JPH0215047Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0215047Y2 JPH0215047Y2 JP1984095735U JP9573584U JPH0215047Y2 JP H0215047 Y2 JPH0215047 Y2 JP H0215047Y2 JP 1984095735 U JP1984095735 U JP 1984095735U JP 9573584 U JP9573584 U JP 9573584U JP H0215047 Y2 JPH0215047 Y2 JP H0215047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- narrow diameter
- flange
- insertion part
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の技術分野」
本考案はコントロールケーブルの導管用端末部
材の構造の改良に関する。さらに詳しくは加圧加
工により筒状に成形された筒状体の組合せよりな
るコントロールケーブルの導管用端末部材の構造
に関する。
材の構造の改良に関する。さらに詳しくは加圧加
工により筒状に成形された筒状体の組合せよりな
るコントロールケーブルの導管用端末部材の構造
に関する。
「従来技術」
コントロールケーブルは一般に可撓性を有する
導管と、該導管内に摺動自在に挿通された内索と
からなり、該内索の一端に連結された操作手段に
よる押しまたは引きの操作力を内索の他端に連結
された従動手段側に伝えて遠隔操作を行なうのに
用いられる。かゝる一方の操作力を他方に正確に
伝えるため導管のそれぞれの端部は操作手段側附
近と、従動手段側附近に固定しなければならな
い。このような固定のために導管の端部には必要
に応じて種々の形状の端末部材が固着される。こ
の目的のための端末部材は従来通常は金属の切削
加工により製作するものが多く、製作に時間を要
すると共に材料ロス(切削屑)が多く出るので極
めて高価なものとなつていると同時に重量も比較
的重いものであつた。
導管と、該導管内に摺動自在に挿通された内索と
からなり、該内索の一端に連結された操作手段に
よる押しまたは引きの操作力を内索の他端に連結
された従動手段側に伝えて遠隔操作を行なうのに
用いられる。かゝる一方の操作力を他方に正確に
伝えるため導管のそれぞれの端部は操作手段側附
近と、従動手段側附近に固定しなければならな
い。このような固定のために導管の端部には必要
に応じて種々の形状の端末部材が固着される。こ
の目的のための端末部材は従来通常は金属の切削
加工により製作するものが多く、製作に時間を要
すると共に材料ロス(切削屑)が多く出るので極
めて高価なものとなつていると同時に重量も比較
的重いものであつた。
かゝる上述の如き欠点をなくすために近年ダイ
キヤスト成形により製作されるものが増加して来
たので製作コストとしては低減している。しかし
重量の点においては小形のものでは特に問題はな
いが大形で例えば第3図で示した如き厚肉のもの
については重量的に切削品と比較して大した軽減
とはなり得ていない。
キヤスト成形により製作されるものが増加して来
たので製作コストとしては低減している。しかし
重量の点においては小形のものでは特に問題はな
いが大形で例えば第3図で示した如き厚肉のもの
については重量的に切削品と比較して大した軽減
とはなり得ていない。
「考案の目的」
本考案の主たる目的は近年特に一般に要求され
ている省資源省エネルギーのための自動車の軽量
化とそれに伴なうコスト低減の目的のための新規
なコントロールケーブルの導管用端末部材の構造
のものを提供するにある。
ている省資源省エネルギーのための自動車の軽量
化とそれに伴なうコスト低減の目的のための新規
なコントロールケーブルの導管用端末部材の構造
のものを提供するにある。
「考案の構成」
本考案は加圧加工された筒状体の組合せによつ
て構成されたコントロールケーブルの導管用端末
部材の構造に関する。
て構成されたコントロールケーブルの導管用端末
部材の構造に関する。
「考案の実施態様」
本考案のコントロールケーブル(以下単にケー
ブルという)の導管用端末部材の構造の一実施態
様を図面に基づいて説明するが、本考案はかゝる
実施態様のみに限定されるものではない。
ブルという)の導管用端末部材の構造の一実施態
様を図面に基づいて説明するが、本考案はかゝる
実施態様のみに限定されるものではない。
第1図において1は基筒であつて、導管を挿入
固着する導管挿入部2と、該導管挿入部2に連設
された細径部3と、該細径部3と前記導管挿入部
の境界部分の外周に半径方向外向きに凸出させた
フランジ5とからなると共に、前記細径部3の内
周面は内索挿通孔4となされている。更に前記基
筒1の細径部3に冠覆して空間9を形成し、一端
が前記フランジ5に係合固着した鍔部6と該鍔部
6に連設されかつ前記細径部3より大径の係合部
7からなり更に底を有する冠筒8とからなつてい
る。
固着する導管挿入部2と、該導管挿入部2に連設
された細径部3と、該細径部3と前記導管挿入部
の境界部分の外周に半径方向外向きに凸出させた
フランジ5とからなると共に、前記細径部3の内
周面は内索挿通孔4となされている。更に前記基
筒1の細径部3に冠覆して空間9を形成し、一端
が前記フランジ5に係合固着した鍔部6と該鍔部
6に連設されかつ前記細径部3より大径の係合部
7からなり更に底を有する冠筒8とからなつてい
る。
上述のような二重構造の端末部材では基筒1が
基本となるので形状をほぼ一定にしておき、この
基筒は単独では特殊な用途を除いては殆どそのま
まの状態では使用されることがなく、基筒1のフ
ランジ5から先端方向の一領域にかけての細径部
3に冠筒8を冠覆した後、フランジ5の外周面に
冠筒8の端部を係合固着して鍔部6を形成する構
造のものであります。
基本となるので形状をほぼ一定にしておき、この
基筒は単独では特殊な用途を除いては殆どそのま
まの状態では使用されることがなく、基筒1のフ
ランジ5から先端方向の一領域にかけての細径部
3に冠筒8を冠覆した後、フランジ5の外周面に
冠筒8の端部を係合固着して鍔部6を形成する構
造のものであります。
かかる二重構造の端末部材は、あらゆる形状に
よる多くの種類の冠筒8を用意しておけば、需要
側の要求に応じて必要な時に別途用意した基筒1
と組み合わせるだけでよく、比較的速やかに端末
部材を供給することができる。
よる多くの種類の冠筒8を用意しておけば、需要
側の要求に応じて必要な時に別途用意した基筒1
と組み合わせるだけでよく、比較的速やかに端末
部材を供給することができる。
「考案の効果」
本考案のケーブルの端末部材の構造を採用する
ことによつて、重量においては鉄の切削製品と比
較して約30%、亜鉛ダイキヤスト製品と比較して
も約5〜10%を軽減する効果がある。更に価格に
おいては鉄の切削製品と比較して約50%、亜鉛ダ
イキヤスト製品と比較しても約30%のコストダウ
ンが可能である。即ち重量軽減の点においても、
更に構造上量産に最適であつて価格低減について
もそれぞれ従来にない優れた効果を有する考案で
ある。
ことによつて、重量においては鉄の切削製品と比
較して約30%、亜鉛ダイキヤスト製品と比較して
も約5〜10%を軽減する効果がある。更に価格に
おいては鉄の切削製品と比較して約50%、亜鉛ダ
イキヤスト製品と比較しても約30%のコストダウ
ンが可能である。即ち重量軽減の点においても、
更に構造上量産に最適であつて価格低減について
もそれぞれ従来にない優れた効果を有する考案で
ある。
尚前記係合部7の形状は第1図に示した一実施
態様のものに限定するものではなく、例えば第2
図の他の実施例で示す如く如何なる形状のもので
あつても良いことは勿論である。
態様のものに限定するものではなく、例えば第2
図の他の実施例で示す如く如何なる形状のもので
あつても良いことは勿論である。
図面は本願考案にかゝるものであつて、第1図
は本願考案のケーブルの導管用端末部材の一実施
例の構造を示す二要部の切欠側面図、第2図は本
考案の他の実施例を示す要部の切欠側面図、第3
図は従来のケーブルの導管用端末部材の構造を示
す要部の切欠側面図である。 1:基筒、2:導管挿入部、3:細径部、4:
内索挿通孔、5:フランジ、6:鍔部、7:係合
部、8:冠筒。
は本願考案のケーブルの導管用端末部材の一実施
例の構造を示す二要部の切欠側面図、第2図は本
考案の他の実施例を示す要部の切欠側面図、第3
図は従来のケーブルの導管用端末部材の構造を示
す要部の切欠側面図である。 1:基筒、2:導管挿入部、3:細径部、4:
内索挿通孔、5:フランジ、6:鍔部、7:係合
部、8:冠筒。
Claims (1)
- 導管の端部に固着するための筒状の導管挿入部
と、該導管挿入部に連設された筒状の細径部と、
該細径部と前記導管挿入部との境界部分の外周に
半径方向外向きに突出させたフランジとから構成
された基筒と、該基筒の細径部に冠覆し、一端が
前記フランジに係合固着された鍔部と、該鍔部に
連接された前記細径部より大径の適当形状であつ
て他端部が底を有した筒形である係合部よりなる
冠筒とから構成された二重構造を特徴とするコン
トロールケーブルの導管用端末部材の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984095735U JPH0215047Y2 (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984095735U JPH0215047Y2 (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173821U JPS6173821U (ja) | 1986-05-19 |
JPH0215047Y2 true JPH0215047Y2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=30654986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984095735U Expired JPH0215047Y2 (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0215047Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP1984095735U patent/JPH0215047Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173821U (ja) | 1986-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0215047Y2 (ja) | ||
GB2119479A (en) | Yoke in a universal joint | |
JPS6442818U (ja) | ||
CN216691764U (zh) | 一种防转卡簧及其应用的连接结构 | |
JPH02130492U (ja) | ||
JPH0642130Y2 (ja) | 樹脂製伝動輪 | |
JPH0474738U (ja) | ||
JPS581619B2 (ja) | 高速回転体 | |
JPH029398U (ja) | ||
JPS5947506U (ja) | サスペンシヨンラバ−構造 | |
JPH02128874U (ja) | ||
JPH02103750U (ja) | ||
JPS58176546U (ja) | 小型モ−タのロ−タ | |
JPH04118589U (ja) | 整流子 | |
JPS61110670U (ja) | ||
JPS6259386U (ja) | ||
JPS6176171U (ja) | ||
JPH02107789U (ja) | ||
JPS61114126U (ja) | ||
JPS6435247U (ja) | ||
JPS63160453U (ja) | ||
JPS62170831U (ja) | ||
JPH0456912U (ja) | ||
JPS6321675U (ja) | ||
JPS62120558U (ja) |