JPH0144400Y2 - - Google Patents

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JPH0144400Y2
JPH0144400Y2 JP10451781U JP10451781U JPH0144400Y2 JP H0144400 Y2 JPH0144400 Y2 JP H0144400Y2 JP 10451781 U JP10451781 U JP 10451781U JP 10451781 U JP10451781 U JP 10451781U JP H0144400 Y2 JPH0144400 Y2 JP H0144400Y2
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balloon
cap
string
valve device
container
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JP10451781U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、遭難時にその位置を知らせるための
遭難位置標示装置に関するものであ。
(従来の技術) 登山等において遭難した場合、遭難位置を連絡
するのにトランシーバ等の携帯用無線装置がよく
使用される。
また、風船を上空に上げて遭難位置を知らせる
装置として、実公昭36−15738号公報に記載され
ているように、ボンベと複数の風船と糸巻に巻い
た糸とを1個のケースに収納したものが知られて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような無線装置は高価であり、また電池
切れや装置の故障により使用不能になる危険があ
る。
また上記のような風船を用いた装置では、遭難
時に、ボンベの送気管に風船を装着し、ボンベの
把手を回して風船内にガスを送入し、風船の根元
に風船留金具を装着して、風船の上昇に伴なつて
糸巻から糸を繰り出すために糸巻を手で保持して
回転させる必要があり、作業が面倒でしかも多く
の時間を要する。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案の遭難位置標
示装置は、浮揚性ガスを充填した容器と、気球
と、前記容器の外周に回動自在に嵌合する紐巻筒
と、この紐巻筒の外周に巻回されて一端が紐巻筒
に接続されかつ他端が前記気球に接続された所定
長の紐とを設け、前記容器に、前記浮揚性ガスの
流出孔と、この流出孔を開閉する第1の弁装置と
を備えた第1の口金を取付け、前記気球に、前記
浮揚性ガスの流入孔と、この流入孔を開閉する第
2の弁装置とを備えた第2の口金を取付け、前記
第1の口金と前記第2の口金とに互いに螺合する
ねじを形成したものである。
(作用) 第1の弁装置と第2の弁装置とを開弁させる
と、容器内の浮揚性ガスが流出孔と流入孔とを通
つて気球内に流入する。気球を浮上させるに充分
な浮揚性ガスが気球内に流入した状態で、第1の
弁装置と第2の弁装置とを閉弁させ、第1の口金
と第2の口金とのねじの螺合状態を解除すると、
気球は浮上し、紐を引張るので、その力により紐
巻筒が回動して紐が繰り出され、気球が所定の高
度まで上昇する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例における遭難位置標
示装置の使用状態の断面図で、浮揚性ガスが充填
された容器1の外周には紐巻筒2が回動自在に嵌
合しており、紐巻筒2には長い紐3が巻回されて
いる。紐3の一端は紐巻筒2に接続され、他端は
気球4に接続されている。容器1の半球状の上端
部の頂点には第1の口金5が取付けられており、
第1の口金5には容器1の内部に連通するほぼL
字状の流出孔6が形成されている。第1の口金5
には流出孔6を開閉する手動操作式の第1の弁装
置7が装着されており、第1の口金5の先端部内
周には雌ねじ8が形成されている。気球4には第
2の口金10が取付けられており、第2の口金1
0には気球4の内部に連通する流入孔11が形成
されている。第2の口金10には流入孔11を開
閉する手動操作式の第2の弁装置12が装着され
ており、第2の口金10の先端部外周には第1の
口金5の雌ねじ8に螺合可能な雄ねじ13が形成
されている。
次に動作を説明する。非使用時には、気球4の
第2の口金10に形成された雄ねじ13は容器1
の第1の口金5に形成された雌ねじ8に螺合して
おり、気球4は第2の口金10と第1の口金5と
を介して容器1に取付けられている。使用に際し
ては、まず第1の弁装置7と第2の弁装置12と
を開弁させる。これにより容器1内の浮揚性ガス
が流出孔6と流入孔11とを通つて気球4内に流
入する。気球4を浮上させるに充分な浮揚性ガス
が気球4内に流入すれば、第1の弁装置7と第2
の弁装置12とを閉弁させ、雌ねじ8と雄ねじ1
3との螺合状態を解除する。これにより第1図の
ように気球4は浮上し、紐3を引張るので、その
力により紐巻筒2が回動して紐3が繰り出され
て、気球4が所定の高度まで上昇する。したがつ
て捜索隊は、気球4を目標にして遭難現場に直行
することができ、迅速に救助を行なえる。また遭
難者が例え多少移動しても、気球4の位置を根拠
として捜索できるので、捜索の労力や時間や経費
等を低減できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、第1の弁
装置7および第2の弁装置12の開閉操作と、雌
ねじ8と雄ねじ13との螺合を解除する操作だけ
で気球4が浮上し、この気球4の浮上に伴なつて
紐巻筒2が回動して紐3が繰り出されて気球4が
所定の高度まで上昇するので、気球4の上昇に伴
なつて紐3を人力により繰り出す等の面倒な作業
が一切不要であり、緊急時に容易かつ迅速に遭難
位置を標示できる。また構造が簡単であり安価で
かつ故障の発生がなく、しかも電池切れ等で使用
不能に陥る危険性がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における遭難位置標
示装置の使用状態の断面図である。 1……容器、2……紐巻筒、3……紐、4……
気球、5……第1の口金、6……流出孔、7……
第1の弁装置、8……雌ねじ(ねじ)、10……
第2の口金、11……流入孔、12……第2の弁
装置、13……雄ねじ(ねじ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浮揚性ガスを充填した容器と、気球と、前記容
    器の外周に回動自在に嵌合する紐巻筒と、この紐
    巻筒の外周に巻回されて一端が紐巻筒に接続され
    かつ他端が前記気球に接続された所定長の紐とを
    設け、前記容器に、前記浮揚性ガスの流出孔と、
    この流出孔を開閉する第1の弁装置とを備えた第
    1の口金を取付け、前記気球に、前記浮揚性ガス
    の流入孔と、この流入孔を開閉する第2の弁装置
    とを備えた第2の口金を取付け、前記第1の口金
    と前記第2の口金とに互いに螺合するねじを形成
    したことを特徴とする遭難位置標示装置。
JP10451781U 1981-07-13 1981-07-13 遭難位置標示装置 Granted JPS58109000U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10451781U JPS58109000U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 遭難位置標示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10451781U JPS58109000U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 遭難位置標示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58109000U JPS58109000U (ja) 1983-07-25
JPH0144400Y2 true JPH0144400Y2 (ja) 1989-12-21

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ID=30101127

Family Applications (1)

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JP10451781U Granted JPS58109000U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 遭難位置標示装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737184Y2 (ja) * 1987-12-08 1995-08-23 力雄 長内 携帯用表示用具
CN105129028B (zh) * 2015-09-16 2019-01-22 航宇救生装备有限公司 一种可自动扶正的充气式浮标

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JPS58109000U (ja) 1983-07-25

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