【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野Ｘ
この光明は、自己集束性を有するマルチブライ紡績系に
関する。
【従来の技術）
従来の合撚工程はリング梢紡機により紡出され自動ワイ
ンダに巻取られた糸のバックージを合糸機にかけ、該白
糸機で合糸した双糸を更にダブルライ、スタにより加熱
していた。このようにして合糸機で得られる双糸は単に
リング紡績による糸同志を引揃え双糸としたものである
ため、中糸のからみ合いに乏しく、ダブルツイスタ等に
よる撚糸工程で容易に分離するなどの問題点がル２めら
れた。
Ｋ発明が解決しようとする課題】
本発明は、撚糸工程で容易に分離することのない構造を
持った双糸を得ることを目的とする。
Ｋ課題を解決するための手段Ｘ
ドラフトＨＩＭによりスライバをドラフトし、エアジェ
ツトによる加熱装置により加熱して得られた結束紡績糸
を？！数本合流し、夫々の外周巻付繊維を互いに他の紡
績糸の外周面にからみ合わせた。
１作 用】
本発明のマルチブライ紡績系は、撚糸工程への移送中も
、又、撚糸工程中にも各単糸に分離することがない。
【実 施 例Ｉ
以下、図面と共にこの発明の実施例を説明する。
第１図はこの発明の紡績糸を得るための紡！１ａ装置の
第１の実施例を示した斜視図であって、図示を省略した
複数のケンスから供給されるスライバＳ、Ｓ２をドラフ
トするドツト装置１と、該ドフト装置１でドラフトされ
たスライバＳ１．Ｓ２を加熱して紡績糸Ｙ、、Ｙ２に形
成するエアジェツトによる加熱装置２と、紡出された糸
Ｙ１゜Ｙ２を合流し本発明の紡績糸Ｙ、として瀉取る巻
取装置３とから構成されている。ドラフト装置１はその
周速度が順に速く設定されているバックローラ対４ａ、
４ｂ、ミドルローラ対５ａ、５ｂおよびフロントローラ
対５ａ、５ｂとからなり、ミドルローラ対５８，５１）
はニブ１コンベルト７ａ。
７ｂを装架している。８ａ、８ｔ）はケンスから供給さ
れるスライバＳ 、９ をバックローラ対４１′２
ａ、４ｂへ送り込むため並り１］シて置かれたスライバ
ガイドである。又、９はバックローラ対４ａ。
４ｂとミドルローラ対５ａ、５ｂとの間に設けられたス
ライバの分離ガイドで、バックローラ対４ａ、４ｂに並
クリ状態に挿入されたスライバＳ、。
Ｓ２を分離する。そして該分離ガイド９の左右には、夫
々ガイドブロック１０．１１が設けられ、該分離ガイド
って分離した２列のスライバＳ１．Ｓ２の左右への拡が
り規制する。
従って、この分離ガイド９位置で分離された２列のスラ
イバＳ、Ｓ２は、ミドルローラ対５ａ。
５ｂ位置、フロントローラ対６ａ、６ｂ位置でも並行な
２列の状態を維持してドラフトされ、加熱装置２の空気
噴射ノズル１２．１３へ導入される。加熱装置２はフレ
ーム１４に固定したハウジング１５内に、空気噴射ノズ
ル１２．１３を並行して設けたものであり、各空気噴射
ノズル１２．１３は供給されるスライバＳ、、Ｓ２を独
立して加熱し、紡績糸Ｙ１゜Ｙ２に形成する機能を有し
ている。
１６はガイド部材１７による紡績系Ｙ、Ｙ２の含流点が
糸道に沿って上下流へと浮動しないようにするための分
離ガイドで、合流点が上流側へ浮動した場合に生じる紡
績糸Ｙ、Ｙ２同志のからみ合い吊のムラを防止する。
１８はガイド部材１１位置に設けたカッターであり、該
カッター１８はデリベリローラ１９を経て巻取装置３へ
下降する糸道の途中に設けた糸欠陥部を検出するスラブ
キャッチセ２０からの糸欠陥検出信号によって作動され
る。
２１、２２は夫々、屑糸、風綿等のタスト吸引口であり
、２３．２４は夫々空気の吸引パイプぐある。
２５は紡出１７ｆｊ始時また（よ糸Ｉ！１′時に、上記
空気ｒｃ４射ノズル１２．４３から紡出されるＭＹ
、Ｙ２を吸引し、糸たるみを防止するスラックチューブ
である。
巻取装置３は公知のクレードルアーム２６に支持された
ボビンと、該ボビン（又はパッケージ）に転接して回転
駆動するフリクションローラ２７とトラバースガイド２
８とから構成されている。
然しＣ本発明において使用される加熱装置２は、フレー
ム１４に固定したハウジング１５内に、夫々が２重置列
に設【プられた空気ノズル２９．３０（以下上流側を第
１ノズル２９、下流側を第２ノズル３０と称ケる）から
なる空気噴射ノズル１２．１３を並行に２列設けたもの
で゛あり、各空気噴射ノズル１２．１３は供給されるス
ライバＳ、、Ｓ２を独立して加熱し、紡績糸Ｙ１．Ｙ２
に形成する機能を有している。
上記空気噴射ノズル１２．１３は同一の機構を有するの
で、以下−六個のみについて説明する。
即ら、第２図に示したように、上記第１．第２ノズル２
９．３０には、その中心軸を員いて形成したスライバの
通路内に向けて接線方向に空気を噴射疫−る複数の空気
噴射細孔（図示せず）を設けてあり、該空気噴射細孔に
よって矢印Ａ、Ｂ方向の互いに逆方向に旋回する空気流
が通路内に形成されるようになっている。３１．３２は
夫々上記第１ノズル２９、第２ノズル３０への圧空の供
給バイブである。
然して前記構成からなる紡績装置により本光明の自己集
束性を有するマルチブライ紡績糸は次のようにして形成
される。即ち加熱装置の空気噴射ノズル１２．１３内に
導入されたスライバには、第２ノズル３０の旋回空気流
Ｂによって当該方向の仮撚が付与され、該仮撚がフロン
ｌ−０−ラ６ａ、６ｂによるニップ点付近まで伝播する
。
フロンｌ−０−ラ６ａ、６ｂから出て来たスライバＳは
この第２ノズル３０による仮撚によって集束されるが、
フロントローラ５ａ、５ｂと第１ノズル２９間では、第
１ノズル２９によってスライバＳが仮撚と逆方向にバル
ーンしており、このバルーンによって接端はまだフロン
トローラ６ａ、６ｂに把持され、スライバを構成するフ
ァイバ中にあるが、先端はフリーになったファイバ（オ
ーブンエンドファイバ〉ｆｌが生成する。このファイバ
ｆ１は、フロントローラ６ａ、６ｂと、第１ノズル２９
間の仮撚と逆方向のバルーン、および第１ノズル２９の
空気流Ａによって、第２ノズル３０による仮撚とは逆方
向に芯ｌｌｉ維束ｆ２に巻付けられる。
そして、このファイバｆ１は、第２ノズル３０を通過し
て仮撚が解撚される過程で、挿入された仮撚とは逆方向
に充分な巻回数で芯繊維ｆ２に益々強く巻付き、所謂結
束紡績糸Ｙ 、Ｙ２を形成する。
この２本の紡績糸Ｙ、Ｙ２は、デリベリローう１９を通
過するまでは内部に未だ撚トルクを保有し、いわば糸形
成過程にあり、この撚ｉ・ルウ残存中に前記ガイド部材
１７により引揃え合流されるので、該合流点において互
いの糸同志がからみ合わされる。
即ち、芯ａｉＩＩｔ１ｆ２に巻付いているオープンエン
ドファイバｆ１は、前述の通り元々は一端自由繊紺であ
ったので、空気噴射ノスル１２．４３を出た後にも、そ
の−９１＾１が毛羽状に突出したよ・のちのが存在し、
それらのファイバｒ１は糸形成には寄与せず、芯繊維束
ｆ２の撚トルク消失過程において、芯繊維束ｆ２の撚り
戻しに伴って糸の周りを旋回しながら糸道下流へと進み
、ガイド部材１７による合流点において、第３図、第４
図に示すように豆いに他の紡績糸Ｙ、Ｙ２にからみつく
。
そして、このＡ−ブンエンドフ戸イバｒ１のからみつき
によって８繊ｎｆ２に残存している撚りトルクの解放が
促され、こ）で解放される撚りトルクは史に、紡給糸Ｙ
、Ｙ２同志を第３図に示すようにＳ撚方向またはＺ撚方
向へと互いにからみつかせる。この紡績糸Ｙ１．Ｙ２同
志のからみは、元々残留トルクによる撚り戻し力のみに
起因するものなので、撚り回数は少なく（糸長１ｃｍ当
り５０〜１００回程度）、Ｓｉ’！！ｉ部分が続くと次
にはそのＳ撚りによって発えられたトルクによりＺ撚り
部分がＲ１される。
なお、第３図の双糸形態は個々の紡績糸Ｙ１゜Ｙ２自体
は共に７撚りであるが、各紡績糸自体の撚りは前述の通
りＳ、Ｚ何れでもよく、一方をＳ撚、他方を７撚として
もよい。
次に本プで明の紡績糸を得るための第２の実施例として
第５図に示す装置は、前記した第１の実施例において、
加熱工程２により得られた紡績糸Ｙ１、Ｙ２を合流する
ガイド部材１７とデリベリローラ１９の間に、エアジェ
ツト式仮撚装置３３を装置したものであって、それ以外
の部分は第１の実施例と全く異なるところがない。従っ
て同一部分には同一記号を付しである。
そして該エアジェツト式仮撚ノズル３３は第６図に小す
ように、前記加熱装置２の第２ノズル３０と同様の構造
をなし、通路内に向けて形成される旋回空気流は、前記
加熱装置２の第２ノズル３０における空気の旋回方向Ｂ
、つまり外周ａＩｒｔＬの巻付き方向と同一とし、若し
加熱装置２の空気噴射ノズル１２．１３における第２ノ
ズル３０の空気の旋回方向がｎいに異なる方向であると
きは何れが一方の第２ノズルの旋回方向に一致せしめる
。
３４は該１７ジ工ツト式仮撚装置３３の通路に平行方向
に設けられたスリブ１−であって、該通路に合流された
紡績系Ｙ、Ｙ２を挿入するに便ならしめる。３５はジェ
ット式仮撚’？ｉ ｉＮ ３１に対する圧空の送入バイ
ブである。
かくてガイド部材１７により引揃えられ合流されて豆い
にからみ合わされた紡績糸Ｙ１．Ｙ２は、該エアジェツ
ト式仮撚に置３３に導入され、更に仮撚が付与され、［
アジＩツ（・式仮撚装置３３を通過して仮撚が解撚され
る過程で、紡績糸Ｙ１．Ｙ２上のファイバ論は挿入され
た仮撚とは逆方向に充分な巻回数で益々強く巻付き、第
一の実施例によって得られた糸取上に分離し難い自己集
束性を有するマルチブライ紡績糸Ｙ３を得ることができ
る。
従って、本発明の自己集束性を有する紡績系は、ケンス
から供給されるスライバＳ１．Ｓ２が分離された状態で
、ドラフト装置１のバックローラ対４ａ、４ｂ１ミドル
Ｄ−ラ対５ａ、５ｂとフロントローラ対５ａ、５ｂ間を
通過し、フロントローラ対６ａ、６ｂを出る２列のスラ
イバＳ１．Ｓ２は夫々が所望のドラフトを施されて各空
気噴射ノズル１２．１３に導入され、２本の紡績糸Ｙ１
．Ｙ、２となって紡出され、ガイド部材１７により引揃
え合流され、デリベリローラ１９を経て巻取装置３のボ
ビン上に紡績糸Ｙ３として巻取られ、パッケージＰを形
成し、更に次の撚糸工程へと移送されるが、その移送途
上においても、また撚糸工程においても、上述のＪ、う
にしてからみ合った紡績糸は、容易に分離しないので、
上記後処理がきわめて容易で取扱い易い。
なお、前記実施例においては一錘のｌｆｈ績装置に２本
のスライバを並列して供給するものとして説明したが、
各１！毎に１本のスライバを供給し加熱装置により紡出
された糸をガイド部材により合流ゼしめるようにしても
差支えなく、更に合流する糸の本数も２本以上複数本で
あって良いことは勿論である。
更に、前記ガイド部材も図示したような板状体に限らず
、２本のピン間を糸が通過合流する形状など任意形状の
ガイド部材を用いることができる。
［発明の効果］
以上詳細に述べた通りこの発明の糸は、ドラフト装置に
よりスライバをドラフトし、エアジェツトによる加！！
５装置により加熱して得られた結束紡績糸を複数本合流
し、夫々の外周巻付繊維を互いに他の紡績系の外周面に
からみ合わゼだ糸であるから、単にリング紡績糸を引揃
え合糸した双糸と（よ異なり、容易に分離することのな
い自己集束性を有し次の撚糸工程への移送途ｔにおいて
も、又、撚糸工程においても糸が互いに分離したり系切
れしたりすることなく、このような問題点の発生を完全
に防止し、結束紡績糸としての商品１ｌＩＩｉ値を大き
く高めることができた。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION [Industrial Field of Application [Prior art] In the conventional plying and twisting process, the yarn backage spun by a ring spinning machine and wound by an automatic winder is passed through a doubling machine, and the twin yarns doubled by the white thread machine are further heated by a double lie and a star. Was. Since the twin yarns obtained by the double-twisting machine in this way are simply ring-spun yarns pulled together and made into double yarns, the intertwining of the medium yarns is poor and can be easily separated in the twisting process using a double twister, etc. Two other problems were noted. KProblems to be Solved by the Invention The object of the present invention is to obtain a double yarn having a structure that does not easily separate during the yarn twisting process. K Means for solving the problem ! Several fibers were merged together, and each of the outer circumferentially wound fibers was intertwined with the outer circumferential surface of another spun yarn. 1 Effect] The multi-braid spinning system of the present invention does not separate into individual yarns either during transfer to the twisting process or during the twisting process. [Embodiment I] Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. Figure 1 shows the process of spinning to obtain the spun yarn of this invention! 1a is a perspective view showing a first embodiment of the device, showing a dotting device 1 for drafting slivers S and S2 supplied from a plurality of cans (not shown), and a sliver S1 drafted by the dotting device 1; ．． It is composed of a heating device 2 using an air jet that heats S2 to form the spun yarn Y, Y2, and a winding device 3 that combines the spun yarns Y1 and Y2 to form the spun yarn Y of the present invention. ing. The draft device 1 includes a pair of back rollers 4a whose circumferential speeds are set higher in order;
4b, middle roller pair 5a, 5b and front roller pair 5a, 5b, middle roller pair 58, 51)
is nib 1 converter 7a. 7b is installed. 8a, 8t) are sliver guides placed side by side in order to send the slivers S, 9 supplied from the can to the pair of back rollers 41'2a, 4b. Further, 9 is a back roller pair 4a. The sliver S is inserted into the back roller pair 4a, 4b in a parallel state with a sliver separation guide provided between the sliver roller 4b and the middle roller pair 5a, 5b. Separate S2. Guide blocks 10.11 are provided on the left and right sides of the separation guide 9, respectively, and the separation guides serve to hold the separated two slivers S1. Controls the spread of S2 to the left and right. Therefore, the two rows of slivers S and S2 separated at the separation guide 9 position are the middle roller pair 5a. At the position 5b and the pair of front rollers 6a and 6b, the air is drafted while maintaining two parallel rows and introduced into the air injection nozzles 12 and 13 of the heating device 2. The heating device 2 has air injection nozzles 12.13 arranged in parallel in a housing 15 fixed to a frame 14, and each air injection nozzle 12.13 independently feeds the supplied sliver S, , S2. It has the function of heating and forming into spun yarns Y1 and Y2. Reference numeral 16 denotes a separation guide for preventing the flow-containing points of the spinning systems Y and Y2 from floating upstream and downstream along the yarn path by the guide member 17. , to prevent uneven hanging between Y2 comrades. Reference numeral 18 denotes a cutter provided at the position of the guide member 11, and the cutter 18 detects yarn defects from the slab catcher 20, which is provided in the middle of the yarn path that descends to the winding device 3 via the delivery roller 19. Activated by a signal. Reference numerals 21 and 22 are respectively suction ports for waste yarn, fluff, etc., and 23 and 24 are suction pipes for air, respectively. 25 is MY which is spun from the air rc 4 injection nozzle 12.43 at the start of spinning 17fj and (at the time of weft I!1')
, Y2 is a slack tube that prevents yarn slack. The winding device 3 includes a bobbin supported by a known cradle arm 26, a friction roller 27 that rotates in contact with the bobbin (or package), and a traverse guide 2.
It consists of 8. However, the heating device 2 used in the present invention has air nozzles 29 and 30 (hereinafter referred to as the first nozzle 29 on the upstream side) installed in a double row in the housing 15 fixed to the frame 14. Two rows of air injection nozzles 12.13 are provided in parallel, the downstream side being referred to as a second nozzle 30, and each air injection nozzle 12.13 independently separates the supplied slivers S, S2. Then, the spun yarn Y1. Y2
It has the function of forming Since the air injection nozzles 12, 13 have the same mechanism, only six of them will be described below. That is, as shown in FIG. 2, the above 1. Second nozzle 2
9.30 is provided with a plurality of air injection holes (not shown) for ejecting air tangentially into the passage of the sliver formed around its central axis; The holes create airflows in the passageway that swirl in opposite directions in the directions of arrows A and B. 31 and 32 are vibes for supplying compressed air to the first nozzle 29 and the second nozzle 30, respectively. However, the multi-braid spun yarn having self-focusing properties of the present invention is formed using the spinning apparatus having the above-mentioned structure in the following manner. That is, the sliver introduced into the air injection nozzle 12.13 of the heating device is given a false twist in the relevant direction by the swirling air flow B of the second nozzle 30, and the false twist is 6b propagates to the vicinity of the nip point. The sliver S coming out of the freon l-0-ra 6a, 6b is focused by false twisting by this second nozzle 30,
Between the front rollers 5a, 5b and the first nozzle 29, the sliver S is ballooned by the first nozzle 29 in the opposite direction to the false twisting, and the sliver S is still held by the front rollers 6a, 6b due to this balloon, and the sliver is A fiber (oven-end fiber) fl is generated, which is present in the constituent fibers but has a free tip (oven-end fiber).
By the balloon in the direction opposite to the false twisting between them and the air flow A of the first nozzle 29, the fibers are wound around the core lli fiber f2 in the opposite direction to the false twisting by the second nozzle 30. Then, in the process of passing through the second nozzle 30 and untwisting the false twist, the fiber f1 is wound more and more tightly around the core fiber f2 with a sufficient number of windings in the opposite direction to the inserted false twist, so that the so-called Bind spun yarns Y and Y2 are formed. These two spun yarns Y and Y2 still retain twisting torque internally until they pass through the delivery row 19, and are in the process of forming a yarn, so to speak, and while the twisting and roux remain, they are pulled together by the guide member 17. Since the threads are joined together, the threads become entangled with each other at the joining point. That is, since the open-end fiber f1 wound around the core aiIIt1f2 originally had a free fiber at one end as mentioned above, even after it exits the air injection nostle 12.43, its -91^1 becomes fluffy. There was a prominent later one,
These fibers r1 do not contribute to yarn formation, and in the process of loss of twisting torque of the core fiber bundle f2, they proceed downstream of the yarn path while turning around the yarn as the core fiber bundle f2 untwists. At the confluence point by 17, Figs. 3 and 4
As shown in the figure, the beans are entangled with other spun yarns Y and Y2. The entanglement of the A-bundle fiber r1 prompts the release of the twisting torque remaining in the 8-fiber nf2, and the twisting torque released in this step is known as
, Y2 are intertwined with each other in the S twist direction or the Z twist direction as shown in FIG. This spun yarn Y1. The entanglement of Y2 comrades is originally caused only by the untwisting force due to residual torque, so the number of twists is small (approximately 50 to 100 twists per 1 cm of yarn length), and Si'! ! When the i portion continues, the Z twist portion is then R1 due to the torque generated by the S twist. In addition, in the double yarn form shown in Fig. 3, each of the individual spun yarns Y1 and Y2 itself has 7 twists, but the twist of each spun yarn itself may be either S or Z as described above, and one can be S-twisted and the other It is also possible to use 7 twists. Next, the apparatus shown in FIG. 5 as a second embodiment for obtaining a light spun yarn in this process is the same as in the first embodiment described above.
An air jet type false twisting device 33 is installed between the guide member 17 that joins the spun yarns Y1 and Y2 obtained in the heating step 2 and the delivery roller 19, and the other parts are the same as in the first embodiment. There is no difference at all. Therefore, the same parts are given the same symbols. The air jet type false twisting nozzle 33, as shown in FIG. Air swirling direction B in the second nozzle 30 of No. 2
In other words, it is the same as the winding direction of the outer periphery aIrtL, and if the swirling direction of the air of the second nozzle 30 in the air injection nozzle 12.13 of the heating device 2 is n different directions, which one is the second one? Match the direction of rotation of the nozzle. Reference numeral 34 denotes a sleeve 1- provided in parallel to the passage of the 17-joint false twisting device 33 to facilitate insertion of the spinning systems Y and Y2 merged into the passage. 35 is jet type false twisting'? i This is a compressed air supply vibe for the iN 31. In this way, the spun yarns Y1. Y2 is introduced into the air jet false twisting stage 33, further false twisted, and then [
In the process of untwisting the false twist after passing through the false twisting device 33, the fibers on the spun yarn Y1 and Y2 are increasingly twisted with a sufficient number of windings in the direction opposite to the inserted false twist. It is possible to obtain a multi-braid spun yarn Y3 that is strongly wound and has a self-focusing property that is difficult to separate on the yarn take-up obtained in the first example. Therefore, the spinning system of the present invention that has a self-focusing property is The sliver S1, S2 supplied from the can passes between the back roller pair 4a, 4b1 of the drafting device 1, the middle D-roller pair 5a, 5b, and the front roller pair 5a, 5b in a separated state, and passes through the front roller pair 6a. , 6b, the two rows of slivers S1.S2 are each subjected to the desired draft and introduced into each air injection nozzle 12.13, and the two spun yarns Y1.
．． The yarn is spun as Y, 2, aligned and merged by the guide member 17, passed through the delivery roller 19, and wound onto the bobbin of the winding device 3 as the spun yarn Y3 to form the package P, and then subjected to the next yarn twisting process. However, both during the transfer and during the twisting process, the intertwined spun yarns described above do not separate easily.
The above-mentioned post-processing is extremely easy and easy to handle. In addition, in the above embodiment, it was explained that two slivers were supplied in parallel to one lfh sheeting device.
1 each! There is no problem even if one sliver is supplied for each sliver and the yarns spun by the heating device are merged by the guide member, and it goes without saying that the number of yarns to be merged may be two or more. It is. Further, the guide member is not limited to the plate-shaped body shown in the drawings, but may have any shape such as a shape in which a thread passes between two pins and joins together. [Effects of the Invention] As described above in detail, the yarn of the present invention is produced by drafting the sliver using a drafting device, and applying it by an air jet. !
A plurality of bundled spun yarns obtained by heating with a device 5 are joined together, and each outer circumferentially wound fiber is entangled with the outer circumferential surface of another spinning system.Since it is a zebra yarn, simply align the ring spun yarns. Unlike the double-ply yarn, which has a self-converging property that does not easily separate, the yarns do not separate from each other or break during the twisting process as well as during the transfer to the next twisting process. It was possible to completely prevent the occurrence of such problems and greatly increase the product 1lIIi value as a bound spun yarn.
【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]
第１図はこの発明の紡績系を得るための紡績装置の第１
の実施例を示す斜視図、第２図はこの光明で使用される
加熱装置の空気噴射ノズルの要部を示す斜視図、第３図
は本発明紡績系を模型的に示す説明図、第４図は第３図
中−点望線円内の拡大模型図、第５図は本発明の紡績糸
を得るための紡績装置の第２の実施例を示す斜視図、第
６図は第２の実施例で使用される１アジ工ツト式仮撚ノ
ズルの要部を示す斜視図ｒある。
Ｓｌ、Ｓ２・・・スライバ。
Ｙ、Ｙ２．Ｙ３・・・紡績糸。
１・・・ドラフト装置、 ２・・・加熱装置。
３・・・巻取装置。
８ａ、 ８ｂ・・・スライバガイド。
１２、１３・・・空気噴射ノズル、１７・・・ガイド部
材。
１９・・・デリベリローラ、２９・・・第１ノズル。
３０・・・第２ノズル。
３３・・・１アジ１ット式仮撚装置
特許出願人 村田機械株式会社
代理人 弁理士 大 野 克 躬
代理人 弁理士 大 野 令 子
第
図Figure 1 shows the first spinning device for obtaining the spinning system of this invention.
FIG. 2 is a perspective view showing the main part of the air injection nozzle of the heating device used in this Komei, FIG. 3 is an explanatory diagram schematically showing the spinning system of the present invention, and FIG. The drawings are an enlarged model diagram of the point line circle in Fig. 3, Fig. 5 is a perspective view showing a second embodiment of the spinning device for obtaining the spun yarn of the present invention, and Fig. 6 is a perspective view of the second embodiment of the spinning device for obtaining the spun yarn of the present invention. There is a perspective view r showing the main parts of a single-adjustment type false-twisting nozzle used in the examples. Sl, S2...Sliver. Y, Y2. Y3...spun yarn. 1...Draft device, 2...Heating device. 3... Winding device. 8a, 8b...Sliver guide. 12, 13... Air injection nozzle, 17... Guide member. 19... Delivery roller, 29... First nozzle. 30...Second nozzle. 33...1 Azi 1-t type false twisting device patent applicant Murata Kikai Co., Ltd. Agent Patent attorney Masaru Ohno Agent Patent attorney Reiko Ohno Figure