JPH02149280A - 靭性機能を向上させたスポーツ用具 - Google Patents

靭性機能を向上させたスポーツ用具

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JPH02149280A
JPH02149280A JP63305031A JP30503188A JPH02149280A JP H02149280 A JPH02149280 A JP H02149280A JP 63305031 A JP63305031 A JP 63305031A JP 30503188 A JP30503188 A JP 30503188A JP H02149280 A JPH02149280 A JP H02149280A
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JP
Japan
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sports equipment
helical groove
resin
channel
helical
Prior art date
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JP63305031A
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Yoshinaga Nakai
芳長 中井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は弾性機能を高めたスポーツ用具並びに準スポー
ツ用具に関するものである。
(従来技術) 一口にスポーツ用具と言ってもその種類は膨大なもので
あって、例えば野球用具を例にとっても、バット、ボー
ル、グローブ、ミツト、ベース等いろいろである。とこ
ろて、このようなスポーツ用具の中でも使用するにあた
って外力が作用し、該外力によって用具が湾曲するよう
な用い方をする場合も多い。上記野球のバットは外観上
大きな湾曲はしないが、高速で投げられたホールを打ち
返す際の衝撃力は極めて大きく、該衝撃力に耐えること
が出来ずして破損してしまうケースがある。このように
衝撃力が作用する用具としては野球バットの他にゴルフ
シャフトやテニスラケット、ゲートボールシャフト等が
ある。さらにこのような衝撃力ではなく、静的外力の作
用て該用具を大きく湾曲させて使用する場合も多く、例
えばアーチエリ−、スキー及びステッキ、棒高飛の棒等
はその代表的なものである。
ところで、このような外力の作用に対し該用具の強度は
十分なものでなければならず、しかも単に耐強度のみを
重視するあまりに、重くなったのではスポーツ用具とし
ての機能を果すことが出来ないため、軽くて強度の高い
ものが求められる場合が多い。したがって従来ては重量
の軽減と強度を両立させるために特殊金属を用いたり、
補強材としての強化繊維を含有する等、いろいろな工夫
がなされてきている。
(本発明の目的) このように、スポーツ用具は一部例外もあろうが、軽く
て強いものが求められるのが一般的であり、本発明はこ
の要求を満すために開発した技術である。すなわち、外
力の作用に対して粘り強く靭性のある用具を提供する。
ここで、対象とするスポーツ用具は特に一定範囲に限定
するものではなく、前記した用具は勿論のこと、使用に
対して外力の作用するものは全て含めるものとする。さ
らに、準スポーツ用具として釣り竿等も含める。
(本発明の構成) 本発明のスポーツ用具は上記目的を達成するため次の特
徴をもって構成している。すなわち、外力の作用によっ
て衝撃力がかかり、湾曲する領域にラセン状の溝を形成
する。該ラセン溝は外表面に連続した1本の溝として形
成され、その太さや深さは用具の材質、形状に適合した
ものとして定められ、数多くのテストから得られるもの
である。このように外表面にラセン溝を形成した場合、
該外表面にはラセン溝によって四部が発生することにな
るが、該ラセン溝を埋めるために樹脂を流し込んで硬化
させることもあり得る。勿論、該樹脂は用具外表面に密
着し、剥離することのない接着性の高いエポキシ等の樹
脂が適しており、使用に際しては顔料を混練して所定の
色彩を与え得る。さらに、該ラセン溝に樹脂を流し込ん
てラセン溝を埋めるのみならす、コイルバネないったん
ラセン溝に沿って巻き付け、その後樹脂を流し込んで該
コイルバネな同時に埋着してしまうこともあり得る。し
かも上記コイルバネは単なるバネ性の高いコイルではな
く、形状記憶合金から構成されるコイルバネである。
以下本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
(実施例) 第1図は本発明に係る1実施例であって、野球バットを
例示している。野球バットは同図に示すごとく1はヘッ
ド、2はクリップ、3はグリップエンドであり、材質は
木材てあっても軽金属であってもよいが、ヘッド1の根
元部からグリップ2にはラセン状に形成されたラセン溝
4が形成されている。該ラセン溝4の断面拡大図を表わ
しているのが第2図てあって、同図に示すごとく所定の
曲率半′径(r)を有す滑らかな曲面によって底5が形
成されていて、上記曲率半径(r)の大きさは適用され
る用具並びにその材質によってさまざまである。上記ラ
セン溝4の底5形状は一定曲率半径(r)の円弧溝に限
るものではなく、清らかな曲面である限り特に限定する
べきものてはないが、衝撃力か作用した際の応力集中を
避けるためにV溝であってはならない。
又、第3図はラセン溝4の別形態を示したものであって
、該ラセン溝4に樹脂6を埋着している。該樹脂6は底
5と強固に密着するとともに、弾性の高い材質が適して
おり、例えばエポキシ系の樹脂を用い得る。該エポキシ
樹脂は接着剤としても用いられるごとく接着機能が高い
もので、半流動状のエポキシ樹脂塗料に硬化剤を混練し
てラセン溝4に流し込んで硬化させる。この場合、透明
をしたエポキシ樹脂塗料に顔料等を混入することによっ
て、所定の色彩を呈すことが出来る訳で、上記硬化剤や
顔料を混練し、真空脱泡されたエポキシ樹脂塗料を塗布
し、自然乾燥又は強制加熱乾燥によって硬化させられる
。また上記樹脂としてはエポキシ樹脂の他にフッソ樹脂
やアクリル樹脂等を用いることも出来る。さらに第4図
は別の実施形態であって、ラセン溝4にコイルバネ7を
埋着した例である。該コイルバネ7は形状記憶合金を用
いて成形されたコイルであって、上記ラセン溝4に巻き
付けた後て一定温度に加熱すれは成形された元の形状に
復元して、ラセン溝4に正確に巻き付いた状態で収まる
。その後は同図のように、該ラセン溝4から離脱しない
ように樹脂6を流し込んでコイルバネ7を埋着してしま
う。
上記実施例は野球のバットを例にとって説明したが、第
5図はテニスラケットの場合を示している。テニスラケ
ットも野球バットと同じように、非常に大きな力てボー
ルを打ち返すスポーツ用具であって、該ラケットのフレ
ーム8やグリップ9には相当の外力か作用する。現にプ
ロのテニス選手ともなれは1試合てネット10が緩んて
しまうことからも、作用する外力の大きさがうかがい知
れるように、該外力の作用てフレーム8やグリップ9が
試合中に破損することもある。したがって、該破損防止
対策として各部の横断面積を大きくして断面2次係数の
増加を図ることは容易であるか、全体の重量増大は敏捷
性を低下させる結果を招くものて、好ましい対策とはな
り得ない。
したがって、本発明は前記野球バットて説明したごとく
、外表面にラセン溝11を形成し該ラセン溝11によっ
て用具全体の靭性な向上させ、破損防止を図る。ここで
該ラセン溝11は、基本的には前記野球バットと同じで
あり、溝の大きさや形状、ピッチ等はテニスラケットと
して最適なものがテストされたうえで定められる。
勿論、ラセン溝11には樹脂6を埋着したり、ラセン溝
11に沿ってコイルバネ7を巻き付けたりすることは自
由である。さらに、アーチエリ−や棒高飛び用の棒等も
スポーツ用具としては大きな力が作用して、大きく変形
をなす用具の1つであって、このようなラセン溝を形成
することによって靭性が向上し、破損防止に結びつく。
以上述べた実施例は本発明の単なる1例にすぎない訳で
あるが、他の用具にしても上記実施例を基にして具体化
することは当業者にとって容易であるため、他の用具に
ついての説明は省略するが、本発明によって次のような
効果を得ることが出来る。
(効 果) (1)本発明のスポーツ用具は外力の作用て変形する部
分にラセン溝を形成しているため、該溝によって全体の
靭性が向上し、外力、特に衝撃的外力に対して非常に強
くなる。さらに該ラセン溝内に樹脂を埋着したり、時に
はコイルバネを巻き付けて樹脂て埋め込みすることによ
って該靭性向上は一段と進み、破損しにくいスポーツ用
具となり得る。
(2)このように、ラセン溝の形成によって靭性が増し
て破損しにくくなることは、同時に各部の断面積を削減
することも可能であって、ひいては本発明はより軽いス
ポーツ用具を提供することになる。
(3)又、ラセン溝に樹脂を埋着することは靭性向上の
機能面のみならす、混入する顔料の色彩によってはカラ
フルな模様を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であって、野球バットを示して
いる。第2図は外表面に形成されるラセン溝の断面拡大
図であり、第3図はラセン溝に樹脂を埋着した場合、第
4図はラセン溝にコイルバネな巻き付けて樹脂で埋め込
んだ場合、さらに第5図はテニスラケットの実施例を・
それぞれ示している。 1・・・ヘッド、 3・・・グリップエンド、 5・・・底、 7・・・コイルバネ、 lO・・・ネット。 2.9・・・グリップ、 4.11・・・ラセン溝、 6・・・樹 脂、 8・・・フレーム、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)野球バットやテニスラケット、さらには棒高飛用
    の棒等のごとく、使用に際して外力が作用するスポーツ
    用具において、比較的高い応力が発生する部位の外表面
    に底を滑らかな曲面でもって形成したラセン溝を設けた
    ことを特徴とする靭性機能を向上させたスポーツ用具。
  2. (2)上記ラセン溝に弾力性と接着性の高い樹脂を埋着
    した特許請求の範囲第1項記載の靭性機能を向上させた
    スポーツ用具。
  3. (3)上記ラセン溝に形状記憶合金から成るコイルバネ
    を巻き付け、樹脂でもって埋着した特許請求の範囲第1
    項記載の靭性機能を向上させたスポーツ用具。
JP63305031A 1988-11-30 1988-11-30 靭性機能を向上させたスポーツ用具 Pending JPH02149280A (ja)

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ID=17940262

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JP (1) JPH02149280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004130001A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Descente Ltd 野球用バット
US8591357B1 (en) * 2011-01-24 2013-11-26 Frederick Roy Bonds Helix wood baseball bat

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