JPH02109796A - ホーバークラフト - Google Patents
ホーバークラフトInfo
- Publication number
- JPH02109796A JPH02109796A JP26256788A JP26256788A JPH02109796A JP H02109796 A JPH02109796 A JP H02109796A JP 26256788 A JP26256788 A JP 26256788A JP 26256788 A JP26256788 A JP 26256788A JP H02109796 A JPH02109796 A JP H02109796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- fan
- thrust
- fans
- ring unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はホーバークラフトに関し、特に推力・揚力兼用
形の複合ファン構造をもつホーバークラフトに関する。
形の複合ファン構造をもつホーバークラフトに関する。
(従来技術)
ホーバークラフトは周知の如く高圧の空気を艇体の底部
から吹き出して艇体をわずかに浮揚させ、同時に艇体後
方への空気流噴出により推進力を得て水上走行するもの
であるが、揚力と推力をファン駆動による空気流で得る
タイプのものでは、従来、揚力用ファンおよび推力用フ
ァンを別々に設け、それぞれ別個の駆動源で駆動する推
力・揚力分離形システムのものと、推力用空気流と揚力
用空気流をひとつのファンで兼用し、推力用空気流の一
部を揚力用に振り向けるようにした推力・揚力一体形フ
ァンシステムとがある。後者の一体形フアンシステムの
場合は幅広のファンを6〜9枚程度放射状に配置したマ
ルチファンタイプのものが多く使用されている。
から吹き出して艇体をわずかに浮揚させ、同時に艇体後
方への空気流噴出により推進力を得て水上走行するもの
であるが、揚力と推力をファン駆動による空気流で得る
タイプのものでは、従来、揚力用ファンおよび推力用フ
ァンを別々に設け、それぞれ別個の駆動源で駆動する推
力・揚力分離形システムのものと、推力用空気流と揚力
用空気流をひとつのファンで兼用し、推力用空気流の一
部を揚力用に振り向けるようにした推力・揚力一体形フ
ァンシステムとがある。後者の一体形フアンシステムの
場合は幅広のファンを6〜9枚程度放射状に配置したマ
ルチファンタイプのものが多く使用されている。
(発明が解決しようとする課題)
上述のファン駆動方式のホーバークラフトにおいて、推
力・揚力分離形システムの場合は、推力および揚力にそ
れぞれ最も適したファン構造とすることができるので効
率がよいという利点はあるものの、全体の重量が重くか
つスペースの点でも不利であり、また高価格になるとい
う問題がある。
力・揚力分離形システムの場合は、推力および揚力にそ
れぞれ最も適したファン構造とすることができるので効
率がよいという利点はあるものの、全体の重量が重くか
つスペースの点でも不利であり、また高価格になるとい
う問題がある。
推力・揚力一体形ファンシステムでは安価かつ構造も簡
素である利点はあるが、推力を高めるためにファン構造
を2〜3枚のプロペラ形とすると揚力に必要な圧力が得
られず、逆にファンの枚数を増やすと必要な推力効率が
低下する0代表的なマルチファンタイプのものでも推進
効率の点では充分でなく、近年の高速化の要求に対応し
難いという問題がある。またファンの騒音も大きいとい
う欠点があった。
素である利点はあるが、推力を高めるためにファン構造
を2〜3枚のプロペラ形とすると揚力に必要な圧力が得
られず、逆にファンの枚数を増やすと必要な推力効率が
低下する0代表的なマルチファンタイプのものでも推進
効率の点では充分でなく、近年の高速化の要求に対応し
難いという問題がある。またファンの騒音も大きいとい
う欠点があった。
本発明は従来の推力・揚力一体形ファンの安価性および
構造の簡素化を保ちつつ推進効率の向上を図ったホーバ
ークラフトを提供することにある。
構造の簡素化を保ちつつ推進効率の向上を図ったホーバ
ークラフトを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明によるホーバークラフトは、中央側に少数枚のプ
ロペラ型推力用ファンを配置し外側に多数個のタービン
型揚力用ファンを配置してこれらをリング体によって一
体化した複合形翼車と、前記リング体に隣接して前記揚
力用ファンを包囲しかつ艇体下部の揚力用スカート内に
該揚力用ファンのファン吐出空気を導く環状ダクトとを
有して成るものである。
ロペラ型推力用ファンを配置し外側に多数個のタービン
型揚力用ファンを配置してこれらをリング体によって一
体化した複合形翼車と、前記リング体に隣接して前記揚
力用ファンを包囲しかつ艇体下部の揚力用スカート内に
該揚力用ファンのファン吐出空気を導く環状ダクトとを
有して成るものである。
(実施例)
次に、本発明を実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の実施例による複合形ファン構造を採用
したホーバークラフトの一部分裁断した全体側面図、第
2図は第1図に示すホーバークラフトの拡大後面図であ
る。この実施例のホーバークラフトlは艇体2の底部に
スカート部3を有し、艇体後部に後述する揚力用空気流
の発生機能を兼ねた推進機4および推進機駆動用のエン
ジン5を有している。
したホーバークラフトの一部分裁断した全体側面図、第
2図は第1図に示すホーバークラフトの拡大後面図であ
る。この実施例のホーバークラフトlは艇体2の底部に
スカート部3を有し、艇体後部に後述する揚力用空気流
の発生機能を兼ねた推進機4および推進機駆動用のエン
ジン5を有している。
推進機4は第4図および第5図に示すようにリング体7
の内側に少数個の、即ち高々2〜3個の推力用ファン8
が配置され、またリング体7の外周面に多数個の、例え
ばタービン形式の揚力用ファン9が固着されている。な
お推力用ファン8は航空機のプロペラのような縦長の翼
で構成され、その中心部が第1図の如くエンジン5の出
力軸6に連結され、またその先端部がリング体7の内周
面に固定されており、これによって推力用および揚力用
ファン8.9が一体化されて回転駆動されるようになっ
ている。第1図〜第3図に示すように、艇体側にはリン
グ体7の後端縁に微少の隙間で隣接しかつ揚力用ファン
9の外周側を非接触で包囲する環状ダクト10が設けら
れている。環状ダク)10の前縁10aは開口しており
、これによってリング体7との間に揚力用空気の取入口
が形成され、また環状ダクト10の下部10bは空気吐
出口となってスカート部3内に連通している。
の内側に少数個の、即ち高々2〜3個の推力用ファン8
が配置され、またリング体7の外周面に多数個の、例え
ばタービン形式の揚力用ファン9が固着されている。な
お推力用ファン8は航空機のプロペラのような縦長の翼
で構成され、その中心部が第1図の如くエンジン5の出
力軸6に連結され、またその先端部がリング体7の内周
面に固定されており、これによって推力用および揚力用
ファン8.9が一体化されて回転駆動されるようになっ
ている。第1図〜第3図に示すように、艇体側にはリン
グ体7の後端縁に微少の隙間で隣接しかつ揚力用ファン
9の外周側を非接触で包囲する環状ダクト10が設けら
れている。環状ダク)10の前縁10aは開口しており
、これによってリング体7との間に揚力用空気の取入口
が形成され、また環状ダクト10の下部10bは空気吐
出口となってスカート部3内に連通している。
第3図に最もよく示されるように、リング体7の後端縁
に隣接している環状ダクト10の内径部10cは推力用
ファン8の後方へ成る長さ延びており、この部分が推力
用ファン8による噴出空気流のダクト部分となっている
。
に隣接している環状ダクト10の内径部10cは推力用
ファン8の後方へ成る長さ延びており、この部分が推力
用ファン8による噴出空気流のダクト部分となっている
。
エンジン5の駆動により推力用ファン8、リング体7お
よび揚力用ファン9は一体で回転し、推力用ファン8に
よって圧力中かつ流量大の空気流11(第3図)が噴出
され、揚力用ファン9によって2itlは推力用より小
なるも圧力は大である揚力用空気流12(第4図)が環
状ダクト10内を通ってその下方の吐出口からスカート
部3へ導かれ、スカート部3から下面へ向けて噴出され
、その地面効果で浮揚作用がもたらされる。
よび揚力用ファン9は一体で回転し、推力用ファン8に
よって圧力中かつ流量大の空気流11(第3図)が噴出
され、揚力用ファン9によって2itlは推力用より小
なるも圧力は大である揚力用空気流12(第4図)が環
状ダクト10内を通ってその下方の吐出口からスカート
部3へ導かれ、スカート部3から下面へ向けて噴出され
、その地面効果で浮揚作用がもたらされる。
上述の実施例では推力用ファン8は3枚のプロペラファ
ンで構成した例を示したが、2枚のファンでもよく、ま
た揚力用ファン9はリング体7の外周に前後方向に2段
以上配列した構造としてもよい。
ンで構成した例を示したが、2枚のファンでもよく、ま
た揚力用ファン9はリング体7の外周に前後方向に2段
以上配列した構造としてもよい。
(発明の効果)
従来の推力・揚力共用形推進機は相反するファン性能に
対し同一のファンで対応するので効率が悪いが、本発明
ではファン自体としては一体形でありながらその中央側
と外周側でファン形態を異ならしめ、中央側では翼数の
少ないプロペラ形ファンとし、外周側ではタービン翼形
としたので推力および揚力ともに効率のよい推進機をも
つホーバークラフトが得られる。推力・揚力分離形シス
テムのように高価とならず、エンジンも一基で済むので
重量が小さくスペースもとらない、大気に直接露出する
推力用ファンの真数が少ないので騒音が少ない等の効果
がもたらされる。
対し同一のファンで対応するので効率が悪いが、本発明
ではファン自体としては一体形でありながらその中央側
と外周側でファン形態を異ならしめ、中央側では翼数の
少ないプロペラ形ファンとし、外周側ではタービン翼形
としたので推力および揚力ともに効率のよい推進機をも
つホーバークラフトが得られる。推力・揚力分離形シス
テムのように高価とならず、エンジンも一基で済むので
重量が小さくスペースもとらない、大気に直接露出する
推力用ファンの真数が少ないので騒音が少ない等の効果
がもたらされる。
第1図は本発明の実施例に係る複合形ファン構造を有す
るホーバークラフトの一部裁断全体側面図、第2図は第
1図に示すホーバークラフトの拡大後面図、第3図は本
発明の実施例に係る複合ファン形推進機の縦断面図、第
4図は本発明の実施例による複合形ファンの正面図、第
5図は第4図の一部裁断側面図である。 2・・・艇体、3・・・スカート部、4・・・推進機、
5・・・エンジン、7・・・リンク体、8・・・推力用
ファン、9・・・揚力用ファン、10・・・環状ダクト
、11・・・推力用空気流、12・・・揚力用空気流。 復代理人 弁理士 染 川 利 吉
るホーバークラフトの一部裁断全体側面図、第2図は第
1図に示すホーバークラフトの拡大後面図、第3図は本
発明の実施例に係る複合ファン形推進機の縦断面図、第
4図は本発明の実施例による複合形ファンの正面図、第
5図は第4図の一部裁断側面図である。 2・・・艇体、3・・・スカート部、4・・・推進機、
5・・・エンジン、7・・・リンク体、8・・・推力用
ファン、9・・・揚力用ファン、10・・・環状ダクト
、11・・・推力用空気流、12・・・揚力用空気流。 復代理人 弁理士 染 川 利 吉
Claims (2)
- (1)、中央側に少数枚の推力用ファンを配置し外側に
多数枚の揚力用ファンを配置してこれらをリング体によ
って一体化した複合形翼車と、前記リング体に隣接して
前記揚力用ファンを包囲しかつ艇体下部の揚力用スカー
ト内に該揚力用ファンのファン吐出流体を導く環状ダク
トとを有することを特徴とするホーバークラフト。 - (2)、前記環状ダクトの内径部は前記推力用ファンの
噴出空気用ダクトを兼ねることを特徴とする請求項第1
項記載のホーバークラフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26256788A JPH02109796A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | ホーバークラフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26256788A JPH02109796A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | ホーバークラフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109796A true JPH02109796A (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=17377595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26256788A Pending JPH02109796A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | ホーバークラフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02109796A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106080577A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-09 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 利用空气螺旋桨推进并垫升船体的船只 |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP26256788A patent/JPH02109796A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106080577A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-09 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 利用空气螺旋桨推进并垫升船体的船只 |
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