JPH0146010B2 - - Google Patents

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JPH0146010B2
JPH0146010B2 JP57191701A JP19170182A JPH0146010B2 JP H0146010 B2 JPH0146010 B2 JP H0146010B2 JP 57191701 A JP57191701 A JP 57191701A JP 19170182 A JP19170182 A JP 19170182A JP H0146010 B2 JPH0146010 B2 JP H0146010B2
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
gas
measured
flow rate
current
Prior art date
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Expired
Application number
JP57191701A
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English (en)
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JPS5981516A (ja
Inventor
Haruo Kotani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP57191701A priority Critical patent/JPS5981516A/ja
Publication of JPS5981516A publication Critical patent/JPS5981516A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気体(以下被測定ガスという。)の
流量を測定するために用いられるマイクロフロ
ーセンサーに関する。
ニクロム線や白金線等の抵抗体に電流を通じ
発熱させた状態でこれらを被測定ガスに触れさ
せると抵抗体が冷やされ、抵抗値を減ずる。こ
の場合、抵抗体と接触する前の被測定ガスの温
度を一定とし、また流量以外の諸条件を一定と
しておけば、抵抗体の抵抗値の変化は被測定ガ
スの流量と対応する。従つて、抵抗値の変化を
検出することによつて被測定ガスの流量を間接
的に測定できる。現行のマイクロフローセンサ
ーはこのような原理に基づいている。実際の測
定に供されるマイクロフローセンサーは、性能
よく製造する点を考慮して第1図に示すように
被測定ガスを流す細管1の周面に白金線等の抵
抗線2を巻き付けるか、或いは電気メツキ若し
くは蒸着法で抵抗線2を被着して構成されてい
る。尚、抵抗線2に引出線3…が3本設けてあ
るのは、抵抗体の抵抗変化をより正確に計測す
るためにブリツジ回路に接続できるようにする
ためである。
ところで、現行のマイクロフローセンサーは
前述した如く製造面において工夫されているに
もかかわらず次のような欠点がある。即ち、抵
抗線は10〜50μmの非常に細かい線であるため
に均一に巻くことが非常に難しく、そのため密
着度の異なりから発熱の状況が異なつて均質性
に欠け、かつ素子間のバラツキが大きく製品信
頼性に欠ける。また、このように極細線である
ために自動化が難しく、今日でも労働集約的で
あり、かつ熟練者によらねばならない(生産性
に欠ける。)。このような欠点のため、広範囲な
用途(ガス流量の混合装置、半導体製造分野、
内燃機関の流量制御etc)があるにも拘らず、
十分に利用されていないのが現状である。
本発明は、このような現状にあつて均質性、
信頼性、生産性の問題の全てを一挙に解決し得
る極めて有用なマイクロフローセンサーを提供
するものである。
而して本発明に係るマイクロフローセンサー
は、抵抗性の基板上に或いは該基板中に2個以
上のPN接合を設け該基板に電流を通じて発熱
させると共に、この基板を被測定ガスと接触さ
せ、もつて、前記2つのPN接合に流れる電流
或いは発生する電圧の差から被測定ガスの流量
を測定するようにしたことを要旨としている。
以下に本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。第2図はマイクロフローセンサーの全体斜
視図、第3図は第2図の断面図を示す。図中、
10は筐形ケーシングで、その中にガラス又は
セラミツクスのように電気的、熱的絶縁物質1
1が設けられている。この物質11の上面中央
には一本の細溝12が形成され、その両端に被
測定ガスを流入・流出させるために異形キヤピ
ラリ13,13が挿入されている。また細溝1
2の上部は本発明マイクロフローセンサーの心
臓ともいうべき基板14によつて閉塞されてい
て、前記異形径キヤピラリ13から導入された
被測定ガスが基板14と接触するようにしてあ
る。この基板14上は発泡断熱材15等を充填
して断熱処理され、ケーシング10の上部を蓋
体16で閉塞して組立てられている。図中17
…は基板14の各端子18…とワイヤー19に
て接続された接続ピンである。
前記基板14は抵抗性を有する材料、例えば
比抵抗1.5〜25Ω−cmのN形或いはP形半導体
で構成され、両端には電流を通じるための電流
端子18a,18bが設けられ、また内部には
第4図に示すようにホーリングによつて2個の
PN接合20,21が形成されている。各PN
接合20,21のP領域・N領域にはリード端
子18c〜18fが設けられている。図中22
はSiO2又はSiO2+Si3N4等の電気絶縁及び防湿
被膜、23はアルミ又は金等のメタルコンダク
ト部である。
而して、この基板14に電流端子18a,1
8bを通じて電流Iを通じると、基板14は自
己のもつ抵抗RaによつてRaI2のジユール熱を
発生し、これによつてT0Kに加熱される。ま
たこの温度によつて2個のPN接合20,21
も加熱される。そこで各PN接合20,21に
端子18c〜18fから順次方向電流Ifを流し
ておくと端子18c,18d間及び18e,1
8f間に次式で示すような絶対温度T0Kに比
例した電圧Vdを生じる。
Vd=α×β×T 但し、αはボルツマン定数Kと電子の電気量
qとの比(K/q)、βは順方向電流Ifと逆方
向電流Irの和の自然対数ln(If+Ir)である。
ところで、今、キヤピラリ13,13を通じ
て被測定ガスを流したとすると、上流側に位置
する基板のA点では被測定ガスに大きく熱をう
ばわれてガスを加熱し、下流側のB点では加熱
されたガスの温度とB点における基板14の温
度との差に応じた比較的小量の熱をうばわれ
る。この場合、A点でうばわれる熱量を基準と
してB点でうばわれる熱量の相対的変化をみる
と、被測定ガスの流量が少ないとB点でうばわ
れる熱量も少なく、ガス流量が多いとB点でう
ばわれる熱量も多くなるという如くガス流量に
依存して変化する。これは、ガス流量が少ない
とA点を通過する際にガスが基板の温度により
近い温度まで加熱されてしまうのでB点でうば
う熱量が少なくなり、一方ガス流量が多いと、
A点を通過する際に加熱されても流量が多いた
めにガス全体としては温度があまり上がらず、
そのためB点でも大きな熱量をうばつてしまう
こととなるという理由によるものと考えられ
る。
この結果、基板のA点とB点の温度の差は流
量に依存して変化するため、その温度を反映し
た両PN接合の電圧Vdを計測することによりガ
ス流量を測定することができるのである。但
し、この電圧にかえて、電流を計測することに
よつても同様にガス流量の測定ができる。
ガス流量を測定する回路、即ち、基板14の
各端子18c〜18fの出力電圧Vdを処理す
る外部回路は第7図に示すように、端子18
c,18d間の出力電圧Vd1を増幅するアンプ
A1、端子18e,18f間の出力電圧Vd2を増
幅するアンプA2、及び両アンプA1,A2の出力
の差をとる差動増幅器A3で構成される。図中、
E1は基板14に電流を流すための電源電圧、
E2はPN接合20,21に順方向電流Ifを流す
ための電源電圧、Tr1,Tr2は定電流回路であ
る。
尚、上記実施例では基板14の中にPN接合
を2個しか形成していないが、3個以上形成し
ても良いことは勿論である。また前記実施例で
はPN接合20,21を基板14の中に形成し
ているが、第5図に示すように基板14の上に
マウントしてもよい。或いは第6図に示すよう
に基板14をP型半導体14aとN型半導体1
4bとを複数個縦続接続した構成とし、その中
に2対のP型半導体とN型半導体との接合を
PN接合20,21として用いることもでき
る。この場合は、PN接合20,21に流す順
方向電流Ifと基板14を加熱するための電流と
を兼用でき、従つて基板14の各端子18a〜
18dに接続すべき外部回路も第8図に示すよ
うに簡素化できる利点がある。
本発明に係るマイクロフローセンサーは以上
説明した如く構成したため次のような効果があ
る。即ち、2個以上のPN接合20,21は基
板14の中にホーリングによつて、或いは基板
上にマウントすることによつてという如く半導
体プロセスで形成することができるため、現在
の半導体技術によることによつて均質で信頼性
の高い素子を製造でき、かつ生産性も従来のも
のに比べて格別に向上する。従つて、半導体装
置、ガス流量の混合装置、内燃機関の流量制御
等々広範な分野での利用を可能ならしめるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマイクロフローセンサーを示
す図、第2図は本発明の一実施例としてのマイ
クロフローセンサーの全体斜視図、第3図は第
2図の断面図、第4図は基板及びそれに形成さ
れたPN接合を示す断面図、第5図、第6図は
夫々、基板及びそれに形成したPN接合の他の
実施例を示す断面図、第7図、第8図は、第
4,5図又は第6図に示した基板に接続すべき
外部回路を示す図である。 14……基板、20,21……PN接合。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抵抗性の基板上に或いは該基板中に2個以
    上のPN接合を設け該基板に電流を通じて発熱
    させると共に、この基板を被測定ガスと接触さ
    せ、もつて、前記2つのPN接合に流れる電流
    或いは発生する電圧の差から被測定ガスの流量
    を測定するようにしたことを特徴とするマイク
    ロフローセンサー。
JP57191701A 1982-10-30 1982-10-30 マイクロフロ−センサ− Granted JPS5981516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57191701A JPS5981516A (ja) 1982-10-30 1982-10-30 マイクロフロ−センサ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP57191701A JPS5981516A (ja) 1982-10-30 1982-10-30 マイクロフロ−センサ−

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Publication Number Publication Date
JPS5981516A JPS5981516A (ja) 1984-05-11
JPH0146010B2 true JPH0146010B2 (ja) 1989-10-05

Family

ID=16279034

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JP57191701A Granted JPS5981516A (ja) 1982-10-30 1982-10-30 マイクロフロ−センサ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4829818A (en) * 1983-12-27 1989-05-16 Honeywell Inc. Flow sensor housing
JPS61138168A (ja) * 1984-12-10 1986-06-25 Tokyo Keiso Kk 熱電式流速計
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JP3969564B2 (ja) * 2001-10-19 2007-09-05 株式会社山武 フローセンサ

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JPS5981516A (ja) 1984-05-11

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