JPH02131511A - 芝張作業機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利川分野） 本発明は種子繁殖のできないゾイシア属（日本芝）の芝
張作業を能率的に実施することを可能とする芝張作業機
に関する。

（従来の技術） 従来、ゴルフ場や庭園などに揮＋繁殖の出来ないゾイシ
ア属（日本芝）の芝？育成する｛ては、通常３Ｑ　ｔｚ
＋　ｘ　８Ｔ　ｃｍの方形に裁断した切芝（以下、単に
切芝と言う）を一定間隔に順次並べて移植することが行
われている。

（発明が解決しようとする課題） 上記作業は専ら手作業で行われることから、非常に能率
の悪いものであった。また、多くの切芝を敷き詰めるこ
とから経済上もコスト高となっていた。

（課題を解決するだめの手段） 本発明は斯有る従来の欠点を除去せんとするものであっ
て、本発明者は先に切芝を分解引伸し、筋伏のランカー
を適当網目間隔のネット上に並べると共に、上面の水溶
姓の紙或は網などで鼓蔽した長尺の巻ロールに作成し、
これを現地で延展して植込むことの提案をしたが、本発
明はこのように構成した巻ロールをトラクターの走行と
共に自劾的に地面へ延展し、且つ目上がけを施して能率
的に実施することのできたものである。

本発明の特徴は以下の実施例によって具体的に説明され
る。

（実施例） 第１図は本発明で使用する芝の巻ロール製品製造説明図
であって、ｌは主としてスフ糸などで織成されたネット
（凡そｇ：！ｙｘ９ａｒｔ）或は不織布シート（以下ネ
ットと言う）でロール巻きされてなる。２は従来品の切
芝（たて３７ｃｙｕ，よこ３０１）であって、分，ｍ機
（ほぐし機）３を使用しランナーのみにほぐして上記の
延展されるネソト１上に散布されるようになされる。

４、５及び６は上記ネソトの延展走庁路途中（で設けた
発根促進剤、萎凋防止剤、殺菌殺虫剤などの散布器、７
は前記ｌと同様の被覆ネット．、８はその繰出しローラ
、９は最終的に両端及び中央部位置などを縫製するミシ
ン、１０は製品の巻ロールである。このさい、上記巻ロ
ール１０は適宜な寸法のものに設計することができるが
、一列で言うと巾Ｓがｌｍで長さが５０ｍとされる。ま
たネソト１上に敗布するランナーｐはネソト而積１ｍＸ
ｌ．２ｒｌ１の範囲に従来Ｄ切芝（たて３７ｃＭ１よこ
３Ｑｔ７ｎ）のものが散在する状態となされる。

第２図は上記巻ロール１０を自動５ｇＬ展する芝張作業
機に関するもので、Ａは平面図、Ｂは図Ａの矢印（（イ
）方向の側面図、Ｃは同矢印（口）方向の部分厠而図、
Ｄは図Ａのｘ−Ｘ線部分断而図である。

ｌ１はトラクター本体、ｌ２はｆｌＥ業部で本体側Ｐ．
　Ｔ．Ｏ軸１３と台板１４を介し゜Ｃ連結されてなシ、
台板ｌ４上面は巾方向へ２分されるセクションＡ，Ｂと
なＬてセクションＡ　ＩＩボ例ではトラクターの進行方
向左半分）には補助作業員の座席ｌ５と、次述するレベ
ルホイールのための土董調￥ハンド／ｌ／１６を、他の
士クションＢに：−ｉ．前記巻ロ一ルｌＯの架台、繰出
しロールｌ７、切断器１８などが設けてある。

これに対し合板１４下面のセクションＡには耕運刃ｍと
スクリューｎとを婦えたロータリー．％Ｉｌ１９が設け
てあり、且つこれらはカバー２０で彼蔽されていて地表
面を掻き起す耕運土をセクションＢ側へ向けて散布させ
る−ようになさしめる。なお、２１は送風機で上記耕運
土のＢセクションに向けての散布を効果的に行わしめる
だめのもの、２２はレベルホイールで台板ｌ４上而のハ
ンド／Ｌ’ｌ６の回動操作で地面との高さｈが適宜変え
られるようになっており、即ちｈｋ大ｒｌｉならしめる
時は上記耕運土が７１１のなるように調整されるものと
なる。

一方台板１４下面のセクションＢにハトラクターの進行
側前方へ娯圧ロール２３が設けてあり、その後方へ目土
敗布容′ａｉ２４が設けてある。

こ＼に目上故布容器２４は上記セクションＡで掻き起さ
れる耕運土を受入れ、且つ落下させるよう：でなすため
のものであって、容器底Ｉ川部には調￥板２５が設けて
あり、落下量がそのｒＩＪ方向で均一となるように調Ｙ
される。なお、図面で２６は鎮圧ロール２３の反転側上
方箇所に．投けた土落しブラシであり、また２７はセク
ションＡとＢとの境界部に設けたディスク刃で、セクシ
ョンＡの耕運土とセクションＢに敗−市さｈる目土との
境界が明確に仕切られるようにするだめのものであり、
こｈは繰返し作業時の接合位置全正確に知ることが出来
る上で役立ったものとなる。

上記ｈ“＋’ｊ　成：ｒｃ　於いてセクションＢの架台
，・こは巻ロール１０を収ＩＪけ、該ロール１０の不７
ノｉ−先端を引出して前方の繰出しローラ１７及び、下
方の鎮圧ロ一ル２３を経て地表面に延展されるようにな
すのであり、これはトラクター１１の始動進行によって
行われるものとなる。

即ち、トラクターの始動進行と共に芝ランナーを上下ネ
ット間にほぐしてサンドインチ状としたネットが地表面
に延展されるのであシ、且つ該運行中に延展されたネッ
ト上には散布容器２４内の土が目上として散布されるよ
うになされる。このさい、その上量調整は座席１５位置
の補助作業者　がハンド／Ｉ／ｌ６を適宜時計方向或は
反時計方向に回劾させることに行われる。

以上によりトラクターの進行でセクションＢ（ｌｌｌｌ
Ｉの地表面には芝の移殖が自動的に行われるものとなる
のであシ、一定距離進行して植の隣シヘ順次同様に進行
を繰返すことにより、能率的に円滑実施することのでき
るものである。

（発明の効果） 本兄四は以上の如く構成せしめるものであって、本発明
によればトラクターの走行と共に、巻ロールが地表面上
に順次延展され且つ自動的に目上散布の行われるものと
なるのであり、非常に能率的に芝張作業を遂行すること
ができる。

また、本発明では従来の切芝をほぐすことによ夛適当広
さに分散させて効果的な芝の育成が図れるものとなるの
であシ、芝張作業に於ける省力化と共にコストの低減に
寄与せしめること大なるものである。本発明者の実験に
よれば作業能率の向上は５倍以上であり、且つコストの
低減は１以下でなることが解つた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で使用する芝の巻ロー／Ｌ／製品製造説
明図、第２図は芝張作業機でＡは平面図、同ＢはＡの矢
印（イ）方向ｆｌＶＩ而図、同Ｃは矢印（口）方向部分
側而図、同ＤはＡのＸ−Ｘ線部分断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）トラクター本体のＰ．Ｔ．Ｏ軸に対し、以下構成
   の台板を連設させたことを特徴とする芝張作業機。 イ・台板のトラクター進行方向と直交する巾方向を２分
   するセクションＡ、Ｂとなし、 上面の片方側セクションは補助作業員の座 席と目土掻取り用土量調整ハンドルを設け、同じく他方
   側セクションにはその巾方向寸 法でランナー（芝）を上下網目間に挾んで なる巻ロール及び案内ロールを設ける。 ロ・台板下面の片方側セクションには地表面を耕運し且
   つ掻起し土を他側セクションへ 向け送り出すようになすための耕運刃及び 台板と地面との高さを適宜変えられるよう になすためのレベルホイールを設ける。 ハ・台板下面の他方側セクションには巻ロールを延展す
   る鎮圧ロールと、その後に前項 送出の目土を受入れ且つ散布可能とする目 土容器を設ける。