JPH02106126A - 送電線の事故の種類の判別方法及び装置 - Google Patents

送電線の事故の種類の判別方法及び装置

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JPH02106126A
JPH02106126A JP5599789A JP5599789A JPH02106126A JP H02106126 A JPH02106126 A JP H02106126A JP 5599789 A JP5599789 A JP 5599789A JP 5599789 A JP5599789 A JP 5599789A JP H02106126 A JPH02106126 A JP H02106126A
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Application number
JP5599789A
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English (en)
Inventor
Murry Crockett John
ジョン・ムレイ・クロケット
Kalzwasser Mort Deborah
デボラ・カルツワッサー・モート
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多相送電線の事故した相を判別する方法及び装
置に関し、更に詳細には、事故後の電流から零相電流及
び事故前の電流をベクトル的に差引いて事故した相と事
故の種類を判別する3相送電系統の事故判別方法に関す
る。
送電線の事故個所を隔離するために用いる保護継電装置
の機能の1つは事故の種類を判別することである。事故
の種類の判別は、事故が2相短絡によるものかあるいは
1つあるいは2つ以上の相と大地との間の短絡によるも
のかを判定すると共に事故の起こった特定の相あるいは
複数の相を同定することを含む、地絡事故の抵抗が存在
する2線地′M!I事故時距離継電器のオーバーリーチ
を回避し、1線地絡事故昨単一極のトリップを行ない且
つ事故位置に関する情報を提供するためには事故した相
を正しく同定する必要がある。事故個所までの距離は事
故相の電圧および電流に基ずく事故インピーダンスから
計算により求めることが出来る。
現在の技術では、種々の組合せの電流及び電圧を比較し
てほとんどアナログ技術により事故の種類を判定する0
例えば、従来型の相選択器は零相電流と逆相電流あるい
は電圧の位相を比較して事故した相を選択している。こ
れらの選択器は2線地絡事故の場合事故とは無関係の相
を事故相であると判定することがある。零相及び逆相電
流を用いる選択器は、1線地絡事故の際もしその選択器
が実質的な負荷を持つライン端子にあるがラインの事故
への逆相電流の寄与が比較的小さい場合に2つの相を選
択する可能性がある。
上記の問題を克服するように構成した従来技術の相選択
器の1つは零相電流、逆相電圧及び相間電圧の位相を比
較する。しかしながら、地絡事故時抵抗があるとこの相
選択器は2線地絡事故に関与する進んだ方の相を選択す
ることが判明しており、これが距離継電器のオーバーリ
ーチをひき起こす状況である。
本発明の主要目的は、多相送電線の事故の種類を正確に
判別することである。
本発明の他の重要な目的は事故に関与した特定の相ある
いは複数相を正確に同定することである。
本発明の更に別の目的は事故時の抵抗あるいは負荷の状
態とは無関係に上述の目的を達成することである。
上記及び他の目的は、送電線の電流をモニターし、モニ
ターした電流のフェーザ表示を発生させ、事故前の電流
フェーザ表示として事故前の最も新しいフェーザ表示を
連続して保持することにより3相送電線の事故の種類を
判別する本発明により実現可能である。事故の存在を検
知すると事故前電流フェーザ表示と事故検知後発生した
事故後電流フェーザ表示とから合成電波フェーザ表示が
発生される0合成フェーザ表示の大きさを比較して事故
の種類を判別する。
更に詳細には、各相の電流及び零相電流についてフェー
ザ表示を発生させ蓄積する。事故後の相の電流フェーザ
表示から事故後の零相電流フェーザ表示と事故前の電流
フェーザ表示を差引くことにより合成電流フェーザ表示
を発生させる。1つの相の合成電流フェーザ表示の大き
さが他のいずれの相の合成電流フェーザ表示の大きさの
好ましくは少なくとも約1.4倍である。即ち前者が後
者より所定の大きさだけ大きい場合は、その相を1線地
絡事故が起きた相と指示する。1tlA地絡事故を高い
信頼度で指示出来るため事故した相の遮断器の極を開路
するだけが必要である。
2つの相の合成電流フェーザ表示の大きさがそれぞれ第
3の相の表示より所定の大きさだけ大きい、例えば前者
が後者の少なくとも約1.4倍であるならば、これら2
つの相を2相短絡あるいは2線地絡事故の発生した相と
指示する0例示的なシステムでは2相短絡事故と2線地
絡事故とはいずれの場合でも送電線の3つの相全ての遮
断器を開くため、それらの間において事故の種類を判別
する必要はない、しかしながら、事故後零相電流をチエ
ツクすることによってその判別を容易に行うことが可能
である。この電流が本質的に零の場合は2相短絡事故で
ある。一方、蓼故後零相電流が存在するとそれは2線地
絡事故である。
方法及び装置の両方にまたがる本発明は事故の位置、事
故時の抵抗または負荷状態とは無関係に3相送電線に生
じた事故の種類を比較的容易に判定することが出来る。
以下、添付図面を参照して本発明を実施例につき詳細に
説明する。
第1図は本発明を利用する電力系統を示す。
この系統では送電線1が発電Ia2により給電される。
全ての構成成分は3相であるが図示を容易にするため単
相として示しである。送電線は保護継電システム3によ
り保護され、該システムは保護継電器として2つのマイ
クロプロセッサ−を用いる距離継電器4及び5を備えて
いる。
これらの保護継電器4及び5は変流器6により3つの相
の電流を、また変圧器7により3つの相と大地との間の
電圧をモニターする。距離継電器4及び5は各相の電流
入力から零相電流を導き出す。
本例の保護継電器4及び5は、送電線の電圧及び電流の
アナログ瞬時値を毎秒数回サンプルしてマイクロプロセ
ッサ−へ入力し、マイクロプロセッサ−が例えばフーリ
エ・アルゴリズムのような従来の波形分析ルーチインを
用いてこれらのパラメータのフェーザあるいはベクトル
表示を発生するデジタル装跨である。
保護継電器4及び5のマイクロプロセッサ−は、公知の
方法を用いて、瞬間的な過電流状態の検知を含む、送電
線電流及び電圧ベクトル表示に対する多数の継電保護の
ための計算を行う、更に詳細には、距離アルゴリズムに
より保護区間内における事故の有無をチエツクする。第
1図のシステムでは保護継電器4は区間1を右方から、
また保護継電器5は同じ区間を左方から見張る。これら
の継電器は電流及び電圧フェーザからインピーダンスを
求めて区間lの内部に事故8が存在するか否かを判定す
る。保護継電器4はまた区間2の距離アルゴリズムによ
り外部事故8の有無を検知する0本発明の特徴である事
故相の判別機走により、事故の位置あるいは方向とは無
関係に事故に閏ゲージた1つの相あるいは複数の相を判
別出来る、距離継電器4及び5は送電線1に事故が生じ
た場合保護を与えるために遮断器BRKに接続されてい
る。
本発明は事故の種類を同定するために相回転順序を分析
する。順序の分析は平衡のとれていない多相回路の分析
に用いる周知の方法である。この分析により電流及び電
圧を各組の全てのフェーザが同じ大きさである3組のフ
ェーザに分解する、正相組のフェーザはライン電流及び
電圧の相回転の順序で現れ、逆相組のフェーザは反対の
順序で、また零相フェーザは同相である。
第2A図は第1図のシステムを簡略化した電気回路であ
る。この回路は2つの発電機を含み、それらの電圧はE
C及びEHであってインピーダンスZGL及びZ)Iが
それぞれラインZLにより接続されている0通常の無事
故状態のもとでは負荷電流ILがGからHへ流れる。第
2B、2C及び2B図は第2A図のシステムの正相、逆
相及び零相ダイヤグラムであるこれらの図に示す、添字
!、2及び0は各パラメータにつきそれぞれ正相、逆相
及び零相成分を示す。
第2C図において、各逆相インピーダンスは全ての実際
的な目的に関し、第2B図の対応の正相インピーダンス
と等しいものと考えることが出来る、同様に、事故電流
分布係数D1及びD2は等しいものと考えることが出来
る。逆相及び正相のインピーダンス並びに電流分布係数
が等しいことが本発明の成功への鍵である。
第3図は、事故抵抗RGがあるA相地絡事故の場合の和
回路網間の接続を示す、第4A図に示すように、事故時
におけるA相の相電流であるIIA、12A及びIOA
は全て等しく同相である。これらの相電流を加算すると
第4B図に示す事故相の電流IAFが得られる。 RG
はrAFの大きさに影響を与えるが、11、■2及び■
0の同等性を変化させることはない、同様に、RGは相
回路網の外側にあるため、電流分布係数01.02及び
DOには影響を及ぼさない。
第4B図から理解されるように、事故とは無関係のB相
及びC相の正相電流と逆相電流は同相でない、この図に
は示さないが、B相及びC相の電流■0はA相の零相電
流と等しく同相である。第4C図は、事故時のA相の正
相及び逆相電流の和IIA+ 12AがIIB4PI2
B及びIIC+12Gの大きさの2倍であることを示し
ている。この大きさの比較を用いて1線地絡恵故が生じ
た相の同定が可使となる。
第5図において、相回路網はB相とC相の短A3事故を
表すように接続されている。普通A相が基準相であるた
め、A相回路網を示したが、B相及びCの回路網は同一
である。第6図はこの2相短絡事故のフェーザ図である
。お気付きのように事故時正相電流11Bと逆相電流1
2Bの和IBFは11C◆l2C=ICFと同じ大きさ
であり、またIIA+I2Aは零に等しい。
第7図は、第6図のフェーザ図を求めるために回路網の
インピーダンスが等しく無効インピーダンスであると仮
定した。B相とC相が地絡した事故の場合の基準A相の
相回路網の接続を示す。
後者の図では、正相及び逆相電流のフェーザは原点から
特定の地絡抵抗を表す、関連の軌跡上の点まで延びる。
かくして、第6図から解ることは、地絡事故の抵抗RG
が電流I2に対する各相の正相電流II及び逆相電流I
Oの大きさ及び位相に影響を与える。
フェーザの大きさ及び位相の関係に対する地絡事故抵抗
のこの影響は、2相地絡事故の場合従来型の相選択器が
誤った選択を行う1つの理由である。一方、地絡事故を
起した2つの相の正相及び逆相電流の大きさ及びそれら
の和は等しく、事故とは無関係の相より著しく大きいこ
とに注意されたい。
第6図では、逆相インピーダンスの無効成分x2に対す
る零相インピーダンスの無効成分xOの比が実際に起こ
りうる範囲である0、5から2の間で且つ、B相とC相
が地絡した事故につき地絡事故抵抗3RGが零から無限
大である場合のIIA+12A11B+12B及びII
C+l2c(7)考え得る軌跡ヲ示L タ。相回路網に
おけるこれらのインピーダンスの接続を第10図に示す
第11図は、XO/X2がoから7まで、t タRG/
XOがOから3まで変化した場合の比 (11B+12B)/(11G÷12G)をプロットシ
タもノーc’あるここで、 M  @ RG/XO K な XQ/X 1 第11図からお解りのように、比は1と1.35のu■
の値をとる。
第4C16及び11図を検討すると、1線地絡事故(第
4C図)の場合にのみ事故時の1つの相の正相電流と逆
相電流の和が他の2つの相の和の2倍の大きさになるこ
とが解る。このようにして、事故は1線地絡事故である
こと及び事故を起した相が何れであるかを判別すること
が可能になる。基準とすべき実際的な比は1.5であり
これは1.35と2の限界内にうまく落着く、これらの
図から、また2相短絡事故及び2&l地絡事故では事故
時の2つの事故相の一方の正相電流と逆相電流の和が実
際的なラインインピーダンスの値と地絡事故の抵抗の全
ての値に対し他方の1乃至!、35倍以内にあり、その
ため2つの相の事故時の正相及び逆相成分+7) 和カ
第3の相の1.35倍よりも大きければかかる事故状態
を高い信頼度で判別出来ることが解る事故時における電
流間の関係は 1、事故前、得られる電流は負荷電流である。
2、s故後得られる電流は負荷電流と事故電流である。
3、事故成分11+12は事故電流から零相電流と事故
前の電流を差引くという比較的簡単な方法で求めること
が出来る。
ということを認識すれば第1図の変流器8から得られる
電流から演鐸的に求めることが出来る。
以  下  余  白 ライン端子において事故電流It+12を求める利点は
明白であろう、 Z1=Z2またD1=02であるから
、相聞を流れる電流11+I2の比率は変流器の実際の
位置と事故点とで同じ大yさである・本発明の実施例で
は、第1図のマイクロプロセッサ−を利用した保護継電
器4及び5は、3つの相電圧(大地トノ間(7)) V
AG 、 VBG 、 VCG 、 3つの相電流IA
、IB、IC及び零相電流3IOを含む7つのアナログ
入力を受ける。各アナログ入力は本例の装置では1サイ
クルにつき8回サンプルされた後、例えば公知の全サイ
クル・フーリエ拳アルゴリズムを用いて直角座標あるい
はフェーザヘ変換される。保護継電器4及び5のマイク
ロプロセッサ−が実行する事故識別アルゴリズムでは電
流フェーサIA、IB、IC及び10だけが用いられる
。最も新しいフェーサを連続して保持する。事故が生じ
ると保持した最も新しいフェーサが事故前の電流を表わ
し、一方その後計算しで得られたフェーサが事故後の電
流を表わす。
本発明の実施にあたり、入力は。
IAL 、 IBL 、IC:L−拳・測定した事故前
の負荷電流 3IOM、IAM 、 IBM 、 ICM−・測定し
た事故後の電流。
電流は事故後の電流から零相電流を除き、また計算式に
従って事故前の電流を差引くことにより求める。
10=3IOM/3 (零相電流は全て等しい)−1フ
ェーサ ΔIA =  IAM −10−IALΔIB  − IBM  −IO−IBL ΔIG  = ICN  −10−ICL IA”=[実(Δ IB”・【実(Δ IG”・[実(Δ IA)]”・ [虚(Δ IA)]” IB)]2L+  [虚(Δ IB)]’IC)l”+
 [虚(Δ TG)]” 合合成事故波の大きさを比較する。平方根を取るのをや
めてそれらの大きさの自乗を比較する、数式を単純化し
てスピードアップするために、係数2を用いて電流の比
率の比較を行なう、こうするのはマイクロプロセッサ−
内の大きさの二進表示をシフトするだけが必要であるか
らである。
かくして (1,5)   雪 2.25 ’;3 21’Y  
 =1.4 電流の自乗の比の比較をするために比率2を用いると上
述した!、5でなく基準値は1.4となる。この値は第
11図から識別出来る値である1、35よりも上方にあ
る。
第12図は、事故の種類を判別するために比較操作を行
なう態様を示したフローダイヤグラムである。 10に
おいてIA  をIB  と比較する。 11において
IA  がIB  の2倍より大きくまたICの2倍よ
りも大きい場合には、12において事故はA相の1線地
絡事故であると判定される。 IA  とICが共にI
B  の2倍よりも大きいと第12図のブロー2り10
.11.13により判定されると、14においてA相と
相Cの間の2相短絡事故かあるいはA相とC相の2線地
絡事故であると判定される。ルーティーンにより2相短
絡寥故と:ljl地絡事故との間とを判別する必要はな
い、その理由は何れの場合でも3つの相全てをトリップ
するという応答が求められるからである。しかしながら
、零相電流をチエツクするとその判定を容易に行なうこ
とが出来る。
2線地絡事故の場合かなり大きい零相電流が生じるが、
2相短絡事故の場合零相電流は存在しない同様に、15
においてIBLがIC2の2倍より大きく、また16に
おいてIB2がIA  の2倍より大きい場合には、1
7においてB相が地絡事故であることが判定される。一
方、15においてIB’が、また18においてIA2が
共にICの2倍よりも大きい場合には、A相とB相の間
の2相短絡事故かあるいは2つの相の地絡事故であると
ブロック19において判定される。
同様に、 IC”が20においてIA  の2倍よりも
大きく、また21においてIB2の2倍よりも大きい場
合には、22においてC相の地絡事故であると判定され
る。更に、20においてIC2−が、また23において
IB  が共にIA”の少なくとも2倍である時には、
24において2相短絡事故あるいは2線地絡事故が存在
すると判定される。値IA2、IB”及びICユの大き
さの他の全ての組合せは25において平衡状態であると
みなされる。かかる平衡状態が3相短A8事故であるか
どうかの判定は、当該技術分野においてよく知られてい
るように保護区域内のインピーダンスを測定する保護継
電器の他の機能により行われる。
アルゴリズムの結果を要約すると以下の表のようになる
’lG故相選択 以  下  余  白 AG:  A相地絡 AB:  AB相短絡 ABG:  AB相地絡 上述したように、係数1.5は合成電流フェーザの大き
さを比較する際好ましいマージンを与えるが、合成電流
の自乗の比較に係数2を用いることにより得られる約1
.4の係数はマイクロプロセッサ−を利用した保護継電
器のコードの実施を容易にする利点がある。
以上より理解されるように、本発明は地絡事故の抵抗及
び負荷状態とは無関係に1il地絡事故を正しく判別し
また2相短絡事故も正しく判定する高信頼度で容易に実
現出来る方法及び装置を提供する。
本発明を特定の実施例につき詳細に説明したが、当業者
にはこれらの実施例に対し種々の変形例が本明細書の教
示全体から想到されることが理解出来るであろう、従っ
て、上述の特定の構成は例示の目的のためだけであって
本発明の範囲に対し限定的な意味を持たず、その範囲は
頭書の特許請求の範囲及びその全ての均等の範囲を包含
するものと考えられ度い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を利用可能な電力系統の概略図である
。 第2A図は、第1図の電力系統を単純化した回路図であ
り、第2B、2C及び20図はそれぞれ第2A図の系統
の正相、逆相及び零相ダイヤグラムである第3図は、A
相が地絡事故を起した場合の第2図の和回路網間の接続
を示す。 第4A図は、A相が′!#絡事故を起した場合の電流の
フェーザ図であり、第4B図はかかる事故状態における
合成フェーザ図を表し、第4c図はA相が地絡事故を起
した場合の各相の正相電流と逆相電流のベクトル和を示
す。 第5図は、B相とC相が2相短絡事故の場合の和回路の
接続を示す。 第6図は、B相とC相の間の短絡事故の場合のフエーザ
図である。 第7図は、B相とC相が11!!絡事故を起した場合の
相の接続を示すダイヤグラムである。 第6図は、B相とC相がiI!l!絡事故を起した場合
のフェーザ図である。 第91には、B相とC相が地絡事故を起した場合の、ラ
インインピーダンスの零相及び逆相無効成分の値のある
範囲及び零から無限大の地絡事故抵抗の範囲における正
相電流と逆相電流の和の軌跡を表わす。 第1O図は、第9図に示した事故に対する和回路網のイ
ンピーダンスの接続を示す。 第11図は、2線地絡事故を起した2つの相の正相電流
と逆相電流の和の比を逆相無効インピーダンスに対する
零相無効インピーダンスの比の関数としてプロットした
ものである。 第12図は、第1図のシステムにおける事故をN別する
ために本発明が用いるプログラムのブロック図である。 6・ψ・変流器 7・・・変圧器 出願人:ウェスチングハウス・エレクトリック・コーポ
レーション 代理人:加藤紘一部(ほか1名) l ・・・送電線 2・・・発電機 3・・・保護継電システム 4.5*保護継電器 FIG、2B Tりム FIG、2C TOム 「 続 補 正 8 (方式) 1. ’I?件の表示 1ε成1年特許願第55997号 2、発明の名称 送電線の艷1>故の種類の判別方法及び装置、3.補正
をする者 1¥件との関係

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送電線の電流をモニターし、モニターした電流の
    フェーザ表示を発生させ、事故前の電流フェーザ表示と
    して事故前の最も新しいフェーザ表示を連続して保持し
    、事故の存在を検知し、事故を検知すると事故前電流フ
    ェーザ表示と事故検知後に発生した事故後電流フェーザ
    表示とから合成電流フェーザ表示を発生させ、合成電流
    フェーザ表示の大きさを比較し、その比較に基ずき事故
    の種類を判別するステップよりなる送電線の事故の種類
    の判別方法。
  2. (2)送電線の電流をモニターするステップは送電線の
    各相の電流と零相電流とを測定するステップを含み、フ
    ェーザ表示を発生するステップは各相の電流と零相電流
    のフェーザ表示を発生するステップを含み、合成電流フ
    ェーザ表示を発生するステップは各相の事故後電流フェ
    ーザ表示からその相の事故後零相電流フェーザ表示と事
    故前電流フェーザ表示とを差引くステップを含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)事故の種類を判別するステップは比較ステップに
    より合成電流フェーザ表示の大きさが他の2つの相の合
    成電流フェーザ表示の大きさよりそれぞれ所定の大きさ
    だけ大きいことが判明した相を1線地絡した相と指示す
    るステップを含むことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載の方法。
  4. (4)指示された相の合成電流フェーザ表示の大きさが
    他の各相の大きさより前記所定の大きさだけ大きいとは
    、前者が後者の少なくとも約1.4倍であることを意味
    する特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)前記所定の大きさだけ大きいとは、前者が後者の
    約2倍であることを意味する特許請求の範囲第4項に記
    載の方法。
  6. (6)事故の種類を判別するステップは、比較ステップ
    により合成電流フェーザ表示の大きさが共に残りの1相
    の合成電流フェーザ表示より所定の大きさだけ大きいこ
    とが判明した相を2相短絡及び2線地絡を含む種類の事
    故を起した相として指示するステップを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  7. (7)指示された相の合成電流フェーザ表示の大きさが
    他の各相の大きさより前記所定の大きさだけ大きいとは
    、前者が後者の少なくとも約1.4倍であることを意味
    する特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. (8)2つの相が2相短絡及び2線地絡を含む種類の事
    故を起した相であると指示された場合は、事故後零相電
    流フェーザ表示の大きさをチェックして、事故後零相電
    流フェーザ表示が本質的に零である時は指示された相を
    2相短絡した相であると判別し、事故後零相電流フェー
    ザ表示の大きさが本質的に零でない時は指示された相を
    2線地絡した相と判別するステップを含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  9. (9)事故の種類を判別するステップは、比較ステップ
    により合成電流フェーザ表示の大きさが他の2つの相の
    合成電流フェーザ表示の大きさよりそれぞれ所定の大き
    さだけ大きいことが判明した相を1線地絡した相である
    と指示するステップを含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第6項に記載の方法。
  10. (10)送電線の電流及び電圧を表わす信号を発生する
    手段と、電流及び電圧信号を周期的にサンプルして電流
    及び電圧フェーザ表示を発生する手段、事故前電流及び
    電圧フェーザ表示として最も新しいフェーザ表示を蓄積
    する手段、事故の存在を検知する手段、事故の検知に応
    答して事故前電流フェーザ表示と事故検知後発生した事
    故後電流フェーザ表示とから合成電流フェーザ表示を発
    生する手段、合成電流フェーザ表示の大きさを比較する
    手段、及び比較に基ずき事故の種類を判別する手段を含
    むマイクロプロセッサーを用いた継電器手段と、判別さ
    れた事故の種類に応答して送電線の適当な相を開路する
    手段とよりなる3相送電線の事故の種類を判別する装置
  11. (11)送電線の電流を表す信号を発生する手段は送電
    線の各相の電流と零相電流を表す信号を発生する手段を
    含み、フェーザ表示を発生する手段は各相の電流と零相
    電流のフェーザ表示を発生する手段を含み、合成電流フ
    ェーザ表示を発生する手段は各相の事故後電流フェーザ
    表示からその相の事故後零相電流フェーザ表示と事故前
    電流フェーザ表示とを差引く手段よりなることを特徴と
    する特許請求の範囲第10項に記載の装置。
  12. (12)事故の種類を判別する手段は比較手段により合
    成電流フェーザ表示の大きさが他の2つの相の合成電流
    フェーザ表示の大きさよりそれぞれ所定の大きさだけ大
    きいことが判明した相を1線地絡した相であると指示す
    る手段を含み、また比較手段により合成電流フェーザ表
    示の大きさが共に残りの1相の合成電流フェーザ表示よ
    り所定の大きさだけ大きいことが判明した相を2相短絡
    及び2線地絡を含む種類の事故を起した相であると指示
    する手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第11
    項に記載の装置。
  13. (13)事故を起した相を指示する手段は前記所定の大
    きさを少なくとも1.4倍の値にセットをする手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528554A (ja) * 2000-03-22 2003-09-24 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ Cvt過渡現象フィルタ
US7701683B2 (en) 2001-07-06 2010-04-20 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Apparatus, system, and method for sharing output contacts across multiple relays
JP2020118544A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 北海道電力株式会社 地絡方向判定装置、地絡方向判定システム、地絡方向判定方法及びプログラム

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