JPH02123303A - 光ファイバの放射線劣化防止方法 - Google Patents

光ファイバの放射線劣化防止方法

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JPH02123303A
JPH02123303A JP63276009A JP27600988A JPH02123303A JP H02123303 A JPH02123303 A JP H02123303A JP 63276009 A JP63276009 A JP 63276009A JP 27600988 A JP27600988 A JP 27600988A JP H02123303 A JPH02123303 A JP H02123303A
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JP
Japan
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light
bleaching
optical fiber
loss
radiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP63276009A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Yoshiaki Ichige
市毛 良明
Yukio Wada
幸男 和田
Yoshiki Chigusa
佳樹 千種
Yasuji Hattori
服部 保次
Minoru Watanabe
稔 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication of JPH02123303A publication Critical patent/JPH02123303A/ja
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光ファイバの放射線劣化防止方法に関する。
〈従来の技術〉 放射線が照射される雰囲気中において光ファイバを使用
すると、該放射線により石英等からなる光ファイバに着
色等の変質劣化が生じて光損失が増大するため、長時間
にわたりては使用できないということが従来より知られ
ている。
このような問題を解決するための一つの手段としてフォ
トブリーチング効果を利用するものがある(E、J、F
r1ble et aj 、、^pp1.0pti’c
s。
20.3448 (1981))。このフォトブリーチ
ング効果とは、ファイバにブリーチング用の光を入射す
るとγ線による誘起損失増加量が抑えられるというもの
である。
このフォトブリーチング効果を利用した放射線劣化防止
方法としては、例えば特開昭62−141513号公報
に開示されたものがあるが、この公報にも示されている
ように、従来においては、ブリーチング用の光は光ファ
イバを放射線雰囲気中に入れである間中入射しなければ
ならないと考えられ、また、その効果は入射後ある程度
は持続するものと考えられていたので、ブリーチング光
は光ファイバを放射線雰囲気中に入れた時点から流すよ
うにし、光ファイバの使用時には止めるようにしている
〈発明が解決しようとする課題〉 前述した従来の方法によると、光ファイバを放射S雰囲
気中に入れである間中、ブリーチング用の光を流さなけ
ればならないので、ブリーチング用の光源の寿命を考え
ると実用上問題があった。
また、ブリーチングの効果を評価する場合にもブリーチ
ング用の光を止めた状態で行っており、従来においては
例えば通信用の長波長の光を使用する場合にはあまり効
果がないというように評価されている。
本発明(、?、このような事情に鑑み、より効果的な光
ファイバの放射線劣化防止方法を提供することを目的と
する。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは前記目的を達成するために種種検討を重ね
た結果、前述したフォ1−ブリーチング効果は特に純シ
リカコアの光ファイバの場合にCよブリーチング用の光
を流しているときのみ表われ、光を止めた後はほとんど
持続性がないことを知見し、本発明を完成した。
かかる本発明の光ファイバの放射線劣化防止方法は、光
ファイバを放射線雰囲気中で使用するに際し、該光ファ
イバにブリーチング用の光を入射して損失増加を抑制す
る光ファイバの放射線劣化防止方法において、光ファイ
バの使用時にブリーチング用の光を入射することを特徴
とする。
く作   用〉 放射I@雰囲気中におかれて伝送損失が増加した光ファ
イバにブリーチング用の光を入射すると入射と同時にフ
ォトブリーチング効果が表れて損失が急激に低減する。
また、ブリーチング用の光の入射を止めろと損失は急激
に増加するが、再び使用時にブリーチング用の光を入射
すると損失が急激に低減する。
以上の様子を図に示すと第1図のようになる。すなわち
、光ファイバを放射線雰囲気中に入れると伝送損失が増
していくが、Pでブリーチング光を入射すると損失が低
減して最初のレベルにおちる。そして、Pでブリーチン
グ光の入射を停止すると損失が増加して短時間でブリー
チング光を入射しなかった場合の位置までもどる。
また、再度P3の位置でブリーチング光の照射を開始す
ると損失は再び最初のレベルまで低減し、P4の位置で
ブリーチング光の照射を停止するとブリーチング光を入
射しなかった場合の位置まで増加する。なお、図中、破
線はP2→P2及び1)、→P4の間ブリーチング光を
入射しなかった場きの損失増加を示す。
以上の原理により、光フアイバ使用時のみブリーチング
光を入射すれば、放射線による損失増加を経済的且つ有
効に防止できる。
なお、ブリーチング用の光源としてはフォトブリーチン
グに有効である0、3〜0.8μmの波長域を含む光を
用いればよく、例えばII e −CdL、−ザー H
e −N e L/−ザー、Xenanランプ、水銀ラ
ンプ等が挙げられる。また、との光量は、損失増加抑制
効果が飽和し、光量依存性を示さなくなる1 00 m
 W / m2を上限値とすれば有効である。
く試 験 例〉 以下に種々の試験例を示す。
試験例1 純シリカコア、F添加クラッドからなる長さ10mのラ
イトガイド(以下、LGという; コア径180μm/
クラッド径200μm。
F添架量に=1.0%)のフォトブリーチング効果をみ
るため、該光ファイバにHe−Cdレーザ(0,44μ
m、  30 nsW/yw: )の光を入射しながら
γ線を10’R/Hrで照射したときの出射光量の変化
の様子を測定した。この結果を第2図に示す。
第2図の結果よゆ、ブリーチング用の光を入射している
間は、損失増加は全くおこらず、完壁なフォトブリーチ
ング効果が得られることがわかった。
試験例2 試験例1と同じLGについて、ブリーチング光の入射の
時期を第3図に示すように変化させて、フォトブリーチ
ングのタイミング依存性をしらべた。なお、γ線照射線
量率は10’R/Hr、ブリーチング光量はXeランプ
により89 m W / 〜2とした。
この結果は第3図に示すが、同図中、Aはブリーチング
光を入射しない例、Bはブリーチング光を全範囲に頁っ
て入射した例、Cは最初からC8の位置までブリーチン
グ光を入射した場合、Dはd、〜d2の間t!けブリー
チング光を入射した場合、Eはe、から後t!けブリー
チング光を入射した場合である。
これらの結果より、フォトブリーチング効果はブリーチ
ング光の入射と同時に発生し、光を止めたと同時に終了
するということが明らかとなった。
試験例3 試験例1と同じLGを用い、105R/ Hrのγ線を
24 Hr照射したときの24時間後の出射光量を次の
忘1〜No、 2の場合について測定した。
No、 1 、 He −Cd レーザーを30mW/
 w:0〜24Hrの同人射 來2.同しHe−Cdレーザーを24Hr後に入射 No、1.No、2においても出射光量は30 mW/
m:と同じだった。これより、ブリーチング光は使用時
のみ使えば十分であることがわかろ。
なお、同じ条件でHe −Cdレーザーを全く入射しな
い場合の損失−波長特性をみたところ、短波長側のもち
あがりがみられt=カ、No、 1 、 No、 2に
おいて1よ初期のものとほぼ同一であり、明らかにブリ
ーチング効果が生じていることがa認できた。
また1、これによ性、発明が例えば格納容器内に照明等
としては特に何らかの工夫をすることもなく有効に適用
できることがわかった。
試験例4 第4図に示すようにST型ファイバ11をco60線源
中におき、−b4にはY型コネクタ12を介してHe−
Cdレーザー源13とLED (発光ダ、イオード)1
4とを連結し、他端には短波長をカッI・するフィルタ
15を介して受光素子16を連結した。
なおSI型ファイバ11はコア径50μm。
クラッド径125μm、F添加量へ21%。
cr□、B5.−= 1.2dB/kmで長さ100m
のものである。またH e −Cdレーザー源13から
は0.44μmの光を1. m W / wea2でL
ED14から0.85μmの光12.czW/+mで入
射している。そしてフィルタ14はHe −Cdレーザ
ー源13からの短波長の光(λ<0.6μm)をカット
するものであり、結局受光素子16にはLED 14か
らの先ののみがモニターされる。
このような装置で、γ線照射条件10′″R/Ilr 
X 201−T rとして、He−Cdレーザー光を0
〜20 Hrの間入射しt: No、 3 、0〜11
1r、  19〜20 Hrの間だけ入射した海4につ
いて、10Hr後、20Hrl&の(員失jj、](Δ
α0.85□m)を、測定したところ次の結果がえられ
た。なお、比較のため、HeCdレーザーを全く照9j
シない場合を点5として、同様に損失増を測定した。
43、に4より、今まであまり効果がないとされていた
長波長域においても、ブリーチング光を同時に入射して
いればフォトブリーチングの効果が顕著であることが明
らかとなった。また磁4より、フォトブリ一チング効果
はくり返し生じるということも確認された。
〈発明の効果〉 本発明は、放射線雰囲気中での損失増加を有効に防ぐこ
とができ、ブリーチング用光源の寿命を大幅に延ばすこ
とができるとともに通信用等の長波長領域でも有効に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す説明図、第2図は純シリカ
コアライトガイドのフォトブリーチング効果を示す説明
図、第3図は純シリカコアライトガイドのブリーチング
光入射とフォトブリーチング効果との関係を示す説明図
、第4図は試験例4との構成を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光ファイバを放射線雰囲気中で使用するに際し、該光フ
    ァイバにブリーチング用の光を入射して損失増加を抑制
    する光ファイバの放射線劣化防止方法において、100
    mW/mm^2以下ブリーチング用の光を入射すること
    を特徴とする光ファイバの放射線劣化防止方法。
JP63276009A 1988-11-02 1988-11-02 光ファイバの放射線劣化防止方法 Pending JPH02123303A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7993895B2 (en) 2005-12-02 2011-08-09 Pacific Biosciences Of California, Inc. Mitigation of photodamage in analytical reactions

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