JPH0140039B2 - - Google Patents

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JPH0140039B2
JPH0140039B2 JP58033681A JP3368183A JPH0140039B2 JP H0140039 B2 JPH0140039 B2 JP H0140039B2 JP 58033681 A JP58033681 A JP 58033681A JP 3368183 A JP3368183 A JP 3368183A JP H0140039 B2 JPH0140039 B2 JP H0140039B2
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JP
Japan
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erythromycin
hydrogen
epi
water
reaction
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JP58033681A
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Japanese (ja)
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JPS58159499A (en
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Kurisuteian Saiauorino Furanku
Aran Guwadoriana Maaku
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Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
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Publication date
Application filed by Pfizer Inc filed Critical Pfizer Inc
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Publication of JPH0140039B2 publication Critical patent/JPH0140039B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
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  • Communicable Diseases (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

Erythromycin antibiotics of the formula: <CHEM> and their pharmaceutically acceptable acid addition salts, wherein R is hydrogen, alkanoyl having two or three carbon atoms and ethyl succinyl: R1 and R2 when considered separately are, respectively, hydroxy and hydrogen; R1 and R2 when considered together are an oxo group; R3 and R4 when considered separately are each hydrogen; and R3 and R4 when considered together are @C = O; processes for their preparation, and pharmaceutical compositions containing them.

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は新規な半合成マクロライド系抗生物質
に関するものであり、特に4″―エピ エリスロマ
イシンAとその11,12―カーボネートエステルお
よび9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
Aとその11,12―カーボネートエステルに関する
ものである。 エリスロマイシンは米國特許第2653899号明細
書に示されるように、適当な培地でストレプトマ
イセス エリスレウス(Streptomyces
erythreus)の菌株を培養する間に産生される抗
生物質である。エリスロマイシンは次の構造式に
より表わされ、AとBの二つの形がある。 エリスロマイシンの多数の誘導体はその生物学
的または薬効学的特性を改質することに努力を払
つて製造されてきた。 米國特許第3417077号明細書には非常に活性な
抗菌剤としてのエリスロマイシンとエチレンカー
ボネートとの反応生成物が記載されている。米國
特許第3884903号明細書には抗生物質として有用
な4″―デオキシ―4″―オキソ―エリスロマイシン
AおよびB誘導体が開示されており、そして米國
特許第4150220号明細書には4″―オキソ―エリス
ロマイシンAの新規合成と抗菌剤に導くための中
間体としてのその使用が記載されている。9―ジ
ヒドロエリスロマイシンAはK.Gerzon等による
J.Am.Chem.Soc.,78,6396(1956)およびM.V.
Sigal等によるJ.Am.Chem.Soc.,78,388(1956)
に報告されている。 本発明の半合成マクロライド系抗菌剤は次式で
表わされる化合物およびその医薬として適当な酸
付加塩である。 (式中、Rは水素、炭素数2〜3のアルカノイ
ルまたはエチルスクシニルであり;R1およびR2
は別個にそれぞれヒドロキシおよび水素であり;
R1およびR2は一緒になつてオキソ基であり;R3
およびR4は別個に各々水素であり;そしてR3
よびR4は一緒になつてC=Oである。) 好ましい化合物の群はR1とR2がオキソ基であ
るものである。この群の中で特に好ましいものは
4″―エピ エリスロマイシンA、2′―アセチル―
4″―エピ エリスロマイシンA、4″―エピ エリ
スロマイシンA11,12―カーボネートエステルお
よび2′―アセチル―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステルである。 好ましい化合物の第二番目の群はR1がヒドロ
キシ、R2が水素そしてR3とR4が一緒になつて
C=Oであるものである。この群のうちで特に好
ましいものは9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロ
マイシンA11,12―カーボネートエステルおよび
9―ジヒドロ―2′―アセチル―4″―エピ エリス
ロマイシンA11,12―カーボネートエステルであ
る。 好ましい化合物の第三番目の群はR1がヒドロ
キシ、R2が水素そしてR3とR4が各々水素である
ものである。この中で特に好ましいものは9―ジ
ヒドロ―4″―エピ エリスロマイシンAおよび9
―ジヒドロ―2′―アセチル―4″―エピ エリスロ
マイシンAである。 当該技術に熟練した者には理解されるように、
11,12―ヒドロキシ基に置換基を有するエリスロ
マイシン系マクロライド類は容易にヘミ―ケター
ル型で存在することが可能であり、この型は次に
示されるごとくケト型と平衡状態にある。 本発明においても、上記両方の型が存在するこ
とは十分に予期されるところであるが、便宜上、
上記二つの型で存在することができる全てのその
ような構造化合物はケト型で書き表わされそして
命名される。 4″―エピ エリスロマイシンA(R=H;R1
R2=O;およびR3,R4=H)は反応不活性溶媒
中ラネ―ニツケルまたは貴金属触媒の存在下に
4″―デオキシ―4″―オキソ―エリスロマイシンA
(米國特許第4150220号明細書参照)を水素添加す
ることにより容易に製造される。反応不活性溶媒
というのは、適当な試薬を溶解するが出発試薬ま
たは最終生成物のいずれとも認めうるいかなる程
度にも反応しないものを意味している。この反応
にとつて適当である溶媒またはその混合物にはイ
ソプロパノールやエタノールのような低級アルカ
ノール類が含まれる。 その反応は有利には室温で実施され、実質的な
完了に至るまでに約4〜6時間を要する。その反
応を夜通し進行させておくことがしばしば好都合
である。 ラネ―ニツケルや貴金属触媒に対する反応剤の
比は限界的なものではなく、ラネ―ニツケルまた
は貴金属触媒とマクロライドを等しい重量で使用
することが好ましい。水素反応剤に関しては、
3.4気圧(50psi)の初期圧が副生物を実質的な量
で生成することなしに所望の還元を効果的にもた
らすものである。 生成物は慣用手段で単離することができる。一
つの好ましい方法は使用済み触媒を過し、その
液を濃縮して水で生成物を沈殿させることから
成つている。 R=H,R1+R2=OおよびR3+R4=C=O
である本発明化合物は反応不活性溶媒中相当する
4″―エピ エリスロマイシンをエチレンカーボネ
ートと反応させることにより合成される。 その反応は酢酸エチルのようなアルカン酸の低
級アルキルエステル中で実施することができ、通
常約3〜6時間の間還流温度で行われる。 その反応を確実に完了させるには、マクロライ
ドに対して重量で3〜5倍過剰のエチレンカーボ
ネートを使用することが有利である。その過剰量
は反応開始時点で使用されてもよいし、また反応
期間を通して分割して加えられてもよい。 上記反応の完了時点で水を添加し、生成物を反
応溶媒中に抽出する。続いてその溶媒を除去し、
残留生成物を通常の手段で精製する。 4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カーボ
ネートエステルを製造するためのもう一つの方法
は、4″―デオキシ―4″―オキソ―エリスロマイシ
ンAの還元のところで前に述べた方法と全く同じ
方法で、ラネ―ニツケルまたは貴金属触媒と水素
を用いて対応する4″―デオキシ―4″―オキソ―エ
リスロマイシンA11,12―カーボネート(米國特
許第4150220号明細書参照)を還元することであ
る。 4″―エピ エリスロマイシンAまたは4″―エピ
エリスロマイシンA11,12―カーボネートエス
テルをアシル化するとそれらの2′―アシル誘導体
が生成する。実験的には、等モル量から約10%過
剰のアルカン酸無水物と適当なマクロライドとを
反応不活性溶媒中で接触させる。 好ましい溶媒は塩化メチレン、トルエン、酢酸
エチルおよびクロロホルムのような水不混和性の
中性溶媒である。 その反応は室温で実施されるが、0℃に冷却し
てもよいしまた還流下に加熱してもよい。室温で
行なう場合にはその反応は5〜7時間で実質的に
完了する。 反応の完了時点で水を添加し、続いて生成物を
有機相から単離して精製する。 2′―ヒドロキシ基のアシル化も塩化物や臭化物
のようなハロゲン化アシルを用いて実施される。
アシル化剤としてそのようなハロゲン化アシルを
使用する場合には、炭酸水素ナトリウムのような
酸掃去剤を少なくとも当量添加することが有利で
ある。さらに、アシル化剤が酸ハロゲン化物であ
る場合に、好ましい溶媒はアセトンであり、反応
の完了時点でその反応混合物を水―水不混和性溶
媒混合物中に注いで生成物を有機相から単離す
る。 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシンA
は4″―デオキシ―4″―オキソ―エリスロマイシン
A(米國特許第4150220号参照)をラネ―ニツケル
で還元することにより製造される。その反応は反
応不活性溶媒中約95.2気圧(約1400psi)の初期
圧で室温において実施される。これらの反応条件
下では還元は12〜14時間で通常完了するが、反応
を確実に完了させるのに夜通し実施するのが有利
である。好ましい溶媒はエタノール、メタノール
またはイソプロパノールのような低級アルカノー
ル類である。ラネ―ニツケル対マクロライドの比
は重量基準で約5対1である。反応の完了時点で
触媒を過し、液を濃縮して所望生成物を得、
それを慣用手段で精製する。 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートは9―ジヒドロ―4″―エ
ピ エリスロマイシンAとエチレンカーボネート
とをトルエンやベンゼンのような反応不活性溶媒
中で処理することにより有利に製造される。4″―
エピ エリスロマイシンAの11,12―カーボネー
トエステルの製造の時のように、マクロライドに
対して3〜5倍過剰量のエチレンカーボネートを
使用して反応を完結させるのが好ましい。その過
剰量は反応開始時点で加えてもよいし、また反応
期間中に分割して加えてもよい。反応は約40〜60
℃で実施されるが、好ましい反応温度は約55℃で
ある。そのような反応温度において反応は約4〜
5時間で実質的に完了する。反応混合物を水で処
理し、酸で酸性化してマクロライドを水相中に溶
解させ、続いて不所望の副生物や過剰のエチレン
カーボネートを除去した後塩基性にすることによ
り生成物は単離される。 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステルを合成するため
のもう一つの方法は、4″―エピ エリスロマイシ
ンA11,12―カーボネートエステルを水素化物で
還元することである。実験的には、容量比が10:
1のエタノールのような低級アルカノールと水と
の混合溶媒中でマクロライドと10倍過剰モル量の
水素化ホウ素ナトリウムとを反応させる。反応は
室温で有利に実施され、1〜2時間の反応時間を
要する。完了時点で、反応混合物を水―水不混和
性溶媒混合物(たとえば水―塩化メチレン)に加
え、ついで生成物を有機相から単離する。9―ジ
ヒドロ―4″―エピ エリスロマイシンAおよび9
―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシンA11,
12―カーボネートエステルの2′―ヒドロキシ基の
アシル化は、4″―エピ エリスロマイシンAおよ
び11,12カーボネートエステルのアシル化の場合
に前に述べたのと同じ方法により達成される。 本発明化合物の製造工程で使用する試薬類は全
て当該技術分野において既知であり、商業的に入
手可能であるか、または本明細書中に記載されて
いる。4″―デオキシ―4″―オキソ―エリスロマイ
シンAマクロライド類の製法は米國特許第
4150220号明細書に報告されている。本発明化合
物のうちで4″―エピ エリスロマイシンA、2′―
アセチル―4″エピ エリスロマイシンA、4″―エ
ピ エリスロマイシンA11,12―カーボネートエ
ステル、2′―アセチル―4″―エピ エリスロマイ
シンA11,12―カーボネートエステル、9―ジヒ
ドロ―4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カ
ーボネートエステル、9―ジヒドロ―2′―アセチ
ル―4″―エピ エリスロマイシンA、9―ジヒド
ロ―4″―エピ エリスロマイシンAおよび9―ジ
ヒドロ―2′―アセチル―4″―エピ エリスロマイ
シンAはそれらの抗菌的有用性のために好ましい
ものである。 塩の形をしているこれらの本発明化合物をその
化学療法活性の点で利用するにおいて、医薬とし
て適当な塩を使用することはもちろん好ましいこ
とである。いくつかの特定の塩は水不溶解性、高
毒性または結晶性の欠乏のために一定の薬学的適
用においてそのまま使用するには不適当でありま
た望ましいものではないが、その水不溶解性また
は毒性塩はその塩を分解することにより医薬とし
て適当な対応する塩基に変換される。また別の方
法としてはそれらは所望の医薬として適当な酸付
加塩に変換できる。 医薬として適当な陰イオンを与える酸の例とし
ては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、
硫酸、亜硫酸、燐酸、酢酸、乳酸、クエン酸、酒
石酸、コハク酸、マレイン酸、グルコン酸および
アスパラギン酸がある。 ここに述べた新規なエリスロマイシン類は黄色
ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)やレンサ
球菌(Streptococcus pyogenes)のような種々
のグラム陽性菌および球形や楕円形をした菌(球
状菌)のようなある種のグラム陰性菌に対して生
体外で活性を示す。これらの活性は通常の2倍逐
次希釈法を用いて脳心臓浸出液培地中の種々の微
生物に対する生体外試験により容易に立証され
る。それらの生体外での活性によりそれらは軟膏
やクリーム等の形体での外用剤に;病室の用具等
の殺菌消毒目的に;そして水処理、スライム抑制
または塗料や木材の防腐等における工業用抗菌物
質として有用なものである。 生体外での使用、たとえば外用剤のためには所
定の生成物を植物油や鉱油または皮膚軟化用クリ
ームのような薬学的に許容できる担体と配合する
ことがしばしば都合のよいことである。同様に、
それらは水、アルコール、グリコールまたはそれ
らの混合物のような液状担体や溶媒、あるいは他
の薬学的に許容できる不活性媒体すなわち活性成
分に対して有害な影響を及ぼさない媒体に溶解し
てもよいしまた分散してもよい。そのような目的
のために、全組成物に基づいて約0.01〜約10重量
%の活性成分濃度が用いられ、このことは一般に
認めうるところである。 さらに、本発明化合物の多くは動物(ヒトを含
む)への経口および/または非経口投与経路で生
体内のグラム陽性菌およびパステウレラ ムルト
シダ(Pasteurella multocida)やネイセリア
シツカ(Neisseria sicca)のようなある種のグ
ラム陰性菌に対して活性である。影響を受けやす
い微生物に関して言えば、それらの生体内活性は
さらに限定され、そしてそれらの活性度は実質的
に均一な体重を有するハツカネズミに試験微生物
を処理し、次いでそれらを試験化合物で経口的に
または皮下的に処理することからなる通常の方法
で決定される。実際にはハツカネズミ、たとえば
10匹、にLD100(100%致死に要する微生物の最低
濃度)の約1〜10倍量を含有する適当な希釈培養
液を腹腔内接種する。同時に対照試験を実施し、
この試験においてハツカネズミは試験微生物の菌
力のおこりうる変化をチエツクするものとしてよ
り低濃度の希釈液を接種される。試験化合物は接
種後0.5時間に投与され、そして4、24および48
時間後に繰り返される。最後の処理の後に生き残
つているハツカネズミを4日間保ち、そして生存
しているものの数を記録する。 これらの新規化合物が生体内で使用される場
合、それらは経口的にまたは非経口的に、たとえ
ば皮下注射や筋肉注射により一日あたり約25mg/
Kg(体重)〜約200mg/Kgの量で投与される。適
当な投薬範囲は一日あたり約150mg/Kg〜約200
mg/Kgである。注射剤に適するビヒクルは水、生
理食塩液、ブドウ糖等張液およびリンゲル液のよ
うな水性のものであるか、あるいは植物からの脂
肪油(綿実油、ピーナツツ油、コーン油、ごま
油)、ジメチルスルホキシドおよび製剤の治療効
力を妨げずまた使用される容量や割合で非毒性で
ある他の排水性ビヒクル類(グリセリン、プロピ
レングリコール、ソルビトール)のような非水性
のものである。さらに投与前に液剤を用時調製す
るのに適した組成物が有利に作られる。そのよう
な組成物は液状希釈剤(たとえばプロピレングリ
コール、ジエチルカーボネート、グリセリン、ソ
ルビトール等)、緩衝剤、ヒアルウロニダーゼ、
局所麻酔薬および所望の医薬性質を付与するため
の無機塩を含んでいてもよい。これらの化合物は
またカプセル剤、錠剤、ロゼンジ剤、トローチ
剤、乾燥製剤、懸濁剤、液剤、エリキシル剤およ
び非経口液剤または懸濁剤の剤形で固体希釈剤、
水性ビヒクル、非毒性有機溶媒を含む種々の薬学
的に許容できる不活性担体と組み合わせてもよ
い。一般にそれらの化合物は種々の剤形中に全組
成物の約0.5〜約90重量%の範囲の濃度水準で利
用される。 次の実施例は単に例示の目的で掲げられており
本発明を限定するものと解釈されることはない。
そして本発明の多くの変化は本発明の精神または
範囲から離れることなしに可能なことである。 実施例 1 4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カーボ
ネートエステル 無水エタノール1中のラネ―ニツケルスラツ
ジ109gおよび4″―デオキシ―4″―オキソ―エリ
スロマイシンA11,12―カーボネートエステル
(米國特許第4150220号明細書参照)109gの混合
物を室温で夜通し3.4気圧(50psi)の水素雰囲気
下に振とうした。固形分をスーパーセルで過
し、液を真空濃縮して550〜600mlとした。濃縮
した液を蒸気浴上で暖め、温水600mlで処理し
た。その溶液を室温で1.5時間撹拌して結晶化し
た生成物を過し、夜通し50℃でオーブン乾燥さ
せ59.8gを得た。生成物はエタノール―水の混合
溶媒から再結晶して精製し、49.1gを得た。融点
141〜143℃、NMRスペクトル(CDCl3)は3.69
(2H,q)、3.29(3H,s)、2.27(6H,s)およ
び1.58(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 2 4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カーボ
ネートエステル A 4″―エピ エリスロマイシンA 4″―デオキシ―4″―オキソ―エリスロマイシン
A(米國特許第4150220号明細書参照)100gを含
有する無水エタノール1中のラネ―ニツケルス
ラツジ100g含有懸濁液を室温で夜通し3.4気圧
(50psi)の水素雰囲気下に振とうした。使用済み
触媒をスーパーセルを介して過し、液を真空
で濃縮して300mlとした。濃縮した液に水700ml
を加え、生じたミルク状溶液を蒸気浴上で暖め
た。生成物がガム状にならないで溶液から沈殿す
るように少量のエタノールを添加した。室温で2
時間撹拌後生成物を過し乾燥して57.6gを得
た。液は濁るようになるまで真空で濃縮し、そ
の混合物を1時間撹拌して過し乾燥して21.4g
を得た。生じた収穫分を合わせた。融点141〜144
℃。NMRスペクトル(CDCl3)は3.3(3H,s)、
2.3(6H,s)および1.4(3H,s)ppmに吸収を
示した。 同様の方法でメタノール30ml中の4″―デオキシ
―4″―オキソ―エリスロマイシンA200mgと10%
パラジウム―木炭600mgとを水素雰囲気下に4時
間振とうし、同様の仕上げ操作で4″―エピ エリ
スロマイシンAを118mg得た。 B 4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カー
ボネートエステル 酢酸エチル100ml中の4″―エピ エリスロマイ
シンA10g、エチレンカーボネート20gおよび炭
酸カリウム5gからなる混合物を3.5時間還流下
に加熱した。追加のエチレンカーボネート10gを
加え、加熱を2時間続けた。反応混合物を室温ま
で冷却し、撹拌しながら水100ml中に注いだ。酢
酸エチル相を分離し、水(2×100ml)および飽
和ブライン溶液(1×100ml)で順次洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を除去して粘稠な
液体である生成物を得た。その残留物をイソプロ
ピルエーテル―ジエチルエーテル混合溶媒から再
結晶して2.54gを得、イソプロパノールおよびそ
の後エタノール―水混合溶媒から再結晶して896
mgを得た。その生成物は実施例1で製造したもの
とあらゆる点で一致した。 実施例 3 2′―アセチル―4″エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステル 塩化メチレン20ml中の4″―エピ エリスロマイ
シンA11,12―カーボネートエステル1.3g含有
撹拌溶液に無水酢酸0.167mlを加えた。生じた反
応混合物を室温で6時間撹拌した。その混合物を
炭酸水素ナトリウム飽和溶液に注いだ。有機相を
水および飽和ブライン溶液で洗い、硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を真空で除去して白色の泡状
物として生成物を1.28g得た。イソプロピルエー
テルから再結晶して純生成物904mgを得た。融点
212〜214℃。NMRスペクトル(CDCl3)は3.29
(3H,s)、2.25(6H,s)、2.03(3H,s)およ
び1.59(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 4 2′―プロピオニル―4″―エピ エリスロマイシ
ンA11,12―カーボネートエステル 塩化メチレン20ml中の4″―エピ エリスロマイ
シンA11,12―カーボネートエステル1.3gおよ
び無水プロピオン酸0.227ml含有溶液を室温で6
時間撹拌した。反応混合物を炭酸水素ナトリウム
飽和溶液に注いで有機相を分離し、水および飽和
ブライン溶液で洗浄した。その有機相を硫酸ナト
リウムで乾燥し、真空濃縮して白色泡状物1.3g
を得た。その生成物をアセトン―水混合溶媒から
再結晶して888mgを得た。融点209〜213℃。
NMRスペクトル(CDCl3)は3.32(3H,s)、
2.24(6H,s)および1.59(3H,s)ppmに吸収
を示した。 実施例 5 2′―(2―エトキシカルボニルプロピオニル)
―4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カー
ボネートエステル アセトン15ml中の4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステル1.3g、エチル
スクシニルクロリド0.344mlおよび炭酸水素ナト
リウム1gの混合物を室温で3時間撹拌した。そ
の混合物を水―塩化メチレン混合溶媒中に注い
だ。有機相を分離し水と飽和ブライン溶液で洗つ
た。その有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空
濃縮して白色泡状物1.4gを得た。その生成物を
イソプロピルエーテルから再結晶して915mgを得
た。融点179〜182℃。NMRスペクトル(CDCl3
は3.3(3H,s)、2.61(4H,s)、2.22(6H,s)
および1.57(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 6 2′―アセチル―4″―エピ エリスロマイシンA 塩化メチレン100ml中4″―エピ エリスロマイ
シンA14g含有溶液に無水酢酸1.75mlを加え、そ
の反応混合物を室温で2時間撹拌した。その混合
物を水中に注ぎ、固体の炭酸水素ナトリウムを用
いてPHを9に調整した。有機相を分離し、水と飽
和ブライン溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を真空で除去して粗生成物13.6gを得、
これをヘキサン―酢酸エチル混合溶媒から再結晶
して11.5gを得た。NMRスペクトル(CDCl3
は3.3(3H,s)、2.3(6H,s)2.0(3H,s)およ
び1.4(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 7 2′―プロピオニル―4″―エピ エリスロマイシ
ンA アセトン15ml中4″―エピ エリスロマイシン
A1.5gの懸濁液に無水プロピオン酸0.34mlを加
え、その反応混合物を室温で夜通し撹拌した。そ
の混合物を塩化メチレンおよび希炭酸水素ナトリ
ウム溶液に注いだ。有機相を分離し、水と飽和ブ
ライン溶液で洗浄した。その有機相を硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、溶媒を真空で除去して生成物
を1.52g得た。アセトン―水混合溶媒から再結晶
することにより精製して657mgを得た。融点192〜
195℃。NMRスペクトル(CDCl3)は3.3(3H,
s)、2.3(6H,s)および1.4(3H,s)ppmに吸
収を示した。 実施例 8 2′―(エトキシスクシニル)―4″―エピ エリ
スロマイシンA アセトン15ml中4″―エピ エリスロマイシン
A1.5gおよび炭酸水素ナトリウム1.0gの懸濁液
にエチルスクシニルクロリド0.32mlを加え、その
反応混合物を室温で4時間撹拌した。追加のエチ
ルスクシニルクロリド0.106mlを加えて撹拌を1
時間続けた。その混合物を塩化メチレンと希炭酸
水素ナトリウム溶液に注ぎ、有機相を分離し、水
と飽和ブライン溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を真空下に除去して粗生成物1.7g
を得、これをイソプロピルエーテルから再結晶し
て639mgを得た。融点123〜127.5℃。NMRスペク
トル(CDCl3)は3.3(3H,s)、2.6(4H,s)、
2.2(6H,s)および1.4(3H,s)ppmに吸収を
示した。 実施例 9 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステル エタノール10mlおよび水1ml中4″―エピ エリ
スロマイシンA11,12―カーボネートエステル
(実施例1)500mg含有溶液を窒素雰囲気下に室温
で撹拌しながら、これに水素化ホウ素ナトリウム
249mgを加えた。その反応混合物を1.5時間撹拌
し、その後撹拌中の水―塩化メチレン混合溶媒に
注いでPHを2.5に調整した。10分後そのPHを11に
調整して有機相を分離し、水と飽和ブライン溶液
で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を真空
で除去して白色泡状の粗生成物415mgを得た。そ
の生成物を溶離剤としてクロロホルム―メタノー
ル―水酸化アンモニウム(97:3:0.03:v:
v:v)の混合溶媒を使用してシリカゲル60(230
〜400メツシユ)36gでクロマトグラフし、7ml
づつのフラクシヨンを集めることにより精製し
た。フラクシヨン55で溶離剤の比を90:10:0.03
に変え、フラクシヨン72〜100を集めて合わせた。
溶媒を除去して純生成物209mgを得た。NMRス
ペクトル(CDCl3)は3.26(3H,s)、2.30(6H,
s)および1.46(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 10 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステル A 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A エタノール500ml中4″―デオキシ―4″―オキソ
―エリスロマイシンA(米國特許第4150220号明細
書参照)50g(68.3ミリモル)およびラネ―ニツ
ケル250g含有スラリーを、初期圧95.2気圧
(1400psi)の水素雰囲気下に室温で夜通し振とう
した。その混合物をスーパーセルを介して過し
液を真空濃縮して無色の固体を得、これをアセ
トン―水混合溶媒から再結晶することにより精製
して37gを得た。融点139〜143℃。NMRスペク
トル(CDCl3)は3.31(3H,s)および2.31(6H,
s)ppmに吸収を示した。 B 9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステル 機械撹拌器と温度計とを備えた2のフラスコ
に9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A60g、エチレンカーボネート300g、炭酸カリ
ウム150gおよびトルエン600mlを加え、この混合
物を油浴中55℃で4.5時間撹拌した。冷却した反
応混合物を水600ml中に注ぎ、有機相を分離して
新しい水600mlに加えた。PHを2.5に調整し、有機
相を分離してすてた。水相はトルエン600mlで洗
い、塩化メチレン600mlと合わせてその混合物の
PHを9.5に調整した。有機相を分離し、水(2×
400ml)および飽和ブライン溶液(1×400ml)で
洗い硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を真空で除
去して粗生成物98gを得、これをエタノール―水
混合溶媒から再結晶することにより精製して28.5
gを得た。融点131〜135℃。生成物は実施例9で
得たものとあらゆる点で一致した。NMRスペク
トル(CDCl3)は3.26(3H,s)、2.30(6H,s)
および1.46(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 11 9―ジヒドロ―2′―アセチル―4″―エピ エリ
スロマイシンA11,12―カーボネートエステル 塩化メチレン15ml中9―ジヒドロ―4″―エピ
エリスロマイシンA11,12―カーボネートエステ
ル1.5g含有溶液に無水酢酸0.214mlを加え、その
反応混合物を室温で6時間撹拌した。その混合物
を水25mlに注ぎPHを9.5に調整した。有機相を分
離し水と飽和ブライン溶液で洗い、硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を真空で除去して生成物を
1.4g得た。NMRスペクトル(CDCl3)は3.29
(3H,s)、2.55(6H,s)、2.0(3H,s)および
1.43(3H,s)ppmに吸収を示した。 実施例 12 9―ジヒドロ―2′―プロピオニル―4″―エピ
エリスロマイシンA11,12―カーボネートエス
テル 実施例11と同じ方法で、塩化メチレン15ml中の
9―ジヒドロ―4″―エピ エリスロマイシン
A11,12―カーボネートエステル1.5gおよび無
水プロピオン酸0.306mlを5時間反応させて所望
生成物1.41gを得た。NMRスペクトル(CDCl3
は3.32(3H,s)、2.27(6H,s)および1.46(3H,
s)ppmに吸収を示した。 実施例 13 9―ジヒドロ―2′―(エトキシスクシニル)―
4″―エピ エリスロマイシンA11,12―カーボ
ネートエステル アセトン15ml中9―ジヒドロ―4″―エピ エリ
スロマイシンA11,12―カーボネート含有溶液を
撹拌しながらこれに炭酸水素ナトリウム1g次い
でエチルスクシニルクロリド0.421mlを加え、そ
の混合物を室温で6.5時間撹拌した。混合物を水
―塩化メチレン混合溶媒中に注ぎPHを9.5に調整
した。有機相を分離し、水と飽和ブライン溶液で
洗い、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を真空下
に除去して所望生成物1.6gを得た。 薬理試験例 1 本発明の化合物、4″―エピ―エリスロマイシン
A(実施例2Aで製造)(以下化合物1と略す)と
米国特許第4150220号のコラム127〜44行に開示さ
れたエリスロマイシンA(以下化合物2と略す)
の黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
01A005、ストレプトコツカス・ピオゲネス(Str
―eptococcus pyogenes)02C203および肺炎連鎖
球菌(Streptococcus pneumoniae)02J012感染
に対するインビボでの活性を次のようにして測定
し、PD50を算出した。 方 法 5%ブタ胃粘素に懸濁された標準化された細菌
培養液を腹腔内に接種してマウスに急性の全身的
感染症を生起させた。接種量は一般に1〜10致死
量、すなわち4日以内に100%のマウスを死亡せ
しめるに要する菌数の1〜10倍であつた。実験的
感染症すべてについての投与は細菌接種30分後に
開始し、続いて4時間後、24時間後に経口投与し
た。4日後に、50%保護投与量(PD50)(mg/
Kg)をプロビツト法(Baston、H.E.1957,An
Introducti―on to Statistics in Medicinal
Sciences,p64―67,Burgess Publishing Co.,
Minneapolis)によつて計算した。PD50とは、死
に至る感染症から処置によつて50%のマウスを保
護し得る抗生物質の投与量(mg/Kg)をいう。 結果は下表のとおりである。
The present invention relates to novel semisynthetic macrolide antibiotics, particularly 4''-epierythromycin A and its 11,12-carbonate ester and 9-dihydro-4''-epierythromycin A and its 11,12-carbonate. It concerns esters. Erythromycin is used in Streptomyces erythreus (Streptomyces erythreus) in an appropriate medium as shown in US Pat.
erythreus) is an antibiotic produced during cultivation of a strain of the bacteria. Erythromycin is represented by the following structural formula and has two forms, A and B. A number of derivatives of erythromycin have been produced in an effort to modify its biological or pharmacological properties. US Pat. No. 3,417,077 describes the reaction product of erythromycin and ethylene carbonate as a highly active antibacterial agent. US Pat. No. 3,884,903 discloses 4"-deoxy-4"-oxo-erythromycin A and B derivatives useful as antibiotics, and US Pat. No. 4,150,220 discloses 4"- The novel synthesis of oxo-erythromycin A and its use as an intermediate leading to antibacterial agents is described. 9-Dihydroerythromycin A is described by K. Gerzon et al.
J.Am.Chem.Soc., 78 , 6396 (1956) and MV
J.Am.Chem.Soc., 78 , 388 (1956) by Sigal et al.
has been reported. The semi-synthetic macrolide antibacterial agent of the present invention is a compound represented by the following formula and a pharmaceutically suitable acid addition salt thereof. (wherein R is hydrogen, alkanoyl having 2 to 3 carbon atoms, or ethylsuccinyl; R 1 and R 2
are separately hydroxy and hydrogen;
R 1 and R 2 are together an oxo group; R 3
and R 4 are each independently hydrogen; and R 3 and R 4 together are C=O. ) A preferred group of compounds are those in which R 1 and R 2 are oxo groups. Especially preferred among this group are
4″-epi erythromycin A, 2′-acetyl-
4″-epi-erythromycin A, 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester and 2′-acetyl-4″-epi-erythromycin
A11,12-carbonate ester. A second group of preferred compounds are those in which R 1 is hydroxy, R 2 is hydrogen and R 3 and R 4 taken together are C=O. Particularly preferred within this group are 9-dihydro-4''-epierythromycin A11,12-carbonate ester and 9-dihydro-2'-acetyl-4''-epierythromycin A11,12-carbonate ester. A third group of preferred compounds are those in which R 1 is hydroxy, R 2 is hydrogen and R 3 and R 4 are each hydrogen. Among these, particularly preferred are 9-dihydro-4''-epierythromycin A and 9
-dihydro-2'-acetyl-4''-epi-erythromycin A. As one skilled in the art will appreciate,
Erythromycin macrolides having a substituent on the 11,12-hydroxy group can easily exist in the hemi-ketal form, and this form is in equilibrium with the keto form as shown below. In the present invention, it is fully expected that both of the above types exist, but for convenience,
All such structural compounds that can exist in the above two forms are written and named in the keto form. 4″-epi erythromycin A (R=H; R 1 +
R 2 = O; and R 3 , R 4 = H) in the presence of a Raney-nickel or noble metal catalyst in a reaction inert solvent.
4″-deoxy-4″-oxo-erythromycin A
(see US Pat. No. 4,150,220) and is easily produced by hydrogenating it. By reaction-inert solvent is meant one that dissolves the appropriate reagents but does not react to any appreciable extent with either the starting reagents or the final product. Solvents or mixtures thereof that are suitable for this reaction include lower alkanols such as isopropanol and ethanol. The reaction is advantageously carried out at room temperature and takes about 4 to 6 hours to reach substantial completion. It is often convenient to allow the reaction to proceed overnight. The ratio of reactants to Raney-nickel or precious metal catalyst is not critical, and it is preferred to use equal weights of Raney-nickel or precious metal catalyst and macrolide. Regarding hydrogen reactants,
An initial pressure of 3.4 atmospheres (50 psi) effectively provides the desired reduction without producing substantial amounts of by-products. The product can be isolated by conventional means. One preferred method consists of filtering the spent catalyst, concentrating the liquid and precipitating the product with water. R=H, R 1 +R 2 =O and R 3 +R 4 =C=O
The compound of the present invention is the corresponding compound in a reaction inert solvent.
4"-epi-erythromycin is synthesized by reacting with ethylene carbonate. The reaction can be carried out in a lower alkyl ester of an alkanoic acid, such as ethyl acetate, and is typically heated at reflux temperature for about 3 to 6 hours. To ensure that the reaction is complete, it is advantageous to use a 3 to 5 times excess by weight of ethylene carbonate relative to the macrolide.The excess may be used at the start of the reaction. However, it may also be added in portions throughout the reaction period. At the completion of the reaction, water is added and the product is extracted into the reaction solvent. The solvent is subsequently removed,
The residual product is purified by conventional means. Another method for producing 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester is to produce lane-deoxy-4″-oxo-erythromycin A in exactly the same manner as described earlier for the reduction of 4″-deoxy-4″-oxo-erythromycin A. - reduction of the corresponding 4"-deoxy-4"-oxo-erythromycin A11,12-carbonate (see US Pat. No. 4,150,220) using a nickel or noble metal catalyst and hydrogen. 4"-epi Acylation of erythromycin A or 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate esters produces their 2′-acyl derivatives.Experimentally, equimolar amounts of alkanoic anhydrides and the appropriate The macrolide is contacted in a reaction inert solvent. Preferred solvents are water-immiscible neutral solvents such as methylene chloride, toluene, ethyl acetate and chloroform. The reaction is carried out at room temperature, but at C. or heated to reflux. When carried out at room temperature, the reaction is substantially complete in 5 to 7 hours. Upon completion of the reaction, water is added, followed by The product is isolated from the organic phase and purified. Acylation of the 2'-hydroxy group is also carried out using acyl halides such as chloride or bromide.
When using such acyl halides as acylating agents, it is advantageous to add at least an equivalent amount of an acid scavenger such as sodium bicarbonate. Additionally, when the acylating agent is an acid halide, the preferred solvent is acetone and upon completion of the reaction the reaction mixture is poured into a water-water immiscible solvent mixture to isolate the product from the organic phase. do. 9-dihydro-4″-epi erythromycin A
is prepared by reducing 4″-deoxy-4″-oxo-erythromycin A (see US Pat. No. 4,150,220) with Raney nickel. The reaction is carried out at room temperature in a reaction inert solvent at an initial pressure of about 95.2 atmospheres (about 1400 psi). Under these reaction conditions, the reduction is usually complete in 12 to 14 hours, but it is advantageous to run it overnight to ensure complete reaction. Preferred solvents are lower alkanols such as ethanol, methanol or isopropanol. The ratio of Raney-nickel to macrolide is about 5 to 1 by weight. Upon completion of the reaction, filter the catalyst and concentrate the liquid to obtain the desired product;
It is purified by conventional means. 9-dihydro-4″-epi-erythromycin
A11,12-carbonate is advantageously prepared by treating 9-dihydro-4''-epi-erythromycin A and ethylene carbonate in a reaction-inert solvent such as toluene or benzene.4''-
As in the preparation of the 11,12-carbonate ester of epierythromycin A, it is preferred to complete the reaction using a 3- to 5-fold excess of ethylene carbonate over the macrolide. The excess amount may be added at the start of the reaction or may be added in portions during the reaction period. The reaction is about 40-60
Although carried out at 0.degree. C., the preferred reaction temperature is about 55.degree. At such reaction temperatures the reaction is about 4 to
Virtually complete in 5 hours. The product is isolated by treatment of the reaction mixture with water, acidification with acid to dissolve the macrolide in the aqueous phase, and subsequent basification after removal of undesired by-products and excess ethylene carbonate. It will be done. 9-dihydro-4″-epi-erythromycin
Another method to synthesize A11,12-carbonate ester is to reduce 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester with hydride. Experimentally, a volume ratio of 10:
The macrolide and a 10-fold molar excess of sodium borohydride are reacted in a mixed solvent of water and a lower alkanol such as ethanol in step 1. The reaction is advantageously carried out at room temperature and requires a reaction time of 1 to 2 hours. Upon completion, the reaction mixture is added to a water-water-immiscible solvent mixture (eg water-methylene chloride) and the product is then isolated from the organic phase. 9-dihydro-4″-epi-erythromycin A and 9
-Dihydro-4″-epi erythromycin A11,
Acylation of the 2′-hydroxy group of the 12-carbonate ester is achieved by the same method as previously described for the acylation of 4″-epi-erythromycin A and 11,12 carbonate esters. All reagents used in the manufacturing process are known in the art, are commercially available, or are described herein. 4"-deoxy-4"-oxo-erythromycin A macro The manufacturing method for rides is patented in the US
It is reported in specification No. 4150220. Among the compounds of the present invention, 4″-epierythromycin A, 2′-
Acetyl-4″-epi-erythromycin A, 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester, 2′-acetyl-4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester, 9-dihydro-4″-epi-erythromycin A11,12- Carbonate ester, 9-dihydro-2'-acetyl-4''-epi-erythromycin A, 9-dihydro-4''-epi-erythromycin A and 9-dihydro-2'-acetyl-4''-epi-erythromycin A are Preferred for their usefulness. In utilizing these compounds of the invention in salt form for their chemotherapeutic activity, it is of course preferred to use pharmaceutically suitable salts. Some specific salts are unsuitable or undesirable for use directly in certain pharmaceutical applications due to their water insolubility, high toxicity, or lack of crystallinity; Toxic salts are converted to the corresponding pharmaceutically suitable bases by decomposition of the salts.Alternatively, they can be converted to the desired pharmaceutically suitable acid addition salts. Examples of acids to give include hydrochloric acid, hydrobromic acid, hydroiodic acid, nitric acid,
These include sulfuric acid, sulfite, phosphoric acid, acetic acid, lactic acid, citric acid, tartaric acid, succinic acid, maleic acid, gluconic acid and aspartic acid. The novel erythromycins described herein are effective against various Gram-positive bacteria such as Staphylococcus aureus and Streptococcus pyogenes, and certain Gram-positive bacteria such as spherical and oval shaped bacteria (cocci). Shows activity against negative bacteria in vitro. These activities are readily demonstrated by in vitro testing against various microorganisms in brain heart infusion medium using the conventional 2-fold serial dilution method. Their in vitro activity makes them suitable for external use in the form of ointments and creams; for sterilization and disinfection purposes of hospital room equipment; and as industrial antibacterial agents in water treatment, slime control or the preservation of paints and wood. It is useful as a. For in vitro use, eg, topical preparations, it is often convenient to formulate a given product with a pharmaceutically acceptable carrier such as vegetable or mineral oil or an emollient cream. Similarly,
They may be dissolved in liquid carriers or solvents such as water, alcohols, glycols or mixtures thereof, or other pharmaceutically acceptable inert vehicles that do not have a deleterious effect on the active ingredient. It may also be dispersed. For such purposes, active ingredient concentrations of about 0.01 to about 10% by weight, based on the total composition, are generally acceptable. Furthermore, many of the compounds of the present invention can be administered to animals (including humans) by oral and/or parenteral routes to in vivo Gram-positive bacteria such as Pasteurella multocida and Neisseria.
It is active against certain Gram-negative bacteria such as Neisseria sicca. When it comes to susceptible microorganisms, their in vivo activity is even more limited, and their degree of activity can be determined by treating mice of substantially uniform body weight with the test microorganisms and then treating them orally with the test compound. or determined by conventional methods consisting of subcutaneous treatment. Actually Mus musculus, for example
Ten mice are inoculated intraperitoneally with an appropriately diluted culture solution containing approximately 1 to 10 times the amount of LD100 (minimum concentration of microorganisms required for 100% lethality). At the same time, we conducted a control test,
In this test, mice are inoculated with a lower concentration dilution to check for possible changes in the virulence of the test microorganism. Test compounds were administered 0.5 h after inoculation and at 4, 24 and 48
repeated after an hour. Surviving mice are kept for 4 days after the last treatment and the number of survivors is recorded. When these new compounds are used in vivo, they can be administered orally or parenterally, for example by subcutaneous or intramuscular injection, at a dose of about 25 mg/day.
It is administered in amounts of Kg (body weight) to about 200 mg/Kg. Appropriate dosage range is about 150mg/Kg to about 200mg/day
mg/Kg. Suitable vehicles for injections are aqueous, such as water, saline, dextrose isotonic solution and Ringer's solution, or fatty oils from plants (cottonseed oil, peanut oil, corn oil, sesame oil), dimethyl sulfoxide and formulations. Other drainage vehicles (glycerin, propylene glycol, sorbitol) that do not interfere with the therapeutic efficacy of the drug and are non-toxic in the volumes and proportions used are non-aqueous. Furthermore, compositions are advantageously made that are suitable for extemporaneous preparation of solutions prior to administration. Such compositions include liquid diluents (e.g. propylene glycol, diethyl carbonate, glycerin, sorbitol, etc.), buffers, hyaluronidase,
It may also contain local anesthetics and inorganic salts to impart desired pharmaceutical properties. These compounds can also be used as solid diluents in the form of capsules, tablets, lozenges, troches, dry formulations, suspensions, solutions, elixirs and parenteral solutions or suspensions.
It may be combined with a variety of pharmaceutically acceptable inert carriers including aqueous vehicles and non-toxic organic solvents. Generally, these compounds are utilized in various dosage forms at concentration levels ranging from about 0.5% to about 90% by weight of the total composition. The following examples are presented for illustrative purposes only and are not to be construed as limiting the invention.
And many variations of the invention are possible without departing from the spirit or scope of the invention. Example 1 4"-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester 109 g of Raney nickel sludge and 4"-deoxy-4"-oxo-erythromycin A11,12-carbonate ester in 1 part of absolute ethanol (U.S. Pat. No. 4,150,220) Reference) 109 g of the mixture was shaken at room temperature overnight under a hydrogen atmosphere of 3.4 atm (50 psi).The solids were filtered through a Supercel and the liquid was concentrated in vacuo to 550-600 ml.The concentrated liquid was placed in a steam bath. The solution was stirred at room temperature for 1.5 hours and the crystallized product was filtered and oven dried at 50° C. overnight to yield 59.8 g. The product was an ethanol-water mixture. Purification by recrystallization from solvent yielded 49.1g. Melting point
141-143℃, NMR spectrum ( CDCl3 ) is 3.69
It showed absorption at (2H, q), 3.29 (3H, s), 2.27 (6H, s) and 1.58 (3H, s) ppm. Example 2 Absolute ethanol containing 100 g of 4″-epi-erythromycin A 11,12-carbonate ester A 4″-epi-erythromycin A 4″-deoxy-4″-oxo-erythromycin A (see US Pat. No. 4,150,220) A suspension containing 100 g of Raney nickel sludge in Example 1 was shaken at room temperature overnight under a hydrogen atmosphere of 3.4 atmospheres (50 psi). The spent catalyst was filtered through a Supercell and the liquid was concentrated in vacuo to 300ml. Add 700ml of water to the concentrated liquid
was added and the resulting milky solution was warmed on a steam bath. A small amount of ethanol was added so that the product precipitated out of solution without becoming gummy. 2 at room temperature
After stirring for an hour, the product was filtered and dried to obtain 57.6 g. The liquid was concentrated in vacuo until it became cloudy and the mixture was stirred for 1 hour, filtered and dried to yield 21.4 g.
I got it. The resulting harvest was combined. Melting point 141-144
℃. NMR spectrum (CDCl 3 ) is 3.3 (3H, s),
It showed absorption at 2.3 (6H, s) and 1.4 (3H, s) ppm. In a similar manner, 200 mg of 4″-deoxy-4″-oxo-erythromycin A and 10% in 30 ml of methanol were added.
600 mg of palladium-charcoal was shaken under a hydrogen atmosphere for 4 hours, and 118 mg of 4''-epi-erythromycin A was obtained by the same finishing operation.B 4''-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester 4 in 100 ml of ethyl acetate A mixture consisting of 10 g of erythromycin A, 20 g of ethylene carbonate and 5 g of potassium carbonate was heated under reflux for 3.5 hours. An additional 10 g of ethylene carbonate was added and heating continued for 2 hours. The reaction mixture was cooled to room temperature and stirred. The ethyl acetate phase was separated, washed successively with water (2 x 100 ml) and saturated brine solution (1 x 100 ml), and dried over sodium sulfate.The solvent was removed to form a viscous liquid. The residue was recrystallized from isopropyl ether-diethyl ether mixed solvent to obtain 2.54 g, which was recrystallized from isopropanol and then ethanol-water mixed solvent to give 896
I got mg. The product corresponded in all respects to that prepared in Example 1. Example 3 2′-acetyl-4″ epierythromycin
A11,12-Carbonate Ester To a stirred solution containing 1.3 g of 4"-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester in 20 ml of methylene chloride was added 0.167 ml of acetic anhydride. The resulting reaction mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The mixture was poured into saturated sodium bicarbonate solution. The organic phase was washed with water and saturated brine solution and dried over sodium sulfate. The solvent was removed in vacuo to give 1.28 g of product as a white foam. Isopropyl ether 904 mg of pure product was obtained by recrystallization from
212-214℃. NMR spectrum ( CDCl3 ) is 3.29
It showed absorption at (3H, s), 2.25 (6H, s), 2.03 (3H, s) and 1.59 (3H, s) ppm. Example 4 2′-Propionyl-4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester A solution containing 1.3 g of 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester and 0.227 ml of propionic anhydride in 20 ml of methylene chloride was mixed with
Stir for hours. The reaction mixture was poured into saturated sodium bicarbonate solution and the organic phase was separated and washed with water and saturated brine solution. The organic phase was dried over sodium sulfate and concentrated in vacuo to give 1.3 g of white foam.
I got it. The product was recrystallized from an acetone-water mixed solvent to obtain 888 mg. Melting point 209-213℃.
NMR spectrum (CDCl 3 ) is 3.32 (3H, s),
It showed absorption at 2.24 (6H, s) and 1.59 (3H, s) ppm. Example 5 2'-(2-ethoxycarbonylpropionyl)
-4″-epi erythromycin A11,12-carbonate ester 4″-epi erythromycin in 15 ml acetone
A mixture of 1.3 g of A11,12-carbonate ester, 0.344 ml of ethylsuccinyl chloride and 1 g of sodium bicarbonate was stirred at room temperature for 3 hours. The mixture was poured into a water-methylene chloride mixed solvent. The organic phase was separated and washed with water and saturated brine solution. The organic phase was dried over sodium sulfate and concentrated in vacuo to give 1.4 g of a white foam. The product was recrystallized from isopropyl ether to yield 915 mg. Melting point 179-182℃. NMR spectrum ( CDCl3 )
are 3.3 (3H, s), 2.61 (4H, s), 2.22 (6H, s)
It showed absorption at 1.57 (3H, s) ppm. Example 6 2'-acetyl-4''-epi-erythromycin A To a solution containing 14 g of 4''-epi-erythromycin A in 100 ml of methylene chloride was added 1.75 ml of acetic anhydride and the reaction mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The mixture was poured into water and the pH was adjusted to 9 using solid sodium bicarbonate. The organic phase was separated, washed with water and saturated brine solution, and dried over sodium sulfate. The solvent was removed in vacuo to obtain 13.6 g of crude product;
This was recrystallized from a hexane-ethyl acetate mixed solvent to obtain 11.5 g. NMR spectrum ( CDCl3 )
showed absorption at 3.3 (3H, s), 2.3 (6H, s), 2.0 (3H, s) and 1.4 (3H, s) ppm. Example 7 2′-propionyl-4″-epi-erythromycin A 4″-epi-erythromycin in 15 ml of acetone
0.34 ml of propionic anhydride was added to a suspension of 1.5 g of A, and the reaction mixture was stirred at room temperature overnight. The mixture was poured into methylene chloride and dilute sodium bicarbonate solution. The organic phase was separated and washed with water and saturated brine solution. After drying the organic phase over sodium sulfate, the solvent was removed in vacuo to yield 1.52 g of product. Purification was performed by recrystallization from an acetone-water mixed solvent to obtain 657 mg. Melting point 192~
195℃. The NMR spectrum (CDCl 3 ) is 3.3 (3H,
s), 2.3 (6H, s) and 1.4 (3H, s) ppm. Example 8 2′-(ethoxysuccinyl)-4″-epi-erythromycin A 4″-epi-erythromycin in 15 ml of acetone
0.32 ml of ethylsuccinyl chloride was added to a suspension of 1.5 g of A and 1.0 g of sodium bicarbonate, and the reaction mixture was stirred at room temperature for 4 hours. Add an additional 0.106 ml of ethylsuccinyl chloride and stir for 1 hour.
It lasted for hours. The mixture was poured into methylene chloride and dilute sodium bicarbonate solution, and the organic phase was separated, washed with water and saturated brine solution, and dried over sodium sulfate. The solvent was removed under vacuum to give 1.7 g of crude product.
This was recrystallized from isopropyl ether to obtain 639 mg. Melting point 123-127.5℃. NMR spectra (CDCl 3 ) are 3.3 (3H, s), 2.6 (4H, s),
It showed absorption at 2.2 (6H, s) and 1.4 (3H, s) ppm. Example 9 9-dihydro-4″-epi-erythromycin
A11,12-Carbonate Ester A solution containing 500 mg of 4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester (Example 1) in 10 ml of ethanol and 1 ml of water was added to sodium borohydride with stirring at room temperature under a nitrogen atmosphere.
Added 249mg. The reaction mixture was stirred for 1.5 hours and then poured into a stirring water-methylene chloride mixed solvent to adjust the pH to 2.5. After 10 minutes the pH was adjusted to 11 and the organic phase was separated, washed with water and saturated brine solution and dried over sodium sulfate. The solvent was removed in vacuo to give 415 mg of crude product as a white foam. Using the product as an eluent, chloroform-methanol-ammonium hydroxide (97:3:0.03:v:
Silica gel 60 (230
~400 mesh) Chromatographed on 36g and 7ml
It was purified by collecting two fractions. Eluent ratio 90:10:0.03 with fraction 55
, and collected fractions 72 to 100 and combined them.
Removal of the solvent gave 209 mg of pure product. NMR spectra (CDCl 3 ) are 3.26 (3H, s), 2.30 (6H,
s) and 1.46 (3H, s) ppm. Example 10 9-dihydro-4″-epi-erythromycin
A11,12-carbonate ester A 9-dihydro-4''-epi-erythromycin A 50 g (68.3 mmol) of 4''-deoxy-4''-oxo-erythromycin A (see US Pat. No. 4,150,220) in 500 ml of ethanol and Rane - A slurry containing 250 g of nickel was shaken overnight at room temperature under a hydrogen atmosphere with an initial pressure of 95.2 atm (1400 psi).The mixture was filtered through a Supercell and the liquid was concentrated in vacuo to give a colorless solid, which was Purification by recrystallization from acetone-water mixed solvent gave 37 g. Melting point: 139-143°C. NMR spectrum (CDCl 3 ) was 3.31 (3H, s) and 2.31 (6H,
s) It showed absorption at ppm. B 9-dihydro-4″-epi erythromycin
A11,12-carbonate ester 9-dihydro-4″-epierythromycin in 2 flasks equipped with a mechanical stirrer and a thermometer
60 g of A, 300 g of ethylene carbonate, 150 g of potassium carbonate and 600 ml of toluene were added, and the mixture was stirred in an oil bath at 55° C. for 4.5 hours. The cooled reaction mixture was poured into 600 ml of water and the organic phase was separated and added to 600 ml of fresh water. The pH was adjusted to 2.5 and the organic phase was separated and discarded. The aqueous phase was washed with 600 ml of toluene, combined with 600 ml of methylene chloride, and the mixture was washed with 600 ml of toluene.
Adjusted the pH to 9.5. Separate the organic phase and add water (2x
400 ml) and saturated brine solution (1 x 400 ml) and dried over sodium sulfate. The solvent was removed in vacuo to obtain 98 g of crude product, which was purified by recrystallization from an ethanol-water mixture to give 28.5
I got g. Melting point 131-135℃. The product corresponded in all respects to that obtained in Example 9. NMR spectrum (CDCl 3 ) is 3.26 (3H, s), 2.30 (6H, s)
It showed absorption at 1.46 (3H, s) ppm. Example 11 9-dihydro-2'-acetyl-4''-epi erythromycin A11,12-carbonate ester 9-dihydro-4''-epi in 15 ml of methylene chloride
0.214 ml of acetic anhydride was added to a solution containing 1.5 g of erythromycin A11,12-carbonate ester, and the reaction mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The mixture was poured into 25 ml of water and the pH was adjusted to 9.5. The organic phase was separated, washed with water and saturated brine solution, and dried over sodium sulfate. Remove the solvent in vacuo to remove the product.
I got 1.4g. NMR spectrum ( CDCl3 ) is 3.29
(3H, s), 2.55 (6H, s), 2.0 (3H, s) and
Absorption was observed at 1.43 (3H, s) ppm. Example 12 9-dihydro-2′-propionyl-4″-epi
Erythromycin A11,12-carbonate ester 9-dihydro-4″-epierythromycin in 15 ml of methylene chloride in the same manner as in Example 11.
1.5 g of A11,12-carbonate ester and 0.306 ml of propionic anhydride were reacted for 5 hours to yield 1.41 g of the desired product. NMR spectrum ( CDCl3 )
are 3.32 (3H, s), 2.27 (6H, s) and 1.46 (3H,
s) It showed absorption at ppm. Example 13 9-dihydro-2'-(ethoxysuccinyl)-
4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate ester To a stirred solution containing 9-dihydro-4″-epi-erythromycin A11,12-carbonate in 15 ml of acetone, add 1 g of sodium bicarbonate and then 0.421 ml of ethylsuccinyl chloride. The mixture was stirred at room temperature for 6.5 hours. The mixture was poured into a water-methylene chloride mixed solvent and the pH was adjusted to 9.5. The organic phase was separated, washed with water and saturated brine solution, and dried over sodium sulfate. The solvent was removed under vacuum to yield 1.6 g of the desired product. Pharmacological Test Example 1 The compound of the present invention, 4″-epi-erythromycin A (produced in Example 2A) (hereinafter referred to as Compound 1) and the erythromycin A disclosed in column 127-44 of U.S. Pat. No. 4,150,220 (hereinafter referred to as Compound 1) (abbreviated as compound 2)
Staphylococcus aureus
01A005, Streptococcus pyogenes (Str
The in vivo activity against infection with Streptococcus pyogenes 02C203 and Streptococcus pneumoniae 02J012 was measured as follows, and PD 50 was calculated. Methods Mice were subjected to acute systemic infection by intraperitoneal inoculation with standardized bacterial cultures suspended in 5% porcine gastric mucin. The inoculum dose was generally 1 to 10 times the lethal dose, ie, 1 to 10 times the number of bacteria required to kill 100% of the mice within 4 days. Dosing for all experimental infections began 30 minutes after bacterial inoculation, followed by oral administration 4 and 24 hours later. After 4 days, the 50% protective dose (PD 50 ) (mg/
Kg) using the probit method (Baston, HE1957, An
Introduction to Statistics in Medicinal
Sciences, p64-67, Burgess Publishing Co.,
Calculated by (Minneapolis). PD 50 refers to the dose of antibiotic (mg/Kg) at which treatment protects 50% of mice from fatal infection. The results are shown in the table below.

【表】 ネス
(Strept.pyogenes)02C203
肺炎連鎖球菌 20.6 33.1
(Strept.pneumoniae)02J012
実際の感染症の状態に偽せたインビボでの上記
比較において、本発明4″―エピ―エリスロマイシ
ンAは3種の細菌に対して従来のエリスロマイシ
ンAよりはるかにすぐれた活性を示した。 薬理試験例 2 4″―エピ―エリスロマイシンAとエリスロマイ
シンAの薬効をマウス、ラツトおよび犬で測定
し、比較し、これらの2つの化合物の最大血清中
濃度を計算した。 4″―エピ―エリスロマイシンAまたはエリスロ
マイシンAは、水とカルボキシメチルセルロース
とトウイーンとからなる希釈剤中に希釈して経口
投与した。マウスとラツトの血清は、眼窩洞内採
血技術〔Salemら、J.Pharm.Sci.52,794
(1963)〕によつて集められた全血試料から得られ
た。ビーグル犬の血清は頚静脈穿刺によつて得ら
れた凝血試料から得られた。従来の大きな円板に
よる検定を使用してミクロコツカス・ルテア
(Micrococcus lutea)(ATCC 9341)を被験菌
として生物検定を行なつた。マウス、ラツトおよ
び犬の血清の検定についての標準曲線は、正常な
動物からの血清によつて作成した。4″―エピ―エ
リスロマイシンAとエリスロマイシンAのピーク
血清中濃度(μg/ml)は経時的に血清中濃度を
測定して得た。 結果は表に示すとおりである。
[Table] Ness
(Strept.pyogenes)02C203
Streptococcus pneumoniae 20.6 33.1
(Strept.pneumoniae)02J012
In the above comparison in vivo, which simulated an actual infectious disease state, the 4''-epi-erythromycin A of the present invention showed much superior activity against three types of bacteria than the conventional erythromycin A. Pharmacological test Example 2 The efficacy of 4''-epi-erythromycin A and erythromycin A was determined and compared in mice, rats and dogs, and the maximum serum concentrations of these two compounds were calculated. 4''-epi-erythromycin A or erythromycin A was administered orally diluted in a diluent consisting of water, carboxymethylcellulose, and Tween. Mouse and rat serum was collected using the intraorbital sinus bleeding technique [Salem et al., J. Pharm.Sci. , 52 , 794
(1963)]. Beagle dog serum was obtained from clotted blood samples obtained by jugular venipuncture. Bioassays were performed using Micrococcus lutea (ATCC 9341) as the test organism using a conventional large disk assay. Standard curves for mouse, rat and dog serum assays were generated with serum from normal animals. The peak serum concentrations (μg/ml) of 4″-epi-erythromycin A and erythromycin A were obtained by measuring the serum concentrations over time. The results are shown in the table.

【表】 上記結果から明らかなとおり、本発明の4″―エ
ピ―エリスロマイシンAは比較したエリスロマイ
シンAからなる予測し得ない程いずれの動物にお
いても有意に血清中濃度が高かつた。 なお、本発明の4″―エピ―エリスロマイシンA
の急性毒性(LD50)は次のとおりである。動物 投与経路 LD50(mg/Kg) マウス 経口 >5000 ラツト 経口 >2000 マウス 腹腔内 530 ラツト 腹腔内 1238 上記から明らかなとおり、4″―エピ―エリスロ
マイシンAの急性毒性はほとんど考慮する必要が
ない程である。 NMRスペクトル(CDCl3)は3.31(3H,s)、
2.62(4H,s)2.27(6H,s)および1.47(3H,
s)ppmに吸収を示した。
[Table] As is clear from the above results, the serum concentration of 4″-epi-erythromycin A of the present invention was unexpectedly high in all animals compared with erythromycin A. Invention 4″-epi-erythromycin A
The acute toxicity ( LD50 ) of Animal Administration Route LD 50 (mg/Kg) Mouse Oral >5000 Rat Oral >2000 Mouse Intraperitoneal 530 Rat Intraperitoneal 1238 As is clear from the above, the acute toxicity of 4″-epi-erythromycin A hardly needs to be considered. The NMR spectrum (CDCl 3 ) is 3.31 (3H, s),
2.62 (4H, s) 2.27 (6H, s) and 1.47 (3H,
s) It showed absorption at ppm.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 次式のマクロライド系抗生物質からなる群か
ら選ばれる化合物およびその医薬として適当な酸
付加塩。 (式中、Rは水素、炭素数2〜3のアルカノイ
ルおよびエチルスクシニルからなる群から選ば
れ;R1およびR2は別個にそれぞれヒドロキシお
よび水素であり;R1およびR2は一緒になつてオ
キソ基であり;R3およびR4は別個に各々水素で
あり;そしてR3およびR4は一緒になつてC=
Oである。) 2 R1およびR2が一緒になつてオキソ基である
特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 3 Rが水素でありR3およびR4が各々水素であ
る特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 4 RがアセチルでありR3およびR4が各々水素
である特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 5 Rが水素でありR3およびR4が一緒になつて
C=Oである特許請求の範囲第2項に記載の化
合物。 6 RがアセチルでありR3およびR4が一緒にな
つてC=Oである特許請求の範囲第2項に記載
の化合物。 7 R1がヒドロキシ、R2が水素そしてR3および
R4が一緒になつてC=Oである特許請求の範
囲第1項に記載の化合物。 8 Rが水素である特許請求の範囲第7項に記載
の化合物。 9 Rがアセチルである特許請求の範囲第7項に
記載の化合物。 10 R1がヒドロキシ、R2が水素そしてR3およ
びR4が各々水素である特許請求の範囲第1項に
記載の化合物。 11 Rが水素である特許請求の範囲第10項に
記載の化合物。 12 Rがアセチルである特許請求の範囲第10
項に記載の化合物。 13 次式の化合物またはその医薬として適当な
酸付加塩と薬学的に許容できる担体とからなる抗
菌組成物。 (式中、Rは水素、炭素数2〜3のアルカノイ
ルおよびエチルスクシニルからなる群から選ば
れ;R1およびR2は別個にそれぞれヒドロキシお
よび水素であり;R1およびR2は一緒になつてオ
キソ基であり;R3およびR4は別個に各々水素で
あり;そしてR3およびR4は一緒になつてC=
Oである。)
[Scope of Claims] A compound selected from the group consisting of primary macrolide antibiotics and a pharmaceutically suitable acid addition salt thereof. (wherein R is selected from the group consisting of hydrogen, alkanoyl having 2 to 3 carbon atoms and ethylsuccinyl; R 1 and R 2 are separately hydroxy and hydrogen, respectively; R 1 and R 2 together are is an oxo group; R 3 and R 4 are separately each hydrogen; and R 3 and R 4 together are C=
It is O. ) 2 The compound according to claim 1, wherein R 1 and R 2 together represent an oxo group. 3. The compound according to claim 2, wherein R is hydrogen and R 3 and R 4 are each hydrogen. 4. The compound according to claim 2, wherein R is acetyl and R 3 and R 4 are each hydrogen. 3. A compound according to claim 2, wherein 5 R is hydrogen and R 3 and R 4 together are C=O. 3. A compound according to claim 2, wherein 6R is acetyl and R3 and R4 taken together are C=O. 7 R 1 is hydroxy, R 2 is hydrogen and R 3 and
2. A compound according to claim 1, wherein R 4 taken together are C=O. 8. A compound according to claim 7, wherein R is hydrogen. 9. A compound according to claim 7, wherein R is acetyl. 10. A compound according to claim 1 , wherein R 1 is hydroxy, R 2 is hydrogen and R 3 and R 4 are each hydrogen. 11. A compound according to claim 10, wherein 11R is hydrogen. 12 Claim 10 in which R is acetyl
Compounds described in Section. 13. An antibacterial composition comprising a compound of formula (13) or a pharmaceutically suitable acid addition salt thereof and a pharmaceutically acceptable carrier. (wherein R is selected from the group consisting of hydrogen, alkanoyl having 2 to 3 carbon atoms and ethylsuccinyl; R 1 and R 2 are separately hydroxy and hydrogen, respectively; R 1 and R 2 together are is an oxo group; R 3 and R 4 are separately each hydrogen; and R 3 and R 4 together are C=
It is O. )
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