JPH02101232A

JPH02101232A - 水圧パワーユニット

Info

Publication number: JPH02101232A
Application number: JP25212388A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Amino; 廣之網野
Original assignee: Amino Corp
Current assignee: Amino Corp
Priority date: 1988-10-07
Filing date: 1988-10-07
Publication date: 1990-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、家庭等に用いられて好適な水圧パワーユニッ
トに関する。

［従来の技術］従来、家庭等においては、水源に連なる水道管により供
給される水道水を、飲料水や洗浄水として用いている。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、水道水の水圧は、一般的には５〜６ｋｇ
／ｃｍ２を常用圧力として使用されているものの、例え
ば昼間の社会活動の活発な時には０、５ｋｇ／ａｍ２程
度まで低下してしまう。この水圧低下は、高層ビルの上
階になるほど顕著となり、出水状態か悪くなる。

また、家庭等にて用いられる各種機器の動力源として電
力に変わるエネルギー源の開発が望まれているものの、
水道水の水圧は上記の如くの低圧側に変動するものであ
るため、これを安定的なエネルギー源として用いるには
不都合がある。

本発明は、水道水の水圧を高圧状態で利用可能とするこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］本発明の水圧パワーユニットは、水道水を蓄圧状態で貯
溜できる蓄圧容器と、水道水を蓄圧容器に圧送する給水
配管と、蓄圧容器内の高圧貯溜水を適時出水せしめる出
水配管とを有してなるようにしたものである。

［作用コ本発明によれば、水道水は、例えば常用圧力状態にある
水道水圧の加圧力、あるいは給水ポンプの加圧力により
加圧され、給水配管を圧送されて蓄圧容器に高圧状態で
貯溜される。これにより、蓄圧容器に蓄圧された高圧貯
溜水は適時、出水配管から出水せしめられ、高圧状態で
利用可能となる。

［実施例］第１図は本発明の一実施例を示す配管図、第２図は蓄圧
容器の一例を示す模式図、第３図は蓄圧容器の構成要素
を示す模式図、第４図は蓄圧容器の水量と水圧との関係
を示す線図、第５図は蓄圧容器の他の例を示す模式図で
ある。

水圧パワーユニット１０は、蓄圧容器１１と、給水配管
１２と、出水配管１３を有して構成される。

蓄圧容器１１は、建屋の内外、建屋の屋根上等に設置さ
れ、水道水を蓄圧状態で貯溜できる。

給水配管１２は蓄圧容器１１に連通し、水道水な蓄圧容
器１１に圧送する。給水配管１２には逆止弁１４を介し
て水道管１５が接続され、水道管１５に供給される水道
水の水圧によりこの水道水を蓄圧容器１１に圧送可能と
している。

また、給水配管１２には上記逆止弁１４を迂回して水道
管１５に連なる加圧配管１６が接続されている。加圧配
管１６は給水ポンプ１７および逆止弁１８を備え、水道
管１５の水道水をその常用圧力以上に加圧して、この加
圧水道水を給水配管１２により蓄圧容器１１に圧送可能
としている。

１９はポンプ駆動モータ、２０はポンプ１７による水道
水の加圧程度を調整する圧力調整弁である。

なお、給水配管１２には圧力スイッチ２１か設けられて
おり、蓄圧容器１１の内圧が所定の圧力に到達する時、
この圧力スイッチ２１が作動しポンプ１７による圧送を
停止する。また、蓄圧容器１１の内圧が出水時に規定の
圧力より低下すれば、この圧力スイッチ２１が作動しポ
ンプ１７による圧送を再開する。

出水配管１３は蓄圧容器１１から建屋内外の水使用設備
に向けて延設されるとともに制止弁２２を備え、この制
止弁２２の開閉により蓄圧容器１１の高圧貯溜水を水使
用設備に対し適時出水せしめる。なお、出水配管１３の
端末には水使用設備か接続される配水ジヨイントが設け
られる。

上記水圧パワーユニット１０は以下の如く動作する。

■水道管１５の水圧か蓄圧容器１１の内圧より大なる時
、水道水はこの水圧の加圧力により加圧され、給水配管
１２を経工蓄圧容器１１に蓄圧貯溜される。

■水道水圧より高い圧力で蓄圧容器１１に蓄圧する場合
には、水道水は給水ポンプ１７の加圧力により加圧され
、給水配管１２を経て蓄圧容器１１に蓄圧貯溜される。

■蓄圧容器１１の高圧貯溜水は、逆止弁１４．１８によ
り水道管１５への逆流を阻止され、制止弁２２の閉止に
より出水配管１３への出水を阻止され、結果として蓄圧
容器１１の規定圧力が保持される。

■蓄圧容器１１の高圧貯溜水は、制止弁２２の開放によ
り、出水配管１３から所望の水使用設備に送水され、使
用される。

この水圧パワーユニット１０の高圧水は、水圧低下時の
補完、高圧水による洗車、洗窓、もしくは散水、または
断水時の代替等、広く利用てきる。

また、この水圧パワーユニット１０の高圧水は、安定し
た高水圧のエネルギー源として、例えば漬物製造機、ゴ
ミ類脱水装置、ドア等の自動開開装置等の家庭用自動機
器等に広く利用できる。

なお、上記水圧パワーユニット１ｏの蓄圧容器１１は、
例えば第２図に示す如くの球形タンクにて構成される。

球形タンクは、第３図に示す正六角形の板１１Ａと、正
五角形の板１１Ｂを、第２図（Ａ）に示す如くに組合わ
せ溶接後、内圧をかけて第２図（Ｂ）に示す如くに球状
に膨張させることにより！Ｉ！ｌ造される。なお、第２
図の直径Ｄ＝５００１１ＩＩ１１の球形タンクは、板厚
３．２ｍｍ、−辺の長さａ　＝　１００ｍｍ（ａ＝０．
２ｄｌの正六角形の板１１Ａを２０面、板厚３．２＋＋
ｍ　、−辺の長さａ　＝　１００ｍｍ（ａ＝ｏ、２ｄ）
の正五角形の板１１Ｂを１２面、組合わせて溶接し、内
圧８０ｋｇ／ａｍ２をかけて直径５００■の真球状に膨
張させた例である。

上記球形タンクを用いた場合の、水量および液面レベル
との水圧との関係を示せば、表１と第４図に示す如くで
ある。

なお、水圧パワーユニット１０の蓄圧容器１１としては
、上記板１１Ａ、ＩＩＢの組合わせからなる球形タンク
に限らず、第５図に示す如く、対向液圧絞り成形等によ
り半球状に成形された２個の半割体１１Ｃ１１１Ｄを突
合わせ、この合わせ目を溶接することにて構成されるも
のを用いてもよい。

次に、上記実施例の作用について説明する。

上記実施例によれば、水道水は、常用圧力状態にある水
道水圧の加圧力、あるいは給水ポンプ１７の加圧力によ
り加圧され、給水配管１２を発送されて蓄圧容器１１に
高圧状態て貯溜される。

これにより、蓄圧容器１１に蓄圧された高圧貯溜水は適
時、出水配管１３から出水せしめられ、高圧状態て利用
可能となる。

すなわち、上記水圧パワーユニット１０は、簡素な設備
構成により、家庭等において容易に高圧水を発生せしめ
、これを建屋内外の所望の水使用設備にて利用できる。

したがって、家庭用自動機器等の水使用設備の合理的な
使用を促進できる。

なお、本発明の実施において、蓄圧容器は、球形タンク
に限らず、蓄圧シリンダ等を用いることもできる。

［発明の効果コ以上のように本発明によれば、水道水の水圧を高圧状態
で利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す配管図、第２図は蓄圧
容器の一例を示す模式図、第３図は蓄圧容器の構成要素
を示す模式図、第４図は蓄圧容器の水量と水圧との関係
を示す線図、第５図は蓄圧容器の他の例を示す模式図で
ある。１ｏ・・・水圧パワーユニット、１１・・・蓄圧容器、１２・・・給水配管、１３・・・出水配管。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水道水を蓄圧状態で貯溜できる蓄圧容器と、水道
水を蓄圧容器に圧送する給水配管と、蓄圧容器内の高圧
貯溜水を適時出水せしめる出水配管とを有してなる水圧
パワーユニット。