JPH0213821Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0213821Y2 JPH0213821Y2 JP20200983U JP20200983U JPH0213821Y2 JP H0213821 Y2 JPH0213821 Y2 JP H0213821Y2 JP 20200983 U JP20200983 U JP 20200983U JP 20200983 U JP20200983 U JP 20200983U JP H0213821 Y2 JPH0213821 Y2 JP H0213821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable piece
- flange
- spacer
- push rod
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電磁バルブの改良に関するものであ
る。
る。
従来の電磁バルブにおいては、吸着片である可
動片が押棒に対してフリーの状態に取付けられて
いるにすぎないため、可動片が電磁石に吸着離脱
を繰返すことにより可動片が回動し電磁石に対す
る吸着面がその都度異なり、特に吸着面の面精度
の違い等により磁路ギヤツプに変動が生じて吸着
離脱電流値に著しいばらつきがあつた。そこで、
先の出願(実願昭55−150400)でこの欠点を改良
し可動片が押棒に対して回動するのを防ぐため、
第1図a,bに示したように可動片1′とフラン
ジ3′との間隙a′に弾力性のあるスペーサ6′を介
在させて押棒2′に対し可動片1′が完全にフリー
状態でないようにしたものを提案し、これにより
一応の効果は得られたが可動片の回動を完全に防
ぐことはできない。
動片が押棒に対してフリーの状態に取付けられて
いるにすぎないため、可動片が電磁石に吸着離脱
を繰返すことにより可動片が回動し電磁石に対す
る吸着面がその都度異なり、特に吸着面の面精度
の違い等により磁路ギヤツプに変動が生じて吸着
離脱電流値に著しいばらつきがあつた。そこで、
先の出願(実願昭55−150400)でこの欠点を改良
し可動片が押棒に対して回動するのを防ぐため、
第1図a,bに示したように可動片1′とフラン
ジ3′との間隙a′に弾力性のあるスペーサ6′を介
在させて押棒2′に対し可動片1′が完全にフリー
状態でないようにしたものを提案し、これにより
一応の効果は得られたが可動片の回動を完全に防
ぐことはできない。
この考案は上記の点に鑑み、可動片の回動を完
全に防止し、かつ本来の押棒に対し若干の自由度
を保持して電磁石への吸着を確実ならしめた電磁
バルブを提供することを目的とするもので、その
要旨とするところは押棒の下端に回動自在に取着
した可動片と、該可動片の上部に間〓を存して押
棒に固設したフランジの対向面にそれぞれ係合凹
部を穿つとともに、可動片とフランジとの間隙に
両面に前記係合凹部に嵌入係合する係合凸起を備
えたスペーサを介在せしめたものである。
全に防止し、かつ本来の押棒に対し若干の自由度
を保持して電磁石への吸着を確実ならしめた電磁
バルブを提供することを目的とするもので、その
要旨とするところは押棒の下端に回動自在に取着
した可動片と、該可動片の上部に間〓を存して押
棒に固設したフランジの対向面にそれぞれ係合凹
部を穿つとともに、可動片とフランジとの間隙に
両面に前記係合凹部に嵌入係合する係合凸起を備
えたスペーサを介在せしめたものである。
以下その一実施例を図面に基づいて説明する
と、第2図において押棒2の下端に回動自在に可
動片1を取着し、かつ該可動片1の上部に間隙a
を存してフランジ3を押棒2に固設し、可動片1
とフランジ3の対向面にそれぞれ係合凹部4を穿
つとともに、可動片1とフランジ3との間隙aに
第3図に示すリング状で両面に前記係合凹部4に
嵌入係合する係合凸起5を備えた弾力性のあるス
ペーサ6を介在せしめた構成である。尚、係合凸
起5は基端に厚さbの段部5aを存して形成する
と、スペーサ6とフランジ3との間及びスペーサ
6と可動片1との間に若干の空隙をもたせること
ができる。7は可動片1を吸着保持する電磁石で
ある。
と、第2図において押棒2の下端に回動自在に可
動片1を取着し、かつ該可動片1の上部に間隙a
を存してフランジ3を押棒2に固設し、可動片1
とフランジ3の対向面にそれぞれ係合凹部4を穿
つとともに、可動片1とフランジ3との間隙aに
第3図に示すリング状で両面に前記係合凹部4に
嵌入係合する係合凸起5を備えた弾力性のあるス
ペーサ6を介在せしめた構成である。尚、係合凸
起5は基端に厚さbの段部5aを存して形成する
と、スペーサ6とフランジ3との間及びスペーサ
6と可動片1との間に若干の空隙をもたせること
ができる。7は可動片1を吸着保持する電磁石で
ある。
この考案は前記構成としたから、フランジ3と
可動片1との間隙aに介在せしめたスペーサ6の
両面に設けた係合凸起5がフランジ3と可動片1
に設けた係合凹部にそれぞれ嵌入係合し、押棒2
に固設したフランジ3と可動片1はスペーサ6を
介して一体的に結合されるから可動片1の回動は
完全に防止され、かつスペーサ6がゴムなどの弾
性材で構成されているから可動片1は押棒2に対
し若干の自由度を保持して電磁石7への吸着は確
実に行なわれる。なお、実施例のように係合凸起
5の基端に段部5aを設けスペーサ6とフランジ
3及びスペーサ6と可動片1との間に段部5aの
厚みbに相当する空隙を形成せしめると押棒2に
対する可動片1の自由度を一層高めることができ
るものである。又、係合凸起と係合凹部を逆にし
ても同じ効果が得られることは勿論である。
可動片1との間隙aに介在せしめたスペーサ6の
両面に設けた係合凸起5がフランジ3と可動片1
に設けた係合凹部にそれぞれ嵌入係合し、押棒2
に固設したフランジ3と可動片1はスペーサ6を
介して一体的に結合されるから可動片1の回動は
完全に防止され、かつスペーサ6がゴムなどの弾
性材で構成されているから可動片1は押棒2に対
し若干の自由度を保持して電磁石7への吸着は確
実に行なわれる。なお、実施例のように係合凸起
5の基端に段部5aを設けスペーサ6とフランジ
3及びスペーサ6と可動片1との間に段部5aの
厚みbに相当する空隙を形成せしめると押棒2に
対する可動片1の自由度を一層高めることができ
るものである。又、係合凸起と係合凹部を逆にし
ても同じ効果が得られることは勿論である。
したがつて、この考案によれば可動片と電磁石
との吸着、離脱を繰返してもその振動等で可動片
が回動することが全くなく電磁石に対する可動片
の吸着面は変動せず、常時一定の吸着離脱電流が
得られ従来のように大きなばらつきは生じない。
また、スペーサは弾力性を有するため押棒に対す
る可動片の自由度が高く可動片と電磁石との間に
多少の芯ずれとか、傾きがあつても吸着離脱は正
確に行なわれる。
との吸着、離脱を繰返してもその振動等で可動片
が回動することが全くなく電磁石に対する可動片
の吸着面は変動せず、常時一定の吸着離脱電流が
得られ従来のように大きなばらつきは生じない。
また、スペーサは弾力性を有するため押棒に対す
る可動片の自由度が高く可動片と電磁石との間に
多少の芯ずれとか、傾きがあつても吸着離脱は正
確に行なわれる。
第1図a,bは従来の電磁バルブの断面図及び
平面図、第2図はこの考案の一実施例を示す断面
図、第3図はスペーサの平面図である。 1……可動片、2……押棒、3……フランジ、
4……係合凹部、5……係合凸起、6……スペー
サ、a……間隙。
平面図、第2図はこの考案の一実施例を示す断面
図、第3図はスペーサの平面図である。 1……可動片、2……押棒、3……フランジ、
4……係合凹部、5……係合凸起、6……スペー
サ、a……間隙。
Claims (1)
- 押棒2の下端に回動自在に可動片1を取着する
とともに、該可動片1の上部に間〓aを存してフ
ランジ3を押棒2に固着し、可動片1とフランジ
3との間〓aに弾力性のあるスペーサ6を介在さ
せたものにおいて、該スペーサ6の両面に係合凸
起5を設け、該係合凸起5を可動片1とフランジ
3の対向面に穿設した係合凹部4に嵌入係合し可
動片1の回転を阻止したことを特徴とする電磁バ
ルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20200983U JPS60108868U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 電磁バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20200983U JPS60108868U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 電磁バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108868U JPS60108868U (ja) | 1985-07-24 |
JPH0213821Y2 true JPH0213821Y2 (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=30764327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20200983U Granted JPS60108868U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 電磁バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108868U (ja) |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP20200983U patent/JPS60108868U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60108868U (ja) | 1985-07-24 |
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