JPH02145918A - 外乱補償型光位置検出装置 - Google Patents

外乱補償型光位置検出装置

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JPH02145918A
JPH02145918A JP29816388A JP29816388A JPH02145918A JP H02145918 A JPH02145918 A JP H02145918A JP 29816388 A JP29816388 A JP 29816388A JP 29816388 A JP29816388 A JP 29816388A JP H02145918 A JPH02145918 A JP H02145918A
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JP
Japan
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optical element
cylindrical magnet
light
faraday
magnet
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Application number
JP29816388A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nachi
毅 名知
Masami Nishimura
西村 正巳
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Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファラデー光学素子を用いた位置検出装置に
おいて、測定光源等に加わる外乱の影響を除去し得る外
乱補償形光位置検出装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のアナログ式光位置検出装置として、例えば第3図
に示すものが知られている。この検出装置では、測定光
源1から出射された測定光が、光ファイバ2を通って検
出端部2aから出射され、ミラー3によって反射され、
別の光ファイノく4の検出端部4aに入射し、光ファイ
バ4を通って受光器5により受光されるようになってい
る。
従って、ミラー3が動いて検出端部2a、4aとの間の
距離xが変化すると、受光器5で受光される光量が変化
することになるので、この光量変化がミラー3に対する
検出端部2a、4aの位置信号となる。一般には、検出
端部2a、4aを固定しておき、ミラー3を被測定物に
取り付けておくことにより、被測定物の位置変位を検出
することができる。この場合に、距aXと受光器5の検
出光量との関係は第4図の特性図に示すようになる。な
お、距離Xが零のときはミラー3が検出端部2a、4a
と接触した状態である。
しかしながら、このような従来装置においては、検出端
部2a、4aとミラー3との間に空間が存在するため、
光の入反射を妨害する異物つまり塵埃や油の付着、又は
ミラー3や検出端部2a、4aに温度変化に伴う結露の
発生等が生じた場合に、測定光がそれらに妨害されて正
確な位置検出が不可能となったり、或いは電気的な外乱
によって測定光源lの光量が変化することによる測定誤
差が生ずる等の欠点を有している。従って、この欠点を
防止するために堅牢な防塵カバーを設けたり、測定前に
アルコール等で検出端部2a、4aやミラー3の表面を
洗浄する等の作業が不可欠であり、更には測定光源lの
安定化のためにも工夫を要し、そのため装置が大型化し
保守を行うにも多大な労力を要する。
このような欠点を解消するために、本出願人は既に第5
図に示すようなファラデー光学素子を用いた光位置セン
サを提案している。この第5図において、10は測定光
源であり、この測定光源10の出力側には例えば光ファ
イバ等から成る光導体11を介して棒状のファラデー光
学素子12が接続され、ファラデー光学素子12の出射
端には光導体13を介して受光器14が接続されている
。また、ファラデー光学素子12の入射面には偏光子1
5、出射面には検光子16が取り付けられており、これ
らは偏光面が互いに90度の直交状態となるように配置
されている。ファラデー光学素子12の一部はフェライ
トコア等により形成された筒状の永久磁石から成る筒状
磁石17の中空部内に挿入され、筒状磁石17に対して
その軸方向に相対的に移動できるようにされている。
測定光源10からの出射光は、偏光子15を通過する際
に直線偏光となり、ファラデー光学素子12に入力する
0例えば、航空機の舵面用アクチュエータ等に連動して
、筒状磁石17がX方向に動いたとすれば、ファラデー
光学素子12の筒状磁石17の中空部に挿入された長さ
に応じて、直線偏光は筒状磁石17の磁界により偏光面
の回転を生ずる。偏光子15と検光子16との偏光面は
90度の直交状態に置かれているので、筒状磁石17中
に挿入されるファラデー光学素子12の長さが大きくな
れば、磁界によるファラデー効果によって偏光面の回転
角が大きくなり、検光子16を通過して受光器14に入
射する光量も多くなる。従って、受光器14で検出され
る光量を知ることにより、筒状磁石17の移動量を求め
連動するアクチュエータ等の位置を検出することができ
る。。
なお、偏光子15と検光子16との偏光角度を最初は一
致させておき、受光器14に入射する光量の減少度によ
り、筒状磁石17に対する変位を検出することもできる
ことは勿論である。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、この検出装置は第3図に示した検出装置
のように測定光が妨害されるようなことはないが、測定
光源10の光量がその電圧変動、周囲温度、経年変化に
より変化したり、ファラデー光学素子12の偏光特性の
温度による影響が十分者えられ、これらの外乱の影響が
あった場合に、受光器14で得られる測定値には測定誤
差が介入する問題点がある。
本発明は上述のファラデー光学素子を使用した光位置セ
ンサを改良し、測定光源等に加わる外乱の影響を補償し
て、正確な測定をなし得る外乱補償型光位置検出装置を
提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため本発明は、共通の測定光源に
光学的に接続し、前記光源からの光束の入射端面に偏光
子を、出射端面に検光子をそれぞれ設けた第1、第2の
棒状のファラデー光学素子を筒状磁石の中空部内に挿入
し、前記第1のファラブー光学素子は少なくともその一
部が前記筒状磁石の中に存在するようにして前記筒状磁
石に対して相対的に移動可能とし、前記第2のファラデ
ー光学素子は前記筒状磁石の中に常に存在するようにし
たことを特徴とするものである。
[発明の実施例] 本発明を第1図、第2図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は構成図を示し、第5図と同一の符号は同一の部
材を示している。筒状磁石17の中空部内には、両側に
それぞれ偏光子15a、15b、検光子16a、16b
を有する第1、第2のファラデー光学素子12a、12
bが挿入されており、これらのファラデー光学素子12
a、12bは筒状磁石17の軸方向に位置をずらせて挿
入されており、第1のファライ光学素子12aはその測
定時において、一部が筒状磁石17の中空部内に挿入さ
れている。また、第2のファラデー光学素子12bは常
に筒状磁石17の内部に位置するように配置されている
。ファラデー光学素子12a、12bの偏光子15a、
15b側は、それぞれ光ファイバなどの光導体11a、
llbを介して共通の測定光源10に光学的に接続され
、検光子16a、16b側に受光器14a、14bがそ
れぞれ光導体13a、13bを介して光学的に接続され
、各受光器14a、14bの出力は演算器20に接続さ
れている。
ここで、第1のファラデー光学素子12aに対する筒状
磁石17のX方向の変位をX、第1のファラデー光学素
子12aから受光器14aに入射する光量をα、第2の
ファラデー光学素子12bから受光器14bに入射する
光量をβとする。
筒状磁石17が変位すると、第1のファラデー光学素子
12aは筒状磁石17の中空部内に相対的に挿入されて
ゆくことになり、第1の受光器14aで得られる光量α
に対する出力aは、第1図の第1のファラデー光学素子
12aの状態において零に校正されているものとし、変
位量Xに対して第2図の特性Aで示す直線的な変化をす
るように校正されている。また、そのとき第2の受光器
14bで得られる光量βに対する出力すは、第2のファ
ラデー光学素子12bの全体が常に筒状磁石17の中空
部内にあるため、特性Bに示すようにblのレベルで一
定である。
そして、校正時における変位x1に対する第1の受光器
14aの出力をalとすれば、筒状磁石17の変位量X
は第1の受光器14aの出力aを基に、 x =  (xi/al)  ・ a        
    ・・・(1)により求めることができる。
ここで、変位量Xが一定であっても、温度が変化して第
1のファラデー光学素子12aのファラデー回転角が変
化したり、測定光源lOの電圧変動等が存在すると、第
1のファラデー光学素子12aから出射する光量αは変
化することになる。第1の受光器14aで得られる出力
aは、変位量Xが同じxlであっても、第2図の例えば
特性A1に従って変化しa2となってしまう、この特性
変化を無視して(1)式を適用すれば、得られた変位1
51xは寞2となり誤差が含まれることになる。
しかし、温度の変化や電源変動の影響は第1、第2のフ
ァラデー光学素子12a、12bにほぼ同等に及ぶので
、本来変位量Xに依存しない筈の第2のファラデー光学
素子12bの出射光量βによる第2の受光器14bの出
力すに変化が生ずれば、これは環境変化等があったもの
と推定できる。従って、その出力変化率から第1のファ
ラデー光学素子12aの出射光量α、つまり第1の受光
器14aの出力aを補償することができる。
即ち、第2のファラデー光学素子12bの出力すが特性
B1によるb2に変化すれば、特性Aも同じ割合で変化
して特性Atとなると考えられる。そこで、第2の受光
器14bの出力すの変化率bl/b2により(1)式を
補正すれば、環境変化を補償した検出を行うことができ
る。
従って、変位量Xを第1、第2の受光器14a、14b
の出力a、bを関数とする一般式として表せば、次の(
2)式となり、演算器20は(2)式による演算を行え
ばよいことになる。
x =  (bl/ b )    (xi/al) 
 @ a   ・・−(2)つまり、外乱補償用の第2
のファラデー光学素子12bの校正時における出力b1
と測定時の出力すとの変化率bl/bを求めて、温度変
化や測定光源10の光量変化の影響等を補償して、第1
のファラデー光学素子12aの筒状磁石17に対する校
正された特性Aに従った相対的な変位量Xを正確に知る
ことができる。
なお、第1図の実施例においては、第1のファラデー光
学素子12aに対して第2のファラデー光学素子12b
の長さは短くなっているが、この長さは出力精度に影響
を及ぼさない程度まで短縮することができる。また、可
撓性を有する光導体11b、13bを用いれば、第2の
ファラデー光学素子12bは筒状磁石17内に固定して
配置することも可能である。更には、第2のファラデー
光学素子12bは全体を筒状磁石17内に挿入せずに、
内外部に存在する長さの比が常に一定であれば、一部を
外部に露出しておくこともできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る外乱補償型光位置検出
装置は、測定光源の電圧変動や、ファラデー光学素子の
温度に対する特性変化が測定値に及ぼす影響を補償でき
、測定光路中の異物や結露による影響もなく、航空機な
ど環境条件の変化の大きい用途においても十分に使用で
き、検出精度が安定する利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面第1図、第2図は本発明に係る外乱補償型光位置検
出装置の一実施例を示し、第1図は構成図、第2図は特
性図であり、第3図は従来の検出装置の構成図、第4図
はその特性図、第5図は本発明の基本的構成図である。 符号10は測定光源、11.13は光導体、12はファ
ラデー光学素子、14は受光器、15は偏光子、16は
検光子、17は筒状磁石、20は演算器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共通の測定光源に光学的に接続し、前記光源からの
    光束の入射端面に偏光子を、出射端面に検光子をそれぞ
    れ設けた第1、第2の棒状のファラデー光学素子を筒状
    磁石の中空部内に挿入し、前記第1のファラデー光学素
    子は少なくともその一部が前記筒状磁石の中に存在する
    ようにして前記筒状磁石に対して相対的に移動可能とし
    、前記第2のファラデー光学素子は前記筒状磁石の中に
    常に存在するようにしたことを特徴とする外乱補償型光
    位置検出装置。 2、前記第2のファラデー光学素子は前記筒状磁石に対
    してその位置を固定した請求項1に記載の外乱補償型光
    位置検出装置。 3、前記第1、第2のファラデー素子の光の出射端面を
    それぞれ光検出器に接続し、これらの光検出器の検出信
    号を演算回路に入力して補償演算を行うようにした請求
    項1に記載の外乱補償型光位置検出装置。
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