JPH0210669A - 亜鉛−塩素電池の塩素吸収槽の水抜き方法 - Google Patents

亜鉛−塩素電池の塩素吸収槽の水抜き方法

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JPH0210669A
JPH0210669A JP63159374A JP15937488A JPH0210669A JP H0210669 A JPH0210669 A JP H0210669A JP 63159374 A JP63159374 A JP 63159374A JP 15937488 A JP15937488 A JP 15937488A JP H0210669 A JPH0210669 A JP H0210669A
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JP
Japan
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chlorine
water
tank
liquid
pipe
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Pending
Application number
JP63159374A
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English (en)
Inventor
Naoki Yoshida
尚樹 吉田
Toshiyuki Goto
敏之 後藤
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M12/00Hybrid cells; Manufacture thereof
    • H01M12/08Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of a fuel-cell type and a half-cell of the secondary-cell type
    • H01M12/085Zinc-halogen cells or batteries

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液循環型の亜鉛−塩素電池の塩素吸収槽内の塩
素吸収液の上面に溜る水を扱く方法に関するものである
〔従来の技術〕
通常、亜鉛−塩素電池は塩化亜鉛を主成分にした水溶液
を電解液とした二次電池であり、その構造及び運転方法
は第2図に示すように正極と負極とを対設した電極部(
18)に電解液槽(19)から電解液(20)を液ポン
プ(21)により循環させておく。そして電池の充電時
には、この電解液(20)を電極部(18)内で電気分
解することにより負極に金属亜鉛を電析させ、正極に塩
素ガスを発生させて該塩素ガスをガスポンプ(10°)
により塩素吸収槽(以下吸収槽と記す)(1)へ送り、
該吸収槽(1)内で冷凍機(22)により冷却されてい
る塩素吸収液(16)に吸収させて貯蔵する。次に電池
の放電時には塩素を貯蔵している塩素吸収液(16)を
ヒーター(23)等で加熱することにより該塩素ガスを
発生させて電解液槽(19)の電解液(20)中に吹き
込んでこれに溶解させ、さらに該電解液(20)を液ポ
ンプ(21)により電極部(18)へ送り、負極で充電
時に電析した亜鉛を電解液(20)中に溶解させ、同時
に正極では電解液(2G)中の塩素を塩素イオンにして
負極で溶解した亜鉛イオンと共に塩化亜鉛として電解液
(20)に戻し、このときに電気エネルギーを得ている
ものである。
なお塩素吸収液としては通常へキサクロロブタジェン(
以下HCBと略記)が用いられている。
ところがこのような亜鉛−塩素電池のガス経路は密閉系
であるので電解液中の水と水蒸気とが平衡状態にあるた
め経路内は大きな水蒸気圧を有している。
従ってこの水蒸気がガスポンプを通して冷却されて吸収
槽に水蒸気が到達すると水蒸気は冷されて液体の水にも
どり、HCBより比重の小さな水は吸収槽のHCBの上
面に蓄積し、電池を長時間運転するこにより、次第に水
の蓄積量が増加しついには吸収槽の内容積を超えてしま
う。
さらにこのように水が塩素吸収槽内に溜ると水にも塩素
水和物ができてしまい、冷却効率が悪化するため冷凍機
動力が増加して電池効率が低下してしまう。
そこで従来法の方法でHCB上面に溜った水を汰いてい
た。
即ち第3図(イ) (ロ)に示すように先端部をL字形
に曲げた水抜きパイプ(24)を吸収槽(1)上部の側
面を貫通して回動自在に取付け、他端は開閉バルブ(2
5)を介して廃液タンク(26)に接続しておく。次に
吸収槽(1)向上部の気相部(4)を約0.1 Kg/
crAGに加圧しつつ水抜きパイプ(24)を回転して
その先端がHCB液(16)上面に溜った水(17)の
層内に入った位置で回転を止め、引き続いて開閉バルブ
(25)を開けることにより水(17)と水束きパイプ
(24)を通して廃液タンク(26)に扱くものである
[発明が解決しようとする課題] しかし上記方法では水復きパイプの先端の位置決めが非
常に困難であった。
即ち該先端が水の層より下方へわずかに行き過ぎた場合
はHCBが俵けてしまい、−力水の層へ到達していない
場合は気相部の塩素ガスが水復きパイプを通して外部に
漏れ大変危険であった。
また吸収槽の気相を加圧しなければならず、加圧装置や
吸収槽の耐圧性も必要である等の装置上の困難さがあっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、吸収槽内の水だけ
を容易に扱くことができる亜鉛−塩素電池の塩素吸収槽
の水復き方法を開発したものである。
即ち本発明は電極部へ電解液を循環させ、充電時に電極
部で発生する塩素を塩素吸収液に吸収させて塩素吸収槽
に貯蔵し、放電時に塩素吸収液から塩素を発生させて電
解液に供給する電池の塩素吸収槽において、塩素吸収槽
の上面を貫通して上下移動可能な透明パイプを設け、そ
の上端部を分岐して一方の端部にガス抜きバルブを設け
、他方は水抜きバルブを介して密閉水抜きタンクと連通
し、密閉水抜きタンク内を減圧状態に維持し、かつガス
抜きバルブを全開とした侵透明パイプの先端を塩素吸収
槽内に下降させて水抜きバルブを開け、ガス抜きバルブ
を徐々に閉じることにより透明パイプ内を上昇してきた
液がその色から水である場合はガス抜きバルブを全開に
してその水を密閉水抜きタンク内に蓄え、またはその色
から塩素吸収液である場合は直ちにガス抜きバルブを全
開にすることにより透明パイプ内の塩素吸収液を塩素吸
収槽に戻すことを特徴とするものである。
(作 用〕 このように水火き用のパイプを上下移動可能なものとし
たことにより、パイプ先端部の位置決めが極めて容易と
なり塩素吸収液や気相部の塩素を扱くことがない利点を
有する。
ざらに上記パイプを透明パイプとすることによりそのパ
イプを流れる液が水かそうでないかを色の違いで容易に
判別できる。
また密閉した水抜きタンクを使用することにより外部の
大気中への塩素ガスの漏れが無くなり、作業上の安全が
確保でき、加えて密閉水抜きタンクを減圧状態に維持す
る手段としてガスポンプ等で常に除害設備等に排気して
おけばより安全性は向上する。。ざらにこのガスポンプ
は本亜鉛−塩素電池の運転で使用しているものが使える
また従来のように吸収槽内を加圧することがないので、
吸収槽の構造も比較的簡単で良い等の利点もある。
〔実施例〕
次に本発明の詳細な説明する。
第1図に示すように塩素吸収槽(1)の上面に貫通孔を
設けて直線状の透明塩ビパイプ(3)を上下方向にスラ
イド可能に取付け、さらにそのパイプ(3)が貫通する
締付バルブ(2)を吸収槽(1)の上面に取付ける。締
付バルブ(2)の内側にはOリングを取付けてあり、透
明塩ビパイプ(3)の外周は常にOリングに密接してい
るので、吸収槽(1)内の気相部(4)は大気から常時
シールされ、しかも該バルブ(2)を閉じることにより
透明塩ビパイプ(3)の外周は締付けられるので該パイ
プ(3)の先端は任意の高さ位置を確保することができ
る。
次に透明塩ビパイプ(3)の上部を分岐して、その一方
にガス抜きバルブ(5)を取付は使方に水火きバルブ(
6)を取付ける。
また別置きの密閉水抜きタンク(7)には上部に吸入バ
ルブ(8)及び下部にドレンバルブ(9)を取付け、ざ
らに上端に貫通孔を設けてタンク(7)内を減圧するガ
スポンプ(10)と接続する。
なおこのタンク(7)にはタンク内圧力を測定する圧力
計(11)及び液面計(12)を設置しである。
また(15)は吸収槽液面計を示す。
このような構成の吸収槽水抜き装置により電池の運転休
止後、吸収槽(1)内に溜った水抜き作業を行なった。
先ず水火きバルブ(6)と吸入バルブ(8)を連結ホー
ス(13)でつなぎ、各バルブはすべて閉じておく。次
にガスポンプ(10)を始動させ密閉水抜きタンク(7
)内を減圧に維持する。このときガスポンプ(10)の
排気口(14)は除害設備へ導いて放出させる。引き続
いて締付バルブ(2)を開けて透明塩ビパイプ(3)を
吸収槽(1)内に徐々に下げて行き、同時に水抜きバル
ブ(6)、吸入バルブ(8)及びガス抜きバルブ(5)
を開け、直ちにガス抜きバルブ(5)は徐々に閉じて行
くことにより透明塩ビパイプ(3)の先端がHCB液(
16)の上面の水(17)の層に達したときには該パイ
プ(3)内を水(17)が上昇してくる。このとき透明
塩ビパイプ(3)内を上昇してくる液の色を目視で確認
して、確かに透明な水であった場合はガス抜きバルブ(
5)を全開にして連続的に吸引し、この水(17)を密
閉水抜きタンク(7)に蓄える。
一方透明塩ビパイプ(3)内を上昇してきた液が黄色の
場合、これはHCB液なので直ちにガス抜きバルブ(5
)を全開にしてその上昇してきた液を吸収槽(1)内に
戻し、パイプ(3)を少し上げて透明な水が上昇する位
置で締付バルブ(2)を閉じて上記水抜き作業を行ない
、透明塩ビパイプ(3)を上下しても水が上昇して来な
くなるまで続けることにより吸収槽(1)内に溜った水
を完全に扱くことができる。
なお密閉水抜きタンク(7)には液面計(12)を取付
けであるので扱いた水の量が正確に確認できる。またタ
ンク(7)に蓄えた水はドレンバルブ(9)で容易に廃
棄できる。
(発明の効果) このように本発明によれば水抜き用塩ビパイプの先端を
HCB液と水との界面に位置させるように調整するのが
容易になり、水だけをその容量に関係なり扱りことがで
きるので電池効率の低下を防止することが可能である等
実用上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる水抜き装置を示す構成図、第2
図は亜鉛−塩素電池を示す系統図、第3図(イ) (ロ
)は従来の水抜き方法を示すもので(イ)は構成図、(
ロ)は(イ)のE部拡大図である。 1・・・・・・・・塩素吸収槽 2・・・・・・・・締付バルブ 3・・・・・・・・透明塩ビパイプ 4・・・・・・・・気相部 5・・・・・・・・ガス俵きバルブ 6・・・・・・・・水抜きバルブ 7・・・・・・・・密閉水抜きタンク 8・・・・・・・・吸入バルブ 9・・・・・・・・ドレンバルブ 10、10’・・・・ガスポンプ 11・・・・・・・・圧力計 12・・・・・・・・液面計 13・・・・・・・・連結ホース 14・・・・・・・・排気口 15・・・・・・・・吸収槽液面計 16・・・・・・・・HCB液、塩素吸収液17・・・
・・・・・水 18・・・・・・・・電極部 19・・・・・・・・電解液槽 20・・・・・・・・電解液 21・・・・・・・・液ポンプ 22・・・・・・・・冷凍機 23・・・・・・・・ヒーター 24・・・・・・・・水抜きパイプ 25・・・・・・・・開閉バルブ 26・・・・・・・・廃液タンク 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極部へ電解液を循環させ、充電時に電極部で発
    生する塩素を塩素吸収液に吸収させて塩素吸収槽に貯蔵
    し、放電時に塩素吸収液から塩素を発生させて電解液に
    供給する電池の塩素吸収槽において、塩素吸収槽の上面
    を貫通して上下移動可能な透明パイプを設け、その上端
    部を分岐して一方の端部にガス抜きバルブを設け、他方
    は水抜きバルブを介して密閉水抜きタンクと連通し、密
    閉水抜きタンク内を減圧状態に維持し、かつガス抜きバ
    ルブを全開とした後透明パイプの先端を塩素吸収槽内に
    下降させて水抜きバルブを開け、ガス抜きバルブを徐々
    に閉じることにより透明パイプ内を上昇してきた液がそ
    の色から水である場合はガス抜きバルブを全閉にしてそ
    の水を密閉水抜きタンク内に蓄え、またその色から塩素
    吸収液である場合は直ちにガス抜きバルブを全開にする
    ことにより透明パイプ内の塩素吸収液を塩素吸収槽に戻
    すことを特徴とする亜鉛−塩素電池の塩素吸収槽の水抜
    き方法。
JP63159374A 1988-06-29 1988-06-29 亜鉛−塩素電池の塩素吸収槽の水抜き方法 Pending JPH0210669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9496480B2 (en) 2012-03-21 2016-11-15 Seiko Epson Corporation Resonator element, resonator, electronic device and electronic apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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