JPH0214704Y2 - - Google Patents

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JPH0214704Y2
JPH0214704Y2 JP15783084U JP15783084U JPH0214704Y2 JP H0214704 Y2 JPH0214704 Y2 JP H0214704Y2 JP 15783084 U JP15783084 U JP 15783084U JP 15783084 U JP15783084 U JP 15783084U JP H0214704 Y2 JPH0214704 Y2 JP H0214704Y2
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JP
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valve
stopper
discharge
valve stopper
fixed
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JP15783084U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は主に冷凍、冷房用として用いられる圧縮
機の弁装置の改良に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の圧縮機の弁装置は、実公昭50−
17053号公報等に記載され第2図に示すように構
成されており、吐出弁14と、この弁の開度を規
制する弁ストツパ16を、シリンダ11の開口端
面に設けられた弁座板12に、夫々の一端でボル
ト17により固定して構成されている。そして、
斯る構成の弁装置は、弁ストツパ16で吐出弁1
4の開度を規制することにより該弁の開きすぎな
どによる折損等を防止するものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の構成によると弁ストツパ
16は、吐出弁14と同じように片持式で固定さ
れているため、吐出弁14の当たりによつて振動
し易くこの振動によつて騒音を発生するという問
題があつた。
本案は斯る点に鑑みてなされたものであり、吐
出弁の当たりによつて弁ストツパが振動を起こし
てもこの振動をすみやかに減衰させることによ
り、弁ストツパから生ずる騒音を低減し得る弁装
置を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案は、吐出孔を開閉する吐出弁の端部と、こ
の吐出弁の開度を規制する弁ストツパの端部とが
ボルト等により弁座板に固定されている弁装置に
おいて、前記弁ストツパの反吐出弁側に一端を弁
ストツパの自由端部に圧接し、中央部に弁ストツ
パとの間に隙間を形成し、他端を前記ボルトで共
締め固定された弾性体を設けたものである。
(ホ) 作用 本案の弁装置は、上記のように構成することに
より、吐出弁の開放時に該弁が弁ストツパに当た
り、弁ストツパが振動を起こしても、この弁スト
ツパの振動が弾性板の制振作用によつてすみやか
に減衰されるようにしたものである。また、弾性
板の中央部と弁ストツパとの間に隙間を形成する
ことにより、もつとも振幅が大きくなる弁ストツ
パの先端部に弾性板の押圧力を集中させて弁スト
ツパの振動を効果的に減衰していると共に弾性板
と弁ストツパとがビビリを起こさないようにした
ものである。
(ヘ) 実施例 以下本案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
1はシリンダ、2はシリンダの開口端面を閉塞
するように取り付けられた弁座板、3は弁座板に
装着されたシリンダヘツドである。4は弁座板2
に穿設された吐出孔5を開閉する吐出弁、6は吐
出弁の開度を規制する弁ストツパである。そし
て、これら吐出弁4と弁ストツパ6とはボルト7
により夫々の一端4a,6aで弁座板2に固定さ
れている。8は、弁ストツパ6の反吐出弁4側に
設けられた弾性板であり、この弾性板は、一端8
aを前記ボルト7によつて固定されており、か
つ、中央部8bと弁ストツパ6との間に隙間9を
形成しつつ、他端8cを自身の弾性力によつて弁
ストツパ6の自由端部6bに圧接せしめている。
このように構成された圧縮機の弁装置におい
て、弾性板8は、その中央部8bと弁ストツパ6
との間に形成された隙間9によつて自身の弾性に
よる押圧力が弁ストツパ6の自由端部6bに集中
するようにされており、吐出弁4の開放時に該弁
が弁ストツパ6に当たり弁ストツパ6が振動して
も、この振動、特に振幅が大きい自由端部6bの
振動がすみやかに減衰できるようにしている。
(ト) 考案の効果 以上のように本案は、吐出孔を開閉する吐出弁
の端部と、この吐出弁の開度を規制する弁ストツ
パの端部とがボルト等により弁座板に固定されて
いる弁装置において、前記弁ストツパの反吐出弁
側に一端を弁ストツパの自由端部に圧接し、中央
部に弁ストツパとの間に隙間を形成し、他端を前
記ボルトで共締め固定された弾性体を設けたもの
であるから、前記弾性板は、その中央部と弁スト
ツパとの間に形成した隙間によつて、自身の弾性
による押圧力を弁ストツパの自由端部に集中させ
ることができ、吐出弁の当たりによつて弁ストツ
パが振動しても、この振動、特に振幅が大きい自
由端部の振動をすみやかに減衰させて弁ストツパ
から生ずる騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す弁装置の縦断面
図、第2図は従来例を示す弁装置の縦断面図であ
る。 2……弁座板、4……吐出弁、5……吐出孔、
6……弁ストツパ、6b……自由端部、7……ボ
ルト、8……弾性板、8a……一端、8b……中
央部、8c……他端、9……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吐出孔を開閉する吐出弁の端部と、この吐出弁
    の開度を規制する弁ストツパの端部とがボルト等
    により弁座板に固定されている弁装置において、
    前記弁ストツパの反吐出弁側には一端を弁ストツ
    パの自由端部に圧接し、中央部に弁ストツパとの
    間に隙間を形成し、他端を前記ボルトで共締め固
    定された弾性体が設けられていることを特徴とす
    る圧縮機の弁装置。
JP15783084U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0214704Y2 (ja)

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JP15783084U JPH0214704Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JP15783084U JPH0214704Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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Publication Number Publication Date
JPS6173878U JPS6173878U (ja) 1986-05-19
JPH0214704Y2 true JPH0214704Y2 (ja) 1990-04-20

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JPS6173878U (ja) 1986-05-19

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