JPH02106241A - 自動工具交換方法及び装置 - Google Patents

自動工具交換方法及び装置

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JPH02106241A
JPH02106241A JP25942888A JP25942888A JPH02106241A JP H02106241 A JPH02106241 A JP H02106241A JP 25942888 A JP25942888 A JP 25942888A JP 25942888 A JP25942888 A JP 25942888A JP H02106241 A JPH02106241 A JP H02106241A
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JP
Japan
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tool
actuator
spindle
transfer
start point
Prior art date
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Application number
JP25942888A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Hiramoto
平元 一之
Tadaki Yamamoto
山本 忠機
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makino Milling Machine Co Ltd
Original Assignee
Makino Milling Machine Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02106241A publication Critical patent/JPH02106241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/15773Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking the tool from a storage device and passing it on to other transfer devices, which insert it in a spindle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作it戊の自動工具交換方法及び装置に関し
、さらに詳細には工具交換時間を短縮する自動工具交換
方法及びその方法を実現するための自動工具交換装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来から、工作■械に自動工具交換装置を組み込むこと
が実施されており、これは工作機械の主軸と工具マガジ
ン等の工具?セ備手段との間で工具を交換するためのゴ
ー具交換アームを含むものであった。典型例として、工
具交換アームは、主軸から工具を抜き取るために主軸の
軸線方向に移動し、且つ抜き取った工具を主軸から]工
具貯蔵手段に転送するために1n記軸線と平行な軸線の
回りで旋回する(又は前記軸線に対して直行する方向に
移動する)ようになっている。そして新旧の工具の位置
が入れ替わった後、工具交換アームは主軸の軸線方向に
戻って、工具が主軸に収納される。例えば実開昭63−
57136号公報は、そのような軸線方向の移動及び旋
回可能な工具交換アームを備えた自動工具交換装置を開
示している。
[発明が解決しようとする課題] 上記したような軸線方向の移動及び旋回を行う工具交換
アームにおいては、工具交換アームを軸線方向に移動さ
せるために第1のアクチュエータが使用され、また旋回
をさせるために第2のアクチュエータが使用され、これ
らのアクチュエータとして電動機又は油圧シリンダが使
用されることが多い。
上記実開昭63−57136号公報は、このようなアク
チュエータを使用すると各アクチュエータの作動の終了
時点で工具交換アームにjii 撃を与えるので制動の
ために減速制御を行わなければならない問題点を指摘し
、その解決のためにゆるやかな曲面からなるカムを使用
することを提案したものである。さらに上記公報におい
ては、軸線方向の移動及び旋回の2つの運動を行うため
に、1個の油圧シリンダで2個のカムを駆動することを
開示している。
しかし、1個の油圧シリンダで2個のカムを駆動するよ
うに構成することは、全体の構造がかなり複雑になり、
またカムのプロフィルの製造はかなり難しい技術を必要
としその製造自体がかなりコストがかかるという問題点
がある。また、このようなカムを使用しなくても、例え
ばリンク機構等を使用すれば1個の油圧シリンダで軸線
方向の移動及び旋回の2つの運動を行うことができるが
、この場合にも複雑なリンク機構が必要である。従って
、2つの運動を行うためには、それぞれ別個にアクチュ
エータを使用した方が全体の構成が節単にできる。
さて、主軸から工具を抜き取るために使用される第1の
アクチュエータは、工具が主軸から完全に抜は切れるよ
りも大きなストロークを有するように構成されるのが当
然であり、第1のアクチュエータがストロークエンドに
達したときには工具と主軸との間に幾らかの間隙が開く
のが普通である。そして、第2のアクチュエータは、第
1のアクチュエータがストロークエンドに達したこと、
即ら工具が主軸から完全に抜けたことを検出した後に作
動を開始されるようになっていた。そのため、工具が主
軸から抜けた正にそのときから第2のアクチュエータの
転送動作の開始までに幾らかの経過時間があった。特に
、上記公報に指摘されているように各アクチュエータの
作動の終了時点手前で減速を行う場合には、上記経過時
間がさらに長くなるという問題点があった。
自動工具交換装置は工具交換時間を短縮することを要求
されている。本発明は上記した経過時間を実質的にな(
すことによって工具交換時間を短縮することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による自動工具交換方法は、第1のアクチュエー
タにより工具交換アームが工具抜き取り動作中、該抜き
取り動作のス]・ローフエンドの手前に定めた転送開始
点に達すると第2のアクチュエータによる工具交換アー
ムの転送動作を開始させるようにしたものである。また
は第2のアクチュエータにより工具交換アームが転送動
作中、該転送動作のストロークエンドの手前に定めた工
具収納開始点に達すると第1のアクチュエータによる工
具交換アームの工具収納動作を開始させるようにしたも
のである。詳述すると、工具を主軸や工具貯蔵手段から
抜き取ったり収納したりするために第1のアクチュエー
タによって一定のストロークで前記主軸の軸線方向に前
後進動作せしめられ、そして抜き取った工具を前記主軸
から前記工具貯蔵手段に転送したり前記工具貯蔵手段か
らij;1記主軸へ転送したりするために第2のアクチ
ュエータによって一定のストロークで前記主軸の軸線方
向とは異なる方向に転送動作せしめられる工具交換アー
ムを自した工作機械の自動工具交換の際、前記第1のア
クチュエータによる工具抜き取り動作から前記第2のア
クチュエータによる工具転送動作に移行する連係部分、
または前記第2のアクチュエータによる転送動作から前
記第1のアクチュエータによる工具収納動作に移行する
連係部分における前段のアクチュエータの動作から後段
のアクチュエータの動作に移行する際の自動工具交換方
法において、前記前段のアクチュエータのストローク中
にあって前記前段のアクチュエータの動作が完全に終了
する位置よりも手前に前記後段のアクチュエータの動作
開始点を定め、前記前段のアクチュエータを作動させ前
記後段のアクチュエータの動作開始点に達したことを検
出し、該検出によって前記後段のアクチュエータの動作
を開始させ、前記前段のアクチュエータのストロークエ
ンドまでの間前記工具交換アームを前記前段のアクチュ
エータと前記後段のアクチュエータとの合成動作で移動
させることを特徴とするものである。
また、前記前段のアクチュエータがストローク中に減速
開始点を有し、前記後段のアクチュエータの動作開始点
が該減速開始点に設定されることもできる。
更に本発明による自動工具交換装置は、上記方法を達成
するために、前記前段のアクチュエータのスト+3−り
中にあって前記前段のアクチュエータの動作終了点より
も手前で前記後段のアクチュエータの動作開始点を検出
する検出手段と、該検出手段の出力を受けて前記前段の
アクチュエータが前記後段のアクチュエータの動作開始
点に達したときに前記後段のアクチュエータの動作を開
始させる制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。また、前記前段のアクチュエータの動作終了点の手
前で前記前段のアクチュエータの動作を通常の速度から
)成速送りに切換える減速手段と、該減速り段により減
速が開始される位置に設定した前記後段のアクチュエー
タの動作開始点を検出する検出手段と、該検出手段の出
力を受けて前記1丁1段のアクチュエータが前記後段の
アクチュエータの動作開始点に達したときに前記後段の
アクチュエータの動作を開始させる制御手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
〔作 用〕
まず第1のアクチュエータが前段のアクチュエータとし
て、第2のアクチュエータが後段のアクチュエータとし
て作動する場合について述べる。
第1のアクチュエータは、工具が工具交換アームに把持
されたことを確認してから作動される。転送開始点は工
具が主軸から完全に抜は切れる位置よりも手前にあり、
この位置で第2のアクチュエータを作動させる。このと
きに、第1のアクチュエータは作動を続けており、工具
の抜き取り動作の一部と転送動作が同時に行われる。工
具交換アーム及び工具は2つの動作のベクトルの和の方
向に移動し、工具は主軸に当たることなく完全に抜ける
ことができる。また、第1のアクチュエータがストIコ
ーク中に減速開始点を有し、前記転送開始点が該減速開
始点の位置に設定された場合、工具抜き取り動作におけ
る減速時間は工具転送時間に実質的に含まれてしまう。
次に第2のアクチュエータが前段のアクチュエータとし
て、第1のアクチュエータが後段のアクチュエータとし
て作IJJするIW合について述べる。第2のアクチュ
エータが転IX動作を開始し、工具が完全に転送し終わ
る位置よりも手前にhいて第1のアクチュエータによる
工具交換アームの収納動作を開始させる。このときに第
2のアクチュエータは作動を続けており、転送動作の一
部と工具収納動作が同時に行われる。]ニ工具交換アー
ムび工具は2つの動作のベクトルの和の方向に移動し、
工具は主軸に当たることなく完全に収納できる。また第
2のアクチュエータがストローク中に減速開始点を有し
、前記収納動作開始点が該減速開始点の位置に設定され
た場合、工具転送動作における減速時間は工具収納動作
に実質的に含まれてしまう。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第2図及び第3図を参照すると、工作機械はベンドlO
と、コラム12と、コラム12に取りつけられた主軸頭
14と、主軸16と、テーブル1日と、パレット交換用
のバレットストッカ20とを含む。この実施例において
は、主軸16は横型に配置され、主軸頭14は公知のス
ライドガイド機構によってコラム12に対して上下方向
(X方向)に移動可能に取りつけられる。コラム12は
スライドガイド機構によって工作機械の正面(以後の説
明において、第3図の矢印■から見た方向を正面とする
)から見てベツド10上を左右方向に(X方向)移動可
能であり、テーブルI8は同様にベア F I O上を
前後方向(Z方向)に移動可能である。従って、主軸1
6はテーブル】8に対してx、y、zの3方向に相対移
動可能である。さらに、主軸I6の左側には自動工具交
換装置の工具マガジン22及び工具交換アーム24が配
置され、コラム12の右側には制御装置26が配置され
る。制御装置26は加工のために主軸16及びテーブル
18等の動作を制御するとともに、工具交換のために工
具マガジン22及び工具交換アーム24等の動作を制御
する。工具マガジン22及び工具交換アーム24は左右
方向に延びる機械フレームF(第2図及び第3図では省
略)に取りつけられる。
第5図に示されるように、工具マガジン22は外周部に
複数のポケット28を有した円板形状をしており、ソケ
ット30に支持された工具32が各ポケット28内に収
容されている。工具マガジン22は矢印Rの如く時計回
りにも反時計回りにも回転可能であり、次に使用する所
望の工具32を工具交換アーム24に対面した位置Mに
割り出すことができる。実施例においては、工具準備装
置34がコニ具マガジン22と工具交換アーノ、24と
の間に設けられている。工具準備装置34は選択割出し
た工具32をソケット30と共に工具マガジン22から
抜き取って工具交換のための所定の位置Nで待機させ、
また主軸16で使用後の工具32を工具交換アーム24
から受は取って工具マガジン22に戻すものである。こ
のため、第1図に示されるように、工具準備装置34は
機械フレームFに取りつけられた油圧シリンダ36のピ
ストンロンl”38に取りつけられ、工具マガジン22
に対して半径方向で、水平方向に移動可能になっている
。工具準備装置34はソケット30ごと工具32を把持
する把持手段を備えているが、詳11田な説明は省略す
る。なお、工具準備装置34がない場合には、工具マガ
ジン22上の工具32を直接に交換する構成にすること
もできる。
第2図及び第3図には、工具マガジン22から抜き取っ
て工具準備装置34に把持されている工具が32aで示
され、最上方で左寄りの工具交換位置に来たときの主軸
16に把持されている工具が32bによって示されてい
る。工具交換アーム24は油圧シリンダ装置40を介し
て機械フレー1、Fに支持されており、工具交換アーム
24の旋回中心、及び把持位置にある工具32a、32
bは同じ高さで一直線上の位置にあり、工具交換アーム
24の中心から工具32a、32bまでの距離はそれぞ
れ等しくなっている。
さらに、切屑や切削液等が主軸16及びテーブル18を
含む加工領域内から外部に飛散するのを防止するために
、スプラッシュガード42が加工領域を包囲するように
設けられている。開閉式カバー44が工具交換アーム2
4と主軸16との間に垂直方向に移動可能に配置され、
このカッ\−44はスプラッシュガード42の一部をな
すものである。
次に第1図、第5図、及び第6図を参照して自動工具交
換装置の詳細について説明する。
第1図を参照すると、油圧シリンダ装置40は油圧シリ
ンダ46、ピストン48、及びピストンロッド50を含
む。ピストンロッド50はピストン48の両側に長く延
長され、両端部において軸受52 、54を介して機械
フレームFに支持される。
従って、この場合には、ピストン48及びピストンロフ
ト50が長手方向に不動であり、油圧シリンダ46が長
手方向に移動する。工具交換アーム24はブラケット5
2を介して油圧シリンダ46に取りつけられる。
さらに、2木の摺動ガイドロット54がピストンロッド
50と平行に設けられ、これらの摺動ガイドロッド54
及びピストンロッド50はブラケット56によって固定
される。ブラケット52と同様のブラケッ1へ58が設
けられ、これらのブラケッ) 52 、58は摺動ガイ
ドロッド54を摺動させるためのブツシュを含んでいる
。従って、工具交換アーム24は、油圧シリンダ46と
ともにピストン48及びピストンロッド50の軸線方向
に移動可能であり、また摺動ガ・イドロッド54及びピ
ストンロッド50とともにビス1−ンロット50の軸線
の回りを旋回可能である。そして、軸線方向の駆動のた
めに、ピストンロッド50内には油圧通路60が形成さ
れるとともに、ピストンロンF50の端部に旋回接手6
2が取りつけられる。さらに、ピストンロッド50の一
端部には旋回駆動用のピニオンギヤ64が取りつけられ
ている。
第7図を参照すると、左右の油圧通路60はそれぞれ半
径方向の油圧通路60aによってピストンロンド50の
外周部に開口し、油圧シリンダ46内の各シリンダ室4
6a、46bに通じる。油圧シリンダ46は、例えば第
7図で左側の油圧通路60に圧油が供給されたときに固
定のピストン48に対して右側から左側に移動し、この
ときに右側のシリンダ室46b(第7図では室空間がO
になっている)内の圧油は半径方向の油圧通路60a及
び油圧通路60を介してリターンされる。ビストンロ・
7ド50の両端は、旋回接子62を介して圧油を供給・
排出するごとができるようになっている。
供給する圧油の流量は、多段流量制御弁(図示せず)で
、2種以ト変えることができる。これは油圧シリンダ4
6が最初早送りで動作し、ストロークエンドに到達する
少し手前から減速するようにさせるためである。つまり
、最初は多量の流量を供給して油圧シリンダ46を早送
りで動作させ、ストロークエンドの少し手前に到達した
ことを減速開始点検出器で検出して多段流量制御弁を作
動させ、流量を少なくして油圧シリンダの動作を減速さ
せるのである。また別の方法として、ストロークエンド
の少し手前にピストンが達すると油圧回路が絞られ減速
を開始する、クツション付のシリンダ装置を用いて減速
制御を行わせることもできる。
さらに、第1図に示されるように、油圧シリンダ516
のストローク位置を検出するためにストロークエンド検
出器100及び転送開始点検出器102が設けられ、こ
れらの検出器100 、102はブラケット104によ
って機械のフレームFに取りつけられる。ストロークエ
ンド検出器100は油圧シリンダ46のストロークエン
ド(右側のシリンダ室46bの端面がピストン48の端
面48aと当接する点に相当する)に来たことを検出す
る。転送開始点検出23102は、油圧シリンダ46の
ストローク中にあってストロークエンドの手前にある予
め定めた転送開始点を検出する。転送開始点は例えば第
4図(a)に示されるように、油圧シリンダ46の矢印
入方向のストローク中に工具32が主軸16から完全に
1友は切れる位置よりも手前になるように定められる。
また、油圧シリンダ46が転送開始点に達したごとが検
出されると、本発明では、工具32を転送するために矢
印B方向の旋回運動を開始するようになっており、する
と油圧シリンダ46がストロークエンドに達するまでは
工具交換アーム24及び工具32はA方向及びB方向の
両運動の合成運動を行う。この場合、転送開始点は転送
移動を開始しても工具32が主軸16と干渉しないよう
な位置に定められる。また、転送開始点は遅くとも油圧
シリンダ46の減速開始点よりも手前に定められると時
間短縮効果が大きい。本実施例では、転送開始点検出器
102を多段流量制御弁を作動させる減速開始点検出器
と共用している。なお、ストロークエンド検出器100
及び転送開始点検出器102は油圧シリンダ46、工具
交換アーム24、又は工具32のいずれを対象として検
出してもよく、第4図では分かり易くするために便宜的
に工具32の先端を検出するように示されているが、第
1図では油圧シリンダ46の摺動ブラケット58の先端
を検出するように示されている。ストロークエンド検出
器100及び転送開始点検出器102がリミットスイッ
チで構成される場合には、上記いずれかの検出部に接触
子を設りる。
さらに、第6図を参照すると、ピストンロンド50の旋
回駆動用のピニオンギヤ64は前面側の機械フレームF
に対面して配置される。機械フレームFには垂直なスラ
イドガイド66が設けられ、ラック68がこのスライド
ガイド66に沿って上下方向に移動可能に設けられる。
ランク68はピニオンギヤ64と係合して、その上下方
向の運動によってピニオンギヤ64を回転させ、よって
工具交換アーム24を旋回させる。
ラック68は2段式の油圧シリンダ70 、72に連結
される。第1段の油圧シリンダ70はブラケット74に
よって機械フレームFに固定される。第1段の油圧シリ
ンダ70のピストンロンドア6にはブラケット78が取
りつけられており、第2段の油圧シリンダ72がこのブ
ラケット78に取りつけられる。第2段の油圧シリンダ
72のピストンロット80に取りつけたフ゛ラケット8
2がランク68に連結される。この場合、第1段の油圧
シリンダ70はピニオンギヤ64を90度回転させるス
トロークを有し、第2段の油圧シリンダ72はピニオン
ギヤ64を180度回軸回転るストロークを有する設計
になっている。従って、第1及び第2段の油圧シリンダ
70 、72がともにリフトした状態では、ピニオンギ
ヤ64(工具交換アーム24)が270度回転すること
になる。
カバー44は垂直配置のプレート状の部材であり、その
両側端面がガイド84によって案内され、上方位置にあ
るときに閉じられ、下方位置に移動したときに開くよう
になっている。カバー44はラック86、ピニオンギヤ
88 、90、及びラック94を介して前記第1段の油
圧シリンダ70に連結され、カバー44の開閉が工具交
換アーム24の旋回運動と同時に行われるようになって
いる。
第5図を参照すると、工具交換アーム24は両端部に工
具グリフパ96を有するダブルグリッパタイプのもので
あり、各工具グリッパ96はほぼ半円形のつかみ部を有
するとともに、ばねにより進退可能な押さえ部98を有
する。工具交換アーム24は機械の加工中には第5図に
示す垂直な待機位置に維持され、工具交換時には水平な
工具把持位置に旋回されることができる。このときに工
具グリッパ96が工具準備装置34に把持されている工
具32a及び主軸16に把持されている工具32bに嵌
まるようになっている。
次に第4図、第8図及び第9図を参照して工具交換の手
順について説明する。
第8図は工具交換アーム24の旋回位置を示し、旋回位
置の識別のために、工具交換アーム24の一端を黒塗り
にして示した。第9図は工具交換アーム24を旋回させ
るラック68とビスI−ンロット80とを接続するブラ
ケット82の位置(黒塗り部分)をスライドガイド66
に相対的に示した。
ブラケット82の作動位置は第1及び第2段の油圧シリ
ンダ70 、72の作動位置に応じて(工具交換アーム
24の90度旋回を単位とL7た)3段階ある。
第8図の(a)に示されるように、工具交換アーム24
は機械の加工中には垂直な待機位置にあり、プラケッ1
−82は下方位置にある。
工具交換時には、最初に第1段の油圧シリンダ70が作
動される。すると、第8図及び第9図の(b)に示され
るように、第1段の油圧シリンダ70に連結されたカバ
ー44が開放され、同時にブラケット82が第1の作動
位置Cに上昇して工具交換アーム24を90度旋回させ
、工具交換アーム24を工具把持位置にもたらす。
工具交換アーム24が工具把持位置に旋回されると、第
1段の油圧シリンダ70を前期作動状態に維持したまま
(カバー44を開放したまま)、工具グリッパ96が工
具準備装置34に把持されている工具32a及び主軸1
6に把持されている工具32bをつかむ。図示しない検
出器によって工具グリ・ンノマ96が二[具32a、3
2bをつかんだことが検出されると、油圧シリンダ46
を作動させる。
従って、工具交換アーム24は油圧シリンダ46によっ
て第1図の右から左方向に移動甘めしられ、それぞれの
工具32a、32bがそれぞれ工具準備装置34及び主
軸16から抜けていく。
油圧シリンダ46は一定のストロークで作動し、前記し
たようにストロークエンド近くに減速開始点を有し、減
速開始点の位置に転送開始点を定められている。転送開
始点検出Fi102によって、油圧シリンダ46が転送
開始点に達したことが検出されると、第2段の油圧シリ
ンダ72の作動が開始される。このとき、工具32は、
第4図の−(a)に示されるように主軸16から完全に
は抜けていない。
第8図及び第9図の(c)に示されるように、第2段の
油圧シリンダ72が作動されると、ブラケット82は第
3の作動位置已に上昇して工具交換アーム24を時計方
向に合計270度旋旋回せる(前記工具把持位置からさ
らに180度旋旋回せる)。
従って、工具!l (Ii&装置34及び主軸16に対
する]−具32a、工具32bの位置が逆になり、次に
使用する工具32aが主軸16の位置に来、使用済の工
具32bが工具準備装置34に来る。
この旋回運動の初期に、第4図の(b)に示されるよう
に、ストロークエンド検出器100によって油圧シリン
ダ46がストロークエンド位置に達したことが検出され
る。しかし、油圧シリンダ46がストロークエンド位置
に達したことが検出されたかどうかに関わりなく、工具
交換アーム24の旋回は続行される。このストロークエ
ンド検出器100の検出信号は、故障診断装置(図示せ
ず)に必要な一つの検出信号として使用される。
第2段の油圧シリンダ72による工具交換アー24の1
80度の旋回ストロークについても同様の考え方が適用
できる]80度旋回のストロークエンド検出器と工具収
納動作開始点検出器(図示せず)が設けられ、工具収納
動作開始点検出器はストロークエンド検出器の手前に位
置して、工具交換アーム24が工具収納動作開始点を通
過したことを検出し、工具32a、32bがそれぞれ主
軸16及び工具準備装置34と完全に整列する前に油圧
シリンダ46の逆方向(第1図で左から右方向)の作動
を開始する。油圧シリンダ46の逆方向の作動中に、ス
トロークエンド検出器によって工具交換アーム24が旋
回のストロークエンドに達したことが検出される。油圧
シリンダ46の逆方向の作動によって、それぞれの工具
32a、32bを主軸16及び工具準備装置34に取り
つける。この場合も、工具収納動作開始点検出器は、工
具交換アーム24の180度旋ロストロークの手前に設
けた減速開始点に定められるのである。
最後に、第2段の油圧シリンダ72を作動状態に維持し
たまま、第1段の油圧シリンダ70の作動を解除する(
逆に作動させる)。すると第8図及び第9図の(d)に
示されるように、ブラケット82は第1段の油圧シリン
ダ70の作動解除の分だり下降して第2の作動位置りに
なり、工具交換アーム24が逆方向に90度回転して待
機位置に戻り、カバー44が閉じる。
機械の加工中に、工具準備装置34は工具マガジン22
は協働して次に使用する工具32をknffiする。そ
して、次の工具交換時には、第1段の油圧シリンダ70
の作動によって(ブラケット82を第3の作動位置Eに
移動させ)工具交換アーム24を90度旋回させて待機
位置から工具把持位置にもたらすとともにカバー44を
開放し、次に油圧シリンダ46の作動によって工具32
を取り外し、転送開始点の検出によって第2段の油圧シ
リンダ72の作動の解除(逆に作動させ)によって(ブ
ラケット82を第1の作動位置Cに移動させ)工具交換
アーム24を反時計方向に180度旋旋回せて工具を交
換する。このときにも、工具収納動作開始点の検出によ
って油圧シリンダ46の作動を開始し、二[具32を収
納する。最後に第1段の油圧シリンダ70の作動の解除
によって、ブラケット82を下方位置に戻して工具交換
アーム24を待機位置にし、同時にカバー44を閉じる
このように、工具交換アーム24の180度旋旋回交互
の回転方向に実施するのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、軸線方向に移動
可能な第1のアクチュエータが、第1のアクチュエータ
のストローク中にあって工具が主軸から完全に抜は切れ
る位置よりも手前に定められた転送開始点に達したこと
を検出し、第1のアクチュエータが転送開始点に達した
ときに工具を転送する第2のアクチュエータを作動させ
るようにしたので、工具の抜き取り動作の一部と転送動
作を同時に行うことができ、工具交換時間を短縮するこ
とができる。また、第1のアクチュエータの減速開始点
に第2のアクチュエータによる転送開始点を定めている
ので、減速動作時間は転送動作時間に実質的に含まれて
しまい、工具交換時間短縮に大きく貢献している。同様
に第2のアクチュエータによる工具交換アームの転送動
作の終了点より手前に定められた工具収納動作開始点に
達したことを検出し、第2のアクチュエータが工具収納
動作開始点に達したときに工具を収納する第1のアクチ
ュエータを逆方向に作動させるようにしたので、工具の
転送動作の一部と収納動作とを同時に行うことができ、
更に工具交換時間を短縮することができる。また第2の
アクチュエータの減速開始点に第1のアクチュエータに
よる工具収納動作開始点を定めているので、これまた減
速動作時間は工具収納動作時間に実質的に含まれるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動工具交換装置の平面断面図、第2
図は本発明による工具交換装置を備えた工作機械の第3
図の矢印■から見た正面図、第3図は第2図の工作機械
の平面図、第4図は主軸から工具を抜いて転送動作に移
行するところを示す動作原理図、第5図は第1図の綿V
−■に沿って見た工具移動後の断面図、第6図は第1図
の矢印■から見た工具交換装置の正面図、第7図は第1
図の油圧シリンダの部分拡大図、第8図は工具交換アー
ムの旋回動作を説明する図、第9図は工具交換アームを
旋回させるために第1及び第2の油圧シリンダに連結さ
れたラックの動作を説明する図である。 16・・・主軸、      22・・・工具マガジン
、24・・・工具交換アーム、32 、32 a34・
・・工具準備装置、 40 、70 、72・・・油圧シリンダ、64・・・
アーム旋回ピニオンギヤ、 68・・・ラック。 32b・・・工具、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、工具を主軸や工具貯蔵手段から抜き取ったり収納し
    たりするために第1のアクチュエータによって一定のス
    トロークで前記主軸の軸線方向に前後進動作せしめられ
    、そして抜き取った工具を前記主軸から前記工具貯蔵手
    段に転送したり前記工具貯蔵手段から前記主軸へ転送し
    たりするために第2のアクチュエータによって一定のス
    トロークで前記主軸の軸線方向とは異なる方向に転送動
    作せしめられる工具交換アームを有した工作機械で自動
    工具交換を行う際、前記第1のアクチュエータによる工
    具抜き取り動作から前記第2のアクチュエータによる工
    具転送動作に移行する連係部分、または前記第2のアク
    チュエータによる転送動作から前記第1のアクチュエー
    タによる工具収納動作に移行する連係部分における前段
    のアクチュエータの動作から後段のアクチュエータの動
    作に移行する際の自動工具交換方法において、前記前段
    のアクチュエータのストローク中にあって前記前段のア
    クチュエータの動作が完全に終了する位置よりも手前に
    前記後段のアクチュエータの動作開始点を定め、前記前
    段のアクチュエータを作動させ前記後段のアクチュエー
    タの動作開始点に達したことを検出し、該検出によって
    前記後段のアクチュエータの動作を開始させ、前記前段
    のアクチュエータのストロークエンドまでの間前記工具
    交換アームを前記前段のアクチュエータと前記後段のア
    クチュエータとの合成動作で移動させることを特徴とす
    る自動工具交換方法。 2、前記前段のアクチュエータがストローク中に減速開
    始点を有し、前記後段のアクチュエータの動作開始点が
    該減速開始点に設定される請求項1に記載の自動工具交
    換方法。 3、工具を主軸や工具貯蔵手段から抜き取ったり収納し
    たりするために第1のアクチュエータによって一定のス
    トロークで前記主軸の軸線方向に前後進動作せしめられ
    、そして抜き取った工具を前記主軸から前記工具貯蔵手
    段に転送したり前記工具貯蔵手段から前記主軸へ転送し
    たりするために第2のアクチュエータによって一定のス
    トロークで前記主軸の軸線方向とは異なる方向に転送動
    作せしめられる工具交換アームを有した工作機械の自動
    工具交換装置において、前記第1のアクチュエータによ
    る工具抜き取り動作から前記第2のアクチュエータによ
    る工具転送動作に移行する連係部分、または前記第2の
    アクチュエータによる転送動作から前記第1のアクチュ
    エータによる工具収納動作に移行する連係部分における
    前段のアクチュエータの動作から後段のアクチュエータ
    の動作に移行する際、前記前段のアクチュエータのスト
    ローク中にあって前記前段のアクチュエータの動作終了
    点よりも手前で前記後段のアクチュエータの動作開始点
    を検出する検出手段と、該検出手段の出力を受けて前記
    前段のアクチュエータが前記後段のアクチュエータの動
    作開始点に達したときに前記後段のアクチュエータの動
    作を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とする自
    動工具交換装置。 4、工具を主軸や工具貯蔵手段から抜き取ったり収納し
    たりするために第1のアクチュエータによって一定のス
    トロークで前記主軸の軸線方向に前後進動作せしめられ
    、そして抜き取った工具を前記主軸から前記工具貯蔵手
    段に転送したり前記工具貯蔵手段から前記主軸へ転送し
    たりするために第2のアクチュエータによって一定のス
    トロークで前記主軸の軸線方向とは異なる方向に転送動
    作せしめられる工具交換アームを有した工作機械の自動
    工具交換装置において、前記第1のアクチュエータによ
    る工具抜き取り動作から前記第2のアクチュエータによ
    る工具転送動作に移行する連係部分、または前記第2の
    アクチュエータによる転送動作から前記第1のアクチュ
    エータによる工具収納動作に移行する連係部分における
    前段のアクチュエータの動作から後段のアクチュエータ
    の動作に移行する際、前記前段のアクチュエータの動作
    終了点の手前で前記前段のアクチュエータの動作を通常
    の速度から減速送りに切換える減速手段と、該減速手段
    により減速が開始される位置に設定した前記後段のアク
    チュエータの動作開始点を検出する検出手段と、該検出
    手段の出力を受けて前記前段のアクチュエータが前記後
    段のアクチュエータの動作開始点に達したときに前記後
    段のアクチュエータの動作を開始させる制御手段とを備
    えたことを特徴とする自動工具交換装置。
JP25942888A 1988-10-17 1988-10-17 自動工具交換方法及び装置 Pending JPH02106241A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6099448A (en) * 1999-08-26 2000-08-08 Sun; Ho Wei Knife picking device and knife receiving unit for a cutting center machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6099448A (en) * 1999-08-26 2000-08-08 Sun; Ho Wei Knife picking device and knife receiving unit for a cutting center machine

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