JPH02110101A - 新規なβ―1,3―グルカンエキソポリサッカリドおよびその製造方法 - Google Patents

新規なβ―1,3―グルカンエキソポリサッカリドおよびその製造方法

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JPH02110101A
JPH02110101A JP63325702A JP32570288A JPH02110101A JP H02110101 A JPH02110101 A JP H02110101A JP 63325702 A JP63325702 A JP 63325702A JP 32570288 A JP32570288 A JP 32570288A JP H02110101 A JPH02110101 A JP H02110101A
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exopolysaccharide
glucan
gel
fermentation
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JP63325702A
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Hugh Gibson Lawford
ヒュー ギブソン ロウフォード
Jared E Fein
ジャレッド イー.フェイン
Anne Kligerman
アン クリガーマン
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George Weston Ltd
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George Weston Ltd
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    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/04Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor
    • C12N1/205Bacterial isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
    • C12R2001/00Microorganisms ; Processes using microorganisms
    • C12R2001/01Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
    • C12R2001/05Alcaligenes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微生物起源の新規な変性β−1,5−グルカン
 エキソポリサツカリド及びその製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ポリサ
ツカリドは3種の一般的起源、すなわち植物、動物及び
微生物起源のものからなる。
微生物性ポリサツカリドは細菌の細胞壁の構成成分であ
り得るか又は微生物性エキソポリサツカリド(EPS)
として知られる細胞外ポリマーとして特定の細菌によっ
て合成され得る。典型的な微生物性ポリサツカリドはデ
キストラン、キサンタン ガム、プルラン及びカードラ
ンを包含する。親水性コロイドとしての多数のポリサツ
カリドの機能は、比較的低濃度で水性系の流動性を劇的
に変える。微生物性ポリサツカリドは、特に食品、化粧
品及び薬品工業において、増粘剤、安定剤、懸濁剤又は
凝集剤のような種々の目的のために、植物ガム例えばセ
ルロース、ペクチン及び寒天の代わシに使用することが
できる。微生物性ポリサツカリドは成形材料例えば生物
分解性フィルムとして使用することもできる。
独特のレオロジー的及び不可逆的熱ゲル化性を示す水不
溶性のβ−1,3−グルカン エキソポリサツカリドの
種類は、細菌の2つの異なる属の種類、アルカリゲネス
(Alcaligenes)及びアグロバクテリウム(
Agrobacterium)によって産生されること
が知られている。非導入ポリマーは、アルカリ性とした
細胞除去発酵液の中和の際に不溶性ゲルとして回収する
ことができる〔ティー ハラf (T、 Harada
) 、 ”カードラン−A ゲル形成グルカフ (cu
rdlan −A Gel FormingQluea
n )″1食品中のポリサツカリド(Po1ysacc
ha −rides in Food ) 、編集者ジ
エ−’ x ム’ブイ・プランサード(J、 M、 V
、 Blansard)及びジェーアール、ミッチ、 
# (J、 R,Mitchell、バターワスニ−、
ケイ、 (Butterworth U、に、 ) (
1979)第283〜300頁参照〕。特に、β−1,
5結合によって結合したグルコース残基の直鎖状ポリマ
ーからなシ、“カードラン“と呼ばれる水不溶性熱ゲル
化性β−1,3−グルカン エキソポリサツカリドはア
ルカリゲネス フェカリス(Alcaligenes 
 faecalis)  変種ミキソゲネス(myxo
genes ) 10 C5の選ばれた変種(K株)の
バッチ培養によって製造することができることが知られ
ている〔ハラダ(Harada )他、Agr。
Biol、 (Jem、、  30,196,1966
; Agr、  Biol。
Chem、、  50,764.1966;及びArc
h、 Biochem。
Biophys、、  124,292.1968参照
〕。
キムテ(Kimura )他による、1973年8月2
8日及び1974年7月2日に発行されたアメリカ合衆
国特許第3754925号及び第3822250号には
、NTK−u株として命名されたエイ、フェカリス(A
、 faecalis)変種ミキノゲネス(myxo−
genes) 10C3にのウラシル要求栄養要求株の
変11(IFO13140及びATCC21680)ハ
、ハラダ(Harada)他によって開示されたカード
ランとは異なる物理化学的特性を有すると述べられたカ
ードラン様エキソポリサツカリドを産生ずることが記載
されている。キムテ(Kimura )他は、前記様か
ら誘導されるポリサツカリド(ps)(ps−1314
0と表わされる)の水性懸濁液を加熱することによって
生成するゲルは、カードランの従来知られている試料か
ら誘導されるものよりも更に安定であるのみならず優れ
ていることを報告した。しかしながら、公知カードラン
試料との比較データは特許明細書には記載されなかった
。別のカードラン様ポリマー(本文中ではPS−131
26と表わされる)もキムテ(Kimura )他によ
って記載され、そしてPS−13140と実質的に同じ
物理化学的性質を有すると述べられた。
ポリマーPS−13126は、アグロバクテリウムラジ
オバクター(Agrobacterium  radi
obacter)の変種、すなわち菌株U−19(IF
o 13126及びATCC21679)のバッチ培養
によって産生された。前記変種が誘導された親の培養物
は、アグロバクテリウム ラジオバクター IF013
127(更にATCC6466)として命名されている
上記文献に記載されたエキソポリサツカリド産生方法に
おいて、ポリマー合或は生長が停止した後(すなわち、
定常成長期の間)に起る。
前記バッチ醗酵方法は、炭素基質からポリマ産生物への
変換効率約50チを有する約4日間持続する方法である
。連続法の産生効率はバッチ法の産生効率よりも著しく
優れていることが知られている。しかしながら、生長停
止後の培養の定常期の間に合成さ九る第2の代謝生成物
の産生培養物が成長する単段連続流動系においては効率
よく導かれない。エイ、フェカリス変種ミキソゲネスの
変種によって産生されるカードラン様エキソポリサツカ
リドの連続培養は文献に記載されている〔フィリップス
(Phillips )他、Can、 J、 Micr
obiol、、  29.1331 、1983 ; 
−フォード(Lowford )他、  Biotec
h、 Letts、、 4 。
689.1982参照〕。エイ、フェカリス変種ミキソ
ゲネスATCC21680(ATCC31794及びA
TCC31750として設計された)の安定な非栄養要
求変種を使用するカードラン型エキンボリサッカリドの
2段階又は2期直列、連続醗酵法は、1982年10月
19日付けでエッチ、ジ、ロウフォード(H,G、 L
awford )に対しテ発行されたアメリカ合衆国特
許第4555106号の主題である。
本発明者の知るところでは、ただ1種の市販カードラン
様エキソポリサツカリドのみが存在する。日本国の武田
薬品工業■の子会社である和光紬薬工業■は、精製薬品
として和光カードラン産生物として後の本文中に記載さ
れる産生物を供給している。
本発明者のうちの1人による従来の研究(エッチ、ロウ
フォード他、Biotechnol、 Letter 
8.14’;。
1986参照)において、発酵液のβ−1,5〜グル力
ンEP8濃度を改善するためにバイオリアクター配置を
変えることができるということが提案された。
前記文献において報告された発酵液の増加したポリマー
濃度は、振動的に混合される振動発酵槽を使用すること
によって、又は慣用のじゃま板付タービン攪拌付バイオ
リアクター内の3千刃タ一ビン攪拌機の一番上の2板の
平刃を船舶型プロペラに代えることによって達成するこ
とができた。
本発明は、後の本文中で説明されるであろう総てにわた
る発酵過程のエキソポリマー産生期(定常期)の間の培
養における特別な酸素要求に関するものであるがしかし
、成長培養における酸2要求は異なることが認められる
成長培養(指数的成長期)の呼吸速度、及びこれよシ酸
素要求量は非成長培養のそれらよりも非常に大きいこと
が知られている;しかしながら、溶存酸素濃度を生長限
界濃度(臨界溶存酸素濃度DOcritと呼ばれる)よ
りも高い水準に維持すれば、培養は酸素限界にはならな
いであろう。DOcritO値は通常全く低く、Q、2
ないしα4■OL/Lの範囲内である。実際、好気発酵
は酸素を経済的に過剰な水準で供給することなく、酸素
限界に伴う問題を避けるために十分に高いDOで行われ
る。同時に、高すぎるDO濃度は細胞機能に対して有害
であるか又は抑制的であり得ることも認められておシ、
そのような条件は避けるべきである。これまで、エキソ
ポリサツカリド発酵においては、酸素は非成長(定常期
)培養の予想し得る酸素要求量に基づいて、上記DOc
ritを越えないDO値を与えるような速度で内輪に見
積って供給された。約7−5倍DOcrit (すなわ
ち(15ないし1. Orrq 02/ L )の操作
範囲は十分なものであると考えられたであろう。
〔課題を解決するための手段〕
微生物性エキソポリサツカリドに対する継続的研究及び
非イオン性、高機能性粘稠剤及びゲル化剤に対する研究
によシ、本発明者らは単離された微生物性β−1,3−
グルカン エキソポリサツカリドの物理化学的性質は、
バイオリアクターの操作条件を制御することによって一
定の最終使用用途のために改良することができることを
発見した。特に、エキソポリサツカリドの改良されたレ
オロジー的性質の指標として使用される単離されたエキ
ソポリサツカリドの極限粘度数は、発酵の間中程度の攪
拌を使用した場合には発酵を通じて約6.0dL/g以
上に維持される(すなわち、定常期において経過した発
酵時間から独立している)ことが判った。本文中で使用
される用語極限粘度数は後の本文中に記載される方法に
よって測定された単離されたエキソポリサツカリドの極
限粘度数を意味する。
定常エキソポリサツカリド生合成期における攪拌は、エ
キソポリサツカリド産生物の極限粘度数を意味の有るほ
ど減少させないように、均−媒体及びエキソポリサツカ
リド産生物の好気性生合成のために十分な酸素移動を提
供するのに十分な混合を与えるように制御することがで
きることが判った。前記の中程度の攪拌は、バイオリア
クターの設計を変更することにより、特に定常期におい
て使用される機械的混合及び/′又はガス吹込み(酸素
導入)を制御することにより達成することができる。前
記の中程度の攪拌技術は、慣用のじゃま板付タービン攪
拌バイオリアクターにおいて生ずるよりも激しくない混
合を起す。
本文中で使用される用語攪拌は、バイオリアクター内で
機械的攪拌機によって達成される混合及びガス吹込み(
酸素導入)によって達成される混合を意味することを明
確とすべきである。
エキソポリサツカリド生合成期は好気性なので、酸素は
ガス吹込みを通して酸素が生合成における制約要素とな
ることを防ぐのに十分な量で存在しなければならない。
言い換えれば、酸素の物質移動を達成するために、攪拌
は生合成のために必要な酸素が供給されるようにガスか
ら溶液に酸素を移動させるために十分な混合を与えなけ
ればならない。更に、攪拌は均一媒体を生ずるために十
分な混合を与え、これは通常媒体を通して反応物及び産
生物の均一分散を生じさせる。
本発明に基づく定常期における好ましい攪拌方法は、慣
用の平刃タービン攪拌翼より激しくない混合を起し、そ
してその結果酸素移動が攪拌!:5(混合装置)とは独
立したガス分散装置の助けによって行われるか、又はそ
の結果酸素移動が過剰圧力を用いてバイオリアクターを
運転することにより強められるか、及び/又はその結果
酸素移動がバイオリアクター内の液体中に吹込まれるガ
スの酸素富化を通して強められる、プロペラ又は水中翼
のような攪拌装置による。
本発明の方法によって産生され単離されるβ−1,3−
グルカン エキソポリサツカリドは、十分に増大した極
限粘度数を有することによって、従来知られ且つ単離さ
れたβ−1,3−グルカン エキソポリサツカリドに対
して改良されている。本発明の産生物の他の物理化学的
性質、すなわち分子量、ゲル強さ、変形及び圧縮性も都
合良く影響を受けていることが判った。II(、、UV
及びNMRスペクトル、比施光度及び溶解度を含む他の
物理化学的性質は、Wakoカードラン産生物の物理化
学的特性と同様であることがわかυ、そしてカードラン
型、β−1,3−グルカン エキソポリサツカリドであ
るものと一致している。
また、本発明のエキソポリサツカリド産生物の物理化学
的特性例えば固有粘度、ゲル強度および分子量について
の参考文献は単離されたエキソポリサツカリド産生物の
特性に言及するものであることを明らかにすべきである
。これら特性は、それ自体、産生ずべき産生物の品質の
指標として使用される。
本発明の新規でかつ改良されたβ−1,3−グルカン 
エキソポリサツカリドは、β−1,3−グルカン エキ
ソポリサツカリドの従来知られた例と比較した場合低濃
度にて高い固有粘度および優れたゲル強度を示す高分子
量で、非イオン性で、熱ゲル化可能なポリマーである。
加えて、本発明の新規なエキソポリサツカリドより形成
されるゲルは、従来知られたカードラン型β〜1,5−
グルカン エキソポリサツカリドよりのゲルよシ高い弾
性があシかつ優れている。
本発明者の発見よシ、中度攪拌の使用は、醗酵経過時間
(EFT)とともに産生ずる単離されたエキソポリサツ
カリドの固有粘度を減少させないという主要な利点が生
じる。ばらつきなくす、odL/yよりも大きい固有粘
度をもつ本発明の産生物は、醗酵プロセスの後において
一度に再生することができる。このことは、プロセス経
済において意義ある改良となる、醗酵プロス中の所望産
生物の産生濃度増加を許容する。
単離されたβ−1,5−グルカン エキソポリサツカリ
ド産生物の固有粘度増加に関する本発明者の発見は、経
過醗酵時間とともにまたはバイオリアクター設計による
醗酵プロス全体のレオロジー特性の変化に関する報告さ
れた他の発見と類似するものではないことに注目すべき
である(例えばT、 OolmanおよびH,Harv
ey 、 ” N)n−Newtonian Ferm
entation Systems +、CRCCr1
t。
Rev、 Biotechnol、、 4 、155.
1986 ; Reuss等、Germ、 Bioch
em、 Eng、、 June、 233 、1982
 )。仙のいくつかのエキソポリサツカリド産生物、例
りはプルランとは異なり、本発明のβ−1,3−グルカ
ン エキソポリサツカリドは、水に不溶であり、そして
従って醗酵プロス全体の粘度に顕著に影響を与えない。
可溶性ポリサツカリド例えばプルランにあっては、醗酵
プロスの粘度はエキソポリサツカリドの粘度に比例する
であろう。本発明は、β−1,3−結合を介して結合さ
れた線状連結グルコース残基からなり、かつ本開示に記
載された手順により測定して、少なくとも約a0dL/
gの固有粘度を有する、改良された、水に不溶で、ゲル
化するβ−1,5−グルカン エキソポリサツカリドを
提供する。
本発明の他の面において、上記の新規産生物の産生のた
めの方法が提供される。該方法は、(a)二つの期、成
長期およびエキソポリサツカリド生合成の定常期におい
てβ−1,3−グルカンエキソポリサッカリドを産生ず
る微生物の株を培養すること、該成長期は同化可能な炭
素、窒素および無機塩を含有する好気的な、攪拌された
水性培地の中で行なわれ、該窒素の量は成長期の最後に
おいて培地が約27℃ないし約33℃の温度にてかつp
H約5ないし8にて、実質的に同化可能な窒素を含まな
いように制限され、該定常期は同化可能な炭素を含むが
、約27℃ないし約33℃の温度にてかつpH約5ない
し8にて同化可能な窒素を含まない好気的な、攪拌され
た水性培地の中で行なわれ、定常期における攪拌は、均
質な培地を造るのに十分な混合と、産生ずべきエキソポ
リサツカリドの固有粘度を顕著に減少させることなく、
エキソポリサツカリド産生物の好気的生合成にとって十
分な酸素移動とを提供する。:Φ)こうして産生された
エキソポリサツカリド産生物をアルカリ処理でもって可
溶化すること。:および(c)醗酵プロスからエキソポ
リサツカリドを単離させることよりなる。
本発明の方法は、公知のバッチまたは連続培養プロセス
を用いて遂行することができる( Ph1llips等
、  Can、 J、 Microbiol、 29 
、 1531゜1983;  H,G、Lawford
、U、8.Patent  4,555゜105 19
82年10月19日発行)。本発明の新規β−1,6−
グルカン エキソポリサツカリドの産生は窒素枯渇バッ
チ培養の定常期の間に起きる。該方法は、最も好ましく
は、米国特許第4,353、106号に開示されたのと
同様な、二段階連続手順によシ行なわれる。本発明に従
って制御された攪拌および通気が、該プロセスの第二非
成長期に用いられる。
本発明の方法において使用されるβ−1,3−グルカン
 エキソポリサツカリドを産生ずる好ましい微生物株は
、Alcaligenes属およびAgro−bact
erium属のものである。Alcaligenes 
faecalis種のmyxogenes変種の株が最
も好ましい。連続プロセスにあっては、A、 faec
alisの好ましい株はA、TCC31749およびA
TCC31750である。
Agrobacteriumを用いたバッチまたは連続
培養にあっては、好ましい培養液は、ATCC2167
9である。
本発明のもうひとつの側面において、本発明者は、驚く
べきことに、β−1,3−グルカンエキソポリサッカリ
ドの産生(qp)の比速度が、定常期における溶存酸素
濃度(DO)を少なくとも2.0そしてより好ましくは
6.0ηOx/Lの値に維持することによって、効果的
に増加することを発見した。本発明の中度攪拌技術に従
い実施したとき、産生物産生(qp)の比速度が、固有
粘度により測定されるように、産生されるエキソポリサ
ツカリドの品質を害することなく最大化しうることを発
見した。
本発明の新規改良産生物は、β−1,3−グルカン エ
キソポリサツカリドを産生ずる微生物の株好ましくはA
lcaligenesまたはAgrobacteriu
mの培養液を培養することによって産生される。
バッチおよび連続培養方法は以前に記載されている(参
照Ph1llips 44.  Can、 、T、 M
icrobiol、 29 。
1331 、1983 : H,G、 Lawford
、  米国特許第1.5−グルカン エキソポリサツカ
リドが、上記公報に記載されたように、窒素枯渇)くッ
チ培養の定常期の間に産生される。該方法は、27℃な
いし35℃、好まし5〈は30℃にて行なわれる。
成長期は、最適pH&8ないしZ2、好ましくけ10に
て行なわれ、一方エキソボリサッカリド生合成定常期は
、最適pH3、7ないし6.2、好ましくは5.9にて
行なわれる。
微生物は、同化可能な炭素、窒素および無機塩の源を含
有する好気的な水性培地の中で行なわれる。炭素源は、
グルコース、スクロース、マルトース、ラクトース、7
ラクトーヌ、キシロース、でんぷん加水分解物、グリセ
ロールおよびコハク酸やグルタミン酸のような有機塩を
含む、炭水化物の供給材料の広い範囲よシ選択すること
ができる。;最も好ましくはグルコースおよびでんぷん
加水分解物が使用される。同化可能な種々の窒素源は、
例えば蛋白質の酵素消化物(トリプトン、カゼイン加水
分解物、コーンスチーブリカー、酵母抽出液、大豆粉)
iたは窒素質無機化合物、たとえば塩化物、スルフニー
)tたはホスフェートのアンモニウム塩が用いられうる
。含有窒素の量は、成長期の最後にて、醗酵プロスが実
質的に同化可能な窒素を含まないようなものである。か
かる理由のために、アンモニウム塩の使用が好ましい。
なぜならば、同化可能な窒素の既知量をもつ窒素不足培
地を配合することができこれによって定常期において過
剰の炭素源をもつ細胞総量の制御を可能とするからであ
る。
本発明に従い、産生物をバッチまたは連続プロセスによ
シ産生するにしても、攪拌は、定常期において、均質な
培地を造るのに十分な混合と、醗酵経過時間とともに単
離産生物の固有粘度の顕著な減少をひきおこすことなく
、エキソポリサツカリドの産生のための好気的生合成に
とって十分な酸素移動とを提供するように制御される。
模範的な攪拌技術は、下記におよび実施例に記載する。
本発明の好ましい実施に従う通気は、下記におよび実施
例に記載する。
代表的なβ−1,3−グルカン エキソポリサツカリド
を産生ずる微生物株を表1に掲げる。
しかしながら、ふたつの属Alcal igenesお
よびAgrobacteriumの他の株も、所望のβ
−1,3−グルカン エキソポリサツカリドを産生ずる
性質をもつ微生物を提供するような選択的培養または突
然変異によりあるいは遺伝子工学技術により得られると
理解すべきである。連続プロセスにあっては、A、 f
aecalisの好ましい株はATCC31749オよ
びA’l’CC31750テある。Agro −bac
teriumを用いたバッチまたは連続培養にあっては
、好ましい培警液は、ATCC2j 679である。
表  1 本プロセスのβ−1,3−グルカン エキソポリサツカ
リド生合成定常期における通気は、好筐しくに、プロセ
スが予想された培養液の酸素要求を満たすのに十分な水
準(それは約1,0岬02/Lの濃度であるが)にて行
なわれた場合であろう比速度を越えてエキソポリサツカ
リド産生(qp)の比速度を増加するために、少なくと
も約2.0 W O,/Lそしてより好ましくは少なく
とも約6.Oyay Oz/Lの溶存酸素濃度(DO)
t−維持するように、他の全ての操作条件全同一にして
、産生嘔れるエキソポリサツカリド産生物の品質を害す
ることなく行なう。最大のqpは、般にDO=i少なく
ともts s my 02/Lの値に維持することによ
って達成される。
プロセスが誘導されるDO=i計算するために、ガスか
ら液体(OTR,)への酸素移動速度とDOの相関関係
を理解することは重要である。気泡サイズを小キくシ、
それによりガス及び液体相関の界面面積の増加で物質移
動を改善すべく攪乱及び剪断を増強することによってO
TRが増加し得ることは一般的に理解さねている。しか
しながら本発明者らにより発見されたように・慣用され
ている阻流板の付いたタービン攪拌バイオリアクター(
baffled turbine−agitated 
bio−reactor )で起こる激し攪拌は産生物
量を減らす結果となり、それ故ガス分散を改善する代わ
りの手段が用いられる。一般に、多孔質物質たとえば焼
結ガラス、セラミックス又はステンレススチールのよう
な多孔性金属物質の吹付は器(sparger )  
を通してガスは導入さnる。OTRを改善するために、
酸素にとっての物質移動係数(KLa )は吹付は速度
(sparging rate)及び液体の粘度ならび
に特に用いられた攪拌/混合のタイプにより影響を受け
るけれども、溶解酸素濃度は通気ガス中の酸素分圧(P
v)、圧力、温度及び液体の化学組成に影響てれるとい
うことを認めなければならない。
酸素移動速度は次の関係: OTR= Kr、 a (c”  C)〔式中、 KL a =−酸素物質移動係数(時間の逆数単位)C
*=飽和時の溶解酸素濃度 C=観測された溶解酸素濃度      〕で定められ
る。
酸素吸収速度(0UI()又は培養の酸素要求量は次の
関係: 0tJR=qo2〔X) 〔式中、 qQ2=比呼吸速度(単位02量/単位乾燥バイオマス
/単位体積) 〔X〕=バイオマスB度又は培養セル密度(単位乾燥バ
イオマス/単位体積)〕 で表わされる。
本発明のプロセス中、ouhは測定できる。窒素限定培
養のセル密度(X)は醗酵媒体に加えられる同化性窒素
の量により定まる。エキンボリサッカリド産生期又は定
常期中の呼吸速度(q o、、 )は二つの構成分、維
持呼吸およびエキソポリサツカリド生合成のために必要
とされる発生エネルギ(ATP )に係る呼吸から成っ
ている。もし酸化的ホスホリル化に係るP2O比が2.
0であるならば維持エネルギー所要量に関連する呼吸要
求量は、32乾燥wt/L (pH= 5.9  T=
 50°)のセル密度での定常期窒素不足培養のOUR
が8.1 ミリモル02/L−hr (259WO2/
L−hrニ同じ)として測定された時のポリマー産生定
定期培養の総呼吸速度の約90%を表わすということが
予測濱れてきた(測定に関しては、Ph1llips及
びLawfordの ”Can、 J、 Microb
iol、 29.1270゜1983年、参照)。それ
故、類似の条件下では培養のOU Rは比呼吸速度(2
,7ミリモルOVタセル・hr)と培養セル密度を積算
することにより見積ってよい。
OTRは、攪拌/混合装置のタイプ及びサイズ、内部パ
フリング(1nternal baffling)の使
用、攪拌器の回転速度、ガス吹付は速度及びリアクター
へのガス導入手段を含むバイオリアクターの幾何学的デ
ザイン金倉めた、プロセス操作における多くの独立した
変数に影響される。バイオリアクターに何如なるデザイ
ンが与えられるにしても、OTRはクーパーら(coo
per et al、 )によるInd、 Eng、 
Chem第56巻第504〜509頁、1944年に記
載されている操作に従い、第二銅イオンを触媒として用
いる亜硫酸酸化の標準的化学方法を用いて見積ることが
できる。該方法は物質移動係数につき醗酵媒体の化学組
成の影響を考慮に入れない。後記するように、OTRと
攪拌スピード又は空気吹付は速度との関係は三つのりア
クタ−デザインについて実験的に確立てれている。これ
らの関係は攪拌及び通気に係る様々な操作条件下での与
えられたリアクターデザインのOTRi予測することを
可能にする。
隔壁の付いた平底ガラスリアクター中の中央シャフト上
にラッシュトン型(凡ushton−type )平刃
タービン羽根を備えているニー−ブランズウィック サ
イエンティフィック マルチゲンF 2000リアクタ
ー(New Brunswick 5cienti −
fic Mvltigen F2000 reacto
r )にとって、空気吹付は速度α33V/V/Mでの
0TR(ミリモル02/L −hr )と攪拌スピード
(KPM )の関係はおよそ 0TI(、=99.2+α21(攪拌スピード)である
7cm船舶型(marine type )  プロペ
ラを備え、500 KPM及び焼結ガラスディスクを通
す吹付は空気で操作される変更丸底二ニー プランズウ
ィック サイエンティフィック マルテゲンF 200
0  リアクターにとって、その関係はおよそ OTR二2.6 + 165.2 (空気吹付は速度)
である。
最後に、これと同じで60ORPMのプロペラスピード
で操作される変更ニュー ブラズウィック サイエンテ
ィフィック マルチゲン F20001、Jアクタ−に
とって、その関係はおよそ0TR= 12i + 15
6.5 (空気吹付は速度)である。
酸素溶解性に影響を与えている主ファクターは培地を通
して吹付けられる酸素分圧〔時々、酸素テンシq 7 
(oxygen tension )といわれる〕、温
度及び培地中の溶質である。
溶解酸素の飽和濃度は次の関係: C”=HPr 〔式中、 P/はガス相の酸素圧(atm) Hはヘンリーの定数(q/L −a tm )で温度に
よって変わり、そして C*=酸素の飽和濃度          〕で与えら
れる。
T:31:l’c、H= 36.1 qO,/L −a
tm テC” =7.5 s my 02/L T h
 ル。
下記実施例中に示されているように、β−1゜3−グル
カンエキソポリサッカリド産生の最大比速度(qp)と
して、DOは約6.8岬0□/Lよりも大きくなるべき
であり、それは30℃(非過圧)での水中の空気につい
ての飽和値7.55■02/Lの90%である。
吹付はガスとして空気が用いられ、そして背圧又は過圧
なしでバイオリアクターが操作される場合、90%飽和
のDO=i維持するためにOTR値はOUR値の約10
倍であるのが好ましい。
この関係は次のように表わされる: 0TR= 1o(OUR)=100)qo2定常期のA
、 faecalis ATCC31749にとっての
qo2値は866■02/2セル・hrであることが測
定された。
OUR同義因子(OURrnultiple fact
or )は次式 を用いて誘導することができる。
吹付はガスが空気中に通常存在する量(すなわち20.
9%Ox)よりも多い酸素を含む場合或はバイオリアク
ターが背圧で操作されるならば、要求されるOTRは少
なくなり、そしてこの同義因子は10よりも小さいとい
うことに注意すべきである。例えば0.05 K9/c
WL2(0,71psig )の背圧で、CIは7.9
1 jvO2/Lであり、それで6.8■02/LのD
Oは飽和の86%のみに等しく、そして最大工キンボリ
サッカライド産生のためのOUR同義因子は7.13で
ある。
もし吹付はガスが酸素に富んでいるのであればOTR所
要量は比例して少なくなる。もし30%02で酸素に富
んだ空気が導入された場合(リアクター上に背圧なしで
)、CIは30℃で1083■02/Lとなるはずであ
り、それで6.8のり。
は飽和の63%のみに等しくなるはずである。
そのような環境では、好ましいOTRはOURの27倍
となるであろう。酸素に富んだ空気は戻酸素供給器(m
embrane oxygenators )で産生で
き、通常25〜35%02の濃度範囲の酸素に富んだ空
気を供給するということを当業者は理解すべきである。
め1りにも高くシfc豊富値は細胞の機能に有害である
か抑制的となる。
吹付はガス中の酸素分圧および全圧の関数としてのDO
(ii=i計算するために、過圧が1気圧を越えるKq
l譚2として測定され次場合:DO=H(特定Tで) 
Py + (−0,129+ ′!、4.77PPX過
圧)。
上記の関係から、本発明に従って増加の又は最大のエキ
ソポリサッカライド産生速度を達成するために、操作に
あたって用いられる他の操作条件が与えられた時のOT
R又はDOi計算することは可能である。
0TI(と0U)Lについての上記関係に基づき、酸素
供給i1 (OTR)と培養の酸素要求量(0tJR)
が平衡を保っている時には、次の関係が保たれる: KLa(cI−C)=qo2〔X〕 亜硫酸酸化による′m素移動速度の測定において、OT
 R=K L a、 C”であるので、温度、圧力及び
液体の化学組成の特殊条件下で、Cのために方程式を次
のように決め得る。
C= C” (i −ouh10’r几)このようにも
しOU Rと0T)Lの両方が知れたなら、誰でもC又
はDO値、観測される溶解酸素濃度全計算することがで
きる。
β−1,5−グルカンエキソポリサッカリド産生菌株の
培養はノ(ツテ又は連続プロセスで行なうことができる
けれども、このステップは好ましい二段直列連続プロセ
ス(two−stage cas −cade con
tinuous process )に関して更に詳細
に今となっては述べられるであろう。そのようなプロセ
スのよシ詳しい説明は米国特許第4j 53、106号
明細書に見ることができるけれども、しかしながら該プ
ロセスの第二及び定常期は高固有粘度の新規エキソポリ
サツカリドを産生ずるために本発明に従い変更される。
二段連続プロセスの図式的表現は第1図に示されている
。第一および第二定容量醗酵槽10及び12は連絡して
操作される。無機塩培地は貯槽14からポンプ16を通
して一定速度で第一醗酵槽10にポンプ輸送される。培
地は同化性炭素および窒素を、微生物によりその成長の
ために必要とされる他の栄養素および無機塩とともに含
んでいる。無機窒素は、成長を限定する量で含まれてい
るけれども、他の必須成長元素は過剰に含まれている。
第一醗酵槽10は約30℃、pH7で充分な混合と通気
によって操作てれる典型的な現行技術水準の恒成分培養
槽(chemostat )である。例えば作業容量3
40 mlの醗酵槽は攪拌60Orpmおよび通気速度
470 CC/分で操作することができる。第一醗酵槽
10は、醗酵槽からの排出液(effluent )中
の殆んど取るに足らない無機窒素で最大ノくイオマス生
産性を達成すべく希釈速度で操作される。
第一醗酵槽10からの排出液は、第二段階醗酵槽12へ
直接供給され、そこではノくイオマスが所望のエキソポ
リサツカリドを合成する。第1図は、産生されるエキソ
ポリサツカリドの固有粘度を有意には減小させない適度
の攪拌によって操作することのできる模範的な醗酵槽タ
イプを示している。図示されているように、醗酵槽の底
は丸くなっており、攪拌は、ガス分散と酸素移動全良好
にするため回転プロペラの下に直接置かれた焼結ガラス
ディスクスパージャ−22全通して空気を導入しながら
単一船舶型ステンレススチールプロペラ20で行われる
そこから微生物が所望のエキソポリサツカリド生成物を
合成することができる、窒素を含まない無菌のグルコー
ス溶液は、攪拌された保持タンク24から、ポンプ26
を通して連紛的に供給される。さもなければ、余分のグ
ルコースを、第一の7アーメンター10に溢れ出させる
ことができ、そこから、さらに第二の7アーメンター1
2に溢れ出させることができる。排出用堰30に連結さ
れ念連絣的に操作てれるポンプ28は、第二の7アーメ
ンター12内の容量を一定に維持する。第二の7アーメ
ンター12内での容量及び希釈率は、第二段階の生物の
滞在時間が、生成物の合成に関するバッチ培養液の能力
が最大となる時間の長さの最大限に等しくなるように決
定される。グルコースはエキソポリサツカリド合成に使
用される速度を超えない速度で添加される。第二段階の
pHは、最も好筐しくけ約5.9であり、温度は約30
℃である。
第二の7アーメンター12の排出液からの生成物の回収
は、公知方法(参照: H,Harada eta 1
. 、 J、 Ferment Technol 、 
46.679−−684.1968)により達成されう
る。エキソポリサツカリドは、位置に関しては細胞外に
あるが、通常は、不溶の物質を除去するための通常の分
離技術、例えば遠心分離及び濾過によりバクテリアの細
胞塊と所望のエキソポリサツカリド生成物の両方を除去
しうるような形式で、細胞表面に付着している。エキソ
ポリサツカリド生成物は有効に細F!を表面から分離さ
れ、アルカリで処理することにより溶解させて細胞の除
去を可能とする。その後、酸で中和した後、醗酵プロス
から単離する。単離したエキソポリサツカリド生成物を
洗浄して、それに付着した全ての塩を除去する。
塩は、生成物の固有粘度の測定に影q!iを及ぼしうる
。一般的に蒸留水または脱イオン水で数回の洗浄が行わ
れる。別の公知の単離技術は、Kimura et a
l、 in合衆国特許4754.925号に記載されて
いる。
単離されたβ−1,6−グルカン エキソポリサツカリ
ドは、広く知られている方法、例えば噴霧乾燥、凍結乾
燥及びアセトンまたはイソプロピルアルコールのような
非極性有機溶媒での脱水法等を用いて脱水することによ
り保存されうる。
本発明のβ−1,3−グルカンエキソポリサッカリド生
成物は、少なくとも約6.OdL/rの固有粘度を有す
る。本発明の生成物は、高°<、経済的な収量の生成物
を得るために、一般的に少なくとも約48時間の醗酵経
過時間(EFT )の後に単離される。バッチ方法にお
いては、この48時間のEFTは、固相の開始から測定
される。
しかしながら、連続的な方法においては、48時間のE
FTは、少なくとも48時間の固相中の滞留時間を意味
する。
新規なβ−1,3−グルカンエキソポリサッカリド生成
物の物理化学的性質は、明らかに異なり、特にWa k
 oカルトラン製品とは異なり、第2表に示される。測
定は、下記の方法に従って実施される。
第  2 表 A、faecalis  var。
2.3 mxyogenes ATCC31749 A、faecalis  var。
1.9 mxyogenes ATCC2M680 Agrobactertum &4 2.3 radiobacter ATCC21679 賛より高い平均値が得られた板小値 新規な生成物から製造されたゲルは、下り己に記載した
ように、70%より太きい歪み測定値、及び50t’/
mよシ大きい圧縮率/剛性を有する。
比較の目的のために、WAKUカルトラン製品の以下に
記載した同じ方法を使用した物理化学的性質は下記のと
おりである。
固有粘度  4.0−5. OdL/?ゲル強度  5
00−75[’/1α2洲分子量CL8−1.2×10
  ダルトン圧縮率   < 50 r /rrrm歪
        く70% これらのWakoカルトラン製品のための測定値を従来
のカルトラン様生成物に対する報告された文献値と比較
するのは、測定値には異なる技術及び条件が作用するの
で難しい。Qgawaetal、、 Carbohyd
rate Res、 23.399.1972゜には、
PS−15140(A、 faecalis war+
mxyogenes菌種、IFO13140,ATCC
21680の生成物〕の固有粘度が、Ubbelohd
e −’rype dilution粘度計を用いて3
0℃で、そして0)i−>α25Nの濃度で測定して約
五5dL/fであることが記載されている。合衆国特許
第3,754,925号のKimura等のゲル強度技
術は、本発明に記載された技術とは実質的に異なり、値
の比較を困難にしている。分子量の比較はある程度行う
ことができる。
原因等、Arch、 Biochem、 Biophy
s、 124.192゜1968には、グルコース単位
の分子量162の値から、分子量21,870ダルトン
に対応する重合度、DPn、13s  が報告されてい
る。8aito etal、、 Agr、 Biol、
 Chem、、 32. 1261. 1968゜によ
るデータから同様に計算することにより、21、870
ないし73,710ダルトンの分子量が得られる。Ki
mura et al、、  合衆国特許第3、754
,925号によシ彼等の報告したDPn値から40,5
00ないし79.380ダルトンの分子量が得られる。
他の比較される物理化学的特性を下記の@T、2人表に
示す。
第2A表 試験 WAKO本発明の生成物 製品 赤外線 スペクトル 比旋光度 〔α〕D25 圓スペクトル f8解度 水(p)i=7) 1)MS(J エタノール 同様の■几スペクトルが得られ、 下記の波長(cm)に顕著な吸 数帯が見出された。
3600−5200.2950−2900.1640゜
1420、1365. 1310. j260,120
0゜1160、 t120.1t00.1oao、1o
7o。
1040、1020.980.890 +17° ±5° +20°±5°″ UV吸収は実質的になかった 不溶    不溶 浴 溶 不溶    不溶 C核磁気共鳴  下記の顕著な吸収を示すスペクトル(
N、M、R)同様のスペクトルが得ら(in DMSO
,ppm)  れた。(δ、ppm)87(cI)、7
7(c3)、73(c5)、56(c2)、39.5(
c4)、22.6(c6)償比旋光度の値は試験片によ
ってかなり変化する。この値はATCC21680によ
り生産された生成物について測定した。しかしながら、
ATC(41749かもの濁った検体は+29°の値を
与えた。PS−1314Qに対して、合衆国特許第へ7
54,925号は、+33°±6° の値を報告してお
り、Harada等は+18°の値を報告をしている。
上記の測定に与えられる値は一貫した技術を用いない限
り、かなり変化しうるので、使用した測定法を下記に詳
細に記載する。
本発明の生成物全含有する組成物においては、特足のゲ
ル強度を達成するのに費求される生成物がより少なくて
すむため、本発明の生成物の高いゲル強歴、剛性及び圧
縮性の値は経済的にかなり重要である。エキンボリサッ
カリドから生産されたフィルム生成物において、より高
いゲル強度及び剛性の値は、改良された、よシ強いフィ
ルム特性を得る結果にもなる。他の利点は高い固有粘度
、即ち改良された稠度に関係する。固有粘度における顕
著な低下は生じないので、再現性のある物理化学特性を
有するエキソポリサツカリド生成物を単離することが可
能である。
固有粘度測定は、25℃(+/−α1℃)で、aSNの
N a 01−1中、CLO2〜α05X(乾燥重量/
容量)の範囲で、塩を含まない(何度も水洗して)検体
の希釈溶液に対して行われる。使用される装置は、トロ
ント大学のProf、 J、 Guillet により
設計され、K11p et al、、 Rev、 Sc
i、 Instrum。
47、 1496.1976に記載され、Ecopla
stics Ltd 。
of Willowdale、 0ntario、 C
anadaにより製造されたUbbelohde−ty
pe capillary粘度計である。
装置はポリマーのみに起因する溶液中の生成物の粘度の
増加を決定する。(誤差範囲Q、05%)。
分子量の決定は、サイズ排除ゲル浸透クロマトグラフィ
(GPC)によシ行われる。装置は、各々30crn及
び60cmの長さを有する連続した二つのスフェロゲル
TSKカラム17.5咽ID、(Bi。
−f%ad Lab Ltd、、 Mississau
ga、 (Jntario、Canada)からなる。
生成物の検体(αlNNaOH中の0.05%、40℃
〕を、1d/分の一定速匠でカラムを油して汲み上げ(
Reckman model 110A溶媒ポンプ)、
Waters Model a 10示差屈折計(Wa
ters。
Mi Ifor d、U、S、A)を用いて検出する。
クロマトグラムlrJ、、5pectra Physi
cs data processingsystem 
(Bio −Rad Lab Ltd、 、 Miss
issauga。
0ntario、 Canada )により特定される
。ポリマースタンダードは、1へ000ないし1.06
0.000ダルトンの範囲の分子量を有するポリスチレ
ン訪導体(Waters、 1ulilford、 M
A及びPressureChemical Co、、 
Pittsburgh、 Pk)でめる。目盛測冗は、
溶離時間と分子量の対数との関係を調べることからなる
ゲル強度測定は、生成物に標準的なホモジネ−ジョン及
びゲル化工程を行った後に行われる。
水中の生成物の1.5%懸濁液を準備し、ボIJ )ロ
ン5鰭プローブ(Brinkman )で屋5にセット
し3分間ホモジナイズする。この懸濁液のアリコート5
履lを、パイレックスの試験管(InI3酎)に移し、
15秒間渦巻かせる。試験管を95℃の水浴中に10分
間浸漬して、熱ゲル(therm。
−gel)k形成し、その恢、冷水浴中で10分間冷却
する。その仮、生成vIJを試験管から除去し、ゲルの
長平方向に沿って1llfi 10 tranの試験片
に切る。その故、ゲル試験片f In5tron Co
mpression’l”ester及び直径66覇の
アンビルを用いて圧縮する。ゲル強度の試験パラメータ
ーを下記に示す: ゲージ長さ(簡)        11.0クロスヘツ
ドスピード   2α0 チヤートスピード(a/分)  200.0サイクル(
圏)90 ゲル強度は、圧縮の間にゲルを破壊するのに賛する力と
して測定する(り/1[126T4)。
歪み(%〕及び圧縮率または岡す性(P/mm)を、上
記のゲルについて測定する。歪みの測定のためには、ゲ
ルが破壊する点において変形される程度を、ゲル強度イ
ンストロンチャー) (In5tron chart 
)から計算する。ゲル濃度インストロンチャート圧縮率
/剛性は、カーブの上昇点の勾配から計算する。
〔実施例及び発明の効果〕
本発明を下記の実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 本発明に従って、第一にバクテリア培養で産生されたエ
キンボリマーのへ品質/I(経過発酵時間、E F T
の関数としての単離されたβ−1,3−グルカンエキソ
ポリサッカリド生成物の固有粘度により決定されたもの
〕及び第二に)、FTの関数として産生されたβ−1,
3−グルカンエキソポリマーの1品質〃(すなわちβ−
1,3−グルカン産生の軸矩の速!、(1,)について
通気及び攪拌の両方の合わせた効果を説明するためKこ
の実施例は包含される。
第一の発酵は、カードラン型生成物を製造するのに従来
使用したものと類似の慣用のバックルタービン攪拌バイ
オリアクターを使用した。
第二の発酵工程は、最上部のタービンインペラのうちの
2つを1個の船舶型プロペラと取り換えた後に上記の反
応器を使用した。本発明に従って第三の発酵は1個の船
舶型のプロペラで攪拌される丸底発酵器を使用した。
74リツプス等(can、 J、 Microbiol
、 29゜1331、1983年)の変性された範囲の
定まった無機塩媒体(M 8 M )を全ての発酵に使
用し、そして以下のものを含有させる。: KH2PO
4(12,8mM ) ; K2HPO4(2,8mM
、 ) ; Na28(J4 (2,9mM ) ;F
eCl3−6H20(90μM) ;CaCJ2−2H
20(1o。
μM) ;MgCl2−6H20(t25mM) ;M
nCj!2 ・4H20(50μM);クエンflp 
(1,0mM)及び泡防止剤としてポリプロピレングリ
コール2025 (11at/ L )。
同化可能な窒素(成長のための唯一の窒素源は塩化アン
モニウムである。)に関する成長収量係数(YN)は約
22DWセルフ y NH4CIであることが知られて
いる(フィリップス等、Can。
J、 Mierobiol、 29. j331.19
83年)ので、2゜イオマスの所望のレベルは通常28
mMであり、約52/Lのセル密度(乾燥重量に基づい
た)を生じるNH4Clの添加量により決定される。炭
素源はD−グルコース(soy/L)であり、そして別
々に滅菌されている。ガラス蒸留水を1史用し、そして
発酵培地の滅菌は121℃でオートクレーブすることに
より達成する。
アルカリゲネスフェカリスATCC31749i有する
バッチ発酵は標準もしくは慣用の設計の攪拌タンクバイ
オリアクター(USA、  NJ。
Edison、 New Brunswick 5ci
entific Co、で製造され7’(MultiG
en model F 2000)中で実施し、そこに
おける撹拌/混合は液体容量範囲内に等距離で配置した
多くの部分から成るラッシュトンタイプ平羽根タービン
インペラ(3) (m Lf= 4.9cm)が付いて
いる回転する中央のシャフトによシ遅戚する。底の平ら
なガラス反応容器(直径110)をゴム裂ヘッドプレー
トに取り付けた3枚の平羽根で区切り、それは約150
0+dの作動容量を有する。攪拌速度は成長期間にVi
600KPMに調整し、そして発酵のポリマー産生期に
は850 RPMに増加させる。培養は中央が空洞のシ
ャフトの底に配置した小さな穴を通して存在しているα
33 V/V/Mに相当する一定速度500cc/分で
空気を噴出する。
pHはインゴールドコンビネーション(滅菌可能な位置
にある)を極によりモニターされ、そして滴定標準g 
(2N KOH) ′fc添加することにより一定のp
H値に調整される( NBSモデルpHAO調整器)。
pHは成長間には7.0で一定に維持し、そして定常期
(すなわち成長が停止したとき)が開始したとき、5.
9に調節する( pH調整器を使用してINHC4で行
なう。〕。
発酵を通して温度は50℃に維持する。
上述の条件下で第二発酵を行なうが、バイオリアクター
は船舶プロペラ(直径4.6σ〕を備えた3枚の平羽根
タービンインペラの最上部のうちの2枚を置き換えるこ
とにより変更する。
発酵全期間を通してシャフトは750 RPMの一定速
度で回転させる。
第三発酵においては、本発明の一態様に従って、A、フ
ェカリスATCC31749を変更したNBS Mul
tiQenベンチトップ発酵器(modelF2000
 )中で行なうこと以外は上記と同様に培養する。ガラ
ス容器(直径11−)の底を丸くして、そして上部の速
度を変えうるモータードライブにより撹拌/混合全調整
するためにゴム製のヘッドプレートに取り付けた密封し
たベアリングを通って容器を貫通しているステンレスス
チール(SS)シャフトにより攪拌は達成される。直径
ZOcrnの1個の船舶型S8プロペラ(USA、シカ
ゴのCafe Parmer 5cientiflc 
C。
製)を固体8Sシヤフトの底に取り付け、そして容器の
底から約46n上部に配置する。成長期間にはプロペラ
全600几PMの一定速度で回転させるが、成長が停止
した後は500凡PMに減少させる。良好なガスを分散
し、セして散累を運ぶ九めに回転しているプロペラの下
で直接配置されている焼結ガラスろ過日形噴出器(直径
30℃、穴のサイズ10−15μm)を通して培養物K
 500 cc/分((153V/V/M ) ノ速e
テ4人すれたろ過した空気を通気する。
発酵プロスからエキソポリサツカリド生成物を回収する
ために、等容量の発酵プロスと0.6N水酸化ナトリウ
ムを一緒に添加し、そして20−30分間攪拌する。バ
クテリアの細胞塊を約10.000xfで10−15分
間円心分離することにより懸濁液から除去する。細胞を
含まない上澄液を流し去り、そして4N酢酸で(一定に
攪拌しながら)pH7に中和する。
エキソポリサツカリドflpH7で自由な不溶性のゲル
を形成し、そして約IQ、000Xfで10−15分間
遠心分離することにより懸濁液から除去する。回収工程
間に形成した塩を除去するためにゲルペレットを再懸濁
/遠心分離を繰り返して(通常3回)完全に洗浄する。
単崩した塩を甘まないゲルを湿ったゲルとして4℃で保
持する。その代わりとして該ゲルを当業者に公知の数種
の脱水方法、例えばアセトン脱水、凍結乾燥もしくは噴
霧乾燥により乾燥状態で保持する。
各々3回の発酵工程中、発酵プロスのサンプルを数回経
過発酵時間(成長が停止したとき、定常期の開始から時
間ゼロを測定する。)でバイオリアクターから除去し、
そしてβ−1,3−グルカンエキンボリマーを回収する
ために上述したように加工する。各サンプルの固有粘度
全測定する。結果を表2に示した。各発酵試験において
、触媒として銅イオンを有する亜硫酸酸化を使用して標
準化学方法によりOTRi決定する( C,M、 Co
oper等著、Ind、 Eng、 Chem、 56
゜第504−509頁、1944年)。撹拌及び通気に
関してバイオリアクター設計中で(i)エキソポリマー
製造の物足の割合(pq )及び固有粘度及び分子it
(MW)で判断されるような回収されたエキソポリマー
の1品質〃上の変化の効果は最後の実施例に包言される
表3中に要約した。
ラッシュトン型の平羽根タービンインペラで行なった発
酵は、最上部のタービンインペラの代わりに1個の船舶
型プロペラヲ後で取9付けた場合でさえも、エキンボリ
サッカリド生成物を産出し、その固有粘度は経過発酵時
間と共に著しく減少したことは明らかである(第2図:
また表5実験番号1及び2)。実験番号1からの生成物
におけるゲル強度測足値は、250 f/10、Z−に
すぎない値を与える。攪拌に関してバイオリアクター設
計中の手直しはエキソポリマー製造の特定の速度(qp
)に減少をもたらすOTRK顕著な効果を有することも
これらの2つの発酵実験から明らかである(表5;央験
番号1及び2)。第三発酵で船舶型プロペラを便用する
ことは経過発酵時間(EFT)で著しく減少しない高い
固有粘度の生成物を産生ずる(第2図)。EFT72時
間後、単離された生成物の固M粘1fll’T約32 
Rilamテ約asciL/ y o(ia−ら約7.
OdL/fに低下するにすぎない。速度を減少させて(
500R)’M)更に大きな直径の1個の船舶型プロペ
ラを利用した発酵実験中で、空気はプロペラの下に配置
されている焼結ガラス円板を通して導入する。攪拌及び
通気に関するこの配置tは、匹敵する空気噴出し連関(
α33V/V/M)でタービンインペラを有する標準設
計と比較してOTRの減少を導くけれどもqpは比較的
影響されない。しかしながら空気噴出し速度力cL35
 V/V/M カらα15もしくはCL 08 V/V
/Mのどちらかに減少したとき、OTRはqpk負に影
響するレベルまで減少させ7’CC表3.実験番号3及
び4)。
慣用のラシュトン型タービンインペラ全備えた、第一発
酵(表5.笑験番号1〕のために便用する操作は、ゆっ
〈シした攪拌速度で繰り返す。ボ常期で60ORPMに
撹拌速度を落とすことは単離したエキンボリマーの固有
粘度を増加させることにはならない。;実際、48時間
後の固有粘度は、インペラ速度を850RPfν1にし
たとき、EF’Tas時間後に固有粘度が五5dL/l
であるのと比較して12dL/lであることがわかる。
oq’g及び付価DOの(lp(A−フェカリスATC
C31749での〕に対する効果は、第3図及び第4図
に要約して示した。2−0ηO2/Lもしくはそれ以上
のDO値で、成長要求にちょうど十分な値に維持された
Do値すなわちto”902/Lを有するであろう場合
よりもqp値は増加したことに気づくであろう。一般に
6.0■02/Lもしくはそれ以上のDO値を得られる
のが好ましい。q p ’ft ia 太K f ルf
c メにDo値Vi6.8+Iv02/Lであるのが好
ましい。
以下の実施例2−5において、&OdL/Vよりも大き
な固有粘度を有するβ−1,3−グルカンエキソポリサ
ッカリド生成物ハ、攪拌/混合及び通気の両方に関して
種々に配置した異なるバイオリアクターで製造する。生
成物#″i実施例1で設定した装置を使用して発酵プロ
スから単離する。
1、 物理化学的特性は上述したように測定する。
実施例2 本笑施例は、他の種類の−1,3−グルカンエキンボリ
サッカリドを産生ずる微生物を使用して本発明の方法が
実施可能であることを証明するために包含される。
単一、船舶型プロペラ(@径7 cm )を備えた丸底
バイオリアクター中で、実施例1で述べた操作に従って
発酵を実施する。培誉される微生物は、アルカリゲネス
フェカリスATCC31749及びATCC21680
(IFOts14o )並びにアグロバクテリウム ラ
ジオバクチルATCC21679(IFO13126)
を含む。A、フェカリスATCC21680は成長する
ためにウラシルを要求する栄養要求性突然変異体であり
、そしてこの栄養素は培地にcL1r/L(単独Kt2
菌した)で添加する。定常期間、2つの速度、500及
び600)tPMを使用する。
発酵プロスのサンプルを回収し、セしてEFT48時間
後にβ−1,5−グルカンエキソポリマーを単離する。
ATCC2168O1株のために、別のサンプルを回収
して、セしてEFT72時間後、エキンボリサッカリド
生成物の固有粘度が著しく減少しないことを証明するた
めに単離する。
測定されたパラメーター OTR,qp、 固有粘度及
びMWは、実販番号5及び6としてATCC31749
株を各500及び600 R,PMで、実験番号12と
してATCC2167q株と及び実験番号13としてA
TCC21679株を用いて表3に要約した。実験5か
ら得た生成物で測定したゲル強度Vi12009/j(
L2iよりも大きな値を示した。
固有粘度の値は、タービンインペラを使用したバイオリ
アクターで同様のEFTを実施した後に単離した生成物
よりはるかに大きく、全ての場合において& OdL、
#より大きいことがわかるであろう。
実施例1と同様に減少した通気の効果はATCC216
80株全使用して実験した。この菌はよりゆっくりした
空気の噴出し速度でqpのための減少した値に関して3
1749株と同様に作用することがわかるであろう(表
3.実験番号10及び11)。
実施例5 この実施例は、高粘度の−1,3−グルカンエキソポリ
サッカリドがヘリカルプロペラを備えたバイオリアクタ
ー中で産生ずることができることを示す。船舶型プロペ
ラを3枚羽根ヘリカルプロペラ(直径5.5 cm )
に置き換えること以外は、Biolafitte Lt
d (ポイッシーフランス)から購入した変更したNB
8 MultiGen F 2000ペン−トップ発酵
話中で、実施例1と同様に培養した。成長期間にプロペ
ラを60ORPMで回転させるが、成長が停止した後定
常期の開始したとき速度を500 RPMに落とす。実
施例1に記載したように焼結ガラス円板噴出器を通して
培地に(L33 V/V/Mで導入したろ過空気を通気
する。
これらの操作条件下において、(JTI(、は68ミリ
モルO,/L、時間で、qphこれらの実験中で観測さ
れた最大値に近い値であった。EFT48時間後に単離
された生成物サンプルは9.7dL/2の固有粘度を有
していた(表3.実験番号7参照)。
実施例4 本発明の高い固有粘度の産生物はまた、ドラフトチュー
ブおよびピッチ可変プロペラを取付けたバイオリアクタ
ーを用いて産生された。ドラフトチューブおよび3個の
ピッチ可変(30゜でセット)プロペラ(直径= a 
9 cm )を取付けたビー、ビララン(B、 Bra
un ) (アメリカ合衆国、カリフォルニア州、ビリ
ングケイム)にょυ製造されたモデルイー、15エル 
バイオリアクターで鉱物塩培地中アルカリゲネス フェ
カリスATCC31749を培養した。作用容量は10
Lだった。プロペラを成長期の間6o o KPMの固
定速度で回転させたが、しかしその速度を定常期の間5
00RPMまで減少させた。底部のブ。
ロベラの下に設けたリングスパージャ−を介して導入さ
れる濾過空気によfi [135V/V/Mの一定速度
で培養液を通気した。
これらの操作条件の下で、(JTRはわずかに12m 
moj U! / L・時間であり、これは高速度のポ
リマー産生((11)=41qエキソポリマー/2細胞
・時間)を支持するには不十分だった。産生されたポリ
マーの量は理想よシ低かったけれども、産生物の質はタ
ービンインペラを有する慣用ノバイオリアクター中で産
生されたものに比べ改善されていた。48時間のEFT
後に分離されたエキンボリマーの固有粘度U7.9dL
/りだった(表3.実験番号3ン。
本実施例は、低い酸素圧力は主としてエキソポリマー産
生(量)の速度に影響し、そしてポリマーの「品質」に
影響しないことを示す。
実施例5 本発明において記載された方法は高品質の産生物を得る
ために200リツトルの容量まで拡大し得ることを本実
施例は示す。直径3α5crnのノ・イドロホイルイン
ペラを2個備える絶縁したニュー プルンスウィック 
サイエンティフィック モデA/ (New Brun
swick 5cientific N1odel )
1上1250醗酵装置(Dt=5五3釧、 D/Dj=
 0.57 )〔オンタリオ州、ブランプトンのグロケ
ム ミキシング エクイップメント リミテッド(Pr
ochem Mixing Equipment Lt
d−)]中アルカリゲネス フェカリスATCC317
49で醗酵を行った。攪拌速度は、約170m/分の翼
端速度を与えそして約77ORPMの攪拌速度で7cr
nプロペラの翼端速度に匹敵する1s o RPhiだ
った。培養液には微孔ステンレススチールフィルター〔
バール カナダ リミテッド(Pa11 Canada
Ltd、)を通した空気をα5 V/V/Mと等価の1
00L/分の一定速度で通した。p)lを成長期の間Z
Oに調整し、そして定常期に5.9に調整した。温度は
醗酵を通して30℃に維持した。
これらの条件下でのOTRij 42 m mo l 
(J2/L ・時間であると測定され、計算された溶存
酸素レベルは&1η02/Lだった。ポリマー産生の比
速度(qp)は77η/?細胞/時間だったが、これは
より小さいスケールの醗酵に基づいた(JTltおよび
DO値等に対して第3図および第4図から外挿されるで
あろう値に近似している。
実験の過程の鏝に分離された産生物は、高い固有粘度、
ゲル強度およびM〜■をMすることが見い出づれた。2
4時間のEF′Pで産生物は9.5dL/?y)粘度オ
ヨび240(1/1a2QJのゲル強度をゼしていた。
48時間でのEFTで産生物の特性を表6.実験番号9
に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第二期における攪拌のためにプロペラ攪拌機
を使用する二段階連続プロセスにおいて実施された本発
明の方法を示す略流れ図、第2図は、鰻酵経過時間とと
もに単離塩の遊離β−1,3−グルカン エキンボリサ
ッヵリド産生物の固有粘度について羽根車の効果を示す
醗酵試験の結果のグラフ、 第5図は、産生物産生の比速度(qp)についての酸素
移動速度(OTJの効果を示すロリ酵試験の結果のグラ
フ、 F4図は、産生物産生の比速度(qp)についての溶存
酸素#!度(DO)の効果金示す醗酵試験の結果のグラ
フである。 特許出願人 ジョージ ウニストン リミテッド藺 (
θ号Mン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)β−1,3結合を介して結合した線状に連結した
    D−グルコース残基からなり、そして以下の特性:少な
    くとも約6.0dL/gの固有粘度、ゲル透過サイズ排
    除クロマトグラフィー法により測定される少なくとも約
    1.9×10^6の分子量、および少なくとも約750
    g/10.2cm^2のゲル強度のうち1つまたはそれ
    以上を有することを特徴とする改良された水不溶性のゲ
    ル形成β−1,3−グルカンエキソポリサッカリド。
  2. (2)少なくとも約1000g/10.2cm^2のゲ
    ル強度、ゲル透過サイズ排除クロマトグラフィー法によ
    り測定される少なくとも約2.0×10^6の分子量、
    および少なくとも48時間経過した醗酵時間の後に少な
    くとも約6.0dL/gの固有粘度を有する請求項1記
    載のβ−1,3−グルカンエキソポリサッカリド。
  3. (3)(a)同化可能な炭素、窒素および無機塩並びに
    その他のあらゆる必須成長因子からなり、成長期の終点
    で培地が同化可能な窒素を実 質的に含有しないように窒素の量が限定さ れる好気的撹拌水性培地中、約27℃と33℃の間の温
    度および約5と8の間のpHで誘導される成長期と、 同化可能な炭素を含有するが、しかし同 化可能な窒素を実質的に含有しない好気的 攪拌水性培地中、約27℃と33℃の間の 温度および約5と8の間のpHで誘導され る非成長定常エキソポリサッカリド生合成 期で、この期間における撹拌は、産生され るエキソポリサッカリド産生物の固有粘度 が約6.0dL/g以下に著しく減少することなく、均
    質な培地を生成するのに十分な混合 およびエキソポリサッカリド産生物の好気 的生合成に十分な酸素移動を与える非成長 定常エキソポリサッカリド生合成期の2つ の期において微生物のβ−1,3−グルカンエキソポリ
    サッカリド産生株を培養し、 (b)そのように産生されたエキソポリサッカリド産生
    物をアルカリとの処理により可溶 化し、そして細胞塊を除去し、そして (c)醗酵プロスからエキソポリサッカリドを分離する
    、ことからなることを特徴とする 請求項1記載の改良された水不溶性のゲル 形成β−1,3−グルカンエキソポリサッカリドの製造
    方法。
  4. (4)通気および混合を容易にするドラフトチューブを
    備えても良い船舶型プロペラを有するバイオリアクター
    中で攪拌を行なうか、またはらせんタイプのプロペラも
    しくは水中翼推進機を有するバイオリアクター中で撹拌
    を行なう請求項3記載の方法。
  5. (5)成長期を第一の醗酵装置中で誘導し、その第一の
    醗酵装置からの溶出液を定常エキソポリサツカリド生合
    成期用の第二の醗酵装置中に導き、そして第一の醗酵装
    置内のpHが約6.8と7.2の間であり、そして第二
    の醗酵装置内のpHが約5.7と6.2の間である2段
    階の連続工程として行われる請求項3記載の方法。
  6. (6)定常期において、水性培地中の溶存酸素濃度は、
    エキソポリサッカリド産生の比速度(q_p)を増加さ
    せるために少なくとも約20mgO_2/Lの値に維持
    される請求項3、4または5記載の方法。
  7. (7)定常期において、水性培地中の溶存酸素濃度は、
    エキソポリサッカリド産生の比速度(q_p)を増加さ
    せるために少なくとも約6.0mgO_2/Lの値に維
    持される請求項5記載の方法。
  8. (8)定常期において、水性培地中の溶存酸素濃度は、
    エキソポリサッカリド産生の比速度(q_p)を増加さ
    せるために少なくとも約6.8mgO_2/Lの値に維
    持される請求項5記載の方法。
  9. (9)微生物がアルカリゲネス属またはアグロバクテリ
    ウム属のものである請求項3、7または8記載の方法。
  10. (10)微生物がアルカリゲネスフェカリスATCC3
    1749、アルカリゲネスフェカリスATCC3175
    0、アルカリゲネスフェカリスATCC21680およ
    びアグロバクテリウムラジオバクターATCC2167
    9から選択される請求項3、7または8記載の方法。
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