JPH0196906A - シールドを有する核磁気共鳴映像磁石システムおよびその製造方法 - Google Patents

シールドを有する核磁気共鳴映像磁石システムおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH0196906A
JPH0196906A JP8841776A JP4177688A JPH0196906A JP H0196906 A JPH0196906 A JP H0196906A JP 8841776 A JP8841776 A JP 8841776A JP 4177688 A JP4177688 A JP 4177688A JP H0196906 A JPH0196906 A JP H0196906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnet
magnet system
bore
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8841776A
Other languages
English (en)
Inventor
Bruce C Breneman
ブルース・チャールズ・ブレンマン
John R Purcell
ジョン・ラッセル・パーセル
Sibley C Burnett
シブレー・チャールズ・バーネット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GA Technologies Inc
Original Assignee
GA Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GA Technologies Inc filed Critical GA Technologies Inc
Publication of JPH0196906A publication Critical patent/JPH0196906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/42Screening
    • G01R33/421Screening of main or gradient magnetic field

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ω 産業上の利用分野 本発明は、磁界を提供する装置、特に、高磁束密度で極
めて均質な磁界を有する領域を磁石のボア内に提供する
超伝導コイルを有すると同時に、磁石外側の磁界の強さ
を制限するシールドを有する磁石システムに関する。
(ロ)従来の技術および発明が解決しようとする課題 核磁気共鳴映像(MHI)法は、検査を受ける患者に有
害となる可能性のあるX線を照射しなければならないコ
ンピュータ断層スキャナと比べ有′  利であるため、
医療診断用に益々広く採用されるようになっている。し
かし、MRI磁石は、特別のシールドを設けなかったな
らば、磁石のボア外側にも比較的高い磁束密度を生ずる
。病院内のスペースは非常に重要であり、強力な磁界は
、他の診断装置、および心臓用ペースメーカ、神経刺激
器具といった制御装置の妨害になる可能性がある。
このため、特に、5Gの磁束線には遮断領域を設けなけ
ればならないとする米国食品薬物管理庁の規則を考慮す
ると、磁石のシールド手段が必要である。
MHI磁石のシールド手法には幾つかの方法がある。1
つは4磁石が発生させる磁界と反対の磁界を提供し得る
ように追加のコイルを使用する能動的シールドである。
かかる追加のコイルは、(ヘリウム低温保持装置内にて
)磁石コイル外に位置決めし、患者の体積中の磁界強度
を弱くし、磁石外の磁界と釣合せるものである。追加の
コイルを設ける場合のコストは、磁石システム全体のコ
ストの30%に達することに加え、能動的シールドを採
用する磁石システムには大きな問題点がある。磁石シス
テムは、寸法が大きく、且つ重く、しかも単一ユニット
として据付けなければならない。この磁石システムは、
現場にて構成部品を用いて組立てることはできない。例
えば、ボアの内側および外側にシムを追加し、所望の磁
界均質度が得られるようにすることによりボア内の磁界
の均一性を確保しなければならない。
能動的シールドを採用する磁石システムの公称ボア径は
100cmである。かかる大きいボアは、大きい主磁石
コイルを使用し、十分な磁束を発生させ、ボア内にて所
望の高磁束密度が得られるようにしなければならない。
大きい主磁石コイル、能゜   動的シールドコイルお
よび付随する枠組構造体を備える大きいボアの磁石シス
テムの場合、15.000乃至20.000 1bsの
1貴の磁石システムとなる。据付は箇所のみならず、例
えば、据付は箇所に達する病院内の通路床もこの荷重を
支承できるだけの強度を備える必要がある。磁石システ
ムが通る戸口も磁石システムを通すのに十分な大きさと
し、場合によっては戸口を拡張しなければならず費用が
嵩む。
受動的シールド手段は、磁石外での磁界を制限するもう
1つの方法である。ある型式の受動的シールドの場合、
磁石周囲に室を形成し、この室の壁が鉄磁性体を備え、
磁力線に対する透磁率の高い反射路を提供する。このシ
ールド手段は、各据付は現場に合った技術および設計を
必要とし、極めてコスト高になるという欠点がある。壁
に入れる鉄は重量があるため構造上の補強が必要となる
別型式の能動的シールドの場合は、磁石の真空容器に近
接させて、鉄磁性体のシールドを位置決めする。鉄また
は低炭素鋼によるかかるシールドにより、磁束線に対す
る透磁率の高い反射路が形成され、磁石外側の磁界の強
さを大幅に規制することができる。しかし、磁石のボア
付近に多量の鉄が存在する結果、磁石ボア内の磁界の均
質度が著るしく劣化することになる。例えば、シールド
を設けなかった場合5 ppmの均質度となる磁石は、
シールドを設けた場合、5000ppmの均質度となる
かかる非均一の程度ではMHIに不適当である。
磁石ボア内での均質度を向上させるため、多数の匡正ま
たは補正コイル(シムコイル)が巻付けである。かかる
シムコイルを既存の磁石に巻付けることは時間がかかり
、またコスト増ともなる。シムコイルが存在することは
、ボア内の貴重なスペースが失われ、磁石システムの重
量が増大する結果となる。シールドおよびシムコイルを
有する従来技術によるMHI磁石の構造および作用のよ
り詳細については、米国特許第4.490.675号、
同第4,590,452号、同第4.612.505号
および同第4.646.045号と参照することができ
る。
(ハ)課題を達成するための手段 本発明の各種の実施態様および特徴のうち、改良したM
HI磁石システムを設け、この磁石システムを斬新的な
据付は方法にて据付けることが重要である。このシステ
ムは、磁石外側における磁界の強度を制限し得るシール
ド手段を提供し、また、真空容器内に単一のコイルを配
設させたものである。このコイルは、鉄シールドの存在
による効果を釣合せることができる形状にしであるため
、シールドの存在に拘わらず、高度の均質度の高強度磁
界を提供することができる。本発明の磁石システムは、
磁石ボア内に別のコイルを位置決めする必要がないため
、ボアの径が小さくて済み、その結果、少ない磁束によ
り小径のボア内で所望の磁束密度を得ることができるた
め、単一コイルの寸法を小さくすることができるという
利点が得られる。このため、小型で軽量、且つより低順
(他のシールドした磁石システムと比べ)な磁石システ
ムとなる。このシステムは、最大の単一の構成要素が重
量的415001bSの磁石であるため、据付は箇所に
て組立てることができる。シールドを構成する各種の鉄
片は、別々に据付は箇所に運び、据付は箇所にて組立て
シールドを形成することができる。この磁石システムは
使用の信頼性が高く、寿命が長く、また比較的容易且つ
経済的に製造することができる。本発明の他の実施態様
および特徴は、以下の詳細な説明、添付図面および特許
請求の範囲に記載し、または図示しである。
要約すれば1、本発明の幾多の実施態様を具現化した磁
石システムは、患者を受入れるボアを形成する真空容器
を備え、この真空容器内にて低温保持容器を支持してい
る。単一のコイルを低温保持容器内に位置決めし、磁界
を提供する。このシステムは、また、真空容器の外側に
近接させて配設した鉄磁性体のシールド組立体も備えて
いる。このシールド組立体は、第1および第2端組立体
、およびこれら端組立体を相接続する軸方向伸長の複数
のビーム状部材を備えている。コイルは、超伝導性の細
線を何千回となく巻付けて構成し、また、シールドの存
在による影響を補正し、ボア内の所定の位置において略
均質な磁界を提供し得る形状を備えている。
(→実施例 添付図面を参照すると、本発明の幾多の実施態様を具現
化した磁石システムが、第1図、第3図および第4図に
て全体として20で示しである。この磁石システム20
は、映像化の対象物(患者)を受入れるためのボア24
を形成する略円筒形の真空容器22を備えている。端板
26.28は、真空容器の端部に近接させて、例えば溶
接によって取付けられており、ビーム状の補強材30が
軸方向に伸長して端板を相接続させている。略円筒形の
低温保持容器32が懸架システム(図示せず)によって
真空容器内に支持されている。
第2図に示すように、単一のコイル34が低温保持容器
内に配設されており、ボア24の少なくとも1部分内に
て局部的な略均質の磁界を提供する。
この単一のコイルは、約10乃至30m1lの範囲内の
直径であることが望ましい超伝導性コイルを何千回も巻
付けて形成したものである。「単一のコイル」という表
現は、コイルの幾多の巻付けは全て並列とし、全巻線部
分を同一の電流が流れるコイルという広義に解釈するも
のとする。コンピュータ支援の優れた設計、製造技術お
よび装置を利用することにより、各巻付は位置を極めて
正確に設計することができる。かくて、単一のコイルを
利用して、MHIに使用し得る高強度および十分な均質
度を備えた局部領域をボア中心に提供することができる
。かかるコイルは、共同譲受けされた米国特許第4,6
94.269号に詳細に記載されており、その教示内容
は、ここに引用して記載した。
磁石システム20は、さらに、鉄または低炭素鋼のよう
な鉄磁性体のケージ状シールド組立体36を備え、コイ
ル34が発生させた磁力線の高透磁率の反射路を提供し
、よって、磁石システム20の外側における許容し得な
い程高強度の磁界の発生を大幅に制限する。このシール
ド組立体36は、真空容器の1端に近接する第1端組立
体33.真空容器の他端に近接する第2端組立体40.
および上記端組立体38.40を相接続させる軸方向伸
長の多数のビーム状部材42を備えている。以下、より
詳細に説明するように、コイル34は、シールド組立体
を真空容器の周囲に据付けたとき、ボア24内にて高強
度、高均質度の磁界を提供し得る形態としであるため、
別個の磁界補正コイルは不要である。
より具体的には、シールド組立体36は、ボア24の軸
線を含む垂直面を中心として、略対称状にある。等間隔
に配設したビーム状部材42が4乃至12個(8個が好
適)設けられている。
各ビーム状部材42は、単品の構造とするか、または複
数の板を積重ねて形成することができる。
各端組立体38.40は略同一であるため、1つの端組
立体について詳細に説明すれば十分である。
端組立体は、真空容器22のボア24と同軸状で、且つ
同一の広がりを有する穴48を形成する内面46、およ
び環状外面50を有する内側リング44を備えている。
扇状部片52が内側リング44から各部材42まで半径
方向に伸長している。
第4図乃至第6図を参照すると、各扇状部片52は、内
側リングの外面に係合する弧状の内面54、および対応
するビーム状部材42に係合する平坦な外面56を備え
ている。第1端組立体は、さらに、真空容器に溶接した
端板に対し、ボルト組立体60によって取付けた平坦な
円形端板58(穴48およびボア24に合う窓部59を
有する)を備えている。このボルト組立体60は、また
、端板58に対して内側リング44を保持している。扇
状部片52およびビーム状部材42は、また、第5図に
示すように端板58にボルト止めされている。各扇状部
片は、1対の側面61を備えている。この側面61は、
半径外方に収剣するため、隣接する扇状部片52間には
空間が形成される。さらに、扇状部片52は、内側リン
グ44より厚い肉厚を有している。
磁力線はボア24から串るとき、極めて高密度である。
内側リング44および端板58の上方部分は、これら磁
束が飽和せずに通過するための十分な鉄磁性体を提供す
る。しかし、これら磁力線が部材42に向けて半径外方
に動くと、扇状部片52および端板58の上方部分によ
って、飽和せずに磁束線を運ぶのに十分な鉄磁性体部分
が提供される。
次に、第2図を参照すると、本発明の磁石20のコイル
34は、軸方向に間隔を置いて配設した線グループまた
はモジュール62A −62Aを有するモジュラ形態と
した窓部を備えることが望ましい状態が示しである(そ
の形態の目的は、冷却乃至低温保持作業中の亀裂の発生
を防止することにある)。上記目的については、上記米
国特許第4.694.269号に詳細に記載されている
。しかし、非モジュラ形態(低温保持容器の1端から他
端まで伸長する層状の巻線状態)を有する単一の巻線を
使用して、本発明を実施することも可能である。
単一の巻線コイル34は、固有の均質度を提供し得るよ
う構成されており(別個の均質度補正コイルが不要)、
ボビンのように後で低温保持容器30に形成されるもの
の内壁64を利用して巻付けることができる。エポキシ
ガラス繊維複合体で巻付けることが望ましい絶縁層66
を壁64の頂部に設け、巻き表面を提供し得るようにす
る。必要な磁界強度および均質度を達成するためには、
巻付ける毎に正確に位置決めし、位置決めした後動かな
いようにすることが必要である。巻付は毎、確実に位置
決めし、且つその位置を保持するためには、層間および
巻付は間のレイアップ剤としてエポキシ樹脂を使用する
ことが望ましい。
次に第2図を参照すると、本発明のコイルは、軸方向に
間隔を置いて配設した線モジュール62A −62M、
および遷移巻線68によって接続された隣接するモジュ
ールを有するモジュラ形態の巻線を備えている。各モジ
ュールは、絶縁マトリックス内にて所定の位置に支持さ
れた所定の数の巻線を備えると考えることができる。巻
付は回数が磁界の強度を決定する一方、各巻付は毎に正
確に位置決めするか否かはボア内の磁界の均質度に影響
する。隣接するモジュールは、小スペースにより完全に
分離させ絶縁することが望ましい。
第1図および第2図を参照すると、磁石システムは、さ
らに、容器22内に配設され、コイル低温保持容器32
を保持する1対の放射シールド70.72を備えている
。これら放射シールド70.72は真空容器外からの熱
エネルギーを反射させる作用をする。これら放射シール
ドがなければ、外部の熱エネルギーはコイルと共に低温
保持容器32内に入れた液体ヘリウムに輻射してしまう
であろう。各種容器をシールド間のスペースには、アル
ミニウム処理したポリエステル繊維のような、絶縁材料
で製造した、いわゆる「超絶縁体」を入れることができ
る。この超絶縁体は、液体ヘリウムに対する熱伝達をさ
らに少なくする作用を行なう。
第2図に示すように、液体窒素容器を収容する密閉体7
4、およびコイルの作用を制御するのに必要な電気導線
およびスイッチ装置、またはその何れか1方を収容する
別の密閉体76が外側真空容器22上に取付けられてい
る。これら密閉体は、電源導線、液体窒素沸騰排出口、
注入口およびヘリウム沸騰排出口を備えている。磁石シ
ステムは、また、液体ヘリウムおよび液体窒素を適正な
箇所に運び、これら気体を排出するのに必要な配管を備
えている。しかし、かかる配管および関連する機器類は
、当業者には周知であり、これ以上ここで説明する必要
はない。
本発明の利点の1つは、単一のコイル34を巻付けて、
シールド組立体86を設けたことを補い、シールド組立
体を真空容器に据付けた後、コイルがボア24内の所定
の位置にて医療用の共鳴映像法を行うのに適した局部的
な略均質の高強度の磁界が得られるようにしたことであ
る。これにより、患者の体積部分内にシムコイルを設け
る必要がなくなり、ボア内の磁界の均質度を向上させる
ことができる。要するに、本発明の方法は、シールドを
使用せずに高度の均質度を備えた磁石システムを構成す
る際に得られた情報を利用し、シールドの据付けにより
得られたこの磁石のボア内での磁界の均質度の劣化程度
に関する情報を利用することにより、必要な磁界均質度
を提供するシールドを備えた磁石システムの製造が可能
となる。最初、希望の均質度を得るのに必要な回数だけ
磁石の単一コイルを巻付け、且つそのように位置決めす
ることにより、鉄磁性体によるシムコイルまたはシムリ
ングを使用する必要がなくなる。
より具体的には、本発明に依る磁石システムの製造方法
は、次の段階を備えている。
A、既存の磁石のボア内での磁界分布を作用する。この
既存の磁石は、鉄磁性体のシールドを備えず、このため
、希望通りの磁界強度および均質度が得られない。この
磁石は、超伝導細線を何千回となく巻付けた単一のコイ
ルを備え、この巻付は回数により、少なくとも所定の強
さの磁界を形成し、および巻付けを正確に位置決めする
ことにより、その所定の位置にて略均質な磁界を画成す
ることかできる。この作用は、当業者に周知のように市
販のテスラ計またはMRガウス計を使用して行うことが
できる。
B、シールド組立体36を、既存の磁石の真空容器22
の周囲に据付ける。
C,シールド組立体を据付けた状態にて、既存の磁石の
ボア内における磁界分布を作用する。
D、シールド組立体と据付けたことに起因する磁界分布
の変化を測定する。
E、既存の磁石のコイルと略同一の方法にて、単一コイ
ルの巻付は位置を計算する。但し、巻付は回数および巻
付は位置、またはその何れか1方は変え、既存の磁石の
周囲に据付けたシールドと略同一の据付はシールド組立
体について形成すべき磁石のボア内における所定の位置
で略均質な高強度の磁界が得られるようにすること。こ
の計算段階は、コイルの形状がシールド組立体の存在に
伴なう影響を打消す磁界を形成するものと想定した反復
的方法にて行うことができる。次いで、想定したコイル
形状の磁界分布は、次の方程式を用いて、所望の磁界均
質性となる位置内の各種座標について計算する。この方
程式は、ボアの軸線に対する軸方向および半径方向に沿
ったコイルの巻付けまたは電流ループに起因する磁界を
求めるものである。
ここで、 a=ボアの軸線からの半径方向距離 Z=軸軸線沿った距離 r=巻付は半径 μ  =4π(10’) h/m(自由空間の透磁率)
E (K)−第2種楕円積分であり、 で得られる。
で得られる。
次の段階は、コイルの形状を変え、磁界の分布を計算し
、より高度の磁界均質度が達成されているか否か明らか
にすることである。この反復的手法は磁石内の所定の位
置における磁界均質度が所望の程度となる迄繰返して行
う。この手法は、コンピュータ、および付随するソフト
ウェア、または当業者が理解し得るその他の手段を利用
して行うことができる。
F、単一のコイル34を有する磁石は、段階Eの計算に
従って製造する。
G1段段階にて既存の磁石の周囲に据付けたシールド組
立体と略同一のシールド組立体3Bを段階Fの磁石の周
囲に据付ける。
磁石外側の磁界強度を制限するためのシールド組立体3
6を有する単一のコイル34を備える、本発明の磁石シ
ステム20から多くの利点が得られる。
能動的にシールドした磁石システムは、補正コイルおよ
び患者を受入れるため公称100 cmのボアを必要と
する。本発明の磁石システム20は、70cm程度のボ
アを備えればよい(但し、100cmのボアとしても差
支えはない)。これは、ボアは、補正コイルではなく、
患者を受入れ得る寸法とすれば十分であるからである。
より大きいボア径の場合、高磁束密度の磁界にてボアの
容積を満たさなければならないため、より大型の磁石コ
イルシステムが必要となる。円筒形ボアの容積を求める
方程式%式% ここで、g=ボアの長さ、 d−ボア径 比例して、ボアの長さも短かくすることができるため、
86cm径のボアは、100cm径ボアの1/2容積と
なる。磁石システム20の小径ボア24において同一の
磁束密度を達成するためには、はるかに少量の磁束で済
むため、コイル34はより小型且つ軽量にすることがで
きる。また、反射磁束が少ないため、シールド組立体8
6の寸法および重量を軽減することができる。
さらに、寸法が比較的小さいため、磁石システム20は
、完全に組立てた状態にて据付ける必要がなく、現場に
て容易に据付けることができる。現場で据付けなければ
ならない最大の構成要素は、重量的45001bsの磁
石である。シールド組立体36を構成する各種の要素(
ビーム状部材42、内側リング44、扇状部片52、お
よび端板58)は個々に搬入し、磁石の位置決め後、端
板26.28に取付けることができる。
上述の説明から、本発明の幾つかの目的が達成でき、そ
の他の利点も得られることが理解できよう。
本発明の範囲から逸脱することなく、幾多の変形を加え
ることができるため、上記説明に包含された全ての事項
は、単に説明のためにのみ掲げたものであり、本発明を
限定することを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ケージ状シールドを磁石の周囲に位置決めし
たコイルを収容する真空容器を設けた磁石を備える、本
発明の各種特徴を具現化したMHI磁石システムの等角
図(他の構成要素を露出させるため一部の構成要素は省
略)、第2図は、固有の局所とした磁石の均質度を達成
するために使用する磁石の巻線状態を示す、第1図の真
空容器およびこの容器に収容した磁石構成要素の断面図
、 第3図は、第1図の磁石のシステムの側面図、第4図は
、シールドの端組立体の構成要素を露出させるため一部
構成要素を切欠いた第1図の磁石システムの端面図、 第5図は、第4図の路線5−5に関する端組立体の断面
図、および 第6図は、端組立体に含めた多数の扇状部片の1つの等
角図である。 (主要符号の説明) 20・・・磁石システム    22・・・真空容器2
4・・・ボ ア      26.28・・・端 板3
0・・・補強材       32・・・低温保持容器
34・・・単一のコイル    36・・・シールド組
立体38・・・第1端組立体    40・・・第2端
組立体42・・・ビーム状部材    44・・・内側
リング48・・・穴         52・・・扇状
部片(外4名)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.磁石内の所定の位置にて、医療用の核磁気共鳴映像
    法に適した局部的な略均質の高強度の磁界を提供する磁
    石システムの製造方法において、 A.鉄磁性体のシールドを備えない既存の磁石のボア内
    における磁界分布を作用し、所要の磁界を提供し且つ単
    一のコイルを超伝導細線を何千回と巻付けることで形成
    し、巻付け回数が少なくとも所定の強度の磁界を画定す
    るのに寄与し、巻付け位置を正確に位置決めすることが
    前記所定の位置にて略均質の磁界を設定するのに寄与す
    るようにする段階と、 B.前記既存の磁石の周囲に鉄磁性体のシールドを据付
    ける段階と、 C.前記シールドを据付けた状態にて既存の磁石のボア
    内部における磁界の分布と作用し直す段階と、 D.前記シールドの据付けに起因する磁界分布の変化を
    測定する段階と、 E.前記既存の磁石のコイルと略同一の単一コイルにお
    ける巻付け位置を計算するが、但し、巻付け回数および
    位置、またはその何れか1方は変えて、既存の磁石の周
    囲に据付けたシールドと略同一のシールドを据付けた状
    態にて形成される、磁石ボア内における所定の位置にて
    略均質高強度の磁界を提供し得るようにする段階と、 F.段階Eの計算に従って、単一のコイルにより磁石を
    製造する段階と、および G.前記既存の磁石の周囲に据付けにシールドと略同一
    の鉄磁性体のシールドを製造磁石の周囲に据付ける段階
    とを備えることを特徴とする磁石システムの製造方法。
  2. 2.医療用の核磁気共鳴映像法に使用するため、局部的
    な略均質の磁界を提供する磁石システムにおいて、 A.第1端および第2端を有する、映像化の対象物を受
    け入れるボアを形成する真空容器と、 B.前記真空容器内に支持した低温保持容器と、 C.前記低温保持容器内に配設され、前記磁界を提供す
    る単一のコイルと、および D.前記真空容器の外側に近接して配設され、真空容器
    の第1端に近接する第1端組立体、真空容器の第2端に
    近接する第2端組立体、および前記第1端組立体と第2
    端組立体を相接続させる軸方向に伸長する複数のビーム
    状部材を有する鉄磁性体のシールド組立体とを備え、 前記第1端組立体および前記第2端組立体の各々が前記
    ボアの軸線と同軸状の穴を有し、前記コイルが超伝導細
    線を何千回と巻付けて形成した巻線を備え、且つシール
    ドの据付けた影響を補正し、前記ボア内の所定の位置に
    て前記略均質な磁界を提供し得る形状を有し、 前記シールド組立体の構成要素が据付け後、前記真空容
    器に取付け得るようにし、よって、内部に構成要素を収
    容した真空容器を最初に据付け、その後、シールド組立
    体の構成要素を真空容器に取付けることにより前記磁石
    システムの据付けを簡単化することを特徴とする磁石シ
    ステム。
  3. 3.前記部材を前記真空容器の周縁の周囲に略等間隔に
    て配設し、および前記第1端組立体が前記端組立体の穴
    を形成する内面および環状の外面を有する環状リングを
    備え、前記第1端組立体がさらに、半径方向に伸長する
    複数の扇状部片を備え、前記扇状部片の数を前記部材と
    同数とし、 各扇状部片が前記リングの外面から伸長し、且つ前記リ
    ングの外面を関係するビーム状部材に係合させ、 隣接する扇状部片間に空間を設けることを特徴とする第
    2請求項に記載した磁石システム。
  4. 4.前記リングと前記真空容器の第1端により支持する
    ことを特徴とする第3請求項に記載した磁石システム。
  5. 5.各扇状部片が前記リングに係合する弧状内面、対応
    するビーム状部材に係合する外面、および半径外方に収
    剣する1対の側面を備えることを特徴とする第3請求項
    に記載した磁石システム。
  6. 6.前記第1端組立体がさらに前記リング、前記扇状部
    片、および前記部片に取付けた円形平坦の端板を備え、
    前記端板が前記リングの穴に合った窓を備えることを特
    徴とする第3請求項に記載した磁石システム。
  7. 7.前記扇状部片が前記リングよりも厚い肉厚を備える
    ことを特徴とする第3請求項に記載した磁石システム。
  8. 8.前記巻線が軸方向に直列に配設した複数のモジュー
    ルを備え、隣接するモジュール間にスペースを設けたモ
    ジュラー形態であることを特徴とする第2請求項に記載
    した磁石システム。
  9. 9.医療用の核磁気共鳴映像法に使用する局部的な略均
    質の磁界を提供する磁石システムの改良において、 a)映像化の対象物を受入れるボアを形成し、第1端お
    よび第2端を有する真空容器と、 b)前記真空容器内に支持した低温保持容器と、 c)前記低温保持容器内に配設され、前記磁界を提供す
    るコイルシステムと、 d)前記真空容器の外側に近接して配設され、真空容器
    の第1端に近接する第1端組立体、真空容器の第2端に
    近接する第2端組立体および前記第1端組立体と前記第
    2端組立体を相接続する、等間隔に配設され、且つ軸方
    向に伸長する複数のビーム状部材を有する鉄磁性体製の
    シールド組立体であって、 前記第1端組立体および第2端組立体が各々、前記端組
    立体の穴を形成する内面および略環状の外面を有する内
    側リングを備える前記シールド組立体と、 e)各々、前記内側リングの外面と関係するビーム状部
    材間を伸長し、且つ前記外面および部材の双方に係合す
    る、前記ビーム状部材と同数の半径方向伸長の扇状部片
    と、および f)前記リング、前記扇状部片および前記ビーム状部材
    に取付けた円形平坦な端板とを備え、隣接する前記扇状
    部片間に空間を設けることを特徴とする磁石システムの
    改良。
  10. 10.各扇状部片が半径外方に収剣する側面を備えるこ
    とを特徴とする第9請求項に記載した磁石システム。
  11. 11.各扇状部片が前記リングより厚い肉厚を備えるこ
    とを特徴とする第9請求項に記載した磁石システム。
JP8841776A 1987-09-28 1988-02-24 シールドを有する核磁気共鳴映像磁石システムおよびその製造方法 Pending JPH0196906A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US101518 1987-09-28
US07/101,518 US4743880A (en) 1987-09-28 1987-09-28 MRI magnet system having shield and method of manufacture

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0196906A true JPH0196906A (ja) 1989-04-14

Family

ID=22285065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8841776A Pending JPH0196906A (ja) 1987-09-28 1988-02-24 シールドを有する核磁気共鳴映像磁石システムおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4743880A (ja)
EP (1) EP0310212A3 (ja)
JP (1) JPH0196906A (ja)
AU (1) AU1207088A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085376A (ja) * 2007-12-20 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 超電導磁石装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL82950A (en) * 1987-06-22 1990-12-23 Elscint Ltd Superconducting magnet with separate support system
JPH0744105B2 (ja) * 1988-01-22 1995-05-15 三菱電機株式会社 電磁石
US4931759A (en) * 1989-04-06 1990-06-05 General Atomics Magnetic resonance imaging magnet having minimally symmetric ferromagnetic shield
US4926647A (en) * 1989-04-10 1990-05-22 General Electric Company Cryogenic precooler and cryocooler cold head interface receptacle
US5148137A (en) * 1989-11-20 1992-09-15 Advanced Cryo Magnetics, Inc. Containment vessel for use with a pulsed magnet system and method of manufacturing same
US5237738A (en) * 1989-11-20 1993-08-24 Advanced Cryo Magnetics, Inc. Method of manufacturing a containment vessel for use with a pulsed magnet system
US5019247A (en) * 1989-11-20 1991-05-28 Advanced Cryo Magnetics, Inc. Pulsed magnet system
US5001448A (en) * 1989-12-18 1991-03-19 General Electric Company Shield for a magnet
US5113165A (en) * 1990-08-03 1992-05-12 General Electric Company Superconductive magnet with thermal diode
US5317298A (en) * 1993-01-04 1994-05-31 General Electric Company Apparatus and method for passive shimming of a superconducting magnet which images human limbs
GB2295672B (en) * 1994-11-29 1999-05-12 Oxford Magnet Tech Improvements in or relating to cryogenic MRI magnets
WO1997011781A1 (en) * 1995-09-27 1997-04-03 Advanced Cryo Magnetics Magnetic separator having an improved separation container configuration for use with a superconductive electromagnet
WO2003087879A1 (en) * 2002-04-05 2003-10-23 University Of Rochester Cryogenically cooled phased array rf receiver coil for magnetic resonance imaging
US8514043B2 (en) * 2005-09-14 2013-08-20 General Electric Company Systems and methods for passively shielding a magnetic field
DE102008020107B4 (de) * 2008-04-22 2011-08-25 Bruker BioSpin GmbH, 76287 Kompakte supraleitende Magnetanordnung mit aktiver Abschirmung, wobei die Abschirmspule zur Feldformung eingesetzt wird
US10401452B2 (en) * 2017-04-28 2019-09-03 Aspect Imaging Ltd. System for reduction of a magnetic fringe field of a magnetic resonance imaging device
US11117427B2 (en) 2019-08-15 2021-09-14 Siavash Motamed Electro-magnetic coupled piezolectric powering of electric vehicles

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3123493A1 (de) * 1981-06-13 1982-12-30 Bruker Analytische Meßtechnik GmbH, 7512 Rheinstetten Elektromagnet fuer die nmr-tomographie
DE3245945A1 (de) * 1982-12-11 1984-06-14 Bruker Analytische Meßtechnik GmbH, 7512 Rheinstetten Elektromagnet fuer die nmr-tomographie
DE3333755A1 (de) * 1983-09-19 1985-04-18 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Magneteinrichtung einer anlage der kernspin-tomographie mit einer abschirmvorrichtung
NL8303535A (nl) * 1983-10-14 1985-05-01 Philips Nv Kernspinresonantie apparaat.
US4587504A (en) * 1983-11-11 1986-05-06 Oxford Magnet Technology Limited Magnet assembly for use in NMR apparatus
AU579530B2 (en) * 1984-07-06 1988-11-24 Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Magnetic structure for NMR applications and the like
US4694269A (en) * 1984-08-08 1987-09-15 Ga Technologies Inc. Magnet system and method of its manufacture
DE3572401D1 (en) * 1984-10-12 1989-09-21 Siemens Ag Magnet arrangement with a screen device for a nuclear spin tomography installation
EP0184656B1 (de) * 1984-11-15 1988-07-13 Siemens Aktiengesellschaft Magneteinrichtung einer Kernspintomographie-Anlage mit einer annähernd hohlzylinderförmigen Abschirmvorrichtung
US4646045A (en) * 1985-03-25 1987-02-24 General Electric Company Aperture sized disc shaped end caps of a ferromagnetic shield for magnetic resonance magnets
US4660013A (en) * 1985-09-23 1987-04-21 General Electric Company Compact whole body resistive magnetic resonance imaging magnet

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085376A (ja) * 2007-12-20 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 超電導磁石装置
JP4566232B2 (ja) * 2007-12-20 2010-10-20 三菱電機株式会社 超電導磁石装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0310212A2 (en) 1989-04-05
EP0310212A3 (en) 1990-04-25
AU1207088A (en) 1989-04-06
US4743880A (en) 1988-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0196906A (ja) シールドを有する核磁気共鳴映像磁石システムおよびその製造方法
US7960710B2 (en) Particle radiation therapy equipment
US5659281A (en) Structured coil electromagnets for magnetic resonance imaging
US4646045A (en) Aperture sized disc shaped end caps of a ferromagnetic shield for magnetic resonance magnets
US7705701B2 (en) Thin metal layer vacuum vessels with composite structural support
EP0309577B1 (en) A method of making an integrally shielded mr magnet
US9632153B1 (en) Magnetic resonance imaging system
EP0414528B1 (en) Ferromagnetic compensation rings for high field strength magnets
EP0782006A1 (en) Simplified active shield superconducting magnet assembly for magnetic resonance imaging
US5084677A (en) Magnetic field generating apparatus
EP0629871B1 (en) Pole face design for a C-shaped superconducting magnet
US4658229A (en) Magnet system providing a region of substantially homogeneous field strength
JPH0584648B2 (ja)
US5396208A (en) Magnet system for magnetic resonance imaging
EP0167243B1 (en) Magnetic structure
US20040100261A1 (en) Cold mass support structure and helium vessel of actively shielded high field open MRI magnets
EP0407384B1 (en) Magnet assembly
EP0626587A1 (en) A shimming system for a C-shaped superconducting magnet
CN114504737A (zh) 磁共振引导的放射治疗系统及磁共振设备
US10894174B2 (en) Rotatable magnet for proton therapy
EP0629872A1 (en) C-shaped superconducting magnet
JPH02195937A (ja) 磁気共鳴イメージング装置用静磁界磁石