JPH0197810A - 流体機械の土砂摩耗検知方法 - Google Patents

流体機械の土砂摩耗検知方法

Info

Publication number
JPH0197810A
JPH0197810A JP25367687A JP25367687A JPH0197810A JP H0197810 A JPH0197810 A JP H0197810A JP 25367687 A JP25367687 A JP 25367687A JP 25367687 A JP25367687 A JP 25367687A JP H0197810 A JPH0197810 A JP H0197810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wear
space
earth
sand
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25367687A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Toshima
戸嶋 正美
Seiichi Tanabe
誠一 田辺
Ichiro Hitomi
人見 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25367687A priority Critical patent/JPH0197810A/ja
Publication of JPH0197810A publication Critical patent/JPH0197810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流体機械に係り、特に、土砂による流路部の摩
耗状態を把握するのに好適な摩耗検知方法に関する。
〔従来の技術〕
第8図には一般的に水車の断面の一部を示す。
その主な構成はランナ1.シートライナ2哀びカバー4
よりなっている6本構成によって土砂含有条件下で水車
を運転すると、流れの一部はランナ1とシートライナ2
とが成すシール部に入る。このとき流れのなかの土砂2
4はランナ1の角に衝突し、摩耗部12を形成する。一
方、土砂24はランナ1の角に衝突後反対のシートライ
ナ2のシール面3に衝突するため、シート面3.にも摩
耗部12を形成する。この摩耗部12は実物水車を解体
点検した結果によれば全周にほぼ均一な形状となってい
て、その深さは運転条件によって異なるが約二年間で1
釦■以上にも及んでいる。この摩耗部12は摩耗形態は
異なるが、第8図に示す一例以外の流路部にも生じ、摩
耗が激しくなって流路に凹凸部が形成されると効率の低
下や騒音及び振動の原因となる。従来、摩耗状懲を確認
する手段は、−2二年毎に行う定期点検のみであった。
通常は従来の摩耗実績により二、三年の周期で。
そのときの摩耗状態にかかわらず補修、改造等を行って
いた。
なお、ガイドベーンシール部の摩耗を空転開始から規定
回転数に達□するまでの時間から、算出する例に特開昭
61−169672号公報が、また、超音波検出器を用
いることで、ランナのキャビテーション壊食量を判別す
る例には特開昭60−jo4go号公報がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は運転中での摩耗把握は行われていないた
め、例えば、−年目の定期点検時の摩耗量から、同様の
運転状態とした場合のその後の摩耗量の予測はできるが
、自然の現象によって雨量が多く土砂を多量に含有して
いる状態で運転を続けた場合、摩耗量は予測以上に大と
なり、補修。
改造が必要であるにもかかわらず、その実状をつかむこ
とができなかった。そのため、次の点検時ので、補修の
みで済むか交換すべきかの判定ができないという欠点が
あった。摩耗が激しくなると出力低下が予想される0発
電所では出力監視は行っているが、測定器の精度の悪さ
や流体の変動等により、僅かの出力低下の判定は困難で
ある。もし精度の良い効率測定を行うには特別な測定器
(例えば最も重要な流量計)が必要で、そのためには多
大な時間と人手を費やすことになる。
本発明の目的は、機器の運転中に土砂による流路部の摩
耗状態を検知することによって、機器の補修、交換の時
期を適確に予測する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、摩耗する流路面の裏側で、その面からある
隔壁をもった位置に空間部を設け、かつ、その空間部を
周方向または長手方向に、空間部と流路面との隔壁との
厚さを変化させて複数個配列させることにより達成され
る。
〔作用〕
上記手段によると、土砂によって流路面が徐々に摩耗し
てくるとついには空間部と貫通する。貫通すると、例え
ば空間部の圧力が流路部よりも低いと流水は空間部に流
れ込み、その空間部に設けたセンサで流体の存在を検知
し、警報、指示または記録される。また、流路部よりも
空間部の圧力をコンプレッサ等で高くしておくと、圧縮
空気は流路部に流れ込む、その圧縮空気の流れ込む様子
は空間部上流導管係に設けた検知器で判定する。
上記の作用を行うことによって、あらかじめ決めた流路
面と空間部との隔壁の厚さ分だげ摩耗したことを容易に
知ることができる。周方向に隔壁の厚さを変えておくの
で、現状の摩耗量が分かり、分解点検することなく補修
時期の予測が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。本図
は主にランナ1.シーミーライナ2.カバー4.空間部
5.空間部5に接続される導管6゜流路部からの漏水止
めカバー7、ボルト8及びパツキン9により構成される
。空間部5とシートライナ2のシール面3とは隔壁りの
厚さを持たせている。空間部5には流体の出入りを行う
導管6が外部からの流体の出入りがないように、シート
ライナ2にネジ込み、又は、溶接で接続される。流路内
の流体がカバー4外へ漏れるのはパツキン9で防ぐ。第
2図は他の実施例で、空間部5と空間部5と導管6との
接続孔となる導管11及び隔壁5より構成される。空間
部5はシートライナ2のシール面3側から加工され、ま
た、隔u10はあ゛らかじめhの厚みで加工した部材(
シートライナ2と異なっても可)を接着、又は、溶接で
取り付けられる。第3図及び第4図にはそれぞれ第1図
のm−m矢視断面図、第2図のIV−TV矢視断面図を
示す、いずれも空間部5をシートライナ2の全周に複数
個配列したものである。空間部5は検知器の故障等を考
慮し、二個以上が好ましい。空間部5とシール面3との
隔壁の厚みhは周方法で変化させておく0周方向でhを
一定にした場合は、途中での摩耗程度が不明で好ましく
ない、厚みhを変える場合、対面同士同一でもよく、ま
た、異なってもよい、hの値は最小3〜4mo+で最大
でも10+m程度とし、hの種類は二種以上が好ましい
第5図及び第6図は本発明の具体的実施例を示したもの
である。第5図は導管6にバルブ13.検知器14及び
コンプレッサ15を配列したもので、あらかじめコンプ
レッサ15で空間部5内を水車流路部内圧よりもやや高
圧としておく、運転中に土砂によってシート面3が摩耗
12を形成すると流路部と空間部5とが貫通し、空間部
5内の圧縮空気は流路内に吹き出す。圧縮空気の移動状
態は検知器14で検知し、警報、指示、または、記録し
ておく。このようにして摩耗量が分かったら圧縮空気の
供給は不要なのでバルブ13は閉じておく。同様にして
、全周に配列した空間部によって摩耗量の変化を把握す
ることが可能となる。第6図の一例は第5図の場合と逆
に空間部5の圧力を流路部よりも小としておく。摩耗1
2を形成すると流路部からの圧力水は空間部5内に流れ
込み、空間部5内に設置したセンサ16で流体の存在を
検知し、判定器18で警報等を行わせる。長期にわたる
摩耗量の把握は第5図の場合と同様周方向に設けた空間
部5とセンサ16にて行われる。導管6とセンサ16と
からの漏水止めはキャップ17で行なう。第7図はラン
ナ外周部に本発明を適用した一例である。回転体に設け
た空間部5と外部との接続は導管6でシャフト19内を
貫通させ、静止しているリング22及び検知部までの導
管23で行う。導管6はランナに埋め込み、後に接着済
みでコーティングする。ランナ外周シール面20と空間
部との隔壁の厚さや周方向への配列は第1図及び第2図
の方法と同様である。
従来は点検後に修理等の準備を行う場合があったが1本
実施例では適確な部品の手配ができるので無駄な日数を
費やすることがなくなる。また、土砂が急な多くなるよ
うな運転条件では、摩耗も急速に進み、流路の一部の破
損等による事故が心配されるが、本実施例ではそれに追
従した摩耗検知が可能なため、信頼性の面で効果大であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、機器を分解することなく、運転中での
長期にわたる摩耗量を把握できるので、機器の補修、交
換の時期を適確に予測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をシートライナ部に適用した一実施例を
示す水車断面図、第・2図は本発明の他の実施例の断面
図、第3図は第1図のm−m矢視図、第4図は第2図の
IV−rV矢視図、第5図及び第6図は本発明を実施す
る場合の具体的動作を示す一実施例の断面図、第7図は
本発明をランナ外周部 来方法及び摩耗状況の説明図である。 1・・・ランナ、2・・・シートランナ、3・・・シー
ル面、4・・・カバー、5・・・空間部、6・・・導管
。 −へq− 算 IT21 1・・・う〉す 2・・・シートライナ 3・・・シール面 9 ・・・へ〇ツキ〉 $2 図 第3目 ○ 葛 4 凹 n 第5 口 部6の

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、水車・ポンプ水車が、土砂によつて摩耗する流路面
    の裏側部で、前記流路面からある相当厚さの隔壁をもつ
    た位置の周方向、または、長さ方向に複数個の空間部を
    設け、かつ、前記流路面と前記空間部との前記隔壁の厚
    さを二種以上変えて配列し、前記隔壁が土砂による摩耗
    によつて貫通したときに、両者の流体がどちらか一方向
    に移動するようにし、その移動を検知することにより、
    摩耗を判別可能にしたことを特徴とする流体機械の土砂
    摩耗検知方法。
JP25367687A 1987-10-09 1987-10-09 流体機械の土砂摩耗検知方法 Pending JPH0197810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25367687A JPH0197810A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 流体機械の土砂摩耗検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25367687A JPH0197810A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 流体機械の土砂摩耗検知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0197810A true JPH0197810A (ja) 1989-04-17

Family

ID=17254616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25367687A Pending JPH0197810A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 流体機械の土砂摩耗検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0197810A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10314703A1 (de) * 2003-03-19 2005-03-10 Achim Perleberg Dekorative Kerzenleuchte
CN108005955A (zh) * 2016-10-27 2018-05-08 苏尔寿管理有限公司 监测离心泵的蜗壳的状况的方法和布置结构
CN109100132A (zh) * 2018-09-11 2018-12-28 国网四川省电力公司映秀湾水力发电总厂 一种实现平板密封状态检修的监测方法及监测系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10314703A1 (de) * 2003-03-19 2005-03-10 Achim Perleberg Dekorative Kerzenleuchte
CN108005955A (zh) * 2016-10-27 2018-05-08 苏尔寿管理有限公司 监测离心泵的蜗壳的状况的方法和布置结构
CN108005955B (zh) * 2016-10-27 2021-05-18 苏尔寿管理有限公司 监测离心泵的蜗壳的状况的方法和布置结构
CN109100132A (zh) * 2018-09-11 2018-12-28 国网四川省电力公司映秀湾水力发电总厂 一种实现平板密封状态检修的监测方法及监测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7097351B2 (en) System of monitoring operating conditions of rotating equipment
JP5698931B2 (ja) ガスタービン部品の腐食をオンライン監視するシステム及び方法
US5258930A (en) Piston ring wear diagnostic device and procedure therefor
CN102954997A (zh) 管道管体缺陷的非接触式磁应力检测方法
CN103620211B (zh) 用于检测腐蚀性磨损的装置
US20190264832A1 (en) Erosion monitoring system
CN102472409B (zh) 具有压强边界完整性诊断能力的控制阀、制造控制阀的方法、以及使用控制阀的方法
Alfayez et al. Detection of incipient cavitation and determination of the best efficiency point for centrifugal pumps using acoustic emission
JPH0197810A (ja) 流体機械の土砂摩耗検知方法
US6910364B2 (en) Diagnosis method for detecting ageing symptoms in a steam turbine
KR101226011B1 (ko) 배관 검사 및 밀봉 장치
Ergashev et al. Vibrodiagnostic method of water pump control
JP7503206B2 (ja) バルブを有するパイプラインの密閉性を監視し、漏れを検出する方法
JP2002181525A (ja) ポンプ用羽根車の間隔測定装置及び異常判断方法
US20240167490A1 (en) Method for detecting fatigue damage of a hydraulic unit, and the hydraulic unit thereof
JP3272651B2 (ja) 埋設配管の検査方法
Rinnanont et al. Advanced Predictive and Intelligent Analysis Methods for Machine Life Extension
JP2002131168A (ja) 高圧流体弁のリーク診断方法
Krzyślak et al. A method of diagnosing labyrinth seals in fluid-flow machines
US12055453B2 (en) Stress estimation method for machine structure and monitoring method for machine structure
JP2676654B2 (ja) メカニカルシールの異常予知装置
KR101580097B1 (ko) 유압브레이커의 고장진단 시스템 및 방법
JPH03272384A (ja) 配管要素及びその肉厚検査方法
US20200300726A1 (en) Method for Detecting Fatigue Damage of a Hydraulic Unit, and the Hydraulic Unit Thereof
JPH08326644A (ja) 水車の異常診断装置