、該カルシトニンが式 【遺伝子配列があります】 (イール構造をも つ〔1,7−アルファ−L−アミノスベリン酸デス−1
    6−ヒスチジン−イールカルシトニンである請求項1記
    載のカルシトニン。 7、該カルシトニンが式 【遺伝子配列があります】 (チキン)なる構造を もつ〔1,7−アルフア−L−アミノスベリン酸デス−
    16−ヒスチジン−チキンカルシトニンである請求項1
    記載のカルシトニン。 8、請求項1記載の変性カルシトニンを有効成分として
    含む血中カルシウム濃度調節剤。9、カルシトニンの単
    位ドースが体重100g当り約0.7〜21mgである
    請求項8記載の血中カルシウム濃度調節剤。
JP1128014A 1988-05-23 1989-05-23 デス―17―ヒスチジンカルシトニン Pending JPH0217200A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/197,538 US5001222A (en) 1988-05-23 1988-05-23 Des-17-histidine-calcitonin
US197538 1988-05-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0217200A true JPH0217200A (ja) 1990-01-22

Family

ID=22729808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1128014A Pending JPH0217200A (ja) 1988-05-23 1989-05-23 デス―17―ヒスチジンカルシトニン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5001222A (ja)
EP (1) EP0343577A3 (ja)
JP (1) JPH0217200A (ja)
AU (1) AU3508989A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9657967B2 (en) 2012-05-16 2017-05-23 Alion Energy, Inc. Rotatable support system for mounting one or more photovoltaic modules
US9937846B2 (en) 2013-09-11 2018-04-10 Alion Energy, Inc. Vehicles and methods for magnetically managing legs of rail-based photovoltaic modules during installation
US9988776B2 (en) 2015-09-11 2018-06-05 Alion Energy, Inc. Wind screens for photovoltaic arrays and methods thereof
US10122319B2 (en) 2013-09-05 2018-11-06 Alion Energy, Inc. Systems, vehicles, and methods for maintaining rail-based arrays of photovoltaic modules

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5710244A (en) * 1992-12-31 1998-01-20 Labroo; Virender M. Derivatized calcitonins

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4604236A (en) * 1985-03-18 1986-08-05 Orlowski Ronald C Calcitonin analogs
US4639509A (en) * 1985-03-28 1987-01-27 Armour Pharmaceutical Company [16,19-Di-alanine] calcitonin
US4732969A (en) * 1986-05-05 1988-03-22 Armour Pharmaceutical Corporation Des-19-leucine, 20-glutamine-calcitonin
US4746728A (en) * 1986-05-05 1988-05-24 Armour Pharmaceutical Company 8-glycine, des-19-leucine-calcitonin
US4764591A (en) * 1987-04-21 1988-08-16 Rorer Pharmaceutical Corporation Des-19-leucine, 20-glutamine, 21-threonine, 22-tyrosine-calcitonin
US4764590A (en) * 1987-04-21 1988-08-16 Rorer Pharmaceutical Corporation Des-19-leucine, 20-glutamine, 21-threonine-calcitonin
JPH07117093B2 (ja) * 1987-05-11 1995-12-18 株式会社ニフコ ボルト締付け用プラスチッククリップ
US4764589A (en) * 1987-05-26 1988-08-16 Rorer Pharmaceutical Corporation [N-alpha-acyl,8-glycine, des-19-leucine]-calcitonin

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9657967B2 (en) 2012-05-16 2017-05-23 Alion Energy, Inc. Rotatable support system for mounting one or more photovoltaic modules
US10122319B2 (en) 2013-09-05 2018-11-06 Alion Energy, Inc. Systems, vehicles, and methods for maintaining rail-based arrays of photovoltaic modules
US9937846B2 (en) 2013-09-11 2018-04-10 Alion Energy, Inc. Vehicles and methods for magnetically managing legs of rail-based photovoltaic modules during installation
US9988776B2 (en) 2015-09-11 2018-06-05 Alion Energy, Inc. Wind screens for photovoltaic arrays and methods thereof

Also Published As

Publication number Publication date
EP0343577A2 (en) 1989-11-29
EP0343577A3 (en) 1990-10-03
AU3508989A (en) 1989-11-23
US5001222A (en) 1991-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4401593A (en) Glycine - 8 calcitonin
US4597900A (en) Des2 -glycine8 -des22 -calcitonin
US4537716A (en) Des-serine2 or des-glycine2 -leucine22 calcitonin
US4397780A (en) Leucine22 -calcitonin
US4497731A (en) Glycine 8-des-tyrosine 22 calcitonin
AU602228B2 (en) (n-alpha-acyl, 8-glycine, des-19-leucine)-calcitonin
US4604238A (en) Analogs of calcitonin
US4495097A (en) Des-serine2 -glycine8 calcitonin
US4639511A (en) Des-19-leucine-calcitonin analogs
JPH0217200A (ja) デス―17―ヒスチジンカルシトニン
US4528132A (en) [16-Alanine]calcitonin
US4632978A (en) 6-serine, des-19-leucine calcitonin
US4746728A (en) 8-glycine, des-19-leucine-calcitonin
US4764590A (en) Des-19-leucine, 20-glutamine, 21-threonine-calcitonin
US4764591A (en) Des-19-leucine, 20-glutamine, 21-threonine, 22-tyrosine-calcitonin
US4451395A (en) Des-serine2 -des-tyrosine22 calcitonin
US4391747A (en) Des asparagine-3-calcitonin
US4497732A (en) 1A-Endo-glycine-calcitonin
US4604237A (en) Des-21-threonine-calcitonin
US4639509A (en) [16,19-Di-alanine] calcitonin
US4604236A (en) Calcitonin analogs
US4605515A (en) Calcitonin-(1-23)-peptide amide
US4732969A (en) Des-19-leucine, 20-glutamine-calcitonin
US4824936A (en) (19-Alanine) calcitonin
US4605514A (en) Des-4-leucine-calcitonin