JPH02107388A - 遠赤外線放射セラミックスを用いたバイオ廃棄物の処理方法とその装置 - Google Patents

遠赤外線放射セラミックスを用いたバイオ廃棄物の処理方法とその装置

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JPH02107388A
JPH02107388A JP63261100A JP26110088A JPH02107388A JP H02107388 A JPH02107388 A JP H02107388A JP 63261100 A JP63261100 A JP 63261100A JP 26110088 A JP26110088 A JP 26110088A JP H02107388 A JPH02107388 A JP H02107388A
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Katsuaki Takahashi
高橋 勝昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バイオ研究所やバイオ生産工場から廃棄され
る変性菌、91菌等を含む汚染物を安全確実に処理する
為の方法及びその装置に関ずろ。
(従来の技術) 今日、バイオの研究が進むに従って、バイオ研究所やバ
イオ生産工場から多量の廃棄物が捨てられているが、し
かし、この中には培養後の変性菌や雑菌が含まれている
場合が有る。
従来これらの処理は、高圧の蒸気を噴射して殺菌してい
るに過ぎず、単なる蒸気殺菌程度の処理では、変性菌、
91菌の中に非常な耐熱性を帯びた菌が残存する可能性
があるから、そのまま廃棄するのは環境汚染等の危険が
残る。
又、バイオ生産工場等iテなう殺菌処理は、経済性に合
わせて効率的に行なう必要があり、有効な処理が見い出
せない現状にあった。
(発明の解決しようとする課題〉 そこで本発明者は、上記問題を解決せんと鋭意研究を進
めた結果、一定の蒸気加熱処理の後、特殊セラミックス
による遠赤外線放射処理を施すことが滅菌処理に著効あ
ることを見い出し、本発明を完成させたものである。
(課題を解決する手段) く方法〉 本発明は、先ず、バイオ研究所又はバイオ生産工場から
廃棄された変性菌、雑菌を含む培養基を蒸気式圧力釜に
投入する。
そして、この圧力釜の蓋を密閉した後、釜内に高圧蒸気
を噴射充満させ、一定時間、前記廃棄物を蒸気雰囲気中
に放置する一次殺菌処理を行なう。
この一次殺菌処理は、廃棄物を蒸気殺菌するが、釜内に
は既存の空気が残存している為、温度上昇が不充分であ
り、そこで、二次殺菌処理に移る。
先ず、真空ポンプを作動させて、蒸気釜中の蒸気及び空
気を排出し、次いで、前記一次殺菌処理より若干高圧、
高温の蒸気を蒸気釜内に噴射充満させて、一定時間、充
分な高圧、高温で殺菌処理を行なう。
上記処理で、通常の一般m菌は殆と殺菌されるが、変性
菌等の中には、特別耐熱性に優れる菌が残存する可能性
が有り、そのままの廃棄は危険である。そこで、先ず、
真空ポンプを作動させて蒸気釜内の蒸気を排気し、且つ
、更に減圧を進ませて500mm/Hg 〜760mm
/Hg程度の真空状態とする。そして、この真空状態下
にある変性菌等に、7〜14ミクロンに波長のピークを
有する細胞水活性に富んだセラミックスによって、jJ
E赤外線を照射を行ない、後述の細胞水の蒸散による殺
菌処理を行なう。
く装置〉 本発明′gS置は、蒸気室内の一喘にボイラーと連結し
た蒸気噴射管を臨ませて高圧蒸気を供給すると共に、他
端に真空ポンプと連結した真空管を臨ませて排気と高真
空状態を作り得るものとする。
そして、該蒸気室の周囲にボイラーと連結した蒸気加熱
管を囲繞させて、蒸気室を間接的に加熱可能とする。
更に、その蒸気室内に、焼成白@(Sio2゜A I2
03 、 Na203 )粉末とアルミナ(A1203
)粉末を主成分とし、これに酸化第一鉄(FeO)、酸
化珪素(SiC)、炭素(C)、マグネシア(MgO)
、シリカ(S i 02 )の粉末を少なくとも一種以
上添加し、これをアルミナセメントで混練り成形した遠
赤外線放射セラミックスの層を形成し、7〜14ミクロ
ンの長波長域にピークを有する遠赤外線を照射し得るこ
とを特徴として構成される。
(作用〉 く方法〉 変性菌、雑菌等を含む培養基を蒸気式圧力釜に投入し、
高圧蒸気を釜内に噴射充満させる一次殺菌処理を行なう
と、蒸気高熱により一般細菌を含む大半の菌が死滅し、
更に、釜内の既存の空気を除き若干高圧、高温の蒸気を
噴射充満させろ二次殺菌処理を行なうと、より高熱で殆
どの細菌が死滅する。
そして更に、高真空状態下で、特殊セラミックスによっ
て遠赤外線照射を行うと、もし上記処理で耐熱性の変性
菌等が残存した場合にも、500mm/Hg 〜760
mm/Hgの高真空で殺菌されると共に、第1図に示す
如く7〜14ミクロンの長波長域にピークを有する遠赤
外線で、細胞水を熱的に共振動させて活性化させること
ができる(細胞水の活性化とはこの意味で用いた)。即
ち、細菌を含む人体や魚介類の生物の細胞水を活性化さ
せるのは近赤外線から赤外線にかけての放射ではなくむ
しろ長波長の遠赤外線であり、この遠赤外線が高真空と
協奏して菌の細胞内の水を叩き出し、細胞水を外に蒸散
させるように作用し、変性菌を含む全ての菌を死滅状態
とすることができる。
く装置〉 又、本発明装置は、蒸気室内の一端にボイラーと連結し
た蒸気噴射管が、高圧蒸気を供給し、他端に真空ポンプ
と連結した真空管が、排気と高真空状態を作り出し、そ
して、該蒸気室の周囲にボイラーと連結した蒸気加熱管
が、蒸気室を間接的に加熱するように1動く。
更に、その蒸気室内に、焼成白磁(S i 02 。
Al2O3 、Na203 >粉末とアルミナ(A12
03)粉末を主成分とし、これに酸化第一鉄(FeO)
、酸化珪素(S i C) 、炭素(C)、マグネシア
 (MgO) 、シリカ(S i 02 )の粉末を少
なくとも一種以上添加し、これをアルミナセメントで混
練り成形した遠赤外線放射セラミックスの層を形成する
と、このセラミックは、第1図の如く、近赤外線から赤
外線にかけての放射てなく7〜14ミクロンの長波長域
にピークを有する放射特性を持つので、上記細胞水を活
性化するのにI!に適な遠赤外線として作用する。
(結果) 本発明は以上のようで、バイオ研究所やバイオ生産工場
から廃棄される変性菌、雑菌等を含む汚染物を安全確実
に処理することかでざるので、これら処理に伴う環境汚
染の危険を一掃することができ、又、その処理を従来回
収業者に頼っていたものを、廃棄された現場で即時に処
理できるので、人的汚染が広がることも回辞することが
できろ。
又、その装置も特殊セラミックスを用いた最適な遠赤外
線を放射することがてき、且つ、簡潔で大変経済的であ
る。
〈実施例〉 変性菌等を含む培養基を、その不織布、ロックウール、
ウレタン等と共に、蒸気式圧力釜に投入し、この釜内に
1.2Kg/crrtの蒸気を噴旧し、121℃の温度
で40分間放置し・、一次殺菌した。
次いで、真空ポンプを作動させて釜内に蒸気を一旦排気
し、1.5Kg/cmの蒸気を噴射し、127°Cの温
度で30分間放置し、二次殺菌した。
次いで、真空ポンプを作動させて、減圧を進ませ、60
0mm/Hg迄減圧し、且つ、蒸気釜周囲の蒸気間に蒸
気を供給して間接加熱を施して釜内を80℃とし、処理
時間は60分で、セラミック層からの遠赤外線放射を行
なった。その結果、当初白色であった排気色が青色排気
色に変化して充分な炭化が進み、菌の完全な死滅が確認
された。
本発明装置の実施例は、第2図の如くで、1が蒸気式圧
力釜で、前面に扉3を配した蒸気室2を有し、その蒸気
室2下端にはボイラー5に連結した蒸気噴射管4が臨ん
でいる。又、該蒸気室2の一端には真空ポンプ7に連接
した排気管6が配設しである。そして、その周囲にボイ
ラー4と連結した蒸気管8を囲繞させである。
そして、9が蒸気室内壁に形成するセラミックス層で、
背後の蒸気管8から熱供給を受け、遠赤外線を効率的に
放射できるようにしである。そのセラミックの配合は下
記の配合表によった。
■ この配合セラミックスから放射される遠赤外線の放+1
1率特性は、第1図の通りて、31[1胞水活性化に必
要な7〜14ミクロンの長波長域にピークを有する最適
な放射特性を示した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図が本発明特
殊セラミックの放射特性を示す放射率曲線、第2図が本
発明装置の縦断側面図。 I・・・蒸気釜  2・・・蒸気室  3・・・虜  
4・・・蒸気噴射管  5・・・ボイラ6・・・排気管
  7・・・真空ポンプ8・・・蒸気管  9・・・セ
ラミックス層手続補正書 1.事件の表示 昭和63年特許願第2612O0号 2、発明の名称 遠赤外線放射セラミックスを用いたバイオ廃棄物の処理
方法とその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  栃木県宇都宮市春日町18−5タカハシ カッ
アキ 氏名   高橋 勝昭 4、代理人 〒320栃木県宇都宮市滝谷町16番12号(、644
0)弁理士 福1)尚夫7゛シ゛。 電話 0286 (33) 6822 −”5、補正命
令の日付 平成1.1.317、補正の内容 明細書1頁の発明の名称の項に「遠赤外線放射セラミッ
クスを用いたバイオ廃棄物の処理方法及びその装置」と
あるを「遠赤外線放射セラミックスを用いたバイオ廃棄
物の処理方法とその装置」と補正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)変性菌、雑菌等を含む廃棄物を蒸気圧力釜に投入し
    、高圧蒸気を噴射充満させる一次殺菌処理を行ない、 該蒸気釜中の蒸気及び空気を排出した後、前記一次加熱
    より若干高圧、高温の蒸気を蒸気釜内に噴射充満させる
    二次殺菌処理を施し、 更に、500mm/Hg〜760mm/Hgの高真空状
    態下で、7〜14ミクロンの長波長域にピークを有する
    細胞水活性に富んだセラミックスによつて遠赤外線照射
    を行う殺菌処理を行なうことを特徴とするバイオ廃棄物
    の処理方法。 2)蒸気室内の一端にボイラーと連結した蒸気噴射管を
    臨ませ、他端に真空ポンプと連結した真空管を臨ませる
    と共に、該蒸気室の周囲にボイラーと連結した蒸気加熱
    管を囲撓させ、 更に、その蒸気室内壁に、焼成白磁(SiO_2,Al
    _2O_3,Na_2O_3)粉末とアルミナ(Al_
    2O_3)粉末を主成分とし、これに酸化第一鉄(Fe
    O)、酸化珪素(SiC)、炭素(C)、マグネシア(
    MgO)、シリカ(SiO_2)の粉末を少なくとも一
    種以上添加し、これをアルミナセメントで混練り成形し
    た7〜14ミクロンの長波長域にピークを有する遠赤外
    線放射セラミックスの層を形成したことを特徴とするバ
    イオ廃棄物の処理装置。
JP63261100A 1988-10-17 1988-10-17 遠赤外線放射セラミックスを用いたバイオ廃棄物の処理方法とその装置 Granted JPH02107388A (ja)

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JPH0698751A (ja) * 1991-12-24 1994-04-12 Osaka Prefecture 発酵方法および発酵槽
JPH0928774A (ja) * 1995-07-17 1997-02-04 Toyo Netsu Kogyo Kk 滅菌方法および装置

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