JPH0142233Y2 - - Google Patents

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JPH0142233Y2
JPH0142233Y2 JP5943783U JP5943783U JPH0142233Y2 JP H0142233 Y2 JPH0142233 Y2 JP H0142233Y2 JP 5943783 U JP5943783 U JP 5943783U JP 5943783 U JP5943783 U JP 5943783U JP H0142233 Y2 JPH0142233 Y2 JP H0142233Y2
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thyristor
transistor
capacitor
detection device
current limiting
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JP5943783U
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JPS59169694U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は防犯、防火等のために異常状態を検知
するための装置に関する。
従来技術 防犯装置、防火又は消火装置等においてはそれ
らの異常状態を正確且つ迅速に検出されなければ
ならない。このような検出のための従来装置につ
いての一般的構成図を第1図に示す。第1図の異
常検知装置は、検出器1、該検出器の出力信号を
増幅する増幅回路2、増幅された信号により作動
するサイリスタ回路3、サイリスタの作動により
異常状態を報知するための報知手段4′を具えて
いる。
第1図の異常検知装置の具体的例として防犯用
の一例として異常検知装置を第2図に示す。第2
図において、検出器として圧電素子を用い、該圧
電素子を例えば窓ガラス部に固定しておき、若し
その窓ガラスが破損されると、破損時の圧力が電
気信号として取り出される。圧電素子1自体の電
気信号は一般に小さいのでトランジスタ21′で
その信号を増幅し、サイリスタ3のゲート信号と
する。従つて窓ガラスの破損等が生ずるとサイリ
スタ3がターンオンされ、直流電源41′により
リレーのコイル42が付勢され、その接点43が
閉じ、報知器44、例えばブザー、警報ランプ等
を作動させる。22′,23′は回路抵抗器であ
る。
第2図において実際の異常状態が発生した場合
又は誤報が生じた場合、コイル42、サイリスタ
3、電源41′が閉成されるが、サイリスタをタ
ーンオンさせておくための保持電流が必要であ
る。この場合保持電流として約5mA必要である。
またサイリスタはターンオフ時であつても或る程
度の漏れ電流が流れる。近年一般に防犯装置では
直流電源41′として乾電池等を用い、小形、安
価、交流商用電源断であつても作動し得るよう
に、且つ布線工事等を必要としないようにしてい
る。従つて、乾電池を用いた場合、上記保持電流
及び漏れ電流、主として保持電流により乾電池の
寿命が短かくなり、点検又は交換作業の頻度が多
くなるという問題点がある。
また第2図において異常状態が瞬間的に発生し
た場合でも、一旦サイリスタがターンオンされれ
ばアノード・カソード間には直流電圧が印加され
ているので継続してターンオンされ続け自動的に
はリセツトされないため給電がなくなるまで異常
状態を保持することになる。節電するにはリセツ
トをかける必要が生じ、この種の異常検知装置と
接続される制御装置は、遠隔リセツト機能を有す
るものでなければ使用できないため検知装置の汎
用性が無くなるという問題点があつた。
以上、防犯用検知装置の一例について述べた
が、他の例、例えば火災、火炎等を検出するめ検
出器1として焦電素子を用いた場合も第2図と同
様の回路となり、上記同様の問題点が生ずる。
考案の目的 本考案の目的は上記従来技術の問題点を解決
し、電力消費が少なく且つ自動リセツト機能を有
する異常検知装置を提供することにある。
考案の構成 本考案においては、所定の検出対象の物理量に
応答する信号を発生する検出器、該検出器の出力
信号に応答して作動するサイリスタ、前記検出器
及び前記サイリスタと並列に接続され前記サイリ
スタが不動作時限流抵抗器を介して充電されるキ
ヤパシタ、及び前記サイリスタがターンオン時前
記キヤパシタの電荷が前記サイリスタのカソード
側に設けられた抵抗器を介して印加されて駆動さ
れる報知手段、を具備することを特徴とする異常
検知装置が提供される。
考案の実施例 本考案の一実施例について下記に述べる。第3
図は第1図装置に対応づけた本考案にもとづく一
般的な構成図を例示したものである。第3図に図
示の装置は、検出器1、該検出器の出力信号を増
幅する増幅回路2、後述するサイリスタ5、該ス
イツチング手段に駆動されて作動するスイツチン
グ手段7を有している。また第3図の装置は、ス
イツチング手段7により作動されて異常を知らせ
る報知器、電源等を有する報知手段4、限流手段
6及び電荷蓄積手段8を具えている。
第3図装置をさらに具体的に説明するため、第
2図に図示の従来装置と対応づけた実施回路図を
第4図に示す。以下第4図装置について詳述す
る。
第4図に図示の装置は、検出器1として第2図
に例示したのと同様の圧電素子、該圧電素子1の
出力信号を増幅する増幅用トランジスタ21、該
トランジスタ21で増幅された信号がゲート信号
として印加されるサイリスタとしてのプログラマ
ブル・ユニジヤンクシヨントランジスタ(以下
PUTと称す)、すなわちNゲートサイリスタ51
を有している。また第4図装置は、PUT51の
カソードが抵抗器53を介してベースに接続され
た報知用トランジスタ7により付勢されるリレー
コイル42及び装置電源としての乾電池41を有
している。リレーコイル42による接点43が報
知器44、例えばブザー、警報灯および警報信号
送出器等を作動させるように設けられている。さ
らに第4図装置は限流抵抗器6及びキヤパシタ8
を有している。ここでキヤパシタ8と抵抗器53
とはタイマを構成している。22,23,52は
抵抗器である。
以下第4図装置の動作について述べる。
先ず異常状態が発生する前について述べる。圧
電素子1の出力は殆んど零であり、PUT51は
ターンオフのままであり、従つてトランジスタ7
もターンオフのままである。従つて電池41、リ
レーコイル42、限流抵抗器6及びキヤパシタ8
の閉回路が形成される。限流抵抗器6の抵抗値は
充分に大きく設定してあり、リレーコイル42に
は感動電流以上は流れずリレーコイル42はこの
状態では付勢されない。よつて接点43は「開」
状態であり、報知器44は作動しない。一方キヤ
パシタ8の蓄積電荷による両端の電圧が電池41
の電圧より低い場合には、限流抵抗器6を通して
小電流が流れ、電池41の端子電圧に等しくなる
まで充電される。このようになると、自然放電分
を補充する際小電流が流れる外は、殆んどキヤパ
シタ8には電流が流れない。
上記状態において異常状態が発生した場合につ
いて述べる。窓ガラスの破損の衝撃力に応じて圧
電素子1の出力に電気信号が発生し、トランジス
タ21において増幅される。この場合トランジス
タ21が圧電素子1の出力信号の大きさに応じて
導通するので、キヤパシタ8の蓄積電荷が抵抗器
22、トランジスタ21のコレクタ・エミツタを
通してアースに流れ込む。これによりPUT51
のアノードの電位(A点)に比しゲートの電位
(B点)が低下しPUT51がターンオンし、キヤ
パシタ8の蓄積電荷が抵抗器22、トランジスタ
21を流れると共に、キヤパシタ8の蓄積電荷が
抵抗器22、PUT51のゲート・カソード及び
電池41、リレーコイル42、限流抵抗器6から
の微少電流がPUT51のアノード・カソードを
流れる。従つてPUT51のカソードの出力電流
が抵抗器53を通してトランジスタ7のベースに
印加され、その出力電流が所定値以上であれば抵
抗器53とトランジスタ7の内部抵抗とキヤパシ
タ8により定まる時定数にもとづいてその時間幅
のみトランジスタ7がターンオンする。従つて前
記時定数により定まる時間幅の時間が経過すると
トラジスタ7は自動的にターンオフされ、いわゆ
る自動リセツト効果を有するようにしてある。抵
抗器52は抵抗器53より大きい値にしておく。
トランジスタ7がターンオンされることによ
り、電池41、リレーコイル42、トランジスタ
7のコレクタ・エミツタの閉回路が形成される。
この回路には限流抵抗器6は含まれていないので
リレーコイル42が付勢され、接点43が閉とな
り、報知器44が作動し異常を知ることができ
る。
この場合の電力消費は、主なものとしては、リ
レーコイル42を付勢するのに費やされる分とト
ランジスタ7における電力消費があるが、トラン
ジスタ7の電力消費は無視し得る程小さい。よつ
て実質的にはリレーコイル42の付勢電力に等し
い。他の閉回路における電池41の電力消費につ
いて考えると、まず限流抵抗器6が入つているの
でPUT51及びトランジスタ21に流れる電流
のうち電池41からの電流は微少である。PUT
51はサイリスタに比べ相当電力消費が小さくさ
らに比較的大きな抵抗52が直列に挿入されてい
るところから、PUT51を含む回路の電力消費
は小さい。またトランジスタ21を含む回路の電
力消費も僅かである。キヤパシタ8にも微少電流
が流れるのみである。
さらにキヤパシタ8と抵抗器53によつて定ま
る時間の間だけトランジスタ7がターンオンされ
るにすぎないので、リレーコイル42の付勢電力
もこの時間の間消費されるにすぎない。従つて、
これらを総合しても、従来回路(第2図)におけ
る電力消費より相当電力消費が小さくてすむ。
さらに異常状態が消滅した場合について述べ
る。圧電素子1の出力が殆んど零となるからトラ
ンジスタ21がターンオフし、PUT51がター
ンオフし、よつてトランジスタ7もターンオフ
し、リレーコイル42が消勢される。従つて報知
器44が不動作となる。
ノイズが印加された場合について述べる。例え
ば信号線にノイズが一瞬間のつた場合には、第4
図回路は前述したようにトランジスタ7がキヤパ
シタ8と抵抗器53等の時定数によりその時間幅
だけ作動するようにしており、リレーコイル42
を所定時間遅延させれば(遅延時間は前記時定数
より小さい)リレーコイル42は付勢されるに至
らない。従つて第2図の従来回路におけるノイズ
による誤報がラツチされ続けるということが防止
できると同時に、誤報の出る可能性を低下させる
こともできる。
本来的な異常状態は所定時間継続するものであ
るから、本考案は、所定時間継続したときに限り
ブザー等を作動させるような時間要素を加味した
ラツチ回路を報知器44に組み込んでおくように
している。
本考案は以上に述べたものの外種々の変形形態
を採ることができる。例えば第4図のPUTと外
部抵抗22,52に代えてユニジヤンクシヨント
ランジスタ(UJT)を用いることもできる。こ
の場合、PUTを用いた場合より若干電力消費が
増加するが第2図に比し電力消費が少ない。
尚、防犯装置以外の火災検知装置等についても
同様である。
考案の効果 本考案は、単に第2図のサイリスタをPUT,
UJT等の負性抵抗特性を有する単一接合形スイ
ツチング素子に置き換えたことを意味するもので
はなく単一接合形スイツチング素子の有する機能
及び性能を考慮のもとに上述の如く、異常検知性
能の向上、自動リセツト機能の具備及び電力消費
の低減化に伴う電源としての電池の長寿命化及び
発熱量の低減化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の検知装置としての一般的回路構
成図、第2図は第1図装置について防犯用検知装
置として用いられた場合の一例としての回路構成
図、第3図は本考案にもとづく検知装置としての
一実施例としての対象を特定化する前の回路構成
図、第4図は第3図装置について防犯用検知装置
として用いた場合を例示した回路構成図、であ
る。 符号の説明、1……検出器、2……増幅回路、
3……サイリスタ、42……リレー、44……報
知器、5……単一接合形トランジスタ、6……限
流抵抗器、7……トランジスタ、8……キヤパシ
タ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 防犯、防火等のために異常状態を検知する異
    常検知装置であつて、 所定の検出対象の異常に応答する検出素子1
    と、 該検出素子の出力信号に応答して作動するサ
    イリスタ5,51と、 該サイリスタのカソード側に設けられた2つ
    の抵抗器52,53によるベース電圧を印加さ
    れ駆動されるスイツチング素子7と、 該スイツチング素子と並列に且つ該サイリス
    タのアノード側に直列に接続される限流抵抗器
    6と、 該検出素子及び該サイリスタに並列に接続さ
    れると共に、該サイリスタの不動作にあつて
    は、該限流抵抗器と直列に接続され且つ該限流
    抵抗器を介して充電されるキヤパシタ8と、 該サイリスタの動作時にあつては、該キヤパ
    シタの電荷により該サイリスタを介して該スイ
    ツチング素子をオンにし、該スイツチング素子
    のオンにより動作する報知手段4とを備えるこ
    とを特徴とする異常検知装置。 2 前記サイリスタがプログラマブル・ユニジヤ
    ンクシヨン・トランジスタである実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の異常検知装置。 3 前記単一接合形スイツチング手段がユニジヤ
    ンクシヨントランジスタであることを特徴とす
    る、実用新案登録請求の範囲第1項に記載の検
    知装置。 4 前記キヤパシタと前記抵抗器とが計時機能を
    発揮するように構成されていることを特徴とす
    る、実用新案登録請求の範囲第1項に記載の検
    知装置。
JP5943783U 1983-04-22 1983-04-22 異常検知装置 Granted JPS59169694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5943783U JPS59169694U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 異常検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5943783U JPS59169694U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 異常検知装置

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Publication Number Publication Date
JPS59169694U JPS59169694U (ja) 1984-11-13
JPH0142233Y2 true JPH0142233Y2 (ja) 1989-12-11

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ID=30189685

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JP5943783U Granted JPS59169694U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 異常検知装置

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JPS59169694U (ja) 1984-11-13

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